JP2019057854A - 撮像装置及びジャケット - Google Patents
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Abstract
【課題】ジャケットを検知して本体側で機能変更するためのジャケット検知手段として、安価で本体小型化に貢献する検知手段を提供する。【解決手段】ジャケットに導電性弾性部を配置し、導電性弾性部の位置パターンによりジャケットを検知してジャケットモードに変更する。【選択図】図4
Description
本発明はジャケットを装着できる撮像装置及びジャケットに関するものである。
近年、カメラのデジタル化に伴い、携帯性の良い小型・軽量なカメラが発売されている。また、水中等あらゆる環境下でカメラを使用できるよう、カメラに着用して使用する各種ジャケットがある。ここで、カメラ側でジャケットが装着されていることを検知するための手段としては、ジャケットに無線タグをつけて検出する方法がある(特許文献1)。
ここで、ジャケットを検出する手段として、無線タグ等、専用の検出手段を設けるとコストアップとなり、かつ、カメラ本体が大型化してしまうという問題があった。そこで、コストアップとならず、かつ、カメラ本体が大型化することなく、カメラ本体がジャケットを検出できる方法が求められている。
本発明の撮像装置及びジャケットは、タッチパネルとカメラモードとジャケットモードを有する撮像装置と、撮像装置に装着して使用するジャケットにおいて、ジャケットは導電性弾性部を有し、ジャケットが撮像装置本体に装着された状態においては、導電性弾性部はタッチパネルと常に当接し、かつカメラモード変更手段によりカメラモードが変更することを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、ジャケットは導電性弾性部材と対向する位置に位置規制部を有することを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、ジャケットは導電部材で構成されていることを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、導電性弾性部材は径がΦ9mm以上で形成されていることを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、導電性弾性部材は3個以上配置されていることを特徴としている。
以上説明したように、本発明によれば、カメラ本体に専用の検知手段を設けることなくジャケットの装着を検知することができるので、コストダウンとなり、かつ、カメラ本体を小型化することができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(撮像装置概略)
図1は本発明を適用したデジタルカメラ100の一例であり、前方向及び後ろ方向からの斜視図である。101は撮像レンズ、102はシャッター操作部、103は表示部である。ここで表示部103はタッチパネル104を有し、カメラを操作するための各種機能を有するスイッチを配備している。そして、ユーザーはタッチパネル104を触って操作することで、カメラの各種操作を行う。ここでタッチパネル104は多点検知可能なタイプ(例えば静電容量方式)となっている。
図1は本発明を適用したデジタルカメラ100の一例であり、前方向及び後ろ方向からの斜視図である。101は撮像レンズ、102はシャッター操作部、103は表示部である。ここで表示部103はタッチパネル104を有し、カメラを操作するための各種機能を有するスイッチを配備している。そして、ユーザーはタッチパネル104を触って操作することで、カメラの各種操作を行う。ここでタッチパネル104は多点検知可能なタイプ(例えば静電容量方式)となっている。
(撮像装置ブロック図概要)
図2は、本実施形態のデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。図2において、撮像レンズ101はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。撮像部105は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
図2は、本実施形態のデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。図2において、撮像レンズ101はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。撮像部105は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
画像処理部106は、撮像部105での画像に関わる処理を施す。メモリ108は、撮像部105によって得られた画像データや、表示部10に表示するための画像データを格納する。メモリ108は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
表示部10は、LCD等の表示部上に表示を行う。撮影時は電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示を行える。シャッターボタン102、ズームスイッチ109、電源スイッチ110はシステム制御部107に各種の動作指示を入力するための操作手段である。ズームスイッチ109からの入力を受けてシステム制御部107から指示を出して撮像レンズ101を動かして画角が変更される。
シャッターボタン102からの入力によりシステム制御部107が撮像部105で得られた画像をメモリ108に格納する。電源部111は、電池、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。
また、電源部111は、その検出結果及びシステム制御部107の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ供給する。
(ジャケット概略)
図3はデジタルカメラにジャケットを装着した概略図である。ジャケットには例えば子供がカメラを使用するために適したジャケットがあり、この場合のジャケットは、ジャケットを装着することでカメラを子供でも把持しやすくなったり、操作部が大きく押しやすくなったりする。
図3はデジタルカメラにジャケットを装着した概略図である。ジャケットには例えば子供がカメラを使用するために適したジャケットがあり、この場合のジャケットは、ジャケットを装着することでカメラを子供でも把持しやすくなったり、操作部が大きく押しやすくなったりする。
ここで、ジャケットは金属などの導電部材でできたジャケット本体部114とジャケット操作部115でできている。タッチパネルを有するデジタルカメラの表示部10には表示部開口116があり、ジャケット外側より表示が見られるようになっている。ジャケット上面にはジャケットシャッターボタン117、ジャケット背面にはジャケット操作部115が配置されている。
ここで、ジャケットが装着された場合にカメラ側で機能が変わるジャケットモードとしては、例えば、表示領域を表示部開口116に合わせて小さくすることや、子供がカメラを使用することを想定してカメラ機能を基本機能のみに限定することなどが考えられる。
(ジャケット断面の説明)
図4はデジタルカメラにジャケットを装着した状態での断面図である。ここで、100はデジタルカメラ本体で、103はタッチパネル104を有するカメラ表示部で、114はジャケット本体部、118は導電性の弾性部材で構成されたジャケット導電性弾性部、119は位置規制部である。
図4はデジタルカメラにジャケットを装着した状態での断面図である。ここで、100はデジタルカメラ本体で、103はタッチパネル104を有するカメラ表示部で、114はジャケット本体部、118は導電性の弾性部材で構成されたジャケット導電性弾性部、119は位置規制部である。
ここで、ジャケット導電性弾性部118はタッチパネル104に当接している。よって、導電部材で構成されているジャケット本体部114を使用者が把持した場合は使用者の手と同電位がジャケット本体部114からジャケット導電性弾性部118を伝わりタッチパネル104が同電位となり、人が操作したことと同じになることでタッチパネル104が反応する仕組みとなっている。
また、カメラ本体100に対してジャケット導電性弾性部118と対向する位置に位置規制部119が配置されている。よって、デジタルカメラ本体100にジャケット本体部114が装着された時には、ジャケット導電性弾性部118と位置規制部119により、タッチパネル104とジャケット導電性弾性部118が接触することとなる。
デジタルカメラ本体100はジャケット導電性弾性部の配置パターンを情報として保持している。よって、ジャケット導電性弾性部118を3個以上配置することで、ジャケット以外(例えば使用者の指のタッチ等)による誤動作を防止することができる。ここで、ジャケット本体部114の内壁からタッチパネル104までの距離aはタッチパネルが勝手に反応することがないよう十分な距離が取られている。また、ジャケット導電性弾性部118が3個以上配置されていることでカメラ本体のガタ取りを均一に行うことができる。そして、ジャケット導電性弾性部118は人の指を想定して、径をφ9mm以上で形成している。
(ジャケットモード切り替え処理のステップ)
以上、説明してきたデジタルカメラにジャケットを装着した場合にジャケットを検出してジャケットモードに切り替える処理のステップについて図5を用いて説明する。
以上、説明してきたデジタルカメラにジャケットを装着した場合にジャケットを検出してジャケットモードに切り替える処理のステップについて図5を用いて説明する。
電源スイッチを操作するとシステム制御部が電源ONの処理(S101)を行う。ジャケットが装着され使用者が把持していれば、タッチパネルで複数点検出処理(S102)が行われ、検出点がジャケットパターンと一致していれば、UI表示処理(S103)を行い、図6に示すような選択画面を表示する。ここで使用者が、ジャケットモードを選択した場合には、ジャケットモードへの切り替え処理(S103)を行う。
(まとめ)
以上、これまで本発明の実施形態として、ジャケットモードに関しては、子供がカメラを使用した場合を例に説明してきたが、本発明のジャケットモードはこの限りではない。また、構成に関して、例えばジャケットは導電部材で構成されていると説明したが、導電部は一部でもよく、本発明で説明している構成は本発明が成立するのであれば構成はこの限りではない。
以上、これまで本発明の実施形態として、ジャケットモードに関しては、子供がカメラを使用した場合を例に説明してきたが、本発明のジャケットモードはこの限りではない。また、構成に関して、例えばジャケットは導電部材で構成されていると説明したが、導電部は一部でもよく、本発明で説明している構成は本発明が成立するのであれば構成はこの限りではない。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本実施例の効果は、カメラ本体に専用の検知手段を設けることなくジャケットの装着を検知してジャケットモードに切り替えることができるので、コストダウンとなり、かつ、カメラ本体を小型化することができる。
101:撮像レンズ
102:シャッターボタン
103:表示部
104:タッチパネル
105撮像部
106:画像処理部
107:システム制御部
108:メモリ
109:ズームスイッチ
110:電源スイッチ
111:電源部
113:ジャケット
114:ジャケット本体部
115:ジャケット操作部
116:表示部開口
117:ジャケットシャッターボタン
118:ジャケット導電性弾性部
119:位置規制部
102:シャッターボタン
103:表示部
104:タッチパネル
105撮像部
106:画像処理部
107:システム制御部
108:メモリ
109:ズームスイッチ
110:電源スイッチ
111:電源部
113:ジャケット
114:ジャケット本体部
115:ジャケット操作部
116:表示部開口
117:ジャケットシャッターボタン
118:ジャケット導電性弾性部
119:位置規制部
Claims (5)
- タッチパネルとカメラモードとジャケットモードを有する撮像装置と、撮像装置に装着して使用するジャケットにおいて、ジャケットは導電性弾性部を有し、ジャケットが撮像装置本体に装着された状態においては、導電性弾性部はタッチパネルと常に当接し、かつカメラモード変更手段によりカメラモードが変更することを特徴としている撮像装置及びジャケット。
- 前記ジャケットは前記導電性弾性部材と対向する位置に位置規制部を有することを特徴としている請求項1記載の撮像装置及びジャケット。
- 前記ジャケットは導電部材で構成されていることを特徴としている請求項1記載の撮像装置及びジャケット。
- 前記導電性弾性部材は径が9mm以上で形成されていることを特徴としている請求項1記載の撮像装置及びジャケット。
- 前記導電性弾性部材は3個以上配置されていることを特徴としている請求項1記載の撮像装置及びジャケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017181939A JP2019057854A (ja) | 2017-09-22 | 2017-09-22 | 撮像装置及びジャケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017181939A JP2019057854A (ja) | 2017-09-22 | 2017-09-22 | 撮像装置及びジャケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019057854A true JP2019057854A (ja) | 2019-04-11 |
Family
ID=66106324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017181939A Pending JP2019057854A (ja) | 2017-09-22 | 2017-09-22 | 撮像装置及びジャケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019057854A (ja) |
-
2017
- 2017-09-22 JP JP2017181939A patent/JP2019057854A/ja active Pending
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