JP2019056655A - 検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物の検知精度を高めることができる。【解決手段】実施形態に係る検知装置は、光源と、撮像部と、検知部と、筐体と、冷却部とを具備する。光源は、被照射体へ照射光を照射する。撮像部は、光源から照射された照射光を用いて被照射体を撮像する。検知部は、撮像部により撮像された被照射体の撮像画像から対象物に対応する色を抽出し、抽出した色を有する画像領域を抽出することにより対象物を検知する。筐体は、光源と撮像部と検知部とを内部に収容する。冷却部は、光源と撮像部と検知部とを冷却する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、検知装置に関する。
光源からの光が照射された被照射体としての物品を撮像することで物品に含まれる異物などの対象物の有無を検知する検知装置が知られている。
国際公開第2007/096953号 特開2016−45194号公報 特許4353766号公報
ところで、検知装置においては、被照射体に含まれる対象物の検知精度を高めることが求められる。
本発明が解決しようとする課題は、被照射体に含まれる対象物の検知精度を高めることができる検知装置を提供することである。
実施形態に係る対象物の検知装置は、光源と、撮像部と、検知部と、筐体と、冷却部とを具備する。光源は、被照射体へ照射光を照射する。撮像部は、光源から照射された照射光を用いて被照射体を撮像する。検知部は、撮像部により撮像された被照射体の撮像画像から対象物に対応する色を抽出し、抽出した色を有する画像領域を抽出することにより対象物を検知する。筐体は、光源と撮像部と検知部とを内部に収容する。冷却部は、光源と撮像部と検知部とを冷却する。
本発明によれば、被照射体に含まれる対象物の検知精度を高めることができる。
第1の実施形態に係る検知装置の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る検知装置における各部の冷却の態様の一例を示す図である。 従来技術に係る検知装置における各部の冷却の態様の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る検知装置の光源と撮像部との位置関係の一例を示す図である。 従来技術に係る検知装置の光源と撮像部との位置関係の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る検知装置の光源と撮像部との位置関係の詳細の一例を説明するための図である。 第2の実施形態に係る検知装置の光源の傾き角度の一例を説明するための図である。 第2の実施形態に係る光源の分光分布の一例を示す図である。
以下に説明する実施形態に係る検知装置は、光源と、撮像部と、検知部と、筐体と、冷却部とを具備する。光源は、被照射体へ照射光を照射する。撮像部は、光源から照射された照射光を用いて被照射体を撮像する。検知部は、撮像部により撮像された被照射体の撮像画像から、対象物に対応する色を抽出し、抽出した色を有する画像領域を抽出することにより対象物を検知する。筐体は、光源と撮像部と検知部とを内部に収容する。冷却部は、光源と撮像部と検知部とを冷却する。
また、以下に説明する実施形態に係る検知装置は、筐体に設けられ、光源および撮像部と被照射体との間に位置する、照射光を透過させるための透光性を有する窓部をさらに具備する。
また、以下に説明する実施形態に係る検知装置は、光源と光源から照射された光が反射する窓部の表面との鉛直方向の距離は、50mm以下である。
[第1の実施形態]
(第1の実施形態に係る検知装置の構成)
図1は、第1の実施形態に係る検知装置の構成を示す図である。検知装置1は、光源10、撮像部20、検知部30、電源部40、冷却部50を有する。検知装置1は、検知装置1の鉛直下方に配置された搬送機構70上を移動する、光源10からの光が照射された被照射体80を鉛直上方側から撮像することで、被照射体80に含まれる若しくは被照射体80に付着した対象物90の有無を検知する検知装置である。
光源10は、電源部40から供給された電力により、光源10の下方に配置された搬送機構70上を移動する被照射体80および対象物90へ、例えば350〜780nmの波長域の光を照射するLED(Light Emitting Diode)を含む可視光照射ユニットである。
撮像部20は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を有するカメラである。撮像部20は、光源10により照射された被照射体80を撮像する。撮像部20の撮像素子の画素数は、例えば500万画素である。ただし、被照射体80および対象物90の大きさや要求される検知精度に応じて、撮像部20の撮像素子の画素数は適宜変更してもよい。
そして、撮像部20は、撮像した被照射体80の画像を検知部30へ出力する。なお、撮像部20は、光源10により照射された被照射体80を撮像することができる位置であればどのように配置されてもよい。例えば、図1に示す例において、撮像部20は、光源10の上方や側方に配置されてもよい。
検知部30は、撮像部20からの入力画像を画像処理した結果から、被照射体80に含まれる、または被照射体80に付着した対象物90の有無を検知する画像認識処理装置である。例えば、検知部30は、撮像部20からの入力画像から、対象物90に対応する色を抽出し、抽出した色を有す画像領域を抽出することにより対象物90の有無を検知する。
電源部40は、光源10、撮像部20および検知部30に対して駆動電力を供給する。
また、検知装置1は、光源10、撮像部20、検知部30、電源部40を収容する筐体2を有する。筐体2は、外光を遮断する素材で形成されている。筐体2は、例えば、外部から内部へ水などの洗浄液が進入することを防止するための密閉構造とすることができる。また、筐体2には、光源10、撮像部20、検知部30、電源部40を収容する空間を区画する区画板2bを有してもよい。図1に示す例では、筐体2内の空間は、区画板2bにより、光源10および撮像部20を収容する第1の空間2b−1と、検知部30および電源部40を収容する第2の空間2b−2との2つの収容空間へ区画されている。
なお、筐体2は、区画板2bを有さず、光源10、撮像部20、検知部30および電源部40を1つの収容空間に収容するように構成してもよい。
さらに、筐体2には、光源10および撮像部20が、搬送機構70側へ落下することを防止するため、光源10および撮像部20の搬送機構70側に、可視光透過性を有する窓部2aを備える。窓部2aは、例えば樹脂製のパネルである。
また、検知装置1は、筐体2の外部に冷却部50を有する。冷却部50は、防水性を有する屋外盤用クーラーなどのための冷却機構である。例えば、図1に示すように、冷却部50は、筐体2の外側の1つの面、例えば側面に取り付けられ、筐体2内部の排熱、除湿および冷却を伴う筐体2内部の換気を行う。
被照射体80は、例えば、食品、錠剤、農作物等である。被照射体80は、容器に収容されている若しくは包装資材により包装されていてもよい。また、対象物90は、例えば、被照射体80の製造工程において被照射体80に混入または付着する可能性がある異物である。
対象物90を含む被照射体80は、例えば、水平方向に移動可能に構成されたコンベアなどの搬送機構70に載置される。搬送機構70は、例えば、複数の被照射体80を並置させることにより、複数の被照射体80を連続的に光源10および撮像部20の下方に移動させることが可能となるように構成してもよい。
なお、検知装置1は、図1において図示を省略しているが、検知装置1の動作状況等の各種情報を出力するための出力部、検知装置1の動作指示等の各種指示を入力するための入力部、対象物90に対応する色の範囲に関する情報や、検知装置1の各部の動作を制御するプログラムやパラメータを記憶する記憶部を有する。記憶部は、RAM(Random Access Memory)等の内部記憶装置、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Disk)等の外部記憶装置を含む。
(検知装置における各部の冷却の態様)
図2は、第1の実施形態に係る検知装置における各部の冷却の態様の一例を示す図である。図3は、従来技術に係る検知装置における各部の冷却の態様の一例を示す図である。図2および図3を参照して、第1の実施形態およびに従来技術に係る検知装置の各部の冷却の態様を比較説明する。
図2に示すように、第1の実施形態において、検知装置1の筐体2の側面に設けられた冷却部50により外部から取り込まれて冷却された空気が、筐体2内部を循環する。また、冷却部50により、筐体2内部の空気が、筐体2の内部から外部へと排出される。
一方、図3に示すように、従来技術において、検知装置1Zの筐体2Zの一方の側面に設けられた給気口2cを通して、外気が筐体2Z内部へ取り込まれる。また、検知装置1Zの筐体2Zの他方の側面に設けられた排気口2dを通して、筐体2Z内部の空気が筐体2Z外部へ排出される。給気口2cおよび排気口2dは、空気の流れを促すプロペラファンを有する。
ここで、図3に示すような従来技術においては、検知装置1Zの筐体2Z内部の空気の温度は、光源10、撮像部20、検知部30、電源部40の駆動による上昇の影響のみならず、外気の温度変動にも依存することになるため、光源10の照度が変動して所定範囲に収まらず、安定しない。このため、光源10により照射された被照射体80を撮像部20により撮像した撮像画像も明度および色度が安定せず、その結果、検知部30による対象物90の検出精度が低下する。
すなわち、第1の実施形態に係る検知装置1と、従来技術に係る検知装置1Zとを比較すると、検知装置1Zは、給気口2cおよび排気口2dを有することから、筐体2Zを密閉構造とできず、検知装置1Zの外表面を洗浄する際に水が筐体2Z内部へ侵入し、収容機器類の故障が発生する場合がある。また、検知装置1Zは、検知装置1Zの外気の高湿により、光源10が有するLED内のAgがイオン化してマイグレーションし、短絡する場合がある。また、検知装置1Zは、検知装置1Zの外気温度の変動に伴い、外気の温度変動に依存して光源10の照度が安定せず、対象物90の検出精度が低下する。
一方、第1の実施形態に係る検知装置1は、光源10と、撮像部20と、検知部30と、筐体2と、冷却部50とを具備する。光源10は、対象物90を含む被照射体80へ照射光を照射する。撮像部20は、光源10から照射された照射光を用いて被照射体80を撮像する。検知部30は、撮像部20により撮像された被照射体80の撮像画像から、対象物90に対応する色を抽出し、抽出した色を有する画像領域を抽出することにより対象物90を検知する。筐体2は、光源10と撮像部20と検知部30とを内部に収容する。冷却部50は、光源10と撮像部20と検知部30とを冷却する。第1の実施形態に係る検知装置1は、給気口2cおよび排気口2dを設けず、冷却部50により筐体2内部の温度および湿度の管理を行うことから筐体2を密閉構造とでき、検知装置1の外表面を洗浄する際に水が筐体2内部へ侵入することを防止できる。また、検知装置1は、冷却部50により筐体2内部の温度および湿度の管理を行うため、検知装置1の外気の温度や湿度に起因する光源10の故障を回避するとともに、外気の温度変動に関わらず光源10の照度を安定化でき、対象物90の検出精度の低下を抑制し、安定化を図ることができる。
なお、上記した第1の実施形態では、検知部30による対象物90の検知は可視光の色抽出に基づくものとしたが、これに限定されず、例えば、紫外光や赤外光の検知に基づいて対象物90を検知するように構成してもよい。
また、例えば、上記した第1の実施形態では、筐体2内部に、光源10、撮像部20、検知部30、電源部40が収容されるとしたが、これに限定されず、筐体2内部には少なくとも光源10および撮像部20が収容され、検知部30、電源部40およびその他の機器は、筐体2の外部に配置され、ケーブルを介して、光源10および撮像部20と接続されるように構成してもよい。
[第2の実施形態]
(検知装置の光源と撮像部との位置関係)
光源10から被照射体80へ照射される光が窓部2aで反射して、撮像部20の撮像素子による撮像画像においてハレーションが発生する場合がある。ハレーションにより、被照射体80を撮像部20により撮像した撮像画像の明度および色度が変化し、その結果、検知部30による対象物90の誤検知が発生する等の検出精度が低下する場合がある。第2の実施形態に係る検知装置1Aは、このハレーションを発生させず、検知部30による対象物90の検出精度の低下を抑制する検知装置である。
以下の第2の実施形態の説明では、第1の実施形態と同一の構成および処理については、図示および説明を省略する。図4は、第2の実施形態に係る検知装置の光源と撮像部との位置関係の一例を示す図である。図5は、従来技術に係る検知装置の光源と撮像部との位置関係の一例を示す図である。
図4に示すように、第2の実施形態に係る検知装置1Aが有する光源10は、光源10と窓部2aとの鉛直方向の距離がY1となるように、窓部2aに対して鉛直方向により接近して配置される。Y1は、例えば50mm以下である。このため、図4に示すように、光源10が照射した光が窓部2aの表面で正反射した反射光が撮像部20に至らず、撮像部20により撮像された撮像画像にハレーションは発生しない。
これに対し、図5に示すように、従来技術に係る検知装置1Zが有する光源10は、光源10と窓部2aとの鉛直方向の距離がYである。このため、図5に示すように、光源10が照射した光が窓部2aの表面で正反射した反射光が撮像部20に至り、撮像部20により撮像された撮像画像にハレーションが発生する。なお、Yは、前述のY1との間に、Y1<Yの大小関係を有する。
(第2の実施形態に係る検知装置の光源と撮像部との位置関係の詳細)
次に、第2の実施形態において、検知装置1Aが有する光源10と窓部2aとの鉛直方向の距離Y1を50mm以下である根拠について説明する。図6は、第2の実施形態に係る検知装置の光源と撮像部との位置関係の詳細の一例を説明するための図である。図7は、第2の実施形態に係る検知装置の光源の傾き角度の一例を説明するための図である。
なお、図6に示すXは、検知装置1Aが有する光源10と撮像部20との水平方向の距離を示す。また、図6に示すY1は、検知装置1Aが有する光源10と窓部2aとの鉛直方向の距離を示す。また、図6に示すY2は、検知装置1Aが有する撮像部20と窓部2aとの鉛直方向の距離を示す。また、図7に示すθは、検知装置1Aが有する光源10の鉛直方向下向きに対する反時計回りの傾き角度を示す。
ここで、Y1およびY2は、次の条件1および条件2の各条件を満たす。条件1は、条件2よりも優先される条件である。
条件1:Y1<Y2・・・(1)
Y1≧Y2であると、光源10から照射される光が窓部2aで反射してハレーションが発生する場合を示すことから、ハレーションが発生しない条件として、上記(1)式とする。
条件2:50mm≦X≦150mm・・・(2)
50mm≦Y2≦150mm・・・(3)
−5°≦θ≦45°・・・(4)
ただし、検知装置1Aが有する撮像部20の鉛直方向下向きに対する反時計回りの傾き角度は、0°で固定とする。
ここで、上記(1)式の条件のもと、上記(2)式について検討する。X<50mmのとき、光源10が、撮像部20の撮像範囲に入り、撮像部20の影になる。また、上記(1)式の条件のもと、150mm<Xのとき、光源10の照射エリア外も照明され、撮像部20が窓部2aによる光源10の反射光を検知してしまう。
また、上記(1)式の条件のもと、上記(3)式について検討する。Y2<50mmのとき、撮像部20が、光源10の照射範囲に入り、撮像部20が光源10の影になる。また、150mm<Y2のとき、撮像部20に光源10が映り込み、誤検知のおそれがある。
また、上記(1)式の条件のもと、上記(4)式について検討する。θ<−5°のとき、光源10が照射エリア外を照明することとなる。また、45°<θのときも、光源10が照射エリア外を照明することとなる。
以上から、次の(5)式が、光源10から照射される光が窓部2aで反射せず、ハレーションが発生しないY1の条件となる。
Y1≦50mm・・・(5)
他方、Y1>50mmであると、光源10から照射される光が窓部2aで反射し、ハレーションが発生する。
(光源および窓部における反射光の分光分布)
図8を用いて、第2の実施形態に係る検知装置1Aの光源10から照射された光および光源10から照射された光が窓部2aにおいて反射した反射光の分光分布について説明する。図8は、第2の実施形態に係る光源の分光分布の一例を示す図である。
図8に示すように、光源10は、例えば波長450nm付近に第1のピーク波長を有し、波長540nm付近に第2のピークを有する、約430nm〜800nmの波長域の光を照射する。すなわち、撮像部20は、被照射体80の表面で反射した反射光を受光することとなる。
ところが、従来技術に係る検知装置1Zは、同じ分光分布を有する光源10を用いた場合、光源10の光が、窓部2aの表面で反射した反射光と混合されることにより、可視光の概ね全波長領域で反射光の影響を受けて、撮像部20により被照射体80を撮像する際にハレーションが発生することになる。ハレーションが発生した被照射体80の撮像画像を異物検知に用いると、対象物90の誤検知につながる。
一方、第2の実施形態に係る検知装置1Aは、光源10と、撮像部20と、検知部30と、筐体2と、窓部2aとを具備する。窓部2aは、筐体2に設けられ、光源10および撮像部20と被照射体80との間に位置し、照射光を透過させるための透光性を有する。第2の実施形態に係る検知装置1Aでは、光源10と窓部2aとの距離を50mm以下とするため、撮像部20が被照射体80を撮像した撮像画像にハレーションが発生せず、対象物90を誤検知せず、安定した異物検知ができる。よって、第2の実施形態に係る検知装置1Aによれば、対象物90の検知精度を高めることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,1A,1Z 検知装置
2,2Z 筐体
2a 窓部
2b 区画板
2b−1 第1の空間
2b−2 第2の空間
2c 給気口
2d 排気口
10 光源
20 撮像部
30 検知部
40 電源部
50 冷却部
70 搬送機構
80 被照射体
90 対象物

Claims (3)

  1. 被照射体へ照射光を照射するための光源と;
    前記光源から照射された照射光を用いて前記被照射体を撮像するための撮像部と;
    前記撮像部により撮像された前記被照射体の撮像画像から対象物に対応する色を抽出し、抽出した色を有する画像領域を抽出することにより前記対象物を検知するための検知部と;
    前記光源と前記撮像部と前記検知部とを内部に収容するための筐体と;
    前記光源と前記撮像部と前記検知部とを冷却するための冷却部と;
    を具備する、検知装置。
  2. 前記筐体に設けられ、前記光源および前記撮像部と前記被照射体との間に位置する、前記照射光を透過させるための透光性を有する窓部;
    をさらに具備する、請求項1に記載の検知装置。
  3. 前記光源と前記光源から照射された光が反射する前記窓部の表面との鉛直方向の距離は、50mm以下である、
    請求項2に記載の検知装置。
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