JP2020044250A - 検知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被照射体に含まれる対象物の検知精度を高める。【解決手段】実施形態に係る検知装置は、光源と、撮像部と、前面窓と、検知部とを具備する。光源は、被照射体へ光を照射する。撮像部は、画角が39度以下に設定されたレンズを有し、光源から照射される光を用いて被照射体を撮像する。前面窓は、撮像部の前面に配置され、光を透過する。検知部は、撮像部によって撮像された被照射体の撮像画像から対象物に対応する色を抽出し、抽出した色を含む画像領域を抽出して対象物を検知する。【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、検知装置に関する。
従来、光源から光を照射した被照射体を撮像して被照射体に含まれる異物などの対象物を検知する検知装置が知られている。
ところで、検知装置においては、被照射体に含まれる対象物の検知精度を高めることが求められる。
本発明が解決しようとする課題は、被照射体に含まれる対象物の検知精度を高めることができる検知装置を提供することである。
実施形態に係る検知装置は、光源と、撮像部と、前面窓と、検知部とを具備する。光源は、被照射体へ光を照射する。撮像部は、画角が39度以下に設定されたレンズを有し、光源から照射される光を用いて被照射体を撮像する。前面窓は、撮像部の前面に配置され、光を透過する。検知部は、撮像部によって撮像された被照射体の撮像画像から対象物に対応する色を抽出し、抽出した色を含む画像領域を抽出して対象物を検知する。
本発明によれば、被照射体に含まれる対象物の検知精度を高めることができる。
以下に説明する実施形態に係る検知装置は、光源と、撮像部と、前面窓と、検知部とを具備する。光源は、被照射体へ光を照射する。撮像部は、画角が39度以下に設定されたレンズを有し、光源から照射される光を用いて被照射体を撮像する。前面窓は、撮像部の前面に配置され、光を透過する。検知部は、撮像部によって撮像された被照射体の撮像画像から対象物に対応する色を抽出し、抽出した色を含む画像領域を抽出して対象物を検知する。
また、以下に説明する実施形態に係る検知装置は、レンズの画角が20度以上に設定される。
(検知装置の全体構成)
図1は、実施形態に係る検知装置の全体構成を示す図である。図1に示すように、検知装置1は、光源10と、撮像部20と、前面窓2aと、検知部30とを有する。検知装置1は、検知装置1の鉛直下方に配置された搬送機構70上を移動し、光源10からの光が照射された被照射体80を鉛直上方から撮像することで、被照射体80に含まれるまたは被照射体80に付着した異物などの対象物90の有無を検知する。
図1は、実施形態に係る検知装置の全体構成を示す図である。図1に示すように、検知装置1は、光源10と、撮像部20と、前面窓2aと、検知部30とを有する。検知装置1は、検知装置1の鉛直下方に配置された搬送機構70上を移動し、光源10からの光が照射された被照射体80を鉛直上方から撮像することで、被照射体80に含まれるまたは被照射体80に付着した異物などの対象物90の有無を検知する。
光源10は、電源部40から供給された電力により、光源10の下方に配置された搬送機構70上を移動する被照射体80および対象物90へ、例えば350〜780nmの波長域の光を照射するLED(Light Emitting Diode)を含む可視光照射ユニットである。
撮像部20は、レンズ21(図3参照)を有し、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を有するカメラである。撮像部20は、光源10により照射された光を用いて被照射体80を撮像する。撮像部20の撮像素子の画素数は、例えば500万画素である。ただし、被照射体80および対象物90の大きさや要求される検知精度に応じて、撮像部20の撮像素子の画素数を適宜変更してもよい。
また、撮像部20は、撮像した被照射体80の画像を検知部30へ出力する。なお、撮像部20は、光源10により照射された被照射体80を撮像することができる位置であればどのように配置されてもよい。例えば、図1に示す例において、撮像部20は、光源10の上方や側方に配置されてもよい。
検知部30は、撮像部20からの入力画像を画像処理した結果から、被照射体80に含まれる、または被照射体80に付着した対象物90の有無を検知する画像認識処理装置である。検知部30は、例えば、撮像部20からの入力画像から、対象物90に対応する色を抽出し、抽出した色を有する画像領域を抽出して対象物90の有無を検知する。なお、検知部30の更なる構成については、図2を用いて後述する。
電源部40は、光源10、撮像部20および検知部30に対して駆動電力を供給する。なお、電源部40の更なる構成については、図2を用いて後述する。
また、検知装置1は、例えば、光源10、撮像部20、検知部30、電源部40を収容する筐体2を有する。筐体2は、外光を遮断する素材で形成される。筐体2は、例えば、外部から内部へ水などの洗浄液が進入することを防止するための密閉構造とすることができる。なお、筐体2は、光源10、撮像部20、検知部30、電源部40を収容する各空間が区画板によって適宜区画されてもよい。
また、筐体2は、光源10および撮像部20が搬送機構70側へ落下することを防止するため、光源10および撮像部20の前面となる搬送機構70側に、光を透過する前面窓2aが配置される。前面窓2aは、透明性を有する樹脂製のパネルである。
なお、筐体2内部に、光源10、撮像部20、検知部30、電源部40が収容されるとしたが、これに限定されず、筐体2内部には少なくとも光源10および撮像部20が収容され、検知部30、電源部40および他の機器は、筐体2の外部に配置され、ケーブルを介して、光源10および撮像部20と接続されてもよい。
また、検知装置1は、筐体2の外部に送風機50を有する。送風機50は、防水性を有する屋外盤用クーラーなどのための冷却機構である。例えば、図1に示すように、送風機50は、筐体2の外側の面(例えば、上面)に取り付けられ、筐体2内部の排熱、除湿および冷却を伴う筐体2内部の換気を行う。
被照射体80は、例えば、食品、錠剤、農作物などである。被照射体80は、容器に収容されているかまたは包装資材により包装されていてもよい。また、対象物90は、例えば、被照射体80の製造工程において被照射体80に混入または付着する可能性がある異物である。
対象物90を含む被照射体80は、例えば、水平方向に移動可能に構成されたコンベアなどの搬送機構70に載置される。搬送機構70は、例えば、複数の被照射体80を搬送方向に並べて搬送することにより、複数の被照射体80を連続的に光源10および撮像部20の下方に移動させることが可能となるように構成されてもよい。
なお、検知装置1は、検知装置1の動作状況などの各種情報を出力するための出力部、検知装置1の動作指示などの各種指示を入力するための入力部、対象物90に対応する色の範囲に関する情報や、検知装置1の各部の動作を制御するプログラムやパラメータを記憶する記憶部を有する。記憶部は、RAM(Random Access Memory)などの内部記憶装置、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Disk)などの外部記憶装置を含む。
(検知装置の制御系)
図2は、実施形態に係る検知装置の制御系の一例を示す図である。図2に示すように、検知装置1の制御系において、検知部30は、例えば、画像処理コントローラ31と、PLC(Programmable logic controller)32とを有する。画像処理コントローラ31は、撮像部20からの入力画像(画像認識系信号S11)に基づいて、例えば、対象物90に対応する色を抽出し、抽出した色を有する画像領域を抽出して対象物90の有無を検知する。
図2は、実施形態に係る検知装置の制御系の一例を示す図である。図2に示すように、検知装置1の制御系において、検知部30は、例えば、画像処理コントローラ31と、PLC(Programmable logic controller)32とを有する。画像処理コントローラ31は、撮像部20からの入力画像(画像認識系信号S11)に基づいて、例えば、対象物90に対応する色を抽出し、抽出した色を有する画像領域を抽出して対象物90の有無を検知する。
PLC32は、上記したように、検知装置1の動作状況などの各種情報を出力するための出力部、検知装置1の動作指示などの各種指示を入力するための入力部、対象物90に対応する色の範囲に関する情報や、検知装置1の各部の動作を制御するプログラムやパラメータを記憶する記憶部を有する制御装置である。
PLC32は、画像処理コントローラ31からの検知結果(画像認識系信号S12)が入力されると、検知結果に基づいた制御信号S21を、例えば、タッチパネルなどの表示操作部60へ出力する。また、PLC32は、外部装置へ向けた入出力信号S22を出力する他、各制御信号S23を出力する。
電源部40は、例えば、1次側電源41と、制御電源42と、光源電源43とを有する。1次側電源41は、制御電源42の電圧供給源であり、制御電源42と配線接続されている。制御電源42は、制御対象となる各機器、すなわち、光源10、撮像部20、検知部30(画像処理コントローラ31およびPLC32)、送風機50および表示操作部60へ電圧V1を供給する。なお、制御電源42は、光源10に対する電圧V2を、光源電源43を介して供給する。
ここで、撮像部20によって光源10からの光で照射された被照射体80を撮像する場合、レンズ21(図3参照)のレンズ焦点距離fの違いにより撮像範囲が狭まり、すなわち、検知範囲が狭まる(制限される)ことがある。本実施形態では、レンズ21の画角θを設定することで、撮像範囲が狭まるのを抑えることができる。
(レンズの画角)
図3は、レンズの画角を示す図である。図4は、画角と検知範囲の関係を示す図である。図5(a)は、本例の画角における検知範囲を示す図である。図5(b)は、比較例の画角における検知範囲を示す図である。なお、図5(a)には、レンズ21の画角θが39度の場合を示し、図5(b)には、レンズ21の画角θが55度の場合を示している。
図3は、レンズの画角を示す図である。図4は、画角と検知範囲の関係を示す図である。図5(a)は、本例の画角における検知範囲を示す図である。図5(b)は、比較例の画角における検知範囲を示す図である。なお、図5(a)には、レンズ21の画角θが39度の場合を示し、図5(b)には、レンズ21の画角θが55度の場合を示している。
図3に示すように、例えば、被写体100を撮像範囲に収める場合、レンズ21の画角θは、レンズ焦点距離f、およびフィルム面において被写体が写る領域のサイズ(フレームサイズ)xを用いて、下記の数式(1)、(2)から求められる。なお、この場合、光源10は、350〜780nmの波長域のLED光源とし、撮像部20は、500万画素、レンズ焦点距離fが8mmのものとする。
図4に示すように、レンズ21の画角θは、39度以下に設定され、好ましくは、39度である。また、レンズ21の画角θは、20度以上であることが好ましい。すなわち、レンズ21の画角θは、20度以上39度以下(20°≦θ≦39°)に設定される。
また、レンズ21は、レンズ焦点距離fが12mmに設定される。例えば、レンズ焦点距離fが12mmのものを用いることで、レンズ21の画角θが39度となる。このように、例えば、レンズ21の画角θが39度である場合、図5(a)に示すように、検知範囲が100パーセントとなり、検知範囲(撮像範囲)内に影が発生しない。
なお、図4に示すように、例えば、レンズ21の画角θが55度の場合は、検知範囲が80パーセントに狭まり、検知範囲(撮像範囲)内には影が発生する。この場合、図5(b)に示すように、検知範囲の例えば四隅Aに暗部、すなわち、影が発生する。また、図4に示すように、レンズ21の画角θが93度の場合は、検知範囲が60パーセントに狭まり、検知範囲(撮像範囲)内には影が発生する。このことから、レンズ21の画角θは39度以下に設定される。
一方、レンズ21の画角θは20度以上に設定される。レンズ21の画角θが20度未満の場合、レンズ21の画角θが39度よりも大きくなる場合のように、検知範囲内に影が発生することはない。しかしながら、レンズ21の画角θを20度未満とすることで、レンズ焦点距離fが大きくなることとなるため、筐体2が大型化することとなり、好ましくない。よって、レンズ21の画角θは20度以上に設定される。
以上説明したように、実施形態に係る検知装置1は、光源10と、撮像部20と、前面窓2aと、検知部30とを具備する。光源10は、被照射体80へ光を照射する。撮像部20は、画角θが39度以下に設定されたレンズ21を有し、光源から照射される光を用いて被照射体を撮像する。前面窓は、撮像部の前面に配置され、光を透過する。検知部は、撮像部によって撮像された被照射体の撮像画像から対象物に対応する色を抽出し、抽出した色を含む画像領域を抽出して対象物を検知する。
レンズ21の画角θが39度以下であることで、撮像画像における被照射体80の明るさが均一となり、撮像画像中から影がなくなる。すなわち、撮像画像中の各ポジションで色味を均一化させることができる。また、レンズ21の画角θが39度以下であることで、レンズ焦点距離fの違いにより撮像範囲が狭まるのを抑えることができる。以上のことから、撮像部20による撮像精度を向上させることができ、被照射体80に含まれる対象物90の検知精度を高めることができる。
また、実施形態に係る検知装置1は、レンズ21の前記画角が20度以上に設定される。レンズ21の画角θが20度以上39度以下であることで、撮像画像における被照射体80の明るさが均一となり、撮像画像中から影がなくなり、上記同様、撮像部20による撮像精度を向上させることができ、検知精度を高めることができる。
なお、上記した実施形態では、検知部30による対象物90の検知が可視光の色抽出に基づいたものであるが、これに限定されず、例えば、紫外線や赤外線の検知に基づいて対象物90を検知するものに適用することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 検知装置
2a 前面窓
10 光源
20 撮像部
21 レンズ
30 検知部
80 被照射体
90 対象物
θ 画角
2a 前面窓
10 光源
20 撮像部
21 レンズ
30 検知部
80 被照射体
90 対象物
θ 画角
Claims (2)
- 被照射体へ光を照射する光源と;
画角が39度以下に設定されたレンズを有し、前記光源から照射される光を用いて前記被照射体を撮像する撮像部と;
前記撮像部の前面に配置され、光を透過する前面窓と;
前記撮像部によって撮像された前記被照射体の撮像画像から対象物に対応する色を抽出し、抽出した色を含む画像領域を抽出して前記対象物を検知する検知部と;
を具備する、検知装置。 - 前記レンズの前記画角が20度以上に設定される、
請求項1に記載の検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018177149A JP2020044250A (ja) | 2018-09-21 | 2018-09-21 | 検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018177149A JP2020044250A (ja) | 2018-09-21 | 2018-09-21 | 検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020044250A true JP2020044250A (ja) | 2020-03-26 |
Family
ID=69900288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018177149A Pending JP2020044250A (ja) | 2018-09-21 | 2018-09-21 | 検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020044250A (ja) |
-
2018
- 2018-09-21 JP JP2018177149A patent/JP2020044250A/ja active Pending
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