JP2019055701A - 自転車の補助輪構造 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2には、同じく自動二輪車の補助輪について開示されており、速度に応じて、アクチュエータを変動させて、補助輪を格納したり、また、バンク角への補助輪の出し入れを行なう構造が開示されている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で、安定走行をサポートできる自転車の補助輪構造を提供することを目的とする。
自転車10は、車体フレーム11の前端にフロントフォーク12を介して前輪13が支持され、車体フレーム11の後端部に後輪14が支持され、車体フレーム11の上部にシートポスト15を介してサドル16が取付けられている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ21、メインパイプ22、シートパイプ24、シートステー26、チェーンステー27を備える。ヘッドパイプ21は、車体フレーム11の前端部に位置し、フロントフォーク12を操舵可能に支持する。
メインパイプ22は、ヘッドパイプ21から後方斜め下方に延びる。シートパイプ24は、メインパイプ22の後端部に後傾するように接続されている。シートパイプ24の上部にはシートポスト15が挿入されて固定され、シートポスト15の上端部にサドル16が取付けられている。
シートステー26は、シートパイプ24の長手方向中間部から後方斜め下方に延びている。また、軸受部36とシートステー26の後端部とがチェーンステー27で接続されている。シートステー26とチェーンステー27との接続部には、後輪軸(車軸)14aを介して後輪14が回転可能に支持されている。
支持ステー53は、図5に示すように、上下に延びる断面コ字状(図6参照。)のステーである。支持ステー53の上端部53aには、後輪14の後輪軸14aが貫通し、後輪軸14aにナット49を螺合することで、支持ステー53は、後輪軸14aと同一軸上で接続プレート48に連結されている。支持ステー53の中間部には、補助輪アーム57の他端57bが、ピン58によりヒンジ連結されている。
補助輪アーム57は、図6に示すように、断面L字状の板部57xと、平板状の板部57yと、板部57xと板部57yとを上部でつなぐ板部57zとで構成されたアームであり、その長手方向に対する断面形状はコ字状である。補助輪アーム57は、支持ステー53の内側に配置され、上記ピン58が、支持ステー53、補助輪アーム57の板部57x、57yを前後方向に貫通している。補助輪アーム57の板部57xと板部57yとには、それぞれ厚み方向に貫通する貫通孔(被連結部)57cが対向して複数設けられている。複数の貫通孔57cは、図5に示すように、補助輪アーム57の長手方向に一列に並ぶように設けられている。
上記補助輪アーム57の一端57aには、連結軸56が支持されている。図5に示すように、連結軸56には、軸受け部63を介して、補助輪55が回転自在に支持されている。補助輪55は、リム55aと、このリム55aの外周部に設けられたゴムタイヤ55bとを備えている。
自転車10が、図7に示すように、例えば、蛇行する走行ラインL上を走行する場合、点P1〜点P2までは直線ラインであり、ユーザーは、図2に示すように、左右一対の補助輪55を利用することなく、ラインL上を安定的に走行できる。
点P2から点P5に至るまで、自転車10を所定の速度で旋回させる場合、図3または図4に示すように、自転車10を傾かせて左旋回する。点P2〜点P3の走行ラインLの曲率が小さい旋回時には、図3に示すように、作用する遠心力が小さくなり易く、その遠心力に応じて少ない傾きで自転車10を傾かせて左旋回する。この場合、ユーザーは、左側の補助輪55を利用して、点P2〜点P3まで旋回する。左側の補助輪55では、自転車10の傾きに応じて、スプリング61が伸び、スプリング61が直立状態に戻ろうとすることで、安定走行がサポートできる。
また、スプリング61は車体が傾いたときに伸び、自転車10の走行姿勢を安定状態に戻す方向へのばね力を備えているため、自転車10の可倒に応じてスプリング61が伸び、直立状態に戻ろうとすることにより、自転車10の安定走行をサポートできる。
上記実施の形態では、補助輪アーム57に複数の貫通孔57cを設け、これらの貫通孔57cに棒体59を着脱可能とすることで棒体59の取付位置を変更可能とし、棒体59に取り付けられるスプリング61を可変としてばね力を調整する構成を説明した。しかし、補助輪アーム57には、板部57x、板部57yを貫通する複数の棒体(被連結部)59が設けられ、複数の棒体59が補助輪アーム57の長手方向に一列に並ぶように設けられている構成にしてもよい。この場合、複数の棒体59を備えるため、スプリング61を任意の棒体(被連結部)59に対し連結することにより、スプリング61の連結位置を変更し、スプリング61のばね力を簡単に調整できる。
自転車10は、ペダル41や、駆動スプロケット45、従動スプロケット46、チェーン47が省略された構成であってもよい。
14a 後輪軸
55 補助輪
53 支持ステー
53a 上端部
53b 下端部
57 補助輪アーム
57a 一端
57b 他端
57c、59 被連結部
61 スプリング
65 部材(ストッパ)
67 ラバー
69 切欠き
Claims (6)
- 車体の後輪(14)の両側に左右一対の補助輪(55)が振り分けて配置され、前記車体に連結された上下に延びる支持ステー(53)と、前記補助輪(55)を一端(57a)に支持する補助輪アーム(57)とを備え、この補助輪アーム(57)の他端(57b)が前記支持ステー(53)にヒンジ連結され、この支持ステー(53)および前記補助輪アーム(57)の間にスプリング(61)を設けていることを特徴とする自転車の補助輪構造。
- 前記後輪(14)を支持する後輪軸(14a)と同一軸上に前記支持ステー(53)の上端部(53a)が連結され、この支持ステー(53)の中間部に前記補助輪アーム(57)の他端(57b)がヒンジ連結され、前記支持ステー(53)の下端部(53b)および前記補助輪アーム(57)の間に前記スプリング(61)を設けていることを特徴とする請求項1に記載の自転車の補助輪構造。
- 前記補助輪アーム(57)に前記スプリング(61)の連結位置を変更可能に複数の被連結部(57c、59)を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の自転車の補助輪構造。
- 前記スプリング(61)は前記車体が傾いたときに伸び、自転車の走行姿勢を安定状態に戻す方向へのばね力を備えたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の自転車の補助輪構造。
- 前記補助輪アーム(57)の他端(57b)に切欠き(69)を備えたことを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載の自転車の補助輪構造。
- 前記補助輪アーム(57)の他端(57b)に当該補助輪アーム(57)の延長方向に対し垂直な方向に延びる部材(65)を設け、この部材(65)にラバー(67)を設けたことを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載の自転車の補助輪構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017181550A JP2019055701A (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 自転車の補助輪構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017181550A JP2019055701A (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 自転車の補助輪構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019055701A true JP2019055701A (ja) | 2019-04-11 |
Family
ID=66105988
Family Applications (1)
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JP2017181550A Pending JP2019055701A (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 自転車の補助輪構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019055701A (ja) |
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2017
- 2017-09-21 JP JP2017181550A patent/JP2019055701A/ja active Pending
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