JP2019055482A - 媒体搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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正行 坂井
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Abstract

【課題】無駄な電力消費を抑制する手段を提供する。
【解決手段】媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部を駆動する搬送駆動部と、前記搬送部で搬送される媒体を切断する切断部と、前記切断部を駆動する切断駆動部と、前記切断駆動部の負荷を監視するとともに、前記搬送駆動部への出力を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記切断駆動部へ加わる負荷に応じて前記搬送駆動部へ出力する電流を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、媒体を搬送する搬送部および媒体を切断する切断部を有する媒体搬送装置および画像形成装置に関する。
従来の媒体搬送装置は、搬送部で搬送される媒体を切断部で切断するとき、切断部の可動刃を駆動する駆動モータに流す電流を増大させ、また切断部で媒体を切り始めるとき、駆動モータに流す電流を増大させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−174161号公報
しかしながら、従来の技術においては、媒体の搬送中に切断部の切断モータを駆動して媒体を切断するとき、切断部の切断動作により媒体に負荷がかかり、その媒体を搬送する媒体搬送モータにも負荷トルクが加わるため、媒体搬送モータに加わる最大負荷トルクを事前に考慮し、媒体搬送モータに流す電流を常に増大させる必要があり、無駄な電力を消費してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、無駄な電力消費を抑制することを目的とする。
そのため、本発明は、媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部を駆動する搬送駆動部と、前記搬送部で搬送される媒体を切断する切断部と、前記切断部を駆動する切断駆動部と、前記切断駆動部の負荷を監視するとともに、前記搬送駆動部への出力を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記切断駆動部へ加わる負荷に応じて前記搬送駆動部へ出力する電流を制御することを特徴とする。
このようにした本発明は、無駄な電力消費を抑制することができるという効果が得られる。
第1の実施例における媒体搬送装置の構成を示す概略側断面図 第1の実施例におけるフィーダ部の制御構成を示すブロック図 第1の実施例における媒体搬送処理の流れを示すフローチャート 第1の実施例における搬送モータ電流設定処理の流れを示すフローチャート 第1の実施例におけるカッターモータの負荷トルクを示す説明図 第1の実施例における媒体搬送制御のタイミングチャート 第2の実施例におけるフィーダ部の制御構成を示すブロック図 第2の実施例におけるカッターモータ電流監視処理の流れを示すフローチャート 第2の実施例における搬送モータ電流設定処理の流れを示すフローチャート 第2の実施例におけるカッターモータの特性曲線 第2の実施例における媒体搬送制御のタイミングチャート 比較例における媒体搬送制御のタイミングチャート
以下、図面を参照して本発明による媒体搬送装置および画像形成装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例における媒体搬送装置の構成を示す概略側断面図である。
図1において、画像形成装置としてのプリンタ1は、ロール状に巻き回された媒体Pを図中矢印Aが示す所定の媒体搬送方向に搬送し、その媒体Pに画像を形成して印刷を行うものであり、例えば電子写真方式のプリンタである。なお、プリンタは、図1に示す構成のプリンタに限定されるものではない。
プリンタ1は、連続した長尺状の媒体Pを印刷部3へ送り出すフィーダ部2と、フィーダ部2から送り出された媒体Pに画像を形成する印刷部3とを有している。
媒体搬送装置としてのフィーダ部2は、搬送手段(搬送部)としての繰出しローラ22およびフィードローラ23と、カッターINセンサ24と、切断手段(切断部)としてのカッターユニット26と、搬送モータ27と、カッターモータ28と、カッタークラッチ29とを有している。
繰出しローラ22は、回転することにより、ロール状に巻き回されて収容されている媒体Pを挟持して図中矢印Aが示す媒体搬送方向へ繰り出し、搬送するローラ対である。
フィードローラ23は、媒体搬送方向におけるカッターユニット26の下流側に配置され、回転することにより媒体Pを挟持して搬送するローラ対である。このフィードローラ23は、繰出しローラ22とともに、媒体Pを図中矢印Aが示す媒体搬送方向に搬送する搬送手段としての搬送部を形成する。
カッターINセンサ24は、媒体搬送方向における繰出しローラ22の下流であってカッターユニット26の上流側に配置され、媒体Pを検知するものである。
切断部としてのカッターユニット26は、媒体搬送方向におけるカッターINセンサ24の下流に配置され、搬送部で搬送される媒体Pを所定の長さで切断する。このカッターユニット26は、ロータリーカッター261の可動刃261aが回転することにより、搬送中の媒体Pを固定刃262との間で挟み、媒体搬送方向と略直交する方向に切断することができるようになっている。
カッターユニット26は、カッターINセンサ24が検知した媒体を、停止させることなく、媒体搬送方向において所定の長さで切断する。また、カッターユニット26の内部には、ロータリーカッター261の可動刃261aの位置を検知するカッターポジションセンサ263が配設されている。
搬送駆動部としての搬送モータ27は、繰出しローラ22およびフィードローラ23を駆動する駆動源である。搬送モータ27は、ギヤ等の駆動伝達手段を介して繰出しローラ22およびフィードローラ23と接続され、繰出しローラ22およびフィードローラ23を回転させる。この搬送モータ27は、回転速度や回転量を制御できるモータ、例えば入力したパルス信号に基づいて回転するステッピングモータ等で構成されている。
切断駆動部としてのカッターモータ28は、カッターユニット26のロータリーカッター261を駆動する駆動源である。カッターモータ28は、カッタークラッチ29やギヤ等の駆動伝達手段を介してカッターユニット26のロータリーカッター261と接続され、ロータリーカッター261を回転させる。このカッターモータ28は、例えばDC(Direct Current)モータ等で構成されている。
切替部としてのカッタークラッチ29は、カッターモータ28とカッターユニット26のロータリーカッター261との間に配設され、カッターモータ28の駆動をロータリーカッター261へ伝達(接続)するか、または切断するかを切り替える駆動伝達切替を行うものである。
印刷部3は、フィーダ部2から送り出された媒体Pを媒体搬送方向へ搬送するフィードローラ31、32を備え、その媒体Pに画像を形成するものである。
印刷部3は、フィードローラ31と、フィードローラ32との間に、画像形成タイミングを検知するライトセンサ、露光手段としてのLEDヘッドにより形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを供給してトナー像を搬送ベルト上に形成するIDユニット、搬送ベルト上に形成されたトナー像を媒体Pに転写する2次転写ローラ、媒体Pに転写されたトナー像を熱と圧力で定着させる定着器を備え、フィーダ部2から送り出された媒体Pに画像を形成して印刷を行う。
このように構成されたプリンタ1は、通信可能に接続されたホストコンピュータ等の外部装置から印刷命令を入力し、その印刷命令に従って連続した媒体Pの搬送および印刷を行う。
図2は第1の実施例におけるフィーダ部の制御構成を示すブロック図である。なお、図2はフィーダ部のアクチュエータとしてのモータおよびクラッチの制御構成を示している。
図2において、フィーダ部2は、CPU(Central Processing Unit)101と、モータドライバA102と、モータドライバB103と、クラッチドライバ104とを有している。
制御部としてのCPU101は、メモリ等の記憶手段に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいてモータドライバA102、モータドライバB103、およびクラッチドライバ104等を制御し、フィーダ部2全体の動作を制御するものである。
また、CPU101は、図1に示すカッターINセンサ24およびカッターポジションセンサ263と接続され、カッターINセンサ24およびカッターポジションセンサ263の検出結果を入力することができるようになっている。
モータドライバA102は、CPU101の制御により、搬送モータ27に駆動信号(駆動電流)を出力し、搬送モータ27の回転を制御する制御回路や素子で構成されたものである。
CPU101は、モータドライバA102に設定する搬送モータ27の電流設定値を変化させることにより、搬送モータ27に流す電流を変化させることができるようになっている。即ち、CPU101は、搬送モータ27の電流設定値を大きくすることにより、搬送モータ27が出力する回転トルクを増大させることができ、搬送モータ27の電流設定値を小さくすることにより、搬送モータ27が出力する回転トルクを減少させることができるようになっている。
切断駆動部制御手段としてのモータドライバB103は、カッターモータ28へ出力する電流を制御するものである。このモータドライバB103は、CPU101の制御により、FET(Field Effect Transistor)103aを介してカッターモータ28に駆動信号(駆動電流)を出力し、カッターモータ28の回転を制御する制御回路や素子で構成されたものである。
FET103aは、カッターモータ28に流す電流を増幅させるものであり、このFET103aには、カッターモータ28に流れる電流値を検出する抵抗素子R1が接続され、抵抗素子R2およびコンデンサC1等で構成されるフィルタ回路を介してモータドライバB103に接続されている。
CPU101は、モータドライバB103に設定するカッターモータ28の電流設定値を変化させることにより、カッターモータ28に流す電流を変化させることができるようになっている。また、FET103aは、モータドライバB103から出力された電流を増幅することが可能になっている。
なお、本実施例では、モータドライバB103から出力された電流を増幅させるFET103aを備えたものとして説明するが、モータドライバB103から出力された電流を増幅させる必要がない場合、FET103aを備えないものとしても良い。
クラッチドライバ104は、CPU101の制御により、カッタークラッチ29に駆動信号を出力し、カッタークラッチ29の駆動伝達切替を制御する制御回路や素子で構成されたものである。
CPU101は、クラッチドライバ104を介してカッタークラッチ29に駆動信号としての接続(ON)信号または切断(OFF)信号を出力することにより、カッターモータ28と図1に示すロータリーカッター261との間の駆動伝達手段を接続してカッターモータ28の回転駆動をロータリーカッター261に伝達することができ、またカッターモータ28とロータリーカッター261との間の駆動伝達手段を切断してカッターモータ28の回転駆動のロータリーカッター261への伝達を切断することができるようになっている。
また、CPU101は、クラッチドライバ104を介してカッタークラッチ29を接続(ON)し、カッターモータ28とロータリーカッター261との間を接続する度に、クラッチON回数をカウンタ(以下、「クラッチON回数カウンタ」という。)として不揮発性の記憶手段に記憶する。即ち、クラッチON回数カウンタは、カッタークラッチ29により駆動の伝達切断から伝達に切り替えた回数を図1に示すカッターユニット26の動作回数として記憶するものである。
このように構成されたフィーダ部2のCPU101は、クラッチON回数カウンタの値を指標としてカッターモータ28にかかる負荷トルクを監視するとともに、モータドライバA102に設定する搬送モータ27の電流設定値を変化させて搬送モータ27への出力信号を制御する。
上述した構成の作用について説明する。
フィーダ部が行う媒体搬送処理を図3の第1の実施例における媒体搬送処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1および図2を参照しながら説明する。
まず、プリンタ1の操作者は、媒体Pをフィーダ部2の媒体収容機構に収容し、また媒体Pの先端部を繰出しローラ22に挟持させるものとする。なお、初期状態において、フィーダ部2のカッタークラッチ29は、カッターモータ28とカッターユニット26のロータリーカッター261との接続(駆動伝達)を切断した状態にあるものとする。
S101:フィーダ部2のCPU101は、例えば外部装置から印刷命令を受けると、モータドライバA102を制御して搬送モータ27の駆動を開始する。搬送モータ27が駆動されると、繰出しローラ22およびフィードローラ23が回転し、媒体Pは媒体搬送方向の下流へ搬送される。
このとき、CPU101は、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流値を通常の電流値NRとする。
S102:CPU101は、カッターINセンサ24により媒体Pの先端を検知したか否かを判定し、検知したと判定すると処理をS103へ移行し、検知していないと判定すると媒体Pの先端の到達の監視を継続する。
S103:カッターINセンサ24により媒体Pの先端を検知したと判定したCPU101は、搬送モータ27の駆動により回転する繰出しローラ22およびフィードローラ23で搬送する媒体Pの搬送距離が目標の搬送距離に到達したか否かを判定し、目標の搬送距離に到達したと判定すると処理をS104へ移行し、目標の搬送距離に到達していないと判定すると搬送を継続する。
ここで、目標の搬送距離は、カッターINセンサ24により媒体Pの先端を検知してからの媒体Pの搬送距離であり、カッターユニット26で媒体Pを所定の長さで切断するための搬送距離である。CPU101は、モータドライバA102を介して搬送モータ27へ出力するパルス信号数で媒体Pの搬送距離を計測するものとする。
S104:媒体Pの搬送距離が目標の搬送距離に到達したと判定したCPU101は、モータドライバB103を制御してカッターモータ28の駆動を開始する。
S105:CPU101は、カッターモータ28の駆動を開始した後、所定のタイミングでクラッチドライバ104を制御し、カッタークラッチ29の駆動を開始し、カッターモータ28とカッターユニット26のロータリーカッター261との駆動伝達を接続してロータリーカッター261を回転させる。
このとき、CPU101は、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流値を、後述する搬送モータ電流設定処理で決定した搬送モータ電流設定値を切断時の電流値CTとする。
S106:CPU101は、カッターユニット26のカッターポジションセンサ263により、ロータリーカッター261が所定量回転したか否かを判定し、所定量回転して媒体Pを切断したことを検知すると処理をS107へ移行し、所定量の回転がされておらず、媒体Pの切断ができていないと判定するとカッターポジションセンサ263によるロータリーカッター261の回転の監視を継続する。
S107:ロータリーカッター261が所定量回転したと判定したCPU101は、クラッチドライバ104を制御し、カッタークラッチ29の駆動を停止し、カッターモータ28とカッターユニット26のロータリーカッター261との駆動伝達を切断する。
このとき、CPU101は、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流値を通常の電流値NRとする。
S108:CPU101は、モータドライバB103を制御してカッターモータ28の駆動を停止する。
S109:CPU101は、モータドライバA102を制御して搬送モータ27の駆動を停止して繰出しローラ22およびフィードローラ23の回転を停止し、本処理を終了する。
次に、フィーダ部が行う搬送モータ電流設定処理を図4の第1の実施例における搬送モータ電流設定処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1および図2を参照しながら説明する。なお、搬送モータ電流設定処理は、図3のS105において行われる。
S121:CPU101は、図4のS105においてカッタークラッチ29を駆動(ON)すると、不揮発性の記憶手段に記憶したクラッチON回数カウンタに「1」を加算して更新する。
ここで、クラッチON回数カウンタは、カッタークラッチ29の駆動回数、即ち媒体Pの切断回数であり、新品のカッターユニット26をフィーダ部2に実装したときに「0」に初期化されるものである。CPU101は、カッタークラッチ29を駆動(ON)する度に、クラッチON回数カウンタに「1」を加算するものとする。
S122:CPU101は、記憶手段に予め記憶した搬送モータ27の負荷トルクテーブルを参照する。
搬送モータ27の負荷トルクテーブルとは、カッタークラッチ29の駆動(ON)回数と搬送モータ電流設定値とを対応付けたデータテーブルであり、不揮発性の記憶手段に予め記憶されたものである。
ここで、図5のカッターモータの負荷トルクを示す説明図に示すように、カッターモータ28の負荷トルクT[mNm]は、カッタークラッチ29の駆動(ON)回数、即ちカッターユニット26による媒体Pの切断回数の増加とともに増大する。
また、搬送モータ27の負荷トルクもカッターモータ28の負荷トルクと同様にカッタークラッチ29の駆動(ON)回数、即ちカッターユニット26による媒体Pの切断回数の増加とともに増大することが分かっている。
そこで、本実施例では、カッターユニット26の寿命を3段階に分割し、カッターユニット26が未使用の新品の状態からカッターユニット26の寿命の3分の1を消耗するまでの期間は搬送モータ電流設定値D1、カッターユニット26の寿命の3分の1から3分の2を消耗するまでの期間は搬送モータ電流設定値D2、カッターユニット26の寿命の3分の2から寿命に至るまでの期間は搬送モータ電流設定値D3とする負荷トルクテーブルとしている。なお、搬送モータ電流設定値D1<搬送モータ電流設定値D2<搬送モータ電流設定値D3の関係を有している。
ここで、カッターユニット26の寿命とは、カッターユニット26による媒体Pの切断回数が所定の切断回数(例えば、30万回)に達することであり、ロータリーカッター261による媒体Pの切断能力が低下してしまうことにより使用できなくなる状態に達することである。
また、カッターユニット26が新品であり、搬送モータ電流設定値D1とした場合、搬送モータ27は媒体Pの切断時のトルクマージンM1を確保し、カッターユニット26が寿命の3分の1(例えば、媒体Pの切断回数が10万回)となり、搬送モータ電流設定値D2とした場合、搬送モータ27は媒体Pの切断時のトルクマージンM2を確保し、カッターユニット26が寿命の3分の2(例えば、媒体Pの切断回数が20万回)となり、搬送モータ電流設定値D3とした場合、搬送モータ27は媒体Pの切断時のトルクマージンM3を確保するように、負荷トルクテーブルに搬送モータ電流設定値D1、D2、D3が設定されている。
ここで、トルクマージンとは、搬送モータ27の出力トルクと負荷トルクとの差であり、本実施例では、出力トルクから負荷トルクを減算した値が正の値になるトルクマージンM1、M2、M3を確保するようにしている。
なお、図5に示すトルクマージンM1、M2、M3は、負荷トルクTを搬送モータ27の負荷トルクとして表した場合のものである。
本実施例では、トルクマージンM1、M2、M3を搬送モータ27の負荷トルクの約50%となるように搬送モータ電流設定値D1、D2、D3を設定するが、図5に示すように、トルクマージンM1≒トルクマージンM2≒トルクマージンM3となるように、搬送モータ電流設定値D1、D2、D3を設定するようにしても良い。
S123:CPU101は、負荷トルクテーブルからクラッチON回数カウンタに対応付けられた搬送モータ電流設定値(例えば、図5に示す搬送モータ電流設定値D1、D2、D3のいずれか)を抽出し、搬送モータ27を駆動する電流の適正電流値(搬送モータの切断時電流値)として決定し、本処理を終了する。
CPU101は、S123で決定した適正電流値としての搬送モータ電流設定値を図3のS105において駆動する搬送モータ27に対して出力する電流値(搬送モータの切断時電流値)として使用する。
このように、CPU101は、カッターモータ28へ加わる負荷トルク、即ちカッターユニット26の動作回数(クラッチON回数カウンタ)に応じて搬送モータ27へ出力する電流を制御し、カッターユニット26の動作回数の増加に伴って搬送モータ27へ出力する電流を増加させる。
次に、フィーダ部が行う媒体搬送処理を図6の第1の実施例における媒体搬送制御のタイミングチャートの図中Tで表すタイミングに従って図1および図2を参照しながら説明する。
まず、カッターモータ28およびカッタークラッチ29を駆動することなく、搬送モータ27を駆動する場合の処理をT0〜T4で説明する。
T0:搬送モータ27、カッターモータ28およびカッタークラッチ29を駆動していない初期状態(OFF状態)では、搬送モータ27にかかる負荷トルクである「搬送モータ負荷トルク」は、負荷がない「0(負荷無し)」の状態となっている。
T1:CPU101は、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流設定値を通常の電流値NRとして搬送モータ27の駆動を開始し、繰出しローラ22およびフィードローラ23を回転させる。このとき、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが中程度であるトルクTR2に上昇する。
なお、通常の電流値NRは、図5に示す搬送モータ電流設定値D1、D2、D3よりも小さい電流値とする。したがって、搬送モータ27が消費する電力を抑制することができる。
T2:搬送モータ27が安定して回転すると、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが小程度であるトルクTR1となる。
T3:CPU101は、モータドライバA102を介して搬送モータ27の駆動を停止する。このとき、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが中程度であるトルクTR2に上昇する。
T4:搬送モータ27の回転が停止すると、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが「0(負荷無し)」となる。このとき、搬送モータ27に流れる電流値も「0」となる。
次に、搬送モータ27を駆動し、さらにカッターモータ28およびカッタークラッチ29を駆動する場合の処理をT11〜T17で説明する。
T11:CPU101は、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流設定値を通常の電流値NRとして搬送モータ27の駆動を開始し、繰出しローラ22およびフィードローラ23を回転させる。このとき、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが中程度であるトルクTR2に上昇する。
なお、通常の電流値NRは、切断時の電流値CT(例えば、図5に示す搬送モータ電流設定値D1、D2、D3)よりも小さい電流値とする。したがって、搬送モータ27が消費する電力を抑制することができる。
搬送モータ27が安定して回転すると、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが小程度であるトルクTR1となる。
T12:CPU101は、カッターモータ28を駆動(ON)する。このとき、「搬送モータ負荷トルク」は、小程度であるトルクTR1のままである。
T13:CPU101は、カッタークラッチ29を駆動(ON)し、カッターユニット26のロータリーカッター261を回転させるとともに、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流値を、図4に示す搬送モータ電流設定処理で決定した搬送モータ電流設定値とし、切断時の電流値CTとする。
この切断時の電流値CTは、例えば図5に示す搬送モータ電流設定値D1、D2、D3のいずれかである。
T14:カッタークラッチ29を駆動(ON)すると、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが大であるトルクTR3となる。
しかし、CPU101は、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流値を切断時の電流値CTとしているため、搬送モータ27の出力トルクは負荷トルクよりも大きくなり、円滑に媒体を搬送することができる。
このように、CPU101は、カッターモータ28でカッターユニット26のロータリーカッター261を駆動しているとき、即ちカッタークラッチ29を駆動(ON)しているとき、搬送モータ27へ出力する電流を制御する。
T15:CPU101は、カッタークラッチ29の駆動を停止(OFF)するとともに、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流値を通常の電流値NRに戻し、カッターユニット26のロータリーカッター261の回転を停止させる。カッタークラッチ29の駆動を停止(OFF)すると、「搬送モータ負荷トルク」は、小程度のトルクTR1となる。
T16:CPU101は、カッターモータ28の駆動を停止(OFF)するとともに、搬送モータ27の駆動を停止(OFF)する。このとき、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが中程度であるトルクTR2に上昇する。
T17:搬送モータ27の回転が停止すると、「搬送モータ負荷トルク」は、負荷無しとなる。
このように、本実施例では、図5に示すように、カッターユニット26の寿命に応じて搬送モータ27に流す電流の電流値を変化させるようにしたことにより、搬送モータに加わる負荷トルクより大きい出力トルクで搬送モータ27を駆動することができる。
カッターユニット26は、新品の際は負荷が少なく切れ味が良好であるため、カッターモータ28の負荷は当然ながら、搬送モータ27にかかる負荷も非常に小さい。しかし、媒体の切断回数が増加することにより、カッターユニット26の切れ味が低下し、搬送モータ27にかかる負荷トルクが徐々に増加していく。その増加する負荷トルクに合わせて、常に所定のトルクマージンを確保することができるように、搬送モータ27に流す電流の電流値を段階的に大きくすることで搬送モータ27に流す電流を必要以上に大きくすることなく搬送モータ27を駆動することができる。
ここで、比較例のフィーダ部が行う媒体搬送処理を図12に基づいて説明する。
まず、カッターモータおよびカッタークラッチを駆動することなく、搬送モータを駆動する場合は、図12のT31〜T32に示すように、搬送モータに流す電流を電流値FLとする。この電流値FLは、カッターモータおよびカッタークラッチを駆動した場合に搬送モータに加わる最大の負荷トルクを考慮した電流値であり、搬送モータの出力トルクが最大負荷トルクより大きくなる電流値である。電流値FLは、上述した本実施例の切断時の電流値CTと同じ、または電流値CTより大きい電流値となっている。
次に、搬送モータを駆動し、さらにカッターモータおよびカッタークラッチを駆動する場合も、図12のT33〜T34に示すように、搬送モータに流す電流を電流値FLとする。
したがって、比較例では、搬送モータを駆動する場合、常に搬送モータに流す電流を電流値FLになるようにしている。
本実施例では、カッターモータおよびカッタークラッチを駆動することなく、搬送モータを駆動する場合は、搬送モータに流す電流を電流値FLより小さい電流値NRとし、また、搬送モータを駆動し、さらにカッターモータおよびカッタークラッチを駆動する場合は、カッタークラッチを駆動している期間のみ搬送モータに流す電流を電流値FLと同じ、または電流値FLより小さく、かつ電流値NRより大きい電流値CTとするようにしたことにより、円滑な媒体Pの搬送を実現しつつ、搬送モータの無駄な電力消費を抑制することができる。
なお、本実施例では、カッターユニット26の寿命の消耗期間を3段階に分割したものとして説明したが、それに限られることなく、2段階以下、または4段階以上に分割するようにしても良く、また段階を設けずカッターユニット26の寿命に対して搬送モータに流す電流の電流値を線形に変化させるようにしても良い。
以上説明したように、第1の実施例では、フィーダ部のCPUがカッターモータへ加わる負荷に応じて搬送モータへ出力する電流を制御するようにしたことにより、搬送モータの無駄な電力消費を抑制することができるという効果が得られる。
また、増加する搬送モータの負荷トルクに合わせて、搬送モータに流す電流の電流値を段階的に大きくするようにしたことにより、常に所定のトルクマージンを確保することができるようになるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、第1の実施例における媒体搬送装置の制御構成にカッターモータに流れる電流値を検出する電流検出ホール素子を追加した構成としている。その第2の実施例の構成を図7の第2の実施例におけるフィーダ部の制御構成を示すブロック図に基づいて説明する。なお、図7はフィーダ部のアクチュエータとしてのモータおよびクラッチの制御構成を示している。また、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7において、フィーダ部2は、CPU101と、モータドライバA102と、モータドライバB103と、クラッチドライバ104と、電流検出ホール素子106とを有している。
電流検出ホール素子106は、カッターモータ28に流れる電流値を検出するものであり、カッターモータ28に駆動信号(駆動電流)を出力するFET103aと、抵抗素子R1との間に配設され、カッターモータ28に流れる電流INを電圧に変換し、変換した電圧をVout端子からMotor_Current信号としてCPU101へ出力するものである。
電流検出ホール素子106から出力されたMotor_Current信号がCPU101のA/D(アナログ/デジタル変換)ポートに入力されるように、電流検出ホール素子106のVout端子とCPU101のA/Dポートとが接続されている。
CPU101は、A/Dポートに入力されたMotor_Current信号に基づいてカッターモータ28に流れる電流値をデジタルの値として検出することができるようになっている。
本実施例のCPU101は、モータドライバB103およびFET103aが出力する電流を監視し、モータドライバB103およびFET103aが出力する電流に応じて搬送モータ27へ出力する電流を制御し、モータドライバB103およびFET103aが出力する電流の増加に伴って搬送モータ27へ出力する電流を増加させる。
なお、本実施例では、CPU101は、クラッチON回数カウンタを使用しないものとする。
上述した構成の作用について説明する。
なお、フィーダ部が行う媒体搬送処理は図3に示す第1の実施例における媒体搬送処理と同様であるため、その説明を省略する。
フィーダ部が行うカッターモータ電流監視処理を図8の第2の実施例におけるカッターモータ電流監視処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1および図7を参照しながら説明する。なお、このカッターモータ電流監視処理は、図3のS104においてカッターモータ28の駆動を開始するときに行われる。
S201:フィーダ部2のCPU101は、カッターモータ28に設定する電流値の初期値を記憶手段から読み込み、モータドライバB103に設定する。
S202:CPU101は、モータドライバB103を制御してカッターモータ28の駆動を開始する。
S203:CPU101は、カッターモータ28の駆動を開始すると、駆動を開始した際のカッターモータ28に流した電流を電流検出ホール素子106で監視し、電流検出ホール素子106から出力されたMotor_Current信号をA/Dポートで入力する。
S204:CPU101は、A/Dポートに入力されたMotor_Current信号に基づいてカッターモータ28に流れた電流値を記憶手段に格納し、本処理を終了する。
次に、フィーダ部が行う搬送モータ電流設定処理を図9の第2の実施例における搬送モータ電流設定処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1および図7を参照しながら説明する。なお、この搬送モータ電流設定処理は、図3のS105においてカッタークラッチ29の駆動を開始するときに行われる。
S221:フィーダ部2のCPU101は、図8のS204において記憶手段に格納した電流値を、前回切断(カット)時のカッターモータ28の電流値として読み込む。
S222:CPU101は、読み込んだ電流値と、記憶手段に予め記憶しておいた負荷トルク特性テーブルとを照合し、切断時のカッターモータ28の負荷トルクを導出する。
ここで、負荷トルク特性テーブルとは、切断時のカッターモータ28の電流値と、そのときのカッターモータ28の負荷トルクとを対応させたデータテーブルであり、例えば図10に示す負荷トルク特性曲線に基づいて作成したものである。
図10は、X軸をカッターモータ28にかかる負荷トルク[mNm]、Y軸をカッターモータ28に流れる電流値[A]とし、負荷トルク特性曲線Tを表している。この負荷トルク特性曲線Tは、負荷トルクが上がると、電流値も徐々に上がることを表している。本実施例では、この負荷トルク特性曲線Tをデータ化し、記憶手段に負荷トルク特性テーブルとして予め記憶しておくものとする。
S223:CPU101は、導出した切断時のカッターモータ28の負荷トルクに基づいて、予測される搬送モータ27にかかる負荷トルクの1.5倍の負荷トルクがかかった場合の電流値を算出する。具体的には、CPU101は、導出した切断時のカッターモータ28の負荷トルクと、記憶手段に予め記憶しておいた搬送モータ電流値テーブルとを照合し、切断時の搬送モータ27に流す電流の電流値を導出する。
なお、搬送モータ電流値テーブルは、切断時のカッターモータ28の負荷トルクに対応させて、搬送モータ27に流す電流の電流値を実験等により予め決定しておくものとする。
S224:CPU101は、算出した電流値を、搬送モータ27を駆動する電流の適正電流値(搬送モータの切断時電流値)として決定し、本処理を終了する。
CPU101は、S224で決定した適正電流値としての搬送モータ電流設定値を図3のS105において駆動する搬送モータ27に対して出力する電流値(搬送モータの切断時電流値)として使用する。
次に、フィーダ部が行う媒体搬送処理を図11の第2の実施例における媒体搬送制御のタイミングチャートの図中Tで表すタイミングに従って図1および図7を参照しながら説明する。
なお、カッターモータ28およびカッタークラッチ29を駆動することなく、搬送モータ27を駆動する場合の処理は第1の実施例と同様なので説明を省略する。
搬送モータ27を駆動し、さらにカッターモータ28およびカッタークラッチ29を駆動する場合の処理をT21〜T27で説明する。
T21:CPU101は、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流設定値を通常の電流値NRとして搬送モータ27の駆動を開始し、繰出しローラ22およびフィードローラ23を回転させる。このとき、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが中程度であるトルクTR2に上昇する。
なお、通常の電流値NRは、切断時の電流値CTよりも小さい電流値とする。したがって、搬送モータ27が消費する電力を抑制することができる。
搬送モータ27が安定して回転すると、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが小程度であるトルクTR1となる。
T22:CPU101は、カッターモータ28を駆動(ON)する。このとき、「搬送モータ負荷トルク」は、小程度であるトルクTR1のままである。
T23:CPU101は、カッタークラッチ29を駆動(ON)し、カッターユニット26のロータリーカッター261を回転させるとともに、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流値を、図9に示す搬送モータ電流設定処理で決定した搬送モータ電流設定値とし、切断時の電流値CTとする。
T24:カッタークラッチ29を駆動(ON)すると、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが大であるトルクTR3となる。
しかし、CPU101は、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流値を切断時の電流値CTとしているため、搬送モータ27の出力トルクは負荷トルクよりも大きくなり、円滑に媒体を搬送することができる。
このように、CPU101は、カッターモータ28でカッターユニット26のロータリーカッター261を駆動しているとき、即ちカッタークラッチ29を駆動(ON)しているとき、搬送モータ27へ出力する電流を制御する。
T25:CPU101は、カッタークラッチ29の駆動を停止(OFF)するとともに、モータドライバA102を介して搬送モータ27に流す電流の電流値を通常の電流値NRに戻し、カッターユニット26のロータリーカッター261の回転を停止させる。カッタークラッチ29の駆動を停止(OFF)すると、「搬送モータ負荷トルク」は、小程度のトルクTR1となる。
T26:CPU101は、カッターモータ28の駆動を停止(OFF)するとともに、搬送モータ27の駆動を停止(OFF)する。このとき、「搬送モータ負荷トルク」は、搬送モータ27にかかる負荷トルクが中程度であるトルクTR2に上昇する。
T27:搬送モータ27の回転が停止すると、「搬送モータ負荷トルク」は、負荷無しとなる。
このように、本実施例では、カッターモータ28にかかる負荷トルクをカッターモータ28に流れる電流値で監視し、その負荷トルクに応じて搬送モータ27に流れる電流の電流値を変化させるようにしたことにより、急速なカッターユニット26のロータリーカッター261の摩耗やロータリーカッター261の刃を急速に摩耗させる媒体の切断を行うときなどでも、媒体の切断時に搬送モータ27に流れる電流の電流値を常に適切な電流値に設定することができる。
以上説明したように、第2の実施例では、カッターモータにかかる負荷トルクを監視し、その負荷トルクに応じて搬送モータに流れる電流の電流値を変化させるようにしたことにより、搬送モータの無駄な電力消費を抑制することができるという効果が得られる。
また、媒体の切断時に搬送モータに流れる電流の電流値を常に適切な電流値に設定することができるという効果が得られる。
なお、第1の実施例および第2の実施例では、画像形成装置をプリンタとして説明したが、それに限られることなく、複写機、ファクシミリ装置、または複合機(MFP)等としても良い。
1 プリンタ
2 フィーダ部
3 印刷部
22 繰出しローラ
23 フィードローラ
24 カッターINセンサ
26 カッターユニット
261 ロータリーカッター
27 搬送モータ
28 カッターモータ
29 カッタークラッチ
101 CPU
102 モータドライバA
103 モータドライバB
103a FET
104 クラッチドライバ
106 電流検出ホール素子

Claims (9)

  1. 媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部を駆動する搬送駆動部と、
    前記搬送部で搬送される媒体を切断する切断部と、
    前記切断部を駆動する切断駆動部と、
    前記切断駆動部の負荷を監視するとともに、前記搬送駆動部への出力を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記切断駆動部へ加わる負荷に応じて前記搬送駆動部へ出力する電流を制御することを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 請求項1に記載の媒体搬送装置において、
    前記制御部は、前記切断部の動作回数に応じて前記搬送駆動部へ出力する電流を制御することを特徴とする媒体搬送装置。
  3. 請求項2に記載の媒体搬送装置において、
    前記制御部は、前記切断部の動作回数の増加に伴って前記搬送駆動部へ出力する電流を増加させることを特徴とする媒体搬送装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の媒体搬送装置において、
    前記切断駆動部と前記切断部との間に配設され、駆動の伝達と伝達切断とを切り替える切替部を有し、
    前記動作回数は、前記切替部により駆動の伝達切断から伝達に切り替えた回数であることを特徴とする媒体搬送装置。
  5. 請求項1に記載の媒体搬送装置において、
    前記切断駆動部へ出力する電流を制御する切断駆動部制御手段を有し、
    前記制御部は、前記切断駆動部制御手段が出力する電流を監視し、前記切断駆動部制御手段が出力する電流に応じて前記搬送駆動部へ出力する電流を制御することを特徴とする媒体搬送装置。
  6. 請求項5に記載の媒体搬送装置において、
    前記制御部は、前記切断駆動部制御手段が出力する電流の増加に伴って前記搬送駆動部へ出力する電流を増加させることを特徴とする媒体搬送装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の媒体搬送装置において、
    前記制御部は、前記切断駆動部で切断部を駆動しているとき、前記搬送駆動部へ出力する電流を制御することを特徴とする媒体搬送装置。
  8. 請求項7に記載の媒体搬送装置において、
    前記制御部は、
    前記切断駆動部と前記切断部との間に配設され、駆動の伝達と伝達切断とを切り替える切替部により、駆動の伝達切断から伝達に切り替えるとき、前記搬送駆動部へ出力する電流を制御することを特徴とする媒体搬送装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の媒体搬送装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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