JP2020163640A - プリンタ、プリンタの制御方法、及びプログラム - Google Patents

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【課題】カッタ機構の消費電力を抑制する。【解決手段】プリンタは、帯状の印字媒体に印字を行う印字部と、印字媒体の搬送方向における印字部の下流側に設けられ、印字媒体を切断するカッタ機構と、印字媒体を切断したときのカッタ機構の作動時間に基づいて、カッタ機構の駆動源の駆動トルクを調整する制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ、プリンタの制御方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、印字後に排出される用紙を自動的に切断するカッタ機構を備えたプリンタが開示されている。
特開2009−202450号公報
近年、環境への配慮や経済的な観点等から、様々な機器への省電力化の要請が高まっている。これは、上記のようなプリンタにおいても同様である。
ここで、カッタ機構は、プリンタで用いられる様々な印字媒体を確実に切断することが求められるので、常にできるだけ高い駆動力を確保できるように構成することが一般的である。そのため、電力を過剰に消費している可能性があり、改善の余地があると考えられる。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、カッタ機構の消費電力を抑制することを目的とする。
本発明のある態様によれば、帯状の印字媒体に印字を行う印字部と、前記印字媒体の搬送方向における前記印字部の下流側に設けられ、前記印字媒体を切断するカッタ機構と、前記印字媒体を切断したときの前記カッタ機構の作動時間に基づいて、前記カッタ機構の駆動源の駆動トルクを調整する制御部と、を備えるプリンタが提供される。
上記態様によれば、カッタ機構が印字媒体を切断したときの作動時間に基づいて駆動源の駆動トルクが変更される。カッタ機構の作動時間が短いほど、印字媒体を切断するときに駆動源にかかる負荷に対して駆動トルク、すなわち供給電力が過剰となる。反対に、作動時間が長いほど、駆動源にかかる負荷が大きく、供給電力が熱に変換されてロスになる。よって、カッタ機構の作動時間に基づいて駆動源の駆動トルクを調整することで、次に印字媒体を切断するときの駆動源への供給電力が適正となり、消費電力を抑制できる。
本発明の実施形態に係るプリンタの概略構成図である。 コントローラが実行する電圧調整処理を示すフローチャートである。 直流モータの駆動電圧とカッタ機構の作動時間との関係を示すマップである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタ100の概略構成図である。
プリンタ100は、インクリボンRを熱してインクリボンRのインクを印字媒体Mに転写することで印字を行う熱転写方式のプリンタである。
プリンタ100は、印字指示データに基づいて、価格、バーコード、その他の商品情報、物品あるいはサービスに関する管理情報等の可変情報を印字媒体Mに印字する。
印字媒体Mとしては、例えば、ロール紙や、帯状の台紙に複数のラベルを所定の間隔で連続して仮着してロール状にしたロールラベル、表面に剥離剤を設けた帯状のラベルをロール状にした台紙なしラベル、タグの連続体、リストバンドの連続体、等が用いられる。
プリンタ100は、図1に示すように、印字機構10と、リボン供給軸20と、リボン巻取軸30と、媒体供給軸40と、カッタ機構50と、媒体位置検出センサ60と、制御部としてのコントローラ(コンピュータ)70と、を備える。
印字機構10は、ヘッドユニット11と、プラテンローラ12と、ステッピングモータ16と、を備え、印字媒体Mへの印字と、印字媒体M及びインクリボンRの搬送と、を行う機構である。
ヘッドユニット11は、サーマルヘッド13の発熱素子を下面から露出させた状態でサーマルヘッド13を保持する。プラテンローラ12は、サーマルヘッド13の直下に配置され、印字媒体Mに印字を行う印字部15をサーマルヘッド13とともに構成する。
ヘッドユニット11は、支持軸14により図1の矢印の方向に揺動可能に支持される。ヘッドユニット11は、サーマルヘッド13がプラテンローラ12から離間するヘッドオープン位置と、サーマルヘッド13がプラテンローラ12に当接するヘッドクローズ位置と、に移動させることができる。図1では、ヘッドユニット11はヘッドクローズ位置である。ヘッドユニット11がヘッドクローズ位置であることは、ヘッド位置検出センサ(図示せず)によって検出される。
ステッピングモータ16は、ベルト、ギヤ等を介してプラテンローラ12を駆動する。
リボン供給軸20は、印字部15に供給されるインクリボンRをロール状に保持する。リボン供給軸20から印字部15に供給されたインクリボンRは、サーマルヘッド13とプラテンローラ12との間に挟持される。
媒体供給軸40は、印字部15に供給される印字媒体Mをロール状に保持する。媒体供給軸40から印字部15に供給された印字媒体Mは、サーマルヘッド13とプラテンローラ12との間にインクリボンRとともに挟持される。
印字媒体M及びインクリボンRがサーマルヘッド13とプラテンローラ12との間に挟持された状態でサーマルヘッド13の発熱素子への通電が行われると、発熱素子の熱によってインクリボンRのインクが印字媒体Mに転写され、印字媒体Mへの印字が行われる。また、ステッピングモータ16によってプラテンローラ12が正回転(図1では反時計回り)すると、印字媒体M及びインクリボンRが下流側へと搬送され、印字媒体Mが筐体80に設けられた排出口81からプリンタ100の外部に排出される。
印字部15の下流側において排出口81の近傍にはカッタ機構50が設けられ、連続状に形成された印字媒体Mを単枚に切断することができる。
カッタ機構50は、印字媒体Mの印字面側に設けられた固定刃51と、印字媒体Mの印字面とは反対の面側に設けられた可動刃52と、可動刃52を上下方向に移動させる移動機構53と、駆動源としての直流モータ54と、可動刃52の位置を検出する可動刃位置検出センサ55と、を備える。
移動機構53は、例えばクランク機構であって、直流モータ54の回転運動を上下方向の往復運動に変換して可動刃52に伝達する。これにより、直流モータ54を作動させると、可動刃52は、下限位置である初期位置と、上限位置である切断位置と、の間で往復する。図1では、可動刃52は初期位置である。
印字媒体Mが固定刃51と可動刃52との間にある状態で可動刃52を初期位置から切断位置に移動させると、印字媒体Mが切断される。
直流モータ54は、モータドライバ90から供給される電力により作動する。モータドライバ90には、直流モータ54に供給される電力の電源として、24Vを出力する第1電源91、17Vを出力する第2電源92、10Vを出力する第3電源93が接続される。これについては後で詳しく説明する。
可動刃位置検出センサ55は、可動刃52が初期位置にあることを検出するセンサである。
使用済のインクリボンRは、ステッピングモータ16とのギヤ(図示せず)の連結によってリボン巻取軸30が回転すると、その外周に巻き取られる。なお、ヘッドユニット11がヘッドオープン位置になっている場合は、リボン巻取軸30を回転させることで、インクリボンRのみをフィードすることができる。
媒体位置検出センサ60は、反射型光電センサであって、印字媒体Mの印字面とは反対の面に所定ピッチで予め印刷されている位置検出用のアイマーク(図示せず)を検出することで、連続して印字発行するときに、印字部15に対する印字媒体Mの相対的位置を検出する。
コントローラ70は、マイクロプロセッサ、ROMやRAM等の記憶装置、入出力インターフェース、これらを接続するバス等で構成される。コントローラ70は、複数のマイクロコンピュータで構成することも可能である。コントローラ70には、入出力インターフェースを介して、外部コンピュータからの印字指示データ、媒体位置検出センサ60の検出信号、可動刃位置検出センサ55の検出信号、ヘッド位置検出センサの検出信号等が入力される。
コントローラ70は、記憶装置に格納されている各種制御プログラムをマイクロプロセッサによって実行し、サーマルヘッド13の発熱素子への通電、ステッピングモータ16への通電、直流モータ54への通電等を制御する。サーマルヘッド13の発熱素子への通電は、コントローラ70から指示を受けたヘッドドライバ(図示せず)によって行われる。同様に、ステッピングモータ16への通電はモータドライバ(図示せず)によって行われ、直流モータ54への通電はモータドライバ90によって行われる。
コントローラ70が実行する各種プログラムは、例えばCD−ROM等の非一過性の記録媒体に記憶されたものを用いてもよい。
ところで、近年、環境への配慮や経済的な観点等から、プリンタにおいても省電力化の要請が高まっている。
これに対して、本実施形態のコントローラ70は、図2に示す電圧調整処理を実行することで、カッタ機構50の消費電力の抑制を図っている。
以下、図2のフローチャートを参照しながらコントローラ70が実行する電圧調整処理について説明する。
コントローラ70は、カッタ機構50を作動させて印字媒体Mの切断を行う際は、今回の印字媒体Mの切断が、プリンタ100の起動後において最初の印字媒体Mの切断と、印字媒体Mのプリンタ100へのセット後において最初の印字媒体Mの切断と、のいずれかに該当するかを判定する(ステップS11)。
なお、プリンタ100では、ヘッドユニット11がヘッドオープン位置からヘッドクローズ位置になると、印字媒体Mがプリンタ100にセットされたと判定される。
具体的には、コントローラ70は、カッタ機構50の作動回数をカウンタによってカウントするようになっている。カウンタは、プリンタ100の電源がオフになった場合と、ヘッドユニット11がヘッドオープン位置になった場合と、にリセットされて「0」になる。
よって、コントローラ70は、カッタ機構50を作動させる前にカウンタのカウント数を確認し、カウント数が「0」であれば、今回の印字媒体Mの切断が、プリンタ100の起動後又は印字媒体Mのプリンタ100へのセット後における最初の印字媒体Mの切断であると判定し、処理をステップS12に移行する。
また、コントローラ70は、カウンタのカウント数が「0」でない場合は、今回の印字媒体Mの切断が、プリンタ100の起動後又は印字媒体Mのプリンタ100へのセット後における最初の印字媒体Mの切断ではないと判定し、処理をステップS14に移行する。
ステップS12では、コントローラ70は、直流モータ54に最大電圧を供給してカッタ機構50を作動させるとともに、カッタ機構50の作動時間を計測する。
具体的には、コントローラ70は、モータドライバ90に接続される第1電源91〜第3電源93のうち、最大電圧である24Vを出力する第1電源91を用いて直流モータ54に電力を供給するように、モータドライバ90に制御信号を送信する。これにより、直流モータ54の駆動トルクが最大となる。
カッタ機構50の作動時間とは、可動刃52が初期位置から切断位置に移動して再び初期位置に戻るまでの時間、すなわちサイクルタイムであって、可動刃位置検出センサ55の検出信号に基づいて計測される。
ステップS13では、コントローラ70は、図3に示すマップを参照して、次回以降にカッタ機構50を作動させる際に直流モータ54に供給する電圧を調整する。調整後の電圧は、調整後電圧としてコントローラ70に設定される。
図3は、直流モータ54の駆動電圧とカッタ機構50の作動時間との関係を示すマップであり、予め実験等により求められる。カッタ機構50の作動時間は、印字媒体Mを切断するときの負荷が大きいほど長くなる。
図3では、直流モータ54を24Vで駆動して印字媒体Maを切断したときのカッタ機構50の作動時間はA[sec]である。また、図3では、印字媒体Maについては、直流モータ54を10Vで駆動すれば、カッタ機構50の作動時間が適正時間に最も近くなることが示されている。
ここで、適正時間について説明する。カッタ機構50の作動時間が短いほど、印字媒体Mを切断するときに直流モータ54にかかる負荷に対して駆動トルク、すなわち供給電力が過剰となる。反対に、カッタ機構50の作動時間が長いほど、直流モータ54にかかる負荷が大きく、供給電力が熱に変換されてロスになる。これは、直流モータ54の駆動トルクが不足している状態である。そして、供給電力が過剰となる状態と熱ロスになる状態との中間の供給電力(駆動トルク)とした場合のカッタ機構50の作動時間が適正時間である。
つまり、印字媒体Maを切断する場合に、直流モータ54を24Vで駆動すると、供給電力が過剰となる。この場合は、直流モータ54の駆動電圧を低下させることで供給電力が適正化される。
よって、コントローラ70は、最初の印字媒体Mの切断において、カッタ機構50の作動時間がA[sec]だった場合は、次回以降にカッタ機構50を作動させる際に直流モータ54に供給する電圧を10Vに調整して駆動トルクを低下させる。つまり、次回以降の印字媒体Mの切断を、第3電源93を用いて行う。これにより、カッタ機構50の作動時間が最も適正時間に近くなる。
また、直流モータ54を24Vで駆動して印字媒体Mbを切断したときのカッタ機構50の作動時間はB[sec]である。この場合は、17Vを供給する第2電源92を用いて直流モータ54を駆動することで、カッタ機構50の作動時間が最も適正時間に近くなる。
よって、コントローラ70は、最初の印字媒体Mの切断において、カッタ機構50の作動時間がB[sec]だった場合は、次回以降にカッタ機構50を作動させる際に直流モータ54に供給する電圧を17Vに調整して駆動トルクを低下させる。つまり、次回以降の印字媒体Mの切断を、第2電源92を用いて行う。これにより、カッタ機構50の作動時間が最も適正時間に近くなる。
また、直流モータ54を24Vで駆動して印字媒体Mcを切断したときのカッタ機構50の作動時間はC[sec]である。この場合は、24Vを供給する第1電源91を用いて直流モータ54を駆動することで、カッタ機構50の作動時間が最も適正時間に近くなる。
よって、コントローラ70は、最初の印字媒体Mの切断において、カッタ機構50の作動時間がC[sec]だった場合は、次回以降にカッタ機構50を作動させる際に直流モータ54に供給する電圧を24Vとして現状の駆動トルクを維持する。つまり、次回以降の印字媒体Mの切断を、引き続き第1電源91を用いて行う。これにより、カッタ機構50の作動時間が最も適正時間に近い状態が維持される。
ステップS14では、コントローラ70は、直流モータ54に調整後電圧を供給してカッタ機構50を作動させる。
印字媒体Mは連続状に形成されており、印字媒体Mを連続して印字発行する場合は、印字媒体Mを切断するときの負荷が大きく変化することがない。よって、連続して印字発行する場合の2枚目以降の印字媒体Mの切断においては、ステップS13で調整、設定された調整後電圧で直流モータ54を駆動する。
なお、印字媒体Mを切断する都度、直流モータ54の駆動トルクを調整するようにしてもよい。
以上述べたように、本実施形態のプリンタ100は、帯状の印字媒体Mに印字を行う印字部15と、印字媒体Mの搬送方向における印字部15の下流側に設けられ、印字媒体Mを切断するカッタ機構50と、印字媒体Mを切断したときのカッタ機構50の作動時間に基づいて、カッタ機構50の直流モータ54の駆動トルクを調整するコントローラ70と、を備える。
本実施形態では、コントローラ70は、直流モータ54に供給する電圧を調整することで、直流モータ54の駆動トルクを調整する。
これによれば、カッタ機構50が印字媒体Mを切断したときの作動時間に基づいて直流モータ54の駆動トルクが変更される。カッタ機構50の作動時間が短いほど、印字媒体Mを切断するときに直流モータ54にかかる負荷に対して駆動トルク、すなわち供給電力が過剰となる。反対に、作動時間が長いほど、直流モータ54にかかる負荷が大きく、供給電力が熱に変換されてロスになる。よって、カッタ機構50の作動時間に基づいて直流モータ54への供給電力(駆動トルク)を調整することで、次に印字媒体Mを切断するときの直流モータ54への供給電力が適正となり、消費電力を抑制できる。また、直流モータ54の発熱が抑制されることで、直流モータ54及び周辺部品の劣化も抑制される。
なお、直流モータ54に供給する電流を調整することで、直流モータ54の駆動トルクを調整してもよい。この場合は、上述したステップS13の処理を、直流モータ54の駆動電流とカッタ機構50の作動時間との関係を示すマップを参照して行う。
また、コントローラ70は、プリンタ100の起動後又は印字媒体Mのプリンタ100へのセット後において最初に印字媒体Mを切断したときのカッタ機構50の作動時間に基づいて、直流モータ54の駆動トルクを調整する。
プリンタ100の電源がオフになっている間やヘッドユニット11がヘッドオープン位置になっている間には、印字媒体Mが仕様が異なる別の印字媒体Mに交換され得る。よって、このような場合は、直流モータ54への供給電力(駆動トルク)を調整することで、2枚目以降の印字媒体Mを切断するときの直流モータ54への供給電力を適正にでき、消費電力を抑制できる。
また、コントローラ70は、プリンタ100の起動後又は印字媒体Mのプリンタ100へのセット後において最初に印字媒体Mを切断するときの直流モータ54の駆動トルクを最大にする。
プリンタ100の電源がオフになっている間やヘッドユニット11がヘッドオープン位置になっている間に印字媒体Mが仕様が異なる別の印字媒体Mに交換されていた場合は、厚さの違いや材質の違い等により、交換前の印字媒体Mよりも交換後の印字媒体Mのほうが切断する際の負荷が大きくなることが考えられる。よって、このような場合は、直流モータ54への供給電力(駆動トルク)を予め最大にしておくことで、最初の印字媒体Mを確実に切断することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、プリンタ100を、インクリボンRを熱してインクリボンR上のインクを印字媒体Mに転写して印字する熱転写方式の装置として説明している。しかしながら、プリンタ100は、感熱媒体を熱して印字する感熱発色方式の装置やインクジェット方式の装置であってもよい。
また、上記実施形態では、プリンタ100の起動後又は印字媒体Mのプリンタ100へのセット後において最初に印字媒体Mを切断したときのカッタ機構50の作動時間に基づいて、直流モータ54の駆動トルクを調整している。しかしながら、例えば、透過型光電センサにより印字媒体Mの透過率を検出することで印字媒体Mの厚さを推定し、推定した厚さに基づいて直流モータ54の駆動トルクを調整してもよい。この場合は、最初の印字媒体Mの切断を行うときから、直流モータ54の駆動トルクを調整できる。よって、直流モータ54への供給電力が適正になり、消費電力を抑制できる。
また、上記実施形態では、プリンタ100は、直流モータ54に電圧を供給する電源として、第1電源91、第2電源92、及び第3電源93を備える。しかしながら、直流モータ54に電圧を供給する電源は、2つ以上であれば、直流モータ54の駆動トルクを調整することができる。
また、直流モータ54に電圧を供給する電源として、可変電圧電源を1つ設けてもよい。この場合は、電圧を精細に調整できるので、消費電力を効率よく抑制できる。
また、上記実施形態では、カッタ機構50は、印字媒体Mの印字面側に設けられた固定刃51と、印字媒体Mの印字面とは反対の面側に設けられた可動刃52と、を備える。しかしながら、固定刃51と可動刃52とは、位置が逆に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、カッタ機構50を、可動刃52が上下方向に往復移動する構成としている。しかしながら、カッタ機構50は、サークルカッタ等の他の周知のカッタ機構としてもよい。
10 印字機構
11 ヘッドユニット
12 プラテンローラ
13 サーマルヘッド
14 支持軸
15 印字部
16 ステッピングモータ
20 リボン供給軸
30 リボン巻取軸
40 媒体供給軸
50 カッタ機構
51 固定刃
52 可動刃
53 移動機構
54 直流モータ
55 可動刃位置検出センサ
60 媒体位置検出センサ
70 コントローラ(制御部、コンピュータ)
80 筐体
81 排出口
90 モータドライバ
91 第1電源
92 第2電源
93 第3電源
100 プリンタ
M 印字媒体
R インクリボン

Claims (6)

  1. 帯状の印字媒体に印字を行う印字部と、
    前記印字媒体の搬送方向における前記印字部の下流側に設けられ、前記印字媒体を切断するカッタ機構と、
    前記印字媒体を切断したときの前記カッタ機構の作動時間に基づいて、前記カッタ機構の駆動源の駆動トルクを調整する制御部と、
    を備えるプリンタ。
  2. 請求項1に記載のプリンタであって、
    前記制御部は、前記プリンタの起動後又は前記印字媒体の前記プリンタへのセット後において最初に前記印字媒体を切断したときの前記カッタ機構の作動時間に基づいて、前記駆動源の駆動トルクを調整する、
    プリンタ。
  3. 請求項1又は2に記載のプリンタであって、
    前記制御部は、前記プリンタの起動後又は前記印字媒体の前記プリンタへのセット後において最初に前記印字媒体を切断するときの前記駆動源の駆動トルクを最大にする、
    プリンタ。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のプリンタであって、
    前記制御部は、前記駆動源に供給する電圧を調整することで、前記駆動源の駆動トルクを調整する、
    プリンタ。
  5. 帯状の印字媒体に印字を行う印字部と、前記印字媒体の搬送方向における前記印字部の下流側に設けられ、前記印字媒体を切断するカッタ機構と、を備えるプリンタの制御方法であって、
    前記印字媒体を切断したときの前記カッタ機構の作動時間に基づいて、前記カッタ機構の駆動源の駆動トルクを調整する、
    プリンタの制御方法。
  6. 帯状の印字媒体に印字を行う印字部と、前記印字媒体の搬送方向における前記印字部の下流側に設けられ、前記印字媒体を切断するカッタ機構と、を備えるプリンタのコンピュータが実行可能なプログラムであって、
    前記印字媒体を切断したときの前記カッタ機構の作動時間に基づいて、前記カッタ機構の駆動源の駆動トルクを調整する手順を前記コンピュータに実行させる、
    プログラム。
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