JP2019054594A - 電力供給システム - Google Patents

電力供給システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019054594A
JP2019054594A JP2017176134A JP2017176134A JP2019054594A JP 2019054594 A JP2019054594 A JP 2019054594A JP 2017176134 A JP2017176134 A JP 2017176134A JP 2017176134 A JP2017176134 A JP 2017176134A JP 2019054594 A JP2019054594 A JP 2019054594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
sensor
power supply
storage battery
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017176134A
Other languages
English (en)
Inventor
幸希 夜久
Koki Yaku
幸希 夜久
真宏 原田
Masahiro Harada
真宏 原田
竜太 西田
Ryuta Nishida
竜太 西田
昌作 門脇
Shosaku Kadowaki
昌作 門脇
伸太郎 村上
Shintaro Murakami
伸太郎 村上
晋太朗 中山
Shintaro Nakayama
晋太朗 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP2017176134A priority Critical patent/JP2019054594A/ja
Publication of JP2019054594A publication Critical patent/JP2019054594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E70/00Other energy conversion or management systems reducing GHG emissions
    • Y02E70/30Systems combining energy storage with energy generation of non-fossil origin

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】発電部の余剰電力を蓄電池残量の少ない蓄電装置に充電し易くすることができ、これにより蓄電装置の蓄電池残量の偏りを緩和することができる電力供給システムを提供する。【解決手段】センサ41・42・43と、太陽光発電部11・21・31、蓄電池12・22・32及びハイブリッドパワコン13・23・33を具備する蓄電システム10・20・30と、ハイブリッドパワコン13・23・33とセンサ41・42・43とを1対1で互いに接続させる切替装置50と、蓄電池12・22・32の蓄電池残量を取得し、当該取得した蓄電池残量の少ない順番に蓄電池12・22・32の充電の優先順位を設定し、前記優先順位に基づいて切替装置50を動作させて、ハイブリッドパワコン13・23・33とセンサ41・42・43との接続を切り替える切替制御を行うEMS60と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、電力を充放電可能な複数の蓄電装置を有する電力供給システムの技術に関する。
従来、電力を充放電可能な複数の蓄電装置を有する電力供給システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、電源(系統電源)から負荷に至る電力配線(配電線)に接続された複数の蓄電装置を具備する電力供給システムが記載されている。各蓄電装置は、電力配線を介して電源から供給される電力を蓄積し、蓄積している電力を電力配線を介して負荷に供給する。このような電力供給システムにおいては、複数の蓄電装置からの電力を負荷へと供給することができる。すなわち、1つの蓄電装置だけでは得ることが困難な電力量を、負荷へと供給することができる。
また、特許文献1に記載の電力供給システムにおいては、蓄電装置の充電状態や充電回数に基づいて、負荷へと電力を供給する蓄電装置を決定している。これによって、複数の蓄電装置のうち、特定の蓄電装置に放電や充電が偏ることを防止している。
一方で、太陽光を利用して発電可能な発電部を具備し、発電部によって発電された電力を負荷に供給し、その余剰電力を複数の蓄電装置に充電可能な電力供給システムも知られている。しかしながら、特許文献1に記載の技術は、深夜電力等の一括購入した電力の充電先を決定するものであって、発電部の余剰電力の充電先について開示するものではなかった。
特開2013−179729号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、発電部の余剰電力を蓄電池残量の少ない蓄電装置に充電し易くすることができ、これにより蓄電装置の蓄電池残量の偏りを緩和することができる電力供給システムを提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、系統電源から負荷に至る配電線上の互いに異なる箇所に複数設けられ、当該設けられた箇所を流通する電力を検出可能なセンサと、発電可能な発電部、及び前記発電部によって発電された電力を充電可能であると共に、前記センサの検出値に基づいて負荷追従運転を行うことで前記負荷へ電力を放電可能な蓄電装置を具備し、前記配電線に複数接続された電力供給部と、前記蓄電装置と前記センサとを1対1で互いに接続させる切替装置と、前記蓄電装置の蓄電池残量を取得し、当該取得した蓄電池残量の少ない順番に前記蓄電装置の充電の優先順位を設定し、前記優先順位に基づいて前記切替装置を動作させて、前記蓄電装置と前記センサとの接続を切り替える切替制御を行う制御部と、を具備するものである。
請求項2においては、前記制御部は、前記優先順位の最も上位の前記蓄電装置が、最も上流側に配置される前記センサと接続されるように、前記切替制御を行うものである。
請求項3においては、前記制御部は、最も上流側に配置される前記センサによって前記系統電源へと逆潮流される電力を検出した場合に、前記切替制御を行うものである。
請求項4においては、前記制御部は、前記切替制御を行った場合、最も上流側に配置された前記蓄電装置を放電不可とするものである。
請求項5においては、前記切替装置は、初期状態において、前記蓄電装置と当該蓄電装置のすぐ上流側の前記センサとを接続しており、前記制御部は、最も上流側に配置される前記センサによって前記系統電源から購入される電力を検出した場合に、前記切替装置を前記切替制御がなされた切替状態から前記初期状態に戻すものである。
請求項6においては、前記切替装置は、内部に前記蓄電装置及び前記センサと接続された電路を有し、当該電路を開閉することで、前記蓄電装置と前記センサとを1対1で互いに接続させるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、発電部の余剰電力を蓄電池残量の少ない蓄電装置に充電し易くすることができ、これにより蓄電装置の蓄電池残量の偏りを緩和することができる。
請求項2においては、発電部の余剰電力を、最も下流側に配置される蓄電装置に充電し易くすることができる。
請求項3においては、発電部の余剰電力があることを確認したうえで、切替制御を行うことができる。
請求項4においては、最も上流側に配置された蓄電装置から放電された電力が系統電源へと逆潮流されるのを防ぐことができる。
請求項5においては、太陽光発電部の余剰電力がないにもかかわらず、切替装置が切替状態のままとなるのを防ぐことができる。
請求項6においては、簡単に蓄電装置とセンサとを接続することができる。
第一実施形態に係る電力供給システムの構成を示したブロック図。 第一実施形態に係る電力供給システムの切替装置の構成を示したブロック図。 第一実施形態に係る切替装置の初期状態を示したブロック図。 第一実施形態において、切替装置が初期状態の場合の電力の供給態様の一例を示したブロック図。 第一実施形態に係るEMSによる事前設定の処理を示したフローチャート。 第一実施形態に係るEMSによる切替装置の動作の処理を示したフローチャート。 第一実施形態に係る切替装置の第一切替状態を示したブロック図。 第一実施形態に係る切替装置の第二切替状態を示したブロック図。 第一実施形態において、切替装置が第一切替状態の場合の電力の供給態様の一例を示したブロック図。 第一実施形態において、切替装置が第二切替状態の場合の電力の供給態様の一例を示したブロック図。 第二実施形態に係る電力供給システムの構成を示したブロック図。 第二実施形態に係る電力供給システムの切替装置の構成を示したブロック図。 第二実施形態に係る切替装置の初期状態を示したブロック図。 第二実施形態において、切替装置が初期状態の場合の電力の供給態様の一例を示したブロック図。 第二実施形態に係るEMSによる切替装置の動作の処理を示したフローチャート。 第二実施形態に係る切替装置の第三切替状態を示したブロック図。 第二実施形態において、切替装置が第三切替状態の場合の電力の供給態様の一例を示したブロック図。
以下では、図1及び図2を用いて、第一実施形態に係る電力供給システム1の構成について説明する。
図1に示す電力供給システム1は、系統電源Kからの電力や、太陽光を利用して発電された電力を負荷Hへと供給するものである。電力供給システム1は、集合住宅に設けられ、当該集合住宅の負荷H(例えば、複数の住宅の機器等)へと電力を供給する。電力供給システム1は、主として第一蓄電システム10、第二蓄電システム20、第三蓄電システム30、第一センサ41、第二センサ42、第三センサ43、切替装置50及びEMS60を具備する。
第一蓄電システム10は、太陽光を利用して発電された電力を蓄電したり、負荷Hへと供給するものである。第一蓄電システム10は、太陽光発電部11、蓄電池12及びハイブリッドパワコン13を具備する。
太陽光発電部11は、太陽光を利用して発電する装置である。太陽光発電部11は、太陽電池パネル等により構成される。太陽光発電部11は、例えば、住宅の屋根の上等の日当たりの良い場所に設置される。
蓄電池12は、電力を充電可能に構成されるものである。蓄電池12は、例えば、リチウムイオン電池により構成される。蓄電池12は、後述するハイブリッドパワコン13を介して太陽光発電部11と接続される。
ハイブリッドパワコン13は、電力を適宜変換するもの(ハイブリッドパワーコンディショナ)である。ハイブリッドパワコン13は、太陽光発電部11で発電された電力及び蓄電池12から放電された電力を負荷Hに出力可能であると共に、太陽光発電部11で発電された電力及び系統電源Kからの電力を蓄電池12に出力可能に構成される。また、ハイブリッドパワコン13は、太陽光発電部11及び蓄電池12の運転状態に関する情報を取得可能に構成される。ハイブリッドパワコン13は、所定の記憶装置に蓄電池12の最大充電量を記憶している。このようなハイブリッドパワコン13は、系統電源Kから負荷Hへと電力を供給する電力経路Lの第一接続点P1と接続される。
このように構成される第一蓄電システム10のハイブリッドパワコン13は、後述する第一センサ41の検出結果等に基づいて、蓄電池12の充放電を切り替えることができる。
第二蓄電システム20は、第一蓄電システム10よりも電力経路Lの上流側の第二接続点P2にハイブリッドパワコン23が接続される点を除いて、第一蓄電システム10と同様に構成される。具体的には、第二蓄電システム20の太陽光発電部21、蓄電池22及びハイブリッドパワコン23は、それぞれ第一蓄電システム10の太陽光発電部11、蓄電池12及びハイブリッドパワコン13に相当する。
第三蓄電システム30は、第二蓄電システム20よりも電力経路Lの上流側の第三接続点P3にハイブリッドパワコン33が接続される点を除いて、第一蓄電システム10と同様に構成される。具体的には、第三蓄電システム30の太陽光発電部31、蓄電池32及びハイブリッドパワコン33は、それぞれ第一蓄電システム10の太陽光発電部11、蓄電池12及びハイブリッドパワコン13に相当する。
第一センサ41は、電力経路Lにおいて、第一接続点P1と第二接続点P2との間に設けられる。また、第一センサ41は、第一接続点P1の上流側(系統電源K側)に隣接するように(電力経路Lと他の蓄電システムとの接続点が介在しないように)設けられる。第一センサ41は、設けられた箇所を流通する電力(例えば、負荷H等へと供給される電力や、系統電源Kへと逆潮流される電力)の電圧(供給電圧)及び電流(供給電流)を検出する。
第二センサ42は、電力経路Lにおいて、第二接続点P2と第三接続点P3との間に設けられる点を除いて、第一センサ41と同様に構成される。
第三センサ43は、電力経路Lにおいて、第三接続点P3と系統電源Kとの間に設けられる点を除いて、第一センサ41と同様に構成される。
切替装置50は、各ハイブリッドパワコン(ハイブリッドパワコン13・23・33)と各センサ(第一センサ41、第二センサ42、第三センサ43)とを1対1で互いに接続させるためのものである。切替装置50は、各ハイブリッドパワコン(ハイブリッドパワコン13・23・33)と各センサ(第一センサ41、第二センサ42、第三センサ43)とを接続するための配線の中途部に設けられ、当該配線を介して各ハイブリッドパワコン及び各センサとそれぞれ接続される。図2に示すように、切替装置50は、その内部に前記配線と接続された電路を有する。当該電路は、その中途部で適宜分岐して、各ハイブリッドパワコン(ハイブリッドパワコン13・23・33)と各センサ(第一センサ41、第二センサ42、第三センサ43)とを互いに接続可能に構成される。電路には、分岐する部分に複数の内部連結点(第一内部連結点P11から第八内部連結点P18まで)が設けられる。
第一内部連結点P11は、電路の最も第一センサ41に近い側に設けられる。電路は、第一内部連結点P11で各ハイブリッドパワコン(ハイブリッドパワコン13・23・33)に向けて図面(紙面)の上下3つに分岐する。
第二内部連結点P12は、電路の最も第二センサ42に近い側に設けられる。電路は、第二内部連結点P12で各ハイブリッドパワコン(ハイブリッドパワコン13・23・33)に向けて図面の左右3つに分岐する。当該分岐した電路のうち右側の電路は、後述する第七内部連結点P17を介して第一内部連結点P11で上側に分岐した電路と接続される。
第三内部連結点P13は、電路の最も第三センサ43に近い側に設けられる。電路は、第三内部連結点P13で各ハイブリッドパワコン(ハイブリッドパワコン13・23・33)に向けて図面の上下3つに分岐する。当該分岐した電路のうち上側の電路は、後述する第八内部連結点P18を介して第二内部連結点P12で左側に分岐した電路と接続される。
第四内部連結点P14は、電路の最もハイブリッドパワコン13に近い側に設けられる。第四内部連結点P14には、第一内部連結点P11で下側に分岐した電路及び第三内部連結点P13で上側に分岐した電路が接続される。また、第四内部連結点P14には、第八内部連結点P18を介して第二内部連結点P12で左側に分岐した電路が接続される。
第五内部連結点P15は、電路の最もハイブリッドパワコン23に近い側に設けられる。第五内部連結点P15には、第一内部連結点P11から第三内部連結点P13までで中央に分岐した電路が接続される。
第六内部連結点P16は、電路の最もハイブリッドパワコン33に近い側に設けられる。第六内部連結点P16には、第一内部連結点P11で上側に分岐した電路及び第三内部連結点P13で下側に分岐した電路が接続される。また、第六内部連結点P16は、第七内部連結点P17を介して第二内部連結点P12で右側に分岐した電路が接続される。
第七内部連結点P17は、第一内部連結点P11で上側に分岐した電路の中途部に設けられる。
第八内部連結点P18は、第三内部連結点P13で上側に分岐した電路の中途部に設けられる。
このような電路を有する切替装置50は、第一スイッチ51から第九スイッチ59までを具備する。第一スイッチ51から第九スイッチ59までは、前記電路に適宜設けられ、当該設けられた箇所を開閉する。第一スイッチ51から第九スイッチ59までは、例えば機械式リレーによって構成される。
第一スイッチ51は、第一内部連結点P11で下側に分岐した電路の中途部、より詳細には、第一内部連結点P11と第四内部連結点P14との間に設けられる。
第二スイッチ52は、第一内部連結点P11で中央に分岐した電路の中途部、より詳細には、第一内部連結点P11と第五内部連結点P15との間に設けられる。
第三スイッチ53は、第一内部連結点P11で上側に分岐した電路の中途部、より詳細には、第一内部連結点P11と第七内部連結点P17との間に設けられる。
第四スイッチ54は、第二内部連結点P12で左側に分岐した電路の中途部、より詳細には、第二内部連結点P12と第八内部連結点P18との間に設けられる。
第五スイッチ55は、第二内部連結点P12で中央に分岐した電路の中途部、より詳細には、第二内部連結点P12と第五内部連結点P15との間に設けられる。
第六スイッチ56は、第二内部連結点P12で右側に分岐した電路の中途部、より詳細には、第二内部連結点P12と第七内部連結点P17との間に設けられる。
第七スイッチ57は、第三内部連結点P13で下側に分岐した電路の中途部、より詳細には、第三内部連結点P13と第六内部連結点P16との間に設けられる。
第八スイッチ58は、第三内部連結点P13で中央に分岐した電路の中途部、より詳細には、第三内部連結点P13と第五内部連結点P15との間に設けられる。
第九スイッチ59は、第三内部連結点P13で上側に分岐した電路の中途部、より詳細には、第三内部連結点P13と第八内部連結点P18との間に設けられる。
図1に示すように、EMS60は、電力供給システム1の動作を管理するエネルギーマネジメントシステム(Energy Management System)である。EMS60は、CPU等の演算処理部、RAMやROM等の記憶部や、タッチパネル等の入出力部等を具備する。EMS60の記憶部には、電力供給システム1の動作を制御する際に用いられる種々の情報やプログラム等が予め記憶される。EMS60の演算処理部は、前記プログラムを実行して前記種々の情報を用いた所定の演算処理等を行うことで、電力供給システム1を動作させることができる。
EMS60は、ハイブリッドパワコン13・23・33と電気的に接続される。EMS60は、ハイブリッドパワコン13・23・33から所定の信号が入力可能に構成され、蓄電池12・22・32の蓄電池残量(蓄電池12・22・32の最大容量に対する蓄電量)を取得することができる。
また、EMS60は、切替装置50と電気的に接続される。EMS60は、所定の信号を切替装置50に出力可能に構成され、切替装置50の動作を制御する(第一スイッチ51から第九スイッチ59までの開閉を行う)ことができる。
次に、図3及び図4を用いて、電力供給システム1による電力の供給(融通)態様について具体的に説明する。なお、第一実施形態において、蓄電池12・22・32の最大充電量はそれぞれ2000Wであり、最大放電量はそれぞれ2000Wであるものとする。最大充電量とは、蓄電池12・22・32がそれぞれ単位時間当たりに充電可能な最大の電力量を指す。最大放電量とは、蓄電池12・22・32がそれぞれ単位時間当たりに放電可能な最大の電力量を指す。また、負荷Hの消費電力は3000Wであり、太陽光発電部11・21の発電電力はそれぞれ2000Wであり、太陽光発電部31の発電電力は2500Wであるものとする。また、図3及び図4において、切替装置50は、初期状態(非切替時である)ものとする。
また、図3(並びに後述する図7、図8、図13及び図16)においては、切替装置50内の電路のうち、第一センサ41から第三センサ43までと、ハイブリッドパワコン13・23・33とを1対1で接続している部分(センサとハイブリッドパワコンとの間で信号を入出力可能な部分)を太い実線で示すと共に、他の部分を点線で示している。また、図4(並びに後述する図9、図10、図14及び図17)に記載される白塗りの矢印は、電力の流通方向を示している。また、前記白塗りの矢印に付された数値は、前記矢印における電力量を示している。また、図4等においては、切替装置50及びEMS60の図示を省略している。
図3に示すように、切替装置50の初期状態においては、第一スイッチ51、第五スイッチ55及び第七スイッチ57は、閉状態となる。また、その他のスイッチ(第二スイッチ52、第三スイッチ53、第四スイッチ54、第六スイッチ56、第八スイッチ58及び第九スイッチ59)は、開状態となる。こうして、切替装置50の初期状態においては、第一内部連結点P11及び第四内部連結点P14を介して第一センサ41とハイブリッドパワコン13とが接続される。また、第二内部連結点P12及び第五内部連結点P15を介して第二センサ42とハイブリッドパワコン23とが接続される。また、第三内部連結点P13及び第六内部連結点P16を介して第三センサ43とハイブリッドパワコン33とが接続される。
切替装置50が初期状態である場合、図4に示すように、太陽光発電部11の発電電力(2000W)は、ハイブリッドパワコン13を介して負荷Hに供給される。このとき、第一センサ41は、負荷Hの消費電力(3000W)に対して不足する分の電力(1000W)を検出する。ハイブリッドパワコン13は、第一センサ41の検出結果に基づいて、蓄電池12から電力(1000W)を放電させ、当該電力を負荷Hに供給する。このようにして、第一蓄電システム10から負荷Hに電力(3000W)が供給される。
このように第一蓄電システム10によって負荷Hの消費電力が賄われるので、第二センサ42の検出値は0Wとなる。よって、ハイブリッドパワコン23は、太陽光発電部21の発電電力(2000W)を蓄電池22に充電させる。
また、第一蓄電システム10によって負荷Hの消費電力が賄われるので、第三センサ43の検出値は0Wとなる。よって、ハイブリッドパワコン33は、太陽光発電部31の発電電力(2500W)の一部を最大充電量(2000W)で蓄電池32に充電する。残りの電力(500W)は系統電源Kへと逆潮流される。
このように、切替装置50の初期状態においては、まず第一蓄電システム10から負荷Hへの電力供給量が確定され、負荷Hの消費電力が賄えない場合に、第二蓄電システム20、第三蓄電システム30の順番に負荷Hへの電力供給量が確定されていく。このため、負荷Hへの電力供給量は、第一蓄電システム10、第二蓄電システム20、第三蓄電システム30の順番に多くなり易い。このため、下流側(負荷H側)の蓄電池ほど、放電状態となり易く、充電状態(各太陽光発電部からの電力を充電している状態)となり難い。また、上流側(系統電源K側)の蓄電池ほど、充電状態となり易く、放電状態となり難い。したがって、下流側の蓄電池ほど、蓄電池残量が少なくなり、上流側の蓄電池ほど、蓄電池残量が多くなる傾向にある。
そこで、電力供給システム1においては、EMS60によって蓄電池12・22・32の蓄電池残量の偏りを抑制するための処理が行われる。
以下では、このようなEMS60による蓄電池残量の偏りを抑制するための処理について説明する。
EMS60は、まず事前設定の処理を行い、その後に切替装置50の動作の処理を行う。事前設定の処理は、常時行われる。また、切替装置50の動作の処理は、常時行われてもよく、又は所定の時刻に行われるようにしてもよい。
事前設定の処理においては、EMS60は、充電優先順位の設定を行う。また、切替装置50の動作の処理においては、EMS60は、充電優先順位に基づいて、切替装置50を具体的に動作させる。なお、充電優先順位とは、太陽光発電部11・21・31の余剰電力を、蓄電池12・22・32のうち、どの蓄電池を優先的に充電させるのかを決定する判断基準となるものである。
まず以下では、図5を用いて、EMS60による事前設定の処理について説明する。
ステップS101において、EMS60は、一定時刻毎に、各蓄電池(蓄電池12・22・32)の蓄電池残量を取得する。EMS60は、ステップS101の処理を実行した後、ステップS102の処理を実行する。
ステップS102において、EMS60は、ステップS101で取得した蓄電池残量に基づいて、各蓄電池(蓄電池12・22・32)の充電優先順位を設定する。具体的には、EMS60は、各蓄電池(蓄電池12・22・32)に対して、蓄電池残量の少ない順番に高い充電優先順位(第一位、第二位、第三位)を設定する。
こうして、EMS60は、ステップS102の処理を実行した後、事前設定の処理を終了する。
次に、図6から図8を用いて、EMS60による切替装置50の動作の処理について説明する。切替装置50の動作の処理は、充電優先順位に応じて、各センサ(第一センサ41、第二センサ42、第三センサ43)と各ハイブリッドパワコン(ハイブリッドパワコン13・23・33)との接続関係(第一センサ41から第三センサ43までに対してどのハイブリッドパワコンを接続させるか)を変更する処理である。
図6に示すように、ステップS111において、EMS60は、最も上流側のセンサである第三センサ43が売電(系統電源Kへと逆潮流される電力)を検知しているか否かを判定する。EMS60は、第三センサ43が売電を検知していると判定した場合(ステップS111で「YES」)、ステップS112に移行する。一方、EMS60は、第三センサ43が売電を検知していないと判定した場合(ステップS111で「NO」)、ステップS116に移行する。
ステップS112において、EMS60は、充電優先順位の第一位が、最も下流側の蓄電池である蓄電池12であるか否かを判定する。EMS60は、充電優先順位の第一位が蓄電池12であると判定した場合(ステップS112で「YES」)、ステップS113に移行する。一方、EMS60は、充電優先順位の第一位が蓄電池12でないと判定した場合(ステップS112で「NO」)、ステップS114に移行する。
ステップS113において、EMS60は、切替装置50を図7に示す第一切替状態とする。具体的には、EMS60は、第三スイッチ53、第五スイッチ55及び第九スイッチ59をON(閉状態)にすると共に、その他のスイッチ(第一スイッチ51、第二スイッチ52、第四スイッチ54、第六スイッチ56、第七スイッチ57及び第八スイッチ58)をOFF(開状態)とする。これにより、切替装置50は、第一センサ41とハイブリッドパワコン33とを接続させ、第二センサ42とハイブリッドパワコン23とを接続させ、第三センサ43とハイブリッドパワコン13とを接続させる。EMS60は、当該ステップS113の処理を行った後、ステップS115に移行する。
一方、ステップS114において、EMS60は、切替装置50を図8に示す第二切替状態とする。具体的には、EMS60は、第一スイッチ51、第六スイッチ56及び第八スイッチ58をON(閉状態)にすると共に、その他のスイッチ(第二スイッチ52、第三スイッチ53、第四スイッチ54、第五スイッチ55、第七スイッチ57及び第九スイッチ59)をOFF(開状態)とする。これにより、切替装置50は、第一センサ41とハイブリッドパワコン13とを接続させ、第二センサ42とハイブリッドパワコン33とを接続させ、第三センサ43とハイブリッドパワコン23とを接続させる。
このように、ステップS113及びS114においては、充電優先順位が第一位の蓄電池のハイブリッドパワコンと、最も上流側のセンサとが接続される。その際、当該(第一位の蓄電池の)ハイブリッドパワコンと元々接続されていたセンサは、最も上流側のセンサと元々接続されていたハイブリッドパワコンと接続される。
なお、充電優先順位の第一位が蓄電池12でない場合(ステップS112で「NO」)、蓄電池22又は蓄電池32が充電優先順位第一位であると考えられる。しかしながら、第三センサ43が売電を検知している(ステップS111で「YES」)ということは、太陽光発電部31の発電電力が余剰しており、蓄電池32には充電できない可能性が高いと考えられる。よって、ステップS114では、蓄電池22が充電優先順位第一位であるとみなし(蓄電池22又は蓄電池32のどちらが充電優先順位第一位であるかの判断を省略し)、蓄電池22のハイブリッドパワコン23を第三センサ43と接続する。EMS60は、当該ステップS113の処理を行った後、ステップS115に移行する。
ステップS115において、EMS60は、ハイブリッドパワコン33を介して蓄電池32を放電停止(放電不可な状態)とする。EMS60は、当該ステップS115の処理を行った後、切替装置50の動作の処理を終了する。
一方、ステップS116において、EMS60は、最も上流側のセンサである第三センサ43が買電(系統電源Kから購入される電力)を検知しているか否かを判定する。EMS60は、第三センサ43が買電を検知していると判定した場合(ステップS116で「YES」)、ステップS117に移行する。一方、EMS60は、第三センサ43が買電を検知していないと判定した場合(ステップS116で「NO」)、切替装置50の動作の処理を終了する。
ステップS117において、EMS60は、第一スイッチ51、第五スイッチ55及び第七スイッチ57をON(閉状態)にすると共に、その他のスイッチ(第二スイッチ52、第三スイッチ53、第四スイッチ54、第六スイッチ56、第八スイッチ58及び第九スイッチ59)をOFF(開状態)とする。すなわち、EMS60は、切替装置50を初期状態(図3参照)に戻す。EMS60は、当該ステップS117の処理を行った後、ステップS118に移行する。
ステップS118において、EMS60は、ハイブリッドパワコン33を介して蓄電池32の放電停止を解除する。EMS60は、当該ステップS118の処理を行った後、切替装置50の動作の処理を終了する。
このように、EMS60は、第三センサ43が売電(系統電源Kへと逆潮流される電力)を検知した場合(ステップS111で「YES」)、切替装置50を第一切替状態(図7参照)又は第二切替状態(図8参照)とする。一方、EMS60は、第三センサ43が買電(系統電源Kから購入される電力)を検知した場合(ステップS116で「YES」)、切替装置50を初期状態(図3参照)に戻す。
次に、図9を用いて、ステップS113において切替装置50を第一切替状態(図7参照)とした場合の、電力供給システム1による電力の供給(融通)態様について具体的に説明する。つまり、図9は、最も下流側の蓄電池12が充電優先順位第一位である(すなわち、蓄電池12・22・32のうち、蓄電池12の蓄電池残量が最も少ない)場合を示している。
図9において、第一センサ41とハイブリッドパワコン33とが接続され、第二センサ42とハイブリッドパワコン23とが接続され、第三センサ43とハイブリッドパワコン13とが接続されている(ステップS113参照)。また、蓄電池32は放電停止とされている(ステップS115参照)。
各蓄電システムから負荷Hへの電力供給量は、下流側のセンサに接続された蓄電システムから順に決定される。すなわち、図9に示す例において、各蓄電システムから負荷Hへの電力供給量は、第一センサ41に接続された第三蓄電システム30、第二センサ42に接続された第二蓄電システム20、第三センサ43に接続された第一蓄電システム10の順に決定される。
まず、太陽光発電部31の発電電力(2500W)は、ハイブリッドパワコン33を介して電力経路Lへと出力される。また、放電停止とされた蓄電池32からは放電されない。
また、図9に示すように、太陽光発電部21の発電電力(2000W)は、ハイブリッドパワコン23を介して電力経路Lへと出力され、負荷Hに供給される。このとき、第二センサ42の検出値は、負荷Hの消費電力(3000W)から、太陽光発電部21から負荷Hに供給される電力(2000W)を引いた値、すなわち1000Wとなる。ハイブリッドパワコン23は、第二センサ42の検出値に基づいて、蓄電池22から電力(1000W)を放電させ、当該電力を負荷Hに供給する。このように、第二蓄電システム20から電力(3000W)が負荷Hに供給される。
このようにして、第二蓄電システム20からの電力によって、負荷Hの消費電力(3000W)が賄われる。このため、電力経路Lへと出力されていた太陽光発電部31の発電電力(2500W)は、系統電源Kへと逆潮流される。
第三センサ43は、この逆潮流される電力(2500W)を検出する。ハイブリッドパワコン13は、第三センサ43の検出結果に基づいて、負荷Hの消費電力が賄われていると判断し、太陽光発電部11の発電電力(2000W)を、蓄電池12に充電させる。
このように、最も下流側の蓄電池12が充電優先順位第一位である(すなわち、蓄電池12・22・32のうち、蓄電池12の蓄電池残量が最も少ない)場合、切替装置50を第一切替状態(図7参照)に切り替えることで、当該蓄電池12を放電状態(図4参照)から充電状態(図9参照)とすることができる。したがって、蓄電池残量の少ない蓄電池12の蓄電池残量を増やすことができ、ひいては蓄電池12・22・32の蓄電池残量の偏りを緩和することができる。
次に、図10を用いて、ステップS114において切替装置50を第二切替状態(図8参照)とした場合の、電力供給システム1による電力の供給(融通)態様について具体的に説明する。つまり、図10は、蓄電池22が充電優先順位第一位である(すなわち、蓄電池12・22・32のうち、蓄電池22の蓄電池残量が最も少ない)場合を示している。
図10において、第一センサ41とハイブリッドパワコン13とが接続され、第二センサ42とハイブリッドパワコン33とが接続され、第三センサ43とハイブリッドパワコン23とが接続されている(ステップS114参照)。また、蓄電池32は放電停止とされている(ステップS115参照)。
したがって、各蓄電システムから負荷Hへの電力供給量は、第一センサ41に接続された第一蓄電システム10、第二センサ42に接続された第三蓄電システム30、第三センサ43に接続された第二蓄電システム20の順に決定される。
図10に示すように、太陽光発電部11の発電電力(2000W)は、ハイブリッドパワコン13を介して負荷Hに供給される。このとき、第一センサ41は、負荷Hの消費電力(3000W)に対して不足する分の電力(1000W)を検出する。ハイブリッドパワコン13は、第一センサ41の検出結果に基づいて、蓄電池12から電力(1000W)を放電させ、当該電力を負荷Hに供給する。このようにして、第一蓄電システム10から負荷Hに電力(3000W)が供給される。
また、第一蓄電システム10によって負荷Hの消費電力が賄われるので、第二センサ42の検出値は0Wとなる。よって、ハイブリッドパワコン33は、第二センサ42の検出結果に基づいて、太陽光発電部31の発電電力(2500W)の一部を最大充電量(2000W)で蓄電池32に充電する。残りの電力(500W)は系統電源Kへと逆潮流される。
第三センサ43は、この逆潮流される電力(500W)を検出する。ハイブリッドパワコン23は、第三センサ43の検出結果に基づいて、太陽光発電部21から蓄電池22への充電量を徐々に増加させ、最終的に太陽光発電部21の発電電力(2000W)を蓄電池22に充電させる。
このように、蓄電池22が充電優先順位第一位である(すなわち、蓄電池12・22・32のうち、蓄電池22の蓄電池残量が最も少ない)場合、蓄電池22を充電状態(図10参照)とすることができる。したがって、蓄電池22の蓄電池残量を増やすことができ、ひいては蓄電池12・22・32の蓄電池残量の偏りを緩和することができる。
以上のように、電力供給システム1において売電が行われている場合(ステップS111で「YES」)、蓄電池残量が少なくなり易い下流側の蓄電池(蓄電池12又は蓄電池22)に、太陽光発電部11・21・31の余剰電力が充電され易くすることができる。
また、最も上流側の蓄電池32を放電停止とすること(ステップS115)で、蓄電池32から放電された電力が、系統電源Kへと逆潮流される電力に用いられるのを防ぐことができる。
また、電力供給システム1において買電が行われている場合(ステップS116で「YES」)、太陽光発電部11・21・31の余剰電力がないと考えられるので、切替装置50を初期状態(図3参照)に戻すことで、通常運転が可能となる。
以上の如く、本実施形態に係る電力供給システム1は、系統電源Kから負荷Hに至る電力経路L(配電線)上の互いに異なる箇所に複数設けられ、当該設けられた箇所を流通する電力を検出可能な第一センサ41、第二センサ42及び第三センサ43(センサ)と、発電可能な太陽光発電部11・21・31(発電部)、及び前記太陽光発電部11・21・31によって発電された電力を充電可能であると共に、前記第一センサ41、第二センサ42及び第三センサ43の検出値に基づいて負荷追従運転を行うことで前記負荷Hへ電力を放電可能な蓄電装置(蓄電池12・22・32及びハイブリッドパワコン13・23・33)を具備し、前記電力経路Lに複数接続された第一蓄電システム10、第二蓄電システム20及び第三蓄電システム30(電力供給部)と、前記ハイブリッドパワコン13・23・33と前記第一センサ41、第二センサ42及び第三センサ43とを1対1で互いに接続させる切替装置50と、前記蓄電池12・22・32の蓄電池残量を取得し、当該取得した蓄電池残量の少ない順番に前記蓄電池12・22・32の充電の優先順位(優先順位)を設定し、前記優先順位に基づいて前記切替装置50を動作させて、前記ハイブリッドパワコン13・23・33と前記第一センサ41、第二センサ42及び第三センサ43との接続を切り替える切替制御を行うEMS60(制御部)と、を具備するものである。
このように構成することにより、太陽光発電部11・21・31の余剰電力を蓄電池残量の少ない蓄電池に充電し易くすることができ、これにより蓄電池12・22・32の蓄電池残量の偏りを緩和することができる。
また、前記EMS60は、前記優先順位の最も上位の前記蓄電装置(ハイブリッドパワコン13・23)が、最も上流側に配置される前記第三センサ43と接続されるように、前記切替制御を行うものである。
このように構成することにより、太陽光発電部11・21・31の余剰電力を、最も下流側に配置される蓄電池に充電し易くすることができる。
また、前記EMS60は、最も上流側に配置される前記第三センサ43によって前記系統電源Kへと逆潮流される電力を検出した場合に、前記切替制御を行うものである。
このように構成することにより、太陽光発電部11・21・31の余剰電力があることを確認したうえで、切替制御を行うことができる。
また、前記EMS60は、前記切替制御を行った場合、最も上流側に配置された前記蓄電装置(蓄電池32)を放電不可とするものである。
このように構成することにより、最も上流側に配置された蓄電池32から放電された電力が系統電源Kへと逆潮流されるのを防ぐことができる。
また、前記切替装置50は、初期状態において、前記ハイブリッドパワコン13・23・33と当該ハイブリッドパワコン13・23・33のすぐ上流側の前記第一センサ41、第二センサ42及び第三センサ43とを接続しており、前記EMS60は、最も上流側に配置される前記第三センサ43によって前記系統電源Kから購入される電力を検出した場合に、前記切替装置50を前記切替制御がなされた切替状態から前記初期状態に戻すものである。
このように構成することにより、太陽光発電部11・21・31の余剰電力がないにもかかわらず、切替装置50が切替状態のままとなるのを防ぐことができる。
また、前記切替装置50は、内部に前記蓄電装置(ハイブリッドパワコン13・23・33)及び前記第一センサ41、第二センサ42及び第三センサ43と接続された電路を有し、当該電路を開閉することで、前記蓄電装置(ハイブリッドパワコン13・23・33)と前記第一センサ41、第二センサ42及び第三センサ43とを1対1で互いに接続させるものである。
このように構成することにより、簡単にハイブリッドパワコン13・23・33と第一センサ41、第二センサ42及び第三センサ43とを接続することができる。
なお、本実施形態に係る第一蓄電システム10、第二蓄電システム20及び第三蓄電システム30は、電力供給部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る太陽光発電部11・21・31は、発電部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る蓄電池12・22・32及びハイブリッドパワコン13・23・33は、蓄電装置の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一センサ41、第二センサ42及び第三センサ43は、センサの実施の一形態である。
また、本実施形態に係るEMS60は、制御部の実施の一形態である。
以上、本発明の第一実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、電力供給システム1は、集合住宅に設けられるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、オフィス等に設けられるものであってもよい。
また、第一蓄電システム10、第二蓄電システム20及び第三蓄電システム30は、所定の燃料を用いて発電する発電装置(例えば、燃料電池)等を具備する構成であってもよい。
また、発電部は、太陽光を利用して発電する太陽光発電部11・21・31であるものとしたが、燃料電池であってもよく、また他の自然エネルギー(例えば、水力や風力)を利用して発電するものであってもよい。
また、本実施形態において蓄電システムの台数は、3台であるものとしたが、2台以上の任意の台数とすることができる。
また、本実施形態においては、充電優先順位の第一位が蓄電池12でない場合(ステップS112で「NO」)、蓄電池22のハイブリッドパワコン23を第三センサ43と接続するものとしたが(ステップS114)、蓄電システムが4台以上設けられる場合には、さらに、どの蓄電池が充電優先順位第一位であるかを判定するステップを追加して、充電優先順位第一位であると判定された蓄電池のハイブリッドパワコンを、最も上流側のセンサと接続することができる。
次に、図11から図17までを用いて、第二実施形態に係る電力供給システム101について説明する。
図11に示すように、第二実施形態に係る電力供給システム101は、蓄電システムの台数が3台でなく2台である点が第一実施形態に係る電力供給システム1と異なる点である。具体的には、第二実施形態に係る電力供給システム101が、第一実施形態に係る電力供給システム1と異なる主な点は、第三蓄電システム30及び第三センサ43を具備しておらず、かつ、切替装置50及びEMS60に替えて切替装置150及びEMS160を具備する点である。よって以下では、第二実施形態に係る電力供給システム101のうち第一実施形態に係る電力供給システム1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、切替装置150は、その内部に各ハイブリッドパワコン(ハイブリッドパワコン13・23)と各センサ(第一センサ41及び第二センサ42)とを接続させるための電路を有する。当該電路は、その中途部で適宜分岐して、ハイブリッドパワコン13・23と、第一センサ41及び第二センサ42とを互いに接続可能に構成される。電路には、複数の内部連結点(第一内部連結点P111から第四内部連結点P114まで)が設けられる。
第一内部連結点P111は、電路の最も第一センサ41に近い側に設けられる。電路は、第一内部連結点P111で各ハイブリッドパワコン(ハイブリッドパワコン13・23)に向けて図面の左右2つに分岐する。
第二内部連結点P112は、電路の最も第二センサ42に近い側に設けられる。電路は、第二内部連結点P112で各ハイブリッドパワコン(ハイブリッドパワコン13・23)に向けて図面の左右2つに分岐する。
第三内部連結点P113は、電路の最もハイブリッドパワコン13に近い側に設けられる。第三内部連結点P113には、第一内部連結点P111で右側に分岐した電路及び第二内部連結点P112で左側に分岐した電路が接続される。
第四内部連結点P114は、電路の最もハイブリッドパワコン23に近い側に設けられる。第四内部連結点P14には、第一内部連結点P111で左側に分岐した電路及び第二内部連結点P112で右側に分岐した電路が接続される。
このような電路を有する切替装置150は、第一スイッチ151から第四スイッチ154までを具備する。第一スイッチ151から第四スイッチ154までは、例えば、機械式リレーによって構成される。
第一スイッチ151は、第一内部連結点P111で右側に分岐した電路の中途部、より詳細には、第一内部連結点P111と第三内部連結点P113との間に設けられる。
第二スイッチ152は、第一内部連結点P111で左側に分岐した電路の中途部、より詳細には、第一内部連結点P111と第四内部連結点P114との間に設けられる。
第三スイッチ153は、第二内部連結点P112で右側に分岐した電路の中途部、より詳細には、第二内部連結点P112と第四内部連結点P114との間に設けられる。
第四スイッチ154は、第二内部連結点P112で左側に分岐した電路の中途部、より詳細には、第二内部連結点P112と第三内部連結点P113との間に設けられる。
図11に示すEMS160は、第一実施形態に係るEMS60と略同様に構成される。EMS160は、所定の信号を切替装置150に出力可能に構成され、切替装置150の動作を制御する(第一スイッチ151から第四スイッチ154までの開閉を行う)ことができる。
次に、図13及び図14を用いて、電力供給システム101による電力の供給(融通)態様について具体的に説明する。なお、第二実施形態において、蓄電池12・22の最大充電量はそれぞれ2000Wであり、最大放電量はそれぞれ2000Wであるものとする。また、負荷Hの消費電力は5000Wであり、太陽光発電部11・21の発電電力はそれぞれ3000Wであるものとする。また、図13及び図14において、切替装置150は、初期状態(非切替時である)ものとする。
図13に示すように、切替装置150の初期状態においては、第一スイッチ151及び第三スイッチ153は、閉状態となる。また、その他のスイッチ(第二スイッチ152及び第四スイッチ154)は、開状態となる。こうして、切替装置50の初期状態においては、第一内部連結点P111及び第三内部連結点P113を介して第一センサ41とハイブリッドパワコン13とが接続される。また、第二内部連結点P112及び第四内部連結点P114を介して第二センサ42とハイブリッドパワコン23とが接続される。
切替装置150が初期状態である場合、図14に示すように、太陽光発電部11の発電電力(3000W)は、ハイブリッドパワコン13を介して負荷Hに供給される。このとき、第一センサ41は、負荷Hの消費電力(5000W)に対して不足する分の電力(2000W)を検出する。ハイブリッドパワコン13は、第一センサ41の検出結果に基づいて、蓄電池12から最大放電量(2000W)で電力を放電させ、当該電力を負荷Hに供給する。このようにして、第一蓄電システム10から負荷Hに電力(5000W)が供給される。
このように第一蓄電システム10によって負荷Hの消費電力が賄われるので、第二センサ42の検出値は0Wとなる。よって、ハイブリッドパワコン23は、太陽光発電部21の発電電力(3000W)の一部を最大充電量(2000W)で蓄電池32に充電する。残りの電力(1000W)は系統電源Kへと逆潮流される。
このように、切替装置150の初期状態においては、下流側の蓄電池12ほど、放電状態となり易く、充電状態となり難い。また、上流側の蓄電池22ほど、充電状態となり易く、放電状態となり難い。したがって、下流側の蓄電池12の蓄電池残量が少なくなり、上流側の蓄電池22の蓄電池残量が多くなる傾向にある。
以下では、第二実施形態に係るEMS160による蓄電池残量の偏りを抑制するための処理について説明する。
EMS160は、まず第一実施形態と同様に事前設定の処理を行って放電優先順位を設定する(図5参照)。その後、EMS160は、切替装置150の動作の処理を行う。
図15に示すように、ステップS211において、EMS160は、最も上流側のセンサである第二センサ42が売電(系統電源Kへと逆潮流される電力)を検知しているか否かを判定する。EMS160は、第二センサ42が売電を検知していると判定した場合(ステップS211で「YES」)、ステップS212に移行する。一方、EMS160は、第二センサ42が売電を検知していないと判定した場合(ステップS211で「NO」)、ステップS214に移行する。
なお、第二センサ42が売電を検知している場合(ステップS211で「YES」)とは、太陽光発電部21の発電電力が余剰していることを示している、この場合、蓄電池22の蓄電池残量は比較的多いと考えられるため、充電優先順位第一位の蓄電池から蓄電池22は除外される。よって、第二センサ42が売電を検知している場合(ステップS211で「YES」)とは、充電優先順位の第一位が、蓄電池22を除く蓄電池、すなわち蓄電池12である場合を示している。
ステップS212において、EMS160は、切替装置150を図16に示す第三切替状態とする。具体的には、EMS160は、第二スイッチ152及び第四スイッチ154をON(閉状態)にすると共に、その他のスイッチ(第一スイッチ151及び第三スイッチ153)をOFF(開状態)とする。これにより、切替装置150は、第一センサ41とハイブリッドパワコン23とを接続させ、第二センサ42とハイブリッドパワコン13とを接続させる。
このように、ステップS212においては、充電優先順位が第一位の蓄電池のハイブリッドパワコンと、最も上流側のセンサとが接続される。その際、当該(第一位の蓄電池の)ハイブリッドパワコンと元々接続されていたセンサは、最も上流側のセンサと元々接続されていたハイブリッドパワコンと接続される。EMS160は、当該ステップS212の処理を行った後、ステップS213に移行する。
ステップS213において、EMS160は、ハイブリッドパワコン23を介して蓄電池22を放電停止(放電不可な状態)とする。EMS160は、当該ステップS213の処理を行った後、切替装置150の動作の処理を終了する。
一方、ステップS214において、EMS160は、最も上流側のセンサである第二センサ42が買電(系統電源Kから購入される電力)を検知しているか否かを判定する。EMS160は、第二センサ42が買電を検知していると判定した場合(ステップS214で「YES」)、ステップS215に移行する。一方、EMS60は、第二センサ42が買電を検知していないと判定した場合(ステップS214で「NO」)、切替装置150の動作の処理を終了する。
ステップS215において、EMS160は、第一スイッチ151及び第三スイッチ153をON(閉状態)にすると共に、その他のスイッチ(第二スイッチ152及び第四スイッチ154)をOFF(開状態)とする。すなわち、EMS160は、切替装置150を初期状態(図13参照)に戻す。EMS160は、当該ステップS215の処理を行った後、ステップS216に移行する。
ステップS216において、EMS160は、ハイブリッドパワコン23を介して蓄電池22の放電停止を解除する。EMS160は、当該ステップS216の処理を行った後、切替装置150の動作の処理を終了する。
このように、EMS160は、第二センサ42が売電(系統電源Kへと逆潮流される電力)を検知した場合(ステップS211で「YES」)、切替装置150を第三切替状態(図16参照)とする。一方、EMS160は、第二センサ42が買電(系統電源Kから購入される電力)を検知した場合(ステップS214で「YES」)、切替装置150を初期状態(図13参照)に戻す。
次に、図17を用いて、ステップS212において切替装置150を第三切替状態(図16参照)とした場合の、電力供給システム101による電力の供給(融通)態様について具体的に説明する。つまり、図17は、最も下流側の蓄電池12が充電優先順位第一位である(すなわち、蓄電池12・22のうち、蓄電池12の蓄電池残量が最も少ない)場合を示している。
図17において、第一センサ41とハイブリッドパワコン23とが接続され、第二センサ42とハイブリッドパワコン13とが接続されている。また、蓄電池22は放電停止とされている(ステップS213参照)。
したがって、各蓄電システムから負荷Hへの電力供給量は、第一センサ41に接続された第二蓄電システム20、第二センサ42に接続された第一蓄電システム10の順に決定される。
図17に示すように、太陽光発電部21の発電電力(3000W)は、ハイブリッドパワコン23を介して電力経路Lへと出力され、負荷Hに供給される。また、放電停止とされた蓄電池22からは放電されない。このように、第二蓄電システム20から3000Wの電力が負荷Hに供給される。
また、太陽光発電部11の発電電力(3000W)の一部の電力(2000W)が、負荷Hに供給される。これにより負荷Hの消費電力(5000W)が賄われるので、第二センサ42の検出値は0Wとなる。したがって、ハイブリッドパワコン13は、太陽光発電部11の発電電力の残りの電力(1000W)を、蓄電池12に充電させる。
このように、下流側の蓄電池12が充電優先順位第一位である(すなわち、蓄電池12の蓄電池残量が蓄電池22の蓄電池残量よりも少ない)場合、切替装置150を第三切替状態(図16参照)に切り替えることで、当該蓄電池12を放電状態(図14参照)から充電状態(図17参照)とすることができる。したがって、蓄電池残量の少ない蓄電池12の蓄電池残量を増やすことができ、ひいては蓄電池12・22の蓄電池残量の偏りを緩和することができる。
1 電力供給システム
10 第一蓄電システム
11・21・31 太陽光発電部
12・22・32 蓄電池
13・23・33 ハイブリッドパワコン
20 第二蓄電システム
30 第三蓄電システム
41 第一センサ
42 第二センサ
43 第三センサ
50 切替装置
60 EMS

Claims (6)

  1. 系統電源から負荷に至る配電線上の互いに異なる箇所に複数設けられ、当該設けられた箇所を流通する電力を検出可能なセンサと、
    発電可能な発電部、及び前記発電部によって発電された電力を充電可能であると共に、前記センサの検出値に基づいて負荷追従運転を行うことで前記負荷へ電力を放電可能な蓄電装置を具備し、前記配電線に複数接続された電力供給部と、
    前記蓄電装置と前記センサとを1対1で互いに接続させる切替装置と、
    前記蓄電装置の蓄電池残量を取得し、当該取得した蓄電池残量の少ない順番に前記蓄電装置の充電の優先順位を設定し、前記優先順位に基づいて前記切替装置を動作させて、前記蓄電装置と前記センサとの接続を切り替える切替制御を行う制御部と、
    を具備する、
    電力供給システム。
  2. 前記制御部は、
    前記優先順位の最も上位の前記蓄電装置が、最も上流側に配置される前記センサと接続されるように、前記切替制御を行う、
    請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記制御部は、
    最も上流側に配置される前記センサによって前記系統電源へと逆潮流される電力を検出した場合に、前記切替制御を行う、
    請求項1又は請求項2に記載の電力供給システム。
  4. 前記制御部は、
    前記切替制御を行った場合、最も上流側に配置された前記蓄電装置を放電不可とする、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の電力供給システム。
  5. 前記切替装置は、
    初期状態において、前記蓄電装置と当該蓄電装置のすぐ上流側の前記センサとを接続しており、
    前記制御部は、
    最も上流側に配置される前記センサによって前記系統電源から購入される電力を検出した場合に、前記切替装置を前記切替制御がなされた切替状態から前記初期状態に戻す、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の電力供給システム。
  6. 前記切替装置は、
    内部に前記蓄電装置及び前記センサと接続された電路を有し、当該電路を開閉することで、前記蓄電装置と前記センサとを1対1で互いに接続させる、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の電力供給システム。
JP2017176134A 2017-09-13 2017-09-13 電力供給システム Pending JP2019054594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017176134A JP2019054594A (ja) 2017-09-13 2017-09-13 電力供給システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017176134A JP2019054594A (ja) 2017-09-13 2017-09-13 電力供給システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019054594A true JP2019054594A (ja) 2019-04-04

Family

ID=66015458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017176134A Pending JP2019054594A (ja) 2017-09-13 2017-09-13 電力供給システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019054594A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021005993A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 大和ハウス工業株式会社 電力供給システム
WO2021206031A1 (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 ソフトバンク株式会社 システム、プログラム、管理方法、及び飛行体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021005993A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 大和ハウス工業株式会社 電力供給システム
JP7346099B2 (ja) 2019-06-27 2023-09-19 大和ハウス工業株式会社 電力供給システム
WO2021206031A1 (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 ソフトバンク株式会社 システム、プログラム、管理方法、及び飛行体
JP2021166436A (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 ソフトバンク株式会社 システム、プログラム、管理方法、及び飛行体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6109108B2 (ja) 電力供給システム
JP6413932B2 (ja) 電力供給制御装置
JP6109209B2 (ja) 電力供給システム
JP6462369B2 (ja) 電力供給システム
WO2017134773A1 (ja) 電力供給システム
JP2019054594A (ja) 電力供給システム
JP6796402B2 (ja) 電力供給システム
JP2013074704A (ja) 制御装置及び制御方法
JP2012005332A (ja) 家屋の電源装置
JP7312661B2 (ja) 電力融通システム
JP2017163711A (ja) 電力供給システム
JP6951849B2 (ja) 電力供給システム
EP3136536A1 (en) Power control device, power control method, and power control system
JP2018186678A (ja) 電力供給システム
JP7025918B2 (ja) 電力供給システム
JP2019103339A (ja) 電力供給システム
JP6620346B2 (ja) 電力供給システム
JP2017221050A (ja) 電力供給システム
JP6572057B2 (ja) 電力供給システム
JP2017221049A (ja) 電力供給システム
JP2019068557A (ja) 電力供給システム
JP6109223B2 (ja) 集合住宅用電力供給システム
JP6378955B2 (ja) 電力供給システム
JP7073202B2 (ja) 電力供給システム
JP7303717B2 (ja) 電力融通システム