JP2019052977A - Dvor装置の自動故障診断システム、dme装置の自動故障診断システム、ils装置の自動故障診断システム、dvor装置の自動故障診断方法 - Google Patents
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Abstract
Description
動故障診断システムと、DVOR装置内の故障を自動で診断する方法に関する。
の前などにDVOR装置から発信されるDVOR信号を受信し、基準点磁北からの方位情
報を取得している。こうして航空機はDVOR装置からの方位を知ることで、自身の位置
を知り、より安全な運行をしている。
められる。そのため、万一故障した場合には早急に修理する必要がある。DVORシステ
ムでは、DVOR装置を常に監視し、早期に異常を発見することで、早期の修理対応がで
きるようにして、DVOR装置の信頼性の確保に努めている。しかしDVOR装置の近く
に修理対応が可能な技術者が駐在しているとは限らず、従来のDVOR装置の修理対応は
、修理する技術者が装置の設置場所に出向く、もしくはDVOR装置の必要なユニットを
修理する技術者に送る等の対応を必要とするため、手間や時間、費用がかかっていた。
にし、DVOR装置の管理者が自ら故障箇所を修理できるDVOR装置の自動故障診断シ
ステムを提供することである。
信する第1の系及び第2の系と、前記第1の系と前記第2の系を交互に稼働させる手段と
、少なくとも稼働中の前記第1あるいは第2の系の故障の発生を検知する検知手段と、こ
の検知手段が稼働中の前記第1あるいは第2の系の故障の発生を検知したときに、故障の
発生した前記第1あるいは第2の系を停止させ、他方の系は稼働するよう切り替える切替
手段と、この切替手段の動作を指示する手段と故障発生時の監視データを出力する手段と
を備えた制御装置と、を備えた主装置と、前記制御装置から出力された前記監視データを
入力する第1の入力手段と、前記監視データを出力する第1の出力手段と、を備えた遠隔
制御監視装置と、前記第1の出力手段から出力された監視データを入力する第2の入力手
段と、前記監視データをデータベースと照合して故障診断を行う手段と、この手段の故障
診断結果に基づいて表示内容を前記遠隔制御装置に出力する第2の出力手段と、を備えた
自動故障診断装置と、前記第2の出力手段より出力された表示内容を、前記遠隔制御監視
装置を介して受信し、表示する表示装置と、を備える。
以下、図面を参照して本実施形態に係るDVOR装置の自動故障診断システムを説明す
る。
る。図2は、図1の主装置12を詳細に説明した図である。
を備え、DVOR装置11は、主装置12、遠隔制御監視装置13、表示装置14、を有
している。DVORシステム10を構成する遠隔制御監視装置13、表示装置14、自動
故障診断装置15は、主装置12の近傍に設置されることもあるが、通常は、例えば事務
所や監視センターのような物理的に離れたところに設置されている。
の系30によって構成される。通常は、第1の系20または第2の系30のうち、どちら
か一方のみが稼働している。稼働していない系は、稼働している系に何らかのトラブルが
発生して稼働することができなくなった場合に備えてスタンバイしている。稼働している
系とスタンバイしている系は、例えば1日毎といった一定期間ごとに切り替わり、どちら
かの装置のみが連続して稼働し続けないようにすることで、装置に過剰な負荷がかかるの
を防いでいる。
信号を発生する信号発生装置23と信号を増幅する信号増幅器24を有していて、送信装
置22は図示しない航空機に対して、信号発生装置23が発生させ信号増幅器24が増幅
したDVOR信号を送信する。同様に、第2の系30は監視装置31と送信装置32を有
している。送信装置32は、DVOR信号を発生する信号発生装置33と信号を増幅する
信号増幅器34を有していて、送信装置32は図示しない航空機に対して、信号発生装置
33が発生させ信号増幅器34が増幅したDVOR信号を送信する。制御装置16は表示
装置17に故障がないか常に監視しており、監視装置21は送信装置22を、監視装置3
1は送信装置32を、故障がないか常に監視している。この制御装置16は、図示しない
切替部(切替手段)を備えている。この切替部は制御装置16からの信号を受信すること
によって、第1の系20または第2の系30のうち、稼働中の系とスタンバイ中の系を切
り替える。
。監視装置21と監視装置31が監視した監視データは、結果に関わらず一定時間ごとに
制御装置16を介して、遠隔制御監視装置13に出力される。
12に装着されているので、主装置12の傍にいる技術者でなければ表示内容を確認でき
ないが、表示装置14は事務所や監視センターに設置されていることが多いため、主装置
12から離れた場所にいる技術者でも表示内容を確認することが可能である。
稼働している系で故障が発生すると、この稼働している系の監視装置が故障を検知する。
例えば、第1の系20が稼働しており、第2の系30がスタンバイの状態にあるとする。
通常、例えば1時間毎といった一定時間毎に送信装置22から監視装置21に監視データ
が出力される。この出力されたデータが壊れている場合やデータの数値が予め設定されて
いる正常値と異なる場合など、異常があった場合には、監視装置21は異常を検知し、制
御装置16を介して監視データを遠隔制御監視装置13に出力する。同時に、制御装置1
6は切替部に信号を出力し、切替部は信号を受信して稼働中の系とスタンバイ中の系を切
り替える。この場合は、稼働させる系を第1の系20から第2の系30へ切替えることに
なる。切替えがあった後には、第1の系20は異常の原因が調べられ、修理され、稼働で
きる状態になればスタンバイの状態となる。
診断装置15に出力される。そして表示装置14は遠隔制御監視装置13と接続されてお
り、遠隔制御監視装置13に入力されたデータ、遠隔制御監視装置13が処理したデータ
を表示することができる。表示装置14は自動故障診断装置15に接続されているか、ま
たは遠隔制御監視装置13や自動故障診断装置15や主装置12と無線で接続されていて
も良い。
る。自動故障診断装置15は監視データベース151と表示データベース152を有して
いる。監視データベース151には、正常時のデータ及び想定される故障時のデータの故
障パターンが格納されており、一部あるいは全てのデータの故障パターンには番号が付与
されている。表示データベース152には、表示装置14と表示装置17に表示される表
示データが格納されている。これらの表示データには、監視データベース151内のデー
タの故障パターンに対応した番号が付与されている。
故障パターンと照合することにより、どの故障か、故障診断が行われる。監視データは、
例えば010や111などの数字で表され、信号発生装置23や信号増幅器24からのア
ラームの有無が2進法で表されるほか、それらのアラームが発生した時間の差などのアラ
ーム状況を表す数字も併せて表される。例えば、初めの1ケタを信号発生装置23からの
アラームの有無(アラームあり:1、アラームなし:0)、次の1ケタを信号増幅器24
からのアラームの有無、最後の1ケタをアラームの時間差で表すとする。もし、信号発生
装置23、信号増幅器24とも正常で、同じタイミングでアラームなしとの信号を出力し
た場合は、監視データは“000”となる。また信号増幅器24が停止し、アラームが出
ると共に、信号発生装置23が正常でありアラームなしとの信号がほぼ同時に出力された
場合は、監視データは“010”という故障パターンになる。監視データベース151に
は、これらの“000”“010”といった想定しうる監視データの故障パターンが記憶
されていて、それらに番号が付与されている。故障診断は、入力された監視データと監視
データベース151に記憶された監視データの故障パターンとを比較し、数値が同じもの
、もしくは近いものを故障診断の結果とする。
に送られ、番号に対応した表示データが出力される。表示データの内容は、故障状態、故
障箇所、故障への対処の方法などが含まれる。例えば図3は「信号発生装置で故障が起き
ている。今すぐ新しいものに交換してほしい」という警告をする内容の表示となっている
。現地の技術者はこの表示に従い、信号発生装置を新しいものに交換することで、DVO
R装置の故障に対処することができる。
制御監視装置13に出力される。同時に、故障内容によっては、主装置12内の稼働中の
系とスタンバイの系との切り替えが行われたか、確認するメッセージ(図示せず)も出力
される。こうすることで、もし主装置12内で稼働中の系とスタンバイの系との切り替え
が必要な故障が発生し、かつ切り替えが行われなかったとしても、装置を操作している技
術者が、メッセージを確認し、対策をとることで、正常に切り替えが行われてDVOR装
置11が正常に作動しなくなるのを防ぐことができる。
れ、その監視データは監視データベース151に新たに記憶される。この監視データが例
えば数分連続して発生した場合は、故障発生として、主装置12の制御装置16は切替部
に信号を出力し、切替部はこの信号を受信して稼働中の系を切り替える。想定外の故障に
対しては該当する表示データの故障パターンがないので、この場合は、例えば図4のよう
に、販売元に連絡するなどして、修理対応が可能な技術者による対応を必要とする旨が表
示される。技術者が故障内容に対応した表示データを表示データベース152に新たに登
録すれば、以後同様の故障が発生した時は、既に登録されている他の故障が発生した時と
同様に、故障パターンの番号、故障状態、故障箇所、故障への対処の方法が自動で遠隔制
御監視装置13に出力されるようになる。
。同時に表示データは遠隔制御監視装置13から主装置12に出力され、主装置12内の
表示装置17に表示される。
れを説明する。図5は本発明の一実施形態に係る信号発生装置23が故障した際のフロー
チャートである。第1の系20が現用系として稼働している系、第2の系30がスタンバ
イしている系である場合を想定している。
障を検知し(STEP1)、監視装置21は監視データを制御装置16に出力する(ST
EP2)。制御装置16が切替部に信号を送信する。こうすることによって、切替部は各
系を切り替え、稼働中の系は修理のために停止し、スタンバイ中の系は稼働する。(ST
EP3)。制御装置16は監視データを遠隔制御監視装置13に出力する(STEP4)
。遠隔制御監視装置13は入力された監視データを自動故障診断装置15に出力する(S
TEP5)。
STEP6)、該当するデータの故障パターンがあれば、その故障パターンを故障結果と
して、故障診断する(STEP7、Yes)。自動故障診断装置15は、表示データベー
ス152のうち、故障結果の故障パターンの番号に対応した表示データを、表示装置14
及び表示装置17に表示する表示データとして遠隔制御監視装置13に出力する(STE
P8)。表示装置14が、遠隔制御監視装置13に入力された表示データを表示する(S
TEP9)。なお、遠隔制御監視装置13が主装置12にも表示データを出力することで
、主装置12内の表示装置17でも故障診断結果を表示することが可能である。
視データには新たに番号が付与され、監視データは新しいデータの故障パターンとして監
視データベース151に記憶される(STEP10)。新しい故障パターンに対しては、
例えば「販売元に連絡してください」といった内容の固定の表示内容が予め表示データベ
ース152に記憶されており、この固定の表示内容が遠隔制御監視装置13に出力され(
STEP8)、さらに表示装置14に出力され、表示される(STEP9)。
動で故障診断が行われ、故障診断結果に対応したメッセージが表示される。そのため、故
障が起きた場合も修理対応が可能な技術者が出向いて原因究明することなく、現地の技術
者が短時間で、故障状態、故障箇所のみならず対処の方法も知ることができる。このよう
にすれば、DVOR装置内で故障が起きても余計な手間と時間をかけることなく、早期に
修理の対応を取ることができる。
つDME装置やILS装置にも同様の自動故障診断システムを採用し、自動で故障の診断
を行うと共に、故障状態や故障箇所、及び対処方法等を自動で、かつ素早く表示すること
が可能である。ここで、DME装置とは、無線により航空機と地上のDME局との距離・
到達時間を測定する装置である。ILS装置とは、着陸進入する航空機に対して、空港・
飛行場付近の地上施設から指向性誘導電波を送信する装置である。DME装置やILS装
置の主装置の構造の一実施形態を図6に示す。これらの装置は図6のように、主装置12
内に表示装置を持たないものもあるが、その場合は、表示装置14でのみ故障結果を表示
することとなる。
第1の実施形態では、主装置12と自動故障診断装置15の間には遠隔制御監視装置1
3が存在し、主装置12から出力された監視データは一度、遠隔制御監視装置13を経由
して自動故障診断装置15に送られると共に、故障診断結果は遠隔制御監視装置13を経
由して表示装置14で表示されていた。しかし、図7のようにDVOR装置が遠隔制御監
視装置13を備えない場合でも、自動故障診断をすることが可能である。この場合、自動
故障診断装置15は主装置12と直接接続され、遠隔制御監視装置13を経由することな
くデータのやり取りをする。つまり、主装置12から出力された監視データは遠隔制御監
視装置13を経由することなく自動故障診断装置15に入力され、そのデータを基に故障
診断が行われる。そして故障診断結果に基づいた表示データは遠隔制御監視装置13を経
由することなく表示装置14に入力され、表示される。なお、表示装置14は、図7では
主装置12と自動故障診断装置15の間に位置している。しかし、表示装置14は自動故
障診断装置15に接続されているか、または自動故障診断装置15や主装置12と無線で
接続されていても良い。
であり、発明の範囲を限定する事は意図していない。これら新規な実施形態は、その他の
様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略
、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨
に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 DVOR装置
12 主装置
13 遠隔制御監視装置
14 表示装置
15 自動故障診断装置
151 監視データベース
152 表示データベース
16 制御装置
17 表示装置
20 第1の系
21 監視装置
22 送信装置
23 信号発生装置
24 信号増幅器
30 第2の系
31 監視装置
32 送信装置
33 信号発生装置
34 信号増幅器
Claims (7)
- 航空機にDVOR信号を送信する第1の系及び第2の系と、前記第1の系と前記第2の
系を交互に稼働させる手段と、少なくとも稼働中の前記第1あるいは第2の系の故障の発
生を検知する検知手段と、この検知手段が稼働中の前記第1あるいは第2の系の故障の発
生を検知したときに、故障の発生した前記第1あるいは第2の系を停止させ、他方の系は
稼働するよう切り替える切替手段と、この切替手段の動作を指示する手段と故障発生時の
監視データを出力する手段とを備えた制御装置と、
を備えた主装置と、
前記制御装置から出力された前記監視データを入力する第1の入力手段と、前記監視デ
ータを出力する第1の出力手段と、
を備えた遠隔制御監視装置と、
前記第1の出力手段から出力された監視データを入力する第2の入力手段と、前記監視
データをデータベースと照合して故障診断を行う手段と、この手段の故障診断結果に基づ
いて表示内容を前記遠隔制御装置に出力する第2の出力手段と、を備えた自動故障診断装
置と、
前記第2の出力手段より出力された表示内容を、前記遠隔制御監視装置を介して受信し
、表示する表示装置と、
を備えたことを特徴とする、DVOR装置の自動故障診断システム。 - 前記表示装置は前記遠隔制御監視装置と接続されている、あるいは前記遠隔制御監視装
置と一体になっていることを特徴とする、請求項1に記載のDVOR装置の自動故障診断
システム。 - 前記自動故障診断装置は、前記データベースに登録されている監視データに対応する故
障パターンと異なる監視データを認識した時に、この監視データを前記データベースに記
憶してデータベースを更新する手段を有することを特徴とする、請求項1または請求項2
に記載のDVOR装置の自動故障診断システム。 - 航空機にDVOR信号を送信する第1の系及び第2の系と、前記第1の系と前記第2の
系が交互に稼働する手段と、少なくとも稼働中の前記第1あるいは第2の系の故障の発生
を検知する検知手段と、この検知手段が前記故障の発生を検知したときに、稼働中の前記
第1あるいは第2の系は停止し、他方の系は稼働するよう切り替える切替手段と、この切
替手段の動作を指示する手段と故障発生時の監視データを出力する手段を備えた制御装置
と、
を備えた主装置と、
前記主装置から出力された前記監視データを入力する入力手段と、前記監視データをデ
ータベースと照合して故障診断を行う手段と、故障診断結果に基づいた表示内容を出力す
る出力手段と、を備えた自動故障診断装置と、
前記出力手段より出力された表示内容を表示する表示装置と、
を備えたことを特徴とする、DVOR装置の自動故障診断システム。 - 航空機にDME信号を送信する第1の系及び第2の系と、前記第1の系と前記第2の系
を交互に稼働させる手段と、少なくとも稼働中の前記第1あるいは第2の系の故障の発生
を検知する検知手段と、この検知手段が稼働中の前記第1あるいは第2の系の故障の発生
を検知したときに、故障の発生した前記第1あるいは第2の系を停止させ、他方の系は稼
働するよう切り替える切替手段と、この切替手段の動作を指示する手段と故障発生時の監
視データを出力する手段とを備えた制御装置と、
を備えた主装置と、
前記制御装置から出力された前記監視データを入力する第1の入力手段と、前記監視デ
ータを出力する第1の出力手段と、
を備えた遠隔制御監視装置と、
前記第1の出力手段から出力された監視データを入力する第2の入力手段と、前記監視
データをデータベースと照合して故障診断を行う手段と、この手段の故障診断結果に基づ
いて表示内容を前記遠隔制御装置に出力する第2の出力手段と、を備えた自動故障診断装
置と、
前記第2の出力手段より出力された表示内容を、前記遠隔制御監視装置を介して受信し
、表示する表示装置と、
を備えたことを特徴とする、DME装置の自動故障診断システム。 - 航空機にILS信号を送信する第1の系及び第2の系と、前記第1の系と前記第2の系
を交互に稼働させる手段と、少なくとも稼働中の前記第1あるいは第2の系の故障の発生
を検知する検知手段と、この検知手段が稼働中の前記第1あるいは第2の系の故障の発生
を検知したときに、故障の発生した前記第1あるいは第2の系を停止させ、他方の系は稼
働するよう切り替える切替手段と、この切替手段の動作を指示する手段と故障発生時の監
視データを出力する手段とを備えた制御装置と、
を備えた主装置と、
前記制御装置から出力された前記監視データを入力する第1の入力手段と、前記監視デ
ータを出力する第1の出力手段と、
を備えた遠隔制御監視装置と、
前記第1の出力手段から出力された監視データを入力する第2の入力手段と、前記監視
データをデータベースと照合して故障診断を行う手段と、この手段の故障診断結果に基づ
いて表示内容を前記遠隔制御装置に出力する第2の出力手段と、を備えた自動故障診断装
置と、
前記第2の出力手段より出力された表示内容を、前記遠隔制御監視装置を介して受信し
、表示する表示装置と、
を備えたことを特徴とする、ILS装置の自動故障診断システム。 - 航空機にDVOR信号を送信する第1の系と第2の系で構成され、前記第1の系と前記
第2の系が交互に稼働するDVOR装置の主装置において、少なくとも稼働中の系の故障
の発生を検知した場合に、切替手段は、稼働中の前記第1あるいは第2の系は停止し、他
方の系は稼働するよう切り替え、制御装置は、この切替手段の動作を指示し、故障発生時
の監視データを出力し、
前記制御装置から出力された監視データを遠隔制御監視装置に入力し、前記遠隔制御監
視装置は前記監視データを出力し、
前記遠隔制御監視装置から出力された監視データを自動故障診断装置に入力し、前記自
動故障診断装置は前記監視データをデータベースと照合して故障診断を行い、故障診断結
果に基づいた表示内容を前記遠隔制御装置に出力し、
表示装置は、出力された表示内容を、前記遠隔制御監視装置を介して受信し、表示する
ことを特徴とした
DVOR装置の自動故障診断方法。
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