JP5322581B2 - 駅務システム - Google Patents

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本発明は、たとえば、交通機関の複数の駅あるいは1つの駅に設置された複数の自動改札装置や自動券売機等の駅務機器と、これら複数の自動改札装置が通信回線を介して接続された単一の監視装置とから構成される駅務システムに関する。
近年、たとえば、鉄道機関の駅に設置される駅務システムにおいては、ICカード対応化したことで、自動改札装置での料金収受および乗車から下車までの改札処理の正確性、可動性の信頼性に対する要求が急速に高まっている。
たとえば、複数の駅あるいは1つの駅で同一の監視装置と通信回線を介して接続されている複数の自動改札装置の全てが、同一原因によって一斉に異常状態となり、利用停止状態になると社会的に混乱を与えてしまう場合がある。
また、同時に全ての自動改札装置が一斉に異常停止する原因には、ソフトウェアのバグ(以下、単にバグと略称する)が主原因のものが増加してきている。バグによる動作異常や誤動作は、全ての自動改札装置が同一のソフトウェアがインストールされていることから、全ての自動改札装置が一斉に同時発生するという特性と危険性をかかえている。その不具合原因は、製造時の試験で発見されずにフィールドで稼働中にはじめて発生されたり、ある特定の条件が揃ったタイミングでのみ発生してしまうため、予測がしにくい場合がある。
なお、このような複数の自動改札装置の異常発生に対する自動復帰に関連する技術として、特許文献1に示される自動改札システムは公知である。
特開2001−256518号公報
自動改札装置のソフトウェアでは、乗車券やICカード等の判定、利用者の通行制御を行なう等の基本的機能の他に、ハードウェアの故障、内部処理の異常を自己診断して異常警告を発する機能がある。従来、各自動改札装置は個別にそれらの動作を行ない、異常検出と同時に警報を発生し、停止状態として稼動できない状態のままとなるため、係員が自動改札装置の状態やエラーコードを確認して、リセット等の解除操作をしたり、保守員に連絡して異常原因の解析や回復操作を行なうか、あるいは、設計者が解析して復旧するという作業を行なっている。
したがって、たとえば、朝4時に各自動改札装置が立上げされた時に異常が発生すると、係員や保守員、設計者が即時に適切な作業に入れない時間帯ということで、復旧措置ができないままその日の業務開始時刻を向かえ、利用者が自動改札装置を利用できずに混乱する事態を招いてしまっている。
そこで、本発明は、たとえば、複数の自動改札装置等の駅務機器が同一原因によってほぼ同時刻または時間差を持って異常発生しても速やかに正常稼動への復旧が行なえ、システムの長時間停止障害を回避できる駅務システムを提供することを目的とする。
本発明の駅務システムは、交通機関の駅に設置され、毎日、稼動開始時に稼動するのに必要な当該複数の駅務機器に共通する基礎データがダウンロードされ、かつ、異常が発生すると当該異常を示す異常発生情報を出力する複数の駅務機器と、これら複数の駅務機器から出力される異常発生情報を記憶手段に登録する異常発生情報登録手段と、この異常発生情報登録手段により異常発生情報が登録された記憶手段の内容を監視することにより、全ての駅務機器から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことを検出する一斉機器異常検出手段と、この一斉機器異常検出手段により全ての駅務機器からあらかじめ登録された特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことが検出されると、あらかじめ定められた一定時間内に全ての駅務機器から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたか否かを判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段による判定の結果、一定時間内に全ての駅務機器から特定の同一原因の異常発生情報が出力された場合、当該異常発生情報に基づき当該異常発生の原因となったのは稼動開始時にダウンロードされた各駅務機器に共通する基礎データにあるか否かを判定する第2の判定手段と、この第2の判定手段による判定の結果、異常発生の原因が稼動開始時にダウンロードされた各駅務機器に共通する基礎データにある場合、当該異常発生の原因となった基礎データの代りに、当該異常発生の前まで正常稼動していたときの該当する基礎データに戻してダウンロードし直し再起動することで、前記複数の駅務機器を正常稼動へ復旧させる復旧処理手段とを具備する。
また、本発明の駅務システムは、交通機関の駅に設置され、利用者が提示する乗車券媒体から情報を読取って改札処理を自動的に行なう複数の自動改札装置と、これら複数の自動改札装置と通信回線を介して接続された上位装置とから構成され、前記複数の自動改札装置は、異常が発生すると当該異常を示す異常発生情報を前記上位装置へ送信する異常発生情報送信手段を具備し、前記上位装置は、毎日、前記複数の自動改札装置の稼動開始時に、当該複数の自動改札装置に対し稼動するのに必要な前記複数の自動改札装置に共通する基礎データをダウンロードする基礎データ設定手段と、前記複数の自動改札装置の各異常発生情報送信手段により送信される異常発生情報を受信すると、当該異常発生情報を記憶手段に登録する異常発生情報登録手段と、この異常発生情報登録手段により異常発生情報が登録された記憶手段の内容を監視することにより、全ての自動改札装置から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことを検出する一斉機器異常検出手段と、この一斉機器異常検出手段により全ての自動改札装置からあらかじめ登録された特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことが検出されると、あらかじめ定められた一定時間内に全ての自動改札装置から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたか否かを判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段による判定の結果、一定時間内に全ての自動改札装置から特定の同一原因の異常発生情報が出力された場合、当該異常発生情報に基づき当該異常発生の原因となったのは稼動開始時にダウンロードされた各自動改札装置に共通する基礎データにあるか否かを判定する第2の判定手段と、この第2の判定手段による判定の結果、異常発生の原因が稼動開始時にダウンロードされた各自動改札装置に共通する基礎データにある場合、当該異常発生の原因となった基礎データの代りに、当該異常発生の前まで正常稼動していたときの該当する基礎データに戻してダウンロードし直し再起動することで、前記複数の自動改札装置を正常稼動へ復旧させる復旧処理手段とを具備する駅務システム。
本発明によれば、たとえば、複数の自動改札装置等の駅務機器が同一原因によってほぼ同時刻または時間差を持って異常発生しても速やかに正常稼動への復旧が行なえ、システムの長時間停止障害を回避できる駅務システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る駅務システムの構成を概略的に示すものである。図1において、たとえば、鉄道機関の複数の駅あるいは1つの駅に設置された複数(N0.1〜N0.n)の駅務機器としての自動改札装置11は、それぞれ通信回線を介して上位装置としての単一の監視装置12に接続されている。
複数の自動改札装置11は、利用者が提示する乗車券媒体からそれに記録されている情報を読取って改札処理を自動的に行なうもので、異常が発生すると当該異常を示すエラーコード(異常発生情報)を監視装置12へ送信する手段を具備している。
監視装置12は、各自動改札装置11の状態監視や制御、後述する一斉機器異常検出、および、それに伴う復旧処理などを行なうもので、監視操作部13を備えている。監視操作部13には、表示部および各種操作スイッチなどが設けられている。
監視装置12は、通信回線を介して上位装置としての上位駅サーバ14に接続され、上位駅サーバ14は、通信回線(たとえば、ネットワーク回線)15を介して上位装置としての会社センタサーバ16に接続されている。
会社センタサーバ16は、毎日、各自動改札装置11の稼動開始時に、通信回線15と上位駅サーバ14と監視装置12とを経由して各自動改札装置11に対し稼動するのに必要な基礎データとして当日の日時情報、判定用パラメータ、マスタデータ等をダウンロード(配信)する。
各自動改札装置11は、その都度あるいは一定時間間隔で、利用者通過データ、乗車券媒体としてのICカードからの引去り情報、処理結果、エラーコード(異常発生情報、機器状態情報)等を監視装置12に送信する。監視装置12は、各自動改札装置11から送信される上記各データを上位駅サーバ14と通信回線15とを経由して会社センタサーバ16に送信し、会社センタサーバ16において管理される。
ここで、従来の動作例を簡単に説明すると、複数の自動改札装置11の全てで後述する原因のどれかによって、ほぼ同時に機器異常になった場合、各自動改札装置11は同一のエラーコードを監視装置12に送信し、同時に機器異常とし停止状態となる。エラーコードを受信した監視装置12は、監視操作部13の表示部にその状態を表示したり、上位駅サーバ14を経由して会社センタサーバ16に送信することで、集中監視し、各自動改札装置11で異常が発生していることを把握することができるようになっている。
自動改札装置11における機器異常発生の代表的原因として以下のものが考えられる。
(1)日付・時刻設定データのダウンロード時に当日固有の処理が動作し、その処理にバグがあった。
(2)日々変化してダウンロードされる判定用マスタデータが当日固有の値になったことで、その値が演算処理に内在したバグに対して誤動作するように影響した。
(3)動作設定するデータが設定の組合わせによって想定外の処理となり誤動作した。
図2は、複数の自動改札装置11で機器異常が発生し、エラーコードが監視装置12、上位駅サーバ14、会社センタサーバ16に送信される状態を破線矢印で示している。
図3は、監視装置12における要部機能の概念を示している。この要部機能は、一斉機器異常を検出する検出機能プログラム21、一斉機器異常が検出されると起動される通報機能プログラム22、および、一斉機器異常が検出されると起動される復旧機能プログラム23を有している。
検出機能プログラム21は、各自動改札装置11から送信されてくるエラーコードを常時監視し、各自動改札装置11からエラーコードが送信されてくる都度、図4に示す記憶手段としてのエラーコード登録テーブル24に登録を行なう。エラーコードが登録されたエラーコード登録テーブル24の内容を常時監視し、あらかじめ定められた一定時間内に全ての自動改札装置11から同一原因のエラーコードが発生したことを検出すると、一斉機器異常と判定する。
以下、検出機能プログラム21の動作を図5に示すフローチャートを参照して説明する。
複数の自動改札装置11のある自動改札装置11からエラーコードを受信すると(ステップS1)、エラーコードが発生(あるいは、受信)した日付、時刻、号機番号(自動改札装置の番号)をエラーコード登録テーブル24にそれぞれ登録する(ステップS2)。ここに、図4は、エラーコードが登録されたエラーコード登録テーブル24の一例を示しており、この例は自動改札装置11が5台(1号機〜5号機)の場合である。
次に、同一かつ特定のエラーコードが全ての自動改札装置分(全号機分)揃ったか否かを判定する(ステップS3)。ここに、特定のエラーコードとは、機器異常と判定できるものを指し、対象となるエラーコードをあらかじめ登録しておくものとする。図4の例では、エラーコード「B」が特定のエラーコードとなっている。
ステップS3における判定の結果、同一かつ特定のエラーコードが全ての自動改札装置分揃った場合、全ての自動改札装置11の機器異常発生時刻があらかじめ定められた一定の時間幅以内であるか否かを判定する(ステップS4)。ここに、一定の時間幅とは、たとえば、30秒間とか1分間とかであり、設置される自動改札装置11の台数によって最適値に設定される。
ステップS3における判定の結果、同一かつ特定のエラーコードが全ての自動改札装置分揃わない場合、ステップS1に戻る。
ステップS4における判定の結果、機器異常発生時刻が一定の時間幅以内である場合、同一原因による全自動改札装置「一斉機器異常」と判定し(ステップS5)、ステップS1に戻る。図4の例では、エラーコード「B」が「一斉機器異常」の該当候補となる。
ステップS4における判定の結果、機器異常発生時刻が一定の時間幅以内でない場合、エラーコード登録テーブル24内の登録データを初期化し(ステップS6)、ステップS1に戻る。なお、エラーコード登録テーブル24の登録データは、当日の稼動開始時にも毎回初期化される。
通報機能プログラム22は、一斉機器異常を通報するためのもので、図6に示すフローチャートのように動作する。すなわち、検出機能プログラム21において「一斉機器異常」と判定されると、上位駅サーバ14に対し「一斉機器異常」であることを送信する(ステップS11)。次に、監視操作部13の表示部に「一斉機器異常」であることを表示し(ステップS12)、警報音を鳴動させる(ステップS13)。
復旧機能プログラム23は、一斉機器異常の復旧処理を行なうためのもので、まず第1の動作例について図7に示すフローチャートを参照して説明する。
検出機能プログラム21において「一斉機器異常」と判定されると、当該一斉機器異常と判定されたエラーコードを解析することにより、復旧すべき機器異常か否かを判断し(ステップS21)、復旧処理を決定する(ステップS22)。
たとえば、エラーコードを解析した結果、前述したような機器異常発生の代表的原因のどれかであれば復旧すべき機器異常であると判断して復旧処理を決定する。すなわち、エラーコードを解析することで、当該機器異常発生の原因となったのは稼動開始時にダウンロードされた基礎データにあるか否かを判定し、稼動開始時にダウンロードされた基礎データにある場合、復旧処理を決定する。
次に、各自動改札装置11に対し、稼動開始時にダウンロードした基礎データのうち、当該機器異常発生の原因となった基礎データの代りに、当該機器異常発生の直前(たとえば、前日)まで正常稼動していたときの該当する基礎データに戻してダウンロードし直す(ステップS23)。
次に、各自動改札装置11に対し再起動を指示して再起動を行ない(ステップS24)、その後、各自動改札装置11から送信される状態情報を受信することにより(ステップS25)、当該異常状態が解除したか否かを判定する(ステップS26)。
ステップS26における判定の結果、異常状態が解除した場合、復旧と判断して稼動状態に入り(ステップS27)、異常状態が解除しない場合、復旧不可と判断し、たとえば、監視操作部13で保守員コールを要求する通報を行なう(ステップS28)。
次に、復旧機能プログラム23の第2の動作例について図8に示すフローチャートを参照して説明する。
検出機能プログラム21において「一斉機器異常」と判定されると、当該一斉機器異常と判定されたエラーコードを解析することにより、復旧すべき機器異常か否かを判断し(ステップS31)、復旧処理を決定する(ステップS32)。
たとえば、エラーコードを解析した結果、前述したような機器異常発生の代表的原因のどれかであれば復旧すべき機器異常であると判断して復旧処理を決定する。すなわち、エラーコードを解析することで、当該機器異常発生の原因となったのは稼動開始時にダウンロードされた基礎データにあるか否かを判定し、稼動開始時にダウンロードされた基礎データにある場合、復旧処理を決定する。
次に、各自動改札装置11に対し、当該一斉機器異常と判定されたエラーコードの種類によって、それぞれのエラーコードに対応して、あらかじめ定められた機能縮退モードを設定する(動作モードを変更する、ステップS33)。
すなわち、異常の種類によっては異常部位の機能を停止(縮退)して応急的簡易動作モードで稼動できる場合があるので、そのような異常に対応して機能縮退モードをあらかじめ定めておき、一斉機器異常と判定された場合、当該エラーコードの種類に対応するあらかじめ定められた機能縮退モードを選択し、この選択した機能縮退モードを各自動改札装置11に対しそれぞれ設定するものである。
次に、各自動改札装置11に対し異常解除(リセット)コマンドを送信することで再起動を行ない(ステップS34)、その後、各自動改札装置11から送信される状態情報を受信することにより(ステップS35)、当該異常状態が解除したか否かを判定する(ステップS36)。
ステップS36における判定の結果、異常状態が解除した場合、復旧と判断して稼動状態に入り(ステップS37)、異常状態が解除しない場合、復旧不可と判断し、たとえば、監視操作部13で保守員コールを要求する通報を行なう(ステップS38)。
以上説明したように、上記実施の形態によれば以下のような作用効果が期待できる。すなわち、一斉に発生するソフトウェアに起因する誤動作等のトラブルは、日ごとに変化するデータパターンで予測できないパターンが上位装置からダウンロード(配信)されることによって発生する場合がある。このとき、トラブル発生前まで、たとえば前日までに正常に動作していたデータの状態に戻して再度立上げすると復旧する場合がある。このことに鑑み、システムが不具合状況を自動的に判断し、復旧動作をすることで大規模なトラブルを早い時期に、最小限の被害規模で回避することができる。
具体的な一例について述べると、一般に駅に設置された自動改札装置は、始発電車が走って利用者が改札口を入場、出場する時刻よりも前にシステムを立ち上げ、正常な稼動状態にしておく必要がある。
また、稼動状態になった後も、突然全号機が一斉に異常となって利用が不可能になった場合、利用者に混乱を与え、社会的にも重大なトラブルとなる可能性がある。
また、一般にシステムを立ち上げる時間帯は早朝であり、その時期に重大障害が発生した場合、駅の係員、保守員、設計技術者等が対処するのに充分な体制がとれていない状態となっている。さらに、電車が営業していない深夜に無人で再立上げする場合もある。
一斉に全ての自動改札機装置が突然機器異常となった場合に何が原因で、どのような処置をしたら即座に復旧できるかということを駅の係員が判断し、対処することは困難な場合が多い。また1つの駅だけでなく、多数の駅で同時に発生した場合、全ての駅で適切な処置がとれる可能性が非常に低いと考えられる。
これに対し上記実施の形態のような動作を行なうことにより駅務システムの長時間停止障害を回避できる。
なお、前記実施の形態では、一斉機器異常の検出と復旧処理を監視装置12にて行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、複数の自動改札装置11の中のある1つの自動改札装置11あるいは上位駅サーバ14あるいは会社センタサーバ16にて行なうようにしてもよい。
また、駅務機器が自動改札装置の場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、駅務機器が自動券売機や自動定期券発売機の場合にも同様に適用できる。
本発明の実施の形態に係る駅務システムの構成を概略的に示すブロック図。 複数の自動改札装置で機器異常が発生し、エラーコードが上位装置に送信される状態を示す図。 監視装置における要部機能の概念を示すブロック図。 エラーコードが登録されたエラーコード登録テーブルの一例を示す図。 検出機能プログラムの動作を説明するフローチャート。 通報機能プログラムの動作を説明するフローチャート。 復旧機能プログラムの第1の動作例について説明するフローチャート。 復旧機能プログラムの第2の動作例について説明するフローチャート。
符号の説明
11…自動改札装置(駅務機器)、12…監視装置(上位装置)、13…監視操作部、14…上位駅サーバ(上位装置)、15…通信回線、16…会社センタサーバ(上位装置)、21…検出機能プログラム、22…通報機能プログラム、23…復旧機能プログラム、24…エラーコード登録テーブル。

Claims (4)

  1. 交通機関の駅に設置され、毎日、稼動開始時に稼動するのに必要な当該複数の駅務機器に共通する基礎データがダウンロードされ、かつ、異常が発生すると当該異常を示す異常発生情報を出力する複数の駅務機器と、
    これら複数の駅務機器から出力される異常発生情報を記憶手段に登録する異常発生情報登録手段と、
    この異常発生情報登録手段により異常発生情報が登録された記憶手段の内容を監視することにより、全ての駅務機器からあらかじめ登録された特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことを検出する一斉機器異常検出手段と、
    この一斉機器異常検出手段により全ての駅務機器から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことが検出されると、あらかじめ定められた一定時間内に全ての駅務機器から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたか否かを判定する第1の判定手段と、
    この第1の判定手段による判定の結果、一定時間内に全ての駅務機器から特定の同一原因の異常発生情報が出力された場合、当該異常発生情報に基づき当該異常発生の原因となったのは稼動開始時にダウンロードされた各駅務機器に共通する基礎データにあるか否かを判定する第2の判定手段と、
    この第2の判定手段による判定の結果、異常発生の原因が稼動開始時にダウンロードされた各駅務機器に共通する基礎データにある場合、当該異常発生の原因となった基礎データの代りに、当該異常発生の前まで正常稼動していたときの該当する基礎データに戻してダウンロードし直し再起動することで、前記複数の駅務機器を正常稼動へ復旧させる復旧処理手段と、
    具備する駅務システム。
  2. 交通機関の駅に設置され、毎日、稼動開始時に稼動するのに必要な当該複数の駅務機器に共通する基礎データがダウンロードされ、かつ、異常が発生すると当該異常を示す異常発生情報を出力する複数の駅務機器と、
    これら複数の駅務機器から出力される異常発生情報を記憶手段に登録する異常発生情報登録手段と、
    この異常発生情報登録手段により異常発生情報が登録された記憶手段の内容を監視することにより、全ての駅務機器からあらかじめ登録された特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことを検出する一斉機器異常検出手段と、
    この一斉機器異常検出手段により全ての駅務機器から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことが検出されると、あらかじめ定められた一定時間内に全ての駅務機器から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたか否かを判定する第1の判定手段と、
    この第1の判定手段による判定の結果、一定時間内に全ての駅務機器から特定の同一原因の異常発生情報が出力された場合、当該異常発生情報に基づき当該異常発生の原因となったのは稼動開始時にダウンロードされた各駅務機器に共通する基礎データにあるか否かを判定する第2の判定手段と、
    この第2の判定手段による判定の結果、異常発生の原因が稼動開始時にダウンロードされた各駅務機器に共通する基礎データにある場合、当該異常発生情報に基づき、それぞれの異常発生情報に対応してあらかじめ定められた機能縮退モードを設定して再起動することで、前記複数の駅務機器を正常稼動へ復旧させる復旧処理手段と、
    を具備する駅務システム。
  3. 交通機関の駅に設置され、利用者が提示する乗車券媒体から情報を読取って改札処理を自動的に行なう複数の自動改札装置と、これら複数の自動改札装置と通信回線を介して接続された上位装置とから構成され、
    前記複数の自動改札装置は、
    異常が発生すると当該異常を示す異常発生情報を前記上位装置へ送信する異常発生情報送信手段を具備し、
    前記上位装置は、
    毎日、前記複数の自動改札装置の稼動開始時に、当該複数の自動改札装置に対し稼動するのに必要な前記複数の自動改札装置に共通する基礎データをダウンロードする基礎データ設定手段と、
    前記複数の自動改札装置の各異常発生情報送信手段により送信される異常発生情報を受信すると、当該異常発生情報を記憶手段に登録する異常発生情報登録手段と、
    この異常発生情報登録手段により異常発生情報が登録された記憶手段の内容を監視することにより、全ての自動改札装置からあらかじめ登録された特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことを検出する一斉機器異常検出手段と、
    この一斉機器異常検出手段により全ての自動改札装置から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことが検出されると、あらかじめ定められた一定時間内に全ての自動改札装置から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたか否かを判定する第1の判定手段と、
    この第1の判定手段による判定の結果、一定時間内に全ての自動改札装置から特定の同一原因の異常発生情報が出力された場合、当該異常発生情報に基づき当該異常発生の原因となったのは稼動開始時にダウンロードされた各自動改札装置に共通する基礎データにあるか否かを判定する第2の判定手段と、
    この第2の判定手段による判定の結果、異常発生の原因が稼動開始時にダウンロードされた各自動改札装置に共通する基礎データにある場合、当該異常発生の原因となった基礎データの代りに、当該異常発生の前まで正常稼動していたときの該当する基礎データに戻してダウンロードし直し再起動することで、前記複数の自動改札装置を正常稼動へ復旧させる復旧処理手段とを具備する駅務システム。
  4. 交通機関の駅に設置され、利用者が提示する乗車券媒体から情報を読取って改札処理を自動的に行なう複数の自動改札装置と、これら複数の自動改札装置と通信回線を介して接続された上位装置とから構成され、
    前記複数の自動改札装置は、
    異常が発生すると当該異常を示す異常発生情報を前記上位装置へ送信する異常発生情報送信手段を具備し、
    前記上位装置は、
    毎日、前記複数の自動改札装置の稼動開始時に、当該複数の自動改札装置に対し稼動するのに必要な前記複数の自動改札装置に共通する基礎データをダウンロードする基礎データ設定手段と、
    前記複数の自動改札装置の各異常発生情報送信手段により送信される異常発生情報を受信すると、当該異常発生情報を記憶手段に登録する異常発生情報登録手段と、
    この異常発生情報登録手段により異常発生情報が登録された記憶手段の内容を監視することにより、全ての自動改札装置からあらかじめ登録された特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことを検出する一斉機器異常検出手段と、
    この一斉機器異常検出手段により全ての自動改札装置から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたことが検出されると、あらかじめ定められた一定時間内に全ての自動改札装置から特定の同一原因の異常発生情報が出力されたか否かを判定する第1の判定手段と、
    この第1の判定手段による判定の結果、一定時間内に全ての自動改札装置から特定の同一原因の異常発生情報が出力された場合、当該異常発生情報に基づき当該異常発生の原因となったのは稼動開始時にダウンロードされた各自動改札装置に共通する基礎データにあるか否かを判定する第2の判定手段と、
    この第2の判定手段による判定の結果、異常発生の原因が稼動開始時にダウンロードされた各自動改札装置に共通する基礎データにある場合、当該異常発生情報に基づき、それぞれの異常発生情報に対応してあらかじめ定められた機能縮退モードを設定して再起動することで、前記複数の自動改札装置を正常稼動へ復旧させる復旧処理手段とを具備する駅務システム。
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