JP2019052677A - 過圧縮防止構造を有するガスケットとその製造方法 - Google Patents

過圧縮防止構造を有するガスケットとその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】飛び出しや破損、漏水を阻止しつつフランジ接合に使用して高いシール性と耐久性とを発揮するガスケットであり、シール部分の弾性変形領域を十分に確保した状態で過圧縮を防止しつつ装着でき、装着後にはシール部の変形や損傷を防止して高シール性を発揮し、締付け完了状態も容易に確認可能なガスケットとその製造方法を提供する。【解決手段】配管機材2の継手部5の対向するフランジ6の間に装着される。略環状の芯金10の両面を軟質状の被覆部11で被覆し、芯金10から離間した位置にストッパ12が設けられ、このストッパ12の表裏面12a、12bが被覆部11に設けられた環状シール部15の表裏面15a、15bよりもややガスケット本体1の断面中心L側に位置することにより環状シール部15の過圧縮を防止する。【選択図】 図1

Description

本発明は、バルブや管、或はポンプ等の配管機材のフランジ接合に用いられ、フランジ接合時の過圧縮を防止する構造を有するガスケットとその製造方法に関する。
従来、バルブや管、或はポンプ等の配管機材をフランジ継手で接合する場合、通常フランジの接合面の間には、環状のシール用ガスケットが装着される。このようなガスケットでは、震災などで管路内が高圧になった場合でも、飛び出しを防いだり、配管曲げによる破損や漏水などを防ぐことが要求される。そのため、内部に芯金が設けられ、この芯金の表面にゴム製のシール部が設けられた構造のガスケットが一般的に使用されることが多い。
さらに、この種のガスケットにおいて、フランジ面の間へのガスケット装着時のシール部の過度な圧縮を防止し、シール部の破損や劣化を防ごうとする機能を設けたものが知られている。
このようなガスケットとして、例えば、特許文献1のシール体が開示されている。同文献1の図8では、ガスケットであるシール体が、芯材であるステンレス鋼製の環状基部と、合成ゴムからなる弾性シール部とを有し、環状基部の内周部が弾性シール部により覆われた構造になっている。環状基部の両面側には、ステンレス鋼或は硬質プラスチックにより形成された第1リング状部材、第2リング状部材が接着剤や溶接などの固着手段で固定され、これら第1、第2リング状部材の内周面及び上面が弾性シール部により覆われている。フランジ接合時には、ボルト締付け部付近で第1、第2リング状部材がそれぞれ被覆ゴム層を介してフランジ部の端面に当接することで、環状基部の両面側において、弾性シール部の弾性変形量を一定に規制し、過度な圧縮を防ごうとするものである。
特許文献1の図9では、環状基部の内周部が弾性シール部により覆われ、この弾性シール部の端部面と隣接するようにして、第1、第2リング状部材が環状部材の両面側に固定されている。これにより、第1、第2リング状部材の上面がそれぞれ外部に露出され、弾性シール部材の片面側、他面側が、それぞれ第1、第2リング状部材の上面よりも、片面側、他面側に突出される。フランジ面の間への装着時には、ボルト締付け部付近で第1、第2リング状部材の上面が、それぞれに対向するフランジ部の端面に直接接触することで、過圧縮を防止しようとするものである。
特許文献1の図21では、環状基部の両面側に第1、第2リング状部材が固定され、これら第1、第2リング状部材及び環状基部の全体が弾性シール部により覆われている。これにより、シール体が防水及び絶縁されて環状基部の電食や錆による腐食を防止しつつ、第1、第2リング状部材部材により過度な圧縮を防ごうとしている。
特開2017−44346号公報
前述した特許文献1の図8、図9、図21の何れの場合においても、芯材である環状基部の両面の表面に第1リング状部材、第2リング状部材がそれぞれ固着手段により固定され、これらリング状部材の内周(内径)側で環状基部に弾性シール部が設けられている。そのため、フランジ接合時に弾性シール部に圧縮方向の力が加わったときには、その圧縮変形に伴って弾性シール部が径方向(外径方向)に弾性変形しようとしても、弾性シール部がリング状部材の内周側端面で位置規制されることで十分な変形領域を確保することが難しい。その結果、特にフランジの締付け部付近を中心として、弾性シール部に大きな圧縮力が加わって、弾性シール部がたわんだり、リング状部材よりも外径側に乗り上げるように変形する可能性がある。これらにより、ゴムの劣化が進行し、復元力が低下してシール性が悪化したり、弾性シール部の一部が変形してシール性が不均一になりフランジ接合後の漏れにつながるおそれもある。
さらに、特許文献1の図8においては、環状基部の両面に固定された第1、第2リング状部材の上面にも被覆ゴム層が被覆された構造であり、フランジ接合時には、この被覆ゴム層も第1、第2リング状部材とフランジ面との間に挟着される。このとき、被覆ゴム層が、それ以外の箇所の弾性シール部分よりも肉厚が薄いことによって必要以上に大きく圧縮されやすくなり、裂けたり激しく劣化してシール性が一層悪化する可能性がある。
特許文献1の図21においても、特許文献1の図8と同様に、第1、第2リング状部材を被覆する被覆ゴム層が他の部分よりも薄いことから、特にこの部分に大きい圧縮力が加わりやすい。しかも、このシール体は、第1、第2リング状部材の全体が弾性シール部で覆われているため、これらリング状部材とフランジ端面との間に挟まれた弾性シール部の弾性変形箇所が限定され、特許文献1の図8に比較してより劣化しやすくなる。
これら特許文献1の図8、図21では、上記のように第1、第2リングのフランジ接合側全体が被覆ゴム層で覆われているため、リング状部材により過圧縮防止機能を働かせようとするときに、被覆ゴム層を接合方向に圧縮させる力も必要になる。このようにボルトの締付け完了時に被覆ゴム層の弾性も加わることになるため、締付け完了時の感覚が伝わりにくくなり、適切な力で締付けることが難しい。
本発明は、上記の課題点を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、飛び出しや破損、漏水を阻止しつつフランジ接合に使用して高いシール性と耐久性とを発揮するガスケットであり、シール部分の弾性変形領域を十分に確保した状態で過圧縮を防止しつつ装着でき、装着後にはシール部の変形や損傷を防止して高シール性を発揮し、締付け完了状態も容易に確認可能なガスケットとその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、配管機材の継手部の対向するフランジの間に装着されるガスケットであって、略環状の芯金の両面を軟質状の被覆部で被覆したガスケット本体が構成され、このガスケット本体には、芯金から離間した位置にストッパが設けられ、このストッパの表裏面が被覆部に設けられた環状シール部の表裏面よりもややガスケット本体の断面中心側に位置することにより環状シール部の過圧縮を防止する過圧縮防止構造を有するガスケットである。
請求項2に係る発明は、ストッパの表裏面が被覆部から露出し、その露出面の少なくとも一部をフランジの座面への圧接面とした過圧縮防止構造を有するガスケットである。
請求項3に係る発明は、ストッパは、少なくとも表裏面の一部が平面座形フランジのガスケット座面に対向して配置されている過圧縮防止構造を有するガスケットである。
請求項4に係る発明は、ストッパは、少なくとも表裏面の一部が溝形フランジ面に形成された環状溝よりも外周側の座面に対向して配置されている過圧縮防止構造を有するガスケットである。
請求項5に係る発明は、配管機材の継手部の対向するフランジの間に装着されるガスケットの製造方法であって、下型に設けた昇降動する支持ピンに略環状の芯金を載置すると共に、この芯金から離間した位置に設けた保持ピンに過圧縮防止用ストッパをセットし、下型に上型を合わせた後に溶融ゴムを注入して芯金の両面を被覆部で被覆し、上型と下型との取外し後にストッパの表裏面を被覆部に設けた環状シール部の表裏面よりもややガスケット本体の断面中心側に位置させることにより、環状シール部の過圧縮を防止するようにした過圧縮防止構造を有するガスケットの製造方法である。
請求項6に係る発明は、ストッパの表裏面を被覆部から露出させ、この露出面の少なくとも一部をフランジの座面への圧接面とした過圧縮防止構造を有するガスケットの製造方法である。
請求項7に係る発明は、ストッパを保持ピンに位置決め状態で仮着した過圧縮防止構造を有するガスケットの製造方法である。
請求項8に係る発明は、溶融ゴムの注入後に支持ピンを下型に格納し、芯金の支持ピンの支持位置に溶融ゴムを被覆させた過圧縮防止構造を有するガスケットの製造方法である。
請求項1に係る発明によると、略環状の芯金の両面を軟質状の被覆部で被覆して両面に環状シール部を形成していることで、飛び出しや破損、漏水を阻止しつつフランジ接合に使用して高いシール性と耐久性とを発揮できる。芯金から離間した位置にストッパを設けていることにより、ストッパが自由に動いて環状シール部の弾性変形の規制を抑えて、この環状シール部全体の弾性変形領域を十分に確保できる。ストッパの表裏面が環状シール部の表裏面よりもややガスケット本体の断面中心側に位置しているため、環状シール部が変形するときに、芯金よりも先にストッパの表裏面がフランジ面に当接し、過圧縮を防止した状態で装着できる。このため、芯金の飛び出し・破損・漏水防止機能を損なうことなく使用でき、環状シール部の劣化や破損、変形を防止しつつ高シール性を発揮し、ストッパがフランジ面に当接したときには、締付け力が変わることで締付けの完了状態も容易に確認できる。
請求項2に係る発明によると、ストッパの露出面の少なくとも一部をフランジの座面への圧接面とすることにより、フランジ接合時には露出面を介してストッパを被覆する被覆部の変形を許容できるため、この被覆部の過度な圧縮を阻止してそのシール性を維持できる。
請求項3に係る発明によると、平面座形フランジの接合に使用でき、そのフランジ接合時には、片締めを防ぎつつ環状シール部を略均等に弾性変形させ、環状シール部の過度な圧縮を防ぎつつ漏れを確実に防止した状態で装着できる。
請求項4に係る発明によると、溝形フランジ面の接合に使用でき、ストッパを環状溝よりも外周側の座面の周縁に対向配置していることで、座面がストッパを挟圧するときには、座面の周縁よりも内径側では、座面に挟まれて内径方向に弾性変形する環状シール部が環状溝内に移動し、座面の周縁よりも外径側では、この周縁により押圧される環状シール部が座面の外径方向に移動する。これらにより、フランジ接合時には、座面の間に確実にストッパを挟んで締め切り完了状態を感知して過圧縮を防止できる。環状シール部の変形部分を逃がすことで圧縮永久ひずみを回避し、ガスケット本体全体の劣化も防止できる。
請求項5に係る発明によると、上型と下型とによりストッパを保持ピンにセットした状態で成形することで、ストッパと芯金との距離や、他のストッパとの間隔を正確に維持しつつガスケット本体を容易に製作できる。上型と下型との取外し後には、ストッパの表裏面を環状シール部の表裏面よりもややガスケット本体側に位置させ、フランジ接合時の締付け部付近において、ストッパの表裏面をフランジの座面に当接させて締め切り完了状態を感知できる。環状シール部の弾性変形を許容して過圧縮を防止でき、この環状シール部の破損や劣化を抑えて高シール性を発揮し、漏れを確実に防止するガスケット本体を提供できる。
請求項6に係る発明によると、ストッパの露出面の少なくとも一部をフランジの座面への圧接面とし、フランジ接合時には露出面を介してストッパを被覆する被覆部の変形を許容できるガスケット本体を製作できる。このガスケット本体は、被覆部の過度な圧縮を阻止してシール性を維持する。
請求項7に係る発明によると、ストッパを保持ピンに位置決め状態で仮着することで、下型の所定位置に正確にこのストッパを配置した状態で溶融ゴムを注入し、位置ずれを防止した状態でガスケット本体を設けることができる。ボルト締付け位置に近接してストッパを設けることで、締付け力が大きい場合でも環状シール部を弾性変形させながら強固にフランジ接合可能となる。
請求項8に係る発明によると、芯金の支持ピンの支持位置を溶融ゴムで被覆することで、均一な表面の被覆部を成形でき、精度の高いガスケット本体を提供できる。
(a)は本発明におけるガスケットの第1実施形態を示す平面図である。(b)は(a)のA−A断面図である。 立ち上がり管、補修弁、空気弁をフランジ接合した状態を示す外観図である。 図1(b)のB部拡大図である。 締付け前のガスケットを示す要部拡大断面図である。 ストッパが外周側に移動した状態を示す要部拡大断面図である。 下型に芯金を装着した状態を示す平面図である。 (a)は図6のC−C断面図である。(b)は(a)のD部拡大図である。 (a)はガスケットの成形直後の状態を示す断面図である。(b)はE部拡大図である。 (a)は本発明におけるガスケットの第2実施形態を示す平面図である。(b)は芯金の正面図である。 ストッパの他例を示す断面図である。
以下に、本発明における過圧縮防止構造を有するガスケットとその製造方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1においては、本発明のガスケット、図2においては、本発明のガスケットを介して、立ち上がり管、補修弁、空気弁をフランジ接合した状態を示している。
図1に示したガスケット(以下、ガスケット本体1という)は、フランジ継手をもつバルブ、直管、異形管からなる配管機材2の接合時に用いられる。本実施形態では、配管機材2の一例として、例えば、図2に示す補修弁を、立ち上がり管3、空気弁4(又は図示しない消火栓、短管)に接合する場合を述べる。
図2において、補修弁2は、ガスケット本体1を介して立ち上がり管3に接合され、この補修弁2の一、二次側にはそれぞれ継手部5が設けられ、この継手部5には、ガスケット本体1締付用のフランジ6が備えられる。一方、立ち上がり管3の二次側、空気弁4の一次側にも同様にしてそれぞれ継手部5が設けられ、これら継手部5にフランジ6が備えられる。
ガスケット本体1は、補修弁2の一次側継手部5と立ち上がり管3の二次側継手部5との対向するフランジ6、6の間、補修弁2の二次側継手部5と空気弁4の一次側継手部5との対向するフランジ6、6の間にそれぞれ装着され、このガスケット本体1を介して、補修弁2の一次側が立ち上がり管3、二次側が空気弁4にそれぞれ接合される。
図1に示すように、ガスケット本体1は、補強用の芯金10、軟質状の被覆部11、ストッパ12を有し、芯金10の表面が被覆部11で被覆されて、両面に環状シール部15が形成される。本実施形態では、被覆部11がゴムにより設けられ、この被覆部11の芯金10への被覆時に、ストッパ12も一体に取付けられる。
図6に示す芯金10は、例えば、ステンレス等の金属材料により略環状に設けられ、この芯金10の外周縁には切欠部20が形成される。切欠部20は、後述するボルト穴21の位置に対応し、このボルト穴21の図1のピッチ円DP1、DP2、DP3と同じピッチ円で等間隔に配設される。
環状シール部15は、フランジ6の座面6aに当接シールする面として、被覆部11の両面に対称形状に設けられる。環状シール部15の外周側には、フランジ6への取付け用の延伸取付部24が一体に設けられ、この延伸取付部24には、フランジ6への取付け用のボルト穴21が複数箇所に設けられる。
環状シール部15のフランジ6との対向面には、図3に示した複数の環状溝部25によって幅狭の環状シール面26が設けられる。このように、環状シール面26の表面積を狭くすることで座面6aへの単位面積当たりの圧接力が大きくなり、シール性が向上する。図においては、2本の溝部により1つの環状シール面26が形成されているが、溝部25を3本以上設けることで、より多数の環状シール面26を設けるようにしてもよい。
図3〜図6において、ストッパ12は、本実施形態では小径円筒状のリングからなり、その中央には貫通孔13が形成され、ガスケット本体1において、芯金10と同心円上で、座面6aに対向する位置で、芯金10から離間した位置に等間隔で8箇所に設けられ、過圧縮防止機能が発揮される。
ストッパ12は、芯金10の厚さよりも大きく、被覆部11の厚さよりも小さく設けられ、図3において、ガスケット本体1の断面中心L側に配置される。
ストッパ12の表裏面12a、12bの外周側は、被覆部11の係止部17により被覆され、この係止部17でガスケット本体1(被覆部11)からの抜け出しが防止される。ストッパ12の中央部付近には、被覆部11から露出した露出面16、16が設けられ、この露出面16とガスケット本体1の被圧縮面との間に空隙部Gが形成される。ストッパ12の装着時には、これら露出面16付近も、ストッパ12のフランジ6の座面6aへの圧接面として機能するようになっている。
前述したように、ストッパ12が芯金10から離間されていることにより、ガスケット本体1に圧縮力が加わったときには、環状シール部15の圧縮変形に伴ってストッパ12付近も径方向(外径方向(外周方向))に延伸するように弾性変形し、このゴムの動きに合わせてストッパ12も外周側に移動可能となり、これにより、環状シール部15の径方向の弾性変形を阻害させずに過圧縮を防止する。
ストッパ12は、外部の継手部5のフランジ6が、図示しない平面座形(Raised Face:RF形)フランジや全面座形(Flat Face:FF形)フランジであるときには、少なくとも表裏面の一部がこの平面座形フランジのガスケット座面に対向して配置されるようになっている。
一方、外部の継手部5のフランジ6が、図4に示す溝形(Grooved Face:GF形)フランジであるときには、ストッパ12は、少なくとも表裏面の一部がこの溝形フランジ6に形成された後述の環状溝30よりも外周側の座面6aに対向して配置されるようになっている。
より具体的には、上記フランジ接合には、GF形フランジ同士を接合するGF−GF形、RF形フランジとGF形フランジとを接合するRF形−GF形、RF形フランジ同士を接合するRF形−RF形、FF形フランジ同士を接合するFF形−FF形などの組合わせがある。図4に示すように、被取付面であるフランジ6には、使用圧力に応じたピッチによりフランジ接合用のボルト穴32が等間隔に形成され、このボルト穴32を介してボルトナット33でフランジ6が接合される。本実施形態では、GF−GF形のフランジ6同士をフランジ接合する場合を説明する。
この場合、特に、ガスケット本体1の環状シール部15と対向するフランジ6が溝形フランジであるときには、ストッパ12の外周の係止部17が、空隙部Gを介して露出面16側に弾性変形可能な逃げ部となり、この逃げ部の変形により、締付け部付近の過度な圧縮も防止される。逃げ部とは、係止部17のうち、露出部16側に弾性変形する部位をいう。
ガスケット本体1の両面には、環状シール部15、15から突出するように環状突部40がその同心上の内径側に設けられる。環状突部40は、断面略三角形状に形成され、GF形フランジ面の環状溝30の内周縁或は外周縁の少なくとも何れか一方に当接しつつ、この環状溝30に嵌め込み可能に設けられる。
これと共に、環状突部40は、RF形フランジ、FF形フランジに圧接シール可能に設けられる。これにより、ガスケット本体1のRF形フランジ、FF形フランジへの装着時には、これらフランジと環状突部40とが圧接シール可能に設けられる。
前記した延伸取付部24は、複数の使用圧力のフランジ6の外径に合わせた複数の異なる直径で構成され、本実施形態では、GF形フランジ、RF形フランジ(FF形フランジ)の各フランジ面の外径に合わせて延伸して設けられる。延伸取付部24は、少なくとも環状シール部15からボルト穴32までよりも大径となる位置まで設けられ、この延伸取付部24により、ガスケット本体1がボルトナット33を介してフランジ6、6の間に取付けられる。
延伸取付部24には、芯金10の切欠き部20の位置に合わせてボルト穴21が同一中心線で複数箇所に形成され、このボルト穴21は、複数の使用圧力7.5K、10K、16Kに応じて異なるピッチ円である、DP1、DP2、DP3により設けられる。
延伸取付部24の外周方向には、円弧状の耳部42が延伸して形成され、この耳部42は、複数の使用圧力の違いに応じて段部状に設けられ、各耳部42の外縁が異なるフランジ外径と一致可能に設けられる。耳部42を含む延伸取付部24の表面には表示部43が設けられ、この表示部43は、複数の使用圧力のGF形フランジ面、RF形フランジ面(FF形フランジ面)の使用圧力に応じて外径の位置を示す位置に設けられる。
なお、この実施形態では、ガスケット本体1が使用圧力7.5K(0.75MPa)、10K(1.0MPa)、16K(1.6MPa)のフランジ6に兼用可能とした場合を説明したが、それ以外の異なる複数の使用圧力に対しても、前記の場合と同様に兼用可能なガスケット本体を設けることができる。
また、配管機材2として補修弁を用いた例を説明したが、補修弁以外の各種のバルブや管、或はポンプ等の配管機材のフランジ接合にも利用可能である。
ガスケット本体1の芯金10は、金属材料以外によって形成されていてもよく、例えば、硬質状の樹脂材等の硬質材料であっても良い。
ストッパ12は、8箇所に限られることはなく、芯金10から離間した位置であればその個数や間隔を任意に設定しながらガスケット本体1に設けることができる。また、小径円筒状のリング以外の形状であってもよく、例えば、円板状や円柱状に設けてもよい。
続いて、上述した過圧縮防止構造を有するガスケットを成形するための成形型と、ガスケットの製造方法並びに作用を説明する。
前記したガスケット本体1は、図5〜図7に示す成形型50を用いて、インジェクション成形により形成される。成形型50は、金型によって設けられ、上型51と下型52とを有している。
下型52には、複数の支持ピン60が等間隔に配置され、この支持ピン60に芯金10が載置可能に設けられる。芯金10は、支持ピン60に載置された状態で、上型51と下型52との間に装着され、これらの成形型50のキャビティCaの所定位置に配置される。本実施形態では、8個の支持ピン60が、芯金10の切欠部20同士の間に等間隔に配置され、これら支持ピン60は、キャビティCaに対して昇降動可能に設けられる。キャビティCaの支持ピン60よりも外径側には、位置決めピン61が4箇所に設けられ、この位置決めピン61は、芯金10の外周面に当接し、この芯金10をキャビディCa内に芯出し状態で位置決め可能に設けられる。
芯金10と同心円上で、この芯金10の切欠部20から離間した位置には、切欠部20と同じ所定間隔で保持ピン62が8箇所に一体形成され、この保持ピン62は、ストッパ12の貫通孔13に嵌合可能な外径によって上型51の方向に突設形成される。本実施形態では、切欠部20の位置に保持ピン62を設け、この保持ピン62を介してストッパ12を設けているが、芯金10の切欠部20以外の場所に図示しない穴部を設け、この穴部を介してストッパ10を設けるようにしてもよい。
上型51は、下型52と一対の略対称形状に設けられ、これらを組合わせて成形型50を構成することで、環状シール部15が芯金の両面の対称形状に形成される。上型51の保持ピン62が対応する位置には、この保持ピン62が嵌合する有底孔63が形成され、この有底孔63にストッパ12が嵌合された保持ピン62が嵌合可能になっている。
上記した成形型50を用いてガスケット本体1を製造する場合には、先ず、下型52において、支持ピン60に芯金10を載置すると共に、ストッパ12を貫通孔13を介して保持ピン62に仮着する。芯金10の載置後には、この芯金10の外周面が位置決めピン61により保持され、芯金10が芯出しされて位置ずれ防止状態で下型52の所定位置に配置される。ストッパ12は、芯金10と同心円上であり、芯金10から離間した位置にセットされる。
この状態で下型52に上型51を載置することで有底孔63に保持ピン62が嵌合し、下型52に対して上型51を位置決め状態で型合わせできる。これにより、芯金10が成形型50のキャビティCaの所定位置に収容された状態でこのキャビティCaに注湯可能になり、かつ、ストッパ12は、保持ピン62により抜け出しが防止された状態となる。
型合わせ後には、図示しない射出ユニットから湯道を通して溶融ゴムSを成形型50内に注入し、芯金10の両面に環状シール部15を形成するようにする。このとき、ストッパ12と保持ピン62との接触部分には、溶融ゴムSの入り込みが防止され、支持ピン60による芯金10の支持位置にも溶融ゴムSが入り込みにくくなる。
これに対して、溶融ゴムSの注入後には、支持ピン60を下型52に対して下降させて下型52に収納した後に、再度溶融ゴムSをキャビティCaに注入する。これによって、それまで支持ピン60が芯金10を支持していた位置(支持ピン60が当接していた位置)に溶融ゴムSが入り込み、支持ピン60の当接位置を含んだ芯金10全体にゴムSを被覆させて、表面に凹凸のない被覆部11を構成可能となる。
溶融ゴムSが凝固した後に、下型52から上型51を取外し、下型52から成形後のガスケット本体1を取外すようにする。
上記のように、保持ピン62によりストッパ12を位置決めし、ストッパ12と芯金10との距離や、隣接するストッパ12との間隔を設定した状態で注湯してガスケット本体1を設けているため、芯金10とストッパ12との離間距離を正確に設定し、芯金10に対してストッパ12の高さを正確に合わせた状態でガスケット本体1を製作可能となる。
なお、上記の製造方法では、円筒状のストッパ12を貫通孔13を介して保持ピン62に仮着するようにしているが、図示しない円板状のストッパをガスケット本体に取付ける場合、下型に貫通孔を設け、この貫通孔を介してストッパを真空ポンプで吸いつけて下型に保持することができる。
ガスケット本体1のストッパ12は、図3に示すようにその外周側が被覆部11の係止部17によって被覆された状態に設けられ、この係止部17によりガスケット本体1(被覆部11)からの抜け出しが防止された状態で、ガスケット本体1の断面中心Lの位置に取付けられる。係止部17は、ストッパ12のガスケット本体1からの脱落を防止可能な適宜の張り出し長さによって設けられ、この係止部17よりも中央付近には、ストッパ12の露出面16が設けられ、この露出面16により空隙部Gが構成される。
フランジ接合時には、係止部17が逃げ部となり、この逃げ部により座面6a、6aに挟まれた環状シール部15の径方向への弾性変形も許容する。
上述したガスケット本体1を介して、図2の配管機材である補修弁2を、例えば、図4のGF形−GF形のフランジ接合により、垂直配管された立ち上がり管3と空気弁4との間に接合する場合を説明する。この場合、配管機材2の対向する継手部5、5のフランジ6、6の間にガスケット本体1を装着しながら接合する。
図4において、ガスケット本体1のフランジ6への装着時には、下側に配管されるGF形座面6aの内周縁に環状突部40を当接させながら環状溝30に嵌め込み、続いて、上側のGF形フランジ6をガスケット本体1の上方から装着することで、これらGF形フランジ6、6の間に位置決め状態でガスケット本体1を仮着する。この状態で、延伸取付部24のボルト穴部41、ボルト穴32をボルトナット33で締め付けることで、フランジ6、6同士を接合するようにする。
この場合、本発明のガスケット本体1は、略環状の芯金10で全体を補強し、この芯金10を被覆部11で被覆して両面に環状シール部15を形成した構造であるため、管路内が高圧になった場合においても、ガスケット本体1のずれや破断を防止してシール状態を維持できる。
ガスケット本体1に、芯金10から離間した位置にストッパ12を設けていることにより、座面6a、6aでガスケット本体1を挟み込んだときには、ストッパ12が芯金10に対して自由に移動可能となる。
これにより、図5において、ストッパ12付近の環状シール部のゴムは、座面6aにより矢印の多方向に逃げるように押しつぶされ、このとき、内径側では芯金10によりゴムの移動が規制されていることで、ゴムは外径側に変形しようとする。このゴムの動きに合わせて、ストッパ12が、白抜き矢印に示した外周方向に移動する。このように、圧縮時にストッパ12がゴムの動きに合わせて自由に動くことで、ゴムを圧縮部位から逃がすことができる。
そのため、環状シール部15の変形がストッパ12で妨げられることがなく、ストッパ12周囲の環状シール部15の変形領域を十分に確保してゴムの劣化の進行を抑える。これに加えて、ストッパ12が環状シール部15の潰れ代を規制して過圧縮を防止することで、ゴムの劣化の進行を抑えている。これらのことから、環状シール部15付近がたわんだり、シール部以外の箇所への乗り上げも防ぎ、フランジ接合時には高シール性を発揮して確実に漏れを防止できる。
このとき、芯金10が径方向に移動することがないため、この芯金10によるガスケット本体10の飛び出しや破損、座面6aとのシール部からの漏水防止機能を確実に発揮できる。
ストッパ12を8箇所に等間隔で設けていることにより、これらストッパ12に均等に締付け力を加えて挟圧力を分散させ、片締めを防ぎつつ締め込みできる。
ストッパ12の表裏面12a、12bの一部に露出面16を設けているため、係止部17付近の押圧時には、この係止部17が空隙部Gの方向に露出面16による空隙部G側に逃げ部となって弾性変形する。そのため、係止部17がフランジ面の押圧方向に過度に圧縮されることがなく、係止部17の破断や変形を防いでシール性を発揮すると共に、ストッパ12の脱落も防止する。
これにより、係止部17付近でも、それ以外の箇所と同様に環状シール部15を弾性変形させて略均一なシール性を発揮できる。圧縮に対する係止部17の復元力も十分に機能するため、水密性が一層向上する。
係止部17が逃げ部となってガスケット本体1の径方向に弾性変形することで、この係止部17にフランジ接合方向の力が加わり続けることを防止し、圧縮永久ひずみの発生を阻止することも可能になる。このように、ストッパの表裏面12a、12bの全面が被覆部11で覆われていないため、薄く変形した係止部17を介してストッパ12に締付け完了時の座面6aが近接ないしは当接したときの感覚が伝わりやすくなり、ガスケット本体1を過圧縮することなく適切な締付け力で締付け可能になる。
図示しないが、ガスケット本体1は、フランジ面(FF形)やフランジ面(RF形)が、フランジ接合の何れか一方或は双方に用いられていてもよい。この場合、例えば、RF形−GF形、RF形−RF形、FF形−FF形によりフランジ接合されることになる。
その際、ガスケット本体1をフランジ6で挟圧したときに、このフランジ6側に挟圧された環状シール部15の逃げ場をストッパ12の外周側に確保することが難しくなったとしても、ストッパ12の露出面16により空隙部Gをガスケット本体1に設けていることで、変形しようとする環状シール部15を空隙部G内に弾性変形させることが可能となる。
この場合、図5に示すように、変形しながら座面6aとストッパ12とが当接して、締付け完了を感知可能になっている。
ストッパ12と芯金10とが離間しているため、芯金10の圧縮応力がストッパ12に直接伝わることがなく、このストッパ12による過圧縮防止機能を十分に発揮できる。環状シール部15の変形がストッパ12を介して芯金10に悪影響を及ぼすこともないため、芯金10の変形も抑えられる。芯金10全体を被覆部11で覆っていることで、芯金10にかかる圧縮応力の負荷が分散される。
図9においては、本発明におけるガスケットの第2実施形態を示している。なお、この実施形態において、上記実施形態と同一部分は同一符号によって表し、その説明を省略する。この実施形態では、使用圧力7.5K(0.75MPa)、10K(1.0MPa)、16K(1.6MPa)に兼用できるガスケット本体70を示している。
この場合にも、前記実施形態と同様に、上型51と下型52とを有する成形型50を介してインジェクション成形によりガスケット本体70を形成可能であり、その製造時には、芯金10と同心円上でこの芯金10から離間した位置に、ストッパ12を8箇所に一体化できる。
このガスケット本体70を用いて、使用圧力7.5K、10K、16Kであり、GF−GF形、RF形−GF形、RF形−RF形、FF形−FF形の各種の組合わせのフランジ接合をしたときには、環状シール部15の過圧縮を防止してシール性を十分に発揮させながらフランジ接合可能になる。
図10においては、ストッパの他例を示している。このストッパ80は、円筒状の円筒部81の外周に環状鍔部82が設けられ、この環状鍔部82を介してガスケット本体1、70の被覆部11に一体化される。
この場合、円筒部81の表面81a、裏面81b全体を露出させた状態でストッパ12をガスケット本体1、70に一体化できるため、座面6aに対するストッパ12の当接面を大きくすることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は、前記実施の形態記載に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の変更ができるものである。
1 ガスケット本体
2 補修弁(配管機材)
5 継手部
6 フランジ
6a 座面
10 芯金
11 被覆部
12 ストッパ
12a 表面
12b 裏面
15 環状シール部
15a 表面
15b 裏面
16 露出面
30 環状溝
50 成形型
51 上型
52 下型
60 支持ピン
62 保持ピン
L ガスケット本体の断面中心
S 溶融ゴム

Claims (8)

  1. 配管機材の継手部の対向するフランジの間に装着されるガスケットであって、略環状の芯金の両面を軟質状の被覆部で被覆したガスケット本体が構成され、このガスケット本体には、前記芯金から離間した位置にストッパが設けられ、このストッパの表裏面が前記被覆部に設けられた環状シール部の表裏面よりもやや前記ガスケット本体の断面中心側に位置することにより前記環状シール部の過圧縮を防止することを特徴とする過圧縮防止構造を有するガスケット。
  2. 前記ストッパの表裏面が前記被覆部から露出し、その露出面の少なくとも一部を前記フランジの座面への圧接面とした請求項1に記載の過圧縮防止構造を有するガスケット。
  3. 前記ストッパは、少なくとも表裏面の一部が平面座形フランジのガスケット座面に対向して配置されている請求項1又は2に記載の過圧縮防止構造を有するガスケット。
  4. 前記ストッパは、少なくとも表裏面の一部が溝形フランジ面に形成された環状溝よりも外周側の座面に対向して配置されている請求項1又は2に記載の過圧縮防止構造を有するガスケット。
  5. 配管機材の継手部の対向するフランジの間に装着されるガスケットの製造方法であって、下型に設けた昇降動する支持ピンに略環状の芯金を載置すると共に、この芯金から離間した位置に設けた保持ピンに過圧縮防止用ストッパをセットし、前記下型に上型を合わせた後に溶融ゴムを注入して前記芯金の両面を被覆部で被覆し、前記上型と下型との取外し後に前記ストッパの表裏面を前記被覆部に設けた環状シール部の表裏面よりもやや前記ガスケット本体の断面中心側に位置させることにより、前記環状シール部の過圧縮を防止するようにしたことを特徴とする過圧縮防止構造を有するガスケットの製造方法。
  6. 前記ストッパの表裏面を前記被覆部から露出させ、この露出面の少なくとも一部を前記フランジの座面への圧接面とした請求項5に記載の過圧縮防止構造を有するガスケットの製造方法。
  7. 前記ストッパを前記保持ピンに位置決め状態で仮着した請求項5又は6に記載の過圧縮防止構造を有するガスケットの製造方法。
  8. 前記溶融ゴムの注入後に前記支持ピンを前記下型に格納し、前記芯金の前記支持ピンの支持位置に溶融ゴムを被覆させた請求項5乃至7の何れか1項に記載の過圧縮防止構造を有するガスケットの製造方法。
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