JP2019050929A - 積層マットレス - Google Patents

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Abstract

【課題】表裏面の機能の異なる積層マットレスにおいて、表裏面の異なる機能を効果的に機能させることができる積層マットレスを提供する。【解決手段】複数の芯材を用いた積層マットレスであって、表裏の表面層の一方側を構成する第1の表面芯材11と、他方側を構成する第2の表面芯材12と、第1の表面芯材11と第2の表面芯材12との間に配置される中間芯材20と、を備え、中間芯材20として、第1の表面芯材11の内側に隣接する第1の中間芯材21と、第2の表面芯材12の内側に隣接する第2の中間芯材22と、第1の中間芯材21と第2の中間芯材22との間に配置される第3の中間芯材23と、を備え、隣接する芯材同士は異なる機能を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の芯材を用いた積層マットレスに関する。
近年、ベッドに使用されるマットレスとして、複数の機能を備えた積層マットレスが知られている。積層マットレスには、身体の一部に圧力が集中することによる違和感をなくすために体圧分散性が要求され、寝姿勢を崩さず身体を支えるために身体支持性が要求される。また、近年注目されている介護用ベッドに適用するため、背側部分を水平に対して70乃至80度程度傾斜させるような機能に対応できるような柔軟性も求められている。
更に、湿気をためないように通気性を重視したマットレスの開発も行われている。
従来技術として、例えば、体圧分散性と通気性を重視した積層マットレスであって、外枠材の表裏両面に、上下方向に弾性的性質を有し、かつ反発力を有しない性質の表面材を貼着し、繊維方向が上下方向となるように略U字状に折り畳み、その折り目の方向が寝台の横方向と略同一になるように構成した通気性を有する保形部材を前記外枠材に内装するとともに、外枠材に内部に空気を取り入れるための通気孔を設けるように構成したものが提案されている(特許文献1を参照)。
このように構成することで、マットレスに加わる体圧を表面材上に分散させることができるので、床ずれを抑制でき、また、マットレスが不必要に沈み込んでしまうことがないので、マットレスの上下方向の厚みが厚くなることをも同時に回避することができる。
また、通気性を良好にできるので、マットレスを干すことが不要になり、患者や看護者にとって負担の少ないマットレスを提供することができる。
しかしながら、上記従来の積層マットレスは、体圧分散性と身体支持性を両立することができないという問題点があった。
そこで、上記問題を解決する対策として、例えば、第1芯材乃至第3芯材を所定厚さとし、屈曲性のある第2芯材を第3芯材とで挟み込むように構成した積層マットレスが提案されている(特許文献2を参照)。
このように構成することで、第2芯材を体型や寝姿勢等に追従させることができるので、比較的薄くても表裏両面で良好な寝心地、体圧分散性及び身体支持性を確保することができ、表裏で底づきすることなく異なる寝心地が得られる。
特許第2930000号公報 特開2005−329081号公報
しかしながら、上述した従来の特許文献2の積層マットレスでは、第1芯材、第2芯材、第3の芯材による3層構造でマットレスを構成し、中間層となる第2芯材を最も硬度が高い素材で形成しているので、表裏面となる第1芯材と第2芯材とがそれぞれ異なる硬度で構成されていても直接接する第2芯材の影響を受けやすいという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、表裏面の機能の異なる積層マットレスにおいて、表裏面の異なる機能を効果的に機能させることができる積層マットレスを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る積層マットレスは、次の通りである。
本発明は、積層マットレスであって、
複数の芯材を用いた積層マットレスにおいて、表裏の表面層の一方側を構成する第1の表面芯材と、他方側を構成する第2の表面芯材と、前記第1の表面芯材と前記第2の表面芯材との間に配置される中間芯材と、を備え、
前記中間芯材として、少なくとも、前記第1の表面芯材の内側に隣接する第1の中間芯材と、前記第2の表面芯材の内側に隣接する第2の中間芯材と、前記第1の中間芯材と前記第2の中間芯材との間に配置される第3の中間芯材と、を備え、
隣接する芯材同士は異なる機能を有することを特徴とするものである。
また、本発明は、当該積層マットレスの構成として、マットレス長手方向に沿った側端内部に、高硬度のサイド芯材(例えば、サイドエッジ部材)を備え、前記サイド芯材には、マットレス短手方向に沿ってスリットを形成するようにしてもよい。
本発明の積層マットレスによれば、複数の芯材を用いた積層マットレスにおいて、表裏の表面層の一方側を構成する第1の表面芯材と、他方側を構成する第2の表面芯材と、前記第1の表面芯材と前記第2の表面芯材との間に配置される中間芯材と、を備え、前記中間芯材として、少なくとも、前記第1の表面芯材の内側に隣接する第1の中間芯材と、前記第2の表面芯材の内側に隣接する第2の中間芯材と、前記第1の中間芯材と前記第2の中間芯材との間に配置される第3の中間芯材と、を備え、隣接する芯材同士は異なる機能を有することで、マットレスの表裏面を使い分けて使用する際に、例えば、高硬度の機能、低硬度の機能、高反発の機能、透水性の機能、耐熱性の機能、耐薬品性の機能等、それぞれの芯材の機能を有効に機能させて、表裏面の異なる機能を効果的に機能させることができる。
第1実施形態に係る積層マットレスの全体の構成を示す説明図である。 前記積層マットレスの構成を示す平面図である。 前記積層マットレスを構成する芯材の構成を示すマットレス長手方向の側面断面図である。 前記積層マットレスを構成する芯材の構成を示すマットレス短手方向の側面断面図である。第1実施形態に係るマットレスの全体の構成を示す説明図である。 前記積層マットレスを構成する第3の中間芯材の構成を示す説明図である。 前記第3の中間芯材のヘッド側とフット側の表面形状を示す説明図である。 前記第3の中間芯材の屈曲する部分の表面形状を示す説明図である。 前記積層マットレスの使用者の腰部に対応する前記第3の中間芯材の部分の表面形状を示す説明図である。 前記積層マットレスの使用者の仙骨と対応する前記第3の中間芯材の表面形状の関係を示す説明図である。 前記積層マットレスにサイドエッジ部材が配置された状態示す説明図である。 前記サイドエッジ部材の構成を示す説明図である。 (a)は前記サイドエッジ部材の構成を示す平面図、(b)は前記サイドエッジ部材の構成を示す側面図である。 前記サイドエッジ部材が前記積層マットレス1に配置される状態を示す説明図である。 第2実施形態に係る積層マットレスの構成を示す説明図である。 第3実施形態に係る積層マットレスに使用する芯材の加工する方向を示す説明図である。 前記芯材が加工される状態の概略を示す説明図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の積層マットレスを実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例であって、第1実施形態に係る積層マットレスの全体の構成を示す説明図、図2は前記積層マットレスの構成を示す平面図、図3は前記積層マットレスを構成する芯材の構成を示すマットレス長手方向の側面断面図、図4は前記積層マットレスを構成する芯材の構成を示すマットレス短手方向の側面断面図である。
(マットレスの構成)
第1実施形態に係る積層マットレス1は、図1〜図4に示すように、積層マットレス1を側地2で覆ったマットレスであって、複数の芯材が上下方向に積層されて構成されている。
詳しくは、積層マットレス1は、表裏の表面層の一方側を構成する第1の表面芯材11と、他方側を構成する第2の表面芯材12と、第1の表面芯材11と第2の表面芯材12との間に配置される中間芯材20とを備えて構成されている。
中間芯材20としては、第1の表面芯材11の内側に隣接する第1の中間芯材21と、第2の表面芯材12の内側に隣接する第2の中間芯材22と、第1の中間芯材21と第2の中間芯材22との間に配置される第3の中間芯材23とを備えている。
さらに、積層マットレス1は、図2〜図4に示すように、マットレスの左右側の両端縁にはマットレス長手方向に沿ってサイドエッジ部材3,3が配置され、マットレスのヘッド側、フット側の両端縁にはマットレス短手方向に沿ってストッパ部材4,4が配置されている。
(芯材の構成)
隣接する芯材同士は、異なる機能を有している。
第1実施形態では、
第1の表面芯材11は、エクストラソフト面と称されて、第2の表面芯材12よりも低硬度で、積層マットレスで用いられる芯材のうちで最も低硬度のウレタン材が用いられている。
第2の表面芯材12は、ソフト面を称されて、第1の表面芯材11の次に低硬度で高反発のウレタン材が用いられている。
第1の中間芯材21は、高反発のウレタン材が用いられている。
第2の中間芯材22は、耐水性の機能を有する芯材として、例えば、立体網状体が用いられている。第2の中間芯材22としては、通気性、耐熱性または耐薬品性の機能を有する芯材であってもよい。
第3の中間芯材23は、他の芯材より最も高硬度のウレタン材が用いられる。
ここで、第1実施形態の第3の中間芯材23の特徴的な構成について図面を参照して説明する。
図5は第1実施形態に係る積層マットレスを構成する第3の中間芯材の構成を示す説明図、図6は前記第3の中間芯材のヘッド側とフット側の表面形状を示す説明図、図7は前記第3の中間芯材の屈曲する部分の表面形状を示す説明図、図8は前記積層マットレスの使用者の腰部に対応する前記第3の中間芯材の部分の表面形状を示す説明図、図9は前記積層マットレスの使用者の仙骨と対応する前記第3の中間芯材の表面形状の関係を示す説明図である。
第3の中間芯材23は、マットレス使用者の部位に応じた荷重を分散させる表面形状、芯材自体を曲げ易くする凹凸断面形状を有する複数の機能を有する領域を備えている。
詳しくは、第3の中間芯材23は、図5に示すように、マットレス使用者の頭部と背部に対応する第1の領域23aと、腰部を含む第2の領域23bと、脚部を含む第3の領域23cとを含む凹凸断面形状の領域が形成されている。
さらに、第2の領域23bのマットレス長手方向の両側に隣接する部分、すなわち、第1の領域23aと第2の領域23bとの間の部分と、第2の領域23bと第3の領域23cとの間の部分には、芯材が屈曲し易く構成された第4の領域23dが形成されている。
第1の領域23aは、図5,図6に示すように、マットレス短手(幅方向)に沿って連続する波形状の表面形状を有する凹凸部23a1がマットレス長手方向に平行に複数列形成されている。第3の領域23cは、図5,図6に示すように、第1の領域23aと同様な構成で凹凸部23c1が形成されている。
第2の領域23bは、図8,図9に示すように、使用者の尻部の仙骨の形状に合せてマットレス幅方向に沿って波形状の表面形状を有する凹凸部23b1がマットレス長手方向に平行に複数列形成されている。
図9の符号23b2は、使用者の仙骨の形状を概略的に表した模様である。
第4の領域23dは、図5,図7に示すように、第2の領域23bを挟んで所定の範囲で形成され、それぞれの領域で、マットレス短手(幅方向)に沿って連続する直線状の表面形状を有する凹凸部23d1がマットレス長手方向に平行に複数列形成されている。
このように、第3の中間芯材23は、第2の領域23bを中心としてマットレス長手に対称に、凹凸部23a1,23b1,23c1,23b1がそれぞれの表面形状で形成されている。
なお、第1実施形態では、第3の中間芯材23の各領域の凹凸部の高さ(または深さ)は特定していないが、凹凸部による支持機能やクッション機能等に応じて変化させて設定することは可能である。
また、第1実施形態では、第2の表面芯材12は、図3,図5に示すように、第3の中間芯材23の表面形状と同様な形状で構成されている。
このように構成することで、第2の表面芯材12による低硬度で高反発のウレタン材によって、各領域に応じて柔らかでクッション性のある状態で使用者を支持することができる。さらに、第3の中間芯材23が積層マットレス1の中央部で同様な構成で使用者を支持することができるので、各領域の凹凸部による機能を効果的に機能させることができる。
(サイドエッジ部材の構成)
次に、第1実施形態の積層マットレス1に設けられたサイドエッジ部材3について説明する。
図10は第1実施形態の積層マットレスにサイドエッジ部材が配置された状態示す説明図、図11は前記サイドエッジ部材の構成を示す説明図、図12(a)は前記サイドエッジ部材の構成を示す平面図、(b)は前記サイドエッジ部材の構成を示す側面図、図13は前記サイドエッジ部材が前記積層マットレス1に配置される状態を示す説明図である。
サイドエッジ部材3は、図10,図11に示すように、積層マットレス1のマットレス長手方向に沿った両側端において、第1の表面芯材11と第2の表面芯材12との間に設けられている。
詳しくは、サイドエッジ部材3は、高硬度の芯材を使用して、図10,図11に示すように、略半円状断面形状を有する、いわゆるカマボコ状断面形状の凸部31を複数連続的にかつ一体的にマットレス長手方向略全域に亘り配置されている。
一部の凸部31には、図12(a),(b)に示すように、表面側より内側に向かい、マットレス短手方向(幅方向)に沿って切り込まれたスリット32が形成されている。
スリット32の構成として、幅方向端部から内側に所定量切り込まれた第1のスリット32aと、凸部31の中央部付近で端部付近を残して所定の範囲で切り込まれた第2のスリット32bとが形成されている。第1のスリット32aと第2のスリット32bとは、マットレス長手方向に交互に,いわゆる千鳥状に形成されている。
こうように構成されたサイドエッジ部材3は、第1の表面芯材11と第2の表面芯材12との間に、図13に示すように、スリット32が形成された凸部31が対向して配置するように上下に重ねた状態で配置される。
サイドエッジ部材3に形成されるスリット32の位置は、例えば、積層マットレス1の脚部を曲げる操作において、サイドエッジ部材3が屈曲して変形する箇所からフット側にずれた位置に形成されている。これにより、積層マットレス1のフット側がマットレス自体の自重によってスリット32が変形することで曲がり易くなる。
(ストッパ部材の構成)
ストッパ部材4は、高硬度の芯材を使用して、図2,図11に示すように、積層マットレス1のマットレス長手方向の両端部に配置され、図3に示すように、第2の表面芯材12と第3の中間芯材23との間で、図10に示すように、サイドエッジ部材3,3との間で、第2の中間芯材22を間に配置するように構成されている。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、積層マットレス1において、一方側の表面層を構成する第1の表面芯材11と、他方側の表面層を構成する第2の表面芯材12と、第1の表面芯材11と前記第2の表面芯材との間に、第1の表面芯材11の内側に隣接する第1の中間芯材21と、第2の表面芯材12の内側に隣接する第2の中間芯材22と、第1の中間芯材21と第2の中間芯材22との間に配置される第3の中間芯材23と、を備え、隣接する芯材同士は異なる機能を有するものとすることで、積層マットレス1の表裏面を使い分けて使用する際に、例えば、高硬度の機能、低硬度の機能、高反発の機能、透水性の機能、耐熱性の機能、耐薬品性の機能等、それぞれの芯材の機能を有効に機能させて、表裏面の異なる機能を効果的に機能させることができる。
また、第1実施形態では、積層マットレス1の構成として、サイドエッジ部材3とストッパ部材4とを備えることで、積層マットレス1を構成する芯材を一体的に安定して構成できるとともに、使用者が積層マットレス1の端縁に腰掛けた場合でも、大きく沈み込むことが無いため着座しやすく、また、寝ている使用者に対して体勢の影響を少なくすることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図面を参照して説明する。
図14は第2実施形態に係る積層マットレスの構成を示す説明図である。
なお、第2実施形態に係る積層マットレスにおいて、第1実施形態に係る積層マットレスと同様な構成については同じ符号を付することで説明を省略する。
第2実施形態の積層マットレス101は、図14に示すように、第1実施形態の第2の表面芯材12に換えて、表面形状は平坦な形状を有する第2の表面芯材112を備えたことを特徴とするものである。
このように構成することで、積層マットレス101をリバーシブルで表裏面を使用する際に、表面形状による機能を大きく変えることなく使用することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について図面を参照して説明する。
図15は第3実施形態に係る積層マットレスに使用する芯材の加工する方向を示す説明図、図16は前記芯材が加工される状態の概略を示す説明図である。
なお、第3実施形態に係る積層マットレスにおいて、第1実施形態に係る積層マットレスと同様な構成については同じ符号を付することで説明を省略する。
第3実施形態は、第1実施形態の積層マットレス1を構成する芯材を加工する特徴的なマットレス加工方法に関する。
基本的なウレタン材の加工方法については、特開2004ー290386号公報に開示されている工程等を参照することで詳細な説明は省略する。
第3実施形態では、図15,図16に示すように、マットレスの圧縮復元可能な芯材330を一対のロール310で挟んで厚み方向に圧縮しながら搬送し、前記一対の回転方向下流側でロール310間に近接して設けられたカッタ部材320により前記芯材を2分割して所定の形状に成型するマットレス加工方法である。
第3実施形態では、第1実施形態の積層マットレス1を構成する第3の中間芯材23を加工する場合について説明する。
一対のロール310には、ロール軸線方向に沿って表面形状の異なる凹凸部の成型領域が複数形成されている。
具体的には、図15に示すように、ロール310には、第3の中間芯材23の第1の領域23aと、第2の領域23bと、第3の領域23cと、第4の領域23dとに対応する第1の成型領域311aと、第2の成型領域311bと、第3の成型領域311cと、第4の成型領域311dが形成されている。
芯材330は、第3の中間芯材23を2枚取りが可能な芯材である。
芯材330を成型加工する場合は、図15に示すように、ロール310の軸線方向に対して芯材330の長手方向を対向配置して、一対のロール310で挟んで搬送する。
そして、図16に示すように、一対のロール310間より排出された芯材330を、カッタ部材320により芯材330を厚さ方向の中心から2分割することで、第3の中間芯材23の形状の芯材を2枚に成型することができる。
以上のように構成したので、第3実施形態によれば、特徴的なマットレス加工方法において、一対のロール310に、ロール軸線方向に沿って第3の中間芯材23の表面形状に対応した異なる凹凸部の成型領域を複数形成して、芯材330をマットレス長手方向に沿って一対のロール310で挟んで搬送することで、芯材330に対して表面形状の異なる複数の領域を同時に一体的に成型することができる。これにより、芯材330をカッタ部材320により厚さ方向で2分割にカットすることで、一度の成型加工により2枚の第3の中間芯材23を作成することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の側地およびマットレスは、医療用、介護用、家庭用のベッド等に用いるマットレスに利用することができる。
1 積層マットレス
2 側地
3 サイドエッジ部材(サイド芯材)
4 ストッパ部材
11 第1の表面芯材
12,112 第2の表面芯材
20 中間芯材
21 第1の中間芯材
22 第2の中間芯材
23 第3の中間芯材
23a 第1の領域
23a1,23b1,23c1,23d1 凹凸部
23b 第2の領域
23b2 仙骨の形状
23c 第3の領域
23d 第4の領域
31 凸部
32 スリット
32a 第1のスリット
32b 第2のスリット
101 積層マットレス
310 ロール
311a 第1の成型領域
311b 第2の成型領域
311c 第3の成型領域
311d 第4の成型領域
320 カッタ部材
330 芯材

Claims (10)

  1. 複数の芯材を用いた積層マットレスであって、
    表裏の表面層の一方側を構成する第1の表面芯材と、
    他方側を構成する第2の表面芯材と、
    前記第1の表面芯材と前記第2の表面芯材との間に配置される中間芯材と、
    を備え、
    前記中間芯材として、少なくとも、
    前記第1の表面芯材の内側に隣接する第1の中間芯材と、
    前記第2の表面芯材の内側に隣接する第2の中間芯材と、
    前記第1の中間芯材と前記第2の中間芯材との間に配置される第3の中間芯材と、
    を備え、
    隣接する芯材同士は異なる機能を有することを特徴とする積層マットレス。
  2. 前記第3の中間芯材は、他の芯材よりも高硬度な芯材で構成されることを特徴とする請求項1に記載の積層マットレス。
  3. 前記第1の表面芯材と前記第2の表面芯材とは異なる機能を有することを特徴とする請求項1に記載の積層マットレス。
  4. 前記第1の表面芯材は、前記第2の表面芯材よりも低硬度の芯材が用いられ、
    前記第1の中間芯材は、高反発の芯材が用いられ、
    前記第2の表面芯材は、低硬度で高反発の芯材が用いられ、
    前記第2の中間芯材は、少なくとも通気性、耐水性、耐熱性または耐薬品性の何れかの機能を有する芯材が用いられ、
    前記第3の中間芯材は、高硬度の芯材が用いられることを特徴とする請求項1に記載の積層マットレス。
  5. 前記第3の中間芯材は、使用者の部位に応じた荷重を分散させる機能と、芯材自体を曲げ易くする機能とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の積層マットレス。
  6. 前記第2の表面芯材の表面形状は、前記第3の中間芯材の表面形状と同様な形状を有することを特徴とする請求項5に記載の積層マットレス。
  7. 前記積層マットレスは、マットレス長手方向に沿った側端内部に、高硬度のサイド芯材を備え、
    前記サイド芯材は、マットレス短手方向に沿ってスリットが形成されていることを特徴とする請求項1から6のうち何れか一項に記載の積層マットレス。
  8. 前記スリットは、前記積層マットレスの変形箇所からずれた位置に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の積層マットレス。
  9. 前記サイド芯材は、上下に2層重ね合せて構成することを特徴とする請求項7または8に記載の積層マットレス。
  10. 前記サイド芯材は、前記スリットを対向して配置することを特徴とする請求項9に記載の積層マットレス。
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