JP2019048598A - 洗車機 - Google Patents

洗車機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019048598A
JP2019048598A JP2017174650A JP2017174650A JP2019048598A JP 2019048598 A JP2019048598 A JP 2019048598A JP 2017174650 A JP2017174650 A JP 2017174650A JP 2017174650 A JP2017174650 A JP 2017174650A JP 2019048598 A JP2019048598 A JP 2019048598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
cleaned
brush
drying
car wash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017174650A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6819521B2 (ja
Inventor
淳盛 西濱
Atsumori Nishihama
淳盛 西濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2017174650A priority Critical patent/JP6819521B2/ja
Publication of JP2019048598A publication Critical patent/JP2019048598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6819521B2 publication Critical patent/JP6819521B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

【課題】洗浄後の乾燥能力を向上できる洗車機を提供する。【解決手段】左右に対向するスタンド部90とスタンド部90の上端を連結する天井部91とを有して被洗浄車両CAに対して前後方向に移動する洗車機本体1と、洗浄水が噴射された被洗浄車両CAに回転摺動して被洗浄車両CAを洗浄する洗浄用ブラシ4、5、6と、被洗浄車両CAに向けて送風して被洗浄車両CAを乾燥させる送風ノズル21、22と、上下方向に延びる回転軸を有するとともに被洗浄車両CAの前後面及び両側面に回転摺動して洗浄水を払拭することにより被洗浄車両CAを乾燥させる乾燥用ブラシ30とを備え、スタンド部90間の入口面1aに対して被洗浄車両CAの進入方向前方に洗浄用ブラシ4、5、6及び送風ノズル21、22が配されるとともに、進入方向後方に乾燥用ブラシ30が配される。【選択図】図2

Description

本発明は洗浄水を払拭することにより被洗浄車両を乾燥させる乾燥用ブラシを備えた洗車機に関する。
給油所等に洗車機が設置される従来の洗車機は特許文献1に開示される。この洗車機は被洗浄車両を跨ぐ門型の洗車機本体を備える。洗車機本体の下方には地面に敷設される案内部が設けられる。案内部は被洗浄車両を前方に案内する。
洗車機本体には洗浄用ブラシ、送風ノズル及び乾燥用ブラシが設けられる。洗浄用ブラシは洗浄水を噴射された被洗浄車両に回転摺動して被洗浄車両を洗浄する。送風ノズルは被洗浄車両に向けて送風して被洗浄車両を乾燥させる。乾燥用ブラシは被洗浄車両に回転摺動して洗浄水を払拭することにより被洗浄車両を乾燥させる。
上記構成の洗車機において、所定の洗車条件が設定され、被洗浄車両が前進して案内部上で停車する。被洗浄車両が案内部により前方に案内されると、洗浄用ブラシにより被洗浄車両が洗浄される。次に被洗浄車両が前方に案内されると、送風ノズルにより被洗浄車両に向けて送風して被洗浄車両を乾燥させる。
次に、被洗浄車両が案内部により前方に案内されると、乾燥用ブラシにより被洗浄車両上の洗浄水を払拭して被洗浄車両を更に乾燥させる。これにより、被洗浄車両の洗車が行われる。
特開2009−274591号公報
しかしながら、上記従来の洗車機によると、被洗浄車両の払拭により乾燥用ブラシが洗浄水を吸水し、次の被洗浄車両の洗車時に乾燥用ブラシの吸水性が低下して乾燥能力が悪くなる問題があった。
本発明は、洗浄後の乾燥能力を向上できる洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、左右に対向するスタンド部と前記スタンド部の上端を連結する天井部とを有して被洗浄車両に対して前後方向に移動する洗車機本体と、洗浄水が噴射された被洗浄車両に回転摺動して被洗浄車両を洗浄する洗浄用ブラシと、被洗浄車両に向けて送風して被洗浄車両を乾燥させる送風ノズルと、上下方向に延びる回転軸を有するとともに被洗浄車両の前後面及び両側面に回転摺動して洗浄水を払拭することにより被洗浄車両を乾燥させる乾燥用ブラシとを備え、前記スタンド部間の入口面に対して被洗浄車両の進入方向前方に前記洗浄用ブラシ及び前記送風ノズルが配されるとともに、進入方向後方に前記乾燥用ブラシが配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記送風ノズルが前記洗浄用ブラシと前記入口面との間に配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、洗車の終了後に前記乾燥用ブラシが被洗浄車両を払拭する回転速度よりも低速で回転することを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記スタンド部の正面に前記乾燥用ブラシを乾燥させるヒータを備えたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記乾燥用ブラシが1本のみ設けられるとともに前記入口面の両側方間を左右方向に移動可能に配され、洗車開始時に被洗浄車両の助手席側に配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記洗車機本体が被洗浄車両の後方へ向かって移動する第1往路で前記洗浄用ブラシにより洗浄し、前記洗車機本体が被洗浄車両の前方へ向かって移動する第1復路で前記送風ノズルにより乾燥し、前記洗車機本体が被洗浄車両の後方へ向かって移動する第2往路で前記乾燥用ブラシにより被洗浄車両の一側面を払拭し、前記洗車機本体が被洗浄車両の前方へ向かって移動する第2復路で前記乾燥用ブラシにより被洗浄車両の他側面を払拭することを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記洗車機本体が被洗浄車両の後方へ向かって移動する第1往路で前記洗浄用ブラシにより洗浄し、前記洗車機本体が被洗浄車両の前方へ向かって移動する第1復路で前記送風ノズルにより乾燥しながら、前記乾燥用ブラシにより被洗浄車両の一側面を払拭し、前記洗車機本体が被洗浄車両の後方へ向かって移動する第2往路で前記乾燥用ブラシにより被洗浄車両の他側面を払拭することを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記乾燥用ブラシが軸部を中心に左右方向に傾斜可能に保持される保持部と、前記拭取ブラシの前記保持部に対する左右方向の傾斜量を検知する傾斜センサと、前記拭取ブラシを前記軸部の周方向に付勢するエアシリンダと、前記保持部を左右方向に案内する案内部と、前記保持部を左右方向に移動させる移動モータとを備え、前記乾燥用ブラシによる被洗浄車両の一方の側面の乾燥時の前記エアシリンダの付勢方向と他方の側面の乾燥時の前記エアシリンダの付勢方向とが反対方向であることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記エアシリンダが複動式であることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記乾燥用ブラシが被洗浄車両の後面を払拭する際に、被洗浄車両の後面の一端から中央部の間で進行方向の反対方向に被洗浄車両上を摺動する第1回転方向で回転し、後面の中央部から他端の間で前記第1回転方向の反対方向の第2回転方向で回転する。
本発明によると、洗車機本体のスタンド部間の入口面に対して被洗浄車両の進入方向前方に洗浄用ブラシ及び送風ノズルが配され、進入方向後方に乾燥用ブラシが配される。これにより、洗浄時に飛散する洗浄水がスタンド部の入口面上の壁面により遮蔽され、乾燥用ブラシの吸水が抑制される。また、乾燥用ブラシの周囲が開放され、乾燥用ブラシに吸水された洗浄水が蒸発し易くなる。このため、乾燥用ブラシの吸水性を短時間で回復させることができ、洗車機の洗浄後の乾燥能力を向上することができる。
本発明の第1実施形態の洗車機を示す側面図 本発明の第1実施形態の洗車機を示す斜視図 本発明の第1実施形態の洗車機の洗車機本体概要を示す正面図 本発明の第1実施形態の洗車機の乾燥ブラシの上部を示す正面図 本発明の第1実施形態の洗車機の洗車時の第1往路を示す上面図 本発明の第1実施形態の洗車機の洗車時の第1往路を示す上面図 本発明の第1実施形態の洗車機の洗車時の第1復路を示す上面図 本発明の第1実施形態の洗車機の洗車時の第2往路を示す上面図 本発明の第1実施形態の洗車機の乾燥用ブラシによる被洗浄車両の一側面の乾燥状態を示す正面図 本発明の第1実施形態の洗車機の乾燥用ブラシによる被洗浄車両の後面の乾燥状態を示す正面図 本発明の第1実施形態の洗車機の乾燥用ブラシによる被洗浄車両の後面の乾燥状態を示す正面図 本発明の第1実施形態の洗車機の洗車時の第2復路を示す上面図 本発明の第1実施形態の洗車機の乾燥用ブラシによる被洗浄車両の他側面の乾燥状態を示す正面図 本発明の第2実施形態の洗車機の洗車時の第1復路を示す上面図 本発明の第2実施形態の洗車機の洗車時の第2往路を示す上面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1、図2は本発明の第1実施形態の洗車機WAを示す側面図及び斜視図である。洗車機WAはリモートパネル7及び洗車機本体1を備えている。
リモートパネル7は被洗浄車両CAの進入路Rに沿って配される。被洗浄車両CAはリモートパネル7の面前で停車し、ユーザはリモートパネル7の操作によって洗車条件の設定を行う。
リモートパネル7に設けたボタンにより、シャンプー、ワックス掛け、撥水コート等に使用する液剤を用いた洗車条件を設定することができる。また、リモートパネル7によってフロントガード有り、フェンダーポール有り、サイドミラー有り、リアワイパ有り、ルーフキャリア有り等の装備品の設定もすることができる。
また、被洗浄車両CAの運転席が左側の場合はリモートパネル7の操作により、後述する乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAの右側(助手席側)に配される。
洗車機本体1は左右に対向する2つのスタンド部90と、スタンド部90の上端を連結する天井部91とを有した門型に形成される。両スタンド部90間に被洗浄車両CAが進入する入口面1a及び被洗浄車両CAが退出する出口面1bが開口する。天井部91はスタンド部90から被洗浄車両CAの進入側に向かって突出する庇部40を有している。庇部40は軸部40aを中心に回動可能に設けられる。
地面G上には左右一対のレール2が敷設され、スタンド部90の底面に設けた車輪3がレール2上に配される。これにより、洗車機本体1はレール2上に立設し、走行モータ(不図示)の駆動によりレール2上を走行して被洗浄車両CAに対して前後に移動する。
スタンド部90には洗剤やワックス等の各種液剤を貯液した複数の貯液タンク(不図示)を収納するタンク収納部29が配される。タンク収納部29の上方には各貯液タンクからの液剤を分配する分配配管部28が設けられる。分配配管部28には噴射ノズルからなる第1、第2浄水ノズル11、13、第1、第2洗剤ノズル12、15、撥水コートノズル14、ワックスノズル16がそれぞれ電磁弁(不図示)を介して導出される。
第1、第2浄水ノズル11、13は洗車機本体1の入口面1a側及び出口面1b側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して洗浄水を噴射する。第1、第2洗剤ノズル12、15は洗車機本体1の入口面1a側及び出口面1b側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して洗剤を噴射する。撥水コートノズル14及びワックスノズル16は洗車機本体1の出口面1b側に配される。撥水コートノズル14は被洗浄車両CAに対して撥水コート剤の液体を噴射する。ワックスノズル16は被洗浄車両CAに対して液体のワックスを噴射する。
また、スタンド部90の入口面1a側には車両検出センサ9が設けられている。車両検出センサ9は発光部及び受光部を有した光電センサ、超音波センサ等から成り、洗車機本体1に進入する被洗浄車両CAの車長及び外面形状を検知する。
洗車機本体1には両スタンド部90の側端部から被洗浄車両CAの進入側に突出して上下方向に延びる飛水カバー51が設けられる。右側の飛水カバー51の先端には操作パネル8が配される。操作パネル8は複数の操作ボタン(不図示)を有し、手動による洗車開始の指示や洗車停止の指示等の入力操作を行うことができる。
操作パネル8は洗車機本体1の左右方向の中央に向かって被洗浄車両CAの進入側に傾斜する。これにより、洗車機本体1の前後幅を小さくできるとともに、右端部に配された乾燥用ブラシ30と操作パネル8との干渉を回避して操作パネル8上の操作ボタンの設置面積を広く確保することができる。
洗車機本体1の入口面1aに対して被洗浄車両CAの進入方向前方には、気流を発生して被洗浄車両CAを乾燥させるブロア20が設けられる。ブロア20にはサイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル21から成る複数の送風ノズル(乾燥部)が接続される。サイド送風ノズル22は両スタンド部90にそれぞれ設けられ、被洗浄車両CAの側面に向けて送風する。トップ送風ノズル21は天井部91に設けられ、被洗浄車両CAの上面に向けて送風する。
なお、トップ送風ノズル21はサイド送風ノズル22よりも洗車機本体1の入口面1a側に配される。また、トップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22は後述するトップブラシ4と入口面1aとの間に配される。
洗車機本体1には複数の洗浄用ブラシが設けられる。洗浄用ブラシは被洗浄車両CA上に摺動してブラッシングするサイドブラシ5、トップブラシ4、ロッカーブラシ6から成る。
サイドブラシ5は洗車機本体1の出口面1b側に左右一対に設けられる。また、サイドブラシ5は回転軸(不図示)を上下方向に配され、被洗浄車両CAの前面、後面及び側面を洗浄する。
トップブラシ4はサイドブラシ5に対して洗車機本体1の入口面1a側に配される。また、トップブラシ4は回転軸(不図示)を水平方向に配して被洗浄車両CAの上面に沿って昇降し、被洗浄車両CAの上面を洗浄する。ロッカーブラシ6はサイドブラシ5とトップブラシ4との間に配され、回転軸(不図示)を上下方向に配して被洗浄車両CAの両側面の下部を洗浄する。
各洗浄用ブラシは回転軸を形成するシャフトの周面に布、スポンジ等の複数の洗浄材が取り付けられる。このため、回転軸を上下方向に配したロッカーブラシ6及びサイドブラシ5は回転停止時に洗浄材が垂れ下がるため小径になり、回転時に遠心力で洗浄材が広がるため大径になる。
洗車機本体1の入口面1aに対して被洗浄車両CAの進入方向後方には、乾燥用ブラシ30が設けられる。乾燥用ブラシ30は1本のみ設けられ、後述するように左右方向に移動可能に配される。乾燥用ブラシ30はシャフト30aにより上下方向に延びる回転軸を形成され、シャフト30aの周面に布等の吸水性の部材が取り付けられる。乾燥用ブラシ30はトップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22による乾燥後の被洗浄車両CAの前後面及び両側面に回転摺動し、被洗浄車両CAに残留する洗浄水を払拭する。
トップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22による乾燥時に被洗浄車両CAの下部に洗浄水の水滴が残留し易い。このため、乾燥用ブラシ30により被洗浄車両CAの前後面及び両側面が払拭される。被洗浄車両CAの上面に水滴が残留する場合は上面を払拭する乾燥用ブラシを別途設けてもよい。
図3は洗車機本体1の概略正面図を示している。庇部40(図2参照)内には左右方向に延びるレール26(案内部)が設けられる。乾燥用ブラシ30はレール26上を走行する保持部35により保持される。これにより、乾燥用ブラシ30は左右方向に移動可能に配される。
図4は乾燥用ブラシ30の上部の正面図を示している。保持部35は複数の金属板により形成され、前後に対向する一対の対向壁35aによりレール26の前後面を囲む。保持部35にはレール26上を転動する駆動車輪27、従動ローラ34a〜34eが設けられる。
駆動車輪27は軸方向を水平に配して保持部35に軸支される。駆動車輪27は保持部35に取り付けられる移動モータ36の駆動によりレール26の上面26aを転動する。レール26の上面26aは前後端に傾斜面が形成され、駆動車輪27の周面は上面26aの前後の傾斜面に沿ってV字状に形成される。これにより、駆動車輪27はレール26の上面26a上を安定して転動することができる。
従動ローラ34aは軸方向を水平に対して傾斜して保持部35に軸支され、上面26aの前後の傾斜面に沿って前後一対設けられる。従動ローラ34b、34cは軸方向を水平に配して軸支部25に軸支され、レール26の下面26bを転動する。従動ローラ34d、34eは軸方向を鉛直に配して保持部35に軸支され、レール26の側面26cを転動する。
対向壁35a上には乾燥用ブラシ30を軸支する軸支部25が設けられる。乾燥用ブラシ30の回転軸を形成するシャフト30aは水平断面が矩形の中空のロッド30bに挿通され、ロッド30b内に配した軸受(不図示)により回転可能に支持される。シャフト30aは保持部35に設置される回転モータ(不図示)に連結され、回転モータの駆動によって乾燥用ブラシ30が上下に延びる回転軸を中心に回転する。
また、ロッド30bの前後面には軸部30dが突設され、軸支部25には軸部30dに嵌合する軸受25aが設けられる。これにより、保持部35は軸部30dを中心に乾燥用ブラシ30を左右方向に傾斜可能に保持する。
軸支部25には軸部30dの上方及び下方にそれぞれ近接スイッチから成る傾斜センサ25b及び傾斜センサ25cが設けられる。ロッド30bには傾斜センサ25bの上方に対向部材39bが配され、傾斜センサ25cの下方に対向部材39cが配される。
対向部材39b及び対向部材39cは傾斜センサ25b及び傾斜センサ25cに対向して乾燥用ブラシ30の傾斜量を検知する。移動モータ36の駆動により左右方向に移動する乾燥用ブラシ30は被洗浄車両CAに当接すると傾斜する。そして、傾斜センサ25bが対向部材39bに対向すると移動モータ36が停止され、乾燥用ブラシ30が洗浄時に所望の傾斜量に配される。また、傾斜センサ25cが対向部材39cに対向すると移動モータ36が停止され、乾燥用ブラシ30が洗浄時に所望の傾斜量に配される。
即ち、被洗浄車両CAの右側面を払拭する際には、傾斜センサ25cが図中、対向部材39cに対向して乾燥用ブラシ30が所望の傾斜量に到達したことを検知する。被洗浄車両CAの左側面を払拭する際には、傾斜センサ25bが図中、対向部材39bに対向して乾燥用ブラシ30が所望の傾斜量に到達したことを検知する。
保持部35には軸部30dよりも上方に配した複動式のエアシリンダ32が設置される。エアシリンダ32は円筒形のシリンダチューブ32b及びシリンダロッド32aを有し、シリンダロッド32aの先端がロッド30bの上端部に回転可能に連結される。シリンダチューブ32bの前端及び後端には配管33が接続され、一方の配管33を介して空気が供給される。これにより、シリンダロッド32aが伸びた状態と縮んだ状態とに可変され、エアシリンダ32により乾燥用ブラシ30を軸部30dの周方向に付勢する。
即ち、被洗浄車両CAの左側面の払拭時にシリンダロッド32aが伸び、被洗浄車両CAに当接する乾燥用ブラシ30はエアシリンダ32の付勢力に抗して図中、時計回りに傾斜する。また、被洗浄車両CAの右側面の払拭時にシリンダロッド32aが縮み、被洗浄車両CAに当接する乾燥用ブラシ30はエアシリンダ32の付勢力に抗して図中、反時計回りに傾斜する。
これにより、一のエアシリンダ32によって乾燥用ブラシ30を左右の両方向に付勢することができる。また、2本のコイルバネにより乾燥用ブラシ30を左右の両方向に付勢すると、コイルバネの自由長から中立位置までの伸縮による弾性力は相殺される。このため、中立位置から傾斜した乾燥用ブラシ30に対する付勢力が小さくなり、大きな付勢力を得ることが困難である。
これに対してエアシリンダ32は空気の供給方向を切り替えることにより、乾燥用ブラシ30に対して左右の両方向に大きな付勢力を得られる。従って、被洗浄車両CAの両側面に対する押圧力が大きく乾燥能力の大きい乾燥用ブラシ30を容易に実現することができる。なお、エアシリンダ32は単動式でもよいが複動式にすると、左右の両方向の付勢力が空気圧により得られる。このため、乾燥用ブラシ30の傾斜量が変動しても付勢力を安定させることができ、被洗浄車両CAに対する乾燥用ブラシ30の押圧力を均一にすることができる。
なお、サイドブラシ5も同様の構成により左右方向に移動可能に配される。この時、サイドブラシ5が左右一対配されるため、傾斜センサ25b、25cは一方向の傾斜を検知する。また、エアシリンダ32に替えてサイドブラシ5を傾斜方向の一方向に付勢するコイルバネが設けられる。
乾燥用ブラシ30のシャフト30aはロッド30bに対して取り外し可能に設けられる。また、庇部40は天井部91に軸部40a(図1参照)で回動可能に設けられる。このため、乾燥用ブラシ30を取り外して庇部40を下方に回動すると、洗車機本体1の前後幅を小さくすることができる。これにより、洗車機本体1の運搬時に運搬車両の荷台の左右方向に洗車機本体1の前後方向を配して洗車機本体1を荷台に載置することができる。
上記構成の洗車機WAにおいて、リモートパネル7から所定の洗車設定を行い所定の位置に被洗浄車両CAを停止させる。この時、リモートパネル7の操作により、乾燥用ブラシ30は被洗浄車両CAの助手席側(通常左側)の初期位置Y1(図2参照)に配されている。これにより、運転手が洗車開始前に容易に降車することができる。また、運転手が洗車機本体1に乗り入れる前に降車して操作パネル8により設定してもよい。
被洗浄車両CAが所定位置に停車すると、洗車機本体1が洗車開始位置U1から前後方向に移動して洗車が行われる。図5〜図8は洗車機本体1の洗車時の動作を示す上面図である。
洗車が開始されると、図5の矢印D1に示すように洗車機本体1は洗車開始位置U1から被洗浄車両CAの後方へ向かって移動を開始する(第1往路)。洗車機本体1の移動に伴って車両検出センサ9は被洗浄車両CAの形状を検知する。
この時、乾燥用ブラシ30は被洗浄車両CAを払拭する回転速度よりも遅い速度で回転する。乾燥用ブラシ30はスタンド部90よりも被洗浄車両CAの進入側に突出するため、人が乾燥用ブラシ30の近傍に存在する可能性がある。このため、回転停止した乾燥用ブラシ30を高速回転して洗浄を行うと怪我の危険がある。従って、乾燥用ブラシ30を洗浄前に低速で回転させることにより、高速回転が行われることを事前に認知させて危険を防止することができる。
第1浄水ノズル11、第2浄水ノズル13、第1洗剤ノズル12、第2洗剤ノズル15から洗浄水が噴射されながら、トップブラシ4は車両検出センサ9により検出した被洗浄車両CAの形状に沿って昇降する。これにより、被洗浄車両CAの上面が洗浄される。
車両検出センサ9により検出した被洗浄車両CAの前端にサイドブラシ5が配されると洗車機本体1が停止し、左右のサイドブラシ5が回転して左右方向に移動する。これにより、被洗浄車両CAの前面が洗浄される。
被洗浄車両CAの前面の洗浄が終了すると左右のサイドブラシ5が離れ、図6に示すように再び洗車機本体1は被洗浄車両CAの後方へ向かって移動する。これにより、サイドブラシ5によって被洗浄車両CAの側面が洗浄される。この時、サイドブラシ5は進行方向の反対方向に被洗浄車両CA上を摺動する方向に回転する。即ち、左方のサイドブラシ5は回転方向V1(図中、反時計回り)に回転し、右方のサイドブラシ5は回転方向V2(図中、時計回り)に回転する。
車両検出センサ9により検出した被洗浄車両CAの後端にサイドブラシ5が配されると洗車機本体1が停止し、左右のサイドブラシ5が回転して左右方向に移動する。これにより、被洗浄車両CAの後面が洗浄される。
トップブラシ4及びサイドブラシ5による洗浄時に飛散する洗浄水はスタンド部90及び天井部91の入口面1a上の壁面により遮蔽される。このため、スタンド部90の外側に配した乾燥用ブラシ30の吸水を抑制することができる。
洗浄用ブラシによって被洗浄車両CAの洗浄が終了すると、図7の矢印D2に示すように洗車機本体1が被洗浄車両CAの前方に向かって移動する(第1復路)。そして、トップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22によって被洗浄車両CAの乾燥が行われる。
トップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22による乾燥が終了すると、図8の矢印D1に示すように、洗車機本体1が被洗浄車両CAの後方に向かって移動する(第2往路)。乾燥用ブラシ30は被洗浄車両CAに回転摺動し、洗浄水を払拭することにより被洗浄車両CAを乾燥させる。即ち、洗車機本体1が被洗浄車両CAの後方へ向かって移動し、乾燥用ブラシ30により被洗浄車両CAの一側面(この場合は左側面)を払拭する。
図9はこの時の乾燥用ブラシ30の正面図を示している。乾燥用ブラシ30による乾燥が開始する際に、エアシリンダ32はシリンダロッド32aが伸びる方向に空気を供給される。そして、保持部35(図4参照)が移動モータ36(図4参照)の駆動によりレール26の左端から右方向に案内されて移動し、乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAの左側面に当接する。
これにより、乾燥用ブラシ30はエアシリンダ32の付勢力に抗して左右方向に傾斜し、傾斜センサ25b(図4参照)の検知により所定の傾斜量に配されると移動モータ36が停止される。この時、乾燥用ブラシ30は進行方向の反対方向に被洗浄車両CA上を摺動する回転方向V3(第1回転方向、図8参照)で回転し、被洗浄車両CAの左側面を払拭する。
乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAよりも後方に配されると、洗車機本体1が移動を停止する。この時、乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAの側面からの押圧力から解放されるので、シリンダロッド32aが伸長する。このため、図10に示すように乾燥用ブラシ30は下端が右側に向くように傾斜する。そして、移動モータ36の駆動により乾燥用ブラシ30が右方に移動し、被洗浄車両CAの後面が払拭される。この時、乾燥用ブラシ30は回転方向V3で回転する。
乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAの後面の略中央部P1に到達すると、エアシリンダ32はシリンダロッド32aが縮む方向に空気を供給される。このため、図11に示すように乾燥用ブラシ30は下端が左側に向くように傾斜する。被洗浄車両CAの後面の洗浄終了時にエアシリンダ32はシリンダロッド32aが縮む方向に空気を供給してもよい。
また、乾燥用ブラシ30の回転モータが反転され、乾燥用ブラシ30が回転方向V3と反対の回転方向V4(第2回転方向、図8参照)で回転する。これにより、回転方向V4で回転する乾燥用ブラシ30により被洗浄車両CAの残りの後面が払拭される。
乾燥用ブラシ30は被洗浄車両CAの後面の左半分で進行方向の反対方向に被洗浄車両CA上を摺動する回転方向V3で回転し、右半分で進行方向に被洗浄車両CA上を摺動する回転方向V4で回転する。このため、被洗浄車両CAにリアワイパが設けられた際に、乾燥用ブラシ30がリアワイパの支軸から開放端に向かって摺動してリアワイパを被洗浄車両CAの後面に押しつける。これにより、リアワイパの開放端が回転する乾燥用ブラシ30により被洗浄車両CAの後面から引き剥がされることによるリアワイパの破損を防止することができる。
乾燥用ブラシ30は被洗浄車両CAの後面の払拭を終了すると、レール26の右端まで移動する。この時、図12に示すように、乾燥用ブラシ30の回転モータが反転され、乾燥用ブラシ30が回転方向V3で回転する。そして、洗車機本体1が矢印D2に示すように被洗浄車両CAの前方に向かって移動する(第2復路)。
この時、図13に示すように保持部35(図4参照)が移動モータ36の駆動によりレール26の右端から左方向に案内されて移動し、乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAの右側面に当接する。これにより、乾燥用ブラシ30はエアシリンダ32の付勢力に抗して左右方向に傾斜し、傾斜センサ25cの検知により所定の傾斜量に配されると移動モータ36が停止される。そして、洗車機本体1の移動により、被洗浄車両CAの他側面(この場合は右側面)が払拭される。
乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAの前端に配されると、洗車機本体1が移動を停止する。そして、乾燥用ブラシ30が左右方向に移動して被洗浄車両CAの前面が払拭される。そして、乾燥用ブラシ30が初期位置Y1(図2参照)に復帰する。これにより、被洗浄車両CAの前後面及び両側面が払拭される。その後、洗車機本体1は被洗浄車両CAの後方に移動し、被洗浄車両CAが前進して退出する。なお、第2往路の開始時に被洗浄車両CAの前面を乾燥用ブラシ30により払拭してもよい。
被洗浄車両CAが退出したことが確認されると、洗車機本体1が洗車開始位置U1に復帰し、洗車が終了する。そして、洗車終了後の所定期間に乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAを払拭する回転速度よりも低速で回転し、乾燥用ブラシ30の脱水が行われる。乾燥用ブラシ30はスタンド部90の外側に配されて周囲が開放されるため、脱水後に残留する洗浄水が蒸発しやすい。また、洗車終了後の所定期間にヒータ19が所定時間駆動され、乾燥用ブラシ30の洗浄水の蒸発が促進される。
これにより、乾燥用ブラシ30の吸水性が回復され、次の被洗浄車両CAの洗車時の乾燥能力を向上することができる。
本実施形態によると、洗車機本体1のスタンド部90間の入口面1aに対して被洗浄車両CAの進入方向前方に洗浄用ブラシ(トップブラシ4、サイドブラシ5、ロッカーブラシ6)及び送風ノズル(トップ送風ノズル21、サイド送風ノズル22)が配される。また、入口面1aに対して進入方向後方に乾燥用ブラシ30が配される。
これにより、洗浄時に飛散する洗浄水がスタンド部90の入口面1a上の壁面により遮蔽され、乾燥用ブラシ30の吸水が抑制される。また、乾燥用ブラシ30の周囲が開放され、乾燥用ブラシ30に吸水された洗浄水が蒸発し易くなる。このため、乾燥用ブラシ30の吸水性を短時間で回復させることができ、洗車機WAの洗浄後の乾燥能力を向上することができる。
また、送風ノズルが洗浄用ブラシと入口面1aとの間に配される。これにより、洗浄用ブラシと乾燥用ブラシ30との距離を大きくし、洗浄時の乾燥用ブラシ30の吸水をより低減することができる。
また、洗車の終了後に乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAを払拭する回転速度よりも低速で回転する。これにより、乾燥用ブラシ30を脱水することができ、乾燥用ブラシ30の吸水性をより回復させることができる。この時、スタンド部90の外側に配される乾燥用ブラシ30が低速で回転するため、洗車機本体1の付近の人と乾燥用ブラシ30との接触による怪我を防止することができる。
また、スタンド部90の正面に乾燥用ブラシ30を乾燥させるヒータ19を設けたので、乾燥用ブラシ30の吸水性をより回復させることができる。
また、乾燥用ブラシ30を左右一対設けてもよいが、入口面1aの両側方間を左右方向に移動可能な1本のみを設けることにより洗車機WAのコストを削減することができる。
この時、乾燥用ブラシ30を左右一対設けると、洗車開始時に運転者を降車可能にするため被洗浄車両CAを乾燥用ブラシ30の手前で停車させる必要がある。このため、乾燥用ブラシ30よりも進入方向前方に配したトップブラシ4による洗浄の開始が遅れる。これに対し、1本の乾燥用ブラシ30を洗車開始時に被洗浄車両CAの助手席側に配するため、運転者が降車可能で被洗浄車両CAをトップブラシ4の手前で停車させることができる。従って、トップブラシ4による洗浄が早期に開始され、洗車機WAの洗車時間を短縮することができる。
また、第1往路で洗浄用ブラシにより洗浄し、第1復路で送風ノズルにより乾燥する。そして、第2往路で乾燥用ブラシ30により被洗浄車両CAの一側面を払拭し、第2復路で乾燥用ブラシ30により被洗浄車両CAの他側面を払拭する。これにより、乾燥用ブラシ30により被洗浄車両CAを払拭可能な洗車機WAを容易に実現することができる。
また、左右方向に傾斜可能な乾燥用ブラシ30による被洗浄車両CAの一方の側面の乾燥時のエアシリンダ32の付勢方向と他方の側面の乾燥時のエアシリンダ32の付勢方向とが反対方向である。これにより、一のエアシリンダ32によって乾燥用ブラシ30を左右の両方向に付勢することができる。また、被洗浄車両CAの両側面に対する押圧力が大きく払拭による乾燥能力の大きい乾燥用ブラシ30を容易に実現することができる。
また、エアシリンダ32が複動式であるため、被洗浄車両CAに対する乾燥用ブラシ30の押圧力を均一にすることができる。
また、乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAの後面を払拭する際に、被洗浄車両CAの後面の一端から中央部P1の間で進行方向の反対方向に被洗浄車両上を摺動する第1回転方向V3で回転する。また、後面の中央部P1から他端の間で第1回転方向V3の反対方向の第2回転方向V4で回転する。このため、被洗浄車両CAにリアワイパが設けられた際に、乾燥用ブラシ30がリアワイパの支軸から開放端に向かって摺動してリアワイパを被洗浄車両CAの後面に押しつける。これにより、リアワイパの開放端が回転する乾燥用ブラシ30により被洗浄車両CAの後面から引き剥がされることによるリアワイパの破損を防止することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態は乾燥用ブラシ30の駆動時期が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
洗車が開始されると、第1実施形態と同様に第1往路でトップブラシ4、サイドブラシ5及びロッカーブラシ6による洗浄が行われる。
洗浄用ブラシによって被洗浄車両CAの洗浄が終了すると、図14の矢印D2に示すように洗車機本体1が被洗浄車両CAの前方に向かって移動する(第1復路)。そして、トップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22によって被洗浄車両CAの乾燥が行われる。
この時、トップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22が通過した被洗浄車両CA上に乾燥用ブラシ30が回転摺動し、被洗浄車両CAの左側面が払拭される。乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAの前端に到達すると洗車機本体1が停止し、乾燥用ブラシ30が左右方向に移動して被洗浄車両CAの前面が払拭される。
被洗浄車両CAの前面が払拭されると、図15の矢印D1に示すように洗車機本体1が被洗浄車両CAの前方に向かって移動する(第2往路)。これにより、被洗浄車両CAの左側面が乾燥用ブラシ30により払拭される。乾燥用ブラシ30が被洗浄車両CAの後端に到達すると洗車機本体1が停止し、乾燥用ブラシ30が左右方向に移動して被洗浄車両CAの後面が払拭される。これにより、乾燥用ブラシ30は初期位置Y1(図2参照)に配される。
乾燥用ブラシ30による乾燥が終了すると、被洗浄車両CAが退出する。被洗浄車両CAが退出したことが確認されると、洗車機本体1が洗車開始位置U1に復帰し、洗車が終了する。
本実施形態によると、第1復路で送風ノズルにより乾燥しながら、乾燥用ブラシ30により被洗浄車両CAの一側面を払拭し、第2往路で乾燥用ブラシ30により被洗浄車両CAの他側面を払拭する。このため、第1実施形態よりも洗車時間を短縮することができる。
本発明によると、被洗浄車両を乾燥する乾燥用ブラシを備えた洗車機に利用することができる。
1 洗車機本体
1a 入口面
1b 出口面
2 レール
3 車輪
4 トップブラシ
5 サイドブラシ
6 ロッカーブラシ
7 リモートパネル
8 操作パネル
9 車両検出センサ
14 撥水コートノズル
16 ワックスノズル
19 ヒータ
20 ブロア
21 トップ送風ノズル
22 サイド送風ノズル
25 軸支部
25a 軸受
25b、25c 傾斜センサ
26 レール
27 駆動車輪
28 分配配管部
29 タンク収納部
30 乾燥用ブラシ
30a シャフト
30b ロッド
30d 軸部
32 エアシリンダ
32a シリンダロッド
32b シリンダチューブ
33 配管
34a、34b、34d、34e 従動ローラ
35 保持部
36 移動モータ
39 傾斜センサ
39b、39c 対向部材
39d 軸部
40 庇部
40a 軸部
90 スタンド部
91 天井部
CA 被洗浄車両
E1 矢印
G 地面
R 進入路
U1 洗浄開始一
V1、V2 回転方向
V3 回転方向(第1回転方向)
V4 回転方向(第2回転方向)
WA 洗車機
Y1 初期位置

Claims (10)

  1. 左右に対向するスタンド部と前記スタンド部の上端を連結する天井部とを有して被洗浄車両に対して前後方向に移動する洗車機本体と、洗浄水が噴射された被洗浄車両に回転摺動して被洗浄車両を洗浄する洗浄用ブラシと、被洗浄車両に向けて送風して被洗浄車両を乾燥させる送風ノズルと、上下方向に延びる回転軸を有するとともに被洗浄車両の前後面及び両側面に回転摺動して洗浄水を払拭することにより被洗浄車両を乾燥させる乾燥用ブラシとを備え、前記スタンド部間の入口面に対して被洗浄車両の進入方向前方に前記洗浄用ブラシ及び前記送風ノズルが配されるとともに、進入方向後方に前記乾燥用ブラシが配されることを特徴とする洗車機。
  2. 前記送風ノズルが前記洗浄用ブラシと前記入口面との間に配されることを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 洗車の終了後に前記乾燥用ブラシが被洗浄車両を払拭する回転速度よりも低速で回転することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗車機。
  4. 前記スタンド部の正面に前記乾燥用ブラシを乾燥させるヒータを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の洗車機。
  5. 前記乾燥用ブラシが1本のみ設けられるとともに前記入口面の両側方間を左右方向に移動可能に配され、洗車開始時に被洗浄車両の助手席側に配されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の洗車機。
  6. 前記洗車機本体が被洗浄車両の後方へ向かって移動する第1往路で前記洗浄用ブラシにより洗浄し、前記洗車機本体が被洗浄車両の前方へ向かって移動する第1復路で前記送風ノズルにより乾燥し、前記洗車機本体が被洗浄車両の後方へ向かって移動する第2往路で前記乾燥用ブラシにより被洗浄車両の一側面を払拭し、前記洗車機本体が被洗浄車両の前方へ向かって移動する第2復路で前記乾燥用ブラシにより被洗浄車両の他側面を払拭することを特徴とする請求項5に記載の洗車機。
  7. 前記洗車機本体が被洗浄車両の後方へ向かって移動する第1往路で前記洗浄用ブラシにより洗浄し、前記洗車機本体が被洗浄車両の前方へ向かって移動する第1復路で前記送風ノズルにより乾燥しながら、前記乾燥用ブラシにより被洗浄車両の一側面を払拭し、前記洗車機本体が被洗浄車両の後方へ向かって移動する第2往路で前記乾燥用ブラシにより被洗浄車両の他側面を払拭することを特徴とする請求項5に記載の洗車機。
  8. 前記乾燥用ブラシが軸部を中心に左右方向に傾斜可能に保持される保持部と、前記拭取ブラシの前記保持部に対する左右方向の傾斜量を検知する傾斜センサと、前記拭取ブラシを前記軸部の周方向に付勢するエアシリンダと、前記保持部を左右方向に案内する案内部と、前記保持部を左右方向に移動させる移動モータとを備え、
    前記乾燥用ブラシによる被洗浄車両の一方の側面の乾燥時の前記エアシリンダの付勢方向と他方の側面の乾燥時の前記エアシリンダの付勢方向とが反対方向であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の洗車機。
  9. 前記エアシリンダが複動式であることを特徴とする請求項8に記載の洗車機。
  10. 前記乾燥用ブラシが被洗浄車両の後面を払拭する際に、被洗浄車両の後面の一端から中央部の間で進行方向の反対方向に被洗浄車両上を摺動する第1回転方向で回転し、後面の中央部から他端の間で前記第1回転方向の反対方向の第2回転方向で回転することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の洗車機。
JP2017174650A 2017-09-12 2017-09-12 洗車機 Active JP6819521B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017174650A JP6819521B2 (ja) 2017-09-12 2017-09-12 洗車機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017174650A JP6819521B2 (ja) 2017-09-12 2017-09-12 洗車機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019048598A true JP2019048598A (ja) 2019-03-28
JP6819521B2 JP6819521B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=65905642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017174650A Active JP6819521B2 (ja) 2017-09-12 2017-09-12 洗車機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6819521B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113525303A (zh) * 2021-08-11 2021-10-22 山东国通智云实业集团有限公司 一种自动洗车机及其洗车方法
CN113928276A (zh) * 2021-10-28 2022-01-14 山东国通智云实业集团有限公司 一种洗车机毛刷装置及其控制方法
CN114954372A (zh) * 2021-02-23 2022-08-30 深圳市雅宝智能装备系统有限公司 一种用于自动洗车机的立刷结构

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114954372A (zh) * 2021-02-23 2022-08-30 深圳市雅宝智能装备系统有限公司 一种用于自动洗车机的立刷结构
CN113525303A (zh) * 2021-08-11 2021-10-22 山东国通智云实业集团有限公司 一种自动洗车机及其洗车方法
CN113525303B (zh) * 2021-08-11 2023-09-05 山东国通智云实业集团有限公司 一种自动洗车机及其洗车方法
CN113928276A (zh) * 2021-10-28 2022-01-14 山东国通智云实业集团有限公司 一种洗车机毛刷装置及其控制方法
CN113928276B (zh) * 2021-10-28 2023-07-25 山东国通智云实业集团有限公司 一种洗车机毛刷装置及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6819521B2 (ja) 2021-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5747829B2 (ja) 洗車機
JP6819521B2 (ja) 洗車機
JP5240224B2 (ja) 洗車機および洗車方法
JP6269395B2 (ja) 洗車機
JP6635084B2 (ja) 洗車機
JP6589822B2 (ja) 洗車機
JP6673280B2 (ja) 洗車機
JP6064925B2 (ja) 洗車機
JP2018184068A (ja) 洗車機
JP6070619B2 (ja) 洗車方法
JP2020100218A (ja) 洗車機
JP2022046154A (ja) 洗車機
JP5609858B2 (ja) 洗車機
JP6265159B2 (ja) 洗車機
JP6838579B2 (ja) 洗車機
JP6638833B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP6493139B2 (ja) 洗車機
JP7020391B2 (ja) 洗車機
JP2018184066A (ja) 洗車機
JP6658395B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP5664500B2 (ja) 洗車機
JP2018103837A (ja) 洗車機
JP5772602B2 (ja) 洗車機
JP6911956B2 (ja) 洗車機
JP5861585B2 (ja) 洗車機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6819521

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250