JP2019048387A - 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】転写媒体の画像を読み取った読取画像に基づいて画像の良否を判定する画像検査と、サンプル出力とが可能な画像形成装置において、サンプル出力を適正に行うことを可能とする。【解決手段】画像形成装置は、画像データに基づいて転写媒体に画像形成を行う画像形成部と、画像形成を制御し、転写媒体に形成された画像を読み取った読取画像を取得し、読取画像に基づいて転写媒体上の画像の良否の判定を行う画像検査と、サンプル出力とを実施可能にする制御部と、を有し、制御部は、所定のタイミングによってサンプル出力を実施する設定がされている場合、画像検査を実施するジョブを出力する際は、設定に基づくサンプル出力を実施しないでジョブを出力する。【選択図】図24

Description

この発明は、画像データに基づいて転写媒体に画像を形成し、サンプル排紙と転写媒体上の画像の検査とが可能な画像形成装置、画像形成方法およびプログラムに関する。
複写機、プリンター、複合機などの画像形成装置の分野では、用紙の画像を読み取った画像読取データを用いて、画像の良否の判定を行う画像検査機能を有するものがある。例えば、読取画像と印刷用の画像データとを比較して、印刷された画像が一致しない場合に異常判定を行う。画像が異常であると判定された場合はヤレとされ、通常は、ヤレ紙を通常とは異なる排出先に排紙し、出力を停止する処理などが行われている。
また、印刷異常が判定されてジョブを中断した場合や印刷条件の設定変更などを行った場合、所定の枚数を印刷した場合など、ユーザーは自分の意図している出力形態が得られているかを確認したいという要望がある。従来、このような観点から、通常のプリントを行う前やプリント中に、ユーザーによる確認のためのプリントを可能にした画像形成装置が提案されており、この確認のための出力機能をサンプル出力機能などと称している。
従来の画像形成装置では、上に記した画像検査とサンプル出力の両方の機能を有しているものが提案されている。
例えば、特許文献1では、画像の検査とサンプル出力の機能を有し、サンプル排紙の間隔を変更可能とした画像形成装置が提案されている。この画像形成装置では、サンプル排紙の間隔は、画像検査の結果によって変更判定を行うことが可能になっており、サンプル排紙の間隔を適正に設定できるものとしている。
特許文献2では、印刷した用紙の画像を読み取る画像読取部を設け、読み取った画像をパネルに表示させることができる画像形成装置が提案されている。この構成によりパネル上で印刷画像の確認することができる。また、この画像形成装置では、サンプル排紙機能を有し、サンプル排紙と、画像読取部で読み取った出力画像のイメージ表示のいずれかをユーザーが選択、もしくは併用することを可能にしている。
特開2014−134597号公報 特開2014−94519号公報
ところで、画像検査機能では、不良の検出レベルや、印刷された画像の形状・種類(文字、写真、地図画像など)によっては画像の良否判定に時間がかかる場合があり、画像検査に時間を要すると印刷の生産性が落ちてしまう。そのため、ユーザーは、実行するジョブ毎に、画像検査機能を使用するのか、サンプル出力機能を使用するのかを選択できることが望ましい。
特許文献1などにおける従来技術では、サンプル出力の設定はジョブ毎に行うものではないため、画像検査機能を行うジョブの出力中でもサンプル出力が有効となり、本来必要としないサンプル出力が実行されてしまい、サンプル出力が無題紙になってしまうという問題がある。
また、特許文献2では、画像検査を行うジョブを出力する場合、サンプル出力を行わずに読み取った画像をパネルに表示させる設定にすることで、サンプル排紙を行うことなく画像の確認を行うことができる。
一方、画像検査を行わないジョブを出力する場合に、サンプル出力を行って印刷用紙で画像の異常有無を確認したい場合もある。そのため、画像検査を行わないジョブを出力する際は、再びサンプル出力機能をオンに設定変更する必要があり煩雑である。また、サンプル出力機能をオンに設定した後に、画像検査機能を必要とするジョブを実行する際はサンプル出力機能をオフにし忘れてしまうことがあり、この場合は画像検査中にサンプル排紙を行ってしまい、サンプル出力自体がヤレ紙となってしまう問題がある。
従来の画像形成装置におけるサンプル出力の状況について図26、27に基づいて説明する。例えば、サンプル出力の周期を300枚に設定した状態で、画像検査無しのJOB1、画像検査ありのJOB2、画像検査なしのJOB3を順番に出力した場合とする。
図26の例では、JOB1、2、3において、300枚目毎にサンプル出力が行われている。したがって、画像検査を行うジョブであるJOB2の出力中においても、JOB1でサンプル出力した後の300枚目である100枚目と400枚目でサンプル出力が行われている。JOB2では画像検査が行われているため、JOB2ではサンプル出力は本来必要とされないものであり、無駄な無駄な出力となっている。
図27の例では、JOB2の開始前にサンプル出力をしないように設定にすればJOB2の出力中におけるサンプル出力は実行されなくなる。しかし、JOB2の後に、画像検査を行わないJOB3を出力すると、再びサンプル出力を「する」に変更する必要があり、操作が煩雑となる。
このため、従来の画像形成装置では、設定ミスによって、無駄なサンプル出力が実施されたり、必要なサンプル出力が実施されなかったりといった問題が生じる。
本発明は上記課題を背景としてなされたものであり、画像データに基づいて転写媒体に画像を形成し、サンプル排紙と画像検査とを可能にする画像形成において、サンプル出力を適正に実施することを可能にする画像形成装置、画像形成方法およびプログラムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、
画像データに基づいて転写媒体に画像形成を行う画像形成部と、
前記画像形成を制御し、転写媒体に形成された画像を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて転写媒体上の画像の良否の判定を行う画像検査と、サンプル出力とを実施可能にする制御部と、を有し、
前記制御部は、所定のタイミングによって前記サンプル出力を実施する設定がされている場合、前記画像検査を実施するジョブを出力する際は、前記設定に基づく前記サンプル出力を実施しないでジョブを出力することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、ジョブ毎に前記画像検査を実施するかを設定可能であることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記サンプル出力を所定周期からなるタイミングで実施することができ、前記設定に基づいて前記サンプル出力を実施しないときに、前記所定周期におけるカウントを継続することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記カウントを更新して記憶する記憶部を有し、前記制御部は、所定周期のタイミングで前記カウントをリセットし、その後、カウントを更新することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、手動による指示操作を受け付けると、出力するジョブが前記画像検査を実施するジョブであるか否かに拘わらず、ジョブの出力中に前記指示によるサンプル出力を実施することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、手動による操作指示を受け付ける操作部を有することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、ジョブの出力中に前記指示によるサンプル出力を実施する場合、前記ジョブが画像検査を行うジョブであるときに、サンプル出力が行われる転写媒体に対しては前記画像検査を実施しないことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記転写媒体を区別して排紙することが可能であり、
前記サンプル出力によって排紙される転写媒体と、前記画像検査において不良と判定された転写媒体とを区別して排紙することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、転写媒体を区別して排紙することができる複数の排紙部を有することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記サンプル出力で出力される転写媒体上に付加情報を印刷可能であることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記サンプル出力で出力される転写媒体と前記画像検査で不良と判定された転写媒体とを区別して排紙することができない場合、サンプル出力が行われる転写媒体に付加情報の画像を形成することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記転写媒体上の画像を読み取る画像読取部を備えることを特徴とする。
本発明の画像形成方法のうち、第1の形態は、ジョブに基づいて画像を形成する画像形成方法であって、転写媒体に形成された画像を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて画像の良否の判定を行う画像検査と、サンプル出力とが可能であり、
所定のタイミングによって前記サンプル出力を実施する設定がされている場合、前記画像検査を実施するジョブを出力する際に、前記設定に基づく前記サンプル出力を実施しないでジョブを出力することを特徴とする。
本発明のプログラムのうち、第1の形態は、ジョブに基づいて転写媒体に画像を形成する制御を行い、さらに、転写媒体に形成された画像を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて画像の良否の判定を行う画像検査と、サンプル出力とが可能な制御部で実行されるプログラムであって、
前記制御部に、所定のタイミングによって前記サンプル出力を実施する設定がされている場合、前記画像検査を実施するジョブを出力する際に、前記設定に基づく前記サンプル出力を実施しないでジョブを出力する動作を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、サンプル排紙と画像検査とが可能な画像形成に際し、サンプル出力を適正に行うことを可能にする。
本発明の一実施形態の画像形成装置を含むシステム構成図である。 同じく、画像形成装置の機械的構成の概略を示す図である。 同じく、排紙装置の機械的構成を示す図である。 同じく、機能ブロック図である。 同じく、制御部の機能ブロック図である。 同じく、制御部の動作を示す機能ブロック図である。 サンプル出力の基本動作を示す図である。 本発明の一実施形態において画像検査ありのジョブを出力する際のサンプル出力動作を示す図である。 同じく、周期サンプル出力と手動サンプル出力とが行われる際の動作を示す図である。 同じく、画像検査ありのジョブの出力時において周期サンプル出力と手動サンプル出力が行われる動作を示す図である。 同じく、サンプル出力動作の他の例を示す図である。 同じく、サンプル出力される用紙に付加される付加情報を示す図である。 同じく、サンプル出力の設定画面を示す図である。 同じく、サンプル出力周期の設定画面を示す図である。 同じく、付加情報の設定画面を示す図である。 同じく、付加情報の設定画面を示す図である。 同じく、付加情報の設定画面を示す図である。 同じく、付加情報の設定画面を示す図である。 同じく、付加情報の設定画面を示す図である。 同じく、付加情報の位置を示す図である。 同じく、付加情報の位置の微調整設定画面を示す図である。 同じく、サンプル出力の設定手順を示すフローチャートである。 同じく、画像入力から排紙までの手順を示すフローチャートである。 同じく、サンプル出力判断の手順を示すフローチャートである。 同じく、サンプル出力周期カウンタの更新手順を示すフローチャートである。 従来の画像形成装置におけるサンプル排紙の動作を示す図である。 同じく、サンプル排紙動作を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態の画像形成装置を含む画像形成システムを添付図面に基づ 画像形成装置1は、図1に示すように、上段側から順に、給紙装置40、装置本体10、読取装置20および排紙装置30を備えている。各装置は電気的および機械的に接続されていて、装置間での通信および用紙の搬送が可能となっている。
給紙装置40は、用紙を大量に収納可能な複数の大容量給紙段を備えており、各給紙段に収納されている用紙は、後段の装置へ供給可能となっている。用紙は、本発明の転写媒体に相当する。なお、本発明の転写媒体の種類は紙に限定されるものではなく、例えば、布やプラスチックからなるものであってもよい。
装置本体10は、給紙装置40から搬送される用紙に画像を印刷する。
読取装置20は、装置本体10から搬送された用紙上の画像を読み取る。
排紙装置30は、複数の排紙先を備えており、装置本体10から制御を受けて所定の排紙先に用紙を排紙する。
画像形成装置1には、LAN3を介して外部装置5が接続されている。画像形成装置1と外部の外部装置5などは、LAN以外のネットワークで接続されるものであってもよく、有線、無線を問わず、WANなどを用いることもできる。
画像形成装置1の機械的構成を図2に基づいて説明する。
装置本体10の筺体内部では、下部側に、用紙を収納する本体給紙部12が設けられており、本体給紙部12には用紙が収納される。本体給紙部12には、1つまたは複数の本体給紙段を備えるものとすることができる。
装置本体10の内部には、給紙装置40および本体給紙部12に接続された搬送路13が設けられており、給紙装置40または本体給紙部12から供給される用紙を、搬送路13を通じて搬送する。本体給紙部12に収納されている用紙は、本発明の転写媒体に相当する。本体給紙部12においても転写媒体の種類は紙に限定されるものではなく、例えば、布やプラスチックからなるものであってもよい。
搬送路13の途中には、用紙に画像を形成する画像形成部11が設けられている。
画像形成部11は、各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)用の感光体11aを有しており、さらに、各色用の感光体11aに接触するように、中間転写ベルト11bを有している。中間転写ベルト11bは、二次転写部11cにおいて搬送路13上の用紙と接触している。また、二次転写部11cよりも搬送路13の下流側の位置には、定着器11dが設けられている。
感光体11aの周囲には、図示しない帯電器、LD、現像器、クリーニング部等が備えられており、画像形成部11では、電子写真方式による画像形成を行うことが可能となっている。
用紙に画像を形成する場合には、感光体11aを一様に帯電した後に、LDによって潜像の書き込みを行い、現像器によって潜像を現像してトナー像とする。その後、各色用の感光体上のトナー像が重なるように、トナー像を中間転写ベルト11bに転写し、中間転写ベルト11b上のトナー像を二次転写部11cにおいて用紙に転写する。用紙に転写されたトナー像は、定着器11dによって熱と圧力が加えられ、用紙に定着される。
なお、この実施形態では、画像形成部11は多色の印刷を行うことが可能なものであるが、本発明としてはモノクロ印刷可能な画像形成部であってもよい。また、本発明の画像形成部の画像形成方式は特に限定されず、例えばインクジェット方式等を用いてもよい。
また、搬送路13は、定着器11dの下流側で、反転搬送路15が分岐している。反転搬送路15の途中には、下流搬送路17が分岐して、反転搬送路15の分岐地点よりも下流側で搬送路13に接続されている。反転搬送路15では下流搬送路17が分岐した地点よりも下流側で退避搬送路16が分岐している。反転搬送路15の下流側は、画像形成部11よりも上流側の位置で搬送路13に合流している。搬送路13は、ストレート方向において後段の読取装置20の搬送路23に接続されている。
用紙の片面に画像形成を行う場合、画像形成後の用紙は、そのまま搬送路13をストレートに搬送されて読取装置20の搬送路23へ搬送される。
画像形成後に用紙のフェイス面の切り替えを行う場合は、用紙を反転搬送路15に搬送し、下流搬送路17の分岐点を超えて搬送した後、反転搬送路15を逆方向に搬送し、下流搬送路17を通って搬送路13の下流側に搬送する。
用紙を反転して用紙の裏面に画像を形成する場合、用紙を搬送路13から反転搬送路15に送り、退避搬送路16に送った後、用紙の先後を変えて反転搬送路15の下流側に送り、搬送路13に環流する。その後、画像形成部11において用紙の裏面側への画像形成が行われる。
装置本体10は、筐体の上部に、操作表示部140を備えている。操作表示部140は、タッチパネルを備えたLCD141を有しており、各種の情報の表示や操作入力が可能となっている。操作表示部140では、印刷された画像が不良と判定された場合に通知を行うことができる。
なお、操作表示部140は、この実施形態では表示部と操作部とが一体になっているが、本発明としては表示部と操作部とが一体になっていなくてもよく、例えばマウス等により表示部外で操作を行うものでもよい。また、操作表示部140は装置本体10から取り外し可能となっていてもよい。
操作表示部140は、画像検査などによって印刷結果に異常が発生したことをユーザーに通知するための表示装置として使用することができる。表示は、画像形成装置に備えられている操作パネルなどでもよく、ネットワーク上に接続された外部PCなどの表示部で表示するようにしてもよく、さらに音などで通知を行うものであってもよい。
装置本体10の筐体の上部には、さらに、自動原稿給送装置(ADF)14を備えている。自動原稿給送装置(ADF)14では、セットされた原稿を自動で給送して、図4に示すCCD131によって原稿画像の読取を行うことができる。読取が行われた画像データは、画像形成に用いることができる。
次に読取装置20について説明する。
読取装置20は、装置本体10の搬送路13に接続される搬送路23を有しており、搬送路23は、搬送路13によって導入される用紙を読取装置20内で搬送することができる。
搬送路23の途中には、搬送路23の上方側に画像読取部240が設置されている。画像読取部240は、CCDセンサやCMOSセンサ等によって構成することができ、搬送路23で搬送される用紙の画像を、搬送方向と交差する方向全体に亘って読み取りを行うことができる。画像読取部240で読み取られた読取画像は制御部100に送信され、制御部100において画像の良否の判定を行うことができる。
画像の良否を判定する際の基準となる画像データは、制御部100でRIPデータから得たものや自動原稿給送装置(ADF)14で読み取られた画像、サンプル出力の画像を読み取った読取画像などを用いることができる。
また、搬送路23は、画像読取部240の下流側の地点で反転搬送路230が分岐している。反転搬送路230は、途中で退避搬送路231が分岐しており、反転搬送路230の下流側は、画像読取部240の上流側で搬送路23に合流している。
画像の裏面の読み取りを行う場合は、読取後の用紙を搬送路23から反転搬送路230に搬送し、一旦退避搬送路231に搬送した後、用紙の先後を変えて反転搬送路230の下流側に送り、画像読取部240の上流側で搬送路23に環流する。その後、画像読取部240において用紙の裏面側に位置していた画像の読み取りを行う。
この実施形態では、読取装置20に一つの画像読取部を有するものとして説明したが、本発明としては、画像読取部の数は特に限定されるものではなく、二つ以上の画像読取部を備えるものであってもよい。例えば、用紙の両面側に画像読取部を設けて、両面の読み取りを行うようにしてもよい。また、複数の画像読取部は、種別の異なるものであってもよい。
なお、この実施形態では、画像の良否の判定を制御部100で行うものとしているが、読取装置20で画像の判定を行うようにしてもよい。この場合、画像読取部240で読み取った画像を、読取装置20に備える読み取り制御部などで取得し、読み取り制御部で画像の良否の判定を行うことができる。この場合、装置本体10に備える制御部100と読み取り制御部とが協働して本発明の制御部として機能するものであってもよい。
搬送路23は、排紙装置30の搬送路33に接続されている。
排紙装置30は、図2、図3に示すように、読取装置20の搬送路23に接続される搬送路33を有しており、搬送路23によって搬送される用紙を排紙装置30内で搬送路33により搬送することができる。搬送路33は、下流側で第1搬送路331および第2搬送路332に分岐しており、第1搬送路331には第1排紙部31が接続され、第2搬送路332には第2排紙部32が接続されている。また、排紙装置30内には、用紙をスタックして排紙する排紙部300を有しており、搬送路33によって用紙が搬送される。
この排紙装置30は3つの排紙先を備えているが、排紙先の数は特に限定されるものではなく、1つのものであってもよい。排紙装置30では、排紙先の切り替えが可能となっている。排紙装置30では、画像検査などによって用紙に異常が検知された場合に、用紙を正常な排紙とは区別して排紙することが可能になっている。排紙の区別は異なる排紙先に排紙するものとしてもよく、また、同じ排紙先であっても排紙位置や向きなどを変えることで排紙の区別を行うものであってもよい。
この実施形態では、画像形成装置1は、給紙装置40、装置本体10、読取装置20および排紙装置30により構成されているものとしているが、本発明の画像形成装置を構成する装置の数や種類は上記に限定されるものではなく、装置本体10のみによって画像形成装置1が構成されているものであってもよい。この場合、画像読取部は画像形成装置外に存在している。また、給紙装置40、装置本体10、読取装置20および排紙装置30の他に他の装置を備えるものであってもよい。例えば、複数の排紙装置を接続して排紙部の数を増やしたものであってもよく、画像読取装置の後段に後処理装置を設けて、用紙に対する後処理を可能としたものであってもよい。
また、この実施形態では、画像読取部240が読取装置20内に設置されているものとしているが、例えば装置本体10内に設けられていてもよい。また、画像形成装置に読取装置が機械的に接続されていないものであってもよい。
次に、画像形成装置1の機能ブロックを図4に基づいて説明する。
画像形成装置1は、制御ブロック部110とスキャナー部130と操作表示部140とプリンター部150とを備えるデジタルコピアと、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160と、画像読取部240と、用紙排紙部300とを有している。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、外部装置5などから取得した画像データに対する処理を行う。画像読取部240、用紙排紙部300は、それぞれ読取装置20、排紙装置30に備えられている。
制御ブロック部110は、PCIバス112を有しており、PCIバス112に、DRAM制御IC111が接続され、DRAM制御IC111には、制御CPU113が接続されている。
制御CPU113には、不揮発メモリ115が接続されている。不揮発メモリ115には、制御CPU113で実行されるプログラムや、機械設定情報等の設定データ、プロセス制御パラメータ、読取画像に基づいて画像の異常を判定するためのパラメータ、付加画像等が格納されている。
制御CPU113は、プログラムに実行によって画像形成装置1の全体の状態を把握し、画像形成装置1の制御を行うことが可能であり、用紙の搬送、画像形成等の動作や、画像形成用の画像データの処理などの制御を行うことができる。この実施形態では、制御CPU113および制御CPU113で動作するプログラムは、本発明の制御部を構成する。上記プログラムには、本発明のプログラムが含まれている。なお、プログラムは不揮発メモリ以外にHDDなどに格納されているものとしてもよく、持ち運び可能な記憶媒体に格納されていてもよい。
制御CPU113には、さらに、記憶部127が接続されている。記憶部127はRAM、HDD、SSDなどにより構成することができ、画像データ、ジョブデータ、プログラムやパラメータ等の所望の情報を格納することができる。記憶部127に複数の装置を備えるものであってもよい。
制御CPU113には、さらに、スキャナー部130のスキャナー制御部132がシリアル通信可能に接続されている。
スキャナー部130は、用紙上の画像を光学的に読み取るCCD131と、スキャナー部130全体を制御するスキャナー制御部132を備えている。スキャナー制御部132は、制御CPU113による指示を受けてスキャナー部130の各部を制御する。スキャナー制御部132は、CPUや記憶部、CPUで動作するプログラム等によって構成される。CCD131には読み取り処理部116が接続されている。
制御CPU113には、さらに、操作表示部140の操作部制御部142がシリアル通信可能に接続されている。操作表示部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えている。
タッチパネル式のLCD141では操作入力および情報の表示が可能である。操作部制御部142は、制御CPU113の指示に基づき操作表示部140全体を制御するとともに、制御CPU113に情報を送信することができる。操作部制御部142は、CPUや記憶部、CPUを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
操作表示部140では、画像形成装置1における画像形成条件の設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに設定内容、機械状態、情報の表示等が可能である。また、操作表示部140では、サンプル出力の実施有無の設定や、サンプル出力の周期設定、サンプル出力への付加画像情報等の設定を行うことができる。また、ジョブの出力中に手動でサンプル出力の指示を行うことも可能である。
また、制御CPU113では、画像読取部240で印刷物の読み取りを行って取得した画像データと、予め用意した正解画像のデータとに基づいて、用紙上の画像の良否を判定することができる。画像の良否の判定は、パターンマッチング等の既知の手法によって行うことができ、例えば、比較結果の差分が所定値以上である場合に画像を不良と判定する。不良と判定された場合、不良の画像が印刷されている用紙を通常時とは区別して排紙するように制御することができる。区別した排紙は異なる排紙先に排紙するものでもよく、また、排紙位置や用紙の向きを変えるなどして排紙することで排紙を区別できるものとしてもよい。
なお、画像の良否の判定方法は本発明としては特に限定されるものではなく、正解画像との比較を行わずに画像の良否の判定を行うものであっても良い。
制御CPU113には、さらに、プリンター部150のプリンター制御部152がシリアル通信可能に接続されている。
プリンター部150は、LD151と、プリンター制御部152とを備えている。プリンター制御部152は制御CPU113の指示に基づいてプリンター部150の全体を制御し、用紙の搬送や画像形成動作の制御を行う。プリンター部150には、画像形成部111や搬送路13、23、33等が含まれる。
LD151は、各色用のLDを総称するものである。LD151は、書き込み処理部126で処理された画像データに基づいて感光体に潜像を形成し、画像形成が行われる。
また、DRAM制御IC111には、画像メモリ(DRAM)120が接続されている。
画像メモリ(DRAM)120は、スキャナー部130で取得した画像データやLAN3を通して取得した画像データを格納するものであり、圧縮された画像データを格納する圧縮メモリ121と、非圧縮の画像データを格納するページメモリ122とを備えている。
圧縮メモリ121には、外部から受信した画像データを圧縮したデータ等を格納することができ、ページメモリ122には、画像形成用に展開した画像データや、読取画像の良否の判定に用いる基準画像のデータなどを格納することができる。
画像メモリ(DRAM)120には、出力するジョブの画像データや設定データを格納することができる。なお、ジョブのデータは記憶部127に格納することも可能である。
なお、DRAM制御IC111によって複数のジョブに関する画像データを画像メモリ120に記憶させることができる。すなわち、画像メモリ120には予約されたジョブの画像データの格納も可能である。
DRAM制御IC111には圧縮IC118が接続されており、圧縮IC118には読み取り処理部116が接続されている。
読み取り処理部116は、スキャナー部130のCD131で取得した画像データに対し、シェーディング処理等の所定の処理を行うものである。
圧縮IC118は、画像データの圧縮を行うことが可能であり、圧縮後の画像データは、圧縮メモリ121に格納される。
DRAM制御ICには伸長IC125が接続されており、伸長IC125には書き込み処理部126が接続されている。
伸長IC125は、圧縮された画像データの伸長を行うものであり、伸長後のデータは、ページメモリ122に一旦格納された後に、画像形成等に用いられる。
書き込み処理部126は、画像形成用の画像データに対して所定の処理を行うものであり、処理後の画像データはプリンター部150のLD151に送られて、画像形成が行われる。
また、プリンター部150のプリンター制御部152には、画像読取部240のスキャナー制御部242が接続されている。
画像読取部240は、画像の読み取りを行うCCD241と、CCDスキャナーを制御するスキャナー制御部242とが接続されている。スキャナー制御部242は、CPUや記憶部、プログラム等によって構成される。スキャナー制御部242は、制御CPU113の指示に従って画像読取部240全体の制御を行い、画像の読み取りや、読み取った画像データの転送等を行うことができる。
スキャナー制御部242には、用紙排紙部300のスタッカ制御部310が接続されている。スタッカ制御部310には、スキャナー制御部242を介して制御部100が制御可能に接続されている。
スタッカ制御部310は、用紙排紙部300の全体を制御するものであり、制御CPU113の指示に従って用紙の排紙を制御する。スタッカ制御部310は、CPUやCPUで動作するプログラム、記憶部等によって構成される。
スタッカ制御部310には、取り出し釦311、ドアセンサ312、用紙上限センサ313、ステージ下限センサ314、ステージ上限センサ315、排紙センサ316が制御可能に接続されている。
取り出し釦311は、用紙排紙部300にスタックされた用紙の取り出しを行うための釦であり、ユーザーが釦を押下することで、押下に関する信号をスタッカ制御部310に送信する。スタッカ制御部310は、押下信号を受けると、用紙を取り出す扉を開閉可能にする。なお、画像形成中など用紙の取り出しができない場合は、取り出し釦311が押下されてもスタッカ制御部310では扉をロックなどして用紙の取り出しを不可にする。
ドアセンサ312は、用紙を取り出す扉の開閉状態を検知する。例えば、扉が開いている状態では、画像形成や排紙を禁止する。
用紙上限センサ313は、用紙を積載するステージ上の用紙の上限位置を検知する。用紙上限センサ313の検知結果を受けたスタッカ制御部310では、用紙上限センサ313の検知結果に基づきステージを昇降させ、ステージ最上段の用紙の位置がほぼ一定の位置に保たれるように調整する。
ステージ下限センサ314は、ステージが下限の位置に移動したかを検出して検出信号をスタッカ制御部310に出力し、 ステージ上限センサ315は、ステージが上限の位置に移動したかを検出して検出信号をスタッカ制御部310に出力する。スタッカ制御部310は、ステージが上限に達すると、ステージの上昇を停止し、ステージが下限に達すると、ステージの下降を停止する。
排紙センサ316は、排紙先に対し用紙が排紙されたかを検知し、検知結果をスタッカ制御部310に送信する。スタッカ制御部310では、用紙排紙の検知結果を制御CPU113に通知する。制御CPU113では、用紙排紙の検知によって印刷枚数をカウントすることができる。なお、印刷枚数はスタッカ制御部310でカウントするものとしてもよい。
また、PCIバス112には、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、画像形成装置をネットワークプリンターやネットワークスキャナーとして使用する場合に、LAN3に接続される外部装置5などから画像データ等を画像形成装置1で受信したり、スキャナー部130で取得した画像データを外部装置5などに送信したりする。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に画像メモリ162が接続されている。画像メモリ162はDRAMなどで構成される。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に、コントローラー制御部163と、LAN制御部164が接続されている。コントローラー制御部163は画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160全体の制御を行う。LAN制御部164には、NIC165が接続されており、NIC165にLAN3が接続されている。
外部装置5は、外部装置5の全体を制御する外部装置制御部50と、情報を表示する外部表示部51とを有している。外部装置制御部50は、CPUやCPUを動作させるプログラム、記憶部などによって構成することができる。
また、外部装置制御部50は、画像形成装置1と通信を行って画像形成装置1における画像処理を行うことが可能であり、さらに画像形成装置1を管理して制御するものとしてもよい。画像処理においては、画像形成装置における画像検査とサンプル出力とを制御するものとしてもよい。
外部装置5によって画像形成装置1の画像処理や画像形成を制御する場合、外部装置制御部50が直接画像形成装置を制御してもよく、また、画像形成装置1へ制御内容の指示を行って、この指示内容によって画像形成装置の制御部で制御が行われるようにしてもよい。
外部装置5において画像形成装置1における画像検査とサンプル出力を制御する場合、外部装置制御部50は、本発明の制御部として機能し、また、外部装置制御部50と制御部100とが協働して本発明の制御部としての機能を果たすものであってもよい。
また、上記機能において外部装置制御部50で実行されるプログラムは、本発明のプログラムに相当する。
次に、画像形成装置1の基本的動作について説明する。
まず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で画像データを取得する場合、スキャナー部130のCCD131によって原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU113によってスキャナー制御部132に指令が行われ、スキャナー制御部132によってCCD131の動作が制御される。
CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、その後、圧縮IC118において所定の方法によって画像データが圧縮される。
読み取り処理部116では、CCD131で読み取られた画像データに、アナログ信号処理、A/D(Analog to Digital)変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施し、デジタル画像データを生成する。圧縮IC118では、所定の方法でデータの圧縮がなされる。データの圧縮方法は特に限定されるものではない。
圧縮IC118で圧縮された画像データは、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121に格納される。なお、画像データは記憶部127に格納することも可能である。圧縮メモリ121や記憶部127に格納された画像データは、制御CPU113によってジョブにおける画像データとして管理することができる。
画像データを外部から取得する場合、例えば、外部装置5などからLAN3を通して画像データを取得する場合、画像データをNIC165で受信し、LAN制御部164、DRAM制御IC161を介して、画像メモリ162に画像データを格納する。これらの動作は、コントローラー制御部163によって制御される。取得した画像データに対してRIP処理を行う場合は、コントローラー制御部163に画像データを転送してRIP処理を行い、得られたラスターイメージデータを画像メモリ162に格納する。なお、制御CPU113においてRIP処理を行うものとしてもよい。
画像メモリ162のデータは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリ122に送信され、ページメモリ122に格納される。ページメモリ122に格納されたデータは、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、圧縮された画像データは、圧縮メモリ121や記憶部127に格納される。
画像形成装置1でジョブとして画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリ121や記憶部127に格納された画像データを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出して画像データを展開する。
展開された画像データを書き込み処理部126に転送し、書き込み処理部126おいて書き込みデータを作成し、LD151によって感光体への画像の書き込みが行われる。その後、現像、転写、定着等を経ることにより、用紙に画像が形成される。
なお、ジョブ出力に際し、操作表示部140において、画像検査の実施有無やサンプル出力の実施有無を設定できるものとしてもよい。
画像形成装置1をプリンターとして用いる場合、印刷条件は、外部装置5内のプリンタドライバによって設定することができる。ここで設定された印刷条件は、画像と同様に、外部装置5→ NIC165→ 画像メモリ162→ DRAM制御IC161(コントローラー)→ DRAM制御IC111(本体)→ ページメモリ122の順で転送され、ページメモリ122に格納される。
画像形成装置1では、画像出力に際し、サンプル出力や画像検査を行うことができる。
サンプル出力は、ジョブの出力物を本出力以外に一部または全部を印刷して確認可能とするものである。通常は、所定の周期によって実施することができ、また、ユーザーが適宜時期に出力指示を行うことができる。所定の周期としては、印刷枚数や稼働時間などを用いることができ、その周期は適宜設定され、また、周期が自動的または手動により変更されるものであってもよい。
画像検査は、前記したように、画像読取部240による読取結果を用いて基準画像の比較などによって画像の良否を判定するものである。
サンプル出力機能および画像検査機能に関わる機能を有する制御部の詳細なブロック図を図5、6に基づいて説明する。
画像入力部(3−1)は、プリントコントローラから画像を入力するものであり、ジョブデータでは画像検査の指示も受けることができる。画像入力部(3−1)は、制御部100に接続されている。
制御部100では、主制御部3−3で画像入力、出力、検査、サンプル出力等の制御を行うことができ、画像データの処理のために、圧縮IC118、圧縮メモリ121、伸長IC125、第1ページメモリ122A、第2ページメモリ122Bなどを有している。第1ページメモリ122A、第2ページメモリ122Bは、ページメモリ122に含まれる。主制御部3−3は、制御部100の一部機能により構成することができる。
主制御部3−3には、画像形成部11が制御可能に接続されており、主制御部3−3では画像を出力して画像形成部11に画像形成の指示を行うことができる。
主制御部3−3には、排紙先切り替え部330が制御可能に接続されている。排紙先切り替え部330は、排紙装置30に備えられており、排紙装置30に導入された用紙の排紙先の切り替えを行うことができる。
主制御部3−3には、画像読取部240が制御可能に接続されており、制御部100では、画像読取部240に対し画像の読み取りの指示を行うことができる。さらに、画像読取部240からは、読み取り完了結果を読取画像とともに取得することができる。
主制御部3−3には操作表示部140が制御可能に接続されている。主制御部3−3では、操作表示部140を制御してサンプル出力指示を行う操作画面を操作表示部140に表示させることができる。操作表示部140でユーザーによりサンプル出力の指示が行われると、指示結果を制御部100において受信し、指示内容に従った制御を行う。上記制御によって操作表示部140は、サンプル出力指示部3−10として機能する。
また、主制御部3−3では、操作表示部140を制御して、サンプル出力設定を行う操作画面を操作表示部140に表示させることができる。操作表示部140でユーザーによりサンプル出力の設定が行われると、設定結果を制御部100において受信し、記憶部127に記憶することができる。上記制御によって操作表示部140は、サンプル出力設定部3−2として機能する。サンプル出力の設定内容は、記憶部127において、サンプル出力オンオフ、サンプル出力周期、付加情報種類、付加情報印字形態、付加情報印字位置などが設定されて記憶される。
また、制御部100では、主制御部3−3の指示によって付加画像形成部3−5に対し 付加画像の指示を行うことができる。付加画像形成部3−5は、制御部100の一部機能によって構成される。付加画像形成部3−5では、付加画像形成の指示が行われると、記憶部127から付加情報種類、付加情報印字形態、付加情報印字位置などの情報を取得して付加画像を形成する。
制御部100では、主制御部3−3の指示によってサンプル出力判断部3−4に対し、サンプル出力判断を求めることができる。サンプル出力判断部3−4は、制御部100の一部機能によって構成される。サンプル出力判断部3−4では、サンプル出力判断に際し、記憶部127に対しサンプル出力設定の内容を呼び出してサンプル出力判断を行う。サンプル出力判断では、サンプル出力に際してのカウンタ(例えば排紙枚数など)の参照によるサンプル周期であるかの判断やサンプル出力指示の内容が参照され、さらに、画像検査との関係でサンプル出力が無効であるかなどを判断する。サンプル出力判断部3−4で、出力時期であると判断すると、主制御部3−3に対し、サンプル出力の指示を行う。サンプル出力の指示を受けた主制御部3−3では、所定の用紙についてサンプル出力を行う。
制御部100では、主制御部3−3の指示によって画像検査部3−9に対し、印刷された画像の検査を指示することができる。画像検査部3−9は、制御部100の一部機能によって構成される。画像検査部3−9の検査結果は主制御部3−3に通知される。
次に、上記制御部100における具体的な動作内容について説明する。
(1)サンプル出力設定部3−2により、1)サンプル出力する/しない、2)サンプル出力する周期(何枚毎)、3)サンプル出力画像に合成する付加情報の種類、4)付加情報の印字形態(フォント)、5)付加情報の印字位置を設定する。
(2)画像入力部3−1から画像を入力する。プリントコントローラからの受信などにより行われる。
(3)主制御部3−3は、印刷ジョブが開始されると、画像入力部3−1が入力した画像を、圧縮IC118を用いて圧縮し、圧縮メモリ121へ格納する。
(4)主制御部3−3は、入力したジョブ情報から画像検査指示の有無を判断し、画像検査指示がなければ、サンプル出力判断部3−4へサンプル出力タイミングか否かの判定を指示する。サンプル出力判断部3−4は、用紙の排紙枚数を管理し、サンプル出力設定部3−2により設定されたサンプル出力周期に排紙枚数が達したか否かを監視する。サンプル出力判断部3−4は、サンプル出力周期に排紙枚数が達したと判断した場合は、主制御部3−3へ、サンプル出力を指示する。またサンプル出力指示部3−10は、ユーザーからサンプル出力指示を受けた場合は、主制御部3−3へ、サンプル出力を指示する。
(5)主制御部3−3は、圧縮メモリ121に格納されている圧縮画像を、伸長IC125を用いて伸長し、第1ページメモリ122Aへ格納する。また主制御部3−3は、サンプル出力判断部3−4、またはサンプル出力指示部3−10により、サンプル出力が指示された場合には、付加画像形成部3−5に対し、付加情報の形成を指示する。
(6)付加画像形成部3−5は、サンプル出力設定部3−2により設定されたサンプル出力画像に合成する付加情報の種類、付加情報の印字形態(フォント)に従った付加情報画像に生成し、サンプル出力設定部3−2により設定された付加情報の印字位置に従って第1ページメモリ122A中のサンプル出力用画像に付加情報画像を合成する。
(7)主制御部3−3は、排紙先切り替え部330に対し、排紙先を、通常の画像形成の場合は、通常用排紙トレイを選択し、サンプル出力を行う場合は、サンプル排紙トレイに変更を指示する。
(8)主制御部3−3は、画像形成部11へ画像の出力を指示し、画像形成部11は画像を用紙に書き込みを行う。
(9)画像形成部11は用紙の排紙完了後、主制御部3−3へ用紙の排紙完了を通知する。
(10)主制御部3−3は、サンプル出力判断部3−4に排紙通知を行う。サンプル出力判断部3−4は周期カウンタを更新する。
(11)主制御部3−3は、画像検査指示の有無を判断し、画像検査指示があれば、画像読取部240へ、画像の読み取りを指示する。
(12)画像読取部240は、印刷後の用紙を読み取り、第2ページメモリ122Bに格納し、読み取り完了を主制御部3−3に通知する。
(13)主制御部3−3は、画像検査部3−9へ、画像の検査を指示する。
(14)画像検査部3−9は、印刷用紙を読み取った画像に、不良がないか検査する。
(15)主制御部3−3は、画像検査結果が異常であった場合、排紙先切り替え部330に対し、排紙先を異常紙排紙用トレイに変更を指示する。
次に、サンプル出力の基本的な動作について説明する。
サンプル出力は、ジョブの出力毎数などが予め設定された周期に達した場合に、ジョブの出力物の一部または全部をサンプルとして本印刷以外に印刷する。サンプル出力は、通常は、本印刷の排紙とは区別して排紙する。
サンプル出力動作を実施する際には、操作部制御部142などにおいて設定されたサンプル出力周期に基づいて、サンプル出力の実施タイミングを算出し、ジョブの出力中にサンプル出力周期に達した時点でサンプル出力が行われる。
以下に、サンプル出力例を図7に基づいて説明する。
図7では、上段に入力画像を示し、下段に出力画像イメージを示している。
ジョブでは、図7の上段に示すように、入力画像は16ページからなり、サンプル出力周期が7ページ毎、設定部数が1部、プリントモードが片面に設定されている。図では網掛けしたページがサンプル出力の用紙である。
サンプル出力周期は7ページ毎なので、1〜7ページまでを通常用の排紙トレイに排紙し、7ページ目と同一の画像をサンプル出力として印刷し、サンプル出力用の排紙トレイに排紙する。その後は、同様に、8〜14ページまでの画像を印刷して通常用の排紙トレイに排紙した後に、14ページ目がサンプル出力周期となるため、14ページ目と同等の画像をサンプル出力として通常とは異なる排紙先に排紙する。
この動作では、主制御部3−3は、画像形成前にサンプル出力判断部3−4に対し、サンプル出力周期か否かの判定を指示する。サンプル出力判断部3−4が、サンプル出力周期に達したと判断した場合は、主制御部3−3は、排紙先切り替え部330へ排紙先の切り替えを指示する。主制御部3−3はサンプル出力周期カウンタ(初期値0)を管理しており、画像形成部11からの排紙通知を受けるとカウンタをアップし、サンプル出力を実行した場合に、カウンタをクリアする。
次に、本実施形態におけるサンプル出力の動作について説明する。
画像形成装置1では、ジョブの出力中に、印刷された画像を画像読取部240で読み取り、読み取った画像データに基づいて印刷された画像を検査して画像の良否を判定することができる。この機能を画像検査という。画像検査の有無は、ジョブごとに設定することができる。
図8には、画像検査部による用紙の画像検査を行わないジョブ(JOB1)と、画像検査を行うジョブ(JOB2)と、画像検査を行わないジョブ(JOB3)とを順番に出力する例を示している。ここでは、サンプル出力は「実施する」に設定されており、サンプル出力の周期は300枚毎に設定されている。
JOB1の出力を開始すると、JOB1の開始時の周期カウンタが0から順番にカウントアップされ、通常用の排紙トレイに1〜300ページまでを出力し、300枚目の出力に際し、直前に印刷した画像と同一画像をサンプル出力としてサンプル出力用トレイへ出力する。なおサンプル出力に使用する画像は、指定された特定の画像でも良い。
JOB1の終了後には、画像検査ありに設定されているJOB2を出力する。JOB2の出力中は、本実施形態では、サンプル出力のタイミングにおいてもサンプル出力をしないように制御する。JOB2の終了後に画像検査を行わないジョブであるJOB3の出力を開始する。JOB3では、所定の周期でサンプル出力を行う。
なお、図8に示すように、画像検査を行うJOB2の出力中においても、継続して排紙枚数をカウントし、サンプル出力周期の周期カウンタをカウントアップすることが好ましい。このときにサンプル出力のタイミングではサンプル出力を行わないがサンプル出力のためのカウンタはリセットする。
サンプル出力機能の有効/無効の設定を変更する場合、装置に保持されているサンプル出力の周期カウンタがリセットされてしまうと、サンプル出力の間隔が所望の間隔よりもあいてしまうという問題が生じる。
例えば、図27の従来例では、JOB2の出力開始時にサンプル出力の周期カウンタがリセットされるため、JOB3の開始時点では周期カウンタが0となり、JOB3のサンプル出力タイミングは300枚目となる。そのため、サンプル出力が100枚排紙分遅れてしまう。画像検査を行うジョブを出力している間も、資材は劣化し、消耗品は減少しているが、サンプル出力が遅れてしまうことにより、それを定期的に把握することができなくなる。
本実施形態では、画像検査を行うジョブの出力中にも周期カウンタのカウントを継続し、再び画像検査を行わないジョブを出力する場合には、継続してカウントされている周期カウンタの値に基づいて、サンプル出力を実行する。これにより、画像検査ありのジョブを出力してサンプル出力が一旦OFFになった場合であっても、適切なタイミングでサンプル出力を実施することが可能になる。
このためJOB3では、周期カウンタがJOB2の最後の周期カウンタ(100)が継続され、JOB3の200枚目、500枚目の印刷においてサンプル出力が実施される。
また、画像検査手段による用紙の検査が指定されているジョブの実行時は、サンプル出力周期に応じたサンプル出力タイミングに至ってもサンプル出力は行わないが、手動でサンプル出力の指示が行われた場合は、指示を受けたタイミングでサンプル出力を行うようにしてもよい。
図9は、画像検査を行わないジョブにおけるサンプル出力のタイミングを示し、図10は、画像検査を行うジョブにおけるサンプル出力のタイミングを示している。
なお、図9、図10の例では、ジョブは、入力画像が16ページ、サンプル出力の周期が7ページ毎、設定部数が1部、プリントモードが片面に設定されている。
画像検査を行わない場合、図9に示すように、周期サンプル出力のタイミングである7ページ目と14ページ目では、サンプル出力の周期による指示を受けてサンプル出力が行われる。さらに、12ページ目の出力中に、ユーザーによってサンプル出力の指示が行われていることにより、12ページ目の手動サンプル出力が行われている。
画像検査を行うジョブを出力する場合は、図10に示すように、7ページ目と14ページ目における周期サンプル出力は行わないが、12ページ目で手動によりサンプル出力の指示を受けた場合は、12ページ目の画像のサンプル出力を行う。
なお、上記の説明では、サンプル出力を行う際には、サンプル出力タイミングに至った時点で形成中の画像をサンプルとして印刷して出力していたが、サンプル出力の際に、ユーザーが指定したページの画像を印刷するようにしてもよく、または、調整用のチャート等の所望の画像を印刷するようにしてもよい。
例えば、図11に示すように、ジョブが、入力画像が16ページ、サンプル出力周期が7ページ毎である設定の場合、上段の入力イメージに対し、中段に示すように、サンプル出力周期である7ページ目および14ページ目において、3ページ目の画像を印刷してサンプル出力を行うようにしてもよい。また、下段に示すように、周期サンプル出力に際しページ画像とは異なる画像(例えば調整チャート)をサンプル出力することができる。サンプル出力の画像としては、装置に実装されている調整用のチャートを印刷することができる。
なお、画像検査を行う場合にサンプル出力を行ったときは、画像検査が行われるためサンプル排紙に対する検査はスキップするようにしてもよい。
画像の異常を検知した用紙は使用できないため、正常に印字されたシートと区別して排紙するが、ユーザーによる目視確認に使用されるサンプル排紙は、前記異常紙とは区別して排紙することで、ユーザーによる煩雑な選別作業を軽減する効果がある。
本実施形態に示すように、排紙先を3つ以上持つ装置を使用しても良いし、複数の排紙装置を連結して、それぞれに排紙先を分けても良い。
具体的には、プリンター制御部152を介した主制御部3−3からの指示により、排紙先切り替え部330によって、正常に印刷されたと判定された用紙は、搬送路33により用紙排紙部300である通常用紙排紙トレイに排紙し、異常と検知された用紙は第2搬送路332を通して第2排紙部である異常紙排紙トレイに排紙し、サンプル出力紙は第1搬送路331を通して第1排紙部であるサンプル排紙トレイに排紙することができる。
また、排紙トレイを複数持たない装置構成である場合、異常紙とサンプル排紙とが同じ場所に出力されてしまうため、選別が難しくなる。
そのため、サンプル出力される用紙に対し、サンプルであることを示すマークやテキストなどを付加情報として印刷するようにしてもよい。
例えば、図12に示すように、用紙Pに対し、「SAMPLE」マークを付加情報1000として印刷してもよく、印字日時、予め指定されたテキスト、および部番号を付加情報1001として印刷するようにしてもよい。
また、付加情報の印刷位置は、図12に示すように、印刷用紙を分割した領域のどこに印刷するかを指定できるようにしてもよい。
印刷する付加情報は、サンプル出力設定部3−2により設定され、付加画像形成部3−5により入力画像に合成される。
サンプル出力される用紙に付加情報を印刷することで、サンプル排紙が正常紙や異常紙と同一の場所に排紙された場合であっても選別を容易にすることができる。
なお、付加情報の種類は本実施形態としては特に限定されず、所望の情報を付加することができる。
図13〜図21は、サンプル出力の設定画面や付加情報の設定画面を示している。これらの画面は操作表示部140や外部表示部51等に表示される。
まず、サンプル出力の実行有無の設定を行うためのサンプル出力設定画面1400を図12に示す。
図13のサンプル出力設定画面1400では、画面の上部のメッセージ欄1401に「サンプル出力を設定して下さい。」と表示されており、また、メッセージ欄1401の下方には、「する」釦1404と「しない」釦1405が押下可能に設けられ、画面の下部には「キャンセル」釦1402と「OK」釦1403とが押下可能に設けられている。
サンプル出力を行う場合は、「する」釦1404を押下し、サンプル出力を行わない場合は「しない」釦1405を押下する。その後、「OK」釦1403を押下することにより、設定を確定して保存することができる。なお、サンプル出力の設定を行わない場合は、「キャンセル」釦1402を押下することで、設定がキャンセルされる。
次に、サンプル出力周期を設定するための設定画面を図14に示す。
図14のサンプル出力周期設定画面1410では、画面の上部のメッセージ欄1411に「サンプル出力周期を設定して下さい。」と表示されており、また、メッセージ欄1411の下方には、出力周期設定欄1414が設けられており、その右方にテンキー群1415、画面の下部には「キャンセル」釦1412と「OK」釦1413とそれぞれ押下可能に設けられている。
サンプル出力周期の設定を行う際には、テンキー群1415を押下して、出力周期設定欄1414に表示される出力周期を設定する。「OK」釦1413を押下することにより、出力周期の設定が確定して保存することができる。出力周期の設定をキャンセルする場合は、「キャンセル」釦1412を押下して設定をキャンセルする。
次に、付加情報の種類の設定について説明する。
表1は、サンプル出力紙に付加可能な付加情報の種類を示している。サンプル出力に付加情報を付加する場合、以下の中から複数種類を組み合わせることが可能である。
Figure 2019048387
図15の付加情報設定画面1420では、サンプル出力の用紙に付加する情報として、日付と時刻の設定を行うことができる。
付加情報設定画面1420では、画面の上部のメッセージ欄1421に「日付、時刻の設定を行って下さい。」と表示されており、メッセージ欄1421の下方には、日付時刻設定欄1424、文字設定欄1425、印字位置設定欄1426、および機能オフ釦1427が設けられている。また、印字位置設定欄1426の下方には「キャンセル」釦1422と「OK」釦1423とが押下可能に設けられている。
日付時刻設定欄1424では、日付と時刻を付加するかの設定や、日付、時刻の表示形態の変更が可能となっている。
文字設定欄1425では、文字の印字形態の変更を行うことができる。印字形態の変更については後述する。
印字位置設定欄1426では、付加情報の印字位置を設定することができる。印字位置の設定については後述する。
機能オフ釦1427は、日付・時刻の印字をオフにするための釦である。
付加情報として印字される日付・時刻の設定を行う際には、日付時刻設定欄1424、文字設定欄1425、印字位置設定欄1426、機能オフ釦1427を操作して、各種の設定を行う。設定後、「OK」釦1423を押下することにより、設定内容が保存される。
なお、設定をキャンセルする場合は「キャンセル」釦1422を押下して設定をキャンセルする。
次に、付加情報としての部番号の設定について説明する。
図16のナンバリング設定画面1430は、サンプル出力される用紙に部番号を付加する際の設定を行う画面であり、ナンバリング設定画面1430では、画面の上部のメッセージ欄1431に「ナンバリングの設定を行って下さい。」と表示されており、メッセージ欄1431の下方には、ナンバリング設定欄1434、文字設定欄1435、印字位置設定欄1436、および機能オフ釦1437が設けられている。また、印字位置設定欄1436の下方には「キャンセル」釦1432と「OK」釦1433とが設けられている。
ナンバリング設定欄1434では、サンプル出力に付加されるナンバリングの設定を行うことができる。
文字設定欄1435では、文字の印字形態の変更を行うことができる。印字形態の変更については後述する。
印字位置設定欄1436では、付加情報の印字位置を設定することができる。印字位置の設定については後述する。
機能オフ釦1437は、部番号の印字をオフにするための釦である。
付加情報としての部番号の設定を行う際には、ナンバリング設定欄1434、文字設定欄1435、印字位置設定欄1436を操作して、各種の設定を行うことができる。設定後、「OK」釦1433を押下することにより、設定内容が保存される。
なお、設定をキャンセルする場合は「キャンセル」釦1432を押下して設定をキャンセルする。
図17は、ナンバリングの種類選択画面を示している。この画面は、図16のナンバリング設定画面1430において、ナンバリング設定欄1434内のナンバリング変更釦を押下することで表示される。
ナンバリング種類選択画面1440は、画面の上部のメッセージ欄1441に「ナンバリングの種類を選択して下さい。」と表示されており、メッセージ欄1441の下方に、ナンバリング選択欄1444が設けられている。また、ナンバリング選択欄1444の下方には「キャンセル」釦1442と「OK」釦1443とが設けられている。
ナンバリング選択欄1444では、ナンバリングの種類を「0001、0002、0003」、「0001/1000、0002/1000」、「1、2、3」、および「1/1000、2/1000、3/1000」の中から選択可能となっている。ナンバリング種類の選択後は、「OK」釦1443を押下することで、ナンバリングの種類の設定内容が保存される。
なお、設定をキャンセルする場合は「キャンセル」釦1442を押下して設定をキャンセルする。
次に、ページ番号の設定画面について説明する。
図18のページ番号設定画面1450では、サンプル出力の用紙に付加情報として付加されるページ番号の設定を行うことができる。
ページ番号設定画面1450では、画面の上部のメッセージ欄1451に「ページの設定を行って下さい。」と表示されており、メッセージ欄1451の下方には、ページ番号設定欄1454、文字設定欄1455、印字位置設定欄1456、および機能オフ釦1457が設けられている。また、印字位置設定欄1456の下方には「キャンセル」釦1452と「OK」釦1453とが設けられている。
ページ番号設定欄1454では、サンプル出力の用紙に付加されるページ番号の設定を行うことができる。
文字設定欄1455では、文字の印字形態の変更を行うことができる。印字形態の変更については後述する。
印字位置設定欄1456では、付加情報の印字位置を設定することができる。印字位置の設定については後述する。
機能オフ釦1457は、部番号の印字をオフにするための釦である。
付加情報としてのページ番号の設定を行う際には、ページ番号設定欄1454、文字設定欄1455、印字位置設定欄1456を操作して、各種の設定を行った後に、「OK」釦1453を押下することにより、設定内容を保存することができる。
なお、設定をキャンセルする場合は「キャンセル」釦1452を押下して設定をキャンセルする。
次に、付加情報の印字形態の設定について説明する。
本実施形態において選択可能な印字形態の例を表2に示す。なお、印字形態は以下の項目に限定されず、斜体や太字の設定などの他の項目を選択可能としてもよい。
Figure 2019048387
印字形態の設定は、図19に示す文字設定画面1460において行うことが可能である。文字設定画面1460は、図15の付加情報設定画面1420の文字設定欄1425、図16のナンバリング設定画面1430の文字設定欄1435、図18のページ番号設定画面1450の文字設定欄1455における文字変更釦が押下された際に表示されるものである。
文字設定画面1460では、画面の上部のメッセージ欄1461に「文字のサイズと種類を設定して下さい」と表示されており、メッセージ欄1461の下方には、文字サイズ設定欄1464および文字種類設定欄1465が設けられている。また、文字種類設定欄1465の下方には「キャンセル」釦1462と「OK」釦1463とが設けられている。
文字サイズ設定欄1464では、文字のサイズを8ポイント、10ポイント、12ポイント、および14ポイントの中から選択することができ、文字種類設定欄1465では、文字の種類をゴシック体と明朝体とから選択することが可能になっている。なお、図18では、文字サイズは14ポイント、文字種類はゴシック体が選択されている。
なお、文字のサイズはテンキー等により入力可能としてもよい。
次に、付加情報の印字位置の設定方法について説明する。
付加情報の印字位置を設定する際には、用紙を9分割した領域のどの領域へ印字するかを指定した後に、印字位置の微調整を行うことができる。
印字位置の設定項目を以下の表3に示す。なお、本発明の印字位置の設定方法は以下の項目に限定されず、他の項目により設定を行うものであっても良い。
Figure 2019048387
印字位置の設定は、図15の付加情報設定画面1420、図16のナンバリング設定画面1430、図18のページ番号設定画面1450において、印字位置設定欄1426、1436、1456を操作することで実施される。
各印字位置設定欄には、付加情報の印字位置を、左上、中央上、右上、左中、中央、右中、左下、中央下、右下の9箇所の中から選択することができる。
図19は、用紙を9分割した場合の各領域を示している。なお、本発明としては用紙の分割方法は特に限定されず、例えば4分割した領域から選択可能としてもよい。
さらに、各印字位置設定欄には、印字位置の微調整釦が設けられており、微調整釦を押下することで図21の微調整画面に遷移し、印字位置の微調整を行うことができる。
図21の微調整画面1470では、画面の上部のメッセージ欄1471に「位置の微調整を行って下さい」と表示されており、メッセージ欄1471の下方には、操作キー群1474が設けられている。また、操作キー群1474の下方には「キャンセル」釦1472と「OK」釦1473とが設けられている。
位置の微調整を行う際には、操作キー群1474に含まれる「上へ」釦、「右へ」釦、「左へ」釦、「下へ」釦や、テンキー群を操作することにより、任意の方向に対して印字位置を所望の距離で移動させることができる。
次に、サンプル出力における動作の手順を図22のフローチャートに基づいて説明する。
手順を開始すると、サンプル出力設定部3−2により、サンプル出力の実行有無を設定する(ステップs1)。サンプル出力はジョブ毎に設定される機能ではないため、ここで設定すると全てのジョブを通じて有効となる。
ステップs1の後は、サンプル出力を行う周期(何枚毎)を設定する(ステップs2)。なお、設定される周期は用紙枚数に限定されず、例えば、印刷開始後の経過時間や、資源消費量としてもよい。
そして、サンプル出力の画像に合成する付加情報の種類、付加情報の印字形態(フォント)、付加情報の印字位置を設定する(ステップs3)。
その後、上記のステップs1〜s3において、サンプル出力がOFFに設定された、またはサンプル出力周期が変更されたか否かを判断する(ステップs4)。
サンプル出力がOFFに設定された場合、または、サンプル出力の周期が変更された場合(ステップs4、Yes)、サンプル出力周期のカウンタをクリアし(ステップs5)、手順を終了する。一方、サンプル出力がONに設定された場合、かつサンプル出力の周期が変更されていない場合(ステップs4、No)、そのまま手順を終了する。
次に、図23のフローチャートに基づいて、画像入力から用紙の排紙までの手順を説明する。なお、以下の手順は制御部の制御によって実行される。
印刷ジョブが開始されると、画像入力の開始時に、排紙先を通常用排紙トレイに設定する(ステップs10)。その後、画像入力部3−1から画像を入力する(ステップs11)。主制御部3−3は、画像入力部3−1が入力した画像を、圧縮ICを用いて圧縮し、圧縮された画像を圧縮メモリへ格納し、圧縮メモリに格納されている圧縮画像を伸長ICによって伸長し、第1ページメモリへ格納する。なお、画像はプリントコントローラから受信される。ステップs11を終えたらステップs12へ進む。
ステップs12では、用紙の給紙処理を行う(ステップs12)。ステップs12を終えるとステップs13へ進む。
ステップs13では、サンプル出力の判断およびサンプル出力時の排紙トレイの切り替え処理を行う(ステップs13)。ステップs13の動作は、後述する図24の手順により実行される。ステップs13を終えるとステップs14へ進む。
ステップs14では、用紙への出力を行い(ステップs14)、ステップs15に移行する。
ステップs15では、用紙の排紙処理を行い、用紙を装置本体10から排紙する(ステップs15)。 制御部では用紙の排紙をカウントする。 ステップs15を終えるとステップs16に移行する。
ステップs16では、周期カウンタの更新処理を行う(ステップs16)。周期カウンタの更新処理は、後述する図25のフローに従って行われる。ステップs16を終えるとステップs17へ進む。
ステップs17では、サンプル排紙をするかの判断を行う(ステップs17)。サンプル排紙をする場合(ステップs17、Yes)、ステップs22へ進み、全ページ完了かの判断を行う。サンプル排紙をしない場合(ステップs17、No)、画像検査ありかの判定を行う(ステップs18)。
画像検査有りの場合(ステップs18、Yes)、画像検査を行う(ステップs20)。画像検査有りでない場合(ステップs18、No)、ステップs22に移行する。
画像検査後、画像が不良であるかの判定を行う(ステップs20)。画像が不良でない場合、ステップs22に移行する。
画像が不良である場合(ステップs20、Yes)、排紙先を異常紙排紙用トレイに変更し(ステップs21)、ステップs22に移行する。
ステップs22では、全ページ出力完了したかの判断を行い(ステップs22)、全ページ完了していれば手順を終了する。全ページ出力完了していない場合(ステップs22、No)、ステップs11に戻り、手順を繰り返す。
次に、サンプル排紙判断の手順を図24のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、サンプル排紙設定がONであるかの判断を行う(ステップs30)。サンプル排紙設定がONの場合は手動サンプル出力があるかの判断を行う(ステップs31)。サンプル排紙設定がONでない場合、サンプル出力をしないとして(ステップs38)、手順を終了する。
手動サンプル出力がある場合(ステップs31、Yes)、ステップs34に移行してサンプル出力をするかの判断を行う。手動サンプル出力がない場合(ステップs31、No)、サンプル出力タイミングかを判定する(ステップs32)。
サンプル出力タイミングでない場合(ステップs32、No)、サンプル出力をしないとして(ステップs38)、手順を終了する。
サンプル出力タイミングの場合(ステップs32、Yes)、画像検査有りかを判定する(ステップs33)。画像検査有りであれば(ステップs33、Yes)、サンプル出力をしないとして(ステップs38)、手順を終了する。
画像検査有りでなければ(ステップs33、No)、サンプル出力をするとする(ステップs34)。
ステップs34の後、サンプル出力排紙用トレイがあるかの判定を行う(ステップs35)。サンプル出力排紙用トレイがある場合(ステップs35、Yes)、排紙先をサンプル出力用排紙トレイに変更し(ステップs37)、手順を終了する。サンプル出力排紙用トレイがない場合(ステップs35、No)、サンプル排紙に印刷する付加情報を合成し(ステップs36)、その後、手順を終了する。
次に、サンプル出力周期カウンタの更新処理の手順を図25のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御部の制御によって実行される。
用紙がサンプル出力排紙か判断する(ステップs40)。サンプル出力排紙の場合(ステップs40、Yes)、サンプル出力周期のカウンタをクリアし(ステップs41)、手順を終了する。サンプル出力排紙でない場合(ステップs40、No)、サンプル出力の周期をカウントアップし(ステップs42)、手順を終了する。
本実施形態によれば、ジョブの種類に応じて画像検査手段による検査の実行を切り替えた場合でも、サンプル出力設定の有効/無効をその都度変更することなく、画像検査をしないジョブの実行時には適切なタイミングでサンプル出力を行うことが可能となる。
これにより、画像検査をするジョブを実行する際、サンプル出力の実行可否の設定変更をしなくて良くなるため、設定ミスによる無駄なサンプル出力の実行が行われることや、必要なサンプル出力が実行されないということがなくなり、画像検査を実行するジョブとしないジョブを交互に切り替えて実行しても適切なタイミングでサンプル出力を実行することが可能となる。
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明の範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りでは本実施形態に対する適宜の変更を行うことが可能である。
1 画像形成装置
3 LAN
5 外部装置
10 装置本体
11 画像形成部
12 本体給紙部
13 搬送路
20 読取装置
30 排紙装置
31 第1排紙部
32 第2排紙部
33 搬送路
40 給紙装置
50 外部装置制御部
51 外部表示部
100 制御部
130 スキャナー部
140 操作表示部
150 プリンター部
240 画像読取部
1000 付加情報
1001 付加情報
1400 サンプル出力設定画面
1410 サンプル出力周期設定画面
1420 付加情報設定画面
1430 ナンバリング設定画面
1440 ナンバリング種類選択画面
1450 ページ番号設定画面
1460 文字設定画面
1470 微調整画面部

Claims (14)

  1. 画像データに基づいて転写媒体に画像形成を行う画像形成部と、
    画像形成を制御し、転写媒体に形成された画像を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて転写媒体上の画像の良否の判定を行う画像検査と、サンプル出力とを実施可能にする制御部と、を有し、
    前記制御部は、所定のタイミングによって前記サンプル出力を実施する設定がされている場合、前記画像検査を実施するジョブを出力する際は、前記設定に基づく前記サンプル出力を実施しないでジョブを出力することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、ジョブ毎に前記画像検査を実施するかを設定可能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記サンプル出力を所定周期からなるタイミングで実施することができ、前記設定に基づいて前記サンプル出力を実施しないときに、前記所定周期におけるカウントを継続することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記カウントを更新して記憶する記憶部を有し、前記制御部は、所定周期のタイミングで前記カウントをリセットし、その後、カウントを更新することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、手動による指示操作を受け付けると、出力するジョブが前記画像検査を実施するジョブであるか否かに拘わらず、ジョブの出力中に前記指示によるサンプル出力を実施することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 手動による操作指示を受け付ける操作部を有することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、ジョブの出力中に前記指示によるサンプル出力を実施する場合、前記ジョブが画像検査を行うジョブであるときに、サンプル出力が行われる転写媒体に対しては前記画像検査を実施しないことを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記転写媒体を区別して排紙することが可能であり、
    前記サンプル出力によって排紙される転写媒体と、前記画像検査において不良と判定された転写媒体とを区別して排紙することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 転写媒体を区別して排紙することができる複数の排紙部を有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記サンプル出力で出力される転写媒体上に付加情報を印刷可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記サンプル出力で出力される転写媒体と前記画像検査で不良と判定された転写媒体とを区別して排紙することができない場合、サンプル出力が行われる転写媒体に付加情報の画像を形成することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記転写媒体上の画像を読み取る画像読取部を備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. ジョブに基づいて画像を形成する画像形成方法であって、
    転写媒体に形成された画像を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて画像の良否の判定を行う画像検査と、サンプル出力とが可能であり、
    所定のタイミングによって前記サンプル出力を実施する設定がされている場合、前記画像検査を実施するジョブを出力する際に、前記設定に基づく前記サンプル出力を実施しないでジョブを出力することを特徴とする画像形成方法。
  14. ジョブに基づいて転写媒体に画像を形成する制御を行い、さらに、転写媒体に形成された画像を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて画像の良否の判定を行う画像検査と、サンプル出力とが可能な制御部で実行されるプログラムであって、
    前記制御部に、所定のタイミングによって前記サンプル出力を実施する設定がされている場合、前記画像検査を実施するジョブを出力する際に、前記設定に基づく前記サンプル出力を実施しないでジョブを出力する動作を実行させることを特徴とするプログラム。
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