JP2019047941A - 安全帯用音声出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全帯の使用に関する注意喚起を効果的に行うことのできる安全帯用音声出力装置を提供する。【解決手段】ハーネス型安全帯に装着された第1及び第2の装置本体61,62の第1及び第2のフック掛止部61a,62aにそれぞれ掛けられた各第1のロープ30のフック31の一方または他方が外されると、安全帯を所定高さ以上の場所で使用するように注意喚起する音声メッセージを出力するようにしたので、安全帯の使用開始時に第1のロープ30を所定高さ以上の場所で使用するように音声メッセージによって注意喚起することができ、作業開始後の作業者への注意喚起を徹底することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば建設工事現場等の高所作業において、作業者に安全帯の使用に関する注意を喚起するための安全帯用音声出力装置に関するものである。
一般に、工事現場等の高所で作業を行う場合、作業者には転落防止のための安全帯の着用が義務づけられている。この種の安全帯は、人体の胴部に装着される胴ベルトと、胴ベルトに連結された所定長さのロープとからなり、ロープの先端に取付けられたフックを作業現場の親綱等に掛けるようにしている。
しかしながら、前述の安全帯は人体の胴部に装着されるため、ロープからの張力が胴部に集中するとともに、吊り下げられた姿勢も不安定になり易い。そこで、人体の胴部のみならず、両肩、背部及び大腿部に亘って延びるベルトを備え、背部のベルトにロープを連結することにより、人体に加わるロープからの張力をベルトによって分散させ、人体を安定して支持するようにした、いわゆるハーネス型の安全帯が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−66259号公報
ところで、前記ハーネス型安全帯では、落下時の衝撃を吸収するためにロープにショックアブソーバが設けられているが、ショックアブソーバは折り畳まれたロープの一部が逢着用の糸を破断させながら徐々に伸びる構造となっていることから、ロープの最大長さよりも低い高さ位置(例えば5m以下)では使用することができない。このため、前記ロープの最大長さよりも低い位置で作業する場合は、他の短いロープを用いるようにしている。
従って、作業現場では、ショックアブソーバ付きのロープを前記高さ位置よりも低い位置で使用しないように注意喚起をする必要がある。しかしながら、このような注意喚起は、例えば作業開始前に管理者が口頭で指導するのが通常であり、作業開始後は作業者の自己管理に委ねられることから、注意喚起を徹底することが困難であった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安全帯の使用に関する注意喚起を効果的に行うことのできる安全帯用音声出力装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、人体に装着されるベルト部と、ベルト部から延びるロープと、ロープの先端に設けたれたフックとを備えた安全帯の使用に関する音声メッセージを出力する安全帯用音声出力装置において、前記安全帯の所定位置に配置され、フックが着脱自在に掛けられるフック掛止部と、フック掛止部にフックが掛けられているか否かを検知する検知手段と、フック掛止部からフックが外されたことが検知手段によって検知されると所定の音声メッセージを出力する音声出力手段とを備えている。
これにより、安全帯のロープ使用時にフック掛止部からフックが外されると所定の音声メッセージが出力されることから、安全帯の使用開始時に安全帯の使用に関する音声メッセージによって作業者に注意喚起される。
本発明によれば、安全帯の使用開始時に安全帯の使用に関する音声メッセージによって作業者に注意喚起をすることができるので、作業開始後の作業者への注意喚起を徹底することができる。
本発明の一実施形態を示す音声出力装置を備えたハーネス型安全帯の正面図 音声出力装置を備えたハーネス型安全帯の背面図 フック掛止部にフックを掛けた状態を示す音声出力装置を備えたハーネス型安全帯の正面図 ハーネス型安全帯の要部斜視図 音声出力装置の正面図 音声出力装置の動作を示す正面図 音声出力装置のブロック図 制御部の動作を示すフローチャート
図1乃至図8は本発明の一実施形態を示すもので、音声出力装置を備えたハーネス型安全帯を示すものである。
同図に示すハーネス型安全帯は、人体の上半身側に装着される上側ベルト部10と、人体の下半身側に装着される下側ベルト部20と、上側ベルト部10に連結された二本の第1のロープ30と、下側ベルト部20に連結された第2のロープ40とを備え、各第1のロープ30は一つのショックアブソーバ50を介して上側ベルト部10に連結されている。また、ハーネス型安全帯には音声出力装置60が取り付けられている。
上側ベルト部10は、人体の両肩に掛けられる肩ベルト11と、人体の背部で上下方向に延びる第1の縦ベルト12と、人体の前部を幅方向に延びる胸ベルト13と、肩ベルト11と第1の縦ベルト12とを連結する背面バックル14とから構成され、背面バックル14には複数のベルト挿通孔14aが設けられている。肩ベルト11は長手方向中央を人体の背部で折り返して人体の前部側に延びるように形成され、前部側の下端はそれぞれ下側ベルト部20に接続されている。また、肩ベルト11の折り返し部分は背面バックル14に挿通されている。第1の縦ベルト12は上端を背面バックル14に連結され、その下端は下側ベルト部20に接続されている。胸ベルト13は両端を肩ベルト11の両端側に接続され、その中央側はバックル13aにより着脱自在に結合するようになっている。
下側ベルト部20は、人体の胴部に装着される胴ベルト21と、人体の大腿部に装着される一対の腿ベルト22と、胴ベルト21と各腿ベルト22との間に亘って延びる一対の第2の縦ベルト23及び一対の第3の縦ベルト24とから構成され、胴ベルト21には肩ベルト11の下端と第1の縦ベルト12の下端がそれぞれ接続されている。胴ベルト21は人体の胴部を巻回するように形成され、その前面側はバックル21aにより着脱自在に結合するようになっている。また、胴ベルト21にはそれぞれ環状のフック係止部21bが設けられるとともに、第2のロープ40が連結されるD環部材21cが設けられている。各腿ベルト22は人体の大腿部を巻回するように形成され、その前面側はバックル22aにより着脱自在に結合するようになっている。各第2の縦ベルト23は胴ベルト21の前面幅方向両端側から各腿ベルト22の前面側に向かって延びるように形成され、各第3の縦ベルト24は胴ベルト21の背面側中央部から各腿ベルト22の背面側に向かって延びるように形成されている。
各第1のロープ30は、それぞれ一端をショックアブソーバ50に連結されるとともに、その他端(先端)にはフック31が取付けられ、フック31は環状部分の一部を開閉することにより親綱等に着脱可能な周知の構造からなる。
第2のロープ40は、一端を下側ベルト部20のD環部材21cにロープ巻取器41を介して連結されるとともに、その他端(先端)にはフック42が取付けられ、フック42は環状部分の一部を開閉することにより親綱等に着脱可能な周知の構造からなる。また、第2のロープ40は、伸長したときの最大長さが各第1のロープ30よりも短くなっている。
ショックアブソーバ50は、両端側を除いた部分を折り畳んで逢着したベルト51を合成樹脂のケース52で被覆した周知の構成からなり、ベルト51の一端は背面バックル14に連結されている。ベルト51の他端にはD環部材53が取付けられ、D環部材53には各ロープ30の他端がそれぞれ連結されている。
本実施形態の音声発生装置60は、上側ベルト部10に配置される第1及び第2の装置本体61,62を備えている。
第1の装置本体61は、上側ベルト部10の左右一方の肩ベルト11の前面側に装着され、その下端には一方の第1のロープ30のフック31が掛けられる第1のフック掛止部61aが上下動自在に設けられている。第1の装置本体61は、第1のフック掛止部61aの上下動に連動してオン・オフする第1のフック検知スイッチ61bと、所定の音声メッセージが記憶された音声記憶部61cと、音声記憶部61cの音声メッセージを出力するスピーカ61dと、音声メッセージの出力を制御する制御部61eとを備えている。
第1のフック掛止部61aはフック31を掛止可能なU字状の部材からなり、図示しないバネにより上方に付勢されている。
第1のフック検知スイッチ61bは、第1のフック掛止部61aが上方に位置しているとき(フック31が掛けられていないとき)はオンとなり、第1のフック掛止部61aが下方に位置しているとき(フック31が掛けられているとき)はオフとなるように構成され、例えば周知のマイクロスイッチや光学センサ等を用いることができる。
音声記憶部61cは音声合成ICからなり、予め記憶されている音声メッセージの音声信号を増幅器61fで増幅してスピーカ61dに出力するようになっている。音声記憶部61cには、作業現場における安全帯の使用に関する音声メッセージとして、例えば「このロープは5m以上の場所で使用してください」など、安全帯のロープを所定高さ以上の場所で使用するように注意喚起する音声メッセージが記憶されている。
スピーカ61dは周知の機器からなり、第1の装置本体61の前面側に設けられた複数の貫通孔61gを介して外部に音声を出力するようになっている。
第2の装置本体62は、上側ベルト部10の左右他方の肩ベルト11の前面側に装着され、その下端には他方の第1のロープ30のフック31が掛けられる第2のフック掛止部62aが上下動自在に設けられている。第2の装置本体62は、第2のフック掛止部62aの上下動に連動してオン・オフする第2のフック検知スイッチ62bを備えている。
第2のフック掛止部62aはフック31を掛止可能なU字状の部材からなり、図示しないバネにより上方に付勢されている。
第2のフック検知スイッチ62bは、第2のフック掛止部62aが上方に位置しているとき(フック31が掛けられていないとき)はオンとなり、第2のフック掛止部62aが下方に位置しているとき(フック31が掛けられているとき)はオフとなるように構成され、例えば周知のマイクロスイッチや光学センサ等を用いることができる。
制御部61eはマイクロコンピュータによって構成され、第1のフック検知スイッチ61b及び音声記憶部61cに接続されている。また、制御部10は乾電池または蓄電池からなる電源61hに接続されている。更に、制御部10には、外部に配置されたリード線63を介して第2の装置本体62の第2のフック検知スイッチ62bが接続されている。尚、増幅器61f、音声記憶部61c及び制御部61eは、第1の装置本体61内に配置された回路基板(図示せず)に実装されている。
以上のように構成されたハーネス型安全帯は、上側ベルト部10の肩ベルト11を人体の両肩に掛けるとともに、下側ベルト部20の各腿ベルト22に人体の大腿部を挿通することにより人体に装着され、何れか一方の第1のロープ30のフック31を作業現場の親綱等に掛けることによって使用される。ここで、作業者が作業場所を移動する際、例えば一方のロープ30のフック31が親綱に掛けられている場合は、一方のロープ30のフック31を親綱に掛けたまま他方の第1のロープ30のフック31を親綱に掛けた後、一方のロープ30のフック31を親綱から外すことにより、常に何れか一方のロープ30を親綱に掛けておくことができる。また、例えば一方の第1のロープ30を親綱に掛けている際は、使用していない他方の第1のロープ30のフック31を第2のフック掛止部62aに掛けておき、他方の第1のロープ30を親綱に掛けている際は、使用していない一方の第1のロープ30のフック31を第1のフック掛止部61aに掛けておくことができる。
次に、作業者が転落した場合には、人体に加わるロープ30からの張力が肩ベルト11、胴ベルト21及び各腿ベルト22に分散することから、人体が安定して支持される。また、落下の際、ロープ30からの張力がショックアブソーバ50に加わると、ショックアブソーバ50のベルト51が逢着用の糸を破断させながら徐々に伸びることから、ロープ30に加わる衝撃がショックアブソーバ50によって吸収される。
尚、前述の第1のロープ30の使用は、所定高さ(例えば5m)以上での使用であり、所定高さよりも低い場所では第2のロープ40を使用する。
次に、制御部61eについて、図8のフローチャートを参照して説明する。ここでは、第1のフック検知スイッチ61bを「SW1」、第2のフック検知スイッチ62bを「SW2」とする。
まず、第1及び第2の装置本体61,62の第1及び第2のフック掛止部62a,62bにそれぞれフック31が掛けられ、SW1及びSW2がそれぞれオフの状態(S1)から、第1のフック掛止部61aから一方の第1のロープ30のフック31が外されてSW1のみがオンとなり(S2)、または第2のフック掛止部62aから他方の第1のロープ30のフック31が外されてSW2のみがオンとなった場合は(S3)、前記音声メッセージを出力する(S4)。即ち、この状態は各第1のロープ30のうち一方のみまたは他方のみが親綱に掛けられて使用されている状態であり、安全帯の使用開始時であるから、音声メッセージによって第1のロープ30を所定高さ以上の場所で使用するように注意喚起される。
次に、第1及び第2のフック掛止部61a,62aの両方から各第1のロープ30のフック31がそれぞれ外されてSW1及びSW2がオンとなった後(S5)、SW1のみがオフ(S6)、またはSW2のみがオフとなった場合は(S7)、前記音声メッセージを出力しない。即ち、この状態は、親綱へのフック31の掛け替え時に各第1のロープ30の両方を一時的に親綱に掛けた後、一方の第1のロープ30が親綱から外されて第1のフック掛止部61aに掛けられてSW1のみがオフとなったか、または他方の第1のロープ30が親綱から外されて第2のフック掛止部62aに掛けられてSW2のみがオフとなった状態であり、いずれも安全帯の使用を継続している状態であるから、音声メッセージを出力する必要がない。
このように、本実施形態によれば、ハーネス型安全帯に装着された第1及び第2の装置本体61,62の第1及び第2のフック掛止部61a,62aにそれぞれ掛けられた各第1のロープ30のフック31の一方または他方が外されると、安全帯を所定高さ以上の場所で使用するように注意喚起する音声メッセージを出力するようにしたので、安全帯の使用開始時に第1のロープ30を所定高さ以上の場所で使用するように音声メッセージによって注意喚起することができ、作業開始後の作業者への注意喚起を徹底することができる。
また、各第1のロープ30のフック31のうち一方のフック31が第1のフック掛止部62aに掛けられている状態で他方のフック31が第2のフック掛止部62bから外された場合のみ音声メッセージを出力するようにしたので、親綱へのフック31の掛け替え時に各第1のロープ30のフック31の両方を一時的に親綱に掛けた後、何れか一方の第1のロープ30のフック31を親綱から外して第1及び第2のフック掛止部62a,62bに掛けた場合は音声メッセージが出力されず、安全帯の使用を継続しているときまで不必要に音声メッセージが出力されることがないという利点がある。
尚、前記実施形態では、安全帯を所定高さ以上の場所で使用するように注意喚起する音声メッセージを出力するようにしたものを示したが、安全帯の使用に関する音声メッセージであれば、他の音声メッセージを出力するようにしてもよい。
30…第1のロープ、31…フック、60…音声発生装置、61…第1の装置本体、61a…第1のフック掛止部、61b…第1のフック検知スイッチ、61c…音声記憶部、61d…スピーカ、61e…制御部、62…第2の装置本体、62a…第2のフック掛止部、62b…第2のフック検知スイッチ。
本発明は前記目的を達成するために、人体に装着されるベルト部と、ベルト部から延びる二本のロープと、ロープの先端にそれぞれ設けられたフックとを備えた安全帯の使用に関する音声メッセージが出力する安全帯用音声出力装置において、前記安全帯のベルトの所定位置に配置され、フックがそれぞれ着脱自在に掛けられる二つのフック係止部と、フック係止部からフックが掛けられているか否かを検知する検知手段と、フック係止部からフックが外されたことが検知手段によって検知されると所定の音声メッセージを出力する音声出力手段とを備え、前記音声出力手段は、各フックのうち一方のフックが一方のフック係止部の掛けられている状態で他方のフックが他方のフック係止部から外された場合のみ音声メッセージを出力することを特徴としている。
これにより、安全帯のロープ使用時にフック係止部からフックが外されると所定の音声メッセージが出力されることから、安全帯の使用開始時に安全帯の使用に関する音声メッセージによって作業者に注意喚起される。また、フックの掛け替え時に各ロープのフックの両方を一時的に親綱に掛けた後、何れか一方のロープのフックを親綱から外してフック係止部に掛けた場合は音声メッセージが出力されることはない。
本発明によれば、安全帯の使用開始時に安全帯の使用に関する音声メッセージによって作業者に注意喚起をすることができるので、作業開始後の作業者への注意喚起を徹底することができる。また、親綱へのフックの掛け替え時に各ロープのフックの両方を一時的に親綱に掛けた後、何れか一方のロープのフックを親綱から外してフック係止部に掛けた場合は音声メッセージが出力されることがなく、安全帯の使用を継続しているときまで不必要に音声メッセージが出力されることがないという利点がある。
本発明は前記目的を達成するために、人体に装着されるベルト部と、ベルト部から延びる二本のロープと、各ロープの先端にそれぞれ設けられたフックとを備えた安全帯の使用に関する音声メッセージが出力する安全帯用音声出力装置において、前記安全帯のベルトの所定位置に配置され、各フックがそれぞれ着脱自在に掛けられる二つのフック掛止部と、フック掛止部からフックが掛けられているか否かを検知する検知手段と、フック掛止部からフックが外されたことが検知手段によって検知されると所定の音声メッセージを出力する音声出力手段とを備え、前記音声出力手段は、各フックのうち一方のフックが一方のフック掛止掛けられている状態で他方のフックが他方のフック掛止部から外された場合のみ音声メッセージを出力することを特徴としている。
これにより、安全帯のロープ使用時にフック掛止部からフックが外されると所定の音声メッセージが出力されることから、安全帯の使用開始時に安全帯の使用に関する音声メッセージによって作業者に注意喚起される。また、フックの掛け替え時に各ロープのフックの両方を一時的に親綱に掛けた後、何れか一方のロープのフックを親綱から外してフック係止部に掛けた場合は音声メッセージが出力されることはない。
本発明によれば、安全帯の使用開始時に安全帯の使用に関する音声メッセージによって作業者に注意喚起をすることができるので、作業開始後の作業者への注意喚起を徹底することができる。また、親綱へのフックの掛け替え時に各ロープのフックの両方を一時的に親綱に掛けた後、何れか一方のロープのフックを親綱から外してフック掛止部に掛けた場合は音声メッセージが出力されることがなく、安全帯の使用を継続しているときまで不必要に音声メッセージが出力されることがないという利点がある。

Claims (4)

  1. 人体に装着されるベルト部と、ベルト部から延びるロープと、ロープの先端に設けたれたフックとを備えた安全帯の使用に関する音声メッセージを出力する安全帯用音声出力装置において、
    前記安全帯のベルトの所定位置に配置され、フックが着脱自在に掛けられるフック掛止部と、
    フック掛止部にフックが掛けられているか否かを検知する検知手段と、
    フック掛止部からフックが外されたことが検知手段によって検知されると所定の音声メッセージを出力する音声出力手段とを備えた
    ことを特徴とする安全帯用音声出力装置。
  2. 前記音声出力手段は、安全帯を所定高さ以上の場所で使用するように注意喚起する音声メッセージを出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の安全帯用音声出力装置。
  3. 前記安全帯は先端にそれぞれフックを有する二本のロープを備え、
    前記フック掛止部を各フックがそれぞれ掛けられるように二つ設けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の安全帯用音声出力装置。
  4. 前記音声出力手段は、各フックのうち一方のフックが一方のフック掛止部に掛けられている状態で他方のフックが他方のフック掛止部から外された場合のみ音声メッセージを出力する
    ことを特徴とする請求項3記載の安全帯用音声出力装置。
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