JP2019045838A - 海底ケーブル固定具 - Google Patents

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勝弘 中山
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【課題】海底ケーブルが波によって揺動運動してもその影響を受けず海底の基礎に海底ケーブルを確実に固定するとともに、海底での設置(穿孔)場所の制限を少なくすることができる海底ケーブル固定具を提供する。【解決手段】海底ケーブル固定具10は、略円弧状に形成され、接続部12の先端部にその基端部で接続し、その内周面で光ファイバーケーブル(海底ケーブル)Cを押さえるフック部19と、フック部19の先端に設けられ、打ち杭部11が海底の基礎Gに固定された状態で海底の基礎Gに食い込んで固定されるスパイク部21と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、海底に敷設される海底ケーブルをその岩盤などの基礎に対し固定する海底ケーブル固定具に関する。
ケーブルの一例として、光ファイバーケーブルを挙げることができる。地上設備において光ファイバーケーブルを敷設する際には、その長手方向において所定の間隔でケーブル固定具が取り付けられる。
そのケーブル固定具としては、例えば合成樹脂で成形されており、設置対象部に固定される腕部と、腕部の端部近傍に設けられる支持部材と、支持部材に取り付けられる把持部材と、を備えるものが知られる(例えば、特許文献1参照)
ここで、海底に敷設される光ファイバーケーブルへ防護材を取り付けることで、径が大きくなり波当たりが増加して波浪の影響を受けやすい。また、海底ケーブル固定具は、海水による腐食や海洋生物の付着など影響から耐久性の良い金属製のものが広く用いられる。
例えば、図10及び図11に示すように、従来の海底ケーブル固定具50は、1枚の金属製の平板を曲げ加工して成形されており、ボルトBが通過するキリ穴52が中央部に形成され、光ファイバーケーブルCに対し長手方向に対しその垂直な方向で離間配置される略矩形状の一対の片部51,51と、この一対の片部51,51同士を接続し、光ファイバーケーブルCを上方から押さえる側方視略山形状の押え部53と、を有する。この種の海底ケーブル固定具50は、片部51のキリ穴52にボルトBをそれぞれ通過させて海底の基礎Gに固定されることで海底の基礎Gに取り付けられる。この取付により、海底ケーブル固定具50は、光ファイバーケーブルCを海底で固定する。
特開2013-143835号公報
ところで、海底に敷設される光ファイバーケーブルは周期的な動きをする波の影響を受けて、その長手方向に対しその垂直な方向で日常的に揺動運動する。しかしながら、図10及び図11に示す従来の海底ケーブル固定具では、光ファイバーケーブルとの接触が側方向視で2箇所での点接触である。このため、光ファイバーケーブルの揺動運動に対し十分な固定ができなかった。また、その2箇所の接触点で作用する力が打ち消し合うことなくそのまま上向きの合力となり、固定具本体を基礎から離脱させてしまう可能性があった。さらに、岩盤などの基礎の形状によっては、一対の片部両方を岩盤に適切に設置できない場合があり、固定具本体の設置(穿孔)場所が制限されていた。従来のケーブル固定具は、改善の余地があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、海底ケーブルが波によって揺動運動してもその影響を受けず海底の基礎に海底ケーブルを確実に固定するとともに、海底での設置(穿孔)場所の制限を少なくすることができる海底ケーブル固定具を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)海底に敷設される海底ケーブルを海底に固定する海底ケーブル固定具であって、略棒状に形成され、海底の基礎に固定される略棒状の打ち杭部と、打ち杭部の先端部にその基端部で接続し、打ち杭部の周方向で回転可能に設けられる接続部と、打ち杭部の先端に設けられ、接続部が打ち杭部の先端部から離脱不能に止めるストッパ部と、略円弧状に形成され、接続部の先端部にその基端部で接続し、その内周面で海底ケーブルを押さえるフック部と、フック部の先端に設けられ、打ち杭部が海底の基礎に固定された状態で海底の基礎に食い込んで固定されるスパイク部と、を備えることを特徴とする海底ケーブル固定具。
(2)フック部の内周面は、海底ケーブルの外周面に倣って形成されることを特徴とする上記(1)の海底ケーブル固定具。
(3)打ち杭部の先端部外周面にねじ溝が形成され、ストッパ部は、ねじ溝に螺合するナットであることを特徴とする上記(1)又は上記(2)の海底ケーブル固定具。
本発明の海底ケーブル固定具によれば、略棒状に形成され、海底の基礎に固定される略棒状の打ち杭部と、打ち杭部の先端部にその基端部で接続し、打ち杭部の周方向で回転可能に設けられる接続部と、打ち杭部の先端に設けられ、接続部が打ち杭部の先端部から離脱不能に止めるストッパ部と、略円弧状に形成され、接続部の先端部にその基端部で接続し、その内周面で海底ケーブルを押さえるフック部と、フック部の先端に設けられ、打ち杭部が海底の基礎に固定された状態で海底の基礎に食い込んで固定されるスパイク部と、を備える。このため、海底ケーブルが波によって揺動運動してもその影響を受けず海底の基礎に海底ケーブルを確実に固定するとともに、海底での設置(穿孔)場所の制限を少なくすることができる。
本発明の実施形態に係る海底ケーブル固定具を説明する正面図である。 図1に示すA-A断面図である。 図1に示すB-B断面図である。 図1に示す海底ケーブル固定具を用いた固定方法の第1工程を説明する模式図である。 図1に示す海底ケーブル固定具を用いた固定方法の第2工程を説明する模式図である。 図1に示す海底ケーブル固定具を用いた固定方法の第3工程を説明する模式図である。 図1に示す海底ケーブル固定具を用いた固定方法の第4工程を説明する模式図である。 本発明の実施形態に係る海底ケーブル固定具の第1変形例を説明する正面図である。 図5に示すC-C断面図である。 本発明の実施形態に係る海底ケーブル固定具の第2変形例を説明する正面図である。 図7に示す返し機構を説明する下方図である。 図7に示す返し機構が設置された状態を説明する模式図である。 従来の海底ケーブル固定具を説明する正面図である。 図10に示す海底ケーブル固定具の平面図である。
以下、図面に基づいて、本発明に係る海底ケーブル固定具の実施形態について詳細に説明する。
まず図1〜図3を参照して、本実施形態に係る海底ケーブル固定具10について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る海底ケーブル固定具10を説明する正面図である。図2は、図1に示すA-A断面図である。図3は、図1に示すB-B断面図である。
なお、本実施形態の海底ケーブル固定具10は、海底に敷設される海底ケーブルCを海底の岩盤などの基礎Gに対し固定するものである。また、本実施形態では、海底ケーブルCの一例として光ファイバーケーブルCを挙げるが、これに限定されない。それ以外にも海底に敷設されるケーブルないし設置物全般でその種類は問われない。
図1に示すように、本実施形態の海底ケーブル固定具10は、略丸棒状に形成され、海底の岩盤(基礎)Gに杭打ちされ、海底の基礎Gに固定される打ち杭部11と、この打ち杭部11の先端部にその基端部で接続し、打ち杭部11の周方向で回転可能に設けられる接続部12と、打ち杭部11の先端に設けられ、接続部12が打ち杭部11の先端部から離脱不能に止めるナット(ストッパ部)18と、略円弧状に形成され、接続部12の先端部にその基端部で接続し、その内周面で光ファイバーケーブル(海底ケーブル)Cを押さえるフック部19と、フック部19の先端に設けられ、打ち杭部11が海底の基礎Gに固定された状態でその基礎Gに食い込んで固定されるスパイク部21と、を備える。
図1及び図2に示すように、打ち杭部11は、金属製の丸棒部材であり、その基端部にねじ溝(不図示)が形成される。また、打ち杭部11は、事前に掘削機などで基礎Gに開けられた取付穴Hにその基端部で挿嵌される。そして、取付穴Hと打ち杭部11との隙間空間には、エポキシ樹脂などの水中ボンドが充填される。この挿嵌及び充填により、打ち杭部11は海底の岩盤Gに強固に固定される。また、打ち杭部11の先端部には同様に、ねじ溝(不図示)が形成され、このねじ溝に前述のナット18が取り付けられる。
接続部12は、金属製の1枚の平板部材であり、プレス装置などで曲げ加工されて平面視略U字状に形成される。このため、接続部12は、その基端部に設けられる平面視略C字状の杭係合部13と、その先端部に設けられる平面視略円弧状の一対のフック係合部15,15と、これら杭係合部13と一対のフック係合部15,15とをそれぞれ連結する一対の連結部17,17と、を有する。また、一対の連結部17,17同士の離間距離Dは、打ち杭部11及びフック部19の外径よりも小さく設定される。
図2に示すように、杭係合部13の内側に打ち杭部11が挿入される。杭係合部13の内径は、若干の隙間空間を有するように打ち杭部11の外径よりも大きく設定される。また、杭係合部13の側方には上下一対のねじ穴14,14が形成される。ボルトBがこの上下一対のねじ穴14,14にそれぞれ螺合することで、そのボルトBの先端面が打ち杭部11の外周面を押圧する。その結果、杭係合部13の内周面と打ち杭部11の外周面とが係合して、接続部12が打ち杭部11に強固に固定される。
一対のフック係合部15,15は、その内周面でフック部19の基端部を両側方から挟持する。フック係合部15の内周面は、フック部19の基端部外形に倣ってそれぞれ形成される。また、一対のフック係合部15,15の側方には、上下一対のキリ穴16,16がそれぞれ形成される。この一対のキリ穴16,16に対応して、フック部19の基端部にはねじ穴20,20が形成される。ボルトBが、フック係合部15のキリ穴16をそれぞれ通過してフック部19のねじ穴20に螺合する。これにより、接続部12がフック部19に強固に固定される。
図1に示すように、フック部19は、金属製の丸棒部材を円弧状に曲げ加工されて設けられる。このため、フック部19の断面は丸状に形成される(図3参照)。また、その曲げ角度は、200°程度に設定される。フック部19の内周面は、光ファイバーケーブルCの外周面に倣って形成される。そして、フック部19の先端部は、端面が内側に向くように斜めにカット加工される。このカット加工により、スパイク部21が設けられることになる。そのカット角度は45°程度に設定される。
なお、本実施形態では、カット加工によりスパイク部21を設けるが、これに限定されない。例えば、フック部19先端に打ち杭部11と略平行に延出する突起部をスパイク部21として設けても良い。
光ファイバーケーブルCは、打ち杭部11の海底の岩盤Gに対する杭打ち固定に従って、その上部の外周面でフック部19の内周面と面接触して上方から海底の岩盤Gに向けて押圧される。このとき、スパイク部21は海底の岩盤Gに食い込んでおり、フック部19は安定的に光ファイバーケーブルCを押圧して固定可能である。
次に図4A〜図4Dを参照して、このように構成される海底ケーブル固定部10を用いた海底ケーブルの固定方法について説明する。図4Aは、本実施形態の海底ケーブル固定具10を用いた固定方法の第1工程を説明する模式図である。図4Bは、本実施形態の海底ケーブル固定具10を用いた固定方法の第2工程を説明する模式図である。図4Cは、本実施形態の海底ケーブル固定具10を用いた固定方法の第3工程を説明する模式図である。図4Dは、本実施形態の海底ケーブル固定具10を用いた固定方法の第4工程を説明する模式図である。
図4Aに示すように、水中対応のハンマドリルなどの掘削機を用いて岩盤Gに例えば重力方向に沿って取付穴Hを設ける。次に、図4Bに示すように、この設けた取付穴H内に、打ち杭部11をその長手方向に沿って挿入する。挿入が完了したら、打ち杭部11と取付穴Hとの隙間空間に水中硬化型充填目地材などの水中ボンド(充填材)を充填する。この充填した状態で1日又は2日間放置して水中ボンドを固化させる。この固化により、打ち杭部11は海底の岩盤Gに強固に固定されることになる。
また、事前に接続部12及びフック部19は連結され一体的に組み立てられている。図4Cに示すように、まず岩盤Gに固定された打ち杭部11の一側方に、光ファイバーケーブルCを設置する。この光ファイバーケーブルCが設置された状態で、この接続部12及びフック部19の組立体を、岩盤Gに固定された打ち杭部11の先端部に対しその接続部12の杭係合部13(図2参照)で取り付けてねじ固定する。このとき、スパイク部21は海底の岩盤Gに食い込む。そして、図4Dに示すように、最後に接続部12及びフック部19の組立体が打ち杭部11から抜け出ないように、打ち杭部11の先端部のねじ溝にナット18を取り付ける。このような工程を経て、海底ケーブル固定具10は光ファイバーケーブルCを押圧した状態で岩盤Gに固定される。
以上説明したように本実施形態の海底ケーブル固定具10によれば、略棒状に形成され、海底の基礎Gに固定される略棒状の打ち杭部11と、打ち杭部11の先端部にその基端部で接続し、打ち杭部11の周方向で回転可能に設けられる接続部12と、打ち杭部11の先端に設けられ、接続部12が打ち杭部11の先端部から離脱不能に止めるナット(ストッパ部)18と、略円弧状に形成され、接続部12の先端部にその基端部で接続し、その内周面で光ファイバーケーブル(海底ケーブル)Cを押さえるフック部19と、フック部19の先端に設けられ、打ち杭部11が海底の基礎Gに固定された状態で海底の基礎Gに食い込んで固定されるスパイク部21と、を備える。このため、海底において光ファイバーケーブル(海底ケーブル)Cが波によって揺動運動してもその影響を受けず海底の基礎Gに光ファイバーケーブルCを確実に固定するとともに、海底での設置(穿孔)場所の制限を少なくすることができる。
(第1変形例)
図5及び図6を参照して、上記実施形態の第1変形例について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る海底ケーブル固定具10の第1変形例を説明する正面図である。図6は、図5に示すC-C断面図である。
図5及び図6に示すように、本変形例では、接続部32が金属製の円筒部材であり、接続部32にねじ穴(14)やキリ穴(16)が形成されない。接続部32の内径は、打ち杭部11外径との嵌め合い交差が比較的小さくなるように設定される。また、フック部19との接続は溶接とされる。その他の作用効果については、上記実施形態と同様である。
(第2変形例)
次に図7〜図9を参照して、上記実施形態の第2変形例について説明する。図7は、本発明の実施形態に係る海底ケーブル固定具10の第2変形例を説明する正面図である。図8は、本変形例の返し機構40を説明する下方図である。図9は、本変形例の返し機構40が岩盤に設置された状態を説明する模式図である。
図7及び図8に示すように、本変形例では、打ち杭部11の先端に、返し機構40が設けられる。
すなわち、打ち杭部11の基端部には、軸方向に沿って矩形状の切り欠き41が形成される。また、切り欠き41は打ち杭部11の基端部においてその基端面及び両側方で開放して形成される。
また、切り欠き41の両壁面を連結する回動ピン42及び係止ピン43が設けられる。これら一対のピン42,43は軸方向で離間してそれぞれ配設される。
回動ピン42には、薄板状の第1引っ掛け片44及び第2引っ掛け片45が回動可能に取り付けられる。また、第1及び第2引っ掛け片44,45の先端部は斜めにそれぞれカットされており、このカットされた斜面が径方向内側を向く。
なお、第1及び第2引っ掛け片44,45は、互いにその基端部で重なった状態で回動ピン42に回転可能に支持される。
そして、係止ピン43は、第1及び第2引っ掛け片44,45が反対側までそれぞれ回動しないように、その内側の側面に係合することで第1及び第2引っ掛け片44,45を係止する。また、係止ピン43は、第1及び第2引っ掛け片44,45が閉じられた状態でその先端の一部が、打ち杭部11の表面から露出するように配設される。
このように返し機構40は、切り欠き41と、回動ピン42と、係止ピン43と、第1引っ掛け片44と、第2引っ掛け片45と、を有して構成されることになる。
なお、返し機構40の初期状態は、第1及び第2引っ掛け片44,45が内側に回動され係止ピン43に係止されて閉じられている(図7参照)。
図9に示すように、このように構成された返し機構40を有する打ち杭部11を岩盤Gの取付穴Hに挿入する(図4A、図4B参照)。挿入時には、返し機構40は初期状態である。そして、挿入が完了したら、円筒部材46を打ち杭部11の上方から挿通させて、表面から露出した第1及び第2引っ掛け片44,45の先端を円筒部材46で押圧する。この押圧により、第1及び第2引っ掛け片44,45は、回動ピンを中心として回動し径方向外側に広がる。これにより、第1及び第2引っ掛け片44,45は、取付穴Hの側壁に引っ掛かる。すなわち、返し機構40は、取付穴Hに対して返しとしての機能を有する。
なお、その後は、打ち杭部11と取付穴Hとの隙間空間には、水中ボンドが充填される(図4B参照)。
本変形例によれば、例えば、岩盤Gの取付穴Hの側壁が不連続に凸凹してても、返し機構40の第1及び第2引っ掛け片44,45によって打ち杭部11が取付穴Hの側壁に引っ掛かり機械的に固定されることになる。このため、打ち杭部11が岩盤Gから抜けることなくより強固に固定されることになるので、結果的に海底の基礎Gに光ファイバーケーブルCをより確実に固定することができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、フック部19の断面を丸状としたがこれに限定されない。例えば、楕円形状や矩形状などの多角形状に形成しても良い。
10 海底ケーブル固定具
11 打ち杭部
12 接続部
13 杭係合部
14 ねじ穴
15 フック係合部
16 キリ穴
17 連結部
18 ナット(ストッパ部)
19 フック部
20 ねじ穴
21 スパイク部
32 接続部
40 返し機構
41 切り欠き
42 回動ピン
43 係止ピン
44 第1引っ掛け片
45 第2引っ掛け片
46 円筒部材
50 海底ケーブル固定具
51 片部
52 キリ穴
53 押え部
G 岩盤(基礎)
C 光ファイバーケーブル(海底ケーブル)
H 取付穴
D 離間距離
B ボルト

Claims (3)

  1. 海底に敷設される海底ケーブルを前記海底に固定する海底ケーブル固定具であって、
    略棒状に形成され、前記海底の基礎に固定される略棒状の打ち杭部と、
    前記打ち杭部の先端部にその基端部で接続し、前記打ち杭部の周方向で回転可能に設けられる接続部と、
    前記打ち杭部の先端に設けられ、前記接続部が前記打ち杭部の先端部から離脱不能に止めるストッパ部と、
    略円弧状に形成され、前記接続部の先端部にその基端部で接続し、その内周面で海底ケーブルを押さえるフック部と、
    前記フック部の先端に設けられ、前記打ち杭部が前記海底の基礎に固定された状態で前記海底の基礎に食い込んで固定されるスパイク部と、
    を備える
    ことを特徴とする海底ケーブル固定具。
  2. 前記フック部の内周面は、前記海底ケーブルの外周面に倣って形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の海底ケーブル固定具。
  3. 前記打ち杭部の先端部外周面にねじ溝が形成され、
    前記ストッパ部は、前記ねじ溝に螺合するナットである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の海底ケーブル固定具。
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