JP2019045590A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019045590A JP2019045590A JP2017166325A JP2017166325A JP2019045590A JP 2019045590 A JP2019045590 A JP 2019045590A JP 2017166325 A JP2017166325 A JP 2017166325A JP 2017166325 A JP2017166325 A JP 2017166325A JP 2019045590 A JP2019045590 A JP 2019045590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner container
- unit
- toner
- image forming
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】ユーザーが所望する品質で画像が形成されないことを抑制する。
【解決手段】画像形成装置10は、画像形成部11と、第1装着部42と、第2装着部82と、制御部8とを備える。第1装着部42は、補給トナー容器41が着脱自在である。第2装着部82は、廃トナー容器81が着脱自在である。廃トナー容器81には、廃トナーTDが収納される。廃トナーTDは、トナー像が用紙Pに転写された後の残留トナーを含む。第2装着部82から廃トナー容器81が取り外された場合には、第2装着部81に補給トナー容器41が着脱自在である。第1装着部42から補給トナー容器41が取り外された場合には、第1装着部42に廃トナー容器81が着脱自在である。第1装着部42に廃トナー容器81が装着された場合に、制御部8は、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成装置10は、画像形成部11と、第1装着部42と、第2装着部82と、制御部8とを備える。第1装着部42は、補給トナー容器41が着脱自在である。第2装着部82は、廃トナー容器81が着脱自在である。廃トナー容器81には、廃トナーTDが収納される。廃トナーTDは、トナー像が用紙Pに転写された後の残留トナーを含む。第2装着部82から廃トナー容器81が取り外された場合には、第2装着部81に補給トナー容器41が着脱自在である。第1装着部42から補給トナー容器41が取り外された場合には、第1装着部42に廃トナー容器81が着脱自在である。第1装着部42に廃トナー容器81が装着された場合に、制御部8は、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置は、第1装着部と第2装着部とを備える。第1装着部には、補給トナー容器が着脱自在に装着される。第2装着部には、廃トナー容器が着脱自在に装着される。補給トナー容器と廃トナー容器とが互いに付け換え可能である。具体的には、第1装着部から補給トナー容器を取り外した場合には、第1装着部に廃トナー容器が着脱自在に装着される。また、第2装着部から廃トナー容器を取り外した場合には、第2装着部に補給トナー容器が着脱自在に装着される。そのため、不要になった補給トナー容器を廃トナー容器として利用でき、また、廃トナーが収納された廃トナー容器を補給トナー容器と付け換えることで廃トナーの再利用ができる。
特許文献1に記載の画像形成装置では、廃トナーの再利用をすると画質が低下し、ユーザーが所望する品質の画像を形成できない可能性がある。
例えば、廃トナーは、新トナーと比較して粒径分布が相違する。具体的には、廃トナーの平均粒径は、新トナーの平均粒径よりも大きく、現像部から感光体ドラムに供給され難い。また、廃トナーは、新トナーと比較して粉砕されたトナーを多く含む。したがって、用紙に形成される画像の品質が低下する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーが要求する品質を満たさない画像が形成されることを抑制可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成部と、第1装着部と、第2装着部と、制御部とを備える。前記第1装着部は、補給トナー容器が着脱自在である。前記第2装着部は、廃トナー容器が着脱自在である。前記画像形成部は、像担持体と、現像部と、転写部とを有する。前記像担持体には、静電潜像が形成される。前記現像部は、前記補給トナー容器から供給されるトナーを前記静電潜像に供給してトナー像を形成する。前記転写部は、前記トナー像を記録媒体に転写する。前記廃トナー容器には、廃トナーが収納される。前記廃トナーは、前記トナー像が前記記録媒体に転写された後の残留トナーを含む。前記第1装着部に前記廃トナー容器が装着された場合に、前記制御部は、前記画像形成部の少なくとも1つの機能を制限する。
本発明に係る画像形成装置によれば、ユーザーが要求する品質を満たさない画像が形成されることを抑制できる。
以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図11)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
以下の説明では、鉛直方向を上下方向D1と記載する。上下方向D1に直交する方向を前後方向D2及び左右方向D3と記載する。前後方向D2及び左右方向D3は、水平方向である。また、上下方向D1と前後方向D2と左右方向D3とは互いに直交する。左右方向D3は、図1を参照して説明する方向D19と平行な方向を示す。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。図1は、画像形成装置10の構成を示す図である。画像形成装置10は、カラープリンターである。画像形成装置10は、トナーを用いて用紙Pに画像を形成する。
図1に示すように、画像形成装置10は、画像形成部11と、露光部14と、定着部16と、搬送部Lと、トナー供給部40と、クリーニング部6と、トナー回収部80と、制御部8と、操作パネル9と、給送部17と、排紙トレイ18とを備える。画像形成部11は、画像形成部1、画像形成部2、画像形成部3及び画像形成部4を含む。また、画像形成部11は、転写部5を更に含む。操作パネル9は、ユーザーからの操作を受け付ける。制御部8は、画像形成装置10の動作を制御する。
給送部17は、用紙Pを搬送部Lへ供給する。搬送部Lは、用紙Pを転写部5及び定着部16を経由して排紙トレイ18まで搬送する。用紙Pは、「記録媒体」の一例に相当する。
トナー供給部40は、補給トナー容器41と第1装着部42とを備え、画像形成部11にトナーを供給する。補給トナー容器41は、補給トナー容器411、補給トナー容器412、補給トナー容器413及び補給トナー容器414を含む。
補給トナー容器411には、シアン色のトナーが収納される。補給トナー容器411は、画像形成部1にシアン色のトナーを供給する。補給トナー容器412には、マゼンタ色のトナーが収納される。補給トナー容器412は、画像形成部2にマゼンタ色のトナーを供給する。補給トナー容器413には、イエロー色のトナーが収納される。補給トナー容器413は、画像形成部3にイエロー色のトナーを供給する。補給トナー容器414には、黒色のトナーが収納される。補給トナー容器414は、画像形成部4に黒色のトナーを供給する。
第1装着部42には、補給トナー容器411〜補給トナー容器414が着脱自在である。第1装着部42は、センサーS1、リーダーR1、残量検出器Q1、センサーS2、リーダーR2、残量検出器Q2、センサーS3、リーダーR3、残量検出器Q3、センサーS4、リーダーR4及び残量検出器Q4を備える。
センサーS1は、補給トナー容器411が第1装着部42に装着されているか否かを検出する。リーダーR1は、補給トナー容器411の識別情報を読み取る。残量検出器Q1は、補給トナー容器411に収納されたトナーの残量を検出する。例えば、残量検出器Q1は、補給トナー容器411に収納されたトナーの重量を検出する。センサーS2は、補給トナー容器412が第1装着部42に装着されているか否かを検出する。リーダーR2は、補給トナー容器412の識別情報を読み取る。残量検出器Q2は、補給トナー容器412に収納されたトナーの残量を検出する。例えば、残量検出器Q2は、補給トナー容器412に収納されたトナーの重量を検出する。
センサーS3は、補給トナー容器413が第1装着部42に装着されているか否かを検出する。リーダーR3は、補給トナー容器413の識別情報を読み取る。残量検出器Q3は、補給トナー容器413に収納されたトナーの残量を検出する。例えば、残量検出器Q3は、補給トナー容器413に収納されたトナーの重量を検出する。センサーS4は、補給トナー容器414が第1装着部42に装着されているか否かを検出する。リーダーR4は、補給トナー容器414の識別情報を読み取る。残量検出器Q4は、補給トナー容器414に収納されたトナーの残量を検出する。例えば、残量検出器Q4は、補給トナー容器414に収納されたトナーの重量を検出する。残量検出器Q1〜残量検出器Q4は、「第1検出器」の一例に相当する。
画像形成部11は、用紙Pに画像を形成する。転写部5は、中間転写ベルト5A、駆動ローラー7A、従動ローラー7B及び2次転写部15を備える。中間転写ベルト5Aは、無端ベルトであり、駆動ローラー7A及び従動ローラー7Bに架け渡される。駆動ローラー7Aは、中間転写ベルト5Aを回転駆動する。従動ローラー7Bは、中間転写ベルト5Aに従動して回転駆動される。2次転写部15は、中間転写ベルト5A上に形成された画像を、用紙P上に転写する。
中間転写ベルト5Aの移動する方向D19の上流側から順に、画像形成部1、画像形成部2、画像形成部3及び画像形成部4が配置されている。画像形成部1は、中間転写ベルト5A上にシアン色のトナー像を転写する。画像形成部2は、中間転写ベルト5A上にマゼンタ色のトナー像を転写する。画像形成部3は、中間転写ベルト5A上にイエロー色のトナー像を転写する。画像形成部4は、中間転写ベルト5A上に黒色のトナー像を転写する。複数色のトナー像が中間転写ベルト5A上で重畳され、中間転写ベルト5A上に画像が形成される。転写部5(2次転写部15)は、中間転写ベルト5A上に形成された画像を、用紙P上に転写する。その結果、用紙Pに画像が形成される。2次転写部15は、「転写部」の一例に相当する。
定着部16は、用紙Pを加熱及び加圧し、用紙Pに形成された画像を用紙Pに定着する。搬送部Lは、用紙Pを排紙トレイ18上に排出する。
画像形成部1〜画像形成部4は、略同一の構成を有する。そこで、以下の説明では、画像形成部4について説明し、画像形成部1〜画像形成部3についてはその説明を省略する。
画像形成部4は、感光体ドラム21、帯電部22、現像部23及び一次転写部24を備えている。感光体ドラム21は、「像担持体」の一例に相当する。
帯電部22は、感光体ドラム21の表面を帯電させる。露光部14は、感光体ドラム21の表面に静電潜像を形成する。現像部23は、静電潜像にトナーを供給して現像し、トナー像を形成する。現像部23には、第3所定量QS3のトナーTSが収納される。一次転写部24は、感光体ドラム21上のトナー像を中間転写ベルト5Aに転写する。
クリーニング部6は、中間転写ベルト5Aの表面に残留したトナーを除去し、除去したトナーをトナー回収部80に搬送する。クリーニング部6は、クリーニングローラー25、スクリュー部材26及びトナーボックス27を備える。トナーボックス27は、クリーニングローラー25及びスクリュー部材26を収納する。トナーボックス27は、排出口を備える。
クリーニングローラー25は、中間転写ベルト5Aを挟んで従動ローラー7Bと対向するように配置される。クリーニングローラー25は、中間転写ベルト5Aの表面に残留したトナーを除去する。以下、中間転写ベルト5Aから除去されたトナーを廃トナーTDと記載する場合がある。また、補給トナー容器41に収納されたトナーを新トナーTNと記載する場合がある。
スクリュー部材26は、廃トナーTDを、トナーボックス27の排出口へ向けて搬送する。
トナー回収部80には、トナーボックス27の下方に配置される。トナー回収部80は、廃トナー容器81と第2装着部82とを備える。第2装着部82は、廃トナー容器81が着脱自在である。廃トナー容器81は、廃トナーTDを収納する。
第2装着部82は、センサーS5、リーダーR5及びトナー量検出器Q5を備える。センサーS5は、廃トナー容器81が第2装着部82に装着されているか否かを検出する。リーダーR5は、廃トナー容器81の識別情報を読み取る。トナー量検出器Q5は、廃トナー容器81に収納されたトナー量を検出する。例えば、トナー量検出器Q5は、廃トナー容器81に収納されたトナーの重量を検出する。トナー量検出器Q5は、「第2検出器」の一例に相当する。
また、第2装着部82から廃トナー容器81が取り外された場合には、第2装着部82に補給トナー容器41が着脱自在である。第1装着部42から補給トナー容器411〜補給トナー容器414が取り外された場合には、第1装着部42に廃トナー容器81が着脱自在である。すなわち、補給トナー容器41と廃トナー容器81とが交換可能である。
操作パネル9は、タッチパネル91を備える。タッチパネル91は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)を備え、種々の画像を表示する。また、タッチパネル91は、タッチセンサーを備え、ユーザーからの操作を受け付ける。タッチパネル91は、「ディスプレー」の一例に相当する。
制御部8は、プロセッサー8A及び記憶部8Bを備える。プロセッサー8Aは、例えばCPU(Central Processing Unit)を備える。記憶部8Bは、半導体メモリーのようなメモリーを備え、HDD(Hard Disk Drive)を備えてもよい。記憶部8Bは、制御プログラムを記憶している。
次に、図1〜図3を参照して、本発明の実施形態に係る制御部8の構成について説明する。図2は、制御部8の構成を示す図である。本発明の実施形態では、画像形成部11でカラーの画像は形成せず、モノクロの画像のみを形成する場合について説明する。この場合には、補給トナー容器414から黒色の新トナーTNが画像形成部4に供給されて、消費される。また、廃トナー容器81には、黒色の廃トナーTDが収納される。
図2に示すように、制御部8は、受付部801、決定部802、表示部803、検出部804及び制限部805を備える。具体的には、制御部8のプロセッサー8Aは、制御プログラムを実行することによって、受付部801、決定部802、表示部803、検出部804及び制限部805として機能する。
受付部801は、タッチパネル91を介して、ユーザーが要求する画像の品質を受け付ける。
決定部802は、ユーザーが要求する画像の品質に基づき、第1所定量QN1と第2所定量QD2とを決定する。第1所定量QN1及び第2所定量QD2については、図3を参照して詳細に説明する。
表示部803は、検出部804の検出結果に基づき、タッチパネル91に種々の情報を表示する。
検出部804は、センサーS4、センサーS5、リーダーR4、リーダーR5、残量検出器Q4及びトナー量検出器Q5の検出結果に基づき、画像形成装置10の種々の状態を検出する。
制限部805は、検出部804の検出結果に基づき、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。例えば、制限部805は、プリント機能を制限する。
以下、図3を参照して、制御部8の具体的な処理について説明する。図3は、新トナーTNと廃トナーTDとを混合させる手順を示す図である。図3(a)は、新トナーTNが収納された補給トナー容器414の一例を示す図である。図3(b)は、第1所定量QN1の新トナーTNが収納された補給トナー容器414を示す図である。図3(c)は、第1所定量QN1の新トナーTNと第2所定量QD2の廃トナーTDとが収納された補給トナー容器414を示す図である。
図3(a)に示すように、補給トナー容器414には、最大量QNFの新トナーTNが収納されている。最大量QNFは、補給トナー容器414に初期状態で収納されている新トナーTNの量を示す。
図3(b)に示すように、補給トナー容器414には、第1所定量QN1の新トナーTNが収納されている。第1所定量QN1は、ユーザーが要求する画像の品質に基づいて、決定部802が決定する。「ユーザーが要求する画像の品質」とは、廃トナーTDを収納した補給トナー容器414が第1装着部42に装着された時に、ユーザーが要求する画像の品質を示す。「ユーザーが要求する画像の品質」は、受付部801によって受け付けられる。
検出部804は、残量検出器Q4の検出結果に基づき、補給トナー容器414に収納された新トナーTNの残量が第1所定量QN1になったことを検出する。
補給トナー容器414に収納された新トナーTNが、第1所定量QN1になった時に、補給トナー容器414は、第1装着部42から取り外され、第2装着部82に装着される。次に、第1装着部42には、最大量QNFの新トナーTNが収納されている補給トナー容器414が装着される。そして、画像形成部11が用紙Pに画像を形成することによって、第2装着部82に装着された補給トナー容器414には、廃トナーTDが収納される。
検出部804は、補給トナー容器414が第1装着部42から取り外され、第2装着部82に装着されたことを、センサーS4、センサーS5、リーダーR4及びリーダーR5の検出結果に基づき検出する。具体的には、リーダーR4が、第1装着部42に装着されている補給トナー容器414の識別情報を読み取る。そして、センサーS4によって、第1装着部42から補給トナー容器414が取り外されたことが検出される。更に、センサーS5によって第2装着部82に補給トナー容器414が装着されたことが検出される。また、リーダーR5が第2装着部82に装着された補給トナー容器414の識別情報を読み取る。この識別情報が、リーダーR4が読み取った補給トナー容器414の識別情報と一致する場合に、検出部804は、第1装着部42から取り外された補給トナー容器414が第2装着部82に装着されたことを検出する。
図3(c)に示すように、補給トナー容器414には、第1所定量QN1の新トナーTNと第2所定量QD2の廃トナーTDとが収納されている。以下の説明において、第1所定量QN1の新トナーTNと第2所定量QD2の廃トナーTDとを、便宜上、混合トナーTCと記載する場合がある。第2所定量QD2は、ユーザーが要求する画像の品質に基づいて、決定部802が決定する。補給トナー容器414に収納された廃トナーTDが、第2所定量QD2になった時に、補給トナー容器414は、第2装着部82から取り外され、第1装着部42に装着される。
検出部804は、トナー量検出器Q5の検出結果に基づいて、補給トナー容器414に収納された廃トナーTDが、第2所定量QD2になったことを検出する。具体的には、検出部804は、補給トナー容器414に収納されているトナー量が第1所定量QN1と第2所定量QD2との和になった時に、補給トナー容器414に収納された廃トナーTDが、第2所定量QD2になったことを検出する。第2装着部82に補給トナー容器414が装着された時に、補給トナー容器414には、第1所定量QN1の新トナーTNが収納されているからである。
このようにして、補給トナー容器414には、廃トナーTDが収納される。廃トナーTDの粒径分布は、新トナーTNの粒径分布と相違している。例えば、廃トナーTDの平均粒径は、新トナーTNの平均粒径より大きい。また、廃トナーTDには、新トナーTNと比較して多くの破砕トナーが含まれている。したがって、補給トナー容器414から供給される混合トナーTC(又は、廃トナーTD)によって画像を形成する場合には、補給トナー容器414から新トナーTNを供給して画像を形成する場合と比較して、画像の品質が低下する。また、補給トナー容器414から供給される混合トナーTCに含まれる廃トナーTDの割合が大きい程、画像の品質が著しく低下する。
制限部805は、第1所定量QN1、第2所定量QD2及び第3所定量QS3に基づき、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。画像形成部11の機能には、画像の濃度を調整する機能、画像の明るさを調整する機能、及び2つの画像を縮小して1つの画像にする(いわゆる、2in1)機能を含む。本発明の実施形態では、制限部805は、図4及び図5を参照して説明するように、用紙Pに形成する画像を制限する。具体的には、制限部805は、画像を形成するか否かを決定する。第3所定量QS3は、現像部23に収納されるトナーTSの量を示す。
具体的には、制限部805は、第3所定量QS3に基づき、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限するタイミングを決定する。例えば、画像形成部11が、第3所定量QS3の所定割合(例えば、80%)の混合トナーTCを補給トナー容器414から現像部23に供給した時に、制限部805は、画像形成部11の少なくとも1つの機能の制限を開始する。
以上、図1〜図3を参照して説明したように、補給トナー容器414内の新トナーTNが第1所定量QN1になった時に、補給トナー容器414は第2装着部82に装着されて、補給トナー容器414は廃トナー容器81として使用される。補給トナー容器414に廃トナーTDが第2所定量QD2だけ収納された時に、補給トナー容器414は第1装着部42に装着される。このようにして、新トナーTNが第1所定量QN1だけ収納され、廃トナーTDが第2所定量QD2だけ収納された補給トナー容器414が第1装着部42に装着される。したがって、新トナーTNと廃トナーTDとが混合されて画像形成部11(現像部23)に供給されるため、廃トナーTDだけを画像形成部11(現像部23)に供給する場合と比較して、形成される画像の品質の低下を抑制できる。
また、ユーザーが要求する画像の品質に基づき、第1所定量QN1と第2所定量QD2とを決定する。したがって、第1所定量QN1と第2所定量QD2とを適正な量に決定できる。例えば、ユーザーが要求する画像の品質が低い程、第1所定量QN1に対する第2所定量QD2の割合を大きくすることができる。第1所定量QN1に対する第2所定量QD2の割合が大きい程、新トナーTNが消費される量を低減できる。
更に、第1所定量QN1の新トナーTNと第2所定量QD2の廃トナーTDが混合されて現像部23に供給される。また、現像部23には、第3所定量QS3のトナーTSが収納される。第3所定量QS3に基づき、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限するため、機能の制限を適正に開始できる。例えば、制限部805は、第3所定量QS3に基づき、画像形成部11の少なくとも1つの機能の制限を開始するタイミングを決定できる。
なお、本発明の実施形態では、第3所定量QS3に基づき、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限するが、本発明は、これに限定されない。例えば、第2所定量QD2が、第4所定量QD4以上である場合に、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限してもよい。第2所定量QD2は、補給トナー容器414に収納された廃トナーTDの量を示す。
すなわち、補給トナー容器414に収納された廃トナーTDの量が第4所定量QD4以上である場合には、画像形成部11によって形成される画像の品質が低下する可能性が高い。したがって、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限してもよい。
なお、本発明の実施形態では、画像形成部11がモノクロの画像のみを形成するが、本発明はこれに限定されない。画像形成部11が補給トナー容器411〜補給トナー容器414のうち、いずれか1つの補給トナー容器からトナーを供給すればよい。例えば、補給トナー容器411からシアン色のトナーを供給してもよい。具体的には、補給トナー容器411からシアン色の混合トナーTCを供給してもよい。
また、本発明の実施形態では、混合トナーTCが収納された補給トナー容器414を、第1装着部42に装着する場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。廃トナーTDが収納された容器(補給トナー容器414又は廃トナー容器81)を第1装着部42に装着すればよい。例えば、廃トナーTDだけが収納された廃トナー容器81を第1装着部42に装着してもよい。
廃トナーTDだけが収納された廃トナー容器81が第1装着部42に装着された場合に、制限部805は、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。例えば、写真を示す画像の形成を禁止する。したがって、ユーザーが要求する品質を満たさない画像が形成されることを抑制できる。
なお、本発明の実施形態では、廃トナーTDだけが収納された廃トナー容器81が第1装着部42に装着された場合に、制限部805は、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限するが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1装着部42に装着された第1トナー容器C1に収納されたトナー量T1が、第2装着部82から取り外された第2トナー容器C2に収納された廃トナーTDのトナー量T2と一致する場合に、制限部805が、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限してもよい。以下の説明において、廃トナーTDのトナー量T2を、廃トナー量T2と記載する場合がある。
なお、第1トナー容器C1は、補給トナー容器41と廃トナー容器81とを含み、第2トナー容器C2は、補給トナー容器41と廃トナー容器81とを含む。また、トナー量T1は、残量検出器Q4によって検出され、廃トナー量T2は、トナー量検出器Q5によって検出される。
第1装着部42に装着された第1トナー容器C1に収納されたトナー量T1が、第2装着部82から取り外された第2トナー容器C2に収納された廃トナー量T2と一致する場合に、第1トナー容器C1に廃トナーTDが収容されている可能性がある。したがって、廃トナーTDが供給される可能性がある場合に、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限できる。
具体的には、第1装着部42に装着された第1トナー容器C1に収納されたトナー量T1が、複数の第2トナー容器C2の各々に収納された廃トナー量T2のいずれかと一致する場合に、制限部805が、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限してもよい。なお、複数の第2トナー容器C2の各々に収納された廃トナー量T2は、記憶部8Bに記憶される。
第1装着部42に装着された第1トナー容器C1に収納されたトナー量T1が、複数の第2トナー容器C2の各々に収納された廃トナー量T2のいずれかと一致する場合には、第1トナー容器C1に廃トナーTDが収容されている可能性がある。したがって、廃トナーTDが供給される可能性がある場合に、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限できる。
また、例えば、第1装着部42が所定の動作を行う場合に、制限部805が、画像形成部11の機能の制限を解除してもよい。所定の動作は、第1装着部42に装着された廃トナー容器81から現像部23に供給されるトナーを規制する動作を示す。具体的には、所定の動作は、第1装着部42に装着された廃トナー容器81から現像部23に供給されるトナーの粒径を所定の範囲に規制する動作を示す。
更に、例えば、補給トナー容器41には、第1識別情報JD1が付与され、廃トナー容器81には、第2識別情報JD2が付与されており、第1装着部42に装着されたトナー容器C1の識別情報JC1が第1識別情報JD1である場合に、制限部805が、少なくとも1つの機能の制限を解除してもよい。
すなわち、第1装着部42に装着されたトナー容器C1の識別情報JC1が第1識別情報JD1である場合には、第1装着部42に装着されたトナー容器C1が補給トナー容器41である可能性が高い。補給トナー容器41には新トナーTNが収納されている可能性が高い。したがって、第1装着部42に装着されたトナー容器C1の識別情報JC1が第1識別情報JD1である場合に、制限部805が、少なくとも1つの機能の制限を解除してもよい。
具体的には、第1装着部42は、識別情報取得部421を更に備える。識別情報取得部421は、第1装着部42に装着されたトナー容器C1の識別情報JC1を取得する。トナー容器C1は、補給トナー容器41と廃トナー容器81とを含む。第1識別情報JD1は、トナー容器C1が補給トナー容器41であることを示し、第2識別情報JD2は、トナー容器C1が廃トナー容器81であることを示す。
更に具体的には、第1識別情報JD1は、補給トナー容器41に付されたID情報を示し、第2識別情報JD2は、廃トナー容器81に付されたID情報を示す。ID情報は、IC(Integrated Circuit)チップに記憶され、リーダーR4及びリーダーR5によって取得される。すなわち、識別情報取得部421は、リーダーR4に相当する。この場合には、廃トナー容器81に付された第2識別情報JD2を、第1識別情報JD1に書き換えることによって、補給トナー容器41として使用することができる。
また、例えば、第1識別情報JD1は、補給トナー容器41に形成された第1特定形状のリブを示し、第2識別情報JD2は、補給トナー容器41に形成された第2特定形状のリブを示す。この場合には、廃トナー容器81に形成された第2特定形状のリブを第1特定形状のリブに変形することによって、補給トナー容器41として使用することができる。
次に、図2〜図5を参照して、制御部8の具体的な機能について更に説明する。図4は、用紙Pに形成する画像を示す図である。図4(a)は、所定サイズ以上の文字TXだけを含む画像の一例を示す図である。図4(b)は、所定サイズ以上の文字TXと写真PCとを含む画像の一例を示す図である。
図4(a)に示すように、用紙Pには、所定サイズSZ以上の文字TXだけを含む画像M1が形成される。制限部805は、第1所定量QN1及び第2所定量QD2に基づき、用紙Pに画像M1を形成するか否かを判定する。例えば、次の式(1)に基づいて、制限部805は、用紙Pに画像M1を形成するか否かを判定する。
SZ≧K1×(QD2)/(QN1+QD2) (1)
ここで、定数K1は、例えば、48(ポイント)である。
例えば、第1所定量QN1が第2所定量QD2と同一値である場合には、式(1)の右辺の値は、24(=48×0.5)になる。したがって、制限部805は、所定サイズSZが、24(ポイント)以上である場合には、用紙Pに画像M1を形成すると判定する。また、制限部805は、所定サイズSZが、24(ポイント)未満である場合には、用紙Pに画像M1を形成しないと判定する。
SZ≧K1×(QD2)/(QN1+QD2) (1)
ここで、定数K1は、例えば、48(ポイント)である。
例えば、第1所定量QN1が第2所定量QD2と同一値である場合には、式(1)の右辺の値は、24(=48×0.5)になる。したがって、制限部805は、所定サイズSZが、24(ポイント)以上である場合には、用紙Pに画像M1を形成すると判定する。また、制限部805は、所定サイズSZが、24(ポイント)未満である場合には、用紙Pに画像M1を形成しないと判定する。
また、例えば、第1所定量QN1が零である場合(=廃トナーTDを供給する場合)には、式(1)の右辺の値は、48(=48×1)になる。したがって、制限部805は、所定サイズSZが、48(ポイント)以上である場合には、用紙Pに画像M1を形成すると判定する。また、制限部805は、所定サイズSZが、48(ポイント)未満である場合には、用紙Pに画像M1を形成しないと判定する。
図4(b)に示すように、用紙Pには、所定サイズSZ以上の文字TXだけを含む画像M1と、写真PCを示す画像M2と、フレームFLを示す画像M3とが形成される。写真PCを示す画像M2は、グラデーションを含む。画像M1については、図4(a)を参照して説明したように式(1)を用いて画像M1を用紙Pに形成するか否かが判定される。写真PCを示す画像M2は、グラデーションを含むため、補給トナー容器414に廃トナーTDが収納されている場合(例えば、混合トナーTCを供給する場合)には、画像の品質が著しく低下する。したがって、制限部805は、写真PCを示す画像M2を用紙Pに形成しないと判定する。
フレームFLを示す画像M3は、単に写真PCが形成される位置を示す枠であり、写真PCの内容を示す画像ではないため、画像M3の品質が著しく低下しても問題ない。したがって、制限部805は、フレームFLを示す画像M3を形成すると判定する。
図5は、機密文書の画像の一例を示す図である。本発明の実施形態では、「機密文書」とは、秘密保持が必要な文書、又は重要な内容が記載された文書を示す。図5に示すように、用紙Pには、機密文書であることを示す文字TXの画像M4と、所定サイズSZ以上の文字TXだけを含む画像M1が形成される。画像M1及び画像M4については、図4(a)を参照して説明したように式(1)を用いて画像M1及び画像M4を用紙Pに形成するか否かが判定される。そして、画像を形成すると制限部805が判定した場合には、制限部805は、用紙Pのフッター領域にメッセージMSGを示す画像M5を形成する。例えば、メッセージMSGは、「※廃トナーモードによって印刷されました。」との文字が含まれる。すなわち、機密文書は、重要な文書であるため、廃トナーTDを用いて画像を形成することは好ましくない。メッセージMSGは、ユーザーに対して、廃トナーTDを用いて機密文書の画像が形成されたことを示す。
以上、図2〜図5を参照して説明したように、第1所定量QN1の新トナーTNと第2所定量QD2の廃トナーTDとが混合されて供給される。したがって、新トナーTNの消費量を低減できる。また、第1所定量QN1、及び第2所定量QD2に基づき、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限するため、適正に機能を制限できる。
また、制限部805は、画像を用紙Pに形成するか否かを判定する。例えば、制限部805は、所定サイズSZ以上の文字TXだけを含む画像M1を用紙Pに形成するか否かを、式(1)を用いて適正に判定できる。
なお、本発明の実施形態では、定数K1は、48(ポイント)であるが、本発明はこれに限定されない。定数K1は、ユーザーが要求する品質に応じて決定すればよい。例えば、ユーザーが要求する品質が高い場合には、定数K1の値を大きくし、ユーザーが要求する品質が低い場合には、定数K1の値を小さくすればよい。
また、本発明の実施形態では、制限部805が、機密文書の画像M1及び画像M4についても、式(1)を用いて画像を形成するか否かを判定し、画像を形成する場合には、メッセージMSGを示す画像M5を形成したが、本発明はこれに限定されない。廃トナーTDのみが供給される場合、及び混合トナーTCが供給される場合には、制限部805が、機密文書の画像M1及び画像M4の形成を制限すればよい。例えば、廃トナーTDのみが供給される場合、及び混合トナーTCが供給される場合には、制限部805が、機密文書の画像M1及び画像M4を形成しないと判定してもよい。
次に、図2〜図7を参照して、制御部8の処理について説明する。図6及び図7は、制御部8の処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、ステップS101において、補給トナー容器414が第1装着部42に装着され、制御部8が、補給トナー容器414から新トナーTNを画像形成部4の現像部23に供給する。
次に、ステップS103において、残量検出器Q4が新トナーTNの残量QRを検出するように検出部804が残量検出器Q4を制御する。
次に、ステップS105において、制御部8が、残量QRが第1所定量QN1以下であるか否かを判定する。
残量QRが第1所定量QN1以下ではないと制御部8が判定した場合(ステップS105でNO)には、処理がステップS101に戻る。残量QRが第1所定量QN1以下であると制御部8が判定した場合(ステップS105でYES)には、処理がステップS107に進む。
そして、ステップS107において、表示部803が、補給トナー容器414を第1装着部42から取り外して、補給トナー容器414を第2装着部82に装着する旨のガイダンスをタッチパネル91に表示する。
図6に示すように、まず、ステップS101において、補給トナー容器414が第1装着部42に装着され、制御部8が、補給トナー容器414から新トナーTNを画像形成部4の現像部23に供給する。
次に、ステップS103において、残量検出器Q4が新トナーTNの残量QRを検出するように検出部804が残量検出器Q4を制御する。
次に、ステップS105において、制御部8が、残量QRが第1所定量QN1以下であるか否かを判定する。
残量QRが第1所定量QN1以下ではないと制御部8が判定した場合(ステップS105でNO)には、処理がステップS101に戻る。残量QRが第1所定量QN1以下であると制御部8が判定した場合(ステップS105でYES)には、処理がステップS107に進む。
そして、ステップS107において、表示部803が、補給トナー容器414を第1装着部42から取り外して、補給トナー容器414を第2装着部82に装着する旨のガイダンスをタッチパネル91に表示する。
次に、ステップS109において、検出部804が、補給トナー容器414が第2装着部82に装着されたか否かを検出する。
補給トナー容器414が第2装着部82に装着されていないと検出部804が検出した場合(ステップS109でNO)には、処理がステップS107に戻る。補給トナー容器414が第2装着部82に装着されたと検出部804が検出した場合(ステップS109でYES)には、処理がステップS111に進む。
そして、ステップS111において、トナー量検出器Q5が廃トナーTDの収納量QSを検出するように検出部804がトナー量検出器Q5を制御する。廃トナーTDの収納量QSは、トナー量検出器Q5が検出したトナーの量(=補給トナー容器414に収納されたトナーの量)から第1所定量QN1を減じた値を示す。
また、補給トナー容器414が第2装着部82に装着された場合には、新トナーTNのみが収納された別の補給トナー容器414が第1装着部42に装着され、新トナーTNが画像形成部4の現像部23に供給される。
次に、ステップS113において、制御部8が廃トナーTDの収納量QSが第2所定量QD2以上であるか否かを判定する。
収納量QSが第2所定量QD2以上ではないと制御部8が判定した場合(ステップS113でNO)には、処理がステップS111に戻る。収納量QSが第2所定量QD2以上であると制御部8が判定した場合(ステップS113でYES)には、処理が図7のステップS115に進む。
補給トナー容器414が第2装着部82に装着されていないと検出部804が検出した場合(ステップS109でNO)には、処理がステップS107に戻る。補給トナー容器414が第2装着部82に装着されたと検出部804が検出した場合(ステップS109でYES)には、処理がステップS111に進む。
そして、ステップS111において、トナー量検出器Q5が廃トナーTDの収納量QSを検出するように検出部804がトナー量検出器Q5を制御する。廃トナーTDの収納量QSは、トナー量検出器Q5が検出したトナーの量(=補給トナー容器414に収納されたトナーの量)から第1所定量QN1を減じた値を示す。
また、補給トナー容器414が第2装着部82に装着された場合には、新トナーTNのみが収納された別の補給トナー容器414が第1装着部42に装着され、新トナーTNが画像形成部4の現像部23に供給される。
次に、ステップS113において、制御部8が廃トナーTDの収納量QSが第2所定量QD2以上であるか否かを判定する。
収納量QSが第2所定量QD2以上ではないと制御部8が判定した場合(ステップS113でNO)には、処理がステップS111に戻る。収納量QSが第2所定量QD2以上であると制御部8が判定した場合(ステップS113でYES)には、処理が図7のステップS115に進む。
そして、図7のステップS115に示すように、表示部803が、補給トナー容器414を第2装着部82から取り外して、補給トナー容器414を第1装着部42に装着する旨のガイダンスをタッチパネル91に表示する。
次に、ステップS117において、検出部804が、補給トナー容器414が第1装着部42に装着されたか否かを検出する。
なお、補給トナー容器414が第1装着部42に装着される場合には、例えば、空の廃トナー容器81が第2装着部82に装着される。
補給トナー容器414が第1装着部42に装着されていないと検出した場合(ステップS117でNO)には、処理がステップS115に戻る。補給トナー容器414が第1装着部42に装着されたと検出した場合(ステップS117でYES)には、処理がステップS119に進む。
そして、ステップS119において、制御部8が補給トナー容器414から混合トナーTC(新トナーTNと廃トナーTDと)を画像形成部4の現像部23に供給する。
次に、ステップS121において、検出部804が、混合トナーTCの残量QRを検出する。
次に、ステップS117において、検出部804が、補給トナー容器414が第1装着部42に装着されたか否かを検出する。
なお、補給トナー容器414が第1装着部42に装着される場合には、例えば、空の廃トナー容器81が第2装着部82に装着される。
補給トナー容器414が第1装着部42に装着されていないと検出した場合(ステップS117でNO)には、処理がステップS115に戻る。補給トナー容器414が第1装着部42に装着されたと検出した場合(ステップS117でYES)には、処理がステップS119に進む。
そして、ステップS119において、制御部8が補給トナー容器414から混合トナーTC(新トナーTNと廃トナーTDと)を画像形成部4の現像部23に供給する。
次に、ステップS121において、検出部804が、混合トナーTCの残量QRを検出する。
次に、ステップS123において、制御部8が、混合トナーTCの供給量QTを算出する。供給量QTは、残量QRの変化量を示す。初期状態では、補給トナー容器414には、第1所定量QN1の新トナーTNと第2所定量QD2の廃トナーTDとが収納されている。よって、制御部8は、次の式(2)を用いて供給量QTを算出する。
QT=(QN1+QD2)−QR (2)
次に、ステップS125において、制御部8が、供給量QTが所定量QA以上であるか否かを判定する。所定量QAは、現像部23に収納されるトナーTSの量(第3所定量QS3)に基づいて決定される。
供給量QTが所定量QA以上ではないと制御部8が判定した場合(ステップS125でNO)には、処理がステップS119に戻る。供給量QTが所定量QA以上であると制御部8が判定した場合(ステップS125でYES)には、処理がステップS127に進む。
そして、ステップS127において、制限部805が、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。具体的には、制限部805は、画像形成部11のプリント機能の第1制限を行う。第1制限は、最も緩い制限を示す。
次に、ステップS129において制御部8が、「交換処理」を実行し、処理が終了する。「交換処理」は、第1装着部42に装着された補給トナー容器414と第2装着部82に装着された廃トナー容器81とを交換する処理を示す。
QT=(QN1+QD2)−QR (2)
次に、ステップS125において、制御部8が、供給量QTが所定量QA以上であるか否かを判定する。所定量QAは、現像部23に収納されるトナーTSの量(第3所定量QS3)に基づいて決定される。
供給量QTが所定量QA以上ではないと制御部8が判定した場合(ステップS125でNO)には、処理がステップS119に戻る。供給量QTが所定量QA以上であると制御部8が判定した場合(ステップS125でYES)には、処理がステップS127に進む。
そして、ステップS127において、制限部805が、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。具体的には、制限部805は、画像形成部11のプリント機能の第1制限を行う。第1制限は、最も緩い制限を示す。
次に、ステップS129において制御部8が、「交換処理」を実行し、処理が終了する。「交換処理」は、第1装着部42に装着された補給トナー容器414と第2装着部82に装着された廃トナー容器81とを交換する処理を示す。
以上、図2〜図7を参照して説明したように、本発明の実施形態では、補給トナー容器41内の新トナーTNが第1所定量QN1になった時に、タッチパネル91に、補給トナー容器41を第2装着部82に装着する旨のガイダンスを表示する。そして、補給トナー容器41に廃トナーTDが第2所定量QD2だけ収納された時に、タッチパネル91に、補給トナー容器41を第1装着部42に装着する旨のガイダンスを表示する。したがって、ユーザーは、補給トナー容器41を第2装着部82に装着するタイミングと、補給トナー容器41を第1装着部42に装着するタイミングを確認できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
また、混合トナーTCを収納した補給トナー容器414が第1装着部42に装着された時点では、現像部23に収納されるトナーTSがトナー像の形成に用いられるため、形成される画像の品質は低下しない。また、補給トナー容器414が第1装着部42に装着された時点から所定量QAの混合トナーTCを供給した時に、画像形成部11の機能を制限する。したがって、所定量QAを適正に決定することによって、画像形成部11の機能を適切なタイミングで制限できる。
更に、現像部23に収納されるトナーTSが補給トナー容器414から供給された混合トナーTCになった場合には、形成される画像の品質が低下する。したがって、現像部23に収納されるトナーTSの量(第3所定量QS3)に基づいて所定量QAが決定されるため、画像形成部11の機能を適切なタイミングで制限できる。
次に、図2〜図9を参照して、制御部8の「交換処理」について説明する。図8及び図9は、制御部8の「交換処理」の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS201において、制御部8が、補給トナー容器414から混合トナーTC(新トナーTNと廃トナーTDと)を画像形成部4の現像部23に供給する。
次に、ステップS203において、残量検出器Q4が混合トナーTCの残量QRを検出するように検出部804が残量検出器Q4を制御する。
次に、ステップS205において、制御部8が、残量QRが略零(ゼロ)であるか否かを判定する。
残量QRが略零ではないと制御部8が判定した場合(ステップS205でNO)には、処理がステップS201に戻る。残量QRが略零であると制御部8が判定した場合(ステップS205でYES)には、処理がステップS207に進む。
そして、ステップS207において、表示部803が、補給トナー容器41と廃トナー容器81とを交換する旨のガイダンスをタッチパネル91に表示する。ユーザーは、タッチパネル91に表示されたガイダンスに従って、補給トナー容器414と廃トナー容器81とを交換する。具体的には、補給トナー容器414を第1装着部42から取り外して、補給トナー容器414を第2装着部82に装着する。また、廃トナー容器81を第2装着部82から取り外して、廃トナー容器81を第1装着部42に装着する。
まず、ステップS201において、制御部8が、補給トナー容器414から混合トナーTC(新トナーTNと廃トナーTDと)を画像形成部4の現像部23に供給する。
次に、ステップS203において、残量検出器Q4が混合トナーTCの残量QRを検出するように検出部804が残量検出器Q4を制御する。
次に、ステップS205において、制御部8が、残量QRが略零(ゼロ)であるか否かを判定する。
残量QRが略零ではないと制御部8が判定した場合(ステップS205でNO)には、処理がステップS201に戻る。残量QRが略零であると制御部8が判定した場合(ステップS205でYES)には、処理がステップS207に進む。
そして、ステップS207において、表示部803が、補給トナー容器41と廃トナー容器81とを交換する旨のガイダンスをタッチパネル91に表示する。ユーザーは、タッチパネル91に表示されたガイダンスに従って、補給トナー容器414と廃トナー容器81とを交換する。具体的には、補給トナー容器414を第1装着部42から取り外して、補給トナー容器414を第2装着部82に装着する。また、廃トナー容器81を第2装着部82から取り外して、廃トナー容器81を第1装着部42に装着する。
次に、ステップS209において、制御部8が、交換回数Nに「1」を入力する。交換回数Nは、補給トナー容器414と廃トナー容器81とが交換された回数を示す。
次に、ステップS211において、制限部805が、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。具体的には、制限部805は、画像形成部11のプリント機能の第(N+1)制限を行う。第(N+1)制限は、(N+1)番目に緩い制限を示す。交換回数Nが「1」の場合には、第(N+1)制限は、第2制限を示す。そして、第2制限は、2番目に緩い制限を示す。
次に、ステップS213において、制御部8が、廃トナー容器81から廃トナーTDを画像形成部4の現像部23に供給する。
次に、ステップS215において、残量検出器Q4が廃トナーTDの残量QRを検出するように検出部804が残量検出器Q4を制御する。
次に、ステップS217において、制御部8が、残量QRが略零であるか否かを判定する。
残量QRが略零ではないと制御部8が判定した場合(ステップS217でNO)には、処理がステップS213に戻る。残量QRが略零であると制御部8が判定した場合(ステップS217でYES)には、処理が図9のステップS219に進む。
次に、ステップS211において、制限部805が、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。具体的には、制限部805は、画像形成部11のプリント機能の第(N+1)制限を行う。第(N+1)制限は、(N+1)番目に緩い制限を示す。交換回数Nが「1」の場合には、第(N+1)制限は、第2制限を示す。そして、第2制限は、2番目に緩い制限を示す。
次に、ステップS213において、制御部8が、廃トナー容器81から廃トナーTDを画像形成部4の現像部23に供給する。
次に、ステップS215において、残量検出器Q4が廃トナーTDの残量QRを検出するように検出部804が残量検出器Q4を制御する。
次に、ステップS217において、制御部8が、残量QRが略零であるか否かを判定する。
残量QRが略零ではないと制御部8が判定した場合(ステップS217でNO)には、処理がステップS213に戻る。残量QRが略零であると制御部8が判定した場合(ステップS217でYES)には、処理が図9のステップS219に進む。
そして、図9に示すように、ステップS219において、表示部803が、廃トナー容器81と補給トナー容器414とを交換する旨のガイダンスをタッチパネル91に表示する。ユーザーは、タッチパネル91に表示されたガイダンスに従って、廃トナー容器81と補給トナー容器414とを交換する。具体的には、廃トナー容器81を第1装着部42から取り外して、廃トナー容器81を第2装着部82に装着する。また、補給トナー容器414を第2装着部82から取り外して、補給トナー容器414を第1装着部42に装着する。
次に、ステップS221において、制御部8が、交換回数Nを「1」だけインクリメントする。
次に、ステップS223において、制御部8が、交換回数Nが所定回数NA以上であるか否かを判定する。所定回数NAは、例えば4回を示す。
交換回数Nが所定回数NA以上であると制御部8が判定した場合(ステップS223でYES)には、処理がステップS239に進む。交換回数Nが所定回数NA以上ではないと制御部8が判定した場合(ステップS223でNO)には、処理がステップS225に進む。
次に、ステップS225において、制限部805が、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。具体的には、制限部805は、画像形成部11のプリント機能の第(N+1)制限を行う。第(N+1)制限は、(N+1)番目に緩い制限を示す。
次に、ステップS221において、制御部8が、交換回数Nを「1」だけインクリメントする。
次に、ステップS223において、制御部8が、交換回数Nが所定回数NA以上であるか否かを判定する。所定回数NAは、例えば4回を示す。
交換回数Nが所定回数NA以上であると制御部8が判定した場合(ステップS223でYES)には、処理がステップS239に進む。交換回数Nが所定回数NA以上ではないと制御部8が判定した場合(ステップS223でNO)には、処理がステップS225に進む。
次に、ステップS225において、制限部805が、画像形成部11の少なくとも1つの機能を制限する。具体的には、制限部805は、画像形成部11のプリント機能の第(N+1)制限を行う。第(N+1)制限は、(N+1)番目に緩い制限を示す。
次に、ステップS227において、制御部8は補給トナー容器414から廃トナーTDを画像形成部4の現像部23に供給する。
次に、ステップS229において、残量検出器Q4が廃トナーTDの残量QRを検出するように検出部804が残量検出器Q4を制御する。
次に、ステップS231において、制御部8が、残量QRが略零であるか否かを判定する。
残量QRが略零ではないと制御部8が判定した場合(ステップS231でNO)には、処理がステップS227に戻る。残量QRが略零であると制御部8が判定した場合(ステップS231でYES)には、処理がステップS233に進む。
次に、ステップS229において、残量検出器Q4が廃トナーTDの残量QRを検出するように検出部804が残量検出器Q4を制御する。
次に、ステップS231において、制御部8が、残量QRが略零であるか否かを判定する。
残量QRが略零ではないと制御部8が判定した場合(ステップS231でNO)には、処理がステップS227に戻る。残量QRが略零であると制御部8が判定した場合(ステップS231でYES)には、処理がステップS233に進む。
そして、ステップS233において、表示部803が、補給トナー容器414と廃トナー容器81とを交換する旨のガイダンスをタッチパネル91に表示する。ユーザーは、タッチパネル91に表示されたガイダンスに従って、補給トナー容器414と廃トナー容器81とを交換する。
次に、ステップS235において、制御部8が、交換回数Nを「1」だけインクリメントする。
次に、ステップS237において、制御部8が、交換回数Nが所定回数NA以上であるか否かを判定する。
交換回数Nが所定回数NA以上ではないと制御部8が判定した場合(ステップS237でNO)には、処理が図8のステップS211に戻る。交換回数Nが所定回数NA以上であると制御部8が判定した場合(ステップS237でYES)には、処理がステップS239に進む。
そして、ステップS239において、制限部805が、画像形成部11に対して画像の形成を禁止して、処理が終了する。
次に、ステップS235において、制御部8が、交換回数Nを「1」だけインクリメントする。
次に、ステップS237において、制御部8が、交換回数Nが所定回数NA以上であるか否かを判定する。
交換回数Nが所定回数NA以上ではないと制御部8が判定した場合(ステップS237でNO)には、処理が図8のステップS211に戻る。交換回数Nが所定回数NA以上であると制御部8が判定した場合(ステップS237でYES)には、処理がステップS239に進む。
そして、ステップS239において、制限部805が、画像形成部11に対して画像の形成を禁止して、処理が終了する。
以上、図2〜図9を参照して説明したように、本発明の実施形態では、制限部805は、交換回数Nに応じて画像形成部11の機能を制限する。更に、交換回数Nに応じて、形成される画像の品質が低下する。したがって、制限部805は、画像形成部11の機能を適正に制限できる。
また、交換回数Nが所定回数NA以上である場合に、制限部805は、画像形成部11に対して画像の形成を禁止するため、ユーザーが要求する品質を満たさない画像が形成されることを抑制できる。
なお、本発明の実施形態では、補給トナー容器414から混合トナーTCを供給する時に、第2装着部82には、空の廃トナー容器81を装着するが、本発明はこれに限定されない。第2装着部82には、廃トナーTDを収納可能な廃トナー容器81又は補給トナー容器414を装着すればよい。例えば、第2装着部82に、所定量の新トナーTNが収納された補給トナー容器414を装着してもよい。この場合には、形成される画像の品質の低下を抑制できる。また、例えば、第2装着部82に、混合トナーTCが収納された補給トナー容器414を装着してもよい。この場合には、廃トナーTDを更に有効に使用できる。
また、本発明の実施形態では、補給トナー容器414に収納された混合トナーTCが全て消費された場合には、補給トナー容器414と廃トナー容器81とを交換するが、本発明はこれに限定されない。補給トナー容器414に収納された混合トナーTCが全て消費された場合には、混合トナーTCが収納された別の補給トナー容器414を第1装着部42に装着してもよい。この場合には、廃トナーTDを更に有効に使用できる。
次に、図1及び図10を参照して、トナー供給部40の構成について説明する。図10は、画像形成装置10が備えるトナー供給部40の一例を示す斜視図である。
図10に示すように、トナー供給部40は、第1装着部42を備える。第1装着部42は、4つの収容部44を有する。各収容部44には、予め定められた補給トナー容器41が収容される。例えば、最も右端の収容部44Aには、補給トナー容器414が収容される。図10では、補給トナー容器414の後方側の一部が収容部44に挿入された状態が示されている。補給トナー容器414は、方向D21に沿って収容部44に挿入することによって、第1装着部42(収容部44A)に装着される。また、補給トナー容器414は、方向D22に沿って収容部44から引き出すことによって、第1装着部42(収容部44A)から取り外される。
次に、図1、図10及び図11を参照して、トナー回収部80の構成について説明する。図11は、トナー回収部80の一例を示す斜視図である。図11に示すように、トナー回収部80は、廃トナー容器81及び第2装着部82を備える。
廃トナー容器81は、補給トナー容器41と同じ形状である。廃トナー容器81は、第1装着部42に装着されて少なくとも一部の新トナーTNが使用された後の補給トナー容器41でもよい。
第2装着部82は、廃トナー容器81を着脱可能である。第2装着部82に廃トナー容器81が装着された状態で、第2装着部82は、クリーニング部6から排出された廃トナーTDをトナー排出口74から廃トナー容器81の内部に案内する。
第2装着部82は、収容部84を有する。収容部84には、第1装着部42の収容部44に装着されていた補給トナー容器41が廃トナー容器81として収容される。
以上、図1、図10及び図11を参照して説明したように、本発明の実施形態では、第1装着部42を、補給トナー容器41及び廃トナー容器81が着脱自在に構成でき、第2装着部82を、補給トナー容器41及び廃トナー容器81が着脱自在に構成できる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(3))。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1を参照して説明したように、本発明の実施形態では、画像形成装置10がカラープリンターであるが、本発明はこれに限定されない。画像形成装置10が記録媒体に画像を形成すればよい。例えば、画像形成装置10がモノクロプリンターでもよい。また、例えば、画像形成装置10が複合機でもよい。
(2)図1〜図3を参照して説明したように、本発明の実施形態では、混合トナーTCが収納された補給トナー容器414を第1装着部42に装着するが、本発明はこれに限定されない。廃トナーTDを含むトナーを第1装着部42から現像部23に供給すればよい。例えば、廃トナーTDが収納された廃トナー容器81を第1装着部42に装着してもよい。
(3)図2〜図9を参照して説明したように、本発明の実施形態では、混合トナーTCが収納された補給トナー容器414が空になった時に補給トナー容器414と廃トナー容器81とを交換するが、本発明はこれに限定されない。混合トナーTCが収納された補給トナー容器414が空になった時に、混合トナーTCが収納された別の補給トナー容器414を第1装着部42に装着してもよい。混合トナーTCが収納された別の補給トナー容器414を第1装着部42に装着する場合には、画像の品質の低下を抑制できる。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
10 画像形成装置
11、1、2、3、4 画像形成部
23 現像部
40 トナー供給部
41、411、412、413,414 補給トナー容器
42 第1装着部
S1、S2、S3、S4 センサー
R1、R2、R3、R4 リーダー
Q1、Q2、Q3、Q4 残量検出器
5 転写部
6 クリーニング部
80 トナー回収部
81 廃トナー容器
82 第2装着部
S5 センサー
R5 リーダー
Q5 トナー量検出器
8 制御部
8A プロセッサー
8B 記憶部
801 受付部
802 決定部
803 表示部
804 検出部
805 制限部
9 操作パネル
91 タッチパネル(ディスプレー)
P 用紙(記録媒体)
TN 新トナー
TD 廃トナー
TC 混合トナー
QA 所定量
QN1 第1所定量
QD2 第2所定量
QS2 第3所定量
11、1、2、3、4 画像形成部
23 現像部
40 トナー供給部
41、411、412、413,414 補給トナー容器
42 第1装着部
S1、S2、S3、S4 センサー
R1、R2、R3、R4 リーダー
Q1、Q2、Q3、Q4 残量検出器
5 転写部
6 クリーニング部
80 トナー回収部
81 廃トナー容器
82 第2装着部
S5 センサー
R5 リーダー
Q5 トナー量検出器
8 制御部
8A プロセッサー
8B 記憶部
801 受付部
802 決定部
803 表示部
804 検出部
805 制限部
9 操作パネル
91 タッチパネル(ディスプレー)
P 用紙(記録媒体)
TN 新トナー
TD 廃トナー
TC 混合トナー
QA 所定量
QN1 第1所定量
QD2 第2所定量
QS2 第3所定量
Claims (15)
- 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
補給トナー容器が着脱自在である第1装着部と、
廃トナー容器が着脱自在である第2装着部と、
制御部と
を備える画像形成装置であって、
前記画像形成部は、
静電潜像が形成される像担持体と、
前記補給トナー容器から供給されるトナーを前記静電潜像に供給してトナー像を形成する現像部と、
前記トナー像を前記記録媒体に転写する転写部と
を有し、
前記廃トナー容器には、廃トナーが収納され、
前記廃トナーは、前記トナー像が前記記録媒体に転写された後の残留トナーを含み、
前記第1装着部に前記廃トナー容器が装着された場合に、前記制御部は、前記画像形成部の少なくとも1つの機能を制限する、画像形成装置。 - 前記第1装着部に前記廃トナー容器が装着された場合に、前記制御部は、前記第1装着部に前記廃トナー容器が装着された時点から所定量のトナーを供給した時に、前記画像形成部の前記少なくとも1つの機能を制限する、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記所定量は、前記現像部に収納されるトナーの量に基づいて決定される、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記第2装着部から前記廃トナー容器が取り外された場合には、前記第2装着部に前記補給トナー容器が着脱自在であり、
前記第1装着部から前記補給トナー容器が取り外された場合には、前記第1装着部に前記廃トナー容器が着脱自在であり、
前記第1装着部に装着された前記廃トナー容器が空になった場合に、前記第1装着部に装着された前記廃トナー容器が前記第2装着部に装着された前記廃トナー容器と交換され、
前記制御部は、前記交換の回数に応じて、前記画像形成部の前記少なくとも1つの機能を制限する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記交換の回数が所定回数以上である場合に、前記制御部は、前記画像形成部に対して画像の形成を禁止する、請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記補給トナー容器内の前記トナーが第1所定量になった時に、前記補給トナー容器は前記第2装着部に装着されて、前記補給トナー容器は前記廃トナー容器として使用され、
前記補給トナー容器に前記廃トナーが第2所定量だけ収納された時に、前記補給トナー容器は前記第1装着部に装着され、
前記補給トナー容器が前記第1装着部に装着された場合に、前記制御部は、前記画像形成部の前記少なくとも1つの機能を制限する、請求項1に記載の画像形成装置。 - 画像を表示するディスプレーを更に備え、
前記補給トナー容器内の前記トナーが前記第1所定量になった時に、前記制御部は、前記ディスプレーに、前記補給トナー容器を前記第2装着部に装着する旨のガイダンスを表示し、
前記補給トナー容器に前記廃トナーが前記第2所定量だけ収納された時に、前記制御部は、前記ディスプレーに、前記補給トナー容器を前記第1装着部に装着する旨のガイダンスを表示する、請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、
ユーザーが要求する画像の品質を受け付ける受付部と、
前記画像の品質に基づき、前記第1所定量と前記第2所定量とを決定する決定部と
を更に備える、請求項6又は請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記第1所定量、及び前記第2所定量に基づき、前記画像形成部の前記少なくとも1つの機能を制限する、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記補給トナー容器が前記第1装着部に装着された時に、前記現像部には、第3所定量のトナーが収納され、
前記制御部は、前記第3所定量に基づき、前記画像形成部の前記少なくとも1つの機能を制限する、請求項6から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記第2所定量が第4所定量以上である場合に、前記画像形成部の前記少なくとも1つの機能を制限し、
前記第2所定量は、前記補給トナー容器に収納された前記廃トナーの量を示す、請求項6から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第1装着部は、第1検出器を備え、
前記第1検出器は、前記第1装着部に装着された第1トナー容器に収納されたトナー量を検出し、
前記第2装着部は、第2検出器を備え、
前記第2検出器は、前記第2装着部に装着された第2トナー容器に収納されたトナー量を検出し、
前記第1装着部に装着された前記第1トナー容器に収納された前記トナー量が、前記第2装着部から取り外された前記第2トナー容器に収納された前記廃トナーの前記トナー量と一致する場合に、前記画像形成部の前記少なくとも1つの機能を制限する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、記憶部を備え、
前記記憶部は、前記第2装着部から取り外された複数の前記第2トナー容器に収納された前記廃トナーの前記トナー量を記憶し、
前記第1装着部に装着された前記第1トナー容器に収納された前記トナー量が、前記複数の前記第2トナー容器の各々に収納された前記廃トナーの前記トナー量のいずれかと一致する場合に、前記画像形成部の前記少なくとも1つの機能を制限する、請求項12に記載の画像形成装置。 - 前記第1装着部が所定の動作を行う場合に、前記制御部は、前記少なくとも1つの機能の制限を解除し、
前記所定の動作は、前記第1装着部に装着された前記廃トナー容器から前記現像部に供給される前記トナーを規制する動作を示す、請求項1から請求項5及び請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記補給トナー容器には、第1識別情報が付与され、
前記廃トナー容器には、第2識別情報が付与され、
前記第1装着部は、識別情報取得部を備え、
前記識別情報取得部は、前記第1装着部に装着されたトナー容器の識別情報を取得し、
前記トナー容器は、前記補給トナー容器と前記廃トナー容器とを含み、
前記識別情報取得部が取得した識別情報が、前記第1識別情報である場合に、前記制御部は、前記少なくとも1つの機能の制限を解除する、請求項1から請求項5及び請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017166325A JP2019045590A (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017166325A JP2019045590A (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019045590A true JP2019045590A (ja) | 2019-03-22 |
Family
ID=65814262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017166325A Pending JP2019045590A (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019045590A (ja) |
-
2017
- 2017-08-31 JP JP2017166325A patent/JP2019045590A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5538321B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2019045590A (ja) | 画像形成装置 | |
US8538281B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP6870593B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007127983A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022072784A (ja) | 画像形成装置、規制方法 | |
JP6965694B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004271999A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010044265A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6601333B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2021092671A (ja) | 画像形成装置、基準値出力方法及びプログラム | |
JP2010281885A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6828657B2 (ja) | 画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP2001222197A (ja) | 現像剤補給装置 | |
JP5678465B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013167745A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6695119B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6680241B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6848782B2 (ja) | 画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP2009069800A (ja) | 剤充填済み現像剤収容器の製造方法、剤充填済み現像剤収容器、現像剤補給装置、画像形成装置 | |
JP2009288755A (ja) | 現像装置、該現像装置を備えた画像形成装置、及び、現像剤収容容器の傾き検出方法 | |
JP2009300832A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6805994B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004179789A (ja) | 画像形成装置およびプログラム | |
JP2010237468A (ja) | 画像形成装置 |