JP2019039692A5 - - Google Patents
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Description
本発明の一態様は、
カバー体(S1)の内側に収容されて、被測定ガス中の特定ガス成分を検出するガスセンサ素子(1)であって、
長手方向(X)の一端面(21)側の端部にガス検知部(20)を有する、長板状の素子本体(2)と、上記素子本体の上記一端面側の端部外周を覆って設けられる、多孔質の保護層(3)と、を備えており、
上記保護層は、上記一端面及び上記一端面に連なる複数の側面(22)のうち、隣り合う2つの面を含む断面において、上記2つの面が交わる素子角部(23)と対向する外表面(31)が、角部(4)を有する形状であり、
上記角部は、使用環境にて被測定ガスに含まれる水滴(W)の想定直径(D)と、上記2つの面を含む断面における上記角部の有効長(L)との比率(D/L)が、1.5以上であり、かつ、上記2つの面を含む断面において、上記角部の両側に連なる上記外表面の2つの面(32、33、321、331)のなす角度が鋭角である、ガスセンサ素子にある。
カバー体(S1)の内側に収容されて、被測定ガス中の特定ガス成分を検出するガスセンサ素子(1)であって、
長手方向(X)の一端面(21)側の端部にガス検知部(20)を有する、長板状の素子本体(2)と、上記素子本体の上記一端面側の端部外周を覆って設けられる、多孔質の保護層(3)と、を備えており、
上記保護層は、上記一端面及び上記一端面に連なる複数の側面(22)のうち、隣り合う2つの面を含む断面において、上記2つの面が交わる素子角部(23)と対向する外表面(31)が、角部(4)を有する形状であり、
上記角部は、使用環境にて被測定ガスに含まれる水滴(W)の想定直径(D)と、上記2つの面を含む断面における上記角部の有効長(L)との比率(D/L)が、1.5以上であり、かつ、上記2つの面を含む断面において、上記角部の両側に連なる上記外表面の2つの面(32、33、321、331)のなす角度が鋭角である、ガスセンサ素子にある。
本発明の他の態様は、
カバー体(S1)の内側に収容されて、被測定ガス中の特定ガス成分を検出するガスセンサ素子(1)であって、
長手方向(X)の一端面(21)側の端部にガス検知部(20)を有する、長板状の素子本体(2)と、上記素子本体の上記一端面側の端部外周を覆って設けられる、多孔質の保護層(3)と、を備えており、
上記保護層は、上記一端面及び上記一端面に連なる複数の側面(22)のうち、隣り合う2つの面を含む断面において、上記2つの面が交わる素子角部(23)と対向する外表面(31)が、角部(4)を有する形状であり、
上記角部は、使用環境にて上記カバー体を通過する被測定ガスに含まれる水滴(W)の想定直径(D)と、上記2つの面を含む断面における上記角部の有効長(L)との比率(D/L)が、1.5以上であり、かつ、上記想定直径は、上記カバー体から上記保護層に至る経路によって規定され水滴量が10μL以下の上記水滴の直径に相当する、ガスセンサ素子にある。
本発明のさらに他の態様は、
上記ガスセンサ素子の外周を支持する筒状ハウジング(H)をさらに備え、上記ハウジングの一端側に取付けられる上記カバー体内に、上記保護層が設けられる上記ガスセンサ素子の一端側が収容されると共に、上記カバー体に設けられた通孔(S13、S14)を介して、被測定ガスが上記カバー体内に導入される、ガスセンサにある。
カバー体(S1)の内側に収容されて、被測定ガス中の特定ガス成分を検出するガスセンサ素子(1)であって、
長手方向(X)の一端面(21)側の端部にガス検知部(20)を有する、長板状の素子本体(2)と、上記素子本体の上記一端面側の端部外周を覆って設けられる、多孔質の保護層(3)と、を備えており、
上記保護層は、上記一端面及び上記一端面に連なる複数の側面(22)のうち、隣り合う2つの面を含む断面において、上記2つの面が交わる素子角部(23)と対向する外表面(31)が、角部(4)を有する形状であり、
上記角部は、使用環境にて上記カバー体を通過する被測定ガスに含まれる水滴(W)の想定直径(D)と、上記2つの面を含む断面における上記角部の有効長(L)との比率(D/L)が、1.5以上であり、かつ、上記想定直径は、上記カバー体から上記保護層に至る経路によって規定され水滴量が10μL以下の上記水滴の直径に相当する、ガスセンサ素子にある。
本発明のさらに他の態様は、
上記ガスセンサ素子の外周を支持する筒状ハウジング(H)をさらに備え、上記ハウジングの一端側に取付けられる上記カバー体内に、上記保護層が設けられる上記ガスセンサ素子の一端側が収容されると共に、上記カバー体に設けられた通孔(S13、S14)を介して、被測定ガスが上記カバー体内に導入される、ガスセンサにある。
Claims (11)
- カバー体(S1)の内側に収容されて、被測定ガス中の特定ガス成分を検出するガスセンサ素子(1)であって、
長手方向(X)の一端面(21)側の端部にガス検知部(20)を有する、長板状の素子本体(2)と、上記素子本体の上記一端面側の端部外周を覆って設けられる、多孔質の保護層(3)と、を備えており、
上記保護層は、上記一端面及び上記一端面に連なる複数の側面(22)のうち、隣り合う2つの面を含む断面において、上記2つの面が交わる素子角部(23)と対向する外表面(31)が、角部(4)を有する形状であり、
上記角部は、使用環境にて被測定ガスに含まれる水滴(W)の想定直径(D)と、上記2つの面を含む断面における上記角部の有効長(L)との比率(D/L)が、1.5以上であり、かつ、上記2つの面を含む断面において、上記角部の両側に連なる上記外表面の2つの面(32、33、321、331)のなす角度が鋭角である、ガスセンサ素子。 - カバー体(S1)の内側に収容されて、被測定ガス中の特定ガス成分を検出するガスセンサ素子(1)であって、
長手方向(X)の一端面(21)側の端部にガス検知部(20)を有する、長板状の素子本体(2)と、上記素子本体の上記一端面側の端部外周を覆って設けられる、多孔質の保護層(3)と、を備えており、
上記保護層は、上記一端面及び上記一端面に連なる複数の側面(22)のうち、隣り合う2つの面を含む断面において、上記2つの面が交わる素子角部(23)と対向する外表面(31)が、角部(4)を有する形状であり、
上記角部は、使用環境にて上記カバー体を通過する被測定ガスに含まれる水滴(W)の想定直径(D)と、上記2つの面を含む断面における上記角部の有効長(L)との比率(D/L)が、1.5以上であり、かつ、上記想定直径は、上記カバー体から上記保護層に至る経路によって規定され水滴量が10μL以下の上記水滴の直径に相当する、ガスセンサ素子。 - 上記角部は、上記素子角部を二等分する線(A)の延長線に位置していると共に、上記延長線と、上記保護層の外表面(31)との交点(c)を含む水滴接触表面(41)を有しており、
上記角部の有効長は、上記2つの面を含む断面における上記水滴接触表面の両端間距離である、請求項1又は2に記載のガスセンサ素子。 - 上記水滴接触表面は、上記交点を基準として、上記2つの面のそれぞれへ向かう方向に、形状変化点(a、b)を有しており、上記形状変化点にて上記水滴接触表面の両端が規定される、請求項3に記載のガスセンサ素子。
- 上記水滴接触表面は、平面状又は曲面状である、請求項3又は4に記載のガスセンサ素子。
- 上記角部の有効長は、1.2mm未満である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のガスセンサ素子。
- 上記角部の有効長と、上記角部における上記保護層の層厚(t)との比率(L/t)が、6以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のガスセンサ素子。
- 上記角部は、上記2つの面に対向する上記保護層の2つの面(32、33)の少なくとも一方より外方に突出している、請求項1〜7のいずれか1項に記載のガスセンサ素子。
- 上記角部の有効長は、0.8mm以上1.0mm未満である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のガスセンサ素子。
- 上記保護層は、撥水性を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のガスセンサ素子。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のガスセンサ素子を備えるガスセンサ(S)であって、
上記ガスセンサ素子の外周を支持する筒状ハウジング(H)をさらに備え、上記ハウジングの一端側に取付けられる上記カバー体内に、上記保護層が設けられる上記ガスセンサ素子の一端側が収容されると共に、上記カバー体に設けられた通孔(S13、S14)を介して、被測定ガスが上記カバー体内に導入される、ガスセンサ。
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