JP2019038640A - ベルトコンベヤに於けるベルトの蛇行修正装置 - Google Patents

ベルトコンベヤに於けるベルトの蛇行修正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ベルトの蛇行を極めて容易に修正できるようにする。【解決手段】ベルトaの下側を横切りキャリヤローラ1を保持する旋回フレーム2と、ベルトaの長手方向に位置して旋回フレーム2の両端間中央を中心とする同心弧状のガイドレールBと、旋回フレーム2の両端部に支持させてガイドレールBを抱き込むように設けた滑走保持手段Cと、旋回フレーム2の両端下面に設けた永久磁石12と、永久磁石12の移動線上に点在的な並列配置でコンベヤフレーム4上に設けた電磁石13と、ベルトaの蛇行検出手段Dと、蛇行検出にともないベルトaが蛇行修正位置に戻されるようどの電磁石13を励磁させるかを判断して制御する判定制御手段Eとからなる構成を採用したベルトコンベヤA。【選択図】図1

Description

この発明は、ベルトコンベヤのベルトの蛇行を電動調芯するようにした蛇行修正装置に関する。
ベルトコンベヤに於けるベルトの蛇行問題は、諸条件が重なったり、あるいは単一原因であったり要因はさまざまであり、避けられるものではないが解決しなければ、操業や安全面で与える影響は大きい。
ベルトコンベヤの運転・操業面でも、日々検討され解決に向けて種々努力はされ、ベルト本体やプーリ、ローラといった部品の面でも解決に向けた改良、新規開発も盛んに行われてきている。
現在、最も古くから行われている単純なベルトの蛇行防止対策の一つの方式として、周知のように、中寄せ効果があると言われている前傾キャリヤアイドラの多用がある。
上記方法は、アイドラスタンドの外側スタンドの一部を前傾用に加工するだけで、ローラ以外に可動部がなくランニングコスト面で安価である。しかし、ベルトコンベヤの運転が一方向運転に限られたり、地盤沈下や横風に起因する蛇行調整力には弱く、蛇行調整に対する強制力が弱いなどの欠点も指摘されていた。
また、他の周知の方式として、ベルトの側面(耳)にガイドローラを当てて蛇行を修正(調整)する調芯アイドラ方式があるが、ベルト価格が高価であるため場合によっては数cm縦方向に破損しただけではベルト更新には至らずに使い続けられているコンベヤ設備においては、蛇行修正の効果が半減する。
さらに、原材料を備蓄、仮置きするヤード設備等の走行装置を有するベルトコンベヤのように、ベルト蛇行修正(調整)に、やむを得ずテーパローラ使用のベルト蛇行修正(調整)アイドラを使用するが、ローラの単価が高い割には、蛇行修正(調整)の強制力がほとんど無いという問題があった。
そこで、現在、多くのキャリヤ側やリターンベルト側に用いられているベルトの蛇行修正(調整)アイドラには、スタンドを旋回させる方式があり、この方式ではベルトの中心部に位置する旋回軸を用いてスタンドを旋回させている。
しかしながら、上記の旋回軸がベルトの中心部にあるタイプでは、堆積物やトラブルのために一度旋回軸が回らなくなったり破損した場合、堆積物の除去や修理に、あるいは交換に多くの労力と経費を要した。
そこで、上述の問題を解消すべく、旋回軸を持たないベルト蛇行修正(調整)装置が提案され、公開されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許第4574670号公報 特開2017−137180号公報
ところで、特許文献1及び2のベルト蛇行修正装置によると、ベルトの中心部に旋回軸がないため、堆積物によるトラブルのため堆積物の除去や、旋回軸の(スムーズな)回転の不良にともなう部品交換などの手数がかかる作業が不要になるが、構造が複雑でかつ調整やメンテナンスが困難であった。
特に、リターン側においては、大きく蛇行修正(調整)ができる手動式ではあるが、ベルトが蛇行するたびに、作業者による手動での調整作業となるので手数がかかり、かつ強制的な修正(調整)力が無い弱点がある。
そこで、この発明は、上記の諸問題を解決したベルトの蛇行修正装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、ベルトコンベヤに於けるキャリヤ側ベルトの下側を横切るように配置した旋回フレームと、この旋回フレームに上記ベルトを支承するように設けたキャリヤローラと、上記旋回フレームの両端部下側で両側のコンベヤフレームに支持部材を介し支持すると共に、両端が上記ベルトの長手方向に位置して上記旋回フレームの両端間中央を中心とする同心弧状のガイドレールと、上記旋回フレームの両端部に支持させて上記のガイドレールを抱き込むように設けた滑走保持手段と、上記旋回フレームの両端下面に設けた永久磁石と、上記コンベヤフレーム上の上記永久磁石の移動線上に点在的な並列配置で設けた電磁石と、上記ベルトの蛇行検出手段と、上記蛇行検出手段による蛇行検出にともない前記ベルトが蛇行修正位置に戻されるよう上記どの電磁石を励磁させるかを判断して制御する判定制御手段とからなる構成を採用する。
以上のように、この発明のベルトの蛇行修正装置によれば、ベルトコンベヤの運転にともない何らかの原因によりベルトが蛇行すると、蛇行検出手段によりベルトの蛇行横移動量が検出される。すると、蛇行による横移動量に見合う位置の電磁石に通電して、電磁石を励磁する。
この通電の指令は、蛇行検出手段に連動する判定制御手段で判定され、蛇行修正に最適な電磁石を励磁させる。勿論、通電は、最適な電磁石(並列している)迄順次通電され、この励磁にともない永久磁石が最適な電磁石に向け吸引あるいは反発され移動する。
この移動にともない旋回フレームが強制的に時計、反時計方向に旋回されて、旋回フレームのキャリヤローラでベルトの蛇行を修正する。
勿論、蛇行の修正にともなう電磁石への通電による励磁は、並列する中央側に逐次移行し、この移行にともない旋回フレームをベルトに対し直角に横切る位置に戻し、最終的にベルトの蛇行がない運転となる。
このため、ベルトの蛇行を極めてスムーズに、かつ迅速に修正することができる。
また、両側のコンベヤフレームに同心弧状のガイドレールを設けて、このガイドレールに旋回フレームの両端に設けてある滑走保持手段を抱き込むようにしてあるので、極めてスムーズに、かつ安定よく旋回フレームを旋回させることができる。
さらに、ベルトコンベヤの歩道側での蛇行修正を行う必要もない。
この発明の実施の形態を示す一部切欠正面図である。 同要部を示す縦断正面図である。 旋回フレームの旋回ガイドの部分を示す縦断拡大正面図である。 同上の一部切欠拡大平面図である。 同上の拡大側面図である。 旋回フレームの部分を示す拡大平面図である。 同上の旋回フレームを旋回した状態を示す拡大平面図である。 蛇行修正作動の流れフローを示す図で、ベルトが進行方向左側に蛇行した場合を示す図である。
次に、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図示Aは、ベルトコンベヤである。
上記のベルトコンベヤAは、周知のように、前後のプーリ(図示省略)と、この前後のプーリ間にかけ渡した無端状のベルトaとで構成されている。勿論、ベルトaのキャリヤ側裏面は、前後で並列するキャリヤ側ローラ1で、ベルトaのリターン側表面は、前後で並列するリターン側ローラ(図示省略)で支承する。
また、キャリヤ側ベルトaの下を横切るように旋回フレーム2を配置する。
この旋回フレーム2の上面両端及び中央部分の左右には、起立するスタンド3を設けて、このスタンド3にトラフ状に配置したキャリヤ側ローラ1のセンタ軸18の両端が不回転状態に支持してある。
さらに、両側のコンベヤフレーム4には、図2及び4に示すように,旋回フレーム2の両端間中央を中心とする同心弧状のガイドレールBが設けてある。
上記のガイドレールBは、図示の場合、コンベヤフレーム4の上面に重ねて締付金具5を介し取り付けた取付プレート6と、この取付プレート6の内側縁から連なって下方に突出する垂直板7と、この垂直板7のベルトaの長手方向の両端縁からベルトaの側縁方向に突出して対向する側板8と、この両側板8,8の突出方向端同士を連結するレールとしての弧状板9とで構成したが、限定されず、その他の構成の目的を達成する(ガイドレールB)ものであってもよい。
また、旋回フレーム2の両端部下面には、ガイドレールBを抱き込んで、旋回フレーム2の上下方向及び左右方向の移動をなくして安定よく可逆旋回(時計方向・反時計方向の)を保持するための滑走保持手段Cが設けてある。
上記の滑走保持手段Cとしては、図示の場合、旋回フレーム2の端部下面に取り付けて下方に突出するベルトaの長手方向対の支持部材10に、ガイドレールBの弧状板9の上下縁及び弧状板9のコンベヤフレーム4の反対側面に周面を接触させて弧状板9を抱き込む三点配置の回転子11により構成したが、限定されず、その他の構成の滑走保持手段Cにより目的を達成する、すなわち、上下及び左右方向の移動がなく、一定のライン上で旋回フレーム2が旋回するものであればよい。
さらに、旋回フレーム2の両端下面には、永久磁石12が設けてあり、コンベヤフレーム4の上面で、旋回フレーム2の時計、反時計方向の旋回により旋回移動する永久磁石12の移動ライン上には、点在的に並列する電磁石13が設けてある。
この並列する電磁石13は、ベルトaの走行方向端と並列するベルトaの走行方向反対側端との間の中間の中間電磁石13−1がベルトaを直角に横切った旋回フレーム2の停止状況下に永久磁石12と合致し、中間電磁石13−1からベルトaの走行方向側端に並列する一方向を片端列電磁石13−2、中間電磁石13−1からベルトaの走行方向反対側端に並列する他方向をもう片端列電磁石13−3とに(説明のため)大別する。
また、キャリヤ側ベルトaの両側には、ベルトaの蛇行を検出する蛇行検出手段Dが設けてある。
上記の蛇行検出手段Dは、図1に示すように、コンベヤフレーム4上に設置したベース14と、このベース14にピン15を介し下端を回動自在に支持したロッド16から上方に突出するタッチローラ17とで構成され、タッチローラ17は、通常ロッド16に付与してある垂直な復元力で垂直な姿勢で起立しているので、蛇行しない状況下のベルトaの側縁とタッチローラ17の外周面とは接触しないのでタッチローラ17は傾動しない。
しかしながら、ベルトaが蛇行すると、タッチローラ17の外周面にベルトaの側縁が当接して、図1の鎖線で示すようにタッチローラ17を押し倒す。
さらに、ベルトaの蛇行が検出されると、永久磁石12の旋回移動にともない、ベルトaの走行方向左側にあっては、中間電磁石13−1からもう片端列電磁石13−3の中間電磁石13−1から離れる端側に、ベルトaの走行方向右側にあっては、中間電磁石13−1から片端電磁石13−2の中間電磁石13−1から離れる端側に蛇行量にともない励磁を移動させる。
この電磁石13の逐次通電位置の切り替える変更を判定制御手段Eにより行う。
上記の判定制御手段Eは、図2に示すように、コンベヤフレーム4に据え付けたが、限定されず、適宜決定すればよい。
そして、判定制御手段Eによる並列電磁石13(13−1、13−2、13−3)の励磁の切り替えは、機械センサや電気センサ(図示省略)で行う。
次に、上記構成による蛇行修正方法を説明する。
ベルトの蛇行情報は、どの段階までにベルトaが蛇行しているかが蛇行検出手段Dのタッチローラ17の位置、すなわち、タッチローラ17の倒れ角度によって判る。
その情報を元に、どの電磁石13(13−2、13−3)によって永久磁石12をどの方向にどれだけ吸引或いは反発移動(旋回)させるべきかを判定制御手段Eで判定し、判定された位置の電磁石13(13−2、13−3)迄順次励磁していくことで、旋回フレーム2側の永久磁石12が吸引或いは反発されて旋回する。
旋回フレーム2の、電磁石13の片端列電磁石13−2、もう片端列電磁石13−3のいずれかの判定された位置で永久磁石12を固定しながら、ベルトコンベヤAの運転を続行することで、蛇行していたベルトaの蛇行が修正(調整)されたかどうかが、蛇行検出手段Dのタッチローラ17の倒れ角度(位置)で判定される。
両側の蛇行検出手段Dのタッチローラ17にベルトaの側縁が共にタッチしなくなれば、すなわち、両側の蛇行検出手段Dからの情報がなければ、ベルトaの蛇行が修正(調整)されたことになる。
このように、蛇行検出手段Dのタッチローラ17の倒れ角度(位置)などによって、ベルトaの蛇行修正(調整)ができたかの確認をすることができ、その結果、図8の作動流れフローのYes/Noの判定が判定制御手段Eで行われる。
蛇行修正がYesと判定された場合は、ベルトaの蛇行が修正(調整)されたと見做し、中立位置にある電磁石13−1で旋回フレーム2の永久磁石12を吸引し続けて止め置き、固定する。
蛇行修正がNoと判定された場合は、ベルトaの左右どちら側かの蛇行検出手段Dのタッチローラ17がまだタッチし続けていると見做して、旋回フレーム2を旋回させながらベルトaの蛇行修正(調整)を繰り返しながら、Yesの判定が出るまでベルトaの蛇行修正(調整)し続ける。
電磁石13(13−1、13−2、13−3)と永久磁石12は、防塵防水目的で伸縮自在な蛇腹カバーによって保護される(図示省略)。また電磁石13(13−1、13−2、13−3)に使用する電気は、既知の発電ローラと蓄電設備を組み合わせた電源を使用することができる。
次に、図8に示す作動の流れフローを説明する。
例えば、左側(又は右側)にベルトaが蛇行し、タッチローラ17付き蛇行検出手段Dを用いてベルトaの蛇行を調整(修正)すると仮定した場合、蛇行したベルトaがベルト進行方向に対して左右どちらかの蛇行検出手段D(この場合左側)のタッチローラ17にベルトaがタッチし、更に続けてタッチローラ17を押し倒していく。
同時に、右側か左側かの判定をし、この場合左側(又は右側)である情報を判定制御手段Eに流す。
更に、ベルトaが蛇行しタッチローラ17に接し始め、引き続きそのタッチローラ17がタッチし続けているかを蛇行検出手段D内のセンサ(スイッチ)の倒れ角度の、どの段階にあるかの情報を判定制御手段Eに流すと共に、どの段階(例えば、どの角度までタッチローラ17を押している)までタッチしているかの情報も判定制御手段Eに流す。
蛇行したベルトaがタッチローラ17を押し倒し続けているので、蛇行検出手段Dのタッチローラ17を第1段階まで押し倒している情報が、判定制御手段Eに流れる。
制御盤の判定制御手段Eでは、これらの情報に基づき電磁石13(13−1、13−2、13−3)に通電する部門に、方向やどの位置まで順次通電していくかの判定をする。
本実施形態では、左側にベルトaが蛇行しているので、電磁石13(13−1、13−2、13−3)の磁場を上述の情報に基づき、旋回フレーム2を時計回りに移動する判定をする。
すると、通電された電磁石13(13−1、13−2、13−3)によって、アイドラスタンド側に取り付けられた永久磁石12が引き寄せられながら、電磁石13(13−1、13−2、13−3)の磁場の移動に伴って、アイドラの旋回フレーム2は、順次電磁石13(13−1、13−2、13−3)の磁場の移動に追従して設定された量まで移動(旋回)する。
これで、蛇行していたベルトaはアイドラスタンドの平面傾き(90°+α)作用によって、蛇行が直る方向に修正(調整)されることになる。
旋回フレーム2が旋回したことで、蛇行しているベルトaが徐々に修正され始め、ベルトaの蛇行が修正されれば、ベルトaは蛇行検出手段Dのタッチローラ17から離れる。
ベルトaがタッチローラ17から離れていく過程で、タッチローラ17の倒れ角度が少なくなる信号が、蛇行検出手段D内のセンサ(スイッチ)から制御盤内の判定制御手段Eに流れる。
ところが、未だにベルトaがタッチローラ17を押し続け、あるいは第2段階までタッチローラ17を押し続けているという情報が、検出手段D内のセンサ(スイッチ)から出ている場合は、ベルトaの蛇行量が多く、未だベルトaの蛇行が続いているか、又は十分に修正(調整)されていないと判定制御手段Eの判定部門が判断する。
判定制御手段Eの判定部門で、更に次の電磁石13(13−1、13−2、13−3)に通電し励磁することによって、永久磁石12側、すなわちアイドラスタンドが時計回りに少し回転する。
そして、電磁石13(13−1、13−2、13−3)はその位置で永久磁石12の保持を続けているが、コンベヤベルト本体は運転(進行)し続けるので、結果的にベルトaの蛇行を修正(調整)し続けることになる。
すなわち、蛇行修正(調整)中は、アイドラ側のローラがベルト進行方向に対して常に90°+αの平面傾き角度をもって接していることから、蛇行したベルトは自ずと修正(調整)されることになる。
アイドラスタンドを平面傾き(90°+α)にさせることで、ベルト蛇行の修正(調整)が進んでいるので、蛇行していたベルトは蛇行検出手段Dのタッチローラから離れることになり、蛇行していたベルトで押されていたタッチローラ17の倒れが復元された情報が判定制御手段Eに流れる。
また、ベルトaがタッチローラ17から離れていく過程で、タッチローラ17の倒れ角度が少なくなる信号(情報)が、蛇行検出手段D内のセンサ(スイッチ)から制御盤内の判定制御手段Eに流れる。
タッチローラ17の倒れ角度に変化がない場合は、まだベルトaの蛇行が続いていると見做して、電磁石13(13−1、13−2、13−3)がその位置で永久磁石12の保持を続けるように、判定制御手段Eから指示し、タッチローラ17からの接触又は押し続けている情報が続く限りこれを繰り返す。
やがて、ローラ1がベルトaの進行方向に対して(90°±α)の角度をもって接していることから、蛇行したベルトaは、自ずと修正(調整)されることになる。
当然、蛇行したベルトaは、タッチローラ17から離れることになる。
なお、この発明の実施例では、キャリヤ側の蛇行を調整する方法を例に説明したが、リターン側にも応用することができ、限定されない。
A ベルトコンベヤ
a ベルト
B ガイドレール
C 滑走保持手段
D 蛇行検出手段
E 判定制御手段
1 ローラ
2 旋回フレーム
3 スタンド
4 コンベヤフレーム
5 締付金具
6 プレート
7 垂直板
8 側板
9 弧状板
10 支持部材
11 回転子
12 永久磁石
13 電磁石
13−1 中間電磁石
13−2 片端列電磁石
13−3 もう片端列電磁石
14 ベース
15 ピン
16 ロッド
17 タッチローラ

Claims (1)

  1. ベルトコンベヤに於けるキャリヤ側ベルトの下側を横切るように配置した旋回フレームと、この旋回フレームに上記ベルトを支承するように設けたキャリヤローラと、上記旋回フレームの両端部下側で両側のコンベヤフレームに支持部材を介し支持すると共に、両端が上記ベルトの長手方向に位置して上記旋回フレームの両端間中央を中心とする同心弧状のガイドレールと、上記旋回フレームの両端部に支持させて上記のガイドレールを抱き込むように設けた滑走保持手段と、上記旋回フレームの両端下面に設けた永久磁石と、上記コンベヤフレーム上の上記永久磁石の移動線上に点在的な並列配置で設けた電磁石と、上記ベルトの蛇行検出手段と、上記蛇行検出手段による蛇行検出にともない前記ベルトが蛇行修正位置に戻されるよう上記どの電磁石を励磁させるかを判断して制御する判定制御手段とからなることを特徴とするベルトコンベヤに於けるベルトの蛇行修正装置。
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