JP3215422U - 蛇行調整装置 - Google Patents

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佳宏 濱口
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晋治 末長
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Abstract

【課題】ベルトコンベヤのキャリヤ側ベルトの蛇行を調整する蛇行調整装置を提供する。【解決手段】ベルトコンベヤAに於けるキャリヤ側ベルトaの両端縁外側に柱材6を設けて、柱材の上端に水平な支点軸を介し支持部材Bのベルトの長手方向上流側と下流側との中間を回動可能に支持し、支持部材上に取り付けてあるプレート9上のベルトの長手方向点在位置にホルダCを設けて、各ホルダに長尺胴の縦長な並列各ローラ10のセンタ支軸の下端を取り付け、柱材6に傾動調整後の支持部材の傾動を止める固定手段を設けた。【選択図】図1

Description

この考案は、ベルトコンベヤにおけるキャリヤ側ベルトの蛇行を調整する装置に関する。
一般的なベルトコンベヤは、キャリヤ側ベルト上にバラ物を搭載して、直送あるいは必要に応じて分岐しながら搬送する。
バラ物搬送コンベヤでバラ物を搬送する場合、次の工程へと乗り継いでいく場合、周知のように上流側ベルトコンベヤのヘッド部下側に下流側ベルトコンベヤのテール部をオーバーラップするようにして、複数本のベルトコンベヤを継ぎ足すものや、一時的備蓄のために仮積みする場合や或いは原料や製品のブレンド等が目的で貯蔵や移動を繰り返す場合、ベルトコンベヤのキャリヤ側ベルトに走行装置機器(トリッパ)を用いたものや、移動型を用いる場合は、荷受けや払い出しが目的で当該コンベヤ本体を跨いで走行するスタッカやリクレーマ或いはトリッパ等の走行装置を有することが多い。
この場合、構造上本体コンベヤのキャリヤ側ベルトの一部分を浮き上がらせながら走行して(この要因は、荷受け側に対し払い出し側が上側でオーバーラップする部分が登り傾斜することなどで)、荷受けや払い出し操作することになる。
このように、水平状態のコンベヤが傾斜角度で変わる部分では、少なからずコンベヤベルトがアイドラローラに触れずに、浮き上がった状態になる。
しかし、このような走行装置、機器が設置されたベルトコンベヤの起動時や運転操業状態は各機によって異なるが、そのベルトの浮き上がり変動量(状態)は、本体コンベヤからキャリヤローラに全く触れずに離れながら浮き上がっていく途中のベルト浮き上がり状態に比べ、ヘッド部から傾斜部に至る部分のコンベヤベルトの浮き上がりの変動量の少ない状態でヘッドプーリに入ることになり、ベルトの蛇行が避けられなかった。
そこで、ベルトの蛇行を調整しようとする装置(例えば、特許文献1)がある。
特開2015−145291号公報
ところで、特許文献1の蛇行調整の方式は、支持部材の上端にベルトの長手方向に向く両端が昇降するように傾動体の中間を支軸を介し支持し、この傾動体の中間及び両端に両端の大径部(鍔部)が上下に位置する並列鼓状ローラの各支軸の下端を支持して、ベルトの蛇行にともなうベルト側縁の安定した走行を上下の大径部(鍔部)で保障するようにしてある。
しかしながら、キャリヤ側ベルトが直線状態すなわち、ベルトが浮き上がらない所では、蛇行調整効果がすぐれているが、ベルトが若干でも昇降する場所では、取り付けできない問題があった。
なぜなら、ベルトが完全に浮いている状態でなく、少し浮き気味状態での搬送中でもあり、また比較的ベルト張力が大きい箇所であっても小さな力で蛇行調整ができるが、常に移動する状態にある装置、機器なので、安全かつ無人化で蛇行調整が行えることが肝要だったからである。
なお、ベルトの側縁外側に直胴型のローラを配置した方式や、トラフ型のサイドローラの外端の外側に外端側が大径になる円錐ローラを配置した方式や、両サイドローラを外端側に向かう程小径になるようにした方式や、両サイドローラの外側の柱材に縦ローラを配置した方式があるが、蛇行したベルトをスムーズにかつ強制的に元に戻す作用効果が発揮されない。
また、通常一般的に用いられている前傾キャリヤドライブのように上部に飛び出していないタイプのものや、単体のガイドアイドラで強制的に蛇行を規制するタイプが用いられるも、期待するような効果も望めなかった。
さらに、ブレンディングの走行装置機器や、スタッカ走行装置機器が走行するヤード設備において、従来型の自動調芯アイドラ(中間に旋回支軸を有するキャリヤ側ローラの支承旋回スタンドの両側端に縦型なガイドローラを設置したもの)や、ガイドアイドラタイプによるベルトコンベヤベルト蛇行対策では、走行装置機器の下部構造体(クッションカー)及びその他の装置の部分に干渉する問題があった。
そこで、この考案は、上述の各問題を解決した蛇行調整装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この考案は、ベルトコンベヤに於けるキャリヤ側ベルトの両端縁外側に柱材を設けて、この柱材の上端に水平な支点軸を介し支持部材のベルトの長手方向上流側と下流側との中間を回動可能に支持し、この支持部材上に取り付けてあるプレート上の上記ベルトの長手方向点在位置にホルダを設けて、この各ホルダに長尺胴の縦長な並列各ローラのセンタ支軸の下端を取り付け、また上記柱材に上記傾動調整後の前記支持部材の傾動を固定手段により止めるようにした構成を採用する。
また、前記ローラの上向き突出長さが、ベルトの走行方向側に順次長くなっているようにした構成を採用する。
以上のように、この考案の蛇行調整装置によれば、固定手段による固定を解除することで、支持部材に対するプレートを傾動(支点軸を中心にして)することができて、ベルトの走行方向に各ローラを傾倒し、その後に固定手段により支持部材に対するプレートの傾動を止めることができるので、浮き上がり(登り傾斜による)にともなうベルトの側面、すなわち、ベルトの厚みに対して直角にトラフ方向に各ローラを倒すことができる。
このため、ローラの回転によりベルトの側縁面を上から押さえるような分力が働く基本的な作用で極めてスムーズにベルトの蛇行を調整することができる。
そして、各ローラを長尺胴の縦長として、ローラ端に鍔がないため、従来のように鍔が浮き上がり気味のベルトと干渉するために発生した不都合をなくすることができ、かつ走行機器の下部に干渉する問題もなくすることができる。
また、並列各ローラの上向き突出長さが、ベルトの走行方向側に順次長くしてある点、すなわち傾倒角度にあわせてローラ天端を略水平になるようにしてあるので、ベルトの浮き上がりにともなうローラ天からベルトの側縁が外れることがなく、かつ各装置と干渉しない特有の効果がある。
この考案の実施の一例を示す一部切欠正面図である。 同上の一部切欠正面図である。 同一部切欠拡大側面図である。 同上の要部を示す一部切欠正面図である。 同上のローラを傾動調整した側面図である。 ローラの他の例を示す側面図である。 同上の一部切欠正面図である。
次に、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1の実施例の図1から図5に示すAは、ベルトコンベヤである。
このベルトコンベヤAは、周知のように、ヘッドプーリとテールプーリ(いずれも図示省略)との間にかけ渡した無端状のベルトaと、このベルトaのキャリヤ側裏面を支承するように前後に多数列配置したトラフ型のキャリヤローラ1と、ベルトaのリターン側表面を支承するように前後に多数列配置したリターンローラ2とで構成されている。
また、キャリヤ側ベルトaの蛇行調整を必要とする箇所の両側縁外側には、支持部材Bが配置されている。
上記の支持部材Bは、図示の場合(図2、3、4に示す)倒立L形の水平板3と、この水平板3のベルトaの側縁側から連なって下方に延びる垂直板4とで構成され、リターン側ベルトaの両外側のコンベヤフレーム5上に柱材6の下端を締付金具7を介し取り付け、この柱材6の上端に上記垂直板4のベルトaの長手方向上流側と下流側との中間を水平な支点軸8を介し回動可能に取り付ける。
そして、図2、3、4に示すように、支持部材Bの水平板3上には、ベースプレート9を重ねて、水平板3にベースプレート9を取り付ける。
このベースプレート9上のベルトaの長手方向の点在位置には、縦長な(長尺胴の)各ローラ10のセンタ支軸11の下端を保持するホルダCが設けてある。
上記ホルダCは、図示の場合ベースプレート9上の三点に筒体12の下端を溶接などで固定し、そしてこの筒体12にローラ10の中心に貫通するフリー回転の支軸11の下端を嵌入して、筒体12にねじ込んであるボルト13の先を支軸11の周面に圧接することで取り付けるようにしたが、三点、すなわち三本に限定されず、かつその他の手段によりベースプレート9の点在位置にホルダCを介し各ローラ10を保持してもよい。
すると、支点軸8を支点として支持部材Bと共にベースプレート9を傾動させて、ベースプレート9上の起立する各ローラ10の軸芯を垂直からキャリヤ側ベルトaの走行方向に傾斜させることができる。
勿論、傾動調整後の支持部材Bを、固定手段Dにより傾動しないようにする。
上記の固定手段Dは、図示の場合、柱材6の上端支点軸8を挟む両側の透孔にボルトとナットとからなる締付金具dのボルトを貫通し、また垂直板4に支点軸8を中心とする同心弧状の長孔14を設けて、この長孔14に締付金具dのボルトを貫通したが、限定されない。
要するに、傾動調整後の支持部材Bの傾動を止めるものであればよい。
なお、図3、4、5に示すように、水平板3のキャリヤ側ベルトa上流及び下流側端に透孔16を設け、またベースプレート9の前記透孔16と合致する部分で、かつベルトaの幅方向に沿う長孔17を設け、この合致する透孔16と長孔17とにボルトとナットとからなる締付具18のボルトを貫通させてあるので、ベルトaの側縁に対し接近、離反方向にベースプレート9をスライドさせることができ、ベルトaの側縁に対するローラ10の距離を図4に示すように自由に調整することができる。
上記のように構成すると、リターン側ベルトaの蛇行にともない並列するローラ10でベルトaの蛇行を調整すると共に、各ローラ10を縦長(長胴)としてあるので、ベルト10の上方浮き上がりにともなうベルトaの側縁がローラ10上位端から外れることなく安定した蛇行調整を行うと共に、従来の鼓状ローラの鍔部による各種問題をなくする以外に、ベースプレート9を共に各ローラ10の傾動調整により、例えばリターン側ベルトaの登り傾斜にともなう浮き上がり量が大きい問題すなわち、リターン側ベルトaの走行方向に各ローラ10を傾倒させることで、ベルトaに蛇行を修正しようとする作用力を有効に働かすことができる。
次に、第2の実施例の図6、7を説明する。
図6、7のベルトコンベヤA、支持部材B、この支持部材Bに対し傾動するベースプレート9、プレート9に設けてあるホルダーCに支軸11を保持するローラ10及び柱材6に対するプレート9の傾動固定手段Dは、第1の実施形態と同様につき詳細な説明を省略する。
第2の実施形態の並列各ローラ10の上向き突出長さが、ベルトaの走行方向側に順次長くなるようになっている。
この順次長く(突出端が)する要因は、ベルトaの走行方向に各ローラ10を傾動させた際、ベルトaの側縁から各ローラ10の上端が外れないことにあり、このことにより各ローラ10によりベルト10の蛇行を調整する作用力が作用し、また各傾倒したローラ10の上端(天)が略水平になって、走行機器の下部に干渉しないことにある。
A ベルトコンベヤ
a ベルト
B 支持部材
C ホルダ
D 固定手段
d 締付金具
1 キャリヤローラ
2 リターンローラ
3 水平板
4 垂直板
5 コンベヤフレーム
6 柱材
7 締付金具
8 支点軸
9 ベースプレート
10 ローラ
11 支軸
12 筒体
13 ボルト
16 透孔
17 長孔
19 締付具
上記の課題を解決するために、この考案は、ベルトコンベヤに於けるキャリヤ側ベルトの両端縁外側に柱材を設けて、この柱材の上端に水平な支点軸を介し支持部材のベルトの長手方向上流側と下流側との中間を動可能に支持し、この支持部材上に取り付けてあるプレート上の上記ベルトの長手方向点在位置にホルダを設けて、この各ホルダに長尺胴の縦長な並列各ローラのセンタ支軸の下端を取り付け、また上記柱材に前記支持部材の傾動を固定手段により止めるようにした構成を採用する。

Claims (2)

  1. ベルトコンベヤに於けるキャリヤ側ベルトの両端縁外側に柱材を設けて、この柱材の上端に水平な支点軸を介し支持部材のベルトの長手方向上流側と下流側との中間を回動可能に支持し、この支持部材上に取り付けてあるプレート上の上記ベルトの長手方向点在位置にホルダを設けて、この各ホルダに長尺胴の縦長な並列各ローラのセンタ支軸の下端を取り付け、また上記柱材に上記傾動調整後の前記支持部材の傾動を固定手段により止めるようにしたことを特徴とする蛇行調整装置。
  2. 前記ローラの上向き突出長さが、ベルトの走行方向側に順次長くなっているようにしたことを特徴とする請求項1に記載の蛇行調整装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111038964A (zh) * 2019-12-12 2020-04-21 中国二十冶集团有限公司 皮带机跑偏快速纠正方法以及纠偏装置
JP2022144696A (ja) * 2021-03-19 2022-10-03 相模コンベヤー工業株式会社 カーブコンベヤーのゴムベルト支持用ローラユニット

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