JP2019038555A - 折畳み容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】不必要な大型化を抑制しつつ、起立位置にある側壁部と、底壁構成部との連結状態の安定化を図ることのできる折畳み容器を提供する。【解決手段】底壁構成部2の長側辺部に対応して回動可能に連結された長辺側側壁部6は、長辺側側壁部6の下辺部から下方に突出するヒンジ本体12と、ヒンジ本体12の側面下部から側方に突出する軸部13とを具備する長辺側ヒンジ部11を備えている。長辺側ヒンジ部11を回動可能に支持する長辺側軸受部8は、ヒンジ本体12を挿入可能な挿入部31と、軸部13の回動変位を許容しつつ、軸部13の底壁部3内周側への変位を規制する軸支部32とを備えている。長辺側ヒンジ部11は、外面側に係合凹部41を備え、長辺側軸受部8には、長辺側側壁部6が底壁構成部2の長側辺部に対応して上方に立設される起立位置とされた場合に係合凹部41に挿入状態とされて係合される係合凸部48が設けられている。【選択図】 図12

Description

本発明は、物品の運搬等に使用される折畳み容器に関するものである。
従来、略矩形状をなす底壁部、及び、該底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部を具備する底壁構成部と、各土台部に対してそれぞれ回動可能に連結された側壁部とを備え、上方に開口する箱型に組立可能に構成されるとともに、各側壁部を底壁部の上方に折畳むことのできる折畳み容器が知られている。
また、組立状態にある折畳み容器の側壁部を掴んで持ち上げる場合に、側壁部が底壁構成部から離脱してしまうといった事態を防止するための技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。当該技術においては、側壁部の下辺部から下方に突出するヒンジ部の側面に、底壁構成部の土台部に対して回動可能に連結される軸部が設けられるとともに、当該軸部とは別に、側方に突出する浮き上がり防止ブロックが設けられる。さらに、土台部には、側壁部を土台部の上方に立設される起立位置とした場合に、前記浮き上がり防止ブロックの上面側と当接可能なフックが設けられる。
特開2006−188272号公報
ところで、側壁部を掴んで折畳み容器を持ち上げる場合に、折畳み容器に比較的重量の大きい物品が収容されていたり、折畳み容器を急激に持ち上げたりする等においても、起立位置にある側壁部と、底壁構成部との連結状態が確実に維持される頑丈で耐久性の高い構造が望まれている。そこで、上記特許文献1の起き上がり防止ブロック、及び、フックを比較的大きく、かつ、頑丈に構成することも考えられる。しかしながら、その場合、起き上がり防止ブロック、及び、フックの大型化に伴って、土台部、及び、ヒンジ部(ひいては、側壁部)の厚みが大きくなってしまい、運搬・保管効率の低下等を招くことが懸念される。
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、不必要な大型化を抑制しつつ、起立位置にある側壁部と、底壁構成部との連結状態の安定化を図ることのできる折畳み容器を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.平面視略矩形板状をなす底壁部と、前記底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部とを具備する底壁構成部と、
前記底壁構成部の各側辺部に対応して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に取付けられた側壁部とを備える折畳み容器において、
前記各側壁部は、前記側壁部の下辺部から下方に突出するヒンジ本体と、前記側壁部の横幅方向における前記ヒンジ本体の側面の下部から側方に突出する軸部とを具備するヒンジ部を備え、
前記各土台部は、上方、及び、前記底壁部の内周側に開口し、前記ヒンジ本体を挿入可能な挿入部と、前記軸部を挿入可能に構成され、前記軸部の前記底壁部の内周側への変位を規制するとともに、前記軸部の回動変位を許容する軸支部とを具備し、前記ヒンジ部を回動可能に支持する軸受部を備え、
前記側壁部のうち少なくとも相対する一対の前記側壁部にそれぞれ設けられた前記ヒンジ部のうち少なくとも1つは、前記ヒンジ本体において、前記起立位置にある前記側壁部の外面側に設けられた係合凹部を備え、
前記係合凹部が設けられた前記ヒンジ部を支持する前記軸受部には、前記側壁部が前記起立位置とされた場合に前記係合凹部に挿入状態とされて係合される係合凸部が設けられていることを特徴とする折畳み容器。
手段1によれば、折畳み容器が組立状態とされる場合には、起立位置とされた側壁部に設けられたヒンジ部の係合凹部(の構成壁部)に対し、底壁構成部の土台部に設けられた軸受部の係合凸部が挿入状態とされて係合される。これにより、起立位置とされた側壁部を掴んで折畳み容器を持ち上げる場合には、底壁構成部の軸受部の係合凸部(の下面)と、側壁部のヒンジ部の係合凹部(の下縁部)とが上下に当接し、側壁部が底壁構成部から離脱するといった事態を防止することができる。
特に、本手段によれば、係合凹部はヒンジ部のヒンジ本体の外面側に設けられ、係合凸部は係合凹部に挿入されることから、土台部の厚みを大きくすることなく、係合凹部、及び、係合凸部の横幅を比較的広くすることができる。すなわち、例えば、ヒンジ部の側面側において、起立位置にある側壁部と、底壁構成部との連結状態の安定化を図る連結構造(例えば、ヒンジ部側の凸部と、軸受部側の凸部とを上下に当接させる構成)を設ける場合には、土台部を厚くすることなく、また、軸部を上方から軸支部にまで至らせる通路を確保することを前提とすると、前記連結構造のうち軸受部側の構成(軸受部側の凸部)の横幅を大きくすることが困難である。
これに対し、本手段によれば、係合凸部、及び、係合凹部の横幅を比較的大きく構成することができることから、係合凸部、及び、係合凹部の強度を高めて、より大きな荷重に耐え得るようにすることができる。従って、折畳み容器に対し比較的重量のある物品を収容した状態で側壁部を掴んで折畳み容器を持ち上げる場合や、側壁部を掴んで折畳み容器を急激に持ち上げる場合等においても、起立位置にある側壁部と、底壁構成部との連結状態を確実に維持することができる。さらに、起立位置にある側壁部を掴んで折畳み容器を持ち上げる際に、係合凸部、及び、係合凹部が損傷等するといった事態を防止することができ、耐久性の向上を図ることができる。
また、係合凸部の横幅を大きくしても、土台部の厚みを大きくする必要がないことから、折畳み容器の不必要な大型化(内容量や機能に変化のない大型化)を防止することができ、運搬・保管効率の低下等を回避することができる。さらに、係合凸部は、ヒンジ本体の横幅に収まる範囲に設けられることから、ヒンジ部を軸受部に連結する作業に際して、ヒンジ本体の側方に設けられる軸部を軸支部にまで至らせる移動が係合凸部によって阻害されるといった事態を回避することができる。
手段2.前記係合凹部が設けられた前記ヒンジ部の下端部には、前記側壁部の前記土台部への取付けに際し、前記係合凸部の挿通を許容する許容凹部が設けられていることを特徴とする手段1に記載の折畳み容器。
手段2によれば、ヒンジ部のヒンジ本体を軸受部の挿入部に挿入してヒンジ部を軸受部に連結する際に、係合凸部がヒンジ部のヒンジ本体と接触してヒンジ本体の挿入部への挿入が阻害されるといった事態を回避することができる。従って、側壁部と底壁構成部との連結作業性の向上、及び、連結作業に際してのヒンジ部や軸受部等の損傷の抑制等を図ることができる。
手段3.前記係合凸部が設けられた前記軸受部には、前記側壁部が少なくとも前記起立位置とされた場合に前記許容凹部に挿入される隙間塞ぎ突起が設けられていることを特徴とする手段2に記載の折畳み容器。
手段3によれば、側壁部を起立位置とした場合に、ヒンジ部の許容凹部に隙間塞ぎ突起が相対的に挿入されることから、折畳み容器に収容された物品が許容凹部に引っ掛かったり、嵌まったりしてしまう等の事態を抑止することができる。従って、物品を折畳み容器に収容して運搬する場合や、折畳み容器に対して物品を出し入れする場合等において、物品が損傷等してしまうといった事態を防止することができる。さらに、隙間塞ぎ突起により、ヒンジ部の位置決めの効果を高めたり、ヒンジ部(許容凹部の周辺部)の変形を防止したりすることもできる。
また、隙間塞ぎ突起は許容凹部に挿入されるようにして設けられていることから、隙間塞ぎ突起によって阻害されることなく、側壁部を寝かせ位置へと変位させることができる。従って、側壁部を比較的スムースに回動動作させることができる。さらに、例えば、側壁部を寝かせ位置とした場合に、当該側壁部のヒンジ部が隙間塞ぎ突起に乗り上げてしまい、折畳み容器の折畳み状態における高さが嵩張ってしまうといった事態を回避することができる。
手段4.前記ヒンジ本体は、前記側壁部の下辺部から延びるベース板と、前記ベース板から外方に突出する補強リブとを備え、
前記係合凹部は、前記補強リブを含む枠状部により構成され、
前記ベース板には、前記枠状部の内周側において貫通孔が設けられていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の折畳み容器。
手段4によれば、枠状部により係合凹部が構成されることで、係合凹部の強度を高めることができ、係合凸部との係合状態をより確実に維持することができる。その一方で、折畳み容器を(折畳み状態として)洗浄した場合に、枠状部の内周側に洗浄水が残存し易くなることが懸念される。この点、枠状部の内周側のベース板に貫通孔を設けることにより、当該貫通孔を介して洗浄水を外部に抜くことができ、洗浄性を高めることができる。
組立状態にある折畳み容器の斜視図である。 折畳み容器を組立状態から折畳み状態とする過程の状態を示す斜視図である。 長辺側側壁部の外面側を示す斜視図である。 長辺側側壁部の内面側を示す斜視図である。 底壁構成部の斜視図である。 長辺側ヒンジ部の外面側を示す部分拡大斜視図である。 長辺側ヒンジ部の内面側を示す部分拡大斜視図である。 長辺側ヒンジ部の一部断面を含む部分拡大斜視図である。 長辺側軸受部の部分拡大斜視図である。 長辺側軸受部の一部断面を含む部分拡大斜視図である。 起立位置にある長辺側側壁部の長辺側ヒンジ部、及び、長辺側軸受部を示す部分拡大斜視図である。 長辺側ヒンジ部、及び、長辺側軸受部の一部断面を含む部分拡大斜視図である。 寝かせ位置にある長辺側側壁部の長辺側ヒンジ部、及び、長辺側軸受部を示す部分拡大平面図である。 長辺側側壁部の長辺側ヒンジ部、及び、長辺側軸受部の一部断面を含む部分拡大斜視図である。 長辺側側壁部(長辺側ヒンジ部)を長辺側土台部(長辺側軸受部)に連結する過程を示す一部断面を含む部分拡大斜視図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1、図5等に示すように、折畳み容器1は、略矩形板状をなす底壁部3と、底壁部3の各長辺部に沿って底壁部3からそれぞれ上方に突出する長辺側土台部4と、底壁部3の各短辺部に沿って底壁部3からそれぞれ上方に突出する短辺側土台部5とを具備する底壁構成部2を備えている。さらに、図1、図2等に示すように、折畳み容器1は、各長辺側土台部4に対してそれぞれ回動可能に取付けられた長辺側側壁部6と、各短辺側土台部5に対してそれぞれ回動可能に取付けられた短辺側側壁部7とを備えている。本実施形態の底壁構成部2、長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7は、ポリプロピレンにより構成されている。
長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7は、それぞれ長辺側土台部4、及び、短辺側土台部5の上方に立設される起立位置と、底壁部3の中央部側に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に構成されている。また、長辺側土台部4の底壁部3からの突出長は、短辺側土台部5の底壁部3からの突出長よりも低くなっており、長辺側側壁部6を回動可能に支持するための長辺側軸受部8の形成位置も、短辺側側壁部7を回動可能に支持するための短辺側軸受部9の形成位置よりも下方に位置している(図5参照)。さらに、短辺側側壁部7の横幅は、底壁構成部2の短手幅の長さとほぼ同じに構成され、長辺側側壁部6の横幅は、一対の短辺側土台部5間の距離とほぼ同じに構成されている。
このため、本実施形態では、全ての長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7が起立位置とされた組立状態にある折畳み容器1を、全ての長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7が寝かせ位置とされた折畳み状態とする場合には、一対の長辺側側壁部6を先に寝かせ位置へと変位させてから、短辺側側壁部7を寝かせ位置へと変位させる構成となっている。そして、折畳み容器1が折畳み状態とされた場合には、寝かせ位置とされた長辺側側壁部6が底壁部3の上方に重なるとともに、寝かせ位置とされた短辺側側壁部7が長辺側側壁部6の上方に重なるようになっている。
図3、図4に示すように、長辺側側壁部6には、長辺側土台部4の長辺側軸受部8に対して回動可能に連結される長辺側ヒンジ部11が設けられている。長辺側ヒンジ部11は、長辺側側壁部6の下辺部から下方に突出するヒンジ本体12と、長辺側側壁部6の横幅方向におけるヒンジ本体12の両側面の下端部から側方に突出する一対の軸部13とを備えている。尚、本例では、軸部13がヒンジ本体12の片側面側にのみ設けられる長辺側ヒンジ部11も存在する。
図2に示すように、短辺側側壁部7には、短辺側土台部5の短辺側軸受部9に対して回動可能に連結される短辺側ヒンジ部14が設けられている。短辺側ヒンジ部14についても、ヒンジ本体15、及び、軸部(図示略)を備えている。
また、図3等に示すように、長辺側側壁部6の外面の両側部には、外方に突出する挿入突起16が設けられている。これに対し、図2に示すように、短辺側側壁部7には、内面の両側部から内方に突出する係止壁17が設けられるとともに、係止壁17の内面側において、折畳み容器1が組立状態とされた場合に、長辺側側壁部6の挿入突起16が挿入される挿入凹部18が設けられている。当該構成により、長辺側側壁部6の外側への傾倒変位が防止されるとともに、長辺側側壁部6と、短辺側側壁部7との間の上下方向における位置ずれが防止されるようになっている。
さらに、図3等に示すように、長辺側側壁部6の外面側には、長辺側側壁部6の内側への傾倒変位を防止するロック機構19が設けられている。ロック機構19は、長辺側側壁部6の各側辺部において出没可能に設けられた左右一対のスライド片20を備え、折畳み容器1が組立状態とされた場合に、スライド片20の先端部が、短辺側側壁部7の内面側に設けられた係止凹部21(図2参照)に挿入されるようになっている。加えて、ロック機構19は、作業者が操作可能な操作部22を備え、操作部22の所定の操作を行うことで、左右一対のスライド片20がともに係止凹部21から抜け出した位置へと変位するようになっている。
また、図1等に示すように、各長辺側側壁部6の横幅方向中央部の上部、及び、各短辺側側壁部7の横幅方向中央部の上部には、長辺側側壁部6及び短辺側側壁部7の厚み方向に貫通し、作業者が手を掛けることのできる持ち手部23が設けられている。尚、長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7には、多数の孔部が全体的に設けられており、例えば、折畳み容器1を折畳み状態としたままでも、折畳み容器1の洗浄を行うことができるようになっている。底壁構成部2に関しては、底壁構成部2の内側の水を、詳しくは後述する長辺側軸受部8を介して、底壁構成部2の下方に排水可能となっている(図10等参照)。また、折畳み容器1は、組立状態、及び、折畳み状態のどちらでも、折畳み容器1同士を位置ずれなく上下に積み重ねる(段積みする)ことができるように構成されている。
さて、図5、図9〜図12等に示すように、長辺側軸受部8は、上方、及び、底壁部3の内周側に開口し、長辺側ヒンジ部11のヒンジ本体12を挿入可能な挿入部31と、長辺側ヒンジ部11の軸部13を挿入可能に構成され、軸部13の底壁部3の内周側への変位を規制するとともに、軸部13の回動変位を許容する軸支部32とを備えている。より具体的には、図9、図10に示すように、長辺側軸受部8は、長辺側土台部4の内面を構成する内壁部33に対して底壁部3まで延びる切欠き部34を設けるとともに、内壁部33のうち切欠き部34の両側部よりも若干側方に位置する部位と、長辺側土台部4の外面を構成する外壁部35との間を連結する連結壁36を設け、連結壁36よりも切欠き部34側に位置する内壁部33の上端部から外壁部35側に突出する抜け止め突起37を設けることで構成されている。
尚、図13等に示すように、連結壁36よりも切欠き部34側に位置する内壁部33と、外壁部35との間の領域が軸支部32に相当し、一対の軸支部32の間の領域が挿入部31に相当する。また、本実施形態では、折畳み容器1を折畳み状態とする場合に、一対の長辺側側壁部6同士が上下に重なるように構成されている。さらに、上下方向において、抜け止め突起37と、底壁部3との間の距離は、長辺側側壁部6の厚みと、長辺側ヒンジ部12の厚みとを足した長さよりも長く構成されている(図14等参照)。
また、図6、図8等に示すように、本実施形態の長辺側ヒンジ部11は、ヒンジ本体12において、起立位置にある長辺側側壁部6の外面側に設けられた係合凹部41を備えている。より具体的には、図6〜図8等に示すように、長辺側ヒンジ部11のヒンジ本体12は、長辺側側壁部6の下辺部のうち底壁部3の内周側の端縁から下方に延びるベース板42と、ベース板42から外方に突出する補強リブ43とを備えている。ベース板42の横幅は、長辺側軸受部8の切欠き部34の横幅よりも若干短く構成されている(図11参照)。補強リブ43は、ベース板42の両側部に沿って設けられる縦リブ44と、縦リブ44間を連結するようにして左右に延びる複数の横リブ45とを備えている。そして、係合凹部41は、長辺側ヒンジ部11の下辺部と、補強リブ43(一対の縦リブ44、及び、横リブ45)とによって構成された枠状部46により構成されている。また、ベース板42には、枠状部46の内周側において貫通孔47が設けられている。当該貫通孔47は、枠状部46との間にベース板42が介在するようにして、枠状部46から離間した位置に設けられている。尚、長辺側側壁部6の横幅方向中央部に設けられる長辺側ヒンジ部11に関しては、ヒンジ本体12の横幅が狭く、係合凹部41が設けられない構成となっている。
その一方で、図9、図10等に示すように、長辺側軸受部8には、挿入部31に対応する位置において、外壁部35の上端部から底壁部3の内周側に突出し、長辺側側壁部6が起立位置とされた場合に係合凹部41に対し挿入状態とされて係合される係合凸部48が設けられている。係合凸部48は、長辺側軸受部8の上縁部から下方に向けて次第に突出が大きくなるように構成されるとともに、係合凸部48の下面は略水平に延びている。そして、図1に示すように、折畳み容器1を組立て状態として、長辺側側壁部6、又は、短辺側側壁部7に設けられた持ち手部23に手を掛けて(掴んで)折畳み容器1を持ち上げる場合には、係合凸部48の下面と、係合凹部41の下縁部(上側を向いている面)とが当接し、係合凸部48が係合凹部41に支持される(持ち上げられる)ようになっている(図12参照)。
尚、図12等に示すように、係合凹部41を構成する枠状部46のうち、係合凸部48と当接して支持する部位(係合凸部48の下面に対向する横リブ45)は、補強リブ43の別の部位よりも厚肉とされるとともに、その上面のうち外面側の部位が面取り形状とされている。さらに、本実施形態の係合凸部48は、中実状に構成されている。
また、図7等に示すように、本実施形態の軸部13は、長辺側側壁部6の高さ方向における上下幅よりも、長辺側側壁部6の厚み方向における横幅の方が大きく構成されている。このため、長辺側側壁部6を底壁構成部2(長辺側土台部4)に取付ける際には、図15に示すように、長辺側側壁部6を寝かせた姿勢として、長辺側ヒンジ部11の軸部13を抜け止め突起37と外壁部35との間に挿通させるようになっている。
さらに、長辺側ヒンジ部11のヒンジ本体12の下端部には、長辺側側壁部6を長辺側土台部4に取付ける(長辺側ヒンジ部11を長辺側軸受部8に連結する)際に、係合凸部48の挿通を許容する許容凹部49が設けられている。長辺側側壁部6の高さ方向における許容凹部49の幅(上下幅)は、係合凸部48の外壁部35からの突出長よりも大きく構成されている。長辺側側壁部6を底壁構成部2に取付ける際には、図15に示すように、長辺側側壁部6を寝かせた姿勢として、長辺側軸受部8の係合凸部48を許容凹部49に相対的に挿通させることで、ヒンジ本体12を挿入部31へ挿入させることができ、長辺側ヒンジ部11が長辺側軸受部8に連結されるようになっている。
さらに、長辺側軸受部8には、長辺側側壁部6が少なくとも起立位置とされた場合に許容凹部49に挿入される隙間塞ぎ突起50が設けられている。図11、図12等に示すように、隙間塞ぎ突起50により、長辺側側壁部6が起立位置とされた場合に、長辺側ヒンジ部11の許容凹部49における隙間がほぼ閉塞されるようになっている。また、図14に示すように、隙間塞ぎ突起50の底壁部3上面からの突出長は、長辺側ヒンジ部11のヒンジ本体12の厚みよりも若干短く構成され、折畳み容器1の折畳み状態において、隙間塞ぎ突起50は、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部6のうち下側の長辺側側壁部6の長辺側ヒンジ部11の許容凹部49に収容されるような格好となっている。
尚、図11に示すように、長辺側側壁部6が起立位置とされた状態において、長辺側ヒンジ部11のヒンジ本体12(ベース板42)の内面は、長辺側土台部4(内壁部33)の内面よりも若干外方に位置し、隙間塞ぎ突起50の内面(底壁部3の内周側の面)は、基本的に長辺側ヒンジ部11の内面よりも若干外方に位置するようになっている。また、隙間塞ぎ突起50の内面と上面とのコーナー部は面取り形状(R形状)となっている上、長辺側ヒンジ部11のヒンジ本体12、及び、軸部13の下面側は、略円弧状に構成され、長辺側側壁部6の回動動作がスムースに行われるようになっている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、折畳み容器1が組立状態とされる場合には、起立位置とされた長辺側側壁部6に設けられた長辺側ヒンジ部11の係合凹部41(枠状部46)に対し、底壁構成部2の長辺側土台部4に設けられた長辺側軸受部8の係合凸部48が相対的に挿入状態とされて係合される。これにより、起立位置とされた長辺側側壁部6を掴んで折畳み容器1を持ち上げる場合には、底壁構成部2の長辺側軸受部8の係合凸部48(の下面)と、長辺側ヒンジ部11の係合凹部41(の下縁部;上側を向いている面)とが上下に当接し、長辺側側壁部6が底壁構成部2から離脱するといった事態を防止することができる。
特に、本実施形態によれば、係合凹部41は長辺側ヒンジ部11のヒンジ本体12の外面側に設けられ、係合凸部48は係合凹部41に挿入されることから、長辺側土台部4の厚みを大きくすることなく、係合凹部41、及び、係合凸部48の横幅を(長辺側土台部4の長手方向に沿って)比較的広くすることができる。すなわち、例えば、長辺側ヒンジ部11の側面側において、起立位置にある長辺側側壁部6と、底壁構成部2(長辺側土台部)との連結状態の安定化を図る連結構造(例えば、長辺側ヒンジ部11側の凸部と、長辺側軸受部8側の凸部とを上下に当接させる構成)を設ける場合には、長辺側土台部4を厚くすることなく、また、長辺側ヒンジ部11の軸部13を上方から軸支部32にまで至らせる通路を確保することを前提とすると、前記連結構造のうち長辺側軸受部8側の構成(長辺側軸受部8側の凸部)の横幅を大きくすることが困難である。
これに対し、本実施形態によれば、係合凸部48、及び、係合凹部41の横幅を比較的大きく構成することができることから、係合凸部48、及び、係合凹部41の強度を高めて、より大きな荷重に耐え得るようにすることができる。従って、折畳み容器1に対し比較的重量のある物品を収容した状態で長辺側側壁部6(持ち手部23)を掴んで折畳み容器1を持ち上げる場合や、長辺側側壁部6を掴んで折畳み容器1を急激に持ち上げる場合等においても、起立位置にある長辺側側壁部6と、底壁構成部2との連結状態を確実に維持することができる。さらに、起立位置にある長辺側側壁部6を掴んで折畳み容器1を持ち上げる際に、係合凸部48、及び、係合凹部41が損傷等するといった事態を防止することができ、耐久性の向上を図ることができる。
また、係合凸部48の横幅を大きくしても、長辺側土台部4の厚みを大きくする必要がないことから、折畳み容器1の不必要な大型化(内容量や機能に変化のない大型化)を防止することができ、運搬・保管効率の低下等を回避することができる。さらに、係合凸部48は、ヒンジ本体12の横幅に収まる範囲に設けられることから、長辺側ヒンジ部11を長辺側軸受部8に連結する作業に際して、ヒンジ本体12の側方に設けられる軸部13を軸支部32にまで至らせる移動が係合凸部48によって阻害されるといった事態を回避することができる。
尚、短辺側側壁部7、及び、短辺側土台部5に関しては、係合凹部41、及び、係合凸部48が設けられていないものの、短辺側側壁部7の両側部がそれぞれ長辺側側壁部6と連結されている。このため、短辺側側壁部7の持ち手部23を掴んで折畳み容器1を持ち上げる場合には、短辺側側壁部7の両側部が長辺側側壁部6により支持されることから、短辺側側壁部7に関しても、底壁構成部2からの離脱が確実に防止されるようになっている。従って、折畳み容器1の組立て状態において起立位置にある短辺側側壁部7と、底壁構成部2との連結状態についても安定化を図ることができる。
また、長辺側ヒンジ部11の下端部には、長辺側側壁部6の長辺側土台部4への取付けに際し、係合凸部48の挿通を許容する許容凹部49が設けられている。このため、長辺側ヒンジ部11のヒンジ本体12を長辺側軸受部8の挿入部31に挿入して長辺側ヒンジ部11を長辺側軸受部8に連結する際に、長辺側軸受部8の係合凸部48が長辺側ヒンジ部11のヒンジ本体12と接触してヒンジ本体12の挿入部31への挿入が阻害されるといった事態を回避することができる。従って、長辺側側壁部6と底壁構成部2との連結作業性の向上、及び、連結作業に際しての長辺側ヒンジ部11や長辺側軸受部8等の損傷の抑制等を図ることができる。
さらに、係合凸部48が設けられた長辺側軸受部8には、長辺側側壁部6が起立位置とされた場合に許容凹部49に挿入される隙間塞ぎ突起50が設けられている。このため、長辺側側壁部6を起立位置とした場合に、長辺側ヒンジ部11の許容凹部49に隙間塞ぎ突起50が相対的に挿入されることから、折畳み容器1に収容された物品が許容凹部49に引っ掛かったり、嵌まったりしてしまう等の事態を抑止することができる。従って、物品を折畳み容器1に収容して運搬する場合や、折畳み容器1に対して物品を出し入れする場合等において、物品が損傷等してしまうといった事態を防止することができる。さらに、隙間塞ぎ突起50により、長辺側ヒンジ部11の位置決めの効果を高めたり、長辺側ヒンジ部11(許容凹部49の周辺部)の変形を防止したりすることもできる。
また、隙間塞ぎ突起50は許容凹部49に挿入されるようにして設けられていることから、隙間塞ぎ突起50によって阻害されることなく、長辺側側壁部6を寝かせ位置へと変位させることができる。従って、長辺側側壁部6を比較的スムースに回動動作させることができる。さらに、例えば、長辺側側壁部6を寝かせ位置とした場合に、当該長辺側側壁部6の長辺側ヒンジ部11が隙間塞ぎ突起50に乗り上げてしまい、折畳み容器1の折畳み状態における高さが嵩張ってしまうといった事態を回避することができる。
尚、上記実施形態の長辺側ヒンジ部11は、許容凹部49の形成箇所において、一対の縦リブ44間のベース板42が省略されたような格好となっているが、許容凹部49の内側に隙間塞ぎ突起50が挿入された状態では、隙間塞ぎ突起50により、許容凹部49の周辺部(一対の縦リブ44)の変形等が抑止されるようになっている。
加えて、係合凹部41は、長辺側側壁部6の下辺部と、補強リブ43(縦リブ44、横リブ45)とで構成される枠状部46により構成されている。このため、係合凹部41の剛性を高めることができ、係合凸部48との係合状態をより確実に維持することができる。その一方で、折畳み容器1を(折畳み状態として)洗浄した場合に、枠状部46の内周側に洗浄水が残存し易くなることが懸念される。この点、枠状部46の内周側のベース板42に貫通孔47を設けることにより、当該貫通孔47を介して洗浄水を外部に抜くことができ、洗浄性を高めることができる。また、貫通孔47は、枠状部46から離間して設けられていることから、枠状部46同士がベース板42により連結される格好となり、枠状部46(係合凹部41)の剛性をより高めることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態において、長辺側ヒンジ部11(長辺側軸受部8)の数、配置、及び、横幅等については特に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、係合凸部48の横幅を、内壁部33と外壁部35との間の距離よりも長くすることとしてもよい。さらに、係合凹部41を具備する長辺側ヒンジ部11の数についても特に限定されるものではなく、必要に応じて、適宜変更可能である。例えば、全ての長辺側ヒンジ部11に係合凹部41を設けることとしてもよい。
また、長辺側ヒンジ部11の許容凹部49を省略することも可能であるが、長辺側軸受部8の構造の複雑化を回避しつつ、長辺側ヒンジ部11の取付作業性の低下等を回避するべく、許容凹部49を設けることが望ましい。さらに、長辺側軸受部8の隙間塞ぎ突起50を省略することも可能であるが、組立状態の折畳み容器1に収容された物品が許容凹部49に引っ掛かる等の事態を防止するべく、隙間塞ぎ突起50を設けることが望ましい。
(b)上記実施形態では、長辺側土台部4に係合凸部48が設けられ、長辺側側壁部6に係合凹部41が設けられているが、かかる構成に代えて、又は、加えて、短辺側土台部5に係合凸部を設けるとともに、短辺側側壁部7に係合凹部を設けることとしてもよい。加えて、上記実施形態では、一対の長辺側側壁部6が寝かせ位置とされた後、当該長辺側側壁部6の上方に短辺側側壁部7を寝かせ位置とするように構成されているが、先に一対の短辺側側壁部7を寝かせ位置とした後、一対の長辺側側壁部6を寝かせ位置とする構成としてもよい。さらに、上記実施形態では、折畳み容器1の折畳み状態において、長辺側側壁部6同士が上下に重なっているが、重ならないように構成してもよく、また、短辺側側壁部7同士が上下に重なるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、係合凹部41を構成する枠状部46のうち、係合凸部48と当接して支持する部位(係合凸部48の下面に対向する横リブ45)が、補強リブ43の別の部位よりも厚肉に構成されているが、例えば、補強リブ43の別の部位とほぼ同じ厚みに構成する代わりに、その下面とベース板42との間を連結する補強用のリブを設けることとしてもよい。さらに、上記実施形態では、係合凸部48が中実状に構成されているが、例えば、下方、又は、外方に開口するとともに、内側において上下方向に延びる補強用のリブが設けられるように構成してもよい。
(c)また、上記実施形態では、長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7に開口部が設けられることで持ち手部23が構成されているが、開口部を設けることなく、長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7の外面側に設けられる補強リブ等によって、作業者が手を掛けることのできる持ち手部を構成することとしてもよい。さらに、長辺側側壁部6や短辺側側壁部7に対し、フック等を引っ掛ける部位が設けられていることとしてもよい。また、上記実施形態では、長辺側側壁部6、及び、短辺側側壁部7に多数の孔部が設けられているが、基本的に孔部が設けられないように構成してもよい。さらに、長辺側ヒンジ部11の貫通孔47を省略することも可能である。加えて、上記実施形態の底壁部3において、多数の孔部を設けることとしてもよい。
また、上記実施形態では特に言及していないが、長辺側側壁部6の外面側には、長辺側側壁部6の下辺部に沿って設けられる下辺リブから上方に延びる縦リブが設けられており、当該縦リブは、長辺側ヒンジ部11に対応する位置(下辺リブのうち下面側に長辺側ヒンジ部11が設けられた範囲)に設けられている。これにより、係合凹部41を構成する枠状部46の剛性を高めることができ、係合凹部41と、係合凸部48との係合状態の安定化を図ることができる。尚、長辺側ヒンジ部11の下辺リブによって枠状部46の一部が構成されるような構成に限定されるものではなく、枠状部46が補強リブ43(縦リブ44及び横リブ45)のみで構成されることとしてもよい。
(d)上記実施形態での折畳み容器1はポリプロピレンにより構成されているが、ポリエチレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。
1…折畳み容器、2…底壁構成部、3…底壁部、4…長辺側土台部、5…短辺側土台部、6…長辺側側壁部、7…短辺側側壁部、8…長辺側軸受部、9…短辺側軸受部、11…長辺側ヒンジ部、12…ヒンジ本体、13…軸部、31…挿入部、32…軸支部、41…係合凹部、46…枠状部、47…貫通孔、48…係合凸部、49…許容凹部、50…隙間塞ぎ突起。

Claims (3)

  1. 平面視略矩形板状をなす底壁部と、前記底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部とを具備する底壁構成部と、
    前記底壁構成部の各側辺部に対応して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に取付けられた側壁部とを備える折畳み容器において、
    前記各側壁部は、前記側壁部の下辺部から下方に突出するヒンジ本体と、前記側壁部の横幅方向における前記ヒンジ本体の側面の下部から側方に突出する軸部とを具備するヒンジ部を備え、
    前記各土台部は、上方、及び、前記底壁部の内周側に開口し、前記ヒンジ本体を挿入可能な挿入部と、前記軸部を挿入可能に構成され、前記軸部の前記底壁部の内周側への変位を規制するとともに、前記軸部の回動変位を許容する軸支部とを具備し、前記ヒンジ部を回動可能に支持する軸受部を備え、
    前記側壁部のうち少なくとも相対する一対の前記側壁部にそれぞれ設けられた前記ヒンジ部のうち少なくとも1つは、前記ヒンジ本体において、前記起立位置にある前記側壁部の外面側に設けられた係合凹部を備え、
    前記係合凹部が設けられた前記ヒンジ部を支持する前記軸受部には、前記側壁部が前記起立位置とされた場合に前記係合凹部に挿入状態とされて係合される係合凸部が設けられていることを特徴とする折畳み容器。
  2. 前記係合凹部が設けられた前記ヒンジ部の下端部には、前記側壁部の前記土台部への取付けに際し、前記係合凸部の挿通を許容する許容凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の折畳み容器。
  3. 前記係合凸部が設けられた前記軸受部には、前記側壁部が少なくとも前記起立位置とされた場合に前記許容凹部に挿入される隙間塞ぎ突起が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の折畳み容器。
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