JP2019038392A - 空調制御装置 - Google Patents

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佑太 辻
竹田 弘
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Masayuki Kodama
政幸 児玉
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Abstract

【課題】空調装置を制御する空調制御装置であって、ユーザの嗜好に特に合うような空調を実現するもの、を提供する。【解決手段】空調制御装置10は、表示指示部11と、指示受付部12と、動作指示部13と、を備える。表示指示部11は、空調装置20の空調対象領域に含まれる指定領域に対する制御目標の候補を示す制御目標情報を表示させる表示指示を表示装置に対して出力する。指示受付部12は、制御目標情報の出力に応じて入力される、指定領域における温熱感を調整するための制御目標の指示を受け付ける。動作指示部13は、指示受付部12が受け付けた制御目標に基づいて、空調装置20に対して目標温度及び目標風量を含む動作指示を出力する。【選択図】図1

Description

本開示は、空調装置を制御する空調制御装置に関する。
従来、空調装置が用いられている。例えば、車両用の空調装置が車両に備えられ、車室内の空調を行っている。
ところで、空間を利用するユーザの嗜好に合う空調設定(例えば、温度目標値、風量など)は、ユーザごとに異なる。ユーザが指定した温度目標値や風量等の空調設定に応じる空調を行う空調装置が一般的に用いられているが、このような空調装置では、ユーザごとの嗜好に十分に合うような空調を行うことはできない。
ユーザごとの嗜好に合うような空調を行うものとしては、特許文献1に記載の空調制御装置が提案されている。この空調制御装置は、車両用の装置であり、空調に対するユーザの嗜好に関する質問内容を表示する表示部と、この表示部により表示された質問内容への回答を入力する操作部と、この操作部により入力された回答を空調設定に反映して空調を制御する制御部と、を備えている。この質問内容としては、ユーザが「寒冷地在住」であるか否かを確認するもの、ユーザが「寒がり」であるか否かを確認するもの、ユーザが「暑がり」であるか否かを確認するもの等が挙げられている。
特開2012−61930号公報
本願発明者は、ユーザごとの嗜好に十分に合うような空調を実現するための検討を行い、ユーザの嗜好を把握する上で「車室内温度」以上に重要な要素として、「温熱感」(換言すれば、体感温度)に着目した。「温熱感」のほうが「車室内温度」よりも、よりユーザの感覚に近い指標であるからである。
ここで、特許文献1の空調制御装置は、上記にて例示したような質問に対するユーザの回答を空調制御に反映させるものであるので、ある程度は温熱感を加味した空調制御を行うことはできる。しかしながら、ユーザが好む具体的な温熱感を問うような質問内容とはなっていないので、温熱感を十分に加味するものではない。また、これに対応するために多種多数の質問内容に回答するような態様とした場合には、操作等が煩雑となりユーザの負担が大きくなる等の別の問題が生じる。
更に、本願発明者は、「ユーザが利用する領域(例えば、車両の場合、ユーザが座る座席又はその周辺領域)ごとに、当該領域における温熱感は異なる」ということに着目した。領域ごとに温熱感が異なるのは、例えば、領域ごとに、日射の強弱の違いがあったり、空調装置から吹き出す風の強弱の違いがあったりするためである。しかしながら、特許文献1には、領域に対してピンポイントで、当該領域を利用するユーザの嗜好に合う温熱感とする空調を行うことについては、特に記載されていない。
以上のことから、特許文献1の空調制御装置では、ユーザの嗜好に合う空調を行うものとして不十分である。
本開示は、空調装置を制御する空調制御装置であって、ユーザの嗜好に特に合うような空調を実現するもの、を提供することを目的とする。
本開示は、空調装置を制御する空調制御装置であって、表示指示部(11)と、指示受付部(12)と、動作指示部(13)と、を備える。表示指示部は、空調装置の空調対象領域に含まれる指定領域に対する制御目標の候補を示す制御目標情報を表示させる表示指示を表示装置に対して出力する。指示受付部は、制御目標情報の出力に応じて入力される、指定領域における温熱感を調整するための制御目標の指示を受け付ける。動作指示部は、指示受付部が受け付けた制御目標に基づいて、空調装置に対して目標温度及び目標風量を含む動作指示を出力する。
本開示によれば、空調装置の空調対象領域に含まれる指定領域に対する制御目標の候補を示す制御目標情報の出力に応じて入力される、指定領域における温熱感を調整するための制御目標の指示を受け付ける。受け付けた制御目標に基づいて、空調装置に対して目標温度及び目標風量を含む動作指示を出力する。従って、ユーザによって指定された指定領域について、ユーザによって指定された温熱感に調整するような目標温度及び目標風量を制御目標とする動作状態で空調装置を動作させる。これにより、ユーザは、自らが指定した指定領域における温熱感を、当該ユーザの嗜好に合うような快適なものとすることができる。このように、本開示によれば、多種多数の質問内容に回答するような複雑な操作でなく、指定領域における温熱感を調整するための制御目標を指定するという簡単な操作で、ユーザの嗜好に特に合う空調を実現することができる。
図1は、本実施形態に係る空調制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本実施形態における表示装置によって表示される画面を示す図である。 図3は、本実施形態における表示装置によって表示される画面を示す図である。 図4は、本実施形態における表示装置によって表示される画面を示す図である。 図5は、本実施形態に係る空調制御装置によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1〜図5を参照しながら、本実施形態に係る空調制御装置10について説明する。空調制御装置10は、車室内を空調する車両用の空調装置20を制御する装置である。空調制御装置10の構成についての説明に先立ち、まず空調装置20の構成について図1を参照しながら説明する。
空調装置20は、ファン21と、冷凍サイクル装置22と、ヒータコア23と、エアミックスドア24と、吹出口切替ドア25と、を備えている。
ファン21は、通電に基づいて回転することにより、車室内に供給される空調風を発生させる。ファン21の通電量の調整により、車室内に供給される空調風の風量が調整される。
冷凍サイクル装置22は、冷媒を圧縮する不図示の圧縮機及び冷媒を蒸発させる不図示の蒸発器を備える蒸気圧縮式冷凍サイクルを有する装置であり、ファン21によって発生させられた空調風を冷却及び除湿する。圧縮機の回転数等の調整により、冷凍サイクル装置22の冷却能力が調整される。
ヒータコア23は、車両のエンジンとの間で循環するエンジン冷却水を熱源として空調風を加熱する。
エアミックスドア24は、ヒータコア23を通過する空気の風量と、ヒータコア23を迂回する空気の風量との比率を調整する。エアミックスドア24の開度の調整により、ヒータコア23を通過する空気の流量と、ヒータコア23を迂回する空気の流量との比率が調整され、これにより空調風の温度が調整される。
吹出口切替ドア25は、デフロスタ吹出口、フェイス吹出口、及びフット吹出口(いずれも不図示)のそれぞれに設けられている。デフロスタ吹出口は、車両の窓に空調風を吹き出すための吹出口である。フェイス吹出口は、車室内の乗員の顔などに空調風を吹き出すための吹出口である。フット吹出口は、車室内の乗員の足元などに空調風を吹き出すための吹出口である。吹出口切替ドア25の開度の調整により、各吹出口を通過する空気の流量が調整され、これにより各吹出口から車室内に吹出される空調風の流量が調整される。
空調装置20は、温度センサ26と、風量センサ27と、日射量センサ28と、湿度センサ29と、を備えている。
温度センサ26は、車室内の温度を測定し、当該温度を電気信号として出力するセンサである。温度センサ26としては、赤外線センサなどが採用され得る。本実施形態においては、温度センサ26は、複数の指定領域A1〜A5(図2,図3を参照)それぞれの温度を測定できるように、これら領域ごとに1個ずつ設けられている。指定領域A1〜A5の詳細については後述する。尚、このように温度センサ26によって温度を測定する態様に換えて、ファン21の出力レベルなどから温度を推定する態様であっても良い。
ここで、指定領域A1〜A5について説明する。指定領域は、空調対象領域に含まれる領域であって、ユーザが利用する領域として予め指定されたものである。本実施形態においては、空調装置20の空調対象領域である車室内に含まれる指定領域として、車室内に設けられた複数の座席それぞれに個別の領域A1〜A5が複数指定されている。指定領域A1は、右側の前部座席に対応する領域であって、当該座席及びその周辺を含む領域である。指定領域A2は、左側の前部座席に対応する領域であって、当該座席及びその周辺を含む領域である。指定領域A3や指定領域A4と各座席との対応関係も、上記と同様である。指定領域A5は、車室内のうちの荷室として利用できる部分、すなわち所謂ラゲッジ或いはトランクと称される部分、に対応する領域である。
引き続き、空調装置20について説明する。風量センサ27は、車室内を流れる空調風の風量を測定し、当該風量を電気信号として出力するセンサである。本実施形態においては、風量センサ27は、複数の指定領域A1〜A5それぞれの風量を測定できるように、これら領域ごとに1個ずつ設けられている。
尚、このように風量センサ27によって風量を測定する態様に換えて、ファン21の出力レベル、吹出口切替ドア25の開度などから風量を推定する態様であっても良い。
日射量センサ28は、車室内に差し込む日射の量である日射量を測定し、当該日射量を電気信号として出力するセンサである。本実施形態においては、日射量センサ28は、複数の指定領域A1〜A5それぞれの日射量を測定できるように、これら領域ごとに1個ずつ設けられている。
湿度センサ29は、車室内の湿度を測定し、当該湿度を電気信号として出力するセンサである。本実施形態においては、湿度センサ29は、複数の指定領域A1〜A5それぞれの湿度を測定できるように、これら領域ごとに1個ずつ設けられている。
空調制御装置10の構成について、図1〜図4を参照しながら説明する。空調制御装置10は、空調装置20を統括的に制御するECU(Electronic Control Unit)である。空調制御装置10は、CPUやROM、RAM等を有するマイクロコンピュータを中心に構成されている。CPUは、空調装置20の各種制御に関する演算処理を実行する。ROMには、空調装置20の各種制御に必要なプログラムやデータ等が記憶されている。RAMには、CPUの演算結果等が一時的に記憶される。
空調制御装置10には、温度センサ26、風量センサ27、日射量センサ28、湿度センサ29、及び後述の操作装置40のそれぞれから出力される電気信号が取り込まれる。空調制御装置10は、これらの情報に基づいて車室内の温度、風量、及び日射量、並びに操作装置40の操作情報を取得する。詳細は後述するが、空調制御装置10は、これらの情報に基づいて、ファン21、冷凍サイクル装置22、ヒータコア23、エアミックスドア24、及び吹出口切替ドア25を制御する。更に、空調制御装置10は、これらの情報に基づいて、後述の表示装置30を制御する。
空調装置20には、不図示のエアコンスイッチが設けられている。空調制御装置10は、エアコンスイッチがオン操作された場合には、冷凍サイクル装置22を作動させる。空調制御装置10は、エアコンスイッチがオフ操作された場合には、冷凍サイクル装置22を停止させる。
空調制御装置10は、エアコンスイッチがユーザによって操作されて温度目標値が設定されると、車室内温度を当該温度目標値に近づけるような作動状態で空調装置20を作動させる。具体的には、空調制御装置10は、エアコンスイッチによって設定された温度目標値、及び各種センサから出力された温度、風量、日射量、湿度などに基づいて、目標吹出空気温度(TAO:target blowout air temperature)を演算する。空調制御装置10は、演算された目標吹出空気温度に基づいてファン21の風量及びエアミックスドア24の開度を演算するとともに、それらの演算値に基づいてファン21の回転速度、エアミックスドア24の開度、及び冷凍サイクル装置22の作動を制御する。
空調制御装置10は、指定領域A1〜A5における現状の温熱感を算出する。温熱感は、人体等が感じる暑さ、寒さの感覚である。温熱感は、例えば、温度、風速、輻射、湿度、代謝、着衣といった温熱6要素に基づいて特定され得る。温熱感の演算方法としては、SET*(Standard New Effective Temperature:標準新有効温度)や温熱環境評価指数PMV(Predicted Mean Vote:予測温冷感申告)などといった種々の公知の演算方法が採用され得る。本実施形態においては、空調制御装置10は、各種センサから出力された温度、風量、日射量、湿度などに基づいて、現状の温熱感を演算する。
本実施形態においては、空調制御装置10は、各指定領域A1〜A5のうち、ユーザの頭が位置する部分、首が位置する部分、胸が位置する部分などといった、ユーザの体の部位ごとに、温熱感を算出し、算出した部位ごとの温熱感を用いて全体の温熱感を算出する。この算出結果は、例えば「−5」から「+5」までの整数で示されるものであり、算出結果が「−5」であることは最も寒いと感じることを示し、値が大きくなるにつれてより暑いと感じることを示す。算出結果が「±0」であることは、一般的なユーザが特に暑くも寒くもないと感じることを示す。
図1に示されるように、空調制御装置10は、機能的な要素として、表示指示部11と、指示受付部12と、動作指示部13と、を備えている。表示指示部11は、情報を表示させるための各種指示(以下、表示指示という)を表示装置30に対して出力する部分である。表示装置30は、ユーザに知らせる各種情報を表示する装置である。指示受付部12は、操作装置40の操作情報を受け付ける部分である。操作装置40は、ユーザが各種情報を入力するために操作する装置である。動作指示部13は、空調装置20を動作させるための各種指示(以下、動作指示という)を空調装置20に対して出力する部分である。
本実施形態においては、表示装置30及び操作装置40は、表示装置30としての機能と操作装置40としての機能を有する1個のタッチパネルとして構成されている。当該タッチパネルとしては、車室内に設置される物(例えば、カーナビゲーション)が採用され得るが、例えばスマートフォンなどの携帯端末などであっても良い。
表示指示部11は、表示装置30に対して空調対象領域を表示させるように表示指示を出力する。本実施形態においては、表示指示部11は、表示装置30に対して、空調対象領域である車室内を表示させるように表示指示を出力する。この表示指示に基づいて、表示装置30は、図2,図3に示されるように、空調対象領域である車室内の外観を示す画面を表示する。
図2の画面は、図中の左上端に配置されている「温度」ボタンが選択されているときに表示される画面である。このとき、表示指示部11は、車室内の温度の情報を含む表示指示を出力し、この表示指示に基づいて、表示装置30は、各指定領域A1〜A5における温度を画面に表示する。
より具体的には、本実施形態においては、図2に示されるように、表示装置30は、指定領域A1〜A4の各々を、座席の座面部分と、背もたれ部分と、乗員の足元が位置する部分と、に細分化しつつ、これら部分ごとの温度を表示する。図2において、例えば符号A11の部分と符号A31の部分といった、同種のハッチングが付されている部分は、互いに同程度の温度域であることを示し、例えば符号A11の部分と符号A21の部分といった、別種のハッチングが付されている部分は互いに異なる温度域であることを示している。図2では、便宜上、上記のようにハッチングの種類の別により温度域の別を示しているが、本実施形態の実際の態様としては、色の別により温度域の程度の別を示すものである。色の別により温度域の程度の別を示す例としては、例えば、高い温度域の部分を暖色系の色で表示し、低い温度域の部分を寒色系の色で表示する、などの態様が採用され得る。
また、図2の左上端に配置されている「風量」ボタンが選択されているときには、図3に示されるような画面が表示される。このとき、表示指示部11は、車室内の風量の情報を含む表示指示を出力し、これに基づいて、表示装置30は、各指定領域A1〜A5における風量を画面に表示する。
より具体的には、表示装置30は、指定領域A1〜A4については、これら領域それぞれを、座席の座面部分と、背もたれ部分と、乗員の足元が位置する部分と、に細分化しつつ、これら部分ごとの風量を表示する。図3中の矢印の向きが空調風の風向を示し、当該矢印の太さが風量の程度を示している。
指示受付部12は、空調対象領域から指定領域を選択する指示を受け付ける。より具体的には、本実施形態においては、タッチ操作により指定領域A1〜A5のいずれかが選択されると、空調対象領域である車室内から指定領域を選択する指示を受け付けることとなる。
指定領域を選択する指示を指示受付部12が受け付けると、表示指示部11は、表示装置30に対して、選択された指定領域における現状の温熱感を示す温熱感情報を表示させるように表示指示を出力する。
より具体的には、本実施形態においては、図2の画面又は図3の画面においてユーザのタッチ操作により各指定領域A1〜A5のいずれかが選択されると、表示指示部11は、表示装置30に対して、選択された指定領域における現状の温熱感を示す温熱感情報を表示させるように表示指示を出力する。これに基づいて、表示装置30は、図4に示されるように、選択された指定領域における現状の温熱感を示す温熱感情報を表示する。尚、図4の「+2」が、選択された領域における現状の温熱感を示している。図4の例では、ユーザの体全体の温熱感を表示しているが、このような態様に換えて、ユーザの体の部位ごとの温熱感を表示する態様であっても良い。
指定領域を選択する指示を指示受付部12が受け付けると、表示指示部11は、更に、選択された指定領域に対する制御目標の候補を示す制御目標情報を表示させる表示指示を出力する。本実施形態においては、表示指示部11は、制御目標情報として、温熱感の目標値の候補を表示させるように表示指示を出力する。これに基づいて、表示装置30は、制御目標情報として、温熱感の目標値の候補を表示する。尚、以下において、「温熱感の目標値」を温熱感目標値とも表記する。
より具体的には、本実施形態においては、表示指示部11は、制御目標情報として、ユーザの嗜好に応じた嗜好別モードを複数表示させるように表示指示を出力する。嗜好別モードは、空調装置20の作動モードであって、ユーザの嗜好に応じて予め設定されたものである。本実施形態においては、嗜好別モードとして、「快適モード」、「集中モード」、「省燃費モード」、「睡眠モード」が設定されている。各嗜好別モードには、モードごとに設定された嗜好の内容に対応する温熱感目標値が予め設定されている。表示指示部11は、制御目標情報として、各嗜好別モードに設定された温熱感目標値を表示させるように表示指示を出力する。これに基づいて、表示装置30は、図4に示されるように、「快適モード」、「集中モード」、…といった複数の嗜好別モードの名称、及び各嗜好別モードに対応する温熱感目標値を表示する。尚、図4において各嗜好別モードの名称の直下に表示されている数字が、各嗜好別モードに対応する温熱感目標値を示している。
快適モードは、特に快適とユーザが感じるような空調を行うモードである。本実施形態においては、「快適モード」に対応する温熱感目標値としては、特に暑くも寒くもない温熱感である「±0」が設定されている。
集中モードは、乗員によって集中し易い環境を提供するような空調を行うモードである。「集中モード」に対応する温熱感目標値としては、ユーザの眠気を覚ます程度に寒い温熱感である「−1」が設定されている。
省燃費モードは、車両の燃費効率が特に良くなるような空調を行うモードである。図4に示されるように、「省燃費モード」に対応する温熱感目標値としては、現状の温熱感も加味されつつ、車両の燃費効率の良くなる程度の温熱感として「+1」が設定されている。
睡眠モードは、乗員の睡眠に適する環境を提供する空調を行うモードである。「睡眠モード」に対応する温熱感目標値としては、特に暑くも寒くもない温熱感である「±0」が設定されている。
尚、上記にて説明した各種モードに加えて又は換えて、物などの保冷に適する空調を行う「保冷モード」や、保温に適する空調を行う「保温モード」や、保湿に適する空調を行う「保湿モード」などのモードが設けられていても良い。
指定領域を選択する指示を指示受付部12が受け付けると、表示指示部11は、更に、制御目標情報として、温度及び風量の程度を特定するための情報とを表示させるように表示指示を出力する。これに基づいて、表示装置30は、図4に示されるように、温度及び風量の程度を特定するための情報を表示する。
より具体的には、本実施形態においては、表示装置30は、図4に示されるように、各嗜好別モードの名称の右下に、「温度」(つまり、目標温度値)の設定をするためのボタン状記号「△」「▽」、及び「風量」(つまり、目標風量)の設定をするためのボタン状記号「△」「▽」を表示する。「温度」の「△」がタッチ操作されると、目標温度値が1段階上昇し、「温度」の「▽」がタッチ操作されると、目標温度値が1段階下降する。「風量」の「△」がタッチ操作されると、目標風量が1段階上昇し、「風量」の「▽」がタッチ操作されると、目標風量が1段階下降する。尚、このような操作によって指定される目標温度値及び目標風量の値、或いは当該操作による目標温度値及び目標風量の値の変化度などを、表示装置30にて表示してユーザに報知するような態様であっても良い。
ユーザのタッチ操作により、制御目標情報によって示される制御目標の候補(嗜好別モード、温熱感目標値、温度及び風量の程度を特定するための情報)の中から制御目標が指定されると、指示受付部12は、当該制御目標の指示を受け付ける。以上で説明したように、本実施形態は、制御目標情報の出力に応じて、指定領域における温熱感を調整するための制御目標を入力できるようになっている。
尚、図4に示されるように、本実施形態においては、表示装置30は、選択されている嗜好別モードの名称を囲む枠を、選択されていないモードの枠よりも太い線で表示する。これにより、選択されている嗜好別モードをユーザが認識することができる。図4では、「集中モード」が選択されている状態となっている。
本実施形態においては、図4に示されるように、タッチパネルの画面上には「カスタムモード」の表記がなされ、当該表記の直下には、温熱感目標値、及び当該温熱感目標値を調節するためのボタン状記号「△」「▽」が表示されている。「△」をタッチ操作すると、温熱感目標値が1段階上昇し、「▽」をタッチ操作すると、温熱感目標値が1段階下降する。これにより、ユーザが自由に指定した値を温熱感目標値として入力することができる。また、図4に示されるように「温度重視」及び「風量重視」のいずれかを選択するようになっている。
空調制御装置10は、カスタムモードの選択がなされたか否かを判定し、カスタムモードの選択がなされたと判定したら、操作装置40による「温熱感目標値の入力」及び「温度重視若しくは風量重視を選択する入力」がなされたか否か、を判定する。
上記のようにユーザのタッチ操作によって温熱感目標値が指定された後、「カスタムモード」が選択された場合には、指示受付部12は、当該温熱感目標値を、制御目標の指示として受け付ける。指示受付部12は、更に、「温度重視」が選択されているときは、風量調整よりも温度調整を重視するような作動状態で空調装置20を作動させる旨の制御目標の指示を受け付ける。「風量重視」が選択されているときは、空調制御装置10は、温度調整よりも風量調整を重視するような作動状態で空調装置20を作動させる旨の制御目標の指示を受け付ける。尚、図4では、「風量重視」が選択されている状態となっている。
尚、本実施形態においては、嗜好別モードが選択されている場合と同様に、「カスタムモード」が選択されているときには「カスタムモード」を囲む枠の太さが太くなるようになっている。これにより、「カスタムモード」を選択している状態であることをユーザが認識することができる。
上記のように指示受付部12が制御目標を受け付けると、動作指示部13は、当該制御目標に基づいて、空調装置20に対して目標温度及び目標風量を含む動作指示を出力する。特に、本実施形態においては、上記の通り、動作指示部13は、選択された嗜好別モードによって特定されるユーザの嗜好に適合するように動作指示を出力する。更に、動作指示部13は、指定された温熱感目標値となるように動作指示を出力する。更に、動作指示部13は、指定された温度及び風量の程度によって、指定された温熱感目標値となるように動作指示を出力する。
より具体的には、空調制御装置10は、指示受付部12が受け付けた制御目標に基づいて、選択された指定領域における温熱感が温熱感目標値に近づくような作動状態で空調装置20を作動させるように動作指示を出力する。空調制御装置10は、指示受付部12が受け付けた制御目標に基づいて、目標吹出空気温度を演算し、当該目標吹出空気温度に基づいてファン21の風量及びエアミックスドア24の開度を演算するとともに、それらの演算値に基づいて、ファン21の回転速度、エアミックスドア24の開度、及び冷凍サイクル装置22の作動を制御する。これにより、選択された指定領域における温熱感を温熱感目標値に近づける。
尚、指定領域における温熱感を温熱感目標値に近づける上記のような空調制御装置10の制御は、温熱感を温熱感目標値に単に近づけて一致させるのみのものに限られるものではない。例えば、「快適モード」で現状の温熱感をより高い温熱感目標値に近づける場合に、単に高温の空調風を供給するのではなく、温熱感目標値に近づいてきた段階で高温の空調風と低温の空調風を交互に供給するような温度の揺らぎをつけながら温熱感目標値に近づけるようにしても良い。これにより、急に高温となってユーザが不快に感じるような不具合を防止でき、乗員がより快適と感じるような環境を提供することができる。同様に、「快適モード」で現状の温熱感をより低い温熱感目標値に近づける場合に、温熱感目標値に近づいてきた段階で低温の空調風と高温の空調風を交互に供給するような温度の揺らぎをつけながら温熱感目標値に近づけるようにしても良い。
また、上記のように空調制御装置10が空調装置20とは別体に構成されている態様に換えて、空調制御装置10が一体的な装置として構成されている態様であっても良い。また、空調制御装置10、表示装置30、及び操作装置40が一体的な装置として構成されている態様であっても良い。
続いて、図5を参照しながら、空調制御装置10の制御動作について説明する。図5の一連の処理は、一定周期で繰り返し実行される。
図5のステップS101では、温度センサ26によって測定された「指定領域ごとの温度」を取得する。ステップS101に続くステップS102では、風量センサ27によって測定された「指定領域ごとの風量」を取得する。ステップS102に続くステップS103では、指定領域ごとの温熱感を算出する。
ステップS103に続くステップS104では、表示指示部11が、指定領域ごとの温度及び風量を表示するような表示指示を出力する。これに基づいて、表示装置30が、上記にて図2,図3を参照しながら説明したような態様で、指定領域ごとの温度及び風量を表示する。ステップS104に続くステップS105では、指定領域の選択がなされたか否かを判定する。具体的には、指定領域を選択する指示を指示受付部12が受け付けたか否かを判定する。指定領域の選択がなされていなければ、ステップS101の処理に戻る。指定領域の選択がなされていれば、ステップS106の処理に進む。
ステップS106では、表示指示部11が、現状の温熱感、制御目標(温熱感目標値)の候補、並びに温度及び風量の程度を特定するための情報を表示するような表示指示を出力する。これに基づいて、表示装置30が、上記にて図4を参照しながら説明したような態様で、現状の温熱感、制御目標(温熱感目標値)の候補、並びに「温度及び風量の程度を特定するための情報」を表示する。
ステップS106に続くステップS107では、嗜好別モードの選択がなされたか否かを判定する。具体的には、嗜好別モードを指定する指示を指示受付部12が受け付けたか否かを判定する。嗜好別モードの選択がなされていれば、ステップS110の処理に進む。ステップ嗜好別モードの選択がなされていれば、ステップS108の処理に進む。
ステップS108では、カスタムモードの選択がなされたか否かを判定する。カスタムモードの選択がなされていなければ、ステップS101の処理に戻る。カスタムモードの選択がなされていれば、ステップS109の処理として、制御目標の指定がなされた否かを判定する。より具体的には、温熱感目標値、並びに「温度及び風量の程度」を指定する指示を指示受付部12が受け付けたか否かを判定する。制御目標の指定がなされていなければ、ステップS101の処理に戻る。制御目標の指定がなされていれば、ステップS110の処理に進む。
ステップS110では、動作指示部13が、受け付けた制御目標に基づいて、空調装置20に対して目標温度及び目標風量を含む動作指示を出力する。その後、一連の処理を終了する。
上記の通り、本実施形態に係る空調制御装置10は、表示指示部11と、指示受付部12と、動作指示部13と、を備えている。表示指示部11は、空調装置20の空調対象領域(車室内)に含まれる指定領域に対する制御目標の候補を示す制御目標情報を表示させる表示指示を表示装置に対して出力する。指示受付部12は、制御目標情報の出力に応じて入力される、指定領域における温熱感を調整するための制御目標の指示を受け付ける。動作指示部13は、指示受付部12が受け付けた制御目標に基づいて、空調装置20に対して目標温度及び目標風量を含む動作指示を出力する。
本実施形態によれば、空調装置20の空調対象領域に含まれる指定領域に対する制御目標の候補を示す制御目標情報の出力に応じて入力される、指定領域における温熱感を調整するための制御目標の指示を受け付ける。受け付けた制御目標に基づいて、空調装置20に対して目標温度及び目標風量を含む動作指示を出力する。従って、ユーザによって指定された指定領域について、ユーザによって指定された温熱感に調整するような目標温度及び目標風量を制御目標とする動作状態で空調装置20を動作させる。これにより、ユーザは、自らが指定した指定領域における温熱感を、当該ユーザの嗜好に合うような快適なものとするという効果を得ることができる。このように、本開示によれば、多種多数の質問内容に回答するような複雑な操作でなく、指定領域における温熱感を調整するための制御目標を指定するという簡単な操作で、ユーザの嗜好に特に合う空調を実現することができる。
尚、本実施形態は、指定領域A1〜A4のようにユーザ自らが居ることが想定される領域に対する用途に限らず、指定領域A5のように物が配置されることが想定される領域などに対する用途にも用いることできる。物が配置されることが想定される領域などに対する用途の場合には、上記のように指定領域における温熱感を調整し、当該物にとって好適な空調を行うことにより、当該物の劣化等の不具合を防止する等の効果を得ることができる。
また、車室内は一般に建物の室内などよりも狭いことに鑑みると、車室内における空調装置20の空調がユーザの温熱感に与える影響は特に大きい。よって、本実施形態に係る空調制御装置10は、上記のように車両用として特に好適である。また、車室内ではユーザは基本的に座席に座った状態のまま居場所が長時間固定される。更に、日射の入射角度等の影響により、座席ごと(換言すれば、座席に座るユーザごと)に温熱環境が異なる。このことからも、座席ごとに対応しつつ温熱感の設定を行うことができるものである本実施形態に係る空調制御装置10は、特に好適である。
本実施形態においては、表示指示部11は、表示装置30に対して空調対象領域を表示させるように表示指示を出力する。指示受付部12は、空調対象領域から指定領域を選択する指示を受け付ける。
本実施形態によれば、表示装置30に対して空調対象領域を表示させるように表示指示を出力する。これに基づいて、表示装置30は、空調対象領域を表示する。指示受付部12は、空調対象領域から指定領域を選択する指示を受け付ける。これにより、ユーザは、表示装置30に表示される空調対象領域から指定領域を選択するという簡単な操作で、快適な温熱感としたい指定領域を指定することができる。
本実施形態においては、表示指示部11は、表示装置30に対して指定領域における現状の温熱感を示す温熱感情報を表示させるように表示指示を出力する。
本実施形態によれば、表示装置30に対して指定領域における現状の温熱感を示す温熱感情報を表示させるように表示指示を出力する。これに基づいて、表示装置30は、指定領域における現状の温熱感を示す温熱感情報を表示する。これにより、ユーザは、現状の温熱感を把握しつつ、制御目標を指定することができる。
本実施形態においては、表示指示部11は、制御目標情報として、ユーザの嗜好に応じた嗜好別モードを複数表示させるように表示指示を出力する。指示受付部12は、選択された嗜好別モードを制御目標の指示として受け付ける。動作指示部13は、選択された嗜好別モードによって特定されるユーザの嗜好に適合するように動作指示を出力する。
本実施形態によれば、制御目標情報として、ユーザの嗜好に応じた嗜好別モードを複数表示させるように表示指示を出力する。これにより、ユーザの嗜好に応じた複数の嗜好別モードが、表示装置30に表示される。そして、選択された嗜好別モードを制御目標の指示として受け付ける。選択された嗜好別モードによって特定されるユーザの嗜好に適合するように動作指示を出力する。従って、複数の中から選択された嗜好別モードによって特定されるユーザの嗜好に適合するような目標温度及び目標風量を制御目標とする動作状態で空調装置20を動作させる。これにより、ユーザは、複数の嗜好別モードの中から自らの嗜好に適合するようなモードを選択するという簡単な操作で、自らが指定した指定領域における温熱感を、当該ユーザの嗜好に合うような快適なものとするという効果を得ることができる。
本実施形態においては、表示指示部11は、制御目標情報として、温熱感の目標値の候補を表示させるように表示指示を出力する。指示受付部12は、指定された温熱感の目標値を受け付ける。動作指示部13は、指定された温熱感の目標値となるように動作指示を出力する。
本実施形態によれば、制御目標情報として、温熱感の目標値の候補を表示させるように表示指示を出力する。これに基づいて、表示装置30は、温熱感の目標値の候補を表示する。また、本実施形態によれば、指定された温熱感の目標値を受け付け、指定された温熱感の目標値となるように動作指示を出力する。従って、指定された指定領域における温熱感が指定された温熱感の目標値となるような目標温度及び目標風量を制御目標とする動作状態で空調装置20を動作させる。これにより、ユーザは、現状の温熱感及び温熱感の目標値の候補を把握することにより現状の温熱感と比較しつつ温熱感の目標値を指定することができ、指定領域における温熱感を当該ユーザが指定した温熱感の目標値に近づけることができる。
本実施形態においては、表示指示部11は、制御目標情報として、温熱感の目標値の候補と共に、温度及び風量の程度を特定するための情報とを表示させる表示指示を出力する。指示受付部12は、指定された温熱感の目標値と、指定された温度及び風量の程度を特定する情報とを受け付ける。動作指示部13は、指定された温度及び風量の程度によって、指定された温熱感の目標値となるように動作指示を出力する。
本実施形態によれば、制御目標情報として、温熱感の目標値の候補と共に、温度及び風量の程度を特定するための情報とを表示させる表示指示を出力する。これに基づいて、表示装置30は、温熱感の目標値の候補と共に、温度及び風量の程度を特定するための情報を、表示する。また、本実施形態によれば、指定された温熱感の目標値と、指定された温度及び風量の程度を特定する情報とを受け付け、指定された温度及び風量の程度によって、指定された温熱感の目標値となるように動作指示を出力する。従って、ユーザによって指定された温度及び風量の程度によって、指定された温熱感の目標値となるような動作状態で、空調装置20を動作させる。これにより、ユーザは、当該ユーザの好む温度及び風量の程度の空調風によって、指定領域における温熱感を当該ユーザが指定した温熱感の目標値に近づけることができる。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10 空調制御装置
11 表示指示部
12 指示受付部
13 動作指示部

Claims (6)

  1. 空調装置を制御する空調制御装置であって、
    前記空調装置の空調対象領域に含まれる指定領域に対する制御目標の候補を示す制御目標情報を表示させる表示指示を表示装置に対して出力する表示指示部(11)と、
    前記制御目標情報の出力に応じて入力される、前記指定領域における温熱感を調整するための制御目標、の指示を受け付ける指示受付部(12)と、
    前記指示受付部が受け付けた制御目標に基づいて、前記空調装置に対して目標温度及び目標風量を含む動作指示を出力する動作指示部(13)と、を備える、空調制御装置。
  2. 請求項1に記載の空調制御装置であって、
    前記表示指示部は、前記表示装置に対して前記空調対象領域を表示させるように前記表示指示を出力し、
    前記指示受付部は、前記空調対象領域から前記指定領域を選択する指示を受け付ける、空調制御装置。
  3. 請求項2に記載の空調制御装置であって、
    前記表示指示部は、前記表示装置に対して前記指定領域における現状の温熱感を示す温熱感情報を表示させるように前記表示指示を出力する、空調制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の空調制御装置であって、
    前記表示指示部は、前記制御目標情報として、ユーザの嗜好に応じた嗜好別モードを複数表示させ、
    前記指示受付部は、選択された前記嗜好別モードを制御目標の指示として受け付け、
    前記動作指示部は、選択された前記嗜好別モードによって特定されるユーザの嗜好に適合するように前記動作指示を出力する、空調制御装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の空調制御装置であって、
    前記表示指示部は、前記制御目標情報として、温熱感の目標値の候補を表示させるように前記表示指示を出力し、
    前記指示受付部は、指定された温熱感の目標値を受け付け、
    前記動作指示部は、指定された温熱感の目標値となるように動作指示を出力する、空調制御装置。
  6. 請求項5に記載の空調制御装置であって、
    前記表示指示部は、前記制御目標情報として、温熱感の目標値の候補と共に、温度及び風量の程度を特定するための情報とを表示させるように前記表示指示を出力し、
    前記指示受付部は、指定された温熱感の目標値と、指定された温度及び風量の程度を特定する情報とを受け付け、
    前記動作指示部は、指定された温度及び風量の程度によって、指定された温熱感の目標値となるように動作指示を出力する、空調制御装置。
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