JP2019036462A - 圧着端子、及び、端子付き電線 - Google Patents
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Abstract
【課題】適正に止水性能を確保することができる圧着端子、及び、端子付き電線を提供することを目的とする。【解決手段】端子付き電線に適用される圧着端子1は、軸方向Xに沿って延在する基部41、基部41から軸方向Xと交差する交差方向Yの両側にそれぞれ延びる一対のバレル片部42、43、44、45を含み、基部41と一対のバレル片部42、43、44、45とによって電線Wに対して圧着される電線圧着部4と、筒状に形成され軸方向Xに沿って電線Wの導体部及び絶縁被覆部に渡って装着され、電線Wと電線圧着部4との間に介在し電線圧着部4の内方への水の浸入を抑えると共に電線Wに対して圧着された電線圧着部4の伸び量と同等以上に伸長可能である筒状体5とを備え、筒状体5は、導体部W1と電線圧着部4とを電気的に接触させる貫通孔51を有すると共に導電性を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、圧着端子、及び、端子付き電線に関する。
車両に適用されるワイヤハーネスが備える従来の圧着端子、及び、端子付き電線に関する技術として、例えば、特許文献1には、電線と端子金具との接続構造が開示されている。電線は、芯線に絶縁層を被覆してなる。端子金具は、芯線とは異種の金属によって形成され、カシメ片を備えたオープンバレル状をなす電線圧着部を有する。そして、この電線と端子金具との接続構造は、電線の芯線に中間キャップを被覆し、この中間キャップを包囲するようにカシメ片を圧着させ、中間キャップが端子金具と同種の金属等の端子金具との間で電食を生じさせない材料により形成されている。また、例えば、特許文献2には、電線と、シールシートと、端子とを有する端子付き電線が開示されている。電線は、長手方向の一端部で被覆体が除去されている。シールシートは、開口部が形成されており、電線の芯線の一部が開口部を介して露出するように、電線の一端部を覆っている。端子は、電線圧着部を備え、この電線圧着部がカシメられていることで、シールシートの開口部を介して露出している芯線が電線圧着部に接触して電線圧着部で覆われているとともに、電線の長手方向の一端部を保持している。
ところで、上述の特許文献1に記載の接続構造や端子付き電線では、より適正な止水性能確保の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正に止水性能を確保することができる圧着端子、及び、端子付き電線を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る圧着端子は、軸方向に沿って延在する基部、前記基部から前記軸方向と交差する交差方向の両側にそれぞれ延びる一対のバレル片部を含み、前記基部と前記一対のバレル片部とによって電線に対して圧着される電線圧着部と、筒状に形成され前記軸方向に沿って前記電線の導体部及び絶縁被覆部に渡って装着され、前記電線と前記電線圧着部との間に介在し前記電線圧着部の内方への水の浸入を抑えると共に前記電線に対して圧着された前記電線圧着部の伸び量と同等以上に伸長可能である筒状体とを備え、前記筒状体は、前記導体部と前記電線圧着部とを電気的に接触させる貫通孔を有すると共に導電性を有することを特徴とする。
また、上記圧着端子では、前記導体部は、アルミニウム又はアルミニウム合金によって構成され、前記電線圧着部は、銅又は銅合金によって構成され、前記筒状体は、導電性の材料として、標準電極電位がアルミニウムの標準電極電位と銅の標準電極電位との間にある導電性を有する金属、又は、導電性を有する炭素繊維を含むものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係る端子付き電線は、電線と、前記電線に圧着される圧着端子とを備え、前記圧着端子は、軸方向に沿って延在する基部、前記基部から前記軸方向と交差する交差方向の両側にそれぞれ延びる一対のバレル片部を含み、前記基部と前記一対のバレル片部とによって前記電線に対して圧着される電線圧着部と、筒状に形成され前記軸方向に沿って前記電線の導体部及び絶縁被覆部に渡って装着され、前記電線と前記電線圧着部との間に介在し前記電線圧着部の内方への水の浸入を抑えると共に前記電線に対して圧着された前記電線圧着部の伸び量と同等以上に伸長可能である筒状体とを備え、前記筒状体は、前記導体部と前記電線圧着部とを電気的に接触させる貫通孔を有すると共に導電性を有することを特徴とする。
本発明に係る圧着端子、及び、端子付き電線は、電線圧着部において基部と一対のバレル片部とによって電線に対して圧着される。このとき、圧着端子は、電線の導体部及び絶縁被覆部に渡って筒状体が装着された状態で、電線圧着部が電線に対して圧着される。この構成により、圧着端子は、筒状体が電線と電線圧着部との間に介在し、当該筒状体によって電線圧着部の内方への水の浸入を抑える。そして、この筒状体は、電線に対して圧着された電線圧着部の伸び量と同等以上に伸長可能であるので、当該筒状体が電線に対して圧着された状態の電線圧着部の膨張、収縮等の変形に追従することができる。その上で、圧着端子は、筒状体に電線の導体部と電線圧着部とを電気的に接触させる貫通孔が設けられているので、当該貫通孔を介して導体部と電線圧着部との適正な接触状態を確保することができる。そしてさらに、圧着端子は、筒状体が導電性を有するので、貫通孔を介した導体部と電線圧着部との直接的な導通に加えて、筒状体自体を介して導体部と電線圧着部とを間接的にも導通させることができる。この結果、圧着端子、及び、端子付き電線は、当該筒状体によって導通性能を確実に確保した上で電線圧着部の内方を止水した状態を適正に維持することができ、適正に止水性能を確保することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1、図2、図3に示す本実施形態の圧着端子1は、例えば、車両等に使用されるワイヤハーネスWH等に適用される端子金具である。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の電線Wを一度に各装置に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、電線Wと、当該電線Wの端末に設けられた当該圧着端子1とを備える。電線Wは、例えば、導電性を有する線状の導体部W1と、当該導体部W1の外側を覆う絶縁性の絶縁被覆部W2とを含んで構成される。本実施形態の導体部W1は、導電性の金属、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の素線を複数束ねた芯線であるが、複数の素線を撚り合わせた撚り芯線であってもよい。絶縁被覆部W2は、導体部W1の外周側を被覆する電線被覆である。絶縁被覆部W2は、例えば、絶縁性の樹脂材料(PPやPVC、架橋PE等。耐摩耗性や耐薬品性、耐熱性等に配慮して適宜選定される。)等を押出成形することによって形成される。電線Wは、少なくとも導体部W1の一方の端末において、絶縁被覆部W2が剥ぎ取られており、当該導体部W1の一方の端末が絶縁被覆部W2から露出しており、当該露出している導体部W1の端末に圧着端子1が圧着される。ここでは、電線Wは、線状に延びる延在方向に対してほぼ同じ径で延びるように形成され、導体部W1の断面形状(延在方向と交差する方向の断面形状)が略円形状、絶縁被覆部W2の断面形状が略円環形状となっており、全体として略円形状の断面形状となっている。電線Wと圧着端子1とは、端子付き電線100を構成する。言い換えれば、端子付き電線100は、電線Wと、電線Wに圧着される圧着端子1とを備える。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメット、プロテクタ、固定具等を含んで構成されてもよい。以下、各図を参照して圧着端子1の構成について詳細に説明する。
図1、図2、図3に示す本実施形態の圧着端子1は、例えば、車両等に使用されるワイヤハーネスWH等に適用される端子金具である。ここで、ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の電線Wを一度に各装置に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、電線Wと、当該電線Wの端末に設けられた当該圧着端子1とを備える。電線Wは、例えば、導電性を有する線状の導体部W1と、当該導体部W1の外側を覆う絶縁性の絶縁被覆部W2とを含んで構成される。本実施形態の導体部W1は、導電性の金属、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の素線を複数束ねた芯線であるが、複数の素線を撚り合わせた撚り芯線であってもよい。絶縁被覆部W2は、導体部W1の外周側を被覆する電線被覆である。絶縁被覆部W2は、例えば、絶縁性の樹脂材料(PPやPVC、架橋PE等。耐摩耗性や耐薬品性、耐熱性等に配慮して適宜選定される。)等を押出成形することによって形成される。電線Wは、少なくとも導体部W1の一方の端末において、絶縁被覆部W2が剥ぎ取られており、当該導体部W1の一方の端末が絶縁被覆部W2から露出しており、当該露出している導体部W1の端末に圧着端子1が圧着される。ここでは、電線Wは、線状に延びる延在方向に対してほぼ同じ径で延びるように形成され、導体部W1の断面形状(延在方向と交差する方向の断面形状)が略円形状、絶縁被覆部W2の断面形状が略円環形状となっており、全体として略円形状の断面形状となっている。電線Wと圧着端子1とは、端子付き電線100を構成する。言い換えれば、端子付き電線100は、電線Wと、電線Wに圧着される圧着端子1とを備える。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメット、プロテクタ、固定具等を含んで構成されてもよい。以下、各図を参照して圧着端子1の構成について詳細に説明する。
なお、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸方向X」といい、第2方向を「幅方向Y」といい、第3方向を「高さ方向Z」という。ここでは、軸方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に略直交する。軸方向Xは、典型的には、圧着端子1が設けられる電線Wの延在方向に相当し、圧着端子1の電気接続部2と電線圧着部4とが並ぶ方向に相当する。幅方向Yと高さ方向Zとは、軸方向Xと交差する交差方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。
圧着端子1は、電気接続部2と、連結部3と、電線圧着部4と、筒状体5とを備える。電気接続部2と連結部3と電線圧着部4とは、全体が一体で導電性の金属、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等によって構成され、端子金具6を構成する。圧着端子1は、例えば、電気接続部2、連結部3、電線圧着部4等の各部に対応した形状に打ち抜かれた一枚の板金をプレス及び折り曲げ成形することにより各部が立体的に一体で形成される。圧着端子1は、軸方向Xに沿って一方側から他方側に向かって、電気接続部2、連結部3、電線圧着部4の順で並んで相互に連結される。
電気接続部2は、導電性部材と電気的に接続される部分である。本実施形態の導電性部材は、例えば、相手側端子(不図示)である。すなわちここでは、本実施形態の電気接続部2は、相手側端子に対して電気的に接続される端子接続部として構成される。電気接続部2は、雄型の端子形状であってもよいし、雌型の端子形状であってもよい。本実施形態の電気接続部2は、雌型の端子形状として図示しており、雄型の端子形状の相手側端子と電気的に接続される。なお、導電性部材は、相手側端子でなくてもよく、例えば、アース部材等の種々の導電性の部材であってもよい。電気接続部2は、相手側端子に対して電気的に接続される端子接続部を構成しなくてもよく、例えば、アース部材等に締結されるいわゆる丸形端子(LA端子)形状であってもよい。
連結部3は、電気接続部2と電線圧着部4との間に介在し、当該電気接続部2と当該電線圧着部4とを連結する部分である。圧着端子1は、電気接続部2と電線圧着部4とが連結部3を介して電気的に接続され、当該電線圧着部4を介して電気接続部2と電線Wの導体部W1とが電気的に接続され導通される。
電線圧着部4は、圧着端子1と電線Wの端末とを電気的に接続する部分である。電線圧着部4は、電線Wの端末に加締められ圧着される。電線圧着部4は、基部41、及び、二組の一対のバレル片部42、43、44、45を含んで構成される。電線圧着部4は、基部41と二組の一対のバレル片部42、43、44、45とによって電線Wに対して加締められ圧着される。電線圧着部4は、基部41、及び、二組の一対のバレル片部42、43、44、45によって、導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48が構成される。言い換えれば、電線圧着部4は、基部41、及び、二組の一対のバレル片部42、43、44、45によって構成される導体圧着部46、中間部47、及び、被覆圧着部48を含んで構成される。導体圧着部46は、基部41の一部、及び、一対のバレル片部42、43によって構成される。中間部47は、基部41の一部によって構成される。被覆圧着部48は、基部41の一部、及び、一対のバレル片部44、45によって構成される。電線圧着部4は、軸方向Xに沿って電気接続部2側から反対側に向かって、導体圧着部46、中間部47、被覆圧着部48の順で並んで相互に連結される。そして、電線圧着部4は、中間部47を介して一対のバレル片部42、43と一対のバレル片部44、45とが分断されたいわゆる別体バレル型の圧着部を構成する。
基部41は、軸方向Xに沿って延在し、U字状に形成された電線圧着部4の底壁となる部分である。基部41は、圧着加工の際に電線Wの端部が載置される。基部41は、軸方向Xの一方側に連結部3を介して電気接続部2が連結される。なお、基部41は、圧着加工前の状態において軸方向Xの他方側にキャリアが連結されており、例えば、圧着加工時にキャリアから切断される。
一対のバレル片部42、43は、基部41の一部と共に導体圧着部46を構成する部分である。導体圧着部46は、電線圧着部4において軸方向Xの一端側、ここでは、電気接続部2側に設けられ電線Wの導体部W1に対して加締められ圧着される部分である。さらに言えば、導体圧着部46は、導体部W1に対して加締められ圧着されることで、当該導体部W1と電気的に接続される部分である。一対のバレル片部42、43は、当該導体圧着部46において基部41から幅方向Yの両側にそれぞれ帯状に延びて形成され、基部41との間に電線Wの導体部W1を包んで加締められ圧着される部分である。バレル片部42、43は、圧着加工前の状態において、U字状に形成された電線圧着部4の側壁となる部分である。バレル片部42は、基部41から軸方向Xと交差する幅方向Yの一方側に延びる。バレル片部43は、基部41から幅方向Yの他方側に延びる。バレル片部42、43は、電線Wの導体部W1に対して加締められ圧着される前の状態(図2参照)では、基部41に対して曲げ加工が施され当該基部41とあわせて略U字状に成形されている。本実施形態の一対のバレル片部42、43は、電線Wに対して巻き付けられて加締められ、圧着された状態で、互いに重なり合わない(オーバーラップしない)ように基部41側の根元から先端までの長さが設定されている。一対のバレル片部42、43は、基部41側の根元から先端までの長さが互いに等しくてもよく、一方の長さが他方の長さよりも長くてもよい。ここでは、一対のバレル片部42、43は、いわゆるBクリンプと称する加締め圧着がなされるものとして図示しているがこれに限らない。Bクリンプでは、バレル片部42、43のそれぞれが基部41側に向けて折り曲げられて先端部が電線Wに向けて押しつけられるように加締められ圧着される。導体圧着部46は、基部41、及び、一対のバレル片部42、43によって、一対のバレル片部42、43の間に位置する電線Wの導体部W1の外側を包んで導体部W1に対して加締められ圧着される。なお、導体圧着部46は、基部41、及び、一対のバレル片部42、43において導体部W1と接触する部分に、導体部W1との接触面積を増やし接触安定性を向上すると共に凝着強度を向上するためのセレーション等が設けられていてもよい。
一対のバレル片部44、45は、基部41の一部と共に被覆圧着部48を構成する部分である。被覆圧着部48は、電線圧着部4において軸方向Xの他端側、ここでは、電気接続部2側とは反対側に設けられ電線Wの絶縁被覆部W2に対して加締められ圧着される部分である。ここでは、電線圧着部4は、軸方向Xに対して当該被覆圧着部48と導体圧着部46との間に中間部47が介在する。中間部47は、導体圧着部46と被覆圧着部48との間に介在し、当該導体圧着部46と当該被覆圧着部48とを連結する部分である。一対のバレル片部44、45は、当該被覆圧着部48において基部41から幅方向Yの両側にそれぞれ帯状に延びて形成され、基部41との間に電線Wの絶縁被覆部W2を包んで加締められ圧着される部分である。バレル片部44、45は、圧着加工前の状態において、U字状に形成された電線圧着部4の側壁となる部分である。バレル片部44は、基部41から軸方向Xと交差する幅方向Yの一方側に延びる。バレル片部45は、基部41から幅方向Yの他方側に延びる。バレル片部44、45は、電線Wの絶縁被覆部W2に対して加締められ圧着される前の状態(図2参照)では、基部41に対して曲げ加工が施され当該基部41とあわせて略U字状に成形されている。バレル片部44、45は、それぞれバレル片部42、43との間に中間部47が介在することで当該バレル片部42、43と間隔をあけて分断して形成される。本実施形態の一対のバレル片部44、45は、電線Wに対して巻き付けられて加締められ、圧着された状態で、互いに重なり合わない(オーバーラップしない)ように基部41側の根元から先端までの長さが設定され、かつ、軸方向Xにずらされて形成される。一対のバレル片部44、45は、基部41側の根元から先端までの長さが互いに等しくてもよく、一方の長さが他方の長さよりも長くてもよい。被覆圧着部48は、基部41、及び、一対のバレル片部44、45によって、一対のバレル片部44、45の間に位置する電線Wの絶縁被覆部W2の外側を包んで絶縁被覆部W2に対して加締められ圧着される。
筒状体5は、図2、図3、図4に示すように、筒状に形成され、電線Wにおいて導体部W1が露出している端末に装着される止水部材である。ここでは、筒状体5は、中心軸線が軸方向Xに沿った略円筒形状に形成される。筒状体5は、内部が中空状に形成されると共に、軸方向Xの一端側が閉塞し他端側が開口して形成される。筒状体5は、開口側の端部5aを介して軸方向Xに沿って電線Wの導体部W1及び絶縁被覆部W2に渡って装着される(図3参照)。ここでは、筒状体5は、電線Wに装着された状態で閉塞側の端部5bが導体部W1の先端と当接し、開口側の端部5aが絶縁被覆部W2上に位置する位置まで押し込まれるようにして電線Wに装着される。圧着端子1は、筒状体5が電線Wに装着された状態で当該筒状体5と共に電線Wに対して電線圧着部4のバレル片部42、43、44、45が加締められ圧着される。筒状体5は、電線Wに対して電線圧着部4が加締められ圧着された状態で外側がバレル片部42、43、44、45によって包まれ覆われる。そして、筒状体5は、電線Wと電線圧着部4との間に介在し電線圧着部4の内方への水の浸入を抑える止水部材として機能する。ここでは、筒状体5は、電線圧着部4において、導体圧着部46と中間部47と被覆圧着部48とに渡って電線Wとの間に介在する。典型的には、筒状体5は、導体圧着部46においては、基部41、バレル片部42、43と導体部W1との間に介在する。一方、筒状体5は、被覆圧着部48においては、基部41、バレル片部44、45と絶縁被覆部W2との間に介在する。
そして、本実施形態の筒状体5は、電線Wに対して圧着された電線圧着部4の伸び量と同等以上に伸長可能なものである。筒状体5は、好適には、伸長率が10%以上であるものが用いられる。ここで、伸長率[%]は、典型的には、下記の数式(1)で表すことができる。筒状体5の初期の全長は、典型的には、筒状体5に外力が付加されてない状態での所定方向に沿った全長である。筒状体5の伸長時の全長は、典型的には、上記所定方向に沿って伸長した状態での当該所定方向に沿った全長である。
伸長率[%]=((伸長時の全長−初期の全長)/初期の全長)×100 ・・・(1)
筒状体5の伸長率の上限値は、例えば、100%程度、典型的には、製造上可能な範囲であればよい。また、筒状体5は、少なくとも−40℃以上120℃以下の温度域で適正に機能する程度の耐温度性能を有していることが好ましい。そして、本実施形態の筒状体5は、導電性を有する。筒状体5は、例えば、樹脂、ゴム、エラストマ等の材料に、金、銀、銅、亜鉛、鉄、ニッケル等の導電性を有する金属や導電性を有する炭素繊維(カーボンナノチューブ等)を添加したものを用いることができる。筒状体5は、一例として、例えば、『大阪有機化学工業株式会社製の機能性アクリル系エラストマ材料』等を用いることができる。なお、筒状体5は、樹脂、ゴム、エラストマ等の材料に導電性を有する材料を添加したものを用いる場合、当該導電性を有する材料は、下記の要領で選択されるとよい。すなわち、当該導電性を有する材料は、標準電極電位が導体部W1を構成する材料の標準電極電位と電線圧着部4を構成する材料の標準電極電位との間にある導電性を有する金属、又は、導電性を有する炭素繊維を用いることが好ましい。例えば、筒状体5は、導体部W1がアルミニウム又はアルミニウム合金によって構成され、電線圧着部4が銅又は銅合金によって構成される場合、当該導電性を有する材料は、下記の要領で選択されるとよい。すなわちこの場合、筒状体5は、導電性の材料として、標準電極電位がアルミニウムの標準電極電位と銅の標準電極電位との間にある導電性を有する金属(例えば、亜鉛、鉄、ニッケル等)、又は、導電性を有する炭素繊維を含むように構成されることが好ましい。
伸長率[%]=((伸長時の全長−初期の全長)/初期の全長)×100 ・・・(1)
筒状体5の伸長率の上限値は、例えば、100%程度、典型的には、製造上可能な範囲であればよい。また、筒状体5は、少なくとも−40℃以上120℃以下の温度域で適正に機能する程度の耐温度性能を有していることが好ましい。そして、本実施形態の筒状体5は、導電性を有する。筒状体5は、例えば、樹脂、ゴム、エラストマ等の材料に、金、銀、銅、亜鉛、鉄、ニッケル等の導電性を有する金属や導電性を有する炭素繊維(カーボンナノチューブ等)を添加したものを用いることができる。筒状体5は、一例として、例えば、『大阪有機化学工業株式会社製の機能性アクリル系エラストマ材料』等を用いることができる。なお、筒状体5は、樹脂、ゴム、エラストマ等の材料に導電性を有する材料を添加したものを用いる場合、当該導電性を有する材料は、下記の要領で選択されるとよい。すなわち、当該導電性を有する材料は、標準電極電位が導体部W1を構成する材料の標準電極電位と電線圧着部4を構成する材料の標準電極電位との間にある導電性を有する金属、又は、導電性を有する炭素繊維を用いることが好ましい。例えば、筒状体5は、導体部W1がアルミニウム又はアルミニウム合金によって構成され、電線圧着部4が銅又は銅合金によって構成される場合、当該導電性を有する材料は、下記の要領で選択されるとよい。すなわちこの場合、筒状体5は、導電性の材料として、標準電極電位がアルミニウムの標準電極電位と銅の標準電極電位との間にある導電性を有する金属(例えば、亜鉛、鉄、ニッケル等)、又は、導電性を有する炭素繊維を含むように構成されることが好ましい。
そして、本実施形態の筒状体5は、電線Wに装着され、電線Wと電線圧着部4との間に介在した状態で、導体部W1と電線圧着部4とを電気的に接触させる貫通孔51を有する。貫通孔51は、円筒形状の側面を構成する壁面部に形成される。貫通孔51は、当該壁面部を軸方向Xと交差する方向、ここでは高さ方向Zに沿って貫通し、筒状体5の内部と外部とを連通するように形成される。貫通孔51は、電線Wに装着され、電線Wと電線圧着部4との間に介在した状態で、導体圧着部46における基部41、及び、導体部W1と高さ方向Zに沿って対向する位置に形成される。貫通孔51は、軸方向Xに対して、筒状体5の中央部近傍に形成される。より詳細には、貫通孔51は、軸方向Xに対して、導体部W1の先端と絶縁被覆部W2の先端(言い換えれば、導体部W1の露出部分と絶縁被覆部W2との境界)との間であって当該各先端から軸方向Xに沿って間隔をあけた位置に形成される。
上記のように構成される圧着端子1は、例えば、いわゆる下型としてのアンビル、上型としてのクリンパと呼ばれる型を用いて電線圧着部4を変形させながら、電線Wに加締められ圧着される。この場合、圧着端子1は、まず、電線Wにおいて導体部W1が露出している端末に筒状体5が装着される。そして、圧着端子1は、アンビルの載置面上に電線圧着部4の基部41が載置された状態で二組の一対のバレル片部42、43、44、45の間に電線Wが載置される(図2等参照)。この場合、圧着端子1は、導体部W1が導体圧着部46の一対のバレル片42、43の間に位置し絶縁被覆部W2が被覆圧着部48の一対のバレル片44、45の間に位置するように当該基部41上に当該電線Wが載置される。圧着端子1は、電線圧着部4に相当する部分の内側の面(圧着後に電線Wが位置する側の面)に、筒状体5を介在させた状態で基部41に電線Wが載置される。そして、圧着端子1は、アンビルと高さ方向Zに対向する位置に配置されたクリンパが高さ方向Zに沿って当該アンビル側に相対的に接近しながら、二組の一対のバレル片部42、43、44、45をそれぞれ基部41側に押圧し徐々に内側に倒し変形させる。これにより、圧着端子1は、導体圧着部46が基部41と一対のバレル片部42、43との間に導体部W1を包んで加締められ当該導体部W1に圧着されると共に、被覆圧着部48が基部41と一対のバレル片部44、45との間に絶縁被覆部W2を包んで加締められ当該絶縁被覆部W2に圧着される(図1参照)。この状態で、圧着端子1は、筒状体5が導体圧着部46と中間部47と被覆圧着部48とに渡って電線圧着部4と電線Wとの間に介在する。そして、圧着端子1は、筒状体5の貫通孔51を介して電線Wの導体部W1と電線圧着部4の導体圧着部46とが直接的に接触、凝着し導通する。
以上で説明した圧着端子1、端子付き電線100は、電線圧着部4において基部41と一対のバレル片部42、43、44、45とによって電線Wに対して圧着される。このとき、圧着端子1は、電線Wの導体部W1及び絶縁被覆部W2に渡って筒状体5が装着された状態で、電線圧着部4が電線Wに対して圧着される。この構成により、圧着端子1は、筒状体5が電線Wと電線圧着部4との間に介在し、当該筒状体5によって電線圧着部4の内方への水の浸入を抑える。このとき、圧着端子1は、電線Wにおいて、導体部W1の露出部分と絶縁被覆部W2との境界に跨って筒状体5が装着され密着させることができるので、当該境界も適正に止水することができる。そして、この筒状体5は、電線Wに対して圧着された電線圧着部4の伸び量と同等以上に伸長可能であるので、当該筒状体5が電線Wに対して圧着された状態の電線圧着部4の膨張、収縮等の変形に追従することができる。つまり、圧着端子1は、筒状体5が電線圧着部4等の変形に応じて導体部W1と電線圧着部4との間に密着しながら追従して止水することができる。この構成により、圧着端子1は、当該筒状体5によって電線圧着部4の内方を止水した状態を適正に維持することができる。その上で、圧着端子1は、筒状体5に電線Wの導体部W1と電線圧着部4とを電気的に接触させる貫通孔51が設けられているので、当該貫通孔51を介して電線Wの導体部W1と電線圧着部4の導体圧着部46とを直接的に接触、凝着させ導通させることができる。この構成により、圧着端子1は、当該貫通孔51を介して導体部W1と電線圧着部4との適正な接触状態を確保することができる。またこの場合、圧着端子1は、当該貫通孔51が導体部W1の先端と絶縁被覆部W2の先端から間隔をあけた位置に形成され、かつ、筒状体5自体が良好な伸縮性を有しているので、当該貫通孔51の両側で確実に止水することができる。つまり、圧着端子1は、貫通孔51によって電線圧着部4の内方に対する止水性能を確保した上で、貫通孔51によって導体部W1と電線圧着部4との導通性能も確実に確保することができる。そしてさらに、この圧着端子1、端子付き電線100は、筒状体5が導電性を有するので、貫通孔51を介した導体部W1と導体圧着部46との直接的な導通に加えて、筒状体5自体を介して導体部W1と導体圧着部46とを間接的にも導通させることができる。つまり、圧着端子1は、筒状体5が電線圧着部4等の変形に応じて導体部W1と電線圧着部4との間に密着しながら追従して介在し止水しつつ、当該筒状体5自体によって相互に導通することができる。この結果、圧着端子1、端子付き電線100は、導体部W1と電線圧着部4との導通性能を確実に確保した上で、適正に止水性能を確保することができる。
なお、以上で説明した圧着端子1、端子付き電線100は、筒状体5として樹脂、ゴム、エラストマ等の材料に導電性を有する材料を添加したものを用いる場合、当該導電性を有する材料は、下記のものが選択されることが好ましい。すなわちこの場合、当該導電性を有する材料は、標準電極電位が導体部W1を構成する材料の標準電極電位と電線圧着部4を構成する材料の標準電極電位との間にある導電性を有する金属、又は、導電性を有する炭素繊維を用いることが好ましい。圧着端子1は、例えば、導体部W1がアルミニウム又はアルミニウム合金によって構成され、電線圧着部4が銅又は銅合金によって構成されている場合、筒状体5は、下記のものが選択されることが好ましい。すなわちこの場合、筒状体5は、導電性の材料として、標準電極電位がアルミニウムの標準電極電位と銅の標準電極電位との間にある導電性を有する金属、又は、導電性を有する炭素繊維を含むように構成されることが好ましい。この結果、圧着端子1、端子付き電線100は、導体部W1と電線圧着部4との間に筒状体5が介在することで導体部W1と電線圧着部4との間でガルバニック腐食が発生することを極力抑制することができる。その上で、圧着端子1、端子付き電線100は、当該筒状体5によって適正に止水性能を確保することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る圧着端子、及び、端子付き電線は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、電線圧着部4は、中間部47を介して一対のバレル片部42、43と一対のバレル片部44、45とが分断されたいわゆる別体バレル型の圧着部を構成するものとして説明したがこれに限らない。上述した筒状体5は、例えば、図6に示す変形例に係る端子付き電線100Aが備える圧着端子1Aに適用されてもよい。圧着端子1Aは、電線圧着部4にかえて電線圧着部4Aを備える点で上述の圧着端子1と異なり、その他の構成は、当該圧着端子1と略同様の構成である。この電線圧着部4Aは、いわゆる一体バレル型の圧着部を構成する。電線圧着部4Aは、中間部47にかえて連結圧着部47Aを含んで構成され、導体圧着部46と連結圧着部47Aと被覆圧着部48とが一体で形成される。より詳細には、電線圧着部4Aは、上述した導体圧着部46のバレル片部42と被覆圧着部48のバレル片部44とが連結圧着部47Aを介して軸方向Xに連なって一体化され1つのバレル片部42Aを構成する。また、電線圧着部4Aは、上述した導体圧着部46のバレル片部43と被覆圧着部48のバレル片部45とが連結圧着部47Aを介して軸方向Xに連なって一体化され別の1つのバレル片部43Aを構成する。言い換えれば、一対のバレル片部42A、43Aは、それぞれ導体圧着部46、連結圧着部47A、被覆圧着部48がこの順序で軸方向Xに沿って連続している一枚の片部である。ここでは、一対のバレル片部42A、43Aは、それぞれ、電線Wに対して加締められた状態で、互いにオーバーラップするように形成されている。一対のバレル片部42A、43Aは、基部41から幅方向Yの両側にそれぞれ延びる。電線圧着部4Aは、基部41と一対のバレル片部42A、43Aとによって電線Wに対して圧着される。電線圧着部4Aは、バレル片部43Aが基部41との間に位置する電線Wの外側を包み、バレル片部42Aがバレル片部43Aの外側を包んで電線Wに対して圧着され電線Wの導体部W1、及び、絶縁被覆部W2を一体に覆う。圧着端子1Aは、このような構成の電線圧着部4Aに筒状体5が適用された場合であっても、上記と同様に適正に止水性能を確保することができる。
1、1A 圧着端子
2 電気接続部
4、4A 電線圧着部
5 筒状体
41 基部
42、43、44、45、42A、43A バレル片部
51 貫通孔
100、100A 端子付き電線
W 電線
W1 導体部
W2 絶縁被覆部
X 軸方向
Y 幅方向(交差方向)
Z 高さ方向
2 電気接続部
4、4A 電線圧着部
5 筒状体
41 基部
42、43、44、45、42A、43A バレル片部
51 貫通孔
100、100A 端子付き電線
W 電線
W1 導体部
W2 絶縁被覆部
X 軸方向
Y 幅方向(交差方向)
Z 高さ方向
Claims (3)
- 軸方向に沿って延在する基部、前記基部から前記軸方向と交差する交差方向の両側にそれぞれ延びる一対のバレル片部を含み、前記基部と前記一対のバレル片部とによって電線に対して圧着される電線圧着部と、
筒状に形成され前記軸方向に沿って前記電線の導体部及び絶縁被覆部に渡って装着され、前記電線と前記電線圧着部との間に介在し前記電線圧着部の内方への水の浸入を抑えると共に前記電線に対して圧着された前記電線圧着部の伸び量と同等以上に伸長可能である筒状体とを備え、
前記筒状体は、前記導体部と前記電線圧着部とを電気的に接触させる貫通孔を有すると共に導電性を有することを特徴とする、
圧着端子。 - 前記導体部は、アルミニウム又はアルミニウム合金によって構成され、
前記電線圧着部は、銅又は銅合金によって構成され、
前記筒状体は、導電性の材料として、標準電極電位がアルミニウムの標準電極電位と銅の標準電極電位との間にある導電性を有する金属、又は、導電性を有する炭素繊維を含む、
請求項1に記載の圧着端子。 - 電線と、
前記電線に圧着される圧着端子とを備え、
前記圧着端子は、
軸方向に沿って延在する基部、前記基部から前記軸方向と交差する交差方向の両側にそれぞれ延びる一対のバレル片部を含み、前記基部と前記一対のバレル片部とによって前記電線に対して圧着される電線圧着部と、
筒状に形成され前記軸方向に沿って前記電線の導体部及び絶縁被覆部に渡って装着され、前記電線と前記電線圧着部との間に介在し前記電線圧着部の内方への水の浸入を抑えると共に前記電線に対して圧着された前記電線圧着部の伸び量と同等以上に伸長可能である筒状体とを備え、
前記筒状体は、前記導体部と前記電線圧着部とを電気的に接触させる貫通孔を有すると共に導電性を有することを特徴とする、
端子付き電線。
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- 2017-08-14 JP JP2017156637A patent/JP2019036462A/ja not_active Abandoned
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