JP2019036429A - コネクタホルダ - Google Patents
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Abstract
Description
この構成によれば、弾性片は、凸状部の両側の凹部(即ち空きスペース)に設けられるため、空きスペースを利用して弾性片を設けることができ、コネクタホルダをコンパクト化することができる。
この構成によれば、各弾性片からコネクタに作用する押付力のうち、各弾性片の対向方向の成分が相殺されるため、コネクタ挿入時に、各弾性片によって、コネクタが各弾性片の対向方向にずれることを防止することができる。即ち、コネクタをコネクタ挿入方向に沿って真っ直ぐにコネクタ収容部に挿入することができる。
この構成によれば、2つの弾性片の基端部(即ちコネクタ収容部の内周面との連結部分)の間隔を十分に広く確保することができるため、各弾性片から天井面に作用する力(即ち各弾性片からコネクタ収容部内の所定のコネクタに作用する押付力に対する反力)が天井面の一カ所に集中することを防止することができる。
この構成によれば、2つの弾性片の先端部(即ちコネクタ収容部に挿入された所定のコネクタとの当接部分)の間隔を十分に広く確保することができるため、弾性片でコネクタを安定して押圧することができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1〜図6を参照して、この実施形態に係るコネクタホルダ1について説明する。
コネクタホルダ本体10は、前面10aが開放した例えば略直方体形の箱状に形成されており、両側の側壁部101と、両側の側壁部101の下辺部の間に跨設された下壁部102と、両側の側壁部101の上辺部の間に跨設された上壁部103と、コネクタホルダ本体10の後面に設けられた後壁部104とを備えている。
係止部14は、係止部本体141と、係止部本体141を支持する支持部142とで構成されている。
図5に示すように、係止突起部141bは、弾性片部141aに直交した後端面141cと、後端面141cの下端と弾性片部141aの基端とを繋ぐ斜面141dとを有している。係止突起部141bは、支持部142の底壁部142bよりも下側に突出している。弾性片部141aが上下側に弾性的に撓むことで、係止突起部141bは上下に変位可能になっている。係止突起部141bは、側面視で逆直角三角形状に形成されており(図5)、平面視で例えば前側に開口した略コ字状に形成されている(図4)。
上記の実施形態では、2つの弾性片15は逆ハの字状に設けられたが、図7に示すように、2つの弾性片15はハの字状に設けられてもよい。即ち、2つの弾性片15は、コネクタ挿入方向Pから見て、互いの対向方向の外側に傾斜して設けられてもよい。この構成によれば、2つの弾性片15の先端部15b(即ちコネクタ収容部11に挿入された所定のコネクタ2との当接部分)の間隔を十分に広く確保することができるため、弾性片15でコネクタ2を安定して押圧することができる。
上記の実施形態では、各弾性片15は、コネクタ収容部11の天井面11bに設けられることで凹部16内に設けられたが、図8に示すように、各弾性片15は、コネクタ収容部11の両側の側面11cの上部に設けられることで凹部16内に設けられてもよい。なお、側面11cは、コネクタ収容部11の内周面を構成する各面のうち、凸状部14Tが設けられた面である天井面11bに隣接した隣接面である。なお、各弾性片15は、上記の実施形態の場合と同様に、逆ハの字状に設けられている。
また、上記のように、弾性片15が側面11cに設けられる場合において、コネクタ収容部11の側面11cの上部に設けられ且つコネクタ2の上面21bを押圧する場合に限定されない場合は、弾性片15と凸状部14Tとの間隔を十分に確保でき、これにより、弾性片15の配置の自由度や弾性片15の大きさ・形状の自由度を向上させることができる。
図9に示すように、上記の実施形態において、各弾性片15における先端部15bと手前側端部15dとの連接部分15eが例えば円弧状に面取りされていてもよい。なお、手前側端部15dは、弾性片15におけるコネクタ挿入方向Pの手前側の端部である。この変形例によれば、弾性片15の角部のうち、コネクタ挿入時にコネクタ2と接触し易い角部(即ち連接部分15e)が面取りされているため、コネクタ挿入時に、弾性片15の上記の角部でコネクタ2が傷付くことを抑制することができる。
図10に示すように、上記の実施形態において、各弾性片15における先端部15bとコネクタ側主面15gとの連接部分15hが例えば円弧状に面取りされていてもよい。なお、弾性片15の先端部15bとは、弾性片15における基端部15aとは反対側の端部であり、弾性片15のコネクタ側主面15gとは、弾性片15の両側の主面のうち、コネクタ収容部11に挿入されたコネクタ2に対向する側の主面である。
図11に示すように、上記の実施形態において、弾性片15は、コネクタホルダ本体10の周壁部(即ち各壁部101,102,103で構成された部分)の一部(例えば上壁部103)が略コ字状に切り出されてコネクタ収容部11内に折り曲げられることで形成されてもよい。この変形例によれば、コネクタホルダ本体10の周壁部のうち、弾性片15を形成するために切り出された部分には、開口部が形成されるため、その開口部の分、コネクタホルダ1を軽量化することができる。また、弾性片15をコネクタホルダ1に後付けすることができる。
図12に示すように、上記の実施形態において、弾性片15の厚み(即ち弾性片15の主面間の厚み)Dは、弾性片15の先端部15b側ほど薄くなっていてもよい。この変形例によれば、弾性片15に粘り強い弾性を持たせつつ、弾性片15の先端部15b側ほど、弾性片15をしなやかに撓ませることができる。これにより、弾性片15でコネクタ2に柔らかい感触で且つ強く押圧することができ、弾性片15でコネクタ2を十分に強く押圧しつつ、弾性片15によるコネクタ2への傷付けを低減することができる。
図13に示すように、上記の実施形態において、各弾性片15は、その主面がコネクタ挿入方向Pに対して斜めになるように設けられてもよい。より詳細には、各弾性片15は、その長手方向がコネクタ挿入方向Pに対して斜めになるように設けられてもよい。図13では、各弾性片15は、それらの手前側端部15dが各弾性片15の対向方向外側に開くように、コネクタ挿入方向Pに対して斜めに設けられているが、逆に、それらの奥側端部15iが各弾性片15の対向方向外側に開くように、コネクタ挿入方向Pに対して斜めに設けられてもよい。
図14に示すように、上記の実施形態において、弾性片15は、基端部15aから先端部15bに向かってコネクタ側主面15gの側に凸状に湾曲していてもよい。この変形例によれば、弾性片15におけるコネクタ2との接触面は上記のように湾曲するため、弾性片15におけるコネクタ2との接触面を確保することができる。また、弾性片15が弾性的に変位するとき、弾性片15におけるコネクタ2との接触面が、コネクタ2の表面に引っ掛かることを抑制することができる。
上記の実施形態では、弾性片15はコネクタホルダ本体10と一体的に形成されるが、弾性片15とコネクタホルダ本体10とを別々に形成し、弾性片15をコネクタホルダ本体10に組み付けるようにしてもよい。この場合、弾性片15の形状・配置の自由度を向上させることができる。
また、弾性片15の個数は2つに限定されず、1個でも3個以上でもよい。
また、コネクタ収容部11の内周面(例えば底面11a)に、コネクタ収容部11に挿入されたコネクタで圧潰される潰しリブを設けて、潰しリブと弾性片15とを併用してもよい。
2…コネクタ(所定のコネクタ)
10…コネクタホルダ本体
11…コネクタ収容部
11b…天井面(内周面)
11c…側面(隣接面)
14…係止部
14T…凸状部
15a…基端部
15b…先端部
15c…手前側部分
15d…手前側端部
15e…連接部分
15g…コネクタ側主面
15h…連接部分
16…凹部
D…弾性片の厚み
L…弾性片における長手方向に沿った辺
Claims (17)
- 所定のコネクタが挿入可能なコネクタ収容部を有するコネクタホルダ本体と、前記コネクタ収容部の内周面に設けられ、前記コネクタ収容部に挿入された前記所定のコネクタに係止する係止部とを備えたコネクタホルダにおいて、
前記コネクタ収容部の内周面に設けられ、前記コネクタ収容部に挿入された前記所定のコネクタを付勢し、その付勢方向の前記内周面の側に前記所定のコネクタを弾性的に押し付ける弾性片を備えた
コネクタホルダ。 - 前記係止部は、前記内周面から突出した凸状部を構成し、
前記弾性片は、コネクタ挿入方向から見て、前記凸状部の両側の凹部のうちの少なくとも一方の凹部内に設けられた
請求項1に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片は、前記コネクタ収容部の前記内周面を構成する各面のうち、前記凸状部が設けられた面に設けられた
請求項2に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片は、前記コネクタ収容部の前記内周面を構成する各面のうち、前記凸状部が設けられた面に隣接した隣接面に設けられた
請求項2に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片は、前記コネクタ収容部の前記内周面において、コネクタ挿入方向の奥側に設けられた
請求項1から請求項4に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片は、2つ設けられ、
前記2つの弾性片は、コネクタ挿入方向から見て、互いの傾斜方向が交差するように設けられた
請求項1から請求項5のうちの一項に記載のコネクタホルダ。 - 前記2つの弾性片は、コネクタ挿入方向から見て、互いの対向方向の内側に傾いて設けられた
請求項6に記載のコネクタホルダ。 - 前記2つの弾性片は、コネクタ挿入方向から見て、互いの対向方向の外側に傾斜して設けられた
請求項6に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片は、前記弾性片の長手方向に沿った一対の辺を有し、
前記弾性片の前記一対の辺のうちの一方の辺が、前記内周面に連結されている
請求項1から請求項8のうちの一方に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片において、前記コネクタ収容部の前記内周面と連結した端部を基端部とし、前記基端部の反対側の端部を先端部とし、前記先端部におけるコネクタ挿入方向の手前側の部分を手前側部分とし、
前記弾性片の前記先端部の前記手前側部分は、前記基端部の側に傾斜した形状である
請求項1から請求項8のうちの一項に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片において、前記コネクタ収容部の前記内周面に連結した端部と反対側の端部を先端部とし、コネクタ挿入方向手前側の端部を手前側端部とし、
前記弾性片における前記先端部と前記手前側端部との連接部分が、面取りされている
請求項1から請求項10のうちの一項に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片において、前記コネクタ収容部の前記内周面に連結した端部と反対側の端部を先端部とし、
前記弾性片の両側の主面のうち、前記コネクタ収容部に挿入された前記所定のコネクタに対向する側の主面をコネクタ側主面とし、
前記弾性片における前記先端部と前記コネクタ側主面との連接部分が、面取りされている
請求項1から請求項11のうちの一項に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片において、前記コネクタ収容部の前記内周面に連結した端部とは反対側の端部を先端部とし、
前記弾性片の厚みは、前記弾性片の前記先端部の側ほど薄くなっている
請求項1から請求項12のうちの一項に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片は、その主面がコネクタ挿入方向に平行になるように設けられた
請求項1から請求項13のうちの一項に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片は、その主面がコネクタ挿入方向に対して斜めになるように設けられている
請求項1から請求項13のうちの一項に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片において、前記内周面に連結した端部を基端部とし、前記基端部の反対側の端部を先端部とし、
前記弾性片の両側の主面のうち、前記コネクタ収容部に挿入された前記所定のコネクタに対向する側の主面をコネクタ側主面とし、
前記弾性片は、前記基端部から前記先端部に向かって前記コネクタ側主面の側に凸状に湾曲している
請求項1から請求項15のうちの一項に記載のコネクタホルダ。 - 前記弾性片は、前記コネクタホルダ本体の周壁部の一部がコ字状に切り出されて前記コネクタ収容部内に折り曲げられることで形成されている
請求項1から請求項16のうちの一項に記載のコネクタホルダ。
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