JP2019032405A5 - 情報処理装置、撮像システム、撮像方法及びプログラム - Google Patents

Description

本発明の情報処理装置は、撮影対象の被写体の撮影範囲を変えて前記被写体の区画ごとの撮影画像を取得する撮像手段を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、前記撮像手段のオートフォーカス機能によるフォーカス合わせの動作が成功しなかった前記被写体の所定の区画に対して、複数のフォーカス制御位置それぞれで撮影を行うフォーカスブラケティング撮影を、前記撮像手段に行わせることを特徴とする。

Claims (19)

1. 撮影対象の被写体の撮影範囲を変えて前記被写体の区画ごとの撮影画像を取得する撮像手段を制御する制御手段を有し、
   前記制御手段は、
   前記撮像手段のオートフォーカス機能によるフォーカス合わせの動作が成功しなかった前記被写体の所定の区画に対して、複数のフォーカス制御位置それぞれで撮影を行うフォーカスブラケティング撮影を、前記撮像手段に行わせることを特徴とする情報処理装置。
2. 前記撮像手段のオートフォーカス機能によるフォーカス合わせが成功した前記被写体の区画のフォーカス制御位置に基づいて、撮影する区画のフォーカス制御位置を予測する予測手段を更に備えることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記制御手段は、前記予測手段による予測に基づいて、前記複数のフォーカス制御位置を決定することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
4. 前記制御手段は、
   前記撮像手段のオートフォーカス機能により決定されたフォーカス制御位置と、前記予測手段による予測との比較に基づいて、前記撮像手段のオートフォーカス機能によるフォーカス合わせの動作の成功を判定することを特徴とする請求項２または３に記載の情報処理装置。
5. 前記予測手段は、前記所定の区画の撮影の前に撮影された前記被写体の第１の区画に対するフォーカス制御位置が、当該第１の区画に対するフォーカス制御位置の予測の範囲外であった場合、当該範囲内のフォーカス制御位置を用いて、前記所定の区画に対するフォーカス制御位置の予測を行うことを特徴とする請求項２から４の何れか１項に記載の情報処理装置。
6. 前記フォーカスブラケティング撮影が行われた後に前記被写体の第２の区画に対する前記オートフォーカス機能によるフォーカス合わせが成功した場合、前記第２の区画に対するフォーカス制御位置に基づいて、前記フォーカスブラケティング撮影の際に取得された複数の撮影画像の中から特定の画像を選択する選択手段を更に有することを特徴とする請求項１から５の何れか１項に記載の情報処理装置。
7. 前記選択手段は、前記第２の区画に対するフォーカス制御位置と、前記複数のフォーカス制御位置とに基づいて、前記特定の画像を選択することを特徴とする請求項６に記載の情報処理装置。
8. 前記選択手段は、前記第２の区画に対するフォーカス制御位置に近いフォーカス制御位置により撮影された画像を前記特定の画像として選択することを特徴とする請求項６または７に記載の情報処理装置。
9. 前記フォーカスブラケティング撮影で取得された複数の撮影画像の中で前記選択手段により選択されなかった画像を削除することを特徴とする請求項６から８の何れか１項に記載の情報処理装置。
10. 前記予測手段は、撮影された各区画に対するフォーカス制御位置を基にフォーカス制御位置の変位量を抽出し、前記変位量を基に撮影する区画のフォーカス制御位置を予測することを特徴とする請求項２から５の何れか１項に記載の情報処理装置。
11. 前記制御手段は、
    撮影された各区画に対するフォーカス制御位置に基づくフォーカス制御位置の変変位量の絶対値が所定の値を超えていない場合には、前記フォーカスブラケティング撮影のフォーカス制御位置のずらし方向を、所定値に対して両方向に設定し、
    前記変位量の絶対値が閾値を超えていた場合には、前記フォーカスブラケティング撮影のフォーカス制御位置のずらし方向を、前記所定値に対して片方向に設定することを特徴とする請求項１から１０の何れか１項に記載の情報処理装置。
12. 前記制御手段は、
    前記変位量の絶対値が閾値を超えていた場合には、前記フォーカスブラケティング撮影のフォーカス制御位置のずらし方向を、前記所定値に対して前記変位量の推移方向と同方向に設定することを特徴とする請求項１１に記載の情報処理装置。
13. 前記制御手段は、前記フォーカス制御位置のずらし量を、前記変位量の絶対値に基づく値とすることを特徴とする請求項１０から１２の何れか１項に記載の情報処理装置。
14. 前記制御手段は、前記変位量の絶対値が所定の極値を通過している場合には、前記フォーカスブラケティング撮影のフォーカス制御位置のずらし方向を、前記所定値に対して前記変位量の推移方向と同方向に設定することを特徴とする請求項１１から１３の何れか１項に記載の情報処理装置。
15. 前記制御手段は、撮影された各区画に対するフォーカス制御位置を取得できない場合、前記フォーカスブラケティング撮影のフォーカス制御位置のずらし方向を前記所定値に対して両方向に設定すると共に、前記フォーカスブラケティング撮影のフォーカス制御位置のずらし量を既定値に設定することを特徴とする請求項１１から１４の何れか１項に記載の情報処理装置。
16. 請求項１から１５の何れか１項に記載の情報処理装置と、前記撮像手段を有する撮像装置と、前記撮像手段の撮影範囲を変える手段を有する雲台装置と、を備えることを特徴とする撮像システム。
17. 前記撮像手段の撮影範囲を変える手段は、予め決めた設定に基づいてパン駆動およびチルト駆動することを特徴とする請求項１６に記載の撮像システム。
18. 撮影対象の被写体の撮影範囲を変えて前記被写体の区画ごとの撮影画像を撮像手段による撮像により取得する際に、前記撮像手段のオートフォーカス機能によるフォーカス合わせの動作が成功しなかった前記被写体の所定の区画に対して、複数のフォーカス制御位置それぞれで撮影を行うフォーカスブラケティング撮影を、前記撮像手段に行わせることを特徴とする撮像方法。
19. コンピュータを、請求項１から１５の何れか１項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。