JP2013210572A - 撮像装置および撮像装置の制御プログラム - Google Patents

撮像装置および撮像装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来の撮像装置では、非合焦状態においてユーザが意図する被写体の位置にフォーカスをあわせることができない場合があった。
【解決手段】撮像装置は、フォーカスレンズを透過した被写体像を撮像する撮像部と、オートフォーカス動作に用いられる合焦評価値を取得する取得部と、合焦評価値に基づいて被写体像が合焦しない非合焦状態と判定した場合に、予め定められた条件を満たす複数の合焦評価値にそれぞれ対応する複数のレンズ位置へフォーカスレンズを順次移動させるフォーカス制御部と、フォーカスレンズの順次移動に応じて撮像動作を繰り返し実行するように撮像部を制御する撮像制御部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置および撮像装置の制御プログラムに関する。
コントラストAFで得られたAF評価値が閾値未満となる非合焦状態である場合に、フォーカスレンズを予め定められた位置に移動させる撮像装置が知られている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2011−169993号公報
しかしながら、従来の撮像装置では、非合焦状態においてユーザが撮影したい被写体にフォーカスをあわせることができない場合があった。
本発明の第1の態様における撮像装置は、フォーカスレンズを透過した被写体像を撮像する撮像部と、オートフォーカス動作に用いられる合焦評価値を取得する取得部と、合焦評価値に基づいて被写体像が合焦しない非合焦状態と判定した場合に、予め定められた条件を満たす複数の合焦評価値にそれぞれ対応する複数のレンズ位置へフォーカスレンズを順次移動させるフォーカス制御部と、フォーカスレンズの順次移動に応じて撮像動作を繰り返し実行するように撮像部を制御する撮像制御部とを備える。
また、本発明の第2の態様における撮像装置は、フォーカスレンズを透過した被写体像を撮像する撮像部と、撮像シーンモードを判別する判別部と、オートフォーカス動作に用いられる合焦評価値を取得する取得部と、合焦評価値に基づいて被写体像が合焦しない非合焦状態と判定した場合に、予め定められた条件を満たす複数の合焦評価値のうち撮像シーンモードに基づく1つの合焦評価値に対応するレンズ位置へフォーカスレンズを移動させるフォーカス制御部と、フォーカスレンズのレンズ位置への移動に応じて撮像動作を実行するように撮像部を制御する撮像制御部とを備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係るカメラのシステム構成図である。 本実施形態に係るカメラの背面図である。 第1実施形態の撮影処理を説明する説明図である。 第1実施形態の撮影処理のフロー図である。 第2実施形態の撮影処理のフロー図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る撮像装置としてのカメラ10のシステム構成図である。カメラ10は、システム制御部11を備え、カメラ10を構成する各要素を直接的または間接的に制御する。システム制御部11は、システムメモリ12を備える。システムメモリ12は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM(登録商標)等により構成される。システムメモリ12は、カメラ10の動作時に必要な定数、変数、設定値、プログラム等を、カメラ10の非動作時にも失われないように記憶している。
カメラ10は、光学系20を備える。光学系20は、ズームレンズ21、フォーカスレンズ22、レンズシャッタ23等により構成される。被写体像は光軸に沿って光学系20に入射し、撮像素子31の結像面に結像する。撮像部の少なくとも一部である撮像素子31は、光学系20を透過して入射する被写体像である光学像を光電変換する素子である。撮像素子31として、CCD、CMOSセンサ等が用いられる。撮像素子31で光電変換された被写体像は、A/D変換器32でアナログ信号からデジタル信号に変換される。
デジタル信号に変換された被写体像は、画像データとして順次処理される。A/D変換器32によりデジタル信号に変換された画像データは、メモリ制御部33の制御に従い、一旦内部メモリ34に記憶される。内部メモリ34は、高速で読み書きのできるランダムアクセスメモリであり、例えばDRAM、SRAMなどが用いられる。内部メモリ34は、画像処理部35が行う画像処理、圧縮処理において、ワークメモリとしての役割も担うと共に、加工処理された画像データを一時的に保管する役割を担う。また、内部メモリ34は、連続撮影において高速に連続して画像データが生成される場合に、画像処理の順番を待つバッファメモリとしての役割も担う。メモリ制御部33は、いかなる作業にどれくらいのメモリ容量を割り当てるかを制御する。
画像処理部35は、設定されている撮影モード、ユーザからの指示に則して、画像データをJPEG等の規定の画像フォーマットに従った画像ファイルに変換する。画像処理部35によって処理された画像ファイルは、メモリ制御部33の制御により、内部メモリ34から記録媒体IF38を介して、記録部としての役割を担う記録媒体50に記録される。記録媒体50は、フラッシュメモリ等により構成される、カメラ10に対して着脱可能な不揮発性メモリである。
画像処理部35は、記録用に処理される画像データに並行して、表示用画像データを生成する。通常の表示用画像データは、記録用に処理される画像データをコピーして間引き処理された、画素数の少ない画像データである。表示制御部36は、システム制御部11の制御に従い、記録媒体50に記録されている画像データの画像、カメラ10の各種設定に関する様々なメニュー項目等を液晶モニタ等の表示部37に表示させる。
記録の有無に関わらず、画像処理部35が撮像素子31の出力に従って逐次表示用画像データを生成して表示部37へ出力すれば、表示部37を電子ビューファインダーとするライブビュー機能を実現することができる。表示制御部36は、逐次表示用画像データを用いて、ライブビュー画像を表示部37に表示させる。
カメラ10は、ユーザの入力を受け付ける受付部としての操作部材39を複数備えている。システム制御部11は、操作部材39で受け付けたユーザの入力を検知して各種処理を実行する。光学系20を構成するズームレンズ21、フォーカスレンズ22およびレンズシャッタ23は、システム制御部11の統括制御のもと、ズーム制御部40、フォーカス制御部41および露光制御部42によってそれぞれ制御される。
ズーム制御部40は、ユーザの指示に応じてズームレンズ21を駆動して、被写体像の画角を変更する。フォーカス制御部41は、フォーカスレンズ22を駆動して、被写体像を撮像素子31の受光面上で合焦させるオートフォーカス(AF)を実行する。また、フォーカス制御部41は、後述するようにユーザ指示に応じたフォーカス制御も実行する。このように、フォーカス制御部41は、カメラ10のフォーカス制御全体を司る。露光制御部42は、レンズシャッタ23を駆動して、システム制御部11が算出した露出値に示される絞り値およびシャッタ速度を実現する。
ズーム制御部40は、ズームレンズ21の位置を検出し、システム制御部11へズームレンズ21の位置情報を出力する。フォーカス制御部41は、フォーカスレンズ22の位置を検出し、フォーカスレンズ22の位置情報をシステム制御部11へ出力する。ズームレンズ21の位置情報およびフォーカスレンズ22の位置情報は、システムメモリ12に記録される。
図2は、本実施形態に係るカメラ10の背面図である。カメラ10は、操作部材39として、撮影指示を受け付けるレリーズボタン61を備える。レリーズボタン61は、押下げ方向に2段階に検知できる押しボタンで構成されている。また、カメラ10は、操作部材39として、ズーム指示を受け付けるシーソースイッチ62、回転入力および方向入力を受け付けるロータリーセレクタ63、選択項目の確定指示を受け付ける確定ボタン64を備える。ユーザは、ロータリーセレクタ63の外周部を回転させて回転入力を行い、ロータリーセレクタ63全体を上下左右に傾けて上下左右の方向入力を行う。また、カメラ10は、メニュー画面の表示指示を受け付けるメニューボタン65を備える。
表示制御部36は、撮影モードにおいて、ライブビュー画像100を表示部37に表示させる。ユーザは、表示部37に表示されたライブビュー画像100を確認して構図を決定し、レリーズボタン61を押す。システム制御部11がレリーズボタン61の1段階目の押下げであるスイッチSW1のオンを検知すると、フォーカス制御部41は、コントラストAFを実行する。また、システム制御部11は、レリーズボタン61のスイッチSW1のオンを検知すると自動露出(AE)を実行する。
システム制御部11は、レリーズボタン61の2段階目の押下げであるスイッチSW2のオンを検知すると撮像動作を実行する撮像制御部として機能する。具体的には、システム制御部11は、露光制御部42と協働してレンズシャッタ23を駆動し、撮像素子31による被写体像の取得処理を実行する。そして、システム制御部11は、画像処理部35と協働して画像データを生成する画像処理を実行する。
本実施形態におけるAF動作の詳細について説明する。まず、システム制御部11は、レリーズボタン61のスイッチSW1のオンを検知すると、フォーカス制御部41および画像処理部35と協働して、合焦評価値を取得するためのスキャン動作を実行する。具体的には、フォーカス制御部41は、フォーカスレンズ22を無限端から至近端まで、または至近端から無限端まで移動させる。システム制御部11は、この移動中に被写体像の取得動作を繰り返す。画像処理部35は、取得された被写体像から焦点評価用画像データを生成する。なお、焦点評価用画像データは、至近端から無限端までの間で予め定められた3点以上のレンズ位置を対象に生成される。
そして、画像処理部35は、予め定められた複数の焦点検出領域に対応する画像領域ごとに、評価値算出用の演算処理を施して合焦評価値を取得する。本実施形態において、画像処理部35は、焦点検出領域の画像領域の空間周波数を解析し、空間周波数が高いほど合焦評価値が高くなる演算処理を実行する。システム制御部11は、画像処理部35が取得した合焦評価値を用いて補間処理を実行し、極大値を示す合焦評価値を取得する。スキャン動作において画像処理部35およびシステム制御部11が取得した合焦評価値は、合焦位置の大まかな傾向を示す。本実施形態において、システム制御部11および画像処理部35は、オートフォーカス動作に用いられる合焦評価値を取得する取得部としての役割を担う。
次に、フォーカス制御部41は、スキャン動作で取得された合焦評価値を参照して、フォーカスレンズ22を位置決めするための合焦駆動動作を実行する。具体的には、まず、フォーカス制御部41は、被写体像が撮像素子31の受光面上で合焦する合焦状態であるか、それとも被写体像が撮像素子31の受光面上で合焦しない非合焦状態であるかを判定する。本実施形態において、フォーカス制御部41は、スキャン動作で取得された合焦評価値が予め定められた閾値以上である場合、合焦状態と判定する。一方、フォーカス制御部41は、スキャン動作で取得された合焦評価値がどのレンズ位置およびどの領域においても閾値未満である場合に、非合焦状態と判定する。合焦評価値がどのレンズ位置およびどの領域においても閾値未満である状況は、例えば暗い環境下での撮影である。
フォーカス制御部41は、合焦状態と判定した場合、スキャン動作で取得された極大値を示す合焦評価値のうち1つの合焦評価値を特定し、特定した合焦評価値に対応するレンズ位置近傍でフォーカスレンズ22を移動させる。なお、フォーカス制御部41は、最大値を示す合焦評価値を特定する等の予め定められた条件に従って合焦評価値を特定する。システム制御部11は、この移動中に被写体像の取得動作を繰り返す。画像処理部35は、取得された被写体像から焦点評価用画像データを生成する。
そして、画像処理部35は、予め定められた複数の焦点検出領域に対応する画像領域ごとに、上述した評価値算出用の演算処理を施して合焦評価値を取得する。システム制御部11は、画像処理部35が取得した合焦評価値から極大値を示す合焦評価値を特定する。なお、合焦駆動動作時の焦点評価用画像データが取得されるレンズ位置の間隔は、スキャン動作時の焦点評価用画像データが取得されるレンズ位置の間隔より小さい。したがって、合焦駆動動作で取得された合焦評価値は、スキャン動作で取得された合焦評価値よりも精度が高い。システム制御部11が極大値を示す合焦評価値を特定すると、フォーカス制御部41は、当該合焦評価値に対応するレンズ位置にフォーカスレンズ22を位置決めする。
一方、フォーカス制御部41は、非合焦状態と判定した場合、スキャン動作で取得された極大値を示す合焦評価値に応じてフォーカスレンズ22を移動させる。非合焦状態におけるAF動作の2つの実施形態について以下説明する。なお、以後の説明において、極大値を示す合焦評価値を極大評価値と称する。
まず、フォーカス制御部41が非合焦状態において複数の極大評価値にそれぞれ対応する複数のレンズ位置へフォーカスレンズ22を順次移動させる第1実施形態について説明する。一例として、図2に示すとおり、人物110および人物120を暗い環境下で撮影する場面を想定する。人物110は、人物120よりもカメラ10側に位置している。この例において、ユーザがレリーズボタン61のスイッチSW1をオンにすると、上述のスキャン動作で取得される合焦評価値は、どのレンズ位置およびどの領域においても閾値未満となる。そのため、フォーカス制御部41は非合焦状態と判定する。表示制御部36は、図2に示すように、画面中央の焦点検出領域を示す焦点検出枠130を表示部37に表示させる。なお、表示制御部36は、焦点検出枠130の色、透明度等の表示態様を、合焦状態の場合と異ならせることにより、焦点検出枠130を非合焦状態を示す非合焦情報として用いる。なお、非合焦情報は、焦点検出枠130に限らず、専用のマークであっても「非合焦」の文字であってもよい。
図3は、第1実施形態の撮影処理を説明する説明図である。図3の上のグラフは、図2の例における合焦評価値を示す。第1実施形態において、スキャン動作による焦点評価用画像データの生成は、予め定められたレンズ位置P、P、P、P、Pの5点を対象に実行される。なお、レンズ位置P、P、P、P、Pの情報はシステムメモリ12に予め記録されている。画像処理部35は、レンズ位置P、P、P、P、Pでの焦点評価用画像データを生成し、レンズ位置P、P、P、P、Pにそれぞれ対応する合焦評価値V、V、V、V、Vを取得する。そして、システム制御部11は、画像処理部35が取得した合焦評価値V、V、V、V、Vを用いて補間処理を行い、レンズ位置Pに極大評価値Vおよびレンズ位置Pに極大評価値Vを取得する。極大評価値Vは人物110の位置に対応し、極大評価値Vは人物120の位置に対応する。なお、レンズ位置P、P並びに極大評価値V、Vの情報は、内部メモリ34に格納される。
図3の上のグラフに示すように、いずれの極大評価値も予め定められた閾値Vrefより小さいので、フォーカス制御部41は非合焦状態と判定する。そして、フォーカス制御部41は、極大評価値V、Vに対応するレンズ位置P、Pへフォーカスレンズ22を順次移動させる。システム制御部11は、フォーカスレンズ22の順次移動に応じて撮像動作を繰り返し実行する。
図3の下のグラフは、図2の例におけるフォーカスレンズ22の移動状態を示す。時刻tにおいてシステム制御部11がレリーズボタン61のスイッチSW1を検知すると、フォーカス制御部41は、スキャン動作において、フォーカスレンズ22を無限端から至近端まで移動させる。時刻tにおいてシステム制御部11が非合焦状態と判定すると、フォーカス制御部41は、フォーカスレンズ22の駆動を停止する。
時刻tにおいてシステム制御部11がレリーズボタン61のスイッチSW2を検知すると、フォーカス制御部41は、1回目の合焦駆動動作において、至近端に最も近い極大評価値Vに対応するレンズ位置P近傍でフォーカスレンズ22を駆動する。時刻tにおいてフォーカスレンズ22が1回目の合焦駆動動作によって位置決めされると、システム制御部11は、1回目の撮像動作を開始する。時刻tにおいて1回目の撮像動作が完了すると、フォーカス制御部41は、次の極大評価値Vに対応するレンズ位置P近傍でフォーカスレンズ22を駆動する。時刻tにおいてフォーカスレンズ22が2回目の合焦駆動動作によって位置決めされると、システム制御部11は、2回目の撮像動作を開始する。
このように第1実施形態によれば、非合焦状態において、複数の極大評価値にそれぞれ対応する複数のレンズ位置での撮像動作が繰り返し実行される。したがって、暗い環境下であってもユーザが撮影したい被写体に対する合焦度の高い画像が得られる確率が高くなる。なお、上述の例においては、システム制御部11は、至近端側の極大評価値から無限端側の極大評価値へ向けて順に撮像動作を繰り返したがこれに限らない。システム制御部11は、極大値の大きい順に撮像動作を繰り返してもよい。
なお、第1実施形態において、システム制御部11は、繰り返し実行された撮像動作によって取得された一連の画像に対する顔認識処理の結果を参照して、一連の画像から1つの画像を選択してもよい。顔認識処理の結果に基づく画像選択処理の詳細について図2の例を用いて以下説明する。
まず、画像処理部35は、内部メモリ34に格納されているレンズ位置Pでの画像およびレンズ位置Pでの画像に対して顔認識処理を実行し、人物110、120の顔を認識する。次に、画像処理部35は、フーリエ変換等により、レンズ位置Pでの画像およびレンズ位置Pでの画像のそれぞれについて、人物110、120の顔位置に含まれる周波数成分を解析する。そして、システム制御部11は、高周波成分が多いレンズ位置Pでの画像を選択し、選択画像の画像データを記録媒体50に記録する。このように顔認識処理の結果に応じて記録すべき画像を選択することにより、暗い環境下においてもユーザが撮影したいと推定される被写体に対する合焦度の高い画像を適切に残すことができる。本実施形態において、システム制御部11は、一連の画像から少なくとも1つの画像を選択する選択部および選択した画像の画像データを記録媒体50に記録する記録制御部としての役割を担う。
図4は、第1実施形態の撮影処理のフロー図である。本フローは、システム制御部11がレリーズボタン61のスイッチSW1のオンを検知した時点から開始される。ステップS101では、システム制御部11は、上述したように、フォーカス制御部41画像処理部35と協働してスキャン動作を実行する。ステップS102では、フォーカス制御部41は、上述したように、ステップS101で取得された合焦評価値を参照して、非合焦状態であるか否かを判定する。フォーカス制御部41は、合焦状態と判定した場合にはステップS103へ移行し、非合焦状態と判定した場合にはステップS107へ移行する。
ステップS103では、フォーカス制御部41は、上述したように、システム制御部11および画像処理部35と協働して合焦駆動動作を実行し、特定のレンズ位置へフォーカスレンズ22を移動させる。ステップS104では、システム制御部11は、レリーズボタン61のスイッチSW2がオン操作されたか否かを判断する。システム制御部11は、レリーズボタン61のスイッチSW1のオン操作後予め定められた時間内、例えば5秒以内にレリーズボタン61のスイッチSW2がオン操作されていないと判断した場合には本フローを終了する。一方、システム制御部11は、レリーズボタン61のスイッチSW2がオン操作されたと判断した場合にはステップS105へ移行する。
ステップS105では、システム制御部11は、撮像動作を実行する。具体的には、システム制御部11は、上述した被写体像の取得処理および画像処理を実行する。ステップS106では、システム制御部11は、ステップS105で生成された画像データを記録媒体50に記録し、本フローを終了する。
一方、ステップS107では、表示制御部36は、図2を用いて説明したように、非合焦状態を示す非合焦情報を表示部37に表示させる。ステップS108では、システム制御部11は、ステップS101で取得された合焦評価値を参照して、極大評価値の数nを設定する。ステップS109では、システム制御部11は、カウント変数iを0に設定する。ステップS110では、システム制御部11は、レリーズボタン61のスイッチSW2がオン操作されたか否かを判断する。システム制御部11は、レリーズボタン61のスイッチSW1のオン操作後予め定められた時間内、例えば5秒以内にレリーズボタン61のスイッチSW2がオン操作されていないと判断した場合には本フローを終了する。一方、システム制御部11は、レリーズボタン61のスイッチSW2がオン操作されたと判断した場合にはステップS111へ移行する。
ステップS111では、システム制御部11は、現在のカウント変数iの値に1を加える。ステップS112では、フォーカス制御部41は、上述したように、システム制御部11および画像処理部35と協働して合焦駆動動作を実行し、至近端側若しくは無限端側からi番目の極大評価値に対応するレンズ位置へフォーカスレンズを移動させる。ステップS113では、システム制御部11は、撮像動作を実行する。具体的には、システム制御部11は、上述した被写体像の取得処理および画像データの生成処理を実行する。なお、生成した画像データは、内部メモリ34に記憶される。ステップS114では、システム制御部11は、カウント変数iがn以上であるか否かを判断する。システム制御部11は、カウント変数iがn以上である場合にはステップS115へ移行し、カウント変数iがn未満である場合にはステップS111へ戻る。
ステップS115では、画像処理部35は、上述したように、内部メモリ34を参照し、ステップS113の撮像動作で取得された一連の画像に対して顔認識処理を実行する。ステップS116では、システム制御部11は、上述したように、ステップS115の顔認識処理の結果に応じて一連の画像から画像を選択する。ステップS117では、システム制御部11は、ステップS116で選択した画像の画像データを記録媒体50に記録し、本フローを終了する。
上述のステップS115およびS116において、システム制御部11は、ステップS113の撮像動作で取得された一連の画像から顔認識処理の結果に応じて記録すべき画像を選択したが、これに限らない。システム制御部11は、ステップS113の撮像動作の実行時における撮像シーンモードに応じて一連の画像から記録すべき画像を選択してもよい。
具体的には、まず、システム制御部11は、レリーズボタンのスイッチSW1のオンを検知すると、撮像シーンモードを判別する。例えば、ユーザが操作部材39、メニュー画面等で撮像シーンモードを決定した場合に、システム制御部11は、ユーザが決定した撮像シーンモードの情報をシステムメモリ12から取得し、撮像シーンモードを判別する。また、システム制御部11は、ライブビュー画像の画像データを解析し、実際のシーンに対応する撮像シーンモードを判別してもよい。本実施形態において、システム制御部11は、撮像シーンモードを判別する判別部として機能する。
システム制御部11は、判別した撮像シーンモードが至近端側の被写体を優先する至近優先シーンモードであるか、それとも無限端側の被写体を優先する遠方優先シーンモードであるかを判定する。なお、撮像シーンモードにおけるポートレートモード等の種別は予め定められている。そして、各種別に対して、至近優先シーンモードであるか、遠方優先シーンモードであるか、それともそれ以外のシーンモードであるかの属性を示す属性情報を関連付けたシーンモードテーブルが、システムメモリ12に予め記録されている。システム制御部11は、当該シーンモードテーブルを参照して、判別した撮像シーンモードが至近優先シーンモードであるか、それとも遠方優先シーンモードであるかを判定する。
例えば、ポートレートモード、夜景ポートレートモード、子供スナップモード、クローズアップモード、料理モード、スポーツモード、オートモード、発光禁止オートモード、パーティモードが、至近優先シーンモードとして予め設定されている。また、例えば、風景モード、夜景モード、花火モード、夕焼けモードが、遠方優先シーンモードとして予め設定されている。なお、システム制御部11は、画像処理部35が顔認識処理で顔を検知した場合または被写体を追尾する撮影モードの場合に、撮像シーンモードが至近優先シーンモードであると判定してもよい。
システム制御部11は、撮像シーンモードが至近優先シーンモードであると判定した場合には、至近端側の極大評価値に対応するレンズ位置で撮像された画像、すなわち至近端側で合焦した画像を選択する。一方、システム制御部11は、撮像シーンモードが遠方優先シーンモードであると判定した場合には、無限端側の極大評価値に対応するレンズ位置で撮像された画像、すなわち無限端側で合焦した画像を選択する。このように撮像シーンモードに応じて記録すべき画像を選択することにより、暗い環境下においてもユーザが撮影したいと推定される被写体に対する合焦度の高い画像を適切に残すことができる。
また、システム制御部11は、ステップS113の撮像動作で取得された一連の画像の周波数成分を加味して記録すべき画像を選択してもよい。具体的には、まず、システム制御部11は、フーリエ変換等により、一連の画像のそれぞれに対して周波数成分を解析する。そして、システム制御部11は、一連の画像のうち高周波成分の多い画像を選択する。このように画像の周波数成分に応じて記録すべき画像を選択することにより、暗い環境下においてもユーザが撮影したいと推定される被写体に対する合焦度の高い画像を適切に残すことができる。
また、システム制御部11は、ユーザ入力に応じて記録すべき画像を選択してもよい。具体的には、まず、表示制御部36は、一連の画像を表示部37に表示させる。ユーザは、表示部37を確認しながら、ロータリーセレクタ63および確定ボタン64を操作して記録すべき画像を指定する。そして、システム制御部11は、ユーザが指定した画像の画像データを記録媒体50に記録する。
さらに、システム制御部11は、上述した顔認識処理の結果、撮像シーンモード、周波数成分およびユーザ入力の少なくとも2つの条件を組み合わせて、ステップS113の撮像動作で取得された一連の画像から記録すべき画像を選択してもよい。また、システム制御部11は、2つ以上の画像を記録すべき画像として選択してもよい。
また、システム制御部11は、ステップS113の撮像動作で取得された一連の画像の画像データをすべて記録媒体50に記録してもよい。そして、画像編集モードにおいて、システム制御部11は、上述の手法を用いて一連の画像から記録媒体50に残すべき推奨画像を選択し、表示制御部36は、推奨画像を表示部37に表示させてもよい。なお、一連の画像の画像データに圧縮処理が施されている場合、システム制御部11は、被写体像が合焦している可能性の高い画像である圧縮後の容量が大きな画像を推奨画像として選択してもよい。
次に、フォーカス制御部41が非合焦状態において複数の極大評価値のうち撮像シーンモードに基づく1つの極大評価値に対応するレンズ位置へフォーカスレンズ22を移動させる第2実施形態について説明する。第2実施形態において、まず、システム制御部11は、撮像シーンモードを判別する。撮像シーンモードの判別手法は、第1実施形態での撮像シーンモードの判別手法と同様であるので説明を省略する。
フォーカス制御部41は、撮像シーンモードが上述の至近優先シーンモードである場合に、最も至近端側に位置する極大評価値に対応するレンズ位置へフォーカスレンズ22を移動させる。そして、システム制御部11は、当該レンズ位置への移動に応じて撮像動作を実行する。一方、フォーカス制御部41は、撮像シーンモードが上述の遠方優先シーンモードである場合に、最も無限端側に位置する極大評価値に対応するレンズ位置へフォーカスレンズ22を移動させる。そして、システム制御部11は、当該レンズ位置への移動に応じて撮像動作を実行する。
図2の例を用いて第2実施形態の撮影処理を説明する。図2の例において、ユーザは、操作部材39、メニュー画面等で、撮像シーンモードをポートレートに設定する。システム制御部11は、ユーザが設定した撮像シーンモードの情報およびをシステムメモリ12から取得して、撮像シーンモードが至近優先シーンモードであると判別する。若しくは、システム制御部11は、ライブビュー画像100に対して顔認識処理を実行して人物110、120を認識し、撮像シーンモードが至近優先シーンモードであると判別する。
システム制御部11がレリーズボタン61のスイッチSW2のオンを検知すると、フォーカス制御部41は、システム制御部11および画像処理部35と協働して、最も至近端側に位置する極大評価値Vに対応するレンズ位置P近傍で上述の合焦駆動動作を実行する。合焦駆動動作によってフォーカスレンズ22が位置決めされると、システム制御部11は、撮像動作を実行する。このように撮像シーンモードに応じて合焦すべき被写体の位置を決定することにより、暗い環境下においてもユーザが撮影したいと推定される被写体に対する合焦度の高い画像を取得することができる。
図5は、第2実施形態の撮影処理のフロー図である。本フローは、システム制御部11がレリーズボタン61のスイッチSW1のオンを検知した時点から開始される。ステップS201では、システム制御部11は、上述したように撮像シーンモードを判別する。ステップS202〜S205は、それぞれ、上述の第1実施形態の撮影処理のフロー図におけるステップS101〜S103、S107と同様の処理であるので説明を省略する。
ステップS206では、システム制御部11は、ステップS201で判別した撮像シーンモードが至近優先シーンモードであるか否かを判断する。システム制御部11は、撮像シーンモードが至近優先シーンモードである場合にはステップS207へ移行し、撮像シーンモードが至近優先シーンモードでない場合にはステップS208へ移行する。ステップS207では、フォーカス制御部41は、システム制御部11および画像処理部35と協働して合焦駆動動作を実行し、最も至近端側に位置する極大評価値に対応するレンズ位置へフォーカスレンズ22を移動させる。
ステップS208では、システム制御部11は、ステップS201で判別した撮像シーンモードが遠方優先シーンモードであるか否かを判断する。システム制御部11は、撮像シーンモードが遠方優先シーンモードである場合にはステップS209へ移行し、撮像シーンモードが至近優先シーンモードでも遠方優先シーンモードでもない場合にはステップS210へ移行する。ステップS209では、フォーカス制御部41は、システム制御部11および画像処理部35と協働して合焦駆動動作を実行し、最も無限端側に位置する極大評価値に対応するレンズ位置へフォーカスレンズ22を移動させる。
ステップS210では、フォーカス制御部41は、システム制御部11および画像処理部35と協働して合焦駆動動作を実行し、至近端側や無限端側を問わず最大値を示す合焦評価値に対応するレンズ位置へフォーカスレンズ22を移動させる。なお、フォーカス制御部41は、ステップS201で撮像シーンモードが判別されなかった場合にも、ステップS210の処理を実行する。ステップS211〜S213は、それぞれ、上述の第1実施形態の撮影処理のフロー図におけるステップS104〜S106と同様の処理であるので説明を省略する。
なお、上述の実施形態において、スキャン動作で1つの極大評価値のみ取得された場合には、フォーカス制御部41は、当該極大評価値に対応するレンズ位置近傍で上述の合焦駆動動作を実行する。そして、システム制御部11は、撮像動作を1回実行する。
上述の実施形態では、非合焦状態におけるスキャン動作で取得された閾値Vref未満の極大評価値すべてが対象であるが、これに限らない。フォーカス制御部41は、閾値Vrefより小さい第2の閾値Vref2以上の極大評価値を対象に、上述の合焦駆動動作を実行してもよい。また、フォーカス制御部41は、非合焦状態におけるスキャン動作で取得された閾値Vref未満の極大評価値のうち予め設定された数の極大評価値を対象に、上述の合焦駆動動作を実行してもよい。極大評価値の数は、製造時に予め設定されてもよく、ユーザがメニュー画面等で設定可能であってもよい。この場合、フォーカス制御部41は、値の大きい方から順に対象とする極大評価値を選択する。
上述の実施形態では、非合焦状態においてスキャン動作は1回実行されたが、複数回実行されてもよい。スキャン動作が複数回実行された結果、極大評価値の位置が大きく変動する場合には、フォーカス制御部41は、複数回のスキャン動作で取得された複数の極大評価値のうち最大値を示す極大評価値に対応するレンズ位置近傍で上述の合焦駆動動作を実行してもよい。
上述の実施形態では、複数の焦点検出領域を対象にAF動作が実行されたが、特定の1つの焦点検出領域を対象にAF動作が実行してもよい。特定の焦点検出領域としては、画像処理部35の顔認識処理によって認識された顔領域、ユーザが指定した焦点検出領域が一例として挙げられる。この場合、画像処理部35は、特定の焦点検出領域の合焦評価値を取得する。
上述の実施形態において、システム制御部11は、非合焦状態と判定した場合に、フォーカス制御部41と協働してフォーカスブラケット撮影を実行してもよい。具体的には、フォーカス制御部41は、非合焦状態において、上述の合焦駆動動作で位置決めしたフォーカスレンズ22のレンズ位置を基準位置と設定し、システム制御部11は、基準位置での撮像動作を実行する。次に、フォーカス制御部41は、フォーカスレンズ22を基準位置からフォーカスレンズ22を順次移動させ、システム制御部11は、フォーカスレンズ22の順次移動に応じて撮像動作を繰り返し実行する。このようなフォーカスブラケット撮影によれば、暗い環境下においても合焦度の高い画像が得られる確率が高くなる。
フォーカスブラケット撮影におけるフォーカスレンズ22の移動方向および撮影枚数は、予め定められていてもよい。また、システム制御部11は、フォーカスブラケット撮影におけるフォーカスレンズ22の移動方向および撮影枚数を、設定画面でユーザから受け付けてもよい。
ここで、至近端近傍では、フォーカスレンズ22の微小移動で合焦状態が大きく変わる。一方、無限端側では、フォーカスレンズ22が大きく移動しても合焦状態はそれほど変わらない。そこで、本実施形態では、フォーカスレンズ22の駆動モータの単位パルスあたりの合焦距離のステップ幅は、至近端に近いほど小さくなるように可変設定されている。そして、フォーカス制御部41は、フォーカスレンズ22の駆動モータのパルス単位でフォーカスレンズ22を順次移動させる。このようなフォーカスブラケット撮影によれば、暗い環境下においても合焦度の高い画像が得られる確率が高くなる。
なお、フォーカスレンズ22の移動量は、フォーカスレンズ22の駆動モータのパルス単位に限らない。フォーカス制御部41は、レリーズボタン61のスイッチSW2のオン時点の絞り値および焦点距離の少なくとも1つに応じてフォーカスレンズ22の移動量を決定してもよい。例えば、絞り23を絞り込むほど、すなわち絞り値が大きいほど被写界深度が深くなるので、フォーカス制御部41は、絞り値が大きいほどフォーカスレンズ22の移動量を大きくする。また、焦点距離が短いほど被写界深度が深くなるので、フォーカス制御部41は、焦点距離が短いほどフォーカスレンズ22の移動量を大きくしてもよい。このように撮影状況に応じてフォーカスレンズ22の移動量を変更することにより、合焦度の高い画像が得られる確率がより高くなる。
上述の実施形態においては、合焦の度合いが高いほど大きな値を出力する評価関数を用いたので、極大値を探索する手法を採用した。しかしながら、合焦の度合いを表す評価関数は、多種多様である。例えば、合焦の度合いが高ければ出力値が小さくなる評価関数も採用することができる。このような評価関数の出力値も合焦評価値として扱うなら、合焦状態および非合焦状態の判定条件、並びに非合焦状態においてフォーカスレンズ22の移動の対象とする合焦評価値が満たすべき条件は、評価関数の特性に合わせて予め設定されうる。
上述の実施形態では、撮像装置としてレンズ光学系が一体的に構成されたカメラを例に説明したが、レンズ交換式カメラにも本実施形態に係る概念を適用することができる。また、レンズ交換式カメラのカメラ本体を撮像装置として捉えてもよい。さらに、ミラー機構がないミラーレスデジタルカメラ、ビデオカメラ、カメラ機能付き携帯電話などの撮像装置であっても同様に本実施形態に係る概念を適用することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。上記の実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 カメラ、11 システム制御部、12 システムメモリ、20 光学系、21 ズームレンズ、22 フォーカスレンズ、23 レンズシャッタ、31 撮像素子、32 A/D変換器、33 メモリ制御部、34 内部メモリ、35 画像処理部、36 表示制御部、37 表示部、38 記録媒体IF、39 操作部材、40 ズーム制御部、41 フォーカス制御部、42 露光制御部、50 記録媒体、61 レリーズボタン、62 シーソースイッチ、63 ロータリーセレクタ、64 確定ボタン、65 メニューボタン、100 ライブビュー画像、110、120 人物、130 焦点検出枠

Claims (14)

  1. フォーカスレンズを透過した被写体像を撮像する撮像部と、
    オートフォーカス動作に用いられる合焦評価値を取得する取得部と、
    前記合焦評価値に基づいて前記被写体像が合焦しない非合焦状態と判定した場合に、予め定められた条件を満たす複数の前記合焦評価値にそれぞれ対応する複数のレンズ位置へ前記フォーカスレンズを順次移動させるフォーカス制御部と、
    前記フォーカスレンズの順次移動に応じて撮像動作を繰り返し実行するように前記撮像部を制御する撮像制御部と
    を備える撮像装置。
  2. 繰り返し実行された前記撮像動作によって取得された一連の画像から少なくとも1つの画像を選択する選択部を備える請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記一連の画像に対して顔認識処理を実行する画像処理部を備え、
    前記選択部は、前記画像処理部による顔認識処理の結果に基づいて前記少なくとも1つの画像を選択する請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記選択部は、前記一連の画像の周波数成分を加味して前記少なくとも1つの画像を選択する請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像動作の実行時における撮像シーンモードを判別する判別部を備え、
    前記選択部は、前記判別部が判別した前記撮像シーンモードに基づいて前記少なくとも1つの画像を選択する請求項2から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記選択部は、前記撮像シーンモードが予め定められた第1シーンモードである場合に、前記一連の画像のうち至近端側で合焦した画像を選択する請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記選択部は、前記撮像シーンモードが予め定められた第2シーンモードである場合に、前記一連の画像のうち無限端側で合焦した画像を選択する請求項5または6に記載の撮像装置。
  8. 前記一連の画像に対するユーザ入力を受け付ける受付部を備え、
    前記選択部は、前記ユーザ入力に基づいて前記少なくとも1つの画像を選択する請求項2から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記選択部が選択した前記少なくとも1つの画像の画像データを記録部に記録する記録制御部を備える請求項2から8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. フォーカスレンズを透過した被写体像を撮像する撮像部と、
    撮像シーンモードを判別する判別部と、
    オートフォーカス動作に用いられる合焦評価値を取得する取得部と、
    前記合焦評価値に基づいて前記被写体像が合焦しない非合焦状態と判定した場合に、予め定められた条件を満たす複数の前記合焦評価値のうち前記撮像シーンモードに基づく1つの合焦評価値に対応するレンズ位置へ前記フォーカスレンズを移動させるフォーカス制御部と、
    前記フォーカスレンズの前記レンズ位置への移動に応じて撮像動作を実行するように前記撮像部を制御する撮像制御部と
    を備える撮像装置。
  11. 前記フォーカス制御部は、前記撮像シーンモードが予め定められた第1シーンモードである場合に、前記条件を満たす複数の前記合焦評価値のうち最も至近端側に位置する前記合焦評価値に対応するレンズ位置へ前記フォーカスレンズを移動させる請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記フォーカス制御部は、前記撮像シーンモードが予め定められた第2シーンモードである場合に、前記条件を満たす複数の前記合焦評価値のうち最も無限端側に位置する前記合焦評価値に対応するレンズ位置へ前記フォーカスレンズを移動させる請求項10または11に記載の撮像装置。
  13. フォーカスレンズを透過した被写体像を撮像する撮像部を備える撮像装置の制御プログラムであって、
    オートフォーカス動作に用いられる合焦評価値を取得するステップと、
    前記合焦評価値に基づいて前記被写体像が合焦しない非合焦状態であるか否かを判定するステップと、
    前記非合焦状態と判定された場合に、予め定められた条件を満たす複数の前記合焦評価値にそれぞれ対応する複数のレンズ位置へ前記フォーカスレンズを順次移動させるステップと、
    前記フォーカスレンズの順次移動に応じて撮像動作を繰り返し実行するように前記撮像部を制御するステップと
    をコンピュータに実行させる、撮像装置の制御プログラム。
  14. フォーカスレンズを透過した被写体像を撮像する撮像部を備える撮像装置の制御プログラムであって、
    撮像シーンモードを判別するステップと、
    オートフォーカス動作に用いられる合焦評価値を取得するステップと、
    前記合焦評価値に基づいて前記被写体像が合焦しない非合焦状態であるか否かを判定するステップと、
    前記非合焦状態と判定された場合に、予め定められた条件を満たす複数の前記合焦評価値のうち前記撮像シーンモードに基づく1つの合焦評価値に対応するレンズ位置へ前記フォーカスレンズを移動させるステップと、
    前記フォーカスレンズの前記レンズ位置への移動に応じて撮像動作を実行するように前記撮像部を制御するステップと
    をコンピュータに実行させる、撮像装置の制御プログラム。
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