JP2019028409A - 画像形成装置、画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像部に収容されているトナーの残量が不足しない場合にシートの供給間隔が延長されることを抑制可能な画像形成装置、及び画像形成方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置は、印刷処理の実行中に現像部におけるトナーの残量を取得する取得処理部と、前記取得処理部によって取得されるトナーの残量が予め定められた第1閾値未満である場合に、トナーコンテナにトナーを供給させる供給処理部と、前記取得処理部によって取得されるトナーの残量が前記第1閾値より低い第2閾値未満であって且つ前記第2閾値より低い第3閾値以上の場合に、前記印刷処理における残り印刷ページ数及び前記残り印刷ページ数における平均印字率に基づく判断結果に応じて、シート供給部によるシートの供給間隔を延長する延長処理部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置、及び画像形成装置で実行される画像形成方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、トナーを含む現像剤を用いて感光体ドラムのような像担持体の表面に形成される静電潜像を現像する現像部を備える。また、前記画像形成装置は、前記現像部に収容されているトナーの残量を検出可能なトナーセンサーを備える。例えば、前記画像形成装置では、前記トナーセンサーによって検出されるトナーの残量が所定の閾値未満となった場合に、トナー供給部によって前記現像部にトナーが供給される。
また、前記画像形成装置では、例えば高印字率の画像が連続して印刷される場合に、前記現像部に収容されているトナーが不足して、印刷品質が低下することがある。これに対し、印刷される画像の印字率に応じて、シートの供給間隔を延長可能な画像形成装置が従来技術として知られている(特許文献1参照)。
特開2008−20696号公報
しかしながら、上述の従来技術では、前記現像部に収容されているトナーの残量が不足しない場合であっても、シートの供給間隔が延長されることがある。なお、シートの供給間隔が延長されると、前記画像形成装置における単位時間当たりの印刷枚数が低下する。
本発明の目的は、現像部に収容されているトナーの残量が不足しない場合にシートの供給間隔が延長されることを抑制可能な画像形成装置、及び画像形成方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、現像部と、シート供給部と、トナー供給部と、印刷処理部と、取得処理部と、供給処理部と、延長処理部とを備える。前記現像部は、トナーを含む現像剤を収容する現像剤収容部を有し、前記現像剤収容部に収容されている前記現像剤を用いてトナー像を形成する。前記シート供給部は、前記現像部によって形成された前記トナー像が転写される転写位置にシートを供給する。前記トナー供給部は、前記現像剤収容部に前記トナーを供給する。前記印刷処理部は、前記シート供給部によって前記転写位置に順次供給されるシート各々に画像を形成する印刷処理を実行する。前記取得処理部は、前記印刷処理の実行中に前記現像剤収容部における前記トナーの残量を取得する。前記供給処理部は、前記取得処理部によって取得される前記トナーの残量が予め定められた第1閾値未満である場合に、前記トナー供給部に前記トナーを供給させる。前記延長処理部は、前記取得処理部によって取得される前記トナーの残量が前記第1閾値未満である場合であって、前記印刷処理における残り印刷ページ数が予め定められた第1基準ページ数以上であること及び前記残り印刷ページ数における平均印字率が予め定められた第1基準値以上であることのいずれか一方又は両方の条件を充足する場合に、前記シート供給部によるシートの供給間隔を延長する。
本発明の他の局面に係る画像形成方法は、トナーを含む現像剤を収容する現像剤収容部を有し、前記現像剤収容部に収容されている前記現像剤を用いてトナー像を形成する現像部と、前記現像部によって形成された前記トナー像が転写される転写位置にシートを供給するシート供給部と、前記現像剤収容部に前記トナーを供給するトナー供給部と、を備える画像形成装置で実行され、以下の印刷ステップ、取得ステップ、供給ステップ、及び延長ステップを含む。前記印刷ステップでは、前記シート供給部によって前記転写位置に順次供給されるシート各々に画像を形成する印刷処理が実行される。前記取得ステップでは、前記印刷処理の実行中に前記現像剤収容部における前記トナーの残量が取得される。前記供給ステップでは、前記取得ステップによって取得される前記トナーの残量が予め定められた第1閾値未満である場合に、前記トナー供給部によって前記トナーが供給される。前記延長ステップでは、前記取得ステップによって取得される前記トナーの残量が前記第1閾値未満である場合であって、前記印刷処理における残り印刷ページ数が予め定められた第1基準ページ数以上であること及び前記残り印刷ページ数における平均印字率が予め定められた第1基準値以上であることのいずれか一方又は両方の条件を充足する場合に、前記シート供給部によるシートの供給間隔が延長される。
本発明によれば、現像部に収容されているトナーの残量が不足しない場合にシートの供給間隔が延長されることを抑制することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成ユニット及び中間転写ベルトの構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成ユニットの構成を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の現像部の構成を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される電圧設定処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される供給制御処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される延長判断処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1〜図4を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面模式図である。また、図3は画像形成ユニット31〜34、及び中間転写ベルト36の構成を示す断面模式図である。また、図4は画像形成ユニット31の構成を示す断面模式図である。
なお、説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1に示される画像形成装置10の紙面左側の面を正面(前面)として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置10の正面を基準として左右方向D3を定義する。
画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能と共に、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、本発明は、プリンター装置、ファクシミリ装置、及びコピー機などの画像形成装置に適用可能である。
具体的に、図1に示されるように、画像形成装置10は、ADF(自動原稿搬送装置)1、画像読取部2、画像形成部3、シート供給部4、制御部5、及び操作表示部6を備える。
ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部などを備え、画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する。
画像読取部2は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCDなどを備え、原稿から画像データを読み取ることが可能である。
制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM(登録商標)などの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。前記RAMは揮発性の記憶装置であり、前記EEPROMは不揮発性の記憶装置である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。制御部5では、前記CPUにより前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部5により統括的に制御される。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた他の制御部であってもよい。
操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
画像形成部3は、画像読取部2で読み取られた画像データに基づいて、電子写真方式でカラー又はモノクロの画像を形成することが可能である。また、画像形成部3は、外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて、画像を形成することも可能である。なお、画像形成部3は、モノクロ画像のみ形成可能に構成されていてもよい。
図1に示されるように、画像形成部3は、複数の画像形成ユニット31〜34、光走査装置35、中間転写ベルト36、二次転写ローラー37、定着装置38、及び排紙トレイ39を備える。
画像形成ユニット31はY(イエロー)、画像形成ユニット32はC(シアン)、画像形成ユニット33はM(マゼンタ)、画像形成ユニット34はK(ブラック)のトナー像をそれぞれ形成可能である。画像形成ユニット31〜34は、図1及び図3に示されるように、画像形成装置10の前後方向D2に沿って、画像形成装置10の前方からイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの順に併設される。
画像形成ユニット31は、図3及び図4に示されるように、感光体ドラム311、帯電ローラー312、現像部313、一次転写ローラー314、ドラム清掃部315を備える。また、画像形成ユニット31は、図1及び図2に示されるように、トナーコンテナ316、及び電圧印加部317を備える。
感光体ドラム311は、トナー像を担持する。帯電ローラー312は、感光体ドラム311の表面を帯電させる。現像部313は、トナーを含む現像剤を収容し、前記現像剤を用いて感光体ドラム311の表面に担持されるトナー像を形成する。例えば、前記現像剤は、磁性体のキャリア及び非磁性体のトナーを含む2成分現像剤である。一次転写ローラー314は、現像部313によって感光体ドラム311の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト36に転写する。ドラム清掃部315は、感光体ドラム311の表面に付着するトナーを除去する。トナーコンテナ316は、現像部313の筐体313A(図3参照)にトナーを供給する。電圧印加部317は、現像部313の現像ローラー313E(図3参照)に電圧を印加する。ここに、感光体ドラム311が、本発明における像担持体の一例である。また、トナーコンテナ316が、本発明におけるトナー供給部の一例である。
また、画像形成ユニット32〜34も、画像形成ユニット31と同様の構成を備える。具体的に、画像形成ユニット32は、図1〜図3に示されるように、感光体ドラム321、帯電ローラー322、現像部323、一次転写ローラー324、ドラム清掃部325、トナーコンテナ326、及び電圧印加部327を備える。また、画像形成ユニット33は、感光体ドラム331、帯電ローラー332、現像部333、一次転写ローラー334、ドラム清掃部335、トナーコンテナ336、及び電圧印加部337を備える。また、画像形成ユニット34は、感光体ドラム341、帯電ローラー342、現像部343、一次転写ローラー344、ドラム清掃部345、トナーコンテナ346、及び電圧印加部347を備える。
なお、以下においては、画像形成ユニット31、32、33、34のいずれか一つのことを画像形成ユニット30と呼称することがある。また、以下においては、感光体ドラム311、321、331、341のいずれか一つのことを感光体ドラム301と呼称することがある。また、以下においては、現像部313、323、333、343のいずれか一つのことを現像部303と呼称することがある。また、以下においては、トナーコンテナ316、326、336、346のいずれか一つのことをトナーコンテナ306と呼称することがある。また、以下においては、電圧印加部317、327、337、347のいずれか一つのことを電圧印加部307と呼称することがある。
光走査装置35は、感光体ドラム301各々の表面に静電潜像を形成する。
中間転写ベルト36は、感光体ドラム301各々の表面に形成されるトナー像が転写される無端状のベルト部材である。中間転写ベルト36は、駆動ローラー及び張架ローラーによって所定のテンションで張架されている。中間転写ベルト36は、不図示の動力源から供給される駆動力により前記駆動ローラーが回転駆動されることで、画像形成装置10の前後方向D2に沿って移動する。
二次転写ローラー37は、中間転写ベルト36の表面に付着したトナー像を、シート供給部4から供給されるシートに転写する。具体的に、二次転写ローラー37は、中間転写ベルト36の表面に接触して設けられており、中間転写ベルト36と接触する転写位置P1でトナー像をシートに転写する。
定着装置38は、二次転写ローラー37によってシートに転写されたトナー像をそのシートに溶融定着させる。
排紙トレイ39には、定着装置38によってトナー像が定着されたシートが排出される。
シート供給部4は、画像形成ユニット31〜34によって中間転写ベルト36上に形成されたトナー像が転写される転写位置P1(図1参照)にシートを供給する。図1に示されるように、シート供給部4は、給紙カセット41、ピックアップローラー42、シート搬送路43、及びレジストローラー44を備える。
給紙カセット41は、画像が形成されるシートを収容する。例えば、給紙カセット41に収容されるシートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート材料である。
ピックアップローラー42は、給紙カセット41に収容されているシートをシート搬送路43に搬送する。
シート搬送路43は、給紙カセット41から画像形成部3の排紙トレイ39へ至るシートの移動通路である。シート搬送路43には、レジストローラー44及びシートを搬送する複数の搬送ローラーが設けられている。シート搬送路43では、給紙カセット41から排紙トレイ39へ向かう搬送方向D4(図1参照)に沿ってシートが搬送される。また、図1に示されるように、シート搬送路43には、画像形成部3の二次転写ローラー37、及び定着装置38が配置されている。
レジストローラー44は、中間転写ベルト36による転写位置P1(図1参照)へのトナー像の搬送タイミングに合わせて、シートを転写位置P1へ搬送する。図1に示されるように、レジストローラー44は、シート搬送路43における二次転写ローラー37よりも搬送方向D4の上流側に配置されている。
画像形成部3では、シート供給部4から供給されるシートに以下の手順でカラー画像が形成され、画像形成後のシートが排紙トレイ39に排出される。
まず、画像形成ユニット31では、帯電ローラー312により感光体ドラム311の表面が所定の電位に一様に帯電される。次に、光走査装置35により感光体ドラム311の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム311の表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム311上の静電潜像は現像部313によってイエローのトナー像として現像(可視像化)される。
続いて、感光体ドラム311に形成されたイエローのトナー像は、一次転写ローラー314によって中間転写ベルト36に転写される。一方、感光体ドラム311の表面に残存した前記トナーは、ドラム清掃部315によって除去される。
また、画像形成ユニット32〜34においても、画像形成ユニット31と同様の処理手順で、感光体ドラム321、331、341各々にトナー像が形成される。そして、感光体ドラム321、331、341各々に形成された各色のトナー像は、中間転写ベルト36に転写されたイエローのトナー像の上に順次転写される。これにより、中間転写ベルト36の表面に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナー像が重ねて転写される。そして、中間転写ベルト36に転写されたカラーのトナー像は、二次転写ローラー37によって、シート供給部4から供給されるシートに転写される。その後、トナー像が転写されたシートは、定着装置38によりトナー像が溶融定着されることで画像が形成され、排紙トレイ39に排出される。
[現像部313の構成]
次に、図2、図4、及び図5を参照しつつ、画像形成ユニット31の現像部313の構成について説明する。ここで、図5は図4におけるV−V矢視断面図である。なお、図5では、現像部313における搬入口313Mの位置が一点鎖線によって示されている。
図2、図4及び図5に示されるように、現像部313は、筐体313A、第1搬送部材313B、第2搬送部材313C、マグネットローラー313D、現像ローラー313E、及びトナーセンサー313Nを備える。
なお、現像部323、333、343も、現像部313と同様の構成を備える。例えば、現像部323は、図2及び図3に示されるように、筐体323A、現像ローラー323E、及びトナーセンサー323Nを備える。また、現像部333は、筐体333A、現像ローラー333E、及びトナーセンサー333Nを備える。また、現像部343は、筐体343A、現像ローラー343E、及びトナーセンサー343Nを備える。
なお、以下においては、筐体313A、323A、333A、343Aのいずれか一つのことを筐体303Aと呼称することがある。また、以下においては、現像ローラー313E、323E、333E、343Eのいずれか一つのことを現像ローラー303Eと呼称することがある。また、以下においては、トナーセンサー313N、323N、333N、343Nのいずれか一つのことをトナーセンサー303Nと呼称することがある。
筐体313Aは、左右方向D3に長尺な直方体状に形成されている。図4に示されるように、筐体313Aは、第1搬送部材313B、第2搬送部材313C、マグネットローラー313D、及び現像ローラー313Eを収容する。また、筐体313Aは、前記現像剤を収容する。現像部313は、筐体313Aに収容されている前記現像剤を用いて、トナー像を形成する。ここに、筐体313Aが、本発明における現像剤収容部の一例である。
図4及び図5に示されるように、筐体313Aは、第1搬送路313H及び第2搬送路313Jを有する。具体的に、筐体313Aの底部313F(図4参照)には、図4及び図5に示されるように、左右方向D3に延在する隔壁313Gが設けられている。筐体313Aの側壁、底部313F、及び隔壁313Gにより、左右方向D3に長尺な第1搬送路313H及び第2搬送路313Jが形成されている。
第1搬送部材313Bは、図5に示されるように、第1搬送路313Hに設けられる。例えば、第1搬送部材313Bは、左右方向D3に長尺であって、左右方向D3に延在する回転軸を有するスクリュー状の部材である。第1搬送部材313Bは、筐体313Aによってその回転軸を回転可能に支持されている。第1搬送部材313Bは、前記動力源から供給される駆動力により回転駆動されることで、前記現像剤を右方向D31(図5参照)に搬送すると共に、前記現像剤に含まれるキャリア及びトナーを摩擦帯電させる。
第2搬送部材313Cは、図5に示されるように、第2搬送路313Jに設けられる。例えば、第2搬送部材313Cは、第1搬送部材313Bと同様に、左右方向D3に長尺であって、左右方向D3に延在する回転軸を有するスクリュー状の部材である。第2搬送部材313Cは、筐体313Aによってその回転軸を回転可能に支持されている。第2搬送部材313Cは、前記動力源から供給される駆動力により回転駆動されることで、前記現像剤を左方向D32(図5参照)に搬送すると共に、前記現像剤に含まれるキャリア及びトナーを摩擦帯電させる。
隔壁313Gにおける第1搬送部材313Bによる前記現像剤の搬送方向(右方向D31)の下流端には、第1搬送路313Hと第2搬送路313Jとを接続する第1接続部313K(図5参照)が設けられている。一方、隔壁313Gにおける第2搬送部材313Cによる前記現像剤の搬送方向(左方向D32)の下流端には、第1搬送路313Hと第2搬送路313Jとを接続する第2接続部313L(図5参照)が設けられている。これにより、筐体313Aに収容された前記現像剤は、第1搬送部材313B及び第2搬送部材313Cによって第1搬送路313H及び第2搬送路313Jを循環して搬送される。
マグネットローラー313Dは、第2搬送路313Jから前記現像剤を汲み上げて、汲み上げられた前記現像剤に含まれるトナーを現像ローラー313Eに供給する。現像ローラー313Eは、マグネットローラー313Dから供給されるトナーを用いて、感光体ドラム311の表面に形成された静電潜像を現像する。具体的に、現像ローラー313Eは、電圧印加部317からの電圧の印加に応じて、感光体ドラム311にトナーを供給する。ここに、現像ローラー313Eが、本発明における現像部材の一例である。
なお、現像部313による現像方式は、以上に述べたトナー及びキャリアを含む前記現像剤を用いた2成分現像方式に限られない。例えば、現像部313の現像方式は、磁性のトナーを用いた1成分現像方式であってもよい。また、現像部313が、マグネットローラー313Dを備えない構成であってもよい。
図4に示されるように、筐体313Aには、搬入口313Mが形成されている。具体的に、搬入口313Mは、第1搬送路313Hにおける予め定められた搬入位置P2(図5参照)の上方に形成される。例えば、搬入位置P2は、第1搬送路313Hにおける第1搬送部材313Bによる前記現像剤の搬送方向(右方向D31)の上流側の位置である。搬入口313Mは、トナーコンテナ316から供給される前記現像剤の第1搬送路313Hへの搬入に用いられる。
トナーセンサー313Nは、筐体313Aに収容されているトナーの残量を検出可能である。例えば、トナーセンサー313Nは、筐体313A内に収容されている前記現像剤の透磁率に応じた電気信号を出力するLC発振回路を含む透磁率センサーである。例えば、トナーセンサー313Nは、第1搬送路313Hにおける搬入位置P2より第1搬送部材313Bによる前記現像剤の搬送方向(右方向D31)の下流側の検出位置P3(図5参照)で前記現像剤の透磁率を検出する。トナーセンサー313Nは、図4に示されるように、底部313Fの外面側に設けられる。
ところで、従来の画像形成装置では、例えば高印字率の画像が連続して印刷される場合に、現像部303に収容されているトナーが不足して、印刷品質が低下することがある。これに対し、印刷される画像の印字率に応じて、シート供給部4によるシートの供給間隔を延長可能な画像形成装置が従来技術として知られている。
しかしながら、上述の従来技術では、現像部303に収容されているトナーの残量が不足しない場合であっても、シートの供給間隔が延長されることがある。なお、シートの供給間隔が延長されると、単位時間当たりの印刷枚数が低下する。これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明するように、現像部303に収容されているトナーの残量が不足しない場合にシートの供給間隔が延長されることを抑制することが可能である。
具体的に、制御部5の前記ROMには、制御部5の前記CPUに後述の電圧設定処理(図6のフローチャート参照)及び供給制御処理(図7のフローチャート参照)を実行させるための供給制御プログラムが予め記憶されている。なお、前記供給制御プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて制御部5に設けられる前記EEPROMなどの記憶装置にインストールされてもよい。
そして、制御部5は、図2に示されるように、印刷処理部51、像形成処理部52、設定処理部53、取得処理部54、供給処理部55、延長処理部56、中断処理部57、及び事後供給処理部58を含む。具体的に、制御部5の前記CPUは、前記ROMに記憶された前記供給制御プログラムを実行する。これにより、制御部5は、印刷処理部51、像形成処理部52、設定処理部53、取得処理部54、供給処理部55、延長処理部56、中断処理部57、及び事後供給処理部58として機能する。
印刷処理部51は、シート供給部4によって転写位置P1(図1参照)に順次供給されるシート各々に画像を形成する印刷処理を実行する。
例えば、印刷処理部51は、操作表示部6におけるユーザー操作によって前記印刷処理の実行指示が入力された場合に、前記印刷処理を実行する。また、印刷処理部51は、外部の情報処理装置から前記印刷処理の実行指示を含む印刷ジョブを受信した場合に、前記印刷処理を実行する。
例えば、前記印刷処理では、画像形成ユニット31〜34の現像部313、323、333、343によって形成される複数のトナー像を含むカラー画像が形成される。また、前記印刷処理では、画像形成ユニット34の現像部343によって形成されるトナー像を含むモノクロ画像が形成されてもよい。
具体的に、印刷処理部51は、画像形成部3及びシート供給部4を制御して、前記印刷処理を実行する。例えば、印刷処理部51は、シート供給部4のピックアップローラー42の駆動を制御して、予め定められた供給間隔でシートをシート搬送路43に搬送させる。また、印刷処理部51は、画像形成部3の画像形成ユニット31〜34の駆動を制御して、前記供給間隔ごとにカラーのトナー像が転写位置P1に搬送されるように、中間転写ベルト36に各色のトナー像を形成させる。また、印刷処理部51は、シート供給部4のレジストローラー44の駆動を制御して、中間転写ベルト36による転写位置P1へのトナー像の搬送タイミングに合致するタイミングで、シートを転写位置P1に供給させる。
像形成処理部52は、前記印刷処理の実行時とは異なるタイミングで電圧印加部317、327、337、347に予め定められた基準電圧を印加させて、現像部313、323、333、343各々に予め定められた特定画像データに基づく特定トナー像を形成させる。
例えば、前記特定トナー像は、予め定められたサイズの矩形状のベタ画像である。また、前記タイミングは、画像形成装置10の電源投入時、画像形成装置10におけるスリープモードから通常モードへの復帰時、画像形成装置10において予め定められたページ数の印刷物が出力された時、及び操作表示部6において予め定められた操作が行われた時などである。
例えば、像形成処理部52は、帯電ローラー312に感光体ドラム311の表面を帯電させる。また、像形成処理部52は、光走査装置35に前記特定画像データに対応する静電潜像を感光体ドラム311上に形成させる。また、像形成処理部52は、電圧印加部317に前記基準電圧を印加させて、現像部313に感光体ドラム311上に形成された静電潜像を現像させる。これにより、感光体ドラム311上に前記特定トナー像が形成される。また、像形成処理部52は、一次転写ローラー314に感光体ドラム311上に形成された前記特定トナー像を中間転写ベルト36に転写させる。
同様に、像形成処理部52は、現像部323、333、343各々に前記特定トナー像を形成させて、形成された前記特定トナー像を中間転写ベルト36に転写させる。
ここで、画像形成装置10には、中間転写ベルト36の表面に転写される前記特定トナー像各々の濃度を検出可能な濃度検出部361(図2及び図3参照)が設けられている。具体的に、濃度検出部361は、中間転写ベルト36の表面に対向して設けられた発光部及び受光部を有する光センサーである。像形成処理部52によって形成された前記特定トナー像各々は、濃度検出部361によってその濃度が検出される。
設定処理部53は、濃度検出部361によって検出される前記特定トナー像の濃度が予め定められた基準濃度未満である場合に、前記基準濃度未満の前記特定トナー像を形成した画像形成ユニット30の電圧印加部307によって印加される電圧の設定値を前記基準電圧より高い値に設定する。
ここで、前記基準濃度は、現像部303各々に対応して予め設定された濃度である。例えば、前記基準濃度は、画像形成装置10が予め定められた環境条件下に設置されており、現像部303に劣化していない十分な量の現像剤が収容されている状態で、像形成処理部52によって前記特定トナー像が形成される場合に濃度検出部361によって検出される当該特定トナー像の濃度に基づいて設定される。例えば、前記基準濃度は、画像形成装置10の出荷前に設定される。
例えば、設定処理部53は、前記基準濃度未満の前記特定トナー像を形成した画像形成ユニット30の電圧印加部307に制御信号を送信して、前記設定値を前記基準電圧より高い値に設定する。例えば、設定処理部53は、前記設定値を、濃度検出部361によって検出される前記特定トナー像の濃度と前記基準濃度との差に基づいて取得される加算値と前記基準電圧の値との合計値に設定する。また、設定処理部53は、濃度検出部361によって検出される前記特定トナー像の濃度が前記基準濃度以上である場合には、電圧印加部307によって印加される電圧の設定値を前記基準電圧と同じ値に設定する。
取得処理部54は、前記印刷処理の実行中に、前記印刷処理に用いられる現像部303ごとに、現像部303の筐体303Aにおけるトナーの残量を取得する。
例えば、取得処理部54は、カラー画像を形成する前記印刷処理の実行中に、筐体313A、323A、333A、343A各々におけるトナーの残量を検出する。また、取得処理部54は、モノクロ画像を形成する前記印刷処理の実行中に、筐体343Aにおけるトナーの残量を検出する。
例えば、取得処理部54は、トナーセンサー303Nを用いて、そのトナーセンサー303Nが設けられている筐体303Aにおけるトナーの残量を取得する。
例えば、取得処理部54は、トナーセンサー303Nによって検出される前記現像剤の透磁率を、そのトナーセンサー303Nが設けられている筐体303Aにおけるトナーの残量を示す情報として取得する。例えば、取得処理部54は、予め定められた間隔ごとにトナーセンサー303Nに前記現像剤の透磁率に応じた電気信号を出力させる。
なお、取得処理部54は、前記間隔ごとにトナーセンサー303Nによって検出される前記現像剤の透磁率の予め定められた検出期間における移動平均値を、そのトナーセンサー303Nが設けられる筐体303Aにおけるトナーの残量を示す情報として取得してもよい。例えば、前記検出期間は、第1搬送部材313B及び第2搬送部材313Cによって搬送されるトナーが第1搬送路313H及び第2搬送路313Jを一巡するまでの期間である。
供給処理部55は、取得処理部54によって取得される現像部303のトナーの残量が予め定められた第1閾値未満である場合に、その現像部303に対応するトナーコンテナ306にトナーを供給させる。なお、前記第1閾値は、任意に設定される値であってよい。
例えば、供給処理部55は、取得処理部54によって取得される現像部303のトナーの残量が前記第1閾値より高い第4閾値以上となるまでの間、トナーコンテナ306にトナーを供給させる。なお、前記第4閾値は、任意に設定される値であってよい。また、供給処理部55は、予め定められた補給時間の間、トナーコンテナ306にトナーを供給させてもよい。例えば、前記補給時間は、取得処理部54によって取得されるトナーの残量に基づいて設定されてよい。
延長処理部56は、取得処理部54によって取得される現像部303のトナーの残量が前記第1閾値より低い第2閾値未満であって且つ前記第2閾値より低い第3閾値以上の場合に、シート供給部4によるシートの供給間隔を延長するか否かを判断する。そして、延長処理部56は、前記供給間隔を延長すると判断した場合に、前記供給間隔を延長する。なお、前記第2閾値及び前記第3閾値は、任意に設定される値であってよい。
具体的に、延長処理部56は、前記印刷処理における残り印刷ページ数及び前記残り印刷ページ数における平均印字率に基づいて、前記供給間隔を延長するか否かを判断する。例えば、延長処理部56は、前記印刷処理で印刷される画像データに基づいて、印刷に用いられるトナーの色ごとの、前記残り印刷ページ数における平均印字率を算出する。ここで、トナーの色ごとの印字率は、1ページ分の画像領域に含まれる画素の数に対する当該色の印字画素の数の比率である。また、トナーの色ごとの前記残り印刷ページ数における平均印字率は、前記残り印刷ページ各々における当該色の印字率の積算値を前記残り印刷ページ数で除した値である。
例えば、延長処理部56は、設定処理部53によって前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されていない場合は、予め定められた第1延長条件を充足する場合に、前記供給間隔を延長する。ここで、前記第1延長条件は、前記残り印刷ページ数が予め定められた第1基準ページ数以上であること、及び前記残り印刷ページ数における平均印字率が予め定められた第1基準値以上であることの両方の条件を充足することである。なお、前記第1基準ページ数、及び前記第1基準値は、任意に設定される値であってよい。また、画像形成装置10において、前記第1基準値が前記残り印刷ページ数ごとに予め定められていてもよい。
一方、延長処理部56は、設定処理部53によって前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されている場合は、予め定められた第2延長条件を充足する場合に、前記供給間隔を延長する。ここで、前記第2延長条件は、前記残り印刷ページ数が前記第1基準ページ数より少ない第2基準ページ数以上であること、及び前記残り印刷ページ数における平均印字率が前記第1基準値より低い第2基準値以上であることの両方の条件を充足することである。なお、前記第2基準ページ数、及び前記第2基準値は、任意に設定される値であってよい。また、画像形成装置10において、前記第2基準値が前記残り印刷ページ数ごとに予め定められていてもよい。
例えば、延長処理部56は、前記印刷処理に用いられる画像形成ユニット30各々のトナー像形成タイミング、及びピックアップローラー42によるシートの搬送タイミングを遅延させて、前記供給間隔を延長する。例えば、延長処理部56は、前記供給間隔を1.5倍に設定する。また、延長処理部56は、取得処理部54によって取得される現像部303のトナーの残量に応じた延長時間だけ前記供給間隔を延長させてもよい。
なお、延長処理部56は、取得処理部54によって取得される現像部303のトナーの残量が前記第1閾値又は前記第2閾値未満である場合に、前記供給間隔を延長するか否かを判断してもよい。
また、延長処理部56は、前記残り印刷ページ数及び前記残り印刷ページ数における平均印字率のいずれか一方に基づいて、前記供給間隔を延長するか否かを判断してもよい。具体的に、前記第1延長条件は、前記残り印刷ページ数が前記第1基準ページ数以上であること、及び前記残り印刷ページ数における平均印字率が前記第1基準値以上であることのいずれか一方の条件を充足することであってもよい。また、前記第2延長条件は、前記残り印刷ページ数が前記第2基準ページ数以上であること、及び前記残り印刷ページ数における平均印字率が前記第2基準値以上であることのいずれか一方の条件を充足することであってもよい。
また、延長処理部56は、設定処理部53によって前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されている場合にのみ、前記供給間隔を延長するか否かを判断してもよい。例えば、延長処理部56は、取得処理部54によって取得される現像部303のトナーの残量が前記第1閾値未満である場合であって、前記第1延長条件を充足し、且つ前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されている場合にのみ、前記供給間隔を延長してもよい。
また、延長処理部56は、設定処理部53による前記設定値に関わらず、前記第1延長条件を充足するか否かに基づいて前記供給間隔を延長するか否かを判断してもよい。
中断処理部57は、取得処理部54によって取得される現像部303のトナーの残量が前記第3閾値未満である場合に、前記印刷処理を中断させる。
例えば、中断処理部57は、供給処理部55によるトナーの供給が終了するまでの間、前記印刷処理を中断させる。なお、中断処理部57は、予め定められた中断時間の間、前記印刷処理を中断させてもよい。
事後供給処理部58は、取得処理部54によって取得される現像部303のトナーの残量が前記第2閾値未満である場合であって、延長処理部56によって前記供給間隔が延長されない場合に、前記印刷処理の終了後にトナーの残量が前記第2閾値未満である現像部303に対応するトナーコンテナ306にトナーを供給させる。
例えば、事後供給処理部58は、現像部303のトナーの残量が前記第4閾値以上となるまでの間、トナーコンテナ306にトナーを供給させる。
なお、事後供給処理部58は、取得処理部54によって取得される現像部303のトナーの残量が前記第1閾値未満である場合であって、延長処理部56によって前記供給間隔が延長されない場合に、前記印刷処理の終了後にトナーの残量が前記第1閾値未満である現像部303に対応するトナーコンテナ306にトナーを供給させてもよい。また、事後供給処理部58は、前記補給時間の間、トナーコンテナ306にトナーを供給させてもよい。
なお、制御部5は、像形成処理部52、設定処理部53、中断処理部57、及び事後供給処理部58の一部又は全部を含んでいなくてもよい。
[電圧設定処理]
以下、図6を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される電圧設定処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、前記タイミングが到来したか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記タイミングが到来したと判断すると(S11のYes側)、処理をステップS12に移行させる。また、前記タイミングが到来していなければ(S11のNo側)、制御部5は、ステップS11で前記タイミングの到来を待ち受ける。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、電圧印加部317、327、337、347に前記基準電圧を印加させて、現像部313、323、333、343各々に前記特定画像データに基づく前記特定トナー像を形成させる。ここで、ステップS12の処理は、制御部5の像形成処理部52により実行される。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、濃度検出部361を用いて、中間転写ベルト36上に形成された前記特定トナー像各々の濃度を検出する。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、中間転写ベルト36上に形成された複数の前記特定トナー像のいずれか一つ又は複数におけるステップS13での検出濃度が前記基準濃度未満であるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、複数の前記特定トナー像のいずれか一つ又は複数における検出濃度が前記基準濃度未満であると判断すると(S14のYes側)、処理をステップS15に移行させる。また、複数の前記特定トナー像の全てにおける検出濃度が前記基準濃度未満でなければ(S14のNo側)、制御部5は、処理をステップS141に移行させる。
<ステップS141>
ステップS141において、制御部5は、電圧印加部307各々の前記設定値を、前記基準電圧と同じ値に設定する。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、検出濃度が前記基準濃度未満の前記特定トナー像を形成した画像形成ユニット30の電圧印加部307の前記設定値を、前記基準電圧より高い値に設定する。また、制御部5は、検出濃度が前記基準濃度以上の前記特定トナー像を形成した画像形成ユニット30の電圧印加部307の電圧の設定値を、前記基準電圧と同じ値に設定する。ここで、ステップS141及びステップS15の処理は、制御部5の設定処理部53により実行される。
これにより、検出濃度が前記基準濃度未満の前記特定トナー像を形成した画像形成ユニット30の現像部303における感光体ドラム301へのトナーの供給量が増加する。そのため、現像部303に収容されている前記現像剤の劣化に起因する印字画像の濃度不足を解消することが可能である。
なお、電圧印加部307の前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されている場合には、トナーコンテナ306から劣化していない状態のトナーが供給された場合に、当該トナーの現像ローラー303Eから感光体ドラム301への移動量が多くなる。そのため、電圧印加部307の前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されている場合には、そうでない場合と比較して、前記印刷処理の実行中にトナーコンテナ306からトナーが供給される場合に、当該トナーの供給が消費に追いつかなくなる可能性が高くなる。即ち、電圧印加部307の前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されている場合は、そうでない場合よりも、前記供給間隔の延長の必要性が高い。
そこで、以下に述べる供給制御処理では、電圧印加部307の前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されているか否か、即ち、前記供給間隔の延長の必要性に応じて、前記供給間隔を延長するか否かの判断基準が切り替えられている。
なお、画像形成装置10において、前記電圧設定処理は実行されなくてもよい。
[供給制御処理]
次に、図7を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される供給制御処理の手順の一例と共に、本発明における画像形成方法の手順の一部について説明する。
<ステップS21>
まず、ステップS21において、制御部5は、前記印刷処理の実行指示を受け付けたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記印刷処理の実行指示を受け付けたと判断すると(S21のYes側)、処理をステップS22に移行させる。また、前記印刷処理の実行指示を受け付けていなければ(S21のNo側)、制御部5は、ステップS21で前記印刷処理の実行指示が受け付けられるのを待ち受ける。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部5は、前記印刷処理の実行を開始する。例えば、制御部5は、画像形成ユニット31〜34、及びシート供給部4を用いて、前記印刷処理を実行する。ここに、ステップS22の処理が、本発明における印刷ステップの一例であって、制御部5の印刷処理部51により実行される。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部5は、ステップS22で実行が開始された前記印刷処理に用いられている現像部303ごとに、その現像部303の筐体303Aにおけるトナーの残量を取得する。ここに、ステップS23の処理が、本発明における取得ステップの一例であって、制御部5の取得処理部54により実行される。
<ステップS24>
ステップS24において、制御部5は、前記印刷処理に用いられている現像部303のいずれか一つ又は複数におけるステップS23で取得されたトナーの残量が前記第1閾値未満であるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記印刷処理に用いられている現像部303のいずれか一つ又は複数におけるトナーの残量が前記第1閾値未満であると判断すると(S24のYes側)、処理をステップS25に移行させる。また、前記印刷処理に用いられている現像部303各々におけるトナーの残量が前記第1閾値未満でなければ(S24のNo側)、制御部5は、処理をステップS26に移行させる。
<ステップS25>
ステップS25において、制御部5は、以下に述べる延長判断処理を実行する。
[延長判断処理]
ここで、図8を参照しつつ、前記供給制御処理のステップS25で実行される延長判断処理の手順の一例と共に、本発明における画像形成方法の手順の一部について説明する。なお、前記供給制御処理のステップS26以降の処理の説明は、前記延長判断処理の説明の終了後に行う。
<ステップS31>
まず、ステップS31において、制御部5は、前記印刷処理に用いられている現像部303のいずれか一つ又は複数における前記供給制御処理のステップS23で取得されたトナーの残量が前記第2閾値未満であるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記印刷処理に用いられている現像部303のいずれか一つ又は複数におけるトナーの残量が前記第2閾値未満であると判断すると(S31のYes側)、処理をステップS32に移行させる。また、前記印刷処理に用いられている現像部303各々におけるトナーの残量が前記第2閾値未満でなければ(S31のNo側)、制御部5は、処理をステップS37に移行させる。
<ステップS32>
ステップS32において、制御部5は、前記印刷処理に用いられている現像部303のいずれか一つ又は複数における前記供給制御処理のステップS23で取得されたトナーの残量が前記第3閾値未満であるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記印刷処理に用いられている現像部303のいずれか一つ又は複数におけるトナーの残量が前記第3閾値未満であると判断すると(S32のYes側)、処理をステップS321に移行させる。また、前記印刷処理に用いられている現像部303各々におけるトナーの残量が前記第3閾値未満でなければ(S32のNo側)、制御部5は、処理をステップS33に移行させる。
<ステップS321>
ステップS321において、制御部5は、前記印刷処理を中断する。これにより、現像部303各々におけるトナーの消費が停止された状態で、トナーの残量が前記第3閾値未満の現像部303にトナーを供給することが可能となる。ここで、ステップS321の処理は、制御部5の中断処理部57により実行される。
<ステップS33>
ステップS33において、制御部5は、トナーの残量が前記第2閾値未満であって且つ前記第3閾値以上の現像部303に対応する電圧印加部307の前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されているか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されていると判断すると(S33のYes側)、処理をステップS34に移行させる。また、前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されていなければ(S33のNo側)、制御部5は、処理をステップS331に移行させる。
<ステップS331>
ステップS331において、制御部5は、前記供給間隔を延長するか否かの判断に用いられる条件を前記第1延長条件に設定する。例えば、制御部5は、前記第1延長条件を示す情報を前記RAMの予め定められた第1記憶領域に記憶させることで、前記供給間隔を延長するか否かの判断に用いられる条件を前記第1延長条件に設定する。
<ステップS34>
ステップS34において、制御部5は、前記供給間隔を延長するか否かを判断するための判断条件を前記第2延長条件に設定する。例えば、制御部5は、前記第2延長条件を示す情報を前記RAMの前記第1記憶領域に記憶させることで、前記供給間隔を延長するか否かの判断に用いられる条件を前記第2延長条件に設定する。
これにより、トナーの残量が減少した現像部303に対応する電圧印加部307の前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されているか否か、即ち前記供給間隔の延長の必要性に応じて、前記供給間隔を延長するか否かの判断に用いられる条件が切り替えられる。具体的に、トナーの残量が減少した現像部303に対応する電圧印加部307の前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されている場合には、そうでない場合と比較して、より緩やかな判断基準で前記供給間隔を延長するか否かが判断される。
<ステップS35>
ステップS35において、制御部5は、前記残り印刷ページ数及び前記残り印刷ページ数における平均印字率に基づいて、前記供給間隔を延長するか否かを判断する。
例えば、制御部5は、前記供給間隔を延長するか否かの判断に用いられる条件が前記第1延長条件に設定されている場合には、前記第1延長条件を充足する場合に、前記供給間隔を延長すると判断する。
一方、制御部5は、前記供給間隔を延長するか否かの判断に用いられる条件が前記第2延長条件に設定されている場合には、前記第2延長条件を充足する場合に、前記供給間隔を延長すると判断する。
ここで、制御部5は、前記供給間隔を延長すると判断すると(S35のYes側)、処理をステップS36に移行させる。また、前記供給間隔を延長しなければ(S35のNo側)、制御部5は、処理をステップS351に移行させる。
<ステップS36>
ステップS36において、制御部5は、前記供給間隔を延長する。ここに、ステップS35及びステップS36の処理が、本発明における延長ステップの一例であって、制御部5の延長処理部56により実行される。
例えば、制御部5は、前記印刷処理に用いられる画像形成ユニット30各々のトナー像形成タイミング、ピックアップローラー42によるシートの搬送タイミングを遅延させて、前記供給間隔を延長する。これにより、現像部303各々におけるトナーの消費速度が抑制された状態で、トナーの残量が前記第2閾値未満であって且つ前記第3閾値以上の現像部303にトナーを供給することが可能となる。
<ステップS351>
ステップS351において、制御部5は、ステップS35で前記供給間隔を延長しないと判断されたことを示す判断情報を前記RAMの予め定められた第2記憶領域に格納する。
<ステップS37>
ステップS37において、制御部5は、トナーの残量が前記第1閾値未満の現像部303に対応するトナーコンテナ306にトナーを供給させる。ここに、ステップS37の処理が、本発明における供給ステップの一例であって、制御部5の供給処理部55により実行される。
なお、前記延長判断処理において、ステップS31〜ステップS34、ステップS321、ステップS331、及びステップS351の処理は省略されてもよい。なお、ステップS34、及びステップS331の処理が省略される場合、ステップS35では、前記第1延長条件が用いられて、前記供給間隔を延長するか否かが判断される。
以上で、前記延長判断処理の説明を終了して、前記供給制御処理のステップS26以降の処理の説明を再開する。
<ステップS26>
ステップS26において、制御部5は、前記印刷処理が終了したか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記印刷処理が終了したと判断すると(S26のYes側)、処理をステップS27に移行させる。また、前記印刷処理が終了していなければ(S26のNo側)、制御部5は、処理をステップS23に移行させる。
<ステップS27>
ステップS27において、制御部5は、前記RAMの前記第2記憶領域に前記判断情報が格納されているか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記RAMの前記第2記憶領域に前記判断情報が格納されていると判断すると(S27のYes側)、処理をステップS28に移行させる。また、前記RAMの前記第2記憶領域に前記判断情報が格納されていなければ(S27のNo側)、制御部5は、前記供給制御処理を終了させる。
<ステップS28>
ステップS28において、制御部5は、前記延長判断処理でトナーの残量が前記第2閾値未満であって且つ前記第3閾値以上であると判断された現像部303に対応するトナーコンテナ306にトナーを供給させる。これにより、次に前記印刷処理が実行される場合に、トナー不足による画像不良の発生、又は前記供給間隔が延長されることを抑制可能である。ここで、ステップS28の処理は、制御部5の事後供給処理部58により実行される。
なお、前記供給制御処理において、ステップS27及びステップS28の処理は省略されてもよい。
このように、画像形成装置10では、前記印刷処理の実行中に取得される現像部303におけるトナーの残量が前記第2閾値未満であって且つ前記第3閾値以上である場合に、前記残り印刷ページ数、及び前記残り印刷ページ数における平均印字率に基づいて、前記供給間隔を延長するか否かが判断される。そして、前記供給間隔を延長すると判断された場合に、前記供給間隔が延長される。即ち、画像形成装置10では、前記残り印刷ページ数、及び前記残り印刷ページ数における平均印字率に基づいて、前記印刷処理においてトナーが不足するか否かを判断し、当該判断結果に応じて前記供給間隔を延長するか否かを切替可能である。従って、現像部303に収容されているトナーの残量が不足しない場合に前記供給間隔が延長されることを抑制することが可能である。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 シート供給部
5 制御部
6 操作表示部
10 画像形成装置
31〜34 画像形成ユニット
35 光走査装置
36 中間転写ベルト
37 二次転写ローラー
38 定着装置
39 排紙トレイ
41 給紙カセット
42 ピックアップローラー
43 シート搬送路
44 レジストローラー
51 印刷処理部
52 像形成処理部
53 設定処理部
54 取得処理部
55 供給処理部
56 延長処理部
57 中断処理部
58 事後供給処理部
311、321、331、341 感光体ドラム
312、322、332、342 帯電ローラー
313、323、333、343 現像部
314、324、334、344 一次転写ローラー
315、325、335、345 ドラム清掃部
316、326、336、346 トナーコンテナ
317、327、337、347 電圧印加部

Claims (8)

  1. トナーを含む現像剤を収容する現像剤収容部を有し、前記現像剤収容部に収容されている前記現像剤を用いてトナー像を形成する現像部と、
    前記現像部によって形成された前記トナー像が転写される転写位置にシートを供給するシート供給部と、
    前記現像剤収容部に前記トナーを供給するトナー供給部と、
    前記シート供給部によって前記転写位置に順次供給されるシート各々に画像を形成する印刷処理を実行する印刷処理部と、
    前記印刷処理の実行中に前記現像剤収容部における前記トナーの残量を取得する取得処理部と、
    前記取得処理部によって取得される前記トナーの残量が予め定められた第1閾値未満である場合に、前記トナー供給部に前記トナーを供給させる供給処理部と、
    前記取得処理部によって取得される前記トナーの残量が前記第1閾値未満である場合であって、前記印刷処理における残り印刷ページ数が予め定められた第1基準ページ数以上であること及び前記残り印刷ページ数における平均印字率が予め定められた第1基準値以上であることのいずれか一方又は両方の条件を充足する場合に、前記シート供給部によるシートの供給間隔を延長する延長処理部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記現像部は、表面に静電潜像が形成された像担持体に前記トナーを供給する現像部材を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記現像部材に電圧を印加する電圧印加部と、
    前記印刷処理の実行時とは異なるタイミングで前記電圧印加部に予め定められた基準電圧を印加させて前記現像部に予め定められた特定画像データに基づく特定トナー像を形成させる像形成処理部と、
    前記特定トナー像の濃度を検出する濃度検出部と、
    前記濃度検出部によって検出される前記特定トナー像の濃度が予め定められた基準濃度未満である場合に、前記電圧印加部によって印加される電圧の設定値を前記基準電圧より高い値に設定する設定処理部と、を備え、
    前記延長処理部は、前記取得処理部によって取得される前記トナーの残量が前記第1閾値未満である場合であって、前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されている場合は、前記残り印刷ページ数が前記第1基準ページ数より少ない第2基準ページ数以上であること及び前記平均印字率が前記第1基準値より低い第2基準値以上であることのいずれか一方又は両方の条件を充足する場合に、前記供給間隔を延長する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像部は、表面に静電潜像が形成された像担持体に前記トナーを供給する現像部材を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記現像部材に電圧を印加する電圧印加部と、
    前記印刷処理の実行時とは異なるタイミングで前記電圧印加部に予め定められた基準電圧を印加させて前記現像部に予め定められた特定画像データに基づく特定トナー像を形成させる像形成処理部と、
    前記特定トナー像の濃度を検出する濃度検出部と、
    前記濃度検出部によって検出される前記特定トナー像の濃度が予め定められた基準濃度未満である場合に、前記電圧印加部によって印加される電圧の設定値を前記基準電圧より高い値に設定する設定処理部と、を備え、
    前記延長処理部は、前記取得処理部によって取得される前記トナーの残量が前記第1閾値未満である場合であって、前記残り印刷ページ数が前記第1基準ページ数以上であること及び前記平均印字率が前記第1基準値以上であることのいずれか一方又は両方の条件を充足し、且つ前記設定値が前記基準電圧より高い値に設定されている場合に、前記供給間隔を延長する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記取得処理部によって取得される前記トナーの残量が前記第1閾値未満である場合であって、前記延長処理部によって前記供給間隔が延長されない場合に、前記印刷処理の終了後に前記トナー供給部に前記トナーを供給させる事後供給処理部を備える、
    請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記延長処理部は、前記取得処理部によって取得される前記トナーの残量が前記第1閾値より低い第2閾値未満である場合に、前記残り印刷ページ数及び前記平均印字率のいずれか一方又は両方に基づいて前記供給間隔を延長するか否かを判断する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記取得処理部によって取得される前記トナーの残量が前記第2閾値より低い第3閾値未満である場合に、前記印刷処理を中断させる中断処理部を備える、
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 複数の前記現像部と、
    複数の前記現像部に対応する複数の前記トナー供給部と、を備え、
    前記印刷処理部は、一又は複数の前記現像部を用いて前記印刷処理を実行し、
    前記取得処理部は、前記印刷処理の実行に用いられる前記現像部ごとに前記現像剤収容部における前記トナーの残量を取得し、
    前記供給処理部は、前記印刷処理の実行に用いられるいずれかの前記現像部について前記トナーの残量が前記第1閾値未満である場合に、前記トナーの残量が前記第1閾値未満である前記現像部に対応する前記トナー供給部に前記トナーを供給させ、
    前記延長処理部は、前記印刷処理の実行に用いられるいずれかの前記現像部について前記トナーの残量が前記第1閾値未満である場合に、前記残り印刷ページ数及び前記平均印字率のいずれか一方又は両方に基づいて前記供給間隔を延長するか否かを判断する、
    請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. トナーを含む現像剤を収容する現像剤収容部を有し、前記現像剤収容部に収容されている前記現像剤を用いてトナー像を形成する現像部と、前記現像部によって形成された前記トナー像が転写される転写位置にシートを供給するシート供給部と、前記現像剤収容部に前記トナーを供給するトナー供給部と、を備える画像形成装置で実行される画像形成方法であって、
    前記シート供給部によって前記転写位置に順次供給されるシート各々に画像を形成する印刷処理を実行する印刷ステップと、
    前記印刷処理の実行中に前記現像剤収容部における前記トナーの残量を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによって取得される前記トナーの残量が予め定められた第1閾値未満である場合に、前記トナー供給部に前記トナーを供給させる供給ステップと、
    前記取得ステップによって取得される前記トナーの残量が前記第1閾値未満である場合であって、前記印刷処理における残り印刷ページ数が予め定められた第1基準ページ数以上であること及び前記残り印刷ページ数における平均印字率が予め定められた第1基準値以上であることのいずれか一方又は両方の条件を充足する場合に、前記シート供給部によるシートの供給間隔を延長する延長ステップと、
    を含む画像形成方法。
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