JP2023038974A - 画像形成装置、電圧印加方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】像担持体と現像部材との離間距離の変動周期で発生する濃度ムラを抑制可能な画像形成装置、及び電圧印加方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置は、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体と対向して設けられ、前記像担持体との対向領域にトナーを搬送する現像部材と、前記トナーの帯電量を取得する第1取得処理部と、前記第1取得処理部によって取得される前記トナーの帯電量に基づく振幅X2及び前記像担持体と前記現像部材との離間距離の変動周期Tに対応する周波数を有する交流の補正用電圧が重畳された補正後現像バイアス電圧を前記現像部材に印加する印加処理部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置、及び当該画像形成装置で実行される電圧印加方法に関する。
電子写真方式で画像を形成する画像形成装置は、感光体ドラムのような像担持体と、現像ローラーのような現像部材とを備える。前記現像部材は、前記像担持体と対向して設けられ、前記像担持体との対向領域にトナーを搬送する。前記現像部材には、予め定められた現像バイアス電圧が印加される。
また、前記対向領域における静電容量の変化量に基づいて、前記現像バイアス電圧を補正する構成が知られている(特許文献1参照)。
特開2013-250302号公報
ところで、前記画像形成装置では、前記像担持体及び前記現像部材のいずれか一方又は両方の偏心などに起因して、前記像担持体と前記現像部材との離間距離が一定の周期で変動することがある。この場合、前記画像形成装置で印刷される画像において前記離間距離の変動周期で濃度ムラが発生する。これに対し、前記変動周期に対応する周波数を有する交流の補正用電圧を前記現像バイアス電圧に重畳することが考えられる。
しかしながら、前記補正用電圧の振幅が前記離間距離の変化量のみに基づいて定められる場合には、前記トナーの帯電量が多い又は少ない場合に、前記濃度ムラの発生が抑制されないことがある。
本発明の目的は、像担持体と現像部材との離間距離の変動周期で発生する濃度ムラを抑制可能な画像形成装置、及び電圧印加方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、像担持体と、現像部材と、第1取得処理部と、印加処理部とを備える。前記像担持体には、静電潜像が形成される。前記現像部材は、前記像担持体と対向して設けられ、前記像担持体との対向領域にトナーを搬送する。前記第1取得処理部は、前記トナーの帯電量を取得する。前記印加処理部は、前記第1取得処理部によって取得される前記トナーの帯電量に基づく振幅及び前記像担持体と前記現像部材との離間距離の変動周期に対応する周波数を有する交流の補正用電圧が重畳された補正後現像バイアス電圧を前記現像部材に印加する。
本発明の他の局面に係る電圧印加方法は、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体と対向して設けられ、前記像担持体との対向領域にトナーを搬送する現像部材と、を備える画像形成装置で実行され、取得ステップと、印加ステップとを含む。前記取得ステップでは、前記トナーの帯電量が取得される。前記印加ステップでは、前記取得ステップによって取得される前記トナーの帯電量に基づく振幅及び前記像担持体と前記現像部材との離間距離の変動周期に対応する周波数を有する交流の補正用電圧が重畳された補正後現像バイアス電圧が前記現像部材に印加される。
本発明によれば、像担持体と現像部材との離間距離の変動周期で発生する濃度ムラを抑制することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成ユニットの構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の現像装置の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される電圧印加処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における対向領域の静電容量の推移及び補正用電圧の波形を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置100の構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置100の構成を示す断面図である。
なお、説明の便宜上、画像形成装置100が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1に示される画像形成装置100の紙面左側の面を正面(前面)として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置100の正面を基準として左右方向D3を定義する。
画像形成装置100は、原稿の画像を読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能とともに、ファクス機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、本発明は、電子写真方式で画像を形成可能なプリンター、ファクス装置、及びコピー機などの画像形成装置に適用されてもよい。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置100は、ADF(Auto Document Feeder)1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、操作表示部5、記憶部6、及び制御部7を備える。
ADF1は、前記スキャン機能による読取対象の原稿を搬送する。ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備える。
画像読取部2は、前記スキャン機能を実現する。画像読取部2は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備える。
画像形成部3は、前記プリント機能を実現する。具体的に、画像形成部3は、電子写真方式に従って、給紙部4から供給されるシートにカラー又はモノクロの画像を形成する。
給紙部4は、画像形成部3にシートを供給する。給紙部4は、給紙カセット、手差しトレイ、及び複数の搬送ローラーを備える。
操作表示部5は、画像形成装置100のユーザーインターフェイスである。操作表示部5は、制御部7からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部7に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
記憶部6は、不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶部6は、フラッシュメモリー及びEEPROM(登録商標)などの不揮発性メモリー、SSD(Solid State Drive)、又はHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置である。
制御部7は、画像形成装置100を統括的に制御する。図2に示されるように、制御部7は、CPU11、ROM12、及びRAM13を備える。CPU11は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM12は、CPU11に各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め格納される不揮発性の記憶装置である。RAM13は、CPU11が実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶装置である。CPU11は、ROM12に予め格納された各種の制御プログラムを実行することにより、画像形成装置100を統括的に制御する。
なお、制御部7は、画像形成装置100を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。また、制御部7は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。
[画像形成部3の構成]
次に、図1~図3を参照しつつ、画像形成部3の構成について説明する。ここで、図3は画像形成ユニット24の構成を示す断面図である。なお、図3では、電源部37と現像ローラー45との間の通電路が一点鎖線によって示されている。
図1に示されるように、画像形成部3は、複数の画像形成ユニット21~24、光走査装置25、中間転写ベルト26、二次転写ローラー27、定着装置28、及び排紙トレイ29を備える。また、図2及び図3に示されるように、画像形成部3は、濃度センサー30を備える。
画像形成ユニット21はY(イエロー)、画像形成ユニット22はC(シアン)、画像形成ユニット23はM(マゼンタ)、画像形成ユニット24はK(ブラック)に対応する電子写真方式の画像形成ユニットである。画像形成ユニット21~24は、図1に示されるように、画像形成装置100の前後方向D2に沿って、画像形成装置100の前方側からイエロー、シアン、マゼンタ、及びブラックの順に併設される。
図3に示されるように、画像形成ユニット24は、感光体ドラム31、帯電ローラー32、現像装置33、一次転写ローラー34、及びドラム清掃部35を備える。また、画像形成ユニット21~23各々は、画像形成ユニット24と同様の構成を備える。
感光体ドラム31は、表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム31は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて、図3に示される回転方向D4に回転する。感光体ドラム31は、本発明の像担持体の一例である。
帯電ローラー32は、予め設定された帯電電圧の印加を受けて、感光体ドラム31の表面を帯電させる。例えば、帯電ローラー32は、感光体ドラム31の表面を正極性に帯電させる。帯電ローラー32によって帯電された感光体ドラム31の表面には、光走査装置25から射出される画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム31の表面に静電潜像が形成される。
現像装置33は、トナー及びキャリアを含む現像剤を用いて、感光体ドラム31の表面に形成される静電潜像を現像する。これにより、感光体ドラム31の表面にトナー像が形成される。
一次転写ローラー34は、現像装置33により感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト26に転写する。
ドラム清掃部35は、一次転写ローラー34によるトナー像転写後の感光体ドラム31の表面に残存する前記トナーを除去する。
画像形成部3は、画像形成ユニット21~24各々に対応するトナーコンテナ36(図1参照)を備える。また、画像形成部3は、画像形成ユニット21~24各々に対応する電源部37(図3参照)、及び電流検出部38(図3参照)を備える。
ここで、画像形成ユニット24に対応するトナーコンテナ36、電源部37、及び電流検出部38について説明する。なお、図2には、画像形成ユニット24に対応する電源部37、及び電流検出部38が示されている。以下の説明は、画像形成ユニット21~23各々に対応するトナーコンテナ36、電源部37、及び電流検出部38についても当てはまる。
トナーコンテナ36は、画像形成ユニット24に対応する印刷色(ブラック)の前記トナーを収容する。また、トナーコンテナ36は、内部に収容された前記トナーを画像形成ユニット24の現像装置33に供給する。
電源部37は、現像装置33の現像ローラー45(図3参照)に予め定められた現像バイアス電圧を印加する。
電流検出部38は、現像装置33の現像ローラー45(図3参照)を経由して流れる電流を検出する。例えば、電流検出部38は、電源部37と現像ローラー45との間の通電経路に設けられる抵抗器を含んでおり、当該抵抗器の両端に係る電圧を示す電気信号を制御部7に出力する。
光走査装置25は、画像形成ユニット21~24各々の感光体ドラム31の表面へ向けて、画像データに基づく光を射出する。
中間転写ベルト26は、画像形成ユニット21~24各々の感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像が転写される無端状のベルト部材である。中間転写ベルト26は、駆動ローラー及び張架ローラーによって所定のテンションで張架される。中間転写ベルト26は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて前記駆動ローラーが回転することで、図3に示される回転方向D5に回転する。
二次転写ローラー27は、中間転写ベルト26の表面に転写されたトナー像を給紙部4から供給されるシートに転写する。
定着装置28は、二次転写ローラー27によってシートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる。
排紙トレイ29には、定着装置28によってトナー像が定着されたシートが排出される。
濃度センサー30は、中間転写ベルト26の外周面に転写されたトナー像の濃度を検出する。例えば、濃度センサー30は、中間転写ベルト26の外周面へ向けて光を射出する発光部と、前記発光部から射出されて中間転写ベルト26の外周面で反射された光を受光する受光部とを備える反射型のフォトセンサーである。図3に示されるように、濃度センサー30は、画像形成ユニット24よりも中間転写ベルト26の回転方向D5の下流側であって、二次転写ローラー27よりも回転方向D5の上流側に配置される。
[現像装置33の構成]
次に、図3及び図4を参照しつつ、画像形成ユニット24の現像装置33の構成について説明する。ここで、図4は図3におけるIV-IV矢視断面図である。なお、画像形成ユニット21~23も、以下で説明される現像装置33と同様の構成を備える。
図3及び図4に示されるように、現像装置33は、筐体41、第1搬送部材42、第2搬送部材43、マグネットローラー44、現像ローラー45、及びトナーセンサー46を備える。
筐体41は、第1搬送部材42、第2搬送部材43、マグネットローラー44、及び現像ローラー45を収容する(図3参照)。また、筐体41は、前記トナー及び前記キャリアを含む前記現像剤を収容する。具体的に、筐体41は、側壁及び底面51(図3参照)によって形成される内部空間において前記現像剤を収容する。
図3及び図4に示されるように、筐体41は、前記現像剤が搬送される第1搬送路52及び第2搬送路53を有する。具体的に、筐体41の底面51には、左右方向D3に延在する隔壁54(図4参照)が設けられている。筐体41の側壁、底面51、及び隔壁54により、左右方向D3に延在する第1搬送路52及び第2搬送路53が形成される。
第1搬送部材42は、第1搬送路52において回転可能に設けられ、第1搬送路52に収容された前記現像剤を図4に示される搬送方向D6へ搬送する。また、第1搬送部材42は、前記現像剤を撹拌して、前記トナー及び前記キャリアを摩擦帯電させる。例えば、前記トナーは、前記キャリアとの摩擦帯電により正極性に帯電する。例えば、第1搬送部材42は、第1搬送路52において左右方向D3に沿った回転軸を中心に回転可能に設けられたスクリュー状の部材である。第1搬送部材42は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて回転する。
第2搬送部材43は、第2搬送路53において回転可能に設けられ、第2搬送路53に収容された前記現像剤を図4に示される搬送方向D7に搬送する。また、第2搬送部材43は、前記現像剤を撹拌して、前記トナー及び前記キャリアを摩擦帯電させる。例えば、第2搬送部材43は、第2搬送路53において左右方向D3に沿った回転軸を中心に回転可能に設けられたスクリュー状の部材である。第2搬送部材43は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて回転する。
第1搬送路52における搬送方向D6の下流側の端部には、第2搬送路53へ通じる第1通路55が設けられている。第1通路55は、隔壁54の右端部に形成される。また、第2搬送路53における搬送方向D7の下流側の端部には、第1搬送路52へ通じる第2通路56が設けられている。第2通路56は、隔壁54の左端部に形成される。第1搬送路52、第1通路55、第2搬送路53、及び第2通路56により、前記現像剤が循環する循環搬送路が形成される。
マグネットローラー44は、第2搬送路53から前記現像剤を汲み上げて、汲み上げられた前記現像剤に含まれる前記トナーを現像ローラー45の外周面に供給する。マグネットローラー44は、第2搬送路53の上側に設けられる。マグネットローラー44は、筐体41によって回転可能に支持されており、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて回転する。
現像ローラー45は、感光体ドラム31と対向して設けられ、感光体ドラム31との対向領域R1(図3参照)に前記トナーを搬送する。現像ローラー45は、本発明の現像部材の一例である。
図3に示されるように、現像ローラー45は、マグネットローラー44及び感光体ドラム31と対向して設けられる。現像ローラー45は、感光体ドラム31よりも径が短いローラーである。現像ローラー45は、筐体41によって回転可能に支持されており、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて、図3に示される回転方向D8に回転する。現像ローラー45は、マグネットローラー44から供給されて外周面に付着した前記トナーを感光体ドラム31との間の対向領域R1(図3参照)に搬送する。対向領域R1に搬送された前記トナーは、現像ローラー45に印加される前記現像バイアス電圧により、感光体ドラム31の表面に供給される。これにより、感光体ドラム31に形成された静電潜像が現像される。
なお、現像装置33による現像方式は、以上に述べた前記トナー及び前記キャリアを含む前記現像剤を用いた2成分現像方式に限られない。例えば、現像装置33の現像方式は、磁性のトナーを用いた1成分現像方式であってもよい。また、現像装置33が、マグネットローラー44を備えない構成であってもよい。
第1搬送路52の上側には、開口部57が設けられている。図3に示されるように、開口部57は、第1搬送路52の上側において第1搬送路52を覆う筐体41の上面部に設けられる。開口部57は、第1搬送路52における搬送方向D6の上流側の端部と対向して設けられる。開口部57は、トナーコンテナ36から供給される前記トナーの第1搬送路52への搬入に用いられる。具体的に、トナーコンテナ36から供給される前記トナーは、開口部57を経由して、第1搬送路52の搬入位置P1(図4参照)に搬入される。搬入位置P1は、底面51における開口部57との対向位置である。
トナーセンサー46は、第1搬送路52における搬入位置P1よりも搬送方向D6の下流側の検出位置P2(図4参照)における前記トナーの量を検出する。例えば、トナーセンサー46は、図3に示されるように、筐体41の底面部に設けられる。例えば、トナーセンサー46は、筐体41内に収容されている前記現像剤の透磁率に応じた電気信号を出力するLC発振回路を含む透磁率センサーである。トナーセンサー46は、制御部7によるトナーコンテナ36から現像装置33への前記トナーの供給の制御に用いられる。
ところで、従来の画像形成装置では、感光体ドラム31及び現像ローラー45のいずれか一方又は両方の偏心などに起因して、感光体ドラム31と現像ローラー45との離間距離が一定の周期で変動することがある。この場合、当該画像形成装置で印刷される画像において前記離間距離の変動周期T(図6参照)で濃度ムラが発生する。これに対し、変動周期Tに対応する周波数を有する交流の補正用電圧(図6参照)を前記現像バイアス電圧に重畳することが考えられる。
しかしながら、前記補正用電圧の振幅X2(図6参照)が前記離間距離の変化量のみに基づいて定められる場合には、前記トナーの帯電量が多い又は少ない場合に、前記濃度ムラの発生が抑制されないことがある。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置100では、以下に説明するように、前記離間距離の変動周期Tで発生する濃度ムラを抑制することが可能である。
[電源部37の構成]
次に、図2を参照しつつ、電源部37の構成について説明する。
図2に示されるように、電源部37は、直流電源部61、第1交流電源部62、及び第2交流電源部63を含む。
直流電源部61は、前記現像バイアス電圧の生成に用いられる直流の第1電圧を出力する。例えば、直流電源部61は、入力される交流電圧を変圧する第1トランスと、前記第1トランスによって変圧された交流電圧を整流する整流器とを有する。直流電源部61は、前記整流器によって整流された直流電圧を前記第1電圧として出力する。
第1交流電源部62は、前記現像バイアス電圧の生成に用いられる交流の第2電圧を出力する。例えば、第1交流電源部62は、入力される交流電圧を変圧する第2トランスを有する。第1交流電源部62は、前記第2トランスによって変圧された交流電圧を前記第2電圧として出力する。
第2交流電源部63は、前記現像バイアス電圧の生成に用いられ、前記第2電圧とは異なる交流の補正用電圧を出力する。第2交流電源部63は、制御部7によって指定された振幅X2(図6参照)及び周波数を有する前記補正用電圧(図6参照)を生成して出力する。
電源部37は、制御部7からの制御指示に応じて、補正前現像バイアス電圧及び補正後現像バイアス電圧のいずれかの前記現像バイアス電圧を出力する。前記補正前現像バイアス電圧は、前記第1電圧と前記第2電圧とが重畳されることによって生成される電圧である。前記補正後現像バイアス電圧は、前記第1電圧と前記第2電圧と前記補正用電圧とが重畳されることによって生成される電圧である。また、電源部37は、制御部7からの制御指示に応じて、前記第2電圧を出力する。
[制御部7の構成]
次に、図2を参照しつつ、制御部7の構成について説明する。
図2に示されるように、制御部7は、第1取得処理部71、第2取得処理部72、検出処理部73、及び印加処理部74を含む。
具体的に、制御部7のROM12には、制御部7のCPU11を上述の各部として機能させるための電圧印加プログラムが予め格納されている。そして、制御部7のCPU11は、ROM12に格納された前記電圧印加プログラムを実行することにより、第1取得処理部71、第2取得処理部72、検出処理部73、及び印加処理部74として機能する。
なお、前記電圧印加プログラムは、CD、DVD、及びフラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて記憶部6などの記憶装置に格納されてもよい。また、第1取得処理部71、第2取得処理部72、検出処理部73、及び印加処理部74は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。
なお、以下では、画像形成ユニット21~24のうち、画像形成ユニット24に含まれる各部、及び画像形成ユニット24に対応して設けられる各部を例に挙げて説明を行う。以下の説明は、画像形成ユニット21~23各々についても同様に当てはまる。
第1取得処理部71は、前記トナーの帯電量を取得する。
例えば、第1取得処理部71は、以下の手順で前記トナーの帯電量を取得する。
まず、第1取得処理部71は、感光体ドラム31の表面に予め定められた検出用トナー像を形成する。具体的に、第1取得処理部71は、画像形成ユニット24及び中間転写ベルト26に駆動力を供給して、感光体ドラム31、現像装置33の現像ローラー45、及び中間転写ベルト26などを回転させる。また、第1取得処理部71は、帯電ローラー32に前記帯電電圧を印加して、感光体ドラム31の表面を帯電させる。また、第1取得処理部71は、光走査装置25に前記検出用トナー像に対応する検出用画像データを入力して、感光体ドラム31の表面に前記検出用画像データに対応する検出用静電潜像を形成させる。また、第1取得処理部71は、現像ローラー45に前記補正前現像バイアス電圧を印加して、感光体ドラム31の表面に形成された前記検出用静電潜像を現像させる。
次に、第1取得処理部71は、電流検出部38を用いて、前記検出用静電潜像の現像時に現像ローラー45を経由して流れる第1電流を検出する。
次に、第1取得処理部71は、一次転写ローラー34を用いて、感光体ドラム31の表面に形成された前記検出用トナー像を中間転写ベルト26に転写する。
次に、第1取得処理部71は、濃度センサー30を用いて、中間転写ベルト26の表面に転写された前記検出用トナー像の濃度を検出する。
そして、第1取得処理部71は、電流検出部38によって検出された前記第1電流と、濃度センサー30によって検出された前記検出用トナー像の濃度とに基づいて、前記トナーの帯電量を取得する。例えば、第1取得処理部71は、濃度センサー30によって検出された前記検出用トナー像の濃度に基づいて、前記検出用トナー像の現像に用いられたトナーの量を算出する。そして、第1取得処理部71は、電流検出部38によって検出された前記第1電流を、算出されたトナーの量で除算することにより、前記トナーの帯電量を算出する。
なお、第1取得処理部71による前記トナーの帯電量の取得方法は、以上に述べた方法に限られず、他の周知の方法が用いられてよい。
第2取得処理部72は、感光体ドラム31と現像ローラー45との前記離間距離に対応する特定値を取得する。
具体的に、第2取得処理部72は、感光体ドラム31と現像ローラー45との間の静電容量、つまり対向領域R1(図3参照)における静電容量を示す値を前記特定値として取得する。
例えば、第2取得処理部72は、前記第2電圧と、現像ローラー45に前記第2電圧が印加される場合に電流検出部38によって検出される第2電流とに基づいて、対向領域R1における静電容量を算出する。
また、第2取得処理部72は、予め定められた取得間隔で、前記特定値を取得する。前記取得間隔は、現像ローラー45の回転周期よりも短い間隔である。第2取得処理部72は、前記取得間隔で取得される前記特定値を、記憶部6における予め定められた特定記憶領域に取得順で格納する。
図6に、前記取得間隔で取得される前記特定値によって示される、対向領域R1(図3参照)における静電容量の推移の一例を示す。
なお、第2取得処理部72による対向領域R1における静電容量の取得方法は、以上に述べた方法に限られず、他の周知の方法が用いられてよい。
また、第2取得処理部72は、濃度センサー30によって検出されるトナー像の濃度を示す値であってもよい。例えば、第2取得処理部72は、感光体ドラム31の表面に回転方向D4に沿って長尺であって濃度が均一な帯状トナー像を形成し、濃度センサー30によって検出される前記帯状トナー像の濃度を示す値を前記特定値として取得してもよい。
検出処理部73は、第2取得処理部72によって取得される前記特定値に基づいて変動周期T(図6参照)を検出する。
例えば、検出処理部73は、記憶部6の前記特定記憶領域に格納された前記特定値に基づいて、変動周期Tを検出する。例えば、検出処理部73は、前記特定値が最大化するタイミングt1(図6参照)から次に前記特定値が最大化するタイミングt2(図6参照)までの経過時間を、変動周期Tとして検出する。
画像形成装置100において感光体ドラム31が偏心している場合、前記離間距離は感光体ドラム31の回転周期で変動する。そのため、感光体ドラム31が偏心している場合、検出処理部73によって検出される変動周期Tは、感光体ドラム31の回転周期と一致する。
また、画像形成装置100において現像ローラー45が偏心している場合、前記離間距離は現像ローラー45の回転周期で変動する。そのため、現像ローラー45が偏心している場合、検出処理部73によって検出される変動周期Tは、現像ローラー45の回転周期と一致する。
また、画像形成装置100において感光体ドラム31及び現像ローラー45の両方が偏心している場合、前記離間距離は感光体ドラム31の回転周期と現像ローラー45の回転周期との最小公倍数の周期で変動する。そのため、感光体ドラム31及び現像ローラー45の両方が偏心している場合、検出処理部73によって検出される変動周期Tは、感光体ドラム31の回転周期と現像ローラー45の回転周期との最小公倍数の周期と一致する。
印加処理部74は、第1取得処理部71によって取得される前記トナーの帯電量に基づく振幅X2(図6参照)、及び感光体ドラム31と現像ローラー45との前記離間距離の変動周期Tに対応する周波数を有する前記補正用電圧(図6参照)が重畳された前記補正後現像バイアス電圧を現像ローラー45に印加する。
具体的に、前記補正用電圧は、第1取得処理部71によって取得される前記トナーの帯電量、及び検出処理部73によって検出される変動周期T(図6参照)における前記特定値の変化量X1(図6参照)に基づく振幅X2(図6参照)を有する電圧である。
例えば、前記補正用電圧は、正弦波電圧である。なお、前記補正用電圧は、三角波電圧、及び矩形波電圧のような、正弦波とは異なる波形の電圧であってもよい。また、前記補正用電圧は、感光体ドラム31の回転周期に対応する周波数を有する第1の正弦波電圧と、現像ローラー45の回転周期に対応する周波数を有する第2の正弦波電圧とが合成された電圧であってもよい。
例えば、印加処理部74は、以下の手順で、前記補正用電圧の振幅X2(図6参照)を決定する。
まず、印加処理部74は、検出処理部73によって検出された変動周期T(図6参照)における前記特定値の変化量X1(図6参照)を取得する。具体的に、印加処理部74は、変動周期Tにおける前記特定値の最大値と前記特定値の最小値との差を、変化量X1として取得する。
次に、印加処理部74は、変化量X1に対応する振幅X2の基礎値を取得する。例えば、画像形成装置100では、変化量X1と前記基礎値との対応関係を示す第1テーブルデータが予め記憶部6に格納されている。前記第1テーブルデータでは、変化量X1が大きくなるほど前記基礎値が大きくなるように、変化量X1と前記基礎値との対応関係が定められている。印加処理部74は、前記第1テーブルデータを用いて、変化量X1に対応する前記基礎値を取得する。
次に、印加処理部74は、第1取得処理部71によって取得された前記トナーの帯電量に対応する前記基礎値の修正値を取得する。例えば、画像形成装置100では、前記トナーの帯電量と前記修正値との対応関係を示す第2テーブルデータが予め記憶部6に格納されている。前記第2テーブルデータでは、前記トナーの帯電量が予め定められた基準範囲内である場合は、当該帯電量に対応する前記修正値がゼロに定められている。また、前記第2テーブルデータでは、前記トナーの帯電量が前記基準範囲よりも少ない場合は、当該帯電量に対応する前記修正値がマイナスの所定値に定められている。また、前記第2テーブルデータでは、前記トナーの帯電量が前記基準範囲よりも多い場合は、当該帯電量に対応する前記修正値がプラスの所定値に定められている。印加処理部74は、前記第2テーブルデータを用いて、トナーの帯電量に対応する前記修正値を取得する。
なお、前記第2テーブルデータでは、前記トナーの帯電量が前記基準範囲よりも少ない場合に、当該帯電量と前記基準範囲の下限との差が大きいほど前記修正値が大きくなるように、前記トナーの帯電量と前記修正値との対応関係が定められていてもよい。また、前記第2テーブルデータでは、前記トナーの帯電量が前記基準範囲よりも多い場合に、当該帯電量と前記基準範囲の上限との差が大きいほど前記修正値が大きくなるように、前記トナーの帯電量と前記修正値との対応関係が定められていてもよい。
そして、印加処理部74は、取得された前記基礎値に、取得された前記修正値を加算した値を、前記補正用電圧の振幅X2(図6参照)として決定する。
また、印加処理部74は、検出処理部73によって検出された変動周期T(図6参照)の逆数を、前記補正用電圧の周波数として決定する。
そして、印加処理部74は、決定された振幅X2及び周波数を有する前記補正用電圧の出力を第2交流電源部63に指示するとともに、前記補正後現像バイアス電圧の出力を電源部37に指示する。
例えば、印加処理部74は、検出処理部73によって検出された変動周期Tが感光体ドラム31の回転周期又は現像ローラー45の回転周期と一致する場合は、正弦波の前記補正用電圧の出力を指示する。また、印加処理部74は、検出処理部73によって検出された変動周期Tが感光体ドラム31の回転周期と現像ローラー45の回転周期との最小公倍数の周期と一致する場合は、感光体ドラム31の回転周期に対応する周波数を有する第1の正弦波と、現像ローラー45の回転周期に対応する周波数を有する第2の正弦波とが合成された合成波の前記補正用電圧の出力を指示する。なお、当該合成波は、対向領域R1における静電容量の推移(図6参照)が示す波形と一致又は類似するように生成されることが望ましい。
また、印加処理部74は、前記特定値が増加する増加期に前記補正用電圧が減少し、前記特定値が減少する減少期に前記補正用電圧が増加するように、第2交流電源部63に前記補正用電圧を出力させる。具体的に、印加処理部74は、変動周期Tにおいて前記特定値が最大となるタイミングで前記補正用電圧が最小となり、前記特定値が最小となるタイミングで前記補正用電圧が最大となるように、前記補正用電圧を出力させる(図6参照)。
[電圧印加処理]
以下、図5を参照しつつ、画像形成装置100において制御部7により実行される電圧印加処理の手順の一例とともに、本発明の電圧印加方法について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部7により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。
なお、前記電圧印加処理は、画像データに基づいて画像を形成する印刷処理の実行指示が入力された場合に、当該印刷処理の事前処理として実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部7は、前記トナーの帯電量を取得する。ここで、ステップS11の処理は、本発明の取得ステップの一例であって、制御部7の第1取得処理部71により実行される。
具体的に、制御部7は、前記検出用トナー像の現像時に現像ローラー45を経由して流れる前記第1電流、及び前記検出用トナー像の濃度に基づいて、前記トナーの帯電量を取得する。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部7は、前記特定値を取得する。ここで、ステップS12の処理は、制御部7の第2取得処理部72により実行される。
具体的に、制御部7は、前記第2電圧と、現像ローラー45に前記第2電圧が印加される場合に電流検出部38によって検出される前記第2電流とに基づいて、対向領域R1における静電容量を算出し、算出された静電容量を示す値を前記特定値として取得する。また、制御部7は、前記取得間隔で前記特定値を取得する。また、制御部7は、前記取得間隔で取得される前記特定値を、記憶部6における前記特定記憶領域に取得順で格納する。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部7は、変動周期T(図6参照)を検出する。ここで、ステップS13の処理は、制御部7の検出処理部73により実行される。
具体的に、制御部7は、記憶部6の前記特定記憶領域に格納された前記特定値に基づいて、変動周期Tを検出する。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部7は、前記補正用電圧の振幅X2(図6参照)及び周波数を決定する。
具体的に、制御部7は、ステップS13で検出された変動周期T(図6参照)における前記特定値の変化量X1(図6参照)を取得する。また、制御部7は、前記第1テーブルデータを用いて、変化量X1に対応する前記基礎値を取得する。また、制御部7は、前記第2テーブルデータを用いて、ステップS11で取得された前記トナーの帯電量に対応する前記修正値を取得する。また、制御部7は、取得された前記基礎値に、取得された前記修正値を加算した値を、前記補正用電圧の振幅X2(図6参照)として決定する。
また、制御部7は、ステップS13で検出された変動周期T(図6参照)の逆数を、前記補正用電圧の周波数として決定する。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部7は、現像ローラー45に前記補正後現像バイアス電圧を印加する。ここで、ステップS15の処理は、本発明の印加ステップの一例であって、制御部7の印加処理部74により実行される。
具体的に、制御部7は、決定された振幅X2及び周波数を有する前記補正用電圧の出力を第2交流電源部63に指示するとともに、前記補正後現像バイアス電圧の出力を電源部37に指示する。
このように、画像形成装置100では、前記トナーの帯電量に基づいて決定された振幅X2を有する前記補正用電圧が重畳された前記補正後現像バイアス電圧が現像ローラー45に印加される。これにより、前記トナーの帯電量が前記基準範囲から外れる場合であっても、当該帯電量に基づいて決定された前記補正用電圧が前記現像バイアス電圧に重畳される。そのため、前記トナーの帯電量に基づくことなく前記補正用電圧の振幅X2が決定される構成と比較して、前記トナーの帯電量が前記基準範囲から外れる場合であっても、前記離間距離の変動周期Tで発生する濃度ムラを抑制することが可能である。
なお、制御部7は、第2取得処理部72及び検出処理部73を備えていなくてもよい。この場合、印加処理部74は、予めROM12に格納された振幅X2の前記基礎値及び変動周期Tに基づいて、前記補正用電圧の振幅X2及び周波数を決定すればよい。また、ROM12に格納される振幅X2の前記基礎値及び変動周期Tは、画像形成装置100の製造時などに計測される感光体ドラム31と現像ローラー45との前記離間距離の推移に基づいて定められればよい。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 操作表示部
6 記憶部
7 制御部
24 画像形成ユニット
30 濃度センサー
31 感光体ドラム
32 帯電ローラー
33 現像装置
37 電源部
38 電流検出部
45 現像ローラー
61 直流電源部
62 第1交流電源部
63 第2交流電源部
71 第1取得処理部
72 第2取得処理部
73 検出処理部
74 印加処理部
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体と対向して設けられ、前記像担持体との対向領域にトナーを搬送する現像部材と、
    前記トナーの帯電量を取得する第1取得処理部と、
    前記第1取得処理部によって取得される前記トナーの帯電量に基づく振幅及び前記像担持体と前記現像部材との離間距離の変動周期に対応する周波数を有する交流の補正用電圧が重畳された補正後現像バイアス電圧を前記現像部材に印加する印加処理部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記像担持体と前記現像部材との離間距離に対応する特定値を取得する第2取得処理部と、
    前記第2取得処理部によって取得される前記特定値に基づいて前記変動周期を検出する検出処理部と、
    を備え、
    前記補正用電圧は、前記第1取得処理部によって取得される前記トナーの帯電量及び前記検出処理部によって検出される前記変動周期における前記特定値の変化量に基づく振幅を有する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2取得処理部は、前記対向領域における静電容量を示す値を前記特定値として取得する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補正用電圧は、正弦波電圧を含む、
    請求項1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体と対向して設けられ、前記像担持体との対向領域にトナーを搬送する現像部材と、を備える画像形成装置で実行される電圧印加方法であって、
    前記トナーの帯電量を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによって取得される前記トナーの帯電量に基づく振幅及び前記像担持体と前記現像部材との離間距離の変動周期に対応する周波数を有する交流の補正用電圧が重畳された補正後現像バイアス電圧を前記現像部材に印加する印加ステップと、
    を含む電圧印加方法。
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