JP2006119504A - 画像形成装置 - Google Patents

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祐一 山本
Eiichi Motoyama
栄一 本山
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嘉人 長利
Kuniyasu Kimura
邦恭 木村
Hiroaki Tomiyasu
裕昭 冨安
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Abstract

【課題】無駄なトナー消費を抑え、画像調整によるダウンタイムを短縮し、画像形成時の濃度を安定化させることができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】それぞれ異なる色の現像剤を有する現像器を複数備え、前記複数の現像器を使用して像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、画像形成時に各色毎にトナー消費量を積算する積算手段と、前記複数の現像器を用いて画像形成する第1モードと、前記複数の現像器中の特定色を用いて画像形成する第2モードと、前記第2のモード実行中に前記積算値が所定の閾値を超えた際には、前記特定色の調整制御を行い、前記第1のモード実行中に前記積算値の何れか1つの値が所定の閾値を超えた際には、前記複数色の調整制御を行う調整手段とを含んで画像形成装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式を利用して記録材に画像形成を行う複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
電子写真式の画像形成装置においては、帯電チャージャにより一様に帯電された感光体ドラムを露光走査して静電潜像を形成して、これに現像器から帯電されたトナーを供給して顕像化し、顕像化された像(トナー像)を、転写装置の静電力により記録シート上に転写して画像を形成するように構成される。
このように静電作用を利用して画像を形成する構成において安定した画像濃度を得るためには、当該画像形成の各過程、特に静電潜像を顕像化する過程において静電力の作用する条件が一定に保たれていることが必要となるが、クリーニングブレードと接触して感光体ドラムの感光体層が摩耗することに起因する感光特性の変動や、装置環境、特に湿度の影響により生じるトナーの帯電量の変化等の様々な要因により、再現画像の濃度が安定しないという問題がある。
このような不都合を解消して再現画像の画質を安定させるため、従来から電子写真式画像形成装置においては、再現画像が劣化しないように各種の作像条件を調整する処理を一定の時間的間隔をおいて実行している。この画像の調整の例として、画像形成回数をカウントしておき、それが所定回数に到達すると、内部のメモリに格納された一定濃度の基準パターンの画像データに基づきレーザビームを駆動して感光体ドラム上を露光走査し、トナーで顕像化して基準パターンを形成し、この基準パターンの濃度を光電センサにより検出する。そして、検出された濃度をメモリ内の基準値と比較することにより、濃度データの通りに画像が再現できているか否かを判定する。もし、検出された濃度が基準パターンの画像データの濃度より小さければ、トナーの帯電量が低下していることになるので、画像濃度を適正にすべく帯電チャージャの電位を大きくしたり、現像器の現像ローラの電位と感光体ドラムの表面電位との差が大きくなるように現像バイアスを変化させ、反対に検出濃度がメモリ内の基準パターンの濃度値より高ければ、上記と反対の制御を行うことにより、画像濃度を一定に保つように制御している。
上述のようにカラー画像形成装置においては、4色用の現像器が必要となるので、再現画像の画質を維持するため、各トナー像の作像条件について上記画像安定化調整を行う必要がある。
特開平10−186769号公報
画像形成途中の紙間で濃度調整等の画像調整制御を行う場合、直前での画像形成動作の色モードに応じて行う。画像調整直前の画像形成が、ブラック(Bk)の場合は、Bkのみで画像調整を行い、直前での画像形成がカラーの場合は、全色にて画像調整を行う。又、画像形成終了後(C(シアン)又はBk単色、C混載)の後回転時の濃度調整に関しては、次の画像形成動作に備え、全色で行う制御にする。
このように画像調整を行う直前の画像形成動作の色モードに応じて、画像調整を行う色を設定することで、常に全色について基準パターンを作成して画像安定化調整を実行するような制御と異なり、カラー用トナーの消費を抑えることができる。
又、モノクロモードとカラーモードの切り替えの度に画像安定化調整を実行する制御では、大部分がモノクロの原稿の中にカラーの挿し絵やグラフ等の原稿をまばらに含む原稿束を自動原稿搬送装置(ADF)で連続して読み込んで画像形成する場合では、モノクロモードからカラーモードへの切り替えが頻繁に行われ、カラーの画像安定化調整が無駄に繰り返されることになるので、トナーを無駄に消費することになる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、画像調整を行う直前の画像形成動作の色モードに応じて画像調整を行う色を設定することによって、無駄なトナー消費を抑え、画像調整によるダウンタイムを短縮し、画像形成時の濃度を安定化させることができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、それぞれ異なる色の現像剤を有する現像器を複数備え、前記複数の現像器を使用して像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、画像形成時に各色毎にトナー消費量を積算する積算手段と、前記複数の現像器を用いて画像形成する第1モードと、前記複数の現像器中の特定色を用いて画像形成する第2モードと、前記第2のモード実行中に前記積算値が所定の閾値を超えた際には、前記特定色の調整制御を行い、前記第1のモード実行中に前記積算値の何れか1つの値が所定の閾値を超えた際には、前記複数色の調整制御を行う調整手段とを含んで画像形成装置を構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、画像形成終了後の前記調整制御をする場合、画像形成開始から画像形成終了まで実行された前記モードに応じて前記調整を行う色を決定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記第1モードは、全色を用いて画像形成を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記第2モードは、黒単色を用いて画像形成を行うことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記トナー消費量を積算する手段として、形成画像の画素数を用いることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記トナー消費量を積算する手段として、画像形成の回数を用いることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記特定色又は前記複数色に対して行う前記調整制御は、前記現像器内のトナー濃度を調整する制御であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記特定色又は前記複数色に対して行う前記調整制御は、前記画像形成手段によって形成される形成画像の濃度を調整する制御であることを特徴とする。
本発明によれば、濃度調整を行う色を直前の画像形成動作に応じて制御にすることで、画像形成途中のダウンタイムを削減し、ユーザビリティを向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は画像形成装置としてのフルカラープリンタの断面図であり、イエロー色の画像を形成する画像形成部1Yと、マゼンタ色の画像を形成する画像形成部1Mと、シアン色の画像を形成する画像形成部1Cと、ブラック色の画像を形成する画像形成部1Bkの4つの画像形成部(画像形成ユニット)を備えており、これら4つの画像形成部1Y,1M,1C,1Bkは一定の間隔において一列に配置される。
各画像形成部1Y,1M,1C,1Bkには、それぞれ像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと言う)2a,2b,2c,2dが設置されている。各感光ドラム2a,2b,2c,2dの周囲には、一次帯電器3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写手段としての転写ローラ5a,5b,5c,5d、ドラムクリーナ装置6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されており、一次帯電器3a,3b,3c,3dと現像装置4a,4b,4c,4dとの間の下方には、レーザー露光装置7が設置されている。
各現像装置4a,4b,4c,4dには、それぞれイエロートナー、シアントナー、マゼンタトナー、ブラックトナーが収納されている。
各感光ドラム2a,2b,2c,2dは、負帯電のOPC感光体でアルミニウム製のドラム基体上に光導電層を有しており、駆動装置(不図示)によって矢印方向(図1における時計回り方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。
一次帯電手段としての一次帯電器3a,3b,3c,3dは、帯電バイアス電源(不図示)から印加される帯電バイアスによって各感光ドラム2a,2b,2c,2dの表面を負極性の所定電位に均一に帯電する。
現像装置4a,4b,4c,4dは、トナーを内蔵し、それぞれ各感光ドラム2a,2b,2c,2d上に形成される各静電潜像に各色のトナーを付着させてトナー像として現像(可視像化)する。
一次転写手段としての転写ローラ5a,5b,5c,5dは、各一次転写部32a〜32dにて中間転写ベルト8を介して各感光ドラム2a,2b,2c,2dに当接可能に配置されている。
ドラムクリーナ装置6a,6b,6c,6dは、感光ドラム2上で一次転写時の残留した転写残トナーを、該感光ドラム2から除去するためのクリーニングブレード等を有している。
中間転写ベルト8は、各感光ドラム2a,2b,2c,2dの上面側に配置されて、二次転写対向ローラ10とテンションローラ11間に張架されていて、該二次転写対向ローラ10は、二次転写部34において、中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ12と当接可能に配置されている。この中間転写ベルト8は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム等のような誘電体樹脂によって構成されている。
又、この中間転写ベルト8は、感光ドラムム2a,2b,2c,2dとの対向面側に形成された一次転写面(8b)を、二次転写ローラ12側を下方にして傾斜配置してある。
即ち、中間転写ベルト8は、感光ドラム2a,2b,2c,2dの上面に移動可能に対向配置されて該感光ドラム2との対向面側に形成された一次転写面、即ち、下部平面8bを、二次転写部34側が下方となるように傾斜配置されている。具体的には、この傾斜角度は約15°に設定されている。又、中間転写ベルト8は、二次転写部34側に配置されて該中間転写ベルト8に駆動力を付与する二次転写対向ローラ10と、一次転写部32a〜32dを挟んで対向側に配置され、中間転写ベルト8に張力を付与するテンションローラ11との2本で張架されている。
二次転写対向ローラ10は、二次転写部34にて中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ12と当接可能に配置されている。又、無端状の中間転写ベルト8の外側で、テンションローラ11の近傍には、該中間転写ベルト8の表面に残った転写残トナーを除去して回収するベルトクリーニング装置(不図示)が設置されている。又、二次転写部34よりも転写材Pの搬送方向の下流側には、定着ローラ16aと加圧ローラ16bを有する定着装置16が縦パス構成で設置されている。
露光装置7は、与えられる画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応した発光を行うレーザー発光手段、ポリゴンレンズ、反射ミラー等で構成され、各感光ドラム2a,2b,2c,2dに露光をすることによって、各一次帯電器3a,3b,3c,3dで帯電された各感光ドラム2a,2b,2c,2dの表面に画像情報に応じた各色の静電潜像を形成する。
次に、上記した画像形成装置による画像形成動作について説明する。
画像形成開始信号が発せられると、所定のプロセススピードで回転駆動される各画像形成部1Y,1M,1C,1Bkの各感光ドラム2a,2b,2c,2dは、それぞれ一次帯電器3a,3b,3c,3dによって一様に負極性に帯電される。そして、露光装置7は、外部から入力されるカラー色分解された画像信号をレーザー発光素子から照射し、ポリゴンレンズ、反射ミラー等を経由して各感光ドラム2a,2b,2c,2d上に各色の静電潜像を形成する。
そして、先ず感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、感光ドラム2aの帯電極性(負極性)と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aにより、イエローのトナーを付着させてトナー像として可視像化する。このイエローのトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の一次転写部32aにて、一次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写ローラ5aにより、駆動されている中間転写ベルト8上に一次転写される。
イエローのトナー像が転写された中間転写ベルト8は、画像形成部1M側に移動される。そして、画像形成部1Mにおいても、前記と同様にして、感光ドラム2bに形成されたマゼンタのトナー像が、中間転写ベルト8上のイエローのトナー像上に重ね合わせて、一次転写部32bにて転写される。
このとき、各感光体ドラム2上に残留した転写残トナーは、ドラムクリーナ装置6a,6b,6c,6dに設けられたクリーナブレード等により掻き落とされ、回収される。
以下、同様にして、中間転写ベルト8上に重畳転写されたイエロー、マゼンタのトナー像上に画像形成部1C,1Bkの感光ドラム2c,2dで形成されたシアン、ブラックのトナー像を各一次転写部32a〜32dにて順次重ね合わせて、フルカラーのトナー像を中間転写ベルト8上に形成する。
そして、中間転写ベルト8上のフルカラーのトナー像先端が、二次転写対向ローラ10と二次転写ローラ12間の二次転写部34に移動されるタイミングに合わせて、給紙カセット17又は手差しトレイ20から選択されて搬送パス18を通して給紙される転写材(用紙)Pがレジストローラ19により二次転写部34に搬送される。二次転写部34に搬送された転写材Pに、二次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された二次転写ローラ12により、フルカラーのトナー像が一括して二次転写される。
フルカラーのトナー像が形成された転写材Pは、定着装置16に搬送されて、定着ローラ16aと加圧ローラ16bとの間の定着ニップ部でフルカラーのトナー像が加熱及び加圧されて転写材Pの表面に熱定着された後に、排紙ローラ21によって本体上面の排紙トレイ22上に排出されて一連の画像形成動作を終了する。尚、中間転写ベルト8上に残った二次転写残トナー等は、ベルトクリーニング装置(不図示)によって除去されて回収される。
以上が片面画像形成時の画像形成動作である。
図2は画像形成装置内の制御ブロック図である。171は画像形成装置の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM174と処理を行うためのワークRAM175、入出力ポート173がアドレスバス、データバスにより接続されている。入出力ポート173には、画像形成装置を制御する、モータ、クラッチ等の各種負荷(不図示)や、紙の位置を検知するセンサ等の入力(不図示)が接続されている。
CPU171は、ROM174の内容にしたがって入出力ポート173を介して順次入出力の制御を行い画像形成動作を実行する。又、CPU171には操作部172が接続されており、操作部172の表示手段、キー入力手段を制御する。操作者はキー入力手段を通して、画像形成動作モードや、表示の切り替えをCPU171に指示し、CPU171は、画像形成装置100の状態や、キー入力による動作モード設定の表示を行う。CPU171には、PC等の外部機器からの画像データ、処理データ等を送受信する外部I/F処理部400、画像を伸張処理や一時的に蓄積処理等をする画像メモリー部300、画像メモリー部300から転送されたライン画像データを露光装置7に露光させるべく処理が行われる画像形成部200が接続されている。
次に、図3に従って画像メモリ部300の詳細について説明する。
画像メモリ部300では、DRAM等のメモリで構成されるページメモリ301に、メモリコントローラ部302を介して外部I/F処理部400から受け取った画像データを書き込み、画像形成部2への画像読み出し等の画像の入出力のアクセスを行う。
メモリコントローラ部302は、外部I/F処理部400から受け取った外部機器からの画像データが圧縮データであるか否かの判断を行い、圧縮データであると判断された場合、圧縮データ伸張処理部303を用いて伸張処理を行った後、メモリコントローラ部302を介してページメモリ301へ書き込み処理がなされる。
メモリコントローラ部302は、ページメモリ301のDRAMリフレッシュ信号の発生を行い、又、画像I/F処理部400からの書き込み、画像形成部200への読み出しに対するページメモリ301へのアクセスの調停を行う。更に、CPU171の指示に従い、ページメモリ301への書き込みアドレス、ページメモリ301からの読み出しアドレス、読み出し方向等の制御を行う。
図4に基づいて外部I/F処理部400の構成について説明する。
外部I/F処理部400では、外部装置500から送信される画像データ及びプリントコマンドデータをUSB I/F部401、セントロI/F部402、ネットワークI/F部403の何れかを介して受信したり、又、CPU171で判断された画像形成装置の状態情報等を外部装置500に対し送信する。ここで、外部装置500は、コンピュータやワークステーション等である。
外部装置500からUSB I/F部401、セントロI/F部402、ネットワークI/F部403の何れかを介して受信したプリントコマンドデータはCPU171にて処理され、プリント動作を画像形成部200や図2のI/O173等を用いてプリント動作を実行し、設定やタイミングを生成する。
外部装置500からUSB I/F部401、セントロI/F部402、ネットワークI/F部403の何れかを介して受信した画像データは、プリントコマンドデータに基づくタイミングに応じて画像メモリ部300に送信され、画像形成部200にて画像形成されるべく処理される。
次に、本実施の形態で行うトナー濃度調整動作について説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置では、現像装置4a,4b,4c,4d内のトナーとキャリアを混合した2成分現像剤を使用する現像方式を採用している。このような2成分現像剤を使用する場合には、現像装置内のトナーとキャリアの比率(T/C比)を常に一定に保つことが高画質を維持するために必要である。そのための手段としてトナー濃度調整を行っている。
図5に本実施の形態におけるトナー濃度調整動作の制御図を示す。
トナー濃度調整は大きく2つの動作に分かれている。1つがビデオカウントを用いたブロック補給動作510であり、もう1つがパッチ画像の測定によるパッチ検ATR(Auto Toner Reduction)520である。
ブロック補給動作510では、プリント動作を行う毎に画像データから各色のドット数(ビデオカウント数)を測定し(511)、そこから消費されたトナー量を計算する(512)。その後、パッチ検ATRの結果と合わせて、現像器4a,4b,4c,4d内に最適な量のトナーを補給する。
パッチ検ATR520は、搬送ベルト上にトナーパッチ(濃度パッチ)画像を形成し、濃度検知センサで読み取った濃度値に基づいて現像器へのトナー補給量を補正することにより、ブロック補給動作のみよりも精度良く現像器内のT/C比を一定に保つものである。
パッチ検ATRは、CPU171がパッチ検ATRを実行するタイミングであると判断した場合に実行される。CPU171は、前述のように画像データから求めたビデオカウント数を色毎に積算しており、何れか1つの色がパッチ検ATR実行閾値を超えた時点でパッチ検ATRを実行する(図6)。
CPU171は、パッチ検ATRを実行するタイミングであると判断した場合、画像形成装置の各ユニットを制御して中間転写ベルト8上に濃度パッチを形成する。ここで、濃度パッチの形成は、感光ドラム(不図示)上に形成する構成も考えられるが、その場合には各感光ドラムに対して濃度検知センサが必要となるため、本実施の形態においては、濃度センサの数の低減を図るため、中間転写ベルト8上に濃度パッチを形成し、1つの濃度検知センサで全色の濃度パッチを検知する構成とする。濃度検知センサは、濃度パッチを光源で照射し、反射光強度を受光センサで検知する。その反射光強度の信号はA/D変換手段(不図示)でA//D変換された後、CPU171で処理される。
次に、CPU171で処理され、求められたパッチ画像濃度と各色毎に予め設定された目標値と比較する(524)。パッチ画像濃度が目標値よりも濃い場合は、現像装置4a,4b,4c,4d内のT/C比が最適値に比べて高いことを意味し、パッチ画像濃度が目標値よりも薄い場合は、現像装置4a,4b,4c,4d内のT/C比が最適値に比べて低いことを意味している。そこで、パッチ画像濃度と目標値との差に応じてトナー補給量の補正値を計算し(524)、ビデオカウントから求めたブロック補給量と合わせてトナー補給を行う(530)ことにより、現像器4a,4b,4c,4d内のT/C比を最適に保つことが可能となる。
次に、図7にて実施の形態の画像調整を行う対象の色について説明する。
図7(a)は常に全色を用いて画像調整をする制御で、このような制御を行うとBkのみで印字する機会が圧倒的に多い使用環境下においても、常に全色について基準パターンを作成して画像安定化調整を実行するため、カラー用トナーを無駄に消費してしまうという問題と、画像調整の度に、カラーの現像や一次帯電の高圧立ち上げ作業を行わなければならず、立ち上げ時間だけ調整処理時間をロスしてしまい、ダウンタイムが増大してしまう。
図7(b)は画像形成の色モードの切り替え毎に全色に対して画像調整をするもので、形成画像がモノクロ、カラー混載の場合等には、特に無駄にトナーを消費してしまう。
そこで、本実施の形態では、画像調整を行う場合は、その直前の画像形成の色モードに応じて、画像調整を行う色を決定する。図7(c)のように、Bkのみでの画像形成がされている場合は、図8(a)のようにBkのみのビデオカウント数が積算され閾値を超え、画像調整を行うタイミングが来た際701に、Bkのみに対して画像調整を行うようにすることで、カラーの現像や一次帯電の立ち上げ作業で生じるダウンタイムを削減する。そして、画像調整が行われたBkのビデオカウント数は、リセットされ再び画像形成の度にカウントされていく。
図7(d)、全色を用いて画像形成をしている際に、各色毎に積算されるビデオカウント数の何れかが所定の閾値を超え、画像調整を行うタイミングが来た場合には、本実施系では全色に対して画像形成を行う。
図7(e)は実施系での画像形成終了後に画像調整を行う場合を表す図で、図8のようにビデオカウント数が所定の閾値を超え、画像調整を行うタイミングが来た際702(図7)には、たとえBkでの画像形成終了後でも全色に対し、画像調整を行うため、パッチ画像を形成するために、Bk色以外の現像や一次帯電の高圧立上作業を行い、画像調整処理を行う。このような制御を行うことで、次の画像形成処理に備えることができる。
このように、本実施の形態では、画像形成処理途中の紙間での画像調整を行う際には、直前の画像形成処理の色モードに応じて、画像調整を行う色を設定することで、現像や一次帯電の高圧立上作業に掛かる時間を抑え、ダウンタイムを削減することができる。又、全色を用いて行われた画像形成処理終了後の画像調整の際には、全色に対して画像調整を行い、次の画像形成処理に備える。
本実施の形態では、画像調整を行うタイミングとして、形成画像の画素数をカウントして制御する系について記述したが、画像形成回数をカウントして調整制御をするか否かを判断する制御を行う画像形成装置も同様である。
又、本実施の形態では、調整制御の内容として、現像器内のトナー濃度を調整する系について記述したが、画像形成装置にて形成される形成画像の濃度調整する画像形成装置も同様である。
本発明が適用された画像形成装置の側断面図である。 画像形成装置内の制御ブロック図である。 画像メモリ部を示す図である。 外部I/F処理部を示す図である。 本実施系におけるトナー濃度調整動作フロー図である。 本実施系におけるトナー濃度調整の実施タイミングの概略図である。 本実施系における画像形成とトナー濃度調整の実施色の概略図である。 本実施系におけるトナー濃度調整の実施タイミングの概略図である。
符号の説明
1Y,1M,1C,1Bk 画像形成部
2a,2個,2c,2d 感光ドラム(像担持体)
3a,3b,3c,3d 一次帯電器(帯電手段)
4a,4b,4c,4d 現像装置(現像手段)
5a,5b,5c,5d 転写ローラ(一次転写手段)
6a,6b,6c,6d ドラムクリーナ装置(クリーナ手段)
7 露光装置(露光手段)
7a 下面
7b 下端部
8 中間転写ベルト
8a 最上面
8b 下部平面(一次転写面)
10 二次転写対向ローラ
11 テンションローラ
12 二次転写ローラ(二次転写手段)
16 定着装置(定着手段)
16a 定着ローラ
16b 加熱ローラ
17 給紙カセット
18 搬送パス
21 排紙ローラ(排出手段)
22 排紙トレイ
30 トナー容器
31 挟持部(加熱加圧位置)
32a,32b,32c,32d 一次転写部
34 二次転写部

Claims (8)

  1. それぞれ異なる色の現像剤を有する現像器を複数備え、前記複数の現像器を使用して像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、画像形成時に各色毎にトナー消費量を積算する積算手段と、前記複数の現像器を用いて画像形成する第1モードと、前記複数の現像器中の特定色を用いて画像形成する第2モードと、前記第2のモード実行中に前記積算値が所定の閾値を超えた際には、前記特定色の調整制御を行い、前記第1のモード実行中に前記積算値の何れか1つの値が所定の閾値を超えた際には、前記複数色の調整制御を行う調整手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成終了後の前記調整制御をする場合、画像形成開始から画像形成終了まで実行された前記モードに応じて前記調整を行う色を決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第1モードは、全色を用いて画像形成を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記第2モードは、黒単色を用いて画像形成を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー消費量を積算する手段として、形成画像の画素数を用いることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  6. 前記トナー消費量を積算する手段として、画像形成の回数を用いることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  7. 前記特定色又は前記複数色に対して行う前記調整制御は、前記現像器内のトナー濃度を調整する制御であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  8. 前記特定色又は前記複数色に対して行う前記調整制御は、前記画像形成手段によって形成される形成画像の濃度を調整する制御であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
JP2004309356A 2004-10-25 2004-10-25 画像形成装置 Withdrawn JP2006119504A (ja)

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