JP2019028139A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示品位を改善することを可能とする。【解決手段】 第1基板と、前記第1基板と対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板とを接着するシール材と、前記第1基板と前記第2基板との間に位置するスペーサと、を備え、前記シール材によって囲まれた領域において、第1領域と、前記シール材と前記第1領域との間に位置する第2領域と、を有し、前記スペーサは、凹部と、前記凹部に対向する凸部とによって形成され、前記第1領域に位置する第1スペーサと、前記第2領域に位置する第2スペーサと、を有し、前記第1スペーサは、第1方向に第1間隔で配置され、前記第2スペーサは、前記第1方向に第2間隔で配置され、前記第2間隔は、前記第1間隔よりも小さい、表示装置。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、表示装置に関する。
シート状の表示パネルを備える表示装置が検討されている。表示パネルは、可撓性を有し、互いに対向している第1基板及び第2基板と、第1基板と第2基板との間に位置する液晶層及びスペーサとを備えている。表示パネルは、スペーサを間に挟んで第1基板と第2基板とを貼り合わせて構成されている。このような表示パネルは、剛性を有する2つの基板を貼り合わせて構成された表示パネルと比べて、第1基板と第2基板との間に位置ずれが生じ易い。第1基板と第2基板との間に位置ずれが生じた場合、スペーサは、第1基板又は第2基板に設けられた配向膜と擦れ、配向膜を損傷し得る。スペーサと擦れたことで配向膜が損傷した箇所では、液晶分子の配向が乱れることで光漏れが生じ、光漏れに起因したコントラスト比の低下が生じ得る。
特開2011−022535号公報 特開2003−121859号公報 特開2015−75606号公報 特開2004−126197号公報 特開2016−14777号公報
本実施形態の目的は、表示品位を改善可能な表示装置を提供することにある。
一実施形態によれば、第1基板と、前記第1基板と対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板とを接着するシール材と、前記第1基板と前記第2基板との間に位置するスペーサと、を備え、前記シール材によって囲まれた領域において、第1領域と、前記シール材と前記第1領域との間に位置する第2領域と、を有し、前記スペーサは、凹部と、前記凹部に対向する凸部とによって形成され、前記第1領域に位置する第1スペーサと、前記第2領域に位置する第2スペーサと、を有し、前記第1スペーサは、第1方向に第1間隔で配置され、前記第2スペーサは、前記第1方向に第2間隔で配置され、前記第2間隔は、前記第1間隔よりも小さい、表示装置が提供される。
一実施形態によれば、第1基板と、前記第1基板と対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板とを接着するシール材と、前記第1基板と前記第2基板との間に位置するスペーサと、を備え、前記シール材によって囲まれた領域において、第1領域と、前記シール材と前記第1領域との間に位置する第2領域と、を有し、前記スペーサは、凹部と、前記凹部に対向する凸部とによって形成され、前記第1領域に位置する第1スペーサと、前記第2領域に位置する第2スペーサと、を有し、前記第1スペーサの第1方向の幅は、第1幅であり、前記第2スペーサの第1方向の幅は、第2幅であり、前記第2幅は、前記第1幅以上である、表示装置が提供される
図1は、第1実施形態の表示装置を構成する表示パネルの構成例を示す図である。 図2は、図1に示した表示パネルの基本構成及び等価回路を示す図である。 図3は、図1に示した表示装置の一部の構造を示す断面図である。 図4は、第1実施形態に係る表示パネルの構成例を示す平面図である。 図5は、第1実施形態に係るスペーサの構成例を示す平面図である。 図6は、図5に示したVI−VIに沿って切断した表示装置を構成するスペーサの構成例を示す断面図である。 図7は、第1実施形態に係る表示パネルの第1領域の構成例を示す平面図である。 図8は、第1実施形態に係る表示パネルの第2領域の構成例を示す平面図である。 図9は、第1実施形態に係る遮光層及びカラーフィルタの構成例を示す平面図である。 図10は、第1実施形態の表示装置の構成例を示す断面図である。 図11は、変形例1に係る表示パネルの構成例を示す平面図である。 図12は、変形例1に係るスペーサの構成例を示す平面図である。 図13は、変形例1に係る表示パネルの角領域の構成例を示す平面図である。 図14は、変形例1に係る遮光層及びカラーフィルタの構成例を示す平面図である。 図15は、変形例2に係る表示パネルの構成例を示す平面図である。 図16は、変形例2に係る表示パネルの第3領域の構成例を示す平面図である。 図17は、第2実施形態に係る表示パネルの構成例を示す平面図である。 図18は、第2実施形態に係るスペーサの構成例を示す平面図である。 図19は、図18に示したXIX−XIXに沿って切断した表示装置を構成するスペーサの構成例を示す断面図である。 図20は、第2実施形態に係る表示パネルの第1領域の構成例を示す平面図である。 図21は、第2実施形態に係る表示パネルの第2領域の構成例を示す平面図である。 図22は、第2実施形態に係る遮光層及びカラーフィルタの構成例を示す平面図である。 図23は、変形例3に係る表示パネルの第1領域及び第2領域の構成例を示す平面図である。 図24は、変形例4に係る表示パネルの第1領域及び第2領域の構成例を示す平面図である。 図25は、変形例5に係る表示パネルの第1領域及び第2領域の構成例を示す平面図である。 図26は、変形例6に係る表示パネルの第2領域及び第3領域の構成例を示す平面図である。 図27は、変形例7に係る表示パネルの構成例を示す平面図である。 図28は、変形例8に係る表示パネルの構成例を示す平面図である。
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
実施形態においては、電子機器の一例として表示装置を開示する。この表示装置は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話端末、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータ、ゲーム機器、VR(Virtual Reality)ビュアー等の種々の装置に用いることができる。以下で、表示装置DSPを液晶表示装置として説明する。
図1は、第1実施形態の表示装置DSPを構成する表示パネルPNLの構成例を示す図である。以下、表示パネルPNLをシート状のフレキシブルタイプの表示パネルとして説明する。なお、表示パネルPNLは、シート状のフレキシブルタイプの表示パネルでなくともよい。
ここで、図1では、互いに交差する第1方向X及び第2方向Yで規定されるX−Y平面における表示パネルPNLの平面図を示している。なお、図示した例では、第1方向X及び第2方向Yは、互いに直交しているが、90°以外の角度で交差していてもよい。以下、第1方向Xを示す矢印の先端の向かう方向を右とし、矢印の先端と逆方向を左と称する場合もある。
表示パネルPNLは、第1基板SUB1と、第1基板SUB1に対向する第2基板SUB2とを備えている。第1基板SUB1及び第2基板SUB2は、それぞれ、可撓性を有するフレキシブル基板である。図示した例では、第1基板SUB1及び第2基板SUB1は、それぞれ、角部に丸みを帯びたラウンド形状で形成されている。なお、第1基板SUB1及び第2基板SUB2は、矩形形状に形成されていてもよい。
第1基板SUB1の1つの基板側縁SUBe11は、第2基板SUB1の1つの基板側縁SUBe21よりも外側に位置している。換言すると、第1基板SUB1は、第2基板SUBの基板側縁SUBe21よりも第2方向Yの外側に延出する実装部MTを有している。基板側縁SUBe11及びSUBe21は、第1方向Xに沿って互いに略平行に形成されている。第1基板SUB1の他の3つの基板側縁SUBe12、SUBe13、及びSUBe14は、それぞれ、第2基板SUB2の他の3つの基板側縁SUBe22、SUBe23、及びSUBe24と対向している。
以下、表示パネルPNLにおいて、第1基板SUB1と第2基板SUB2とが対向する領域を対向領域FRと称する。対向領域FRは、基板側縁SUBe21に対向する端部FRe1と、基板側縁SUBe12と基板側縁SUBe22とが対向している端部FRe2と、基板側縁SUBe13と基板側縁SUBe23とが対向している端部FRe3と、基板側縁SUBe14と基板側縁SUBe24とが対向している端部FRe4とで囲われている。
第1基板SUB1と第2基板SUB2とは、これらの間に所定のセルギャップを形成した状態で、シール材SLによって貼り合わせられている。シール材SLは、対向領域FRの内側に位置している。図示した例では、シール材SLは、ラウンド形状であり、対向領域FRの4つの端部FRe1乃至FRe4に沿って配置されている。なお、シール材SLは、矩形形状に配置されていてもよい。
表示パネルPNLは、表示領域DAと、非表示領域NDAとを有している。図示した例では、表示領域DAは、シール材SLに囲われた内側に位置している。表示領域DAは、例えば、ラウンド形状である。表示領域DAは、4つの端部DAe1、DAe2、DAe3及びDAe4で囲われている。端部DAe1乃至DAe4は、シール材SLの内側に沿って配置されている。端部DAe1及びDAe4は、それぞれ、第2方向Yにおいて端部FRe1及びFRe4に対向している。端部DAe2及びDAe3は、それぞれ、第1方向Xにおいて端部FRe2及びFRe3に対向している。なお、表示領域DAは、矩形形状であってもよいし、他の多角形状であってもよい。非表示領域NDAは、表示領域DAの外側に位置している。非表示領域NDAには、シール材SLが配置されている。なお、第2基板SUB2は、平面視で表示領域DAと重なる領域である光透過領域TAと、平面視で非表示領域NDAと重なる領域である非透過領域NTAとを有している。ここで、光透過領域TAにおいては、配線等の遮光性を有する部材が配置されていても良い。
表示パネルPNLは、その背面側に配置された後述するバックライトユニットからの光を選択的に透過することによって画像を表示する透過型パネルとして構成されても良いし、表示パネルPNLに入射する外光を選択的に反射することによって画像を表示する反射型パネルとして構成されても良いし、透過型及び反射型を組み合わせた半透過型パネルとして構成されても良い。
駆動ICチップ2及びフレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)基板3などの表示パネルPNLの駆動に必要な信号供給源は、非表示領域NDAに位置している。図示した例では、駆動ICチップ2及びFPC基板3は、第1基板SUB1の実装部MTに実装されている。図示していないが、第1基板SUB1は、実装部MTに信号供給源を接続するための接続端子(以下、パッドと称する)を備えている。パッドは、後述の信号線や走査線などと電気的に接続されていてもよい。
図2は、図1に示した表示パネルPNLの基本構成及び等価回路を示す図である。
表示パネルPNLは、表示領域DAにおいて、複数の副画素PXを備えている。ここで、副画素とは、画素信号に応じて個別に制御することができる最小単位を示し、例えば、後述する走査線と信号線とが交差する位置に配置されたスイッチング素子を含む領域に存在する。例えば、赤色に対応する副画素、緑色に対応する副画素、青色に対応する副画素により1つの画素が構成される。画素は、表示領域DAに表示される画像の最小単位に相当する。複数の副画素PXは、表示領域DA内で、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配置されている。
また、表示パネルPNLは、表示領域DAにおいて、複数の走査線G、複数の信号線S、共通電極CEなどを備えている。信号線Sは、各々第2方向Yに延出し、第1方向Xに並んでいる。走査線Gは、各々第1方向Xに延出し、第2方向Yに並んでいる。走査線G及び信号線Sは、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、銅(Cu)、クロム(Cr)などの金属材料や、これらの金属材料を組み合せた合金などによって形成され、単層構造であっても良いし、多層構造であっても良い。なお、走査線G及び信号線Sは、直線的に延出していなくてもよく、それらの一部が屈曲していてもよい。
共通電極CEは、複数の副画素PXに亘って配置されている。走査線G、信号線S、及び、共通電極CEは、それぞれ非表示領域NDAに引き出されている。非表示領域NDAにおいて、走査線Gは走査線駆動回路GDに接続され、信号線Sは信号線駆動回路SDに接続され、共通電極CEは共通電極駆動回路CDに接続されている。信号線駆動回路SD、走査線駆動回路GD、及び、共通電極駆動回路CDは、これらの一部或いは全部が、図1に示したICチップ2に内蔵されていてもよいし、第1基板SUB1上に形成されていてもよい。
各副画素PXは、スイッチング素子SW、画素電極PE、共通電極CE、及び、液晶層LC等を備えている。スイッチング素子SWは、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)によって構成され、走査線G及び信号線Sと電気的に接続されている。より具体的には、スイッチング素子SWは、ゲート電極WG、ソース電極WS、及び、ドレイン電極WDを備えている。ゲート電極WGは、走査線Gと電気的に接続されている。図示した例では、信号線Sと電気的に接続された電極をソース電極WSと称し、画素電極PEと電気的に接続された電極をドレイン電極WDと称する。
走査線Gは、第1方向Xに並んだ画素PXの各々におけるスイッチング素子SWと接続されている。信号線Sは、第2方向Yに並んだ画素PXの各々におけるスイッチング素子SWと接続されている。画素電極PEの各々は、共通電極CEと対向し、画素電極PEと共通電極CEとの間に生じる電界によって液晶層LCを駆動している。保持容量CSは、例えば、共通電極CEと画素電極PEとの間に形成される。
図3は、図1に示した表示装置DSPの一部の構造を示す断面図である。以下、第3方向Zを示す矢印の先端の向かう方向を上と定義し、矢印の先端と逆方向を下と定義する。「第1部材の上の第2部材」及び「第1部材の下の第2部材」とした場合、第2部材は、第1部材に接していてもよく、又は第1部材から離れて位置していてもよい。また、第3方向Zにおいて上から第1方向X及び第2方向Yによって規定されるX−Y平面に向かってみることを平面視という。
表示装置DSPは、バックライトユニットBL、表示パネルPNL、及びカバー部材CGを備えている。
表示パネルPNLは、第3方向Zに沿って、第1基板SUB1、液晶層LC、及び第2基板SUB2の順に配置されている。 第1基板SUB1は、第1絶縁基板10、第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、第3絶縁膜13、第4絶縁膜14、第5絶縁膜15、信号線S、共通電極CE、画素電極PE、第1配向膜AL1などを備えている。例えば、第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、第3絶縁膜13、及び第5絶縁膜15は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化物などの無機絶縁膜である。例えば、第4絶縁膜14は、アクリル樹脂などの有機絶縁膜である。なお、第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、第3絶縁膜13、及び第5絶縁膜15は、単層構造であっても良いし、多層構造であっても良い。
第1絶縁基板10は、光透過性を有する基板である。一例として、第1絶縁基板10は、可撓性を有するフレキシブル基板である。例えば、第1絶縁基板10は、ポリイミド等の樹脂基板である。第1絶縁膜11は、第1絶縁基板10の上に位置している。第2絶縁膜12は、第1絶縁膜11の上に位置している。第3絶縁膜13は、第2絶縁膜12の上に位置している。
信号線Sは、第3絶縁膜13の上に位置し、第4絶縁膜14によって覆われている。図示した例では、複数の信号線Sは、第3絶縁膜13の上で、第1方向Xに間隔を置いて配置されている。
共通電極CEは、第4絶縁膜14の上に位置している。第5絶縁膜15は、共通電極CEの上に位置している。画素電極PEは、第5絶縁膜15の上に位置し、第1配向膜AL1によって覆われている。画素電極PEは、第5絶縁膜15を介して共通電極CEと対向している。共通電極CE及び画素電極PEは、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などの透明な導電材料によって形成されている。図示した例では、複数の画素電極PEは、第5絶縁膜15の上で、第1方向Xに間隔を置いて配置されている。第1配向膜AL1は、第5絶縁膜15及び画素電極PEの上に位置している。
第2基板SUB2は、第2絶縁基板20、遮光層BM、カラーフィルタCF、オーバーコート層OC、第2配向膜AL2などを備えている。図示した例では、第2基板SUB2は、第1基板SUB1の上に位置し、第1基板SUB1に対向している。
第2絶縁基板20は、光透過性を有する基板である。一例として、第2絶縁基板20は、可撓性を有するフレキシブル基板である。例えば、第2絶縁基板20は、ポリイミド等の樹脂基板である。
遮光層BMは、第2絶縁基板20の下に位置し、カラーフィルタCFによって覆われている。また、遮光層BMは、信号線Sの直上に位置している。図示した例では、遮光層BMは、第2絶縁基板20の下で、第1方向Xに間隔を置いて配置されている。遮光層BMは、開口部OPを区画している。図示した例では、開口部OPは、第1方向Xで隣り合う2つの遮光層BMの間に位置している。
カラーフィルタCFは、第2絶縁基板20と遮光層BMの一部とを覆い、開口部OPを覆っている。カラーフィルタCFの一部は、遮光層BMの一部と重なっている。カラーフィルタCFは、画素電極PEの上に位置している。オーバーコート層OCは、カラーフィルタCFを覆っている。第2配向膜AL2は、オーバーコート層OCを覆っている。
第1配向膜AL1と第2配向膜AL2との間には、所定のセルギャップが形成される。セルギャップは、例えば2〜5μmである。第1基板SUB1及び第2基板SUB2は、所定のセルギャップが形成された状態で前述したシール材によって貼り合わせられている。
液晶層LCは、第1基板SUB1及び第2基板SUB2の間に形成されたセルギャップに保持されている。図示した例では、液晶層LCは、第1配向膜AL1と第2配向膜AL2との間に保持されている。液晶層LCは、液晶分子を含んでいる。このような液晶層LCは、ポジ型(誘電率異方性が正)の液晶材料、あるいは、ネガ型(誘電率異方性が負)の液晶材料によって構成されている。
上記のような構成の表示パネルPNLに対して、第1基板SUB1の下には、第1偏光板PL1を含む第1光学素子OD1が配置されている。また、第2基板SUB2の上には、第2偏光板PL2を含む第2光学素子OD2が配置されている。図示した例では、第1光学素子OD1は、第1絶縁基板10の下に配置され、第2光学素子OD2は、第2絶縁基板20の上に配置されている。一例では、第1偏光板PL1及び第2偏光板PL2は、それぞれの吸収軸がX−Y平面において互いに直交するように配置されている。なお、第1光学素子OD1及び第2光学素子OD2は、必要に応じて、1/4波長板や1/2波長板などの位相差板、散乱層、反射防止層などを備えていても良い。
カバー部材CGは、第2基板SUB2の上に位置している。カバー部材CGは、例えばガラス製であるが、樹脂製であってもよい。カバー部材CGは、第2基板SUB2と接着剤ADで接着されている。図示した例では、カバー部材CGは、第2光学素子OD2の上に接着剤ADで接着されている。なお、カバー部材CGと第2光学素子OD2との間には、接着剤AD以外にいくつかの層が配置されていてもよい。
このような構成例の表示装置DSPにおいては、画素電極PEと共通電極CEとの間に電界が形成されていないオフ状態において、液晶層LCに含まれる液晶分子は、第1配向膜AL1及び第2配向膜AL2の間で所定の方向に初期配向している。このようなオフ状態では、バックライトユニットBLから表示パネルPNLに向けて照射された光は、第1光学素子OD1及び第2光学素子OD2によって吸収され、暗表示となる。一方、画素電極PEと共通電極CEとの間に電界が形成されたオン状態においては、液晶分子は、電界により初期配向方向とは異なる方向に配向し、その配向方向は電界によって制御される。このようなオン状態では、バックライトユニットBLからの光の一部は、第1光学素子OD1及び第2光学素子OD2を透過し、明表示となる。
図4は、第1実施形態に係る表示パネルPNLの構成例を示す平面図である。図4は、表示パネルPNLにおけるスペーサPSの配置例を示している。
表示パネルPNLは、第1基板SUB1と第2基板SUB2との間に所定のセルギャップを形成するためにスペーサPSを備えている。表示パネルPNLは、平面視した場合に、表示領域DAの中央に位置する領域に対してこの領域の外側に位置する領域の単位面積当たりに占めるスペーサPSの割合が大きい。つまり、表示パネルPNLは、表示領域DAの中央に位置する領域と比べてこの領域の外側に位置する領域の方に高密度にスペーサPSが配置されている。
図示した例では、スペーサPSは、第2方向Yに延出し、第1方向Xの幅よりも第2方向Yの幅が長い。表示パネルPNLは、表示領域DAの中央に位置する第1領域AR1と比べて第1領域AR1の外側に位置する第2領域AR2に高密度にスペーサPSが配置されている。一例として、第2領域AR2は、表示領域DAにおいて、第1領域AR1と4つの端部DAe1乃至DAe4との間に位置している。
図5は、第1実施形態に係るスペーサPSの構成例を示す平面図である。図5は、図4に示したスペーサPSを拡大した図である。図5では、説明に必要な構成のみを示している。
スペーサPSは、凸部CPと、凸部CPと対となる凹部RPとを備えている。平面視した場合、凸部CPは、凹部RPの内側に位置している。図示した例では、凸部CPは、4つの端部CPe11、CPe12、CPe13、及びCPe14を有している。また、凹部RPは、4つの内壁IW11、IW12、IW13、及びIW14を有している。凸部CPの第1方向Xの2つの端部CPe12、CPe13は、それぞれ、凹部RPの第1方向Xの2つの内壁IW12、IW13から間隔WS1を置いて離間している。また、凸部CPの第2方向Yの2つの端部CPe11、CPe14は、それぞれ、凹部RPの第2方向Yの2つの内壁IW11、IW14から間隔WL1を置いて離間している。一例として、間隔WS1は、5μmである。間隔WS1は、間隔WL1よりも大きい。また、例えば、間隔WS1は、間隔WL1よりも小さくてもよい。なお、第1方向Xにおいて、端部CPe12と内壁IW12との間隔は、端部CPe13と内壁IW13との間隔と異なっていてもよい。また、第2方向Yにおいて、端部CPe11と内壁IW11との間隔は、端部CPe14と内壁IW14との間隔と異なっていてもよい。
平面視した場合、スペーサPSは、信号線Sと走査線Gとの交差する部分に重畳し、第2方向Yに延出している。図示した例では、スペーサPSは、信号線Sに沿って折れ曲がって、第2方向Yに延出している。平面視した場合、凸部CP及び凹部RPは、それぞれ、信号線Sに沿って折れ曲がって、第2方向Yに延出している。なお、スペーサPSは、平面視した場合、他の形状であってもよい、例えば、円形状や四角形状に形成されていてもよい。また、凸部CPは、凹部RPと異なる形状で形成されていてもよい。
図6は、図5に示したVI−VIに沿って切断した表示装置DSPを構成するスペーサPSの構成例を示す断面図である。
半導体層SCは、第1絶縁膜11と第2絶縁膜12との間に位置している。図示した例では、複数の半導体層SC(SCn、SCn+1)は、第1絶縁膜11の上で、第1方向Xに間隔を置いて配置されている。
ドレイン電極DRは、第3絶縁膜13と第4絶縁膜14との間に位置している。図示した例では、複数のドレイン電極DR(DRn、DRn+1)は、第3絶縁膜13の上で、第1方向Xに間隔を置いて配置されている。コンタクトホールCHは、第4絶縁膜14及び第5絶縁膜15をドレイン電極DRまで貫通している。図示した例では、コンタクトホールCHnは、第4絶縁膜14及び第5絶縁膜15をドレイン電極DRnまで貫通している。コンタクトホールCHn+1は、第4絶縁膜14及び第5絶縁膜15をドレイン電極DRn+1まで貫通している。画素電極PEは、コンタクトホールCHを介してドレイン電極DRと電気的に接続されている。図示した例では、画素電極PEnは、コンタクトホールCHnを介してドレイン電極DRnと電気的に接続されている。画素電極PEn+1は、コンタクトホールCHn+1を介してドレイン電極DRn+1と電気的に接続されている。また、図示していないが、ドレイン電極DRは、第2絶縁膜12及び第3絶縁膜を貫通するコンタクトホールを介して半導体層SCに電気的に接続されている。そのため、ドレイン電極DRnは、半導体層SCnに電気的に接続されている。ドレイン電極DRn+1は、半導体層SCn+1に電気的に接続されている。
スペーサPSは、第1基板SUB1と第2基板SUB2との間で、第1基板SUB1と第2基板SUB2とを支持している。凸部CPは、第3方向Zに延出し、凹部RPは、第3方向に窪んでいる。凸部CPは、対となる凹部RPに対向している。図示した例では、凸部CPは、第2基板SUB2に位置し、凹部RPは、第1基板SUB1に位置している。凸部CPは、オーバーコート層OCの下に固定されている。凸部CPは、第3方向Zにおいて、先端部TPに向かって先細るテーパ形状を有している。凸部CPは、テーパ形状の部分が第2配向膜AL2によって覆われている。凸部CPの先端部TPは、凹部RPに嵌合している。凸部CPの先端部TPは、凹部RPの底部BTに接していてもよい。凹部RPは、例えば、第1配向膜AL1、第4絶縁膜14、及び第5絶縁膜15を除去して形成されている。そのため、凹部RPの底部BTは、例えば、第4絶縁膜14に位置する。凹部RPの第3方向Zの深さhは、例えば、凸部CPが第1基板SUB1と第2基板SUB2との間に生じる位置ずれ等により凹部RPから飛び出さない大きさである。好適には、深さhは、1.5μm以上である。なお、深さhは、1.5μmよりも小さくてもよい。このように構成されたスペーサPSは、凹部RPの底部BTに配向膜を有していないため、凸部TPが位置ずれ等により配向膜、例えば、第1配向膜AL1を損傷することがない。また、スペーサPSは、凸部CPが凹部RPに嵌合されているため、位置ずれ等を防止できる。
図7は、第1実施形態に係る表示パネルPNLの第1領域AR1の構成例を示す平面図である。図7は、表示パネルPNLの第1領域AR1における図5及び図6に示したスペーサPSの配置の一例を示している。図7では、表示パネルPNLの第1領域AR1の一部を図示し、説明に必要な構成のみを示している。
第1領域AR1において、複数のスペーサPSは、第1方向Xに間隔Dx1を置いて配置され、第1方向Yに間隔Dy1を置いて配置されている。例えば、第1領域AR1において、スペーサPSが密度Mで配置されている場合、第2領域AR2において、スペーサPSは、密度Mより大きく密度2×M以下の範囲で配置されていることが好ましい。
図示した例では、スペーサSP11は、信号線S4と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPS12は、信号線S13と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPS13は、信号線S4と走査線G55とが交差する部分に重畳している。スペーサPS13は、信号線S13と走査線G55とが交差する部分に重畳している。
スペーサPS11とスペーサPS12とは、第1方向Xで間隔Dx1を置いて離間している。スペーサPS13とスペーサPS14とは、第1方向Xで間隔Dx1を置いて離間している。スペーサPS11とスペーサPS13とは、第2方向Yで間隔Dy1を置いて離間している。スペーサPS12とスペーサPS14とは、第2方向Yで間隔Dy1を置いて離間している。
なお、第1領域AR1において、複数のスペーサPSは、第1方向Xに沿って異なる間隔を置いて配置され、第2方向Yに沿って異なる間隔を置いて配置されていてもよい。例えば、スペーサPS11とスペーサPS12との第1方向Xの間隔は、スペーサPS13とスペーサPS14との第1方向Xの間隔と異なっていてもよい。スペーサPS11とスペーサPS13との第2方向Yの間隔は、スペーサPS12とスペーサPS14との第2方向Yの間隔と異なっていてもよい。
図8は、第1実施形態に係る表示パネルPNLの第2領域AR2の構成例を示す平面図である。図8は、表示パネルPNLの第2領域AR2における図5及び図6に示したスペーサPSの配置の一例を示している。図8では、表示パネルPNLの第2領域AR2の一部を図示し、説明に必要な構成のみを示している。
第2領域AR2において、複数のスペーサPSは、第1方向Xに間隔Dx2を置いて配置され、第2方向Yに間隔Dy2を置いて配置されている。間隔Dx2は、間隔Dx1より小さく、間隔Dy2は、間隔Dy1よりも小さい。例えば、間隔Dx2は、第1方向Xで約3副画素分の幅に相当するが、図示した例に限定されない。また、間隔Dy2は、第2方向Yで約1副画素分の幅に相当するが、図示した例に限定されない。そのため、スペーサPSは、第1領域AR1よりも高密度に第2領域AR2に配置されている。
図示した例では、スペーサPS101は、信号線S101と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPS102は、信号線S104と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPS103は、信号線S107と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPS104は、信号線S101と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPS105は、信号線S104と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPS106は、信号線S107と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPS107は、信号線S101と走査線G53とが交差する部分に重畳している。スペーサPS108は、信号線S104と走査線G53とが交差する部分に重畳している。スペーサPS109は、信号線S107と走査線G53とが交差する部分に重畳している。
スペーサPS101、PS102、及びPS103は、走査線G51に沿って、第1方向Xに間隔Dx2を置いて配置されている。スペーサPS104、PS105、及びPS106は、走査線G52に沿って、第1方向Xに間隔Dx2を置いて配置されている。スペーサPS107、PS108、及びPS109は、走査線G53に沿って、第1方向Xに間隔Dx2を置いて配置されている。また、スペーサPS101、PS104、及びPS107は、信号線S101に沿って、第2方向Yに間隔Dy2を置いて配置されている。スペーサPS104、PS105、及びPS108は、信号線S104に沿って、第2方向Yに間隔Dy2を置いて配置されている。スペーサPS103、PS106、及びPS109は、信号線S107に沿って、第2方向Yに間隔Dy2を置いて配置されている。
なお、第2領域AR2において、複数のスペーサPSは、第1領域AR1での第1方向Xにおける間隔よりも短い間隔であれば、第1方向Xに沿って異なる間隔を置いて配置されていてもよい。例えば、スペーサPS101とスペーサPS102との第1方向Xの間隔は、スペーサPS102とスペーサPS103との第1方向Xの間隔と異なっていてもよい。また、第2領域AR2において、複数のスペーサPSは、第1領域AR1での第2方向Yにおける間隔よりも短い間隔であれば、第2方向Yに沿って異なる間隔を置いて配置されていてもよい。例えば、スペーサPS101とスペーサPS104との第2方向Yの間隔は、スペーサPS104とスペーサPS107との第2方向Yの間隔と異なっていてもよい。
図9は、第1実施形態に係る遮光層BM及びカラーフィルタCFの構成例を示す平面図である。図9は、図7に示した第1領域AR1と図8に示した第2領域AR2とにおける遮光層BM及びカラーフィルタCFの配置の一例を示している。図9では、左側に第1領域AR1の構成例の一部を示し、右側に第2領域AR2の構成例の一部を示している。
平面視した場合、遮光層BMは、信号線S及び走査線Gに重畳している。図示した例では、遮光層BMは、信号線S及び走査線Gに沿って、格子状に構成されている。遮光層BMは、走査線Gに沿って第1方向Xに延出する横遮光層BMXと、信号線Sに沿って第2方向Yに延出する縦遮光層BMYとを備えている。なお、遮光層BMは、はしご状やストライプ状などの格子状以外の構成であってもよい。また、図示した例では、スペーサPSの第2方向Yの幅は、周囲の横遮光層BMXの第2方向Yの幅BMyよりも大きい。そのため、遮光層BMは、液晶分子の配向不良などに起因する光漏れを防止するために、スペーサPSに重畳する拡張部EPを備えている。拡張部EPは、開口部OP側に拡張している。図示した例では、拡張部EPは、信号線S及び走査線Gが交差する部分で円形状に開口部OP側に拡張している。そのため、拡張部EPの第2方向Yの幅は、周囲の横遮光層BMXの第2方向Yの幅BMyよりも大きい。
図示した例では、第1領域AR1において、拡張部EP11は、スペーサPS11に重畳している。また、第2領域AR2において、拡張部EP101、EP102、EP103、EP104、EP105、EP106、EP107、EP108、及びEP109は、それぞれ、スペーサPS101、PS102、PS103、PS104、PS105、PS106、PS107、PS108、及びPS109に重畳している。
開口部OPは、表示に寄与する領域である。図示した例では、開口部OPは、遮光層BMにより区画され、X−Y平面上にマトリクス状に並んでいる。カラーフィルタCFは、開口部OPに位置している。カラーフィルタCFは、第1色のカラーフィルタCF1と、第2色のカラーフィルタCF2と、第3色のカラーフィルタCF3とを備えている。第1色、第2色、及び第3色は、互いに異なる色である。一例では、カラーフィルタCF1は、赤色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF2は、緑色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF3は、青色カラーフィルタである。第1方向Xおいて、カラーフィルタCF1、カラーフィルタCF2、及びカラーフィルタCF3は、この順番で周期的に繰り返し配置されている。また、カラーフィルタCF1、カラーフィルタCF2、及びカラーフィルタCF3は、それぞれ、第2方向Yに間隔を置いて配置されている。
図示した例では、第1領域AR1において、カラーフィルタCF1乃至CF3は、信号線S1から信号線S7までの間で、第1方向Xに沿って、この順番で周期的に繰り返し配置されている。第1領域AR1と同様に第2領域AR2においても、カラーフィルタCF1乃至CF3は、信号線S101から信号線S107までの間で、第1方向Xに沿って、この順番で周期的に繰り返し配置されている。また、拡張部EP11と、EP101乃至EP109とは、それぞれ、カラーフィルタCF1及びカラーフィルタCF3の間に位置している。
図10は、第1実施形態の表示装置DSPの構成例を示す断面図である。
図示した例では、表示装置DSPは、第1方向Xの両端部で湾曲している2つの湾曲部CV(CV1、CV2)と、2つの湾曲部CVの間で略平坦な平坦部FPとを備えている。平坦部FPは、第1領域AR1を有し、湾曲部CVは、第2領域AR2を有している。なお、表示装置DSPは、第1方向Xにおいて、2つの湾曲部CVの間の領域が湾曲している構成であってもよい。また、表示装置DSPは、第1方向Xにおいて、湾曲していない構成であってもよい。表示装置DSPは、第2方向Yの両端部で湾曲している2つの湾曲部を備えていてもよい。
例えば、表示装置DSPの製造時に表示パネルPNLをカバー部材CGに貼り合わせる場合や、通常の使用する場合等で、第1基板SUB1及び第2基板SUB2の間で位置ずれが生じ得る。一例として、カバー部材CGに表示パネルPNLを貼り付けた場合、第1基板SUB1に第1方向Xの外側に伸びる応力が生じ、第2基板SUB2に第1方向Xの内側に縮む応力が生じ得る。この場合、表示パネルPNLに加わる応力に応じて、第1基板SUB1及び第2基板SUB2の間で第1方向Xに位置ずれ(以下で、横ずれと称する)が生じ得る。表示パネルPNLに加わる応力の大きさは、平坦部FPよりも湾曲部CVに生じる応力が大きい。そのため、表示パネルPNLにおいて、横ずれの大きさは、平坦部FPよりも湾曲部CVの方が大きくなる。
表示パネルPNLは、第1方向Xにおいて、応力の大きさに応じて、高密度にスペーサPSが配置されている。例えば、表示パネルPNLは、図7及び図8に示すように、第1方向Xにおいて、第1領域AR1よりも第2領域AR2に高密度にスペーサPSが配置されている。このように、応力の大きさに応じてスペーサPSを配置することで、表示パネルPNLは、第1基板SUB1及び第2基板SUB2の間に生じる横ずれを効率的に防止できる。なお、第1領域AR1から第2領域AR2に亘って、スペーサは、曲げ角度に応じて重み付けられた密度分布になるように配置されている。例えば、第1領域AR1において、スペーサPSが密度Mで配置されている場合、スペーサPSは、第2領域AR2において、曲げ角度が大きくなるに応じて密度が大きくなるように配置されている。スペーサPSは、第2領域AR2において、密度Mよりも大きく密度2×M以下の範囲で配置されている。
なお、第2方向Yに湾曲する湾曲部を備える場合にも第1方向Xに湾曲する湾曲部を備える場合と同様に、表示パネルPNLにおいて、第2方向Yに生じる応力の大きさに応じて、高密度にスペーサPSが配置される。例えば、表示パネルPNLは、第2方向Yにおいて、第1領域AR1よりも第2領域AR2に高密度にスペーサPSが配置されている。このように第2方向Yに生じる応力の大きさに応じて高密度にスペーサPSを配置することで、表示パネルPNLは、第1基板SUB1及び第2基板SUB2の間に生じる第2方向Yの位置ずれを効率的に防止できる。
本実施形態によれば、表示装置DSPは、第1基板SUB1と第2基板SUB2とがシール材SLにより貼り付けられて構成された表示パネルPNLを備えている。表示パネルPNLは、第1基板SUB1及び第2基板SUB2の間にスペーサPSを備えている。表示パネルPNLにおいて、スペーサPSは、中央に位置する第1領域AR1よりも第1領域AR1の外側に位置する第2領域AR2の方が高密度に配置されている。そのため、表示装置DSPは、位置ずれ等に起因してスペーサPSと配向膜とが擦れることによる配向膜の損傷を防止できる。つまり、表示装置DSPは、配向膜の損傷による配向不良に起因する光漏れを抑制し、コントラスト比の低下を防止できる。したがって、表示品位を改善可能な表示装置を提供することができる。
次に、変形例および他の実施形態に係る表示装置について説明する。以下に説明する変形例および他の実施形態において、前述した第1実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付しその詳細な説明を省略あるいは簡略化し、第1実施形態と異なる部分を中心に詳細に説明する。
図11は、変形例1に係る表示パネルPNLの構成例を示す平面図である。図11、表示パネルPNLにおけるスペーサPSの配置例を示している。
変形例1に係る表示装置DSPは、図4に示した表示装置DSPと比べてスペーサPSの配置が異なる点が相違する。
図示した例では、表示パネルPNLは、第2領域AR2の角領域CA(RCA1、RCA2、LCA1、及びLCA2)にスペーサPSが配置されている。4つの角領域RCA1、RCA2、LCA1、及びLCA2は、それぞれ、第2領域AR2の4つの角部に位置している。角領域CAに配置されたスペーサPSは、四角形状である。
図12は、変形例1に係るスペーサPSの構成例を示す平面図である。図12は、図11に示した角領域CAに配置されたスペーサPSを拡大した図である。図12では、説明に必要な構成のみを示している。
図示した例では、凸部CPは、4つの端部CPe21、CPe22、CPe23、及びCPe24を有している。また、凹部RPは、4つの内壁IW21、IW22、IW23、及びIW24を有している。凸部CPの第1方向Xの2つの端部CPe22、CPe23は、それぞれ、凹部RPの第1方向Xの2つの内壁IW22、IW23から間隔WS2を置いて離間している。また、凸部CPの第2方向Yの2つの端部CPe21、CPe24は、それぞれ、凹部RPの第2方向Yの2つの内壁IW21、IW24から間隔WL2を置いて離間している。一例として、間隔WS2は、5μmである。また、例えば、間隔WS2及び間隔WL2は、同等であってもよい。なお、第1方向Xにおいて、端部CPe22と内壁IW22との間隔は、端部CPe23と内壁IW23との間隔と異なっていてもよい。また、第2方向Yにおいて、端部CPe21と内壁IW21との間隔は、端部CPe24と内壁IW24との間隔と異なっていてもよい。
平面視した場合、スペーサPSは、信号線Sと走査線Gとの交差する部分に重畳している。また、スペーサPSは、凸部CP及び凹部RPがそれぞれ正方形状に形成されている。図示した例では、凹部RPは、1辺の長さL1の正方形状であり、凸部CPは、1辺の長さL2の正方形状である。長さL1は、長さL2よりも大きい。また、図12に示したスペーサPSの断面は、図6に示したスペーサPSの断面とほぼ同等であるため、説明を省略する。
図13は、変形例1に係る表示パネルPNLの角領域CAの構成例を示す平面図である。図13は、表示パネルPNLの4つの角領域CAの内の1つの角領域RCA1における図12に示したスペーサPSの配置の一例を示している。図13では、表示パネルPNLの角領域CAの一部を図示し、説明に必要な構成のみを示している。なお、角領域RCA1以外の他の角領域CA(RCA2、LCA1及びLCA2)でも角領域RCA1と同様に図12に示したスペーサPSの配置が適用できる。そのため、角領域RCA1以外の他の角領域CAでのスペーサPSの配置の説明を省略する。
角領域RCA1において、複数のスペーサPSは、第1方向Xに間隔Dx3を置いて配置され、第2方向Yに間隔Dy3を置いて配置されている。間隔Dx3は、間隔Dx1よりも小さく、間隔Dy3は、間隔Dy1よりも小さい。例えば、間隔Dx3は、副画素PXを第1方向Xで約3副画素分の幅に相当するが、図示した例に限定されてない。また、間隔Dy3は、第2方向Yで約1副画素分の幅に相当するが、図示した例に限定されない。そのため、スペーサPSは、第1領域AR1よりも高密度に角領域CAに配置されている。
図示した例では、スペーサPS201は、信号線S101と走査線G1とが交差する部分に重畳している。スペーサPS202は、信号線S104と走査線G1とが交差する部分に重畳している。スペーサPS203は、信号線S107と走査線G1とが交差する部分に重畳している。スペーサPS204は、信号線S101と走査線G2とが交差する部分に重畳している。スペーサPS205は、信号線S104と走査線G2とが交差する部分に重畳している。スペーサPS206は、信号線S107と走査線G2とが交差する部分に重畳している。スペーサPS207は、信号線S101と走査線G3とが交差する部分に重畳している。スペーサPS208は、信号線S104と走査線G3とが交差する部分に重畳している。スペーサPS209は、信号線S107と走査線G3とが交差する部分に重畳している。
スペーサPS201、PS202、及びPS203は、走査線G1に沿って、第1方向Xに間隔Dx3を置いて配置されている。スペーサPS204、PS205、及びPS206は、走査線G2に沿って、第1方向Xに間隔Dx3を置いて配置されている。スペーサPS207、PS208、及びPS209は、走査線G3に沿って、第1方向Xに間隔Dx3を置いて配置されている。また、スペーサPS201、PS204、及びPS207は、信号線S101に沿って、第2方向Yに間隔Dy3を置いて配置されている。スペーサPS204、PS205、及びPS208は、信号線S104に沿って、第2方向Yに間隔Dy3を置いて配置されている。スペーサPS203、PS206、及びPS209は、信号線S107に沿って、第2方向Yに間隔Dy3を置いて配置されている。
なお、角領域RCA1において、複数のスペーサPSは、第1領域AR1での第1方向Xにおける間隔よりも短い間隔であれば、第1方向Xに沿って異なる間隔を置いて配置されていてもよい。例えば、スペーサPS201とスペーサPS202との第1方向Xの間隔は、スペーサPS202とスペーサPS203との第1方向Xの間隔と異なっていてもよい。また、角領域RCA1において、複数のスペーサPSは、第1領域AR1での第2方向Yにおける間隔よりも短い間隔であれば、第2方向Yに沿って異なる間隔を置いて配置されていてもよい。例えば、スペーサPS201とスペーサPS204との第2方向Yの間隔は、スペーサPS204とスペーサPS207との第2方向Yの間隔と異なっていてもよい。
図14は、変形例1に係る遮光層BM及びカラーフィルタCFの構成例を示す平面図である。図14は、図13に示した角領域RCA1における遮光層BM及びカラーフィルタCFの配置の一例を示している。図14では、説明に必要な構成のみを示している。
図示した例では、スペーサPSの第2方向Yの幅は、周囲の横遮光層BMXの第2方向Yの幅BMyよりも小さい。そのため、角領域RCA1において、遮光層BMは、図9に示した拡張部EPを備えていない。
図示した例では、角領域RCA1において、遮光層BMは、スペーサ201乃至209に重畳している。角領域RCA1において、カラーフィルタCF1乃至CF3は、信号線S101から信号線S107までの間で、第1方向Xに沿って、この順番で周期的に繰り返し配置されている。
変形例1によれば、表示装置DSPは、角領域CAにスペーサPSを備えている。そのため、変形例1の表示装置DSPは、第1実施形態の表示装置DSPよりも第1基板SUB1及び第2基板SUB2の間で生じる斜め方向への位置ずれ等に対する耐性が改善される。
図15は、変形例2に係る表示パネルPNLの構成例を示す平面図である。図15は、表示パネルPNLにおけるスペーサPSの配置例を示している。
変形例2に係る表示装置DSPは、図4に示した表示装置DSPと比べて第1領域AR1と第2領域AR2と異なる密度でスペーサが配置された領域を備えている点が相違する。
図示した例では、表示パネルPNLは、第1領域AR1と第2領域AR2との間に位置する第3領域AR3に第1領域AR1よりも高密度、且つ第2領域AR2よりも低密度でスペーサPSが配置されている。例えば、第3領域AR3には、図5に示したスペーサPSが配置されている。
図16は、変形例2に係る表示パネルPNLの第3領域AR3の構成例を示す平面図である。図16は、表示パネルPNLの第3領域AR3における図5に示したスペーサPSの配置の一例を示している。図16では、表示パネルPNLの第3領域AR3の一部を図示し、説明に必要な構成のみを示している。
第3領域AR3において、複数のスペーサPSは、第1方向Xに間隔Dx4を置いて配置され、第2方向Yに間隔Dy4を置いて配置されている。間隔Dx4は、間隔Dx1より小さく、且つ間隔Dx2よりも大きい。また、間隔Dy4は、間隔Dy1よりも小さく、且つ間隔Dy2よりも大きい。例えば、間隔Dx4は、第1方向Xで約6副画素分の幅に相当するが、図示した例に限定されない。また、間隔Dy4は、第2方向Yで約2副画素分の幅に相当するが、図示した例に限定されない。そのため、スペーサPSは、第1領域AR1よりも高密度、且つ第2領域AR2よりも低密度に第3領域AR3に配置されている。
図示した例では、スペーサSP61は、信号線S60と走査線G49とが交差する部分に重畳している。スペーサPS62は、信号線S66と走査線G49とが交差する部分に重畳している。スペーサPS63は、信号線S60と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPS64は、信号線S66と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPS61とスペーサPS62とは、第1方向Xで間隔Dx4を置いて離間している。スペーサPS63とスペーサPS64とは、第1方向Xで間隔Dx4を置いて離間している。スペーサPS61とスペーサPS63とは、第2方向Yで間隔Dy4を置いて離間している。スペーサPS62とスペーサPS64とは、第2方向Yで間隔Dy4を置いて離間している。
なお、第3領域AR3において、複数のスペーサPSは、第1領域AR1での第1方向Xにおける間隔よりも短い間隔、且つ第2領域AR2での第2方向Yにおける間隔よりも長い間隔であれば、第1方向Xに沿って異なる間隔を置いて配置されもよい。例えば、スペーサPS61とスペーサPS62との第1方向Xの間隔は、スペーサPS63とスペーサPS64との第1方向Xの間隔と異なっていてもよい。また、第3領域AR3において、複数のスペーサPSは、第1領域AR1での第1方向Xにおける間隔よりも短い間隔、且つ第2領域AR2での第2方向Yにおける間隔よりも長い間隔であれば、第2方向Yに沿って異なる間隔を置いて配置されていてもよい。例えば、スペーサPS61とスペーサPS63との第2方向Yの間隔は、スペーサPS62とスペーサPS64との第2方向Yの間隔と異なっていてもよい。
変形例2によれば、表示装置DSPは、第3領域AR3にスペーサPSを備えている。そのため、変形例2の表示装置DSPは、第1実施形態の表示装置DSPよりも第1基板SUB1及び第2基板SUB2の間で生じる位置ずれ等に対する耐性が改善される。
図17は、第2実施形態に係る表示パネルPNLの構成例を示す平面図である。図17は、表示パネルPNLにおけるスペーサPSの配置例を示している。
第2実施形態に係る表示装置DSPは、図4に示した表示装置DSPと比べてスペーサPSの構成が異なる点が相違する。
図示した例では、スペーサPSは、第1方向Xに延出し、第2方向Yの幅よりも第1方向Xの幅の方が長い。表示パネルPNLは、第1領域AR1よりも第2領域AR2に高密度にスペーサPSが配置されている。
図18は、第2実施形態に係るスペーサPSの構成例を示す平面図である。図18は、図17に示したスペーサPSを拡大した図である。図18では、説明に必要な構成のみを示している。
図示した例では、凸部CPは、4つの端部CPe31、CPe32、CPe33、及びCPe34を有している。また、凹部RPは、4つの内壁IW31、IW32、IW33、及びIW34を有している。凸部CPの第1方向Xの2つの端部CPe32、CPe33は、それぞれ、凹部RPの第1方向Xの2つの内壁IW32、IW33から間隔WS3を置いて離間している。また、凸部CPの第2方向Yの2つの端部CPe31、CPe34は、それぞれ、凹部RPの第2方向Yの2つの内壁IW31、IW34から間隔WL3を置いて離間している。一例として、間隔WS3は、5μmである。また、例えば、間隔WS3は、間隔WL3よりも大きくてもよい。なお、第1方向Xにおいて、端部CPe32と内壁IW32との間隔は、端部e33と内壁IW33との間隔と異なっていてもよい。また、第2方向Yにおいて、端部CPe31と内壁IW31との間隔は、端部CPe34と内壁IW34との間隔と異なっていてもよい。
平面視した場合、スペーサPSは、信号線Sと走査線Gとの交差する部分に重畳し、第1方向Xに延出している。図示した例では、スペーサPSは、第1方向Xに延出する長方形状に形成されている。平面視した場合、凸部CP及凹部RPは、それぞれ、走査線Gに沿って、第1方向Xに延出している。一例として、凹部RPは、長辺が第1方向Xの幅W11であり、短辺が第2方向Yの幅WD1である長方形状である。また、凸部CPは、長辺が第1方向Xの幅W12であり、短辺が第2方向Yの幅WD2である長方形状である。第1方向Xの幅W11は、第1方向Xの幅W12よりも大きく、第2方向Yの幅WD1は、第2方向Yの幅WD2よりも大きい。例えば、第1方向Xの幅W11は、3つの信号線S(Sn、Sn+1、Sn+2)に亘る長さである。なお、第1方向Xの幅W11は、3つの信号線Sに亘る長さよりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
図19は、図18に示したXIX−XIXに沿って切断した表示装置DSPを構成するスペーサPSの構成例を示す断面図である。
図示した例では、凸部CPは、第2基板SUB2に位置し、凹部RPは、第1基板SUB1に位置している。凸部CPは、第1方向XにコンタクトホールCHnからコンタクトホールCHn+1に亘って延出している。凸部CPの先端部TPは、凹部RPに嵌合している。凸部CPの先端部TPの一部は、底部BTに接していてもよい。凹部RPの底部BTは、例えば、第5絶縁膜15と画素電極PEの一部で構成されている。凹部RPは、第1方向XにコンタクトホールCHnからコンタクトホールCHn+1に亘って延出している。
図20は、第2実施形態に係る表示パネルPNLの第1領域AR1の構成例を示す平面図である。図20は、表示パネルPNLの第1領域AR1における図18及び図19に示したスペーサPSの配置の一例を示している。図20では、表示パネルPNLの第1領域AR1の一部を図示し、説明に必要な構成のみを示している。
第1領域AR1において、複数のスペーサPSは、第1方向Xに間隔Dx5を置いて配置され、第2方向Yに間隔Dy5を置いて配置されている。間隔Dx5は、間隔Dx1とほぼ同等である。例えば、間隔Dx5は、間隔Dx1より僅かに小さく、間隔Dx2乃至Dx4の各々よりも大きい。また、間隔Dy5は、間隔Dy1とほぼ同等である。例えば、間隔Dy5は、間隔Dy1より僅かに小さく、間隔Dy2乃至Dy4の各々よりも大きい。
図示した例では、スペーサSPx11は、信号線S4と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx12は、信号線S13と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx13は、信号線S4と走査線G55とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx14は、信号線S13と走査線G55とが交差する部分に重畳している。
スペーサPSx11とスペーサPSx12とは、第1方向Xで間隔Dx5を置いて離間している。スペーサPSx13とスペーサPSx14とは、第1方向Xで間隔Dx5を置いて離間している。スペーサPSx11とスペーサPSx13とは、第2方向Yで間隔Dy5を置いて離間している。スペーサPSx12とスペーサPSx14とは、第2方向Yで間隔Dy5を置いて離間している。
なお、第1領域AR1において、複数のスペーサPSは、第1方向Xに沿って異なる間隔を置いて配置され、第2方向Yに沿って異なる間隔を置いて配置されていてもよい。例えば、スペーサPSx11とスペーサPSx12との第1方向Xの間隔は、スペーサPSx13とスペーサPSx14との第1方向Xの間隔と異なっていてもよい。スペーサPSx11とスペーサPSx13との第2方向Yの間隔は、スペーサPSx12とスペーサPSx14との第2方向Yの間隔と異なっていてもよい。
図21は、第2実施形態に係る表示パネルPNLの第2領域AR2の構成例を示す平面図である。図21は、表示パネルPNLの第2領域AR2における図18及び図19に示したスペーサPSの配置の一例を示している。図21は、表示パネルPNLの第2領域AR2の一部を図示し、説明に必要な構成のみを示している。
第2領域AR2において、複数のスペーサPSは、第1方向Xに間隔Dx6を置いて配置され、第2方向Yに間隔Dy6を置いて配置されている。間隔Dx6は、間隔Dx5より小さく、間隔Dy6は、間隔Dy5より小さい。例えば、間隔Dx6は、第1方向Xで約2副画素分の幅に相当するが、図示した例に限定されない。また、間隔Dy6は、第2方向Yで約1副画素分の幅に相当するが、図示した例に限定されない。そのため、スペーサPSは、第1領域AR1よりも高密度に第2領域AR2に配置されている。
図示した例では、スペーサPSx101は、信号線S102と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx102は、信号線S106と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx103は、信号線S102と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx104は、信号線S106と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx105は、信号線S102と走査線G53とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx106は、信号線S106と走査線G53とが交差する部分に重畳している。
スペーサPSx101とスペーサPSx102とは、第1方向Xで間隔Dx6を置いて離間している。スペーサPx103とスペーサPSx104とは、第1方向Xで間隔Dx6を置いて離間している。スペーサPx105とスペーサPSx106とは、第1方向で間隔Dx6を置いて離間している。スペーサPSx101とスペーサPSx103とは、第2方向Yで間隔Dy6を置いて離間している。スペーサPSx103とスペーサPSx105とは、第2方向Yで間隔Dy6を置いて離間している。スペーサPSx102とスペーサPSx104とは、第2方向Yで間隔Dy6を置いて離間している。スペーサPSx104とスペーサPSx106とは、第2方向Yで間隔Dy6を置いて離間している。
なお、第2領域AR2において、複数のスペーサPSは、第1領域AR1での第1方向Xにおける間隔よりも短い間隔であれば、第1方向Xに沿って異なる間隔を置いて配置されていてもよい。例えば、スペーサPSx101とスペーサPSx102との第1方向Xの間隔は、スペーサPSx103とスペーサPSx104との第1方向Xの間隔と異なっていてもよい。また、第2領域AR2において、複数のスペーサPSは、第1領域AR1での第2方向Yにおける間隔よりも短い間隔であれば、第2方向Yに沿って異なる間隔を置いて配置されていてもよい。例えば、スペーサPSx101とスペーサPSx103との第2方向Yの間隔は、スペーサPSx103とスペーサPSx104との第2方向Yの間隔と異なっていてもよい。
図22は、第2実施形態に係る遮光層BM及びカラーフィルタCFの構成例を示す平面図である。図22は、図20に示した第1領域AR1と図21に示した第2領域AR2とにおける遮光層BM及びカラーフィルタCFの配置の一例を示している。図22では、左側に第1領域AR1の構成例の一部を示し、右側に第2領域AR2の構成例の一部を示している。
図示した例では、スペーサPSの第2方向Yの幅は、周囲の横遮光層BMXの第2方向Yの幅BMyよりも小さい。そのため、第1領域AR1及び第2領域AR2において、遮光層BMは、拡張部EPを備えていない。
図示した例では、第1領域AR1及び第2領域AR2において、遮光層BMは、スペーサPx11、スペーサPx101乃至PSx106に重畳している。第1領域AR1において、カラーフィルタCF1乃至CF3は、信号線S1から信号線S7までの間で、第1方向Xに沿って、この順番に周期的に繰り返し配置されている。第2領域AR2において、カラーフィルタCF1乃至CF3は、信号線S101から信号線S107までの値で、第1方向Xに沿って、この順番に周期的に繰り返し配置されている。
第2実施形態によれば、前述の実施形態と同様の効果を得られる。加えて、遮光層BMが拡張部EPを備えていないため、表示装置DSPは、第1実施形態の表示装置DSPと比べて、開口率が向上する。
図23は、変形例3に係る表示パネルPNLの第1領域AR1及び第2領域AR2の構成例を示す平面図である。図23は、表示パネルPNLの第1領域AR1におけるスペーサPSの配置例と第2領域AR2におけるスペーサPSの配置例とを示している。図23では、左側に第1領域AR1の構成例の一部を示し、右側に第2領域AR2の構成例の一部を示している。なお、図23において、第2領域AR2のスペーサPSの配置は、図21で示した第2領域AR2のスペーサPSの配置と同等であるので、詳細な説明を省略する。
変形例3に係る表示装置DSPは、図20及び図21に示した表示装置DSPと比べて、第1領域AR1に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅と第2領域AR2に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅とが異なる点が相違する。
第1領域AR1及び第2領域AR2において、スペーサPSは、第2方向Yの幅よりも第1方向Xの幅が長い長方形状である。第1領域AR1に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅は、第2領域AR2に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅よりも小さい。図示した例では、第1領域AR1に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅W21は、第2領域AR2に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅W11よりも小さい。そのため、第1領域AR1と第2領域AR2とでスペーサPSを同様に配置したとしても、第1領域AR1の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔は、第2領域AR2の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔よりも大きくなる。なお、第1領域AR1と第2領域ARとにそれぞれ配置されたスペーサPSの密度が異なっていれば、第1領域AR1と第2領域AR2とでスペーサPSの配置が異なっていてもよい。
図示した例では、スペーサPSy11は、信号線S2と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy12は、信号線S5と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy13は、信号線S2と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy14は、信号線S5と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy15は、信号線S2と走査線G53とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy16は、信号線S5と走査線G53とが交差する部分に重畳している。
スペーサPSy11とスペーサPSy12とは、第1方向Xにおいて、間隔Dx7で離間している。スペーサPy13とスペーサPSy14とは、第1方向Xにおいて、間隔Dx7で離間している。スペーサPSy15とスペーサPSy16とは、第1方向において、間隔Dx7で離間している。間隔Dx7は、間隔Dx6よりも大きい。また、スペーサPSy11とスペーサPSy13とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSy13とスペーサPSy15とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSy12とスペーサPSy14とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSy14とスペーサPSy16とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。
変形例3によれば、第1領域AR1に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅は、第2領域AR2に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅より小さい。そのため、第1領域AR1と第2領域AR2とで同様に配置したとしても、第1領域AR1の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔は、第2領域AR2の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔よりも大きくなる。つまり、スペーサPSは、第1領域AR1よりも高密度に第2領域AR2に配置されている。したがって、変形例3に係る表示装置DSPは、前述の実施形態と同様の効果を得られる。
なお、変形例3では、第1領域AR1に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅と第2領域AR2に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅とが異なるとしたが、第1領域AR1に配置されたスペーサPSの第2方向Xの幅と第2領域AR2に配置されたスペーサPSの第2方向Xの幅とが異なっていてもよい。このとき、例えば、第1領域AR1及び第2領域AR2において、スペーサPSは、第1方向Xの幅よりも第2方向Yの幅が長い長方形状である。
図24は、変形例4に係る表示パネルPNLの第1領域AR1及び第2領域AR2の構成例を示す平面図である。図24は、表示パネルPNLの第1領域AR1におけるスペーサPSの配置例と第2領域AR2におけるスペーサPSの配置例とを示している。図24では、左側に第1領域AR1の構成例の一部を示し、右側に第2領域AR2の構成例の一部を示している。なお、図24において、第2領域AR2のスペーサPSの配置は、図23で示した第2領域AR2のスペーサPSの配置と同等であるので、詳細な説明を省略する。
変形例4に係る表示装置DSPは、図23に示した表示装置DSPと比べて、第1領域AR1において、第1方向Xの幅の異なる複数のスペーサが配置されている点が相違する。
図示した例では、第1領域AR1において、幅W11のスペーサPSと幅W21のスペーサPSとが、走査線Gに沿って、第1方向Xに交互に配置されている。そのため、第1領域AR1と第2領域AR2とでスペーサPSを同様に配置したとしても、第1領域AR1の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔は、第2領域AR2の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔よりも大きくなる。なお、第1領域AR1と第2領域ARとで配置されたスペーサPSの密度が異なっていれば、第1領域AR1と第2領域AR2とでスペーサPSの配置が異なっていてもよい。
図示した例では、第1領域AR1において、スペーサPSy11は、信号線S2と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx12は、信号線S5と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx13は、信号線S2と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy14は、信号線S5と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy15は、信号線S2と走査線G53とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx16は、信号線S5と走査線G53とが交差する部分に重畳している。
スペーサPSy11とスペーサPSx12とは、第1方向Xにおいて、間隔Dx8で離間している。スペーサPx13とスペーサPSy14とは、第1方向Xにおいて、間隔Dx8で離間している。スペーサPSy15とスペーサPSx16とは、第1方向において、間隔Dx8で離間している。間隔Dx8は、間隔Dx6よりも大きい。また、スペーサPSy11とスペーサPSx13とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSx13とスペーサPSy15とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSx12とスペーサPSy14とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSy14とスペーサPSx16とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。
変形例4によれば、前述の実施形態と同様の効果が得られる。
図25は、変形例5に係る表示パネルPNLの第1領域AR1及び第2領域AR2の構成例を示す平面図である。図25は、表示パネルPNLの第1領域AR1におけるスペーサPSの配置例と第2領域AR2におけるスペーサPSの配置例とを示している。図25では、左側に第1領域AR1の構成例の一部を示し、右側に第2領域AR2の構成例の一部を示している。なお、図25において、第1領域AR1のスペーサPSの配置は、図23で示した第1領域AR1のスペーサPSの配置と同等であるので、詳細な説明を省略する。
変形例5に係る表示装置DSPは、図23に示した表示装置DSPと比べて、第2領域AR2において、第1方向Xの幅の異なる複数のスペーサが配置されている点が相違する。
図示した例では、第2領域AR2において、幅W11のスペーサPSと幅W21のスペーサPSとが、走査線Gに沿って、第1方向Xに交互に配置されている。そのため、第1領域AR1と第2領域AR2とでスペーサPSを同様に配置したとしても、第2領域AR2の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔は、第1領域AR1の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔よりも小さくなる。なお、第1領域AR1と第2領域ARとで配置されたスペーサPSの密度が異なっていれば、第1領域AR1と第2領域AR2とでスペーサPSの配置が異なっていてもよい。
図示した例では、第2領域AR2において、スペーサPSy101は、信号線S102と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx102は、信号線S105と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx103は、信号線S102と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy104は、信号線S105と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy105は、信号線S102と走査線G53とが交差する部分に重畳している。スペーサPSx106は、信号線S105と走査線G53とが交差する部分に重畳している。
スペーサPSy101とスペーサPSx102とは、第1方向Xにおいて、間隔Dx8で離間している。スペーサPx103とスペーサPSy104とは、第1方向Xにおいて、間隔Dx8で離間している。スペーサPSy105とスペーサPSx106とは、第1方向において、間隔Dx8で離間している。間隔Dx8は、間隔Dx7よりも小さい。また、スペーサPSy101とスペーサPSx103とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSx103とスペーサPSy105とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSx102とスペーサPSy104とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSy104とスペーサPSx106とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。
変形例5によれば、前述の実施形態と同様の効果が得られる。
図26は、変形例6に係る表示パネルPNLの第2領域AR2及び第3領域AR3の構成例を示す平面図である。図26は、表示パネルPNLの第2領域AR2におけるスペーサPSの配置例と第3領域AR3におけるスペーサPSの配置例とを示している。図26では、左側に第3領域AR3の構成例の一部を示し、右側に第2領域AR2の構成例の一部を示している。なお、図26において、第2領域AR2のスペーサPSの配置は、図23で示した第2領域AR2のスペーサPSの配置と同等であるので、詳細な説明を省略する。また、図示していないが、図26において、第1領域AR1のスペーサPSの配置は、図23で示した第1領域AR1のスペーサPSの配置と同等であるものとする。
変形例6に係る表示装置DSPは、図23に示した表示装置DSPと比べて、第3領域AR3に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅が第1領域AR1に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅と第2領域AR2に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅と異なる点が相違する。
第3領域AR3において、スペーサPSは、第2方向Yの幅よりも第1方向Xの幅が長い長方形状である。第3領域AR3に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅は、第2領域AR2に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅よりも小さく、第1領域AR1に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅よりも大きい。図示した例では、第3領域AR3に配置されたスペーサPSの第1方向Xの幅W31は、幅W11よりも小さい。また、幅W31は、幅W21よりも大きい。そのため、第1領域AR1、第2領域AR2、及び第3領域AR3でスペーサPSを同様に配置したとしても、第3領域AR3の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔は、第2領域AR2の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔よりも大きく、第1領域AR1の第1方向Xで隣接する2つのスペーサPSの間隔よりも小さくなる。なお、第3領域AR3に配置されたスペーサの密度が第2領域AR2に配置されたスペーサの密度よりも小さく、第1領域AR1に配置されたスペーサの密度よりも大きければ、第1領域AR1、第2領域AR2、及び第3領域AR3で、スペーサPSの配置がそれぞれ異なっていてもよい。
図示した例では、スペーサPSy61は、信号線S61と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy62は、信号線S64と走査線G51とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy63は、信号線S61と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy64は、信号線S64と走査線G52とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy65は、信号線S61と走査線G53とが交差する部分に重畳している。スペーサPSy66は、信号線S64と走査線G53とが交差する部分に重畳している。
スペーサPSy61とスペーサPSy62とは、第1方向Xにおいて、間隔Dx9で離間している。スペーサPy63とスペーサPSy64とは、第1方向Xにおいて、間隔Dx9で離間している。スペーサPSy65とスペーサPSy66とは、第1方向において、間隔Dx9で離間している。間隔Dx9は、間隔Dx6よりも大きく、間隔Dx7よりも小さい。また、スペーサPSy61とスペーサPSy63とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSy63とスペーサPSy65とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSy62とスペーサPSy64とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。スペーサPSy64とスペーサPSy66とは、第2方向Yにおいて、間隔Dy6で離間している。
変形例6によれば、前述の実施形態と同様の効果が得られる。
図27は、変形例7に係る表示パネルPNLの構成例を示す平面図である。図27は、表示パネルPNLにおけるスペーサPSの配置例を示している。
変形例7に係る表示装置DSPは、前述の表示装置DSPと比べてスペーサPSの配置が異なる点が相違する。
図示した例では、第1領域AR1において、スペーサPSは、四角形状である。例えば、図12に示したスペーサPSが、第1領域AR1に配置されている。第2領域AR2は、右領域RAR2と、左領域LAR2と、第4領域AR4と、第5領域AR5と、角領域CRとを有している。右領域RAR2及び左領域LAR2において、スペーサPSは、第1方向Xに延出している。例えば、図18に示したスペーサPSが、右領域RAR2及び左領域LAR2に配置されている。また、第4領域AR4及び第5領域AR5において、スペーサPSは、第2方向Yに延出している。例えば、図5に示したスペーサPSが、第4領域AR4及び第5領域AR5に配置されている。
変形例7によれば、前述の実施形態と同様の効果が得られる。
図28は、変形例8に係る表示パネルPNLの構成例を示す平面図である。図28は、表示パネルPNLにおけるスペーサPSの配置例を示している。変形例8に係る表示装置DSPは、図28の表示装置DSPと比べてスペーサPSの配置が異なる点が相違する。
図示した例では、右領域RAR2及び左領域LAR2において、スペーサPSは、第2方向Yに延出している。例えば、図5に示したスペーサPSが右領域RAR2及び左領域LAR2に配置されている。また、第4領域AR4及び第5領域AR5において、スペーサPSは、第1方向Xに延出している。例えば、図18に示したスペーサPSが第4領域AR4及び第5領域AR5に配置されている。
変形例8によれば、前述の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
DSP…表示装置 PNL…表示パネル SUB1…第1基板 SUB2…第2基板
BL…照明装置 DA…表示領域 NDA…非表示領域
G…走査線 S…信号線 SW…スイッチング素子 PE…画素電極
CE…共通電極 BM…遮光層 CF…カラーフィルタ PS…スペーサ。

Claims (9)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板と対向する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板とを接着するシール材と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に位置するスペーサと、を備え、
    前記シール材によって囲まれた領域において、第1領域と、前記シール材と前記第1領域との間に位置する第2領域と、を有し、
    前記スペーサは、凹部と、前記凹部に対向する凸部とによって形成され、前記第1領域に位置する第1スペーサと、前記第2領域に位置する第2スペーサと、を有し、
    前記第1スペーサは、第1方向に第1間隔で配置され、
    前記第2スペーサは、前記第1方向に第2間隔で配置され、
    前記第2間隔は、前記第1間隔よりも小さい、表示装置。
  2. 前記第1スペーサの前記第1方向の幅は、第1幅であり、
    前記第2スペーサの前記第1方向の幅は、第2幅であり、
    前記第2幅は、前記第1幅以上である、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1方向に延出している走査線をさらに備え、
    前記第1スペーサ及び前記第2スペーサは、それぞれ、前記走査線に沿って延出している、請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記第1スペーサは、前記第1方向に交差する第2方向に第3間隔で配置され、
    前記第2スペーサは、前記第2方向に第4間隔で配置され、
    前記第4間隔は、前記第3間隔よりも小さい、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第1領域と前記第2領域との間に、第3領域をさらに備え、
    前記スペーサは、前記第3領域に位置する第3スペーサを有し、
    前記第3スペーサは、前記第1方向に前記第3間隔で配置され、
    前記第3間隔は、前記第1間隔よりも小さく、且つ前記第2間隔よりも大きい、請求項4に記載の表示装置。
  6. 第1基板と、
    前記第1基板と対向する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板とを接着するシール材と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に位置するスペーサと、を備え、
    前記シール材によって囲まれた領域において、第1領域と、前記シール材と前記第1領域との間に位置する第2領域と、を有し、
    前記スペーサは、凹部と、前記凹部に対向する凸部とによって形成され、前記第1領域に位置する第1スペーサと、前記第2領域に位置する第2スペーサと、を有し、
    前記第1スペーサの第1方向の幅は、第1幅であり、
    前記第2スペーサの第1方向の幅は、第2幅であり、
    前記第2幅は、前記第1幅以上である、表示装置。
  7. 前記第1方向に延出している走査線をさらに備え、
    前記第1スペーサ及び前記第2スペーサは、それぞれ、前記走査線に沿って延出している、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記第1領域と前記第2領域との間に、第3領域をさらに備え、
    前記スペーサは、前記第3領域に位置する第3スペーサを有し、
    前記第3スペーサの前記第1方向の幅は、第3幅であり、
    前記第3幅は、前記第1幅より大きく、前記第2幅よりも小さい、請求項6又は7に記載の表示装置。
  9. 湾曲している湾曲部と、平坦部と、を有するカバー部材をさらに備え、
    前記第1領域は、前記平坦部に位置し、
    前記第2領域は、前記湾曲部に位置している、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表示装置。
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