JP2019027176A - 日射遮蔽装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遮蔽材の全開状態において、開口領域が減少することを抑制することを可能とした日射遮蔽装置を提供する。【解決手段】第1および第2昇降コード16,17を垂下するヘッドボックス11と、第1および第2昇降コード16,17の昇降によって昇降するスラット12と、ヘッドボックス11より垂下され、スラット12を回動するラダーコード14と、ヘッドボックス11より垂下され、ラダーコード14と協働してスラット12を回動するラダーテープ13とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、遮蔽材を備える日射遮蔽装置に関する。
日射遮蔽装置の1つである横型ブラインドは、ラダー部材に支持される遮蔽材としての複数枚のスラットと、複数枚のスラットを昇降させるための複数の昇降コードとを備えている。これら昇降コードおよびラダー部材は、最下段のスラットの下に位置するボトムレールを支持している。例えば、スラットおよびボトムレールの上昇時において、スラットは、ラダー部材の操作によって一斉にチルトし、昇降コードの操作によってボトムレールに積み上がりながら上昇する。
ラダー部材には、縦部材と横部材とを備えている。ラダー部材としてのラダーコードは、縦部材としてのコード状の縦糸と、横部材としての1本または複数本の横糸とを備えている。また、ラダー部材としてのラダーテープは、縦部材としての偏平で長尺な縦テープと、横部材としての1本または複数本の横糸とを備えている。(特許文献1参照)。
実用新案登録第3155993号公報
ラダーテープは、縦テープが昇降方向に延在することから、スラットが互いに平行な全開状態となった場合において、入射する光の妨げとなる。すなわち、ラダーテープを用いた場合には、ラダーコードを用いた場合と比較して、縦糸に対して幅広の縦テープを用いることから、スラットの全開状態における開口領域が減少してしまう。
本発明は、遮蔽材の全開状態において、開口領域が減少することを抑制することを可能とした日射遮蔽装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する日射遮蔽装置は、昇降部材を垂下するヘッドボックスと、前記昇降部材の昇降によって昇降する遮蔽材と、前記ヘッドボックスより垂下され、前記遮蔽材を回動するラダーコードと、前記ヘッドボックスより垂下され、前記ラダーコードと協働して前記遮蔽材を回動するラダーテープとを備える。
上記間仕切りにおいて、前記昇降部材は、3本以上であることが好ましい。
上記間仕切りにおいて、前記ラダーテープは、前記遮蔽材の長手方向の両端部に位置し、前記ラダーコードは、前記ラダーテープの間に位置していることが好ましい。
上記間仕切りにおいて、前記ラダーテープの横糸は、前記ラダーコードの横糸より本数が多いことが好ましい。
上記間仕切りにおいて、前記ラダーテープを前記ヘッドボックスの上面に押さえる係止部材をさらに備え、前記係止部材は、前記ヘッドボックスの上面に延在する前記ラダーテープを前記ヘッドボックスの上面とで挟み込んで前記ヘッドボックスに取り付けられることが好ましい。
上記間仕切りにおいて、前記係止部材は、前記ヘッドボックスに対して嵌合して取り付けられることが好ましい。
上記間仕切りにおいて、前記ラダーテープは、最上段と前記遮蔽材と前記ヘッドボックスの間において、弛み部を備えていることが好ましい。
上記間仕切りにおいて、前記昇降部材は、前記遮蔽材の両端部において、上下方向に延在する第1昇降部材であり、前記遮蔽材は、前記長手方向の両端部において、前後方向の中央部に貫通孔を備え、前記第1昇降部材は、前記貫通孔に挿通され、前記ラダーテープは、前記遮蔽材の長手方向の両端部において、前記第1昇降部材を覆うように上下方向に延在され、前記日射遮蔽装置は、前記第1昇降部材の間において、前記ヘッドボックスから垂下される第2昇降部材をさらに備えることが好ましい。
上記間仕切りにおいて、前記ラダーテープは、前記ヘッドボックスの上面において転回されて、前記遮蔽材の前後において、上下方向に延在され、端部が最下段の前記遮蔽材の下に位置するボトムレールに取り付けられていることが好ましい。
上記間仕切りにおいて、前記ラダーテープは、上下方向に延びる一対の縦テープを備え、前記一対の縦テープは、1本のテープ材であることが好ましい。
上記間仕切りにおいて、前記ラダーテープは、上下方向に延びる一対の縦テープを備え、前記一対の縦テープは、前記遮蔽材の前方側に延在する前テープと後方に延在する後テープとを備え、前記前テープと前記後テープは、前記ヘッドボックスの上面において結合部材によって結合されていることが好ましい。
上記課題を解決する日射遮蔽装置は、昇降部材を垂下するヘッドボックスと、前記昇降部材の昇降によって昇降する遮蔽材と、前記ヘッドボックスより垂下され、前記遮蔽材の両端部を支持して前記遮蔽材を回動する第1ラダー部材であって、前記遮蔽材の昇降方向に延在する一対の第1縦部材と、前記第1縦部材の間に配置される第1横部材とを備える前記第1ラダー部材と、前記ヘッドボックスより垂下され、前記遮蔽材の中間部を支持して前記遮蔽材を回動する第2ラダー部材であって、前記遮蔽材の昇降方向に延在する一対の第2縦部材と、前記第2縦部材の間に配置される第2横部材とを備える前記第2ラダー部材とを備え、前記第1横部材を構成する横糸の本数は、前記第2横部材を構成する横糸の本数より多い。
本発明によれば、遮蔽材の全開状態において、開口領域が減少することを抑制可能とした日射遮蔽装置を提供することができる。
一実施形態における横型ブラインドの正面図。 一実施形態における横型ブラインドの側面図。 一実施形態における横型ブラインドに用いられるスラットの平面図。 一実施形態における横型ブラインドに用いられるヘッドボックスの内部構造を示す平面図。 (a)は、一実施形態における横型ブラインドの長手方向の両端部における第1昇降コードとラダーコードを示した側面図、(b)は、一実施形態における横型ブラインドの長手方向の中央部における第2昇降コードとラダーコードを示した側面図。 (a)は、ラダーテープとスラットとの関係を示す斜視図、(b)は、要部平面図。 ラダーコードとスラットとの関係を示す斜視図。 ラダーテープとヘッドボックスとの関係を示す正面図。 ヘッドボックスに対する係止部材の取付を示す断面図。 第2実施形態における横型ブラインドの正面図。 第3実施形態で示すラダーテープと係止部材の分解斜視図。 第6実施形態における横型ブラインドの正面図。 第7実施形態における横型ブラインドの斜視図。 第7実施形態における横型ブラインドにおいて、全閉状態を示す斜視図。
以下、図1〜図14を参照して、本発明に係る間仕切りの実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
図1および図2に示すように、横型ブラインド10は、天井、窓枠、カーテンボックス等の取付部に取り付けられるヘッドボックス11と、日射を遮蔽する遮蔽材としての複数のスラット12とを備えている。また、横型ブラインド10は、複数のスラット12をチルト調整可能に支持するラダー部材としてのラダーテープ13およびラダーコード14と、最下段の前記スラット12の下側に位置するボトムレール15とを備えている。さらに横型ブラインド10は、一端部がボトムレール15に接続される第1昇降部材としての第1昇降コード16と、第2昇降部材としての第2昇降コード17とを備えている。そして、スラット12の長手方向の両端部の各々に、第1昇降コード16とラダーテープ13が配置され、スラット12の長手方向の中間部に、第2昇降コード17とラダーコード14が配置されている。
スラット12は、合成樹脂板、アルミ、ステンレス等の金属板等により形成され、細長い矩形薄板状に形成され、上面部が円弧状面を有している。スラット12は、一例として、長手方向の寸法および前後方向の寸法がヘッドボックス11の長手方向の寸法および前後方向の寸法とほぼ一致するものとなっている。なお、スラット12は、木板で形成してもよい。複数枚のスラット12は、横型ブラインド10の高さ方向である昇降方向に沿ってスラット12が並び、ヘッドボックス11から吊り下げられたラダーテープ13およびラダーコード14によってチルト調整可能に支持されている。最下段のスラット12の下側には、スラット12とほぼ同じ長さを有するボトムレール15が配設されている。
図3に示すように、スラット群を構成する複数のスラット12の各々において、スラット12の長手方向の両端部には、短手方向である前後方向の中央部に、長辺を短手方向とした矩形形状の貫通孔18が配置されている。貫通孔18の各々には、第1昇降コード16が挿通されている。各貫通孔18の配置される位置は、極力両端部に寄せられており、貫通孔18から先端までの長さは、ラダーテープ13に支持された際に貫通孔18より先の部分が自重により撓まない程度とされる。また、スラット12の長手方向における中央部には、スラット12の前後方向の相対する側縁部に第2昇降コード17が配置される。スラット12には、第2昇降コード17の挿通に必要な貫通孔は形成されていない。スラット12の長手方向における中央部においては、上述した貫通孔が形成されていないことで、高い遮光性が確保されている。
図4に示すように、横型ブラインド10は、スラット12の開閉やボトムレール15の昇降を手動で行うものであり、ヘッドボックス11の内部では、4本の昇降コード16,17が案内部材によってヘッドボックス11の長手方向の一方の端部(図4中右側)に集約されている。具体的に、図4中左側の第1昇降コード16は、第1案内部としての第1サポート部材21によって、ヘッドボックス11外からヘッドボックス11内に案内され、ヘッドボックス11内を図4中左側の端部から右側の端部に向かって延在されている。また、図4中右側の第1昇降コード16は、第1案内部としての第1サポート部材22によって、ヘッドボックス11外からヘッドボックス11内に案内され、ヘッドボックス11内を図4中右側の端部から長手方向の中央部の方向に向かって延在され、転回部材19によって折り返した後、右側の端部に向かって延在されている。ヘッドボックス11の長手方向の中央部に位置する2本の第2昇降コード17は、第2案内部としての第2サポート部材23によって、ヘッドボックス11外からヘッドボックス11内に案内され、ヘッドボックス11内を長手方向の中央部から右側の端部に向かって延在されている。
ボトムレール15を昇降させる操作部としてのチルトポール24およびチルトポール24の先端部に備えられたイコライザ25は、第1サポート部材22よりヘッドボックス11の長手方向の中央部側となる内側に位置している。このため、図4中右側の第1昇降コード16は、ヘッドボックス11の図4中右側の端部から左側に向かって案内部材19aを介して延在された後、転回部としての転回部材19によって、ヘッドボックス11の右側に折り返される。そして、2本の第1昇降コード16と2本の第2昇降コード17は、集約された状態で、スラット12およびボトムレール15の自重による落下を阻止する昇降制御部としてのストッパ26に導かれる。
すなわち、2本の第1昇降コード16と2本の第2昇降コード17は、ヘッドボックス11の前後方向の中央を通りかつ長手方向に延びる中心線に寄るように互いに近づけられてストッパ26に導かれる。換言すると、2本の第1昇降コード16と2本の第2昇降コード17は、互いに平行な状態となり、ストッパ26の挿入端より互いに近接する状態となってからストッパ26に導かれる。ストッパ26は、4本の昇降コード16,17の操作により昇降コード16,17の移動を阻止する状態と移動を許容させる状態とに切り替わる。そして、ストッパ26で集約された4本の昇降コード16,17は、昇降部材導出部としての操作案内部材27からヘッドボックス11外へ導出され、イコライザ25によって結束される。具体的に、ストッパ26は、昇降コード16,17とがスラット12を昇降させる移動を許容し、かつ、スラット12を降下させる移動を規制する規制状態と、スラット12を降下させる移動規制を解除する解除状態とを切り替える。ストッパ26は、通常、規制状態にあり、一旦、昇降コード16,17をスラット12を昇降させる向きに移動させると、解除状態となり、スラット12を降下させる方向に昇降コード16,17を移動させる。
操作案内部材27は、一部が前面壁11bから外部に臨み、当該部分にチルトポール24が取り付けられる。操作案内部材27は、チルト軸28を回転させるチルトギヤのギヤボックスを備えている。チルトギヤのギヤボックスは、チルトポール24を左右に回転されたときに、その回転に基づいてスラット12をチルトさせるチルト軸28を回転させるギヤ列を有した回転制御部である。スラット12をチルトさせるチルト軸28は、ヘッドボックス11の長手方向に沿って延在する制御軸部材である。また、ストッパ26から導出された4本の昇降コード16,17は、操作案内部材27に挿入され、前面壁11bの方向に経路が変更され、導出部からヘッドボックス11外へ導出される。操作案内部材27は、4本の昇降コード16,17の経路を変更する支持ローラなどを内部に備えている。
イコライザ25は、下側に引くとボトムレール15およびスラット12を上昇させることができ、止めることで、ボトムレール15およびスラット12の上昇を途中で止めることができる。上昇の際には、ボトムレール15が上昇し、ボトムレール15の上昇に伴い、複数枚のスラット12がボトムレール15に近い位置から順に、ボトムレール15の上に積み重ねられる。また、スラット12を降下させる場合は、イコライザ25を下側に少し引き、緩め、途中で止める場合は、再びイコライザ25を引くことで、ボトムレール15の降下を停止させることができる。降下の際には、ボトムレール15が降下し、ボトムレール15の下降に伴い、複数枚のスラット12の各々もあわせて降下する。また、チルトポール24を左右に回転させることでスラット12をチルトさせ、全閉状態と全開状態を切り替えることができる。
ヘッドボックス11の内部では、右端から順に、第1昇降コード16の第1サポート部材22、操作案内部材27、第2昇降コード17の第2サポート部材23、第1昇降コード16の第1サポート部材21とが長手方向に沿って並んでいる。操作案内部材27は、ヘッドボックス11の外に第1昇降コード16および第2昇降コード17を導出し、イコライザ25に取り付けられる。操作部であるイコライザ25とチルトポール24とは、第1サポート部材22とストッパ26との間に配置され、第1サポート部材21,22は、極力、ヘッドボックス11の両端部に寄せて配置される。第1サポート部材21,22の位置によって、第1昇降コード16および第2昇降コード17ならびにラダーテープ13が垂下される位置が決まることになる。
図5(a)に示すように、スラット12の長手方向の両端部に1本ずつ配置される2本の第1昇降コード16は、ボトムレール15の長手方向の両端部を昇降する。2本の第1昇降コード16の各々は、各スラット12の短手方向の中央部に位置する貫通孔18に挿通されており、その先端は、ボトムレール15の短手方向の中央部の取付孔に挿通され、内部に係止されることによって接続されている。
図5(b)に示すように、スラット12の長手方向の中央部に位置する第2昇降コード17は、ボトムレール15の中央部を昇降する。第2昇降コード17は、スラット12の部屋内側の前縁部と部屋外側の後縁部に昇降方向に沿って延在する。第2昇降コード17は、1本の紐状部材で構成され、中間部がボトムレール15において転回されることで、中間部の両側に位置する部分が部屋内側の前縁部と部屋外側の後縁部に延在される。そして、第2昇降コード17のスラット12の前縁部に位置する部分とスラット12の後縁部に位置する部分とは、スラット12を挟んで対向する。第2昇降コード17は、ボトムレール15を前後方向において挟んで吊り上げることで、ボトムレール15を部屋内側や部屋外側に傾くことを抑えながら、昇降できる。
すべての第1昇降コード16および第2昇降コード17は、断面が円形形状の丸紐などの紐状部材であり、全長に亘って同じ太さで同じ強度ものが用いられている。なお、昇降コード16,17のボトムレール15とは反対の端部は、ヘッドボックス11を経てイコライザ25で結束されている。昇降コード16,17は、ボトムレール15をヘッドボックス11から吊り下げる部材であり、ボトムレールの重さ、および、スラット12の重さに耐え得る強度を有している。そして、昇降コード16,17は、ボトムレール15を吊り下げている。
図6(a)および(b)に示すように、ラダーテープ13は、横型ブラインド10の高さ方向に延びる縦部材としての一対の縦テープ13aと、一対の縦テープ13a間に亘って配置される横部材としての横糸群13bとを備えている。一対の縦テープ13aのうちで一方の縦テープ13aは、スラット12の前方において、スラット12の昇降方向である上下方向に沿って延在される前テープであり、他方の縦テープ13aは、スラット12の後方において、スラット12の昇降方向である上下方向に沿って延在される後テープである。また、一対の縦テープ13aは、スラット12の長手方向の両端部において、横型ブラインド10の高さ方向に延在する第1昇降コード16に沿って配置されるものであり、正面視または背面視において、一対の縦テープ13aは、第1昇降コード16が外方から見て隠れるように覆って位置する。そして、一対の縦テープ13aは、スラット12が全閉状態となったときにおいて、第1昇降コード16が挿通されている各スラット12の貫通孔18を隠し、漏光を抑える。
横糸群13bは、各スラット12を下側から支持する。横糸群13bは、多数本(一例として、2〜3本以上、十数本、もしくは、数十本)の糸によって、スラット12を支持する各段を構成している。ラダーテープ13は、縦テープ13aによって、スラット12の前後方向のずれを規制し、横糸群13bがスラット12の下面に接触することで、摩擦によって左右方向にスラット12をずれにくくしている。各段の横糸群13bは、縦テープ13aの幅方向において、互いに離間した2つの群13b1,13b2を備えており、2つの群13b1,13b2の間の間隙に貫通孔18が位置し、第1昇降コード16が通るようになっている。
横糸群13bは、上横糸群と下横糸群とで環状とし、上横糸群と下横糸群との間にスラット12を通して、スラット12を支持してもよい。また、一対の縦テープ13aの間において、互いに平行な上横糸群と下横糸群とを上下に変位させて、一対の縦テープ13aの間に2つの交差部を設け、2つの交差部の間に構成された1つの空間にスラット12を挿入するようにしてもよい。さらに、一対の縦テープ13aの間において、第1横糸群と第2横糸群とをクロスさせて1つの交差部を設け、一方の縦テープ13aと交差部との間に第1空間を設け、交差部と他方の縦テープ13aとの間に第2空間を設け、何れかの空間にスラット12を挿入するようにしてもよい。
図7に示すように、ラダーコード14は、横型ブラインド10の高さ方向に延びる縦部材としての一対の縦糸14aと、一対の縦糸14a間に亘って配置される横部材としての横糸14bとを備えている。ラダーテープ13は、スラット12の長手方向の中央部において、横型ブラインド10の高さ方向に延在する第2昇降コード17に沿って配置されるものであり、正面視または背面視において、一対の縦糸14aは、第2昇降コード17に沿うように位置する。
横糸14bは、各スラット12を下側から支持する。各段の横糸14bは、1本であり、また、2〜3本の数本である。横糸14bの本数は、ラダーテープ13の横糸群13bの本数より少なく設定される。なお、横糸14bは、上横糸と下横糸とで環状とし、上横糸と下横糸との間にスラット12を通して、スラット12を支持してもよい。また、縦糸14aの間において、互いに平行な上横糸と下横糸とを上下に変位させて、2本の縦糸14aの間に2つの交差部を設け、2つの交差部の間に構成された1つの空間にスラット12を挿入するようにしてもよい。さらに、縦糸14aの間において、2本の横糸をクロスさせて1つの交差部を設け、一方の縦糸14aと交差部との間に第1空間を設け、交差部と他方の縦糸14aとの間に第2空間を設け、何れかの空間にスラット12を挿入するようにしてもよい。
なお、図5(b)に示すように、ラダーコード14の縦糸14aは、第2昇降コード17が挿通されるピコ14cを備えている。ピコ14cは、ラダーコード14が編み紐であるときに、縦糸14aから糸を引き出して構成した環状体である。ピコ14cは、部屋内側と部屋外側に位置する各々の縦糸14aに配置され、部屋内側の第2昇降コード17および部屋外側の第2昇降コード17が挿通される。縦糸14aのヘッドボックス11に最も近い位置のピコ14cには、樹脂製の環状部材14dが取り付けられている。環状部材14dは、ピコ14cより物理的強度が高く、繰り返し第2昇降コード17が移動しても、摩擦によって破損しない強度を有している。なお、ピコ14cは、縦糸14aと横糸14bとの結び目の位置に糸で構成した環状部として説明したが、樹脂成型された環状体を縦糸14aに一体的に設けて構成してもよい。なお、環状部材14dは割愛する構成としてもよい。
図8および図9に示すように、横型ブラインド10の前面側および背面側に延在する縦テープ13aは、一連の一本のテープ材であり、ヘッドボックス11の上面11aにおいて折り返されている。具体的には、ラダーテープ13の縦テープ13aは、一連の一本のテープ材であり、ヘッドボックス11の上面11aにおいて転回され、2つの端部がボトムレール15にホルダ20によって固定されている。すなわち、部屋内側の前方に延在する縦テープ13aは、ヘッドボックス11の前面壁11bに延在する前テープとなる。また、部屋外側の後方に延在する縦テープ13aは、ヘッドボックス11の後面壁11cに延在し、部屋外側の後面側に延在する後テープとなる。そして前テープと後テープは、一連の一本のテープ材で、ヘッドボックス11の上面11aにおいて転回され、係止部材31で押さえられている。
ヘッドボックス11内には、ラダーテープ13を操作するチルト機構29が配置されている。具体的には、チルト機構29は、第1昇降コード16を吊り下げ支持する第1サポート部材21に回動可能に支持されたドラム29aを備えている。ドラム29aは、ヘッドボックスの長手方向に沿って延在され、操作案内部材27によって回転されるチルト軸28が回動中心に接続され、チルト軸28と一体的に回動する。
ドラム29aは、ダミーコード13cが接続されている。ダミーコード13cは、ヘッドボックス11の底面の挿通孔より最上段のスラット12の方向に導出されている。縦テープ13aにおいて、最上段のスラット12とヘッドボックス11との間に位置には、内側に、連結テープ13dが設けられている。ダミーコード13cと連結テープ13dとは、連結具13eによって連結されている。これにより、横型ブラインド10の前面側に延在する縦テープ13aおよび背面側に延在する縦テープ13aの何れか一方の縦テープ13aは、ドラム29aの回転に合わせて、上昇し、他方の縦テープ13aが下降する。
最上段のスラット12からヘッドボックス11の前面壁11bまたは後面壁11cに亘る領域では、縦テープ13aが弛んだ弛み部13fを備えている。具体的に、スラット12が互いに平行な全開状態にあるときに、弛み部13fは、前面側と後面側に存在し、何れか一方にスラット12が全閉状態へとチルトされたとき、下がった縦テープ13aの方の弛み部13fが延びて無くなるようになっている。
ヘッドボックス11の上面11aにおいて、縦テープ13aは、係止部材31によって固定されている。係止部材31は、ヘッドボックス11の上面11aにおいて、前面壁11bと後面壁11cとに跨って配置される全体が逆U字形状を有した部材であり、ヘッドボックス11の上面11aに位置する連結部31aと、連結部31aの両端部に位置する係合片31bとを備えている。係合片31bは、先端部に係合部31cを備えている。係合部31cは、ここでは内側に突設されている。係止部材31は、上方からヘッドボックス11の上面11aに嵌合するように取り付けられる。具体的には、一方の係合部31cをヘッドボックス11の一方の被係合部31eに係合させてから、上面11aを覆うように回動し、ヘッドボックス11の他方の係合部31cを他方の被係合部31eに係合させる。被係合部31eは、係合部31cが係合し得るように、ヘッドボックス11の前面壁11bと後面壁11cにおいて、凹部で構成されている。これにより、連結部31aは、ヘッドボックス11の上面に延在し、一方の係合片31bは、前面壁11bに延在し、他方の係合片31bは、後面壁11cに延在する。上面11aに延在する縦テープ13aは、係止部材31と上面11aとの間に挟み込まれる。そして、縦テープ13aの延在方向および延在方向と直交する横方向のずれが抑えられる。
なお、ラダーコード14も、第2昇降コード17を吊り下げ支持する第2サポート部材23に回動可能に支持されたドラムに、縦糸14aが接続されている。ドラムは、チルト軸28と一体的に回転し、ラダーテープ13の縦テープ13aと同期して移動する。
次に、以上のように構成された横型ブラインド10の作用について説明する。
各スラット12は、チルトポール24を左右に回転されたときに、その回転に基づいてチルト軸28を回転させ、スラット12をチルトさせる。この際、ラダーテープ13とラダーコード14とは同期して移動する。また、スラット12およびボトムレール15を上昇させるときには、イコライザ25を下に引くと、ボトムレール15が、複数枚のスラット12がボトムレール15に近い位置から順にボトムレール15の上に積み重なるようにして上昇する。また、スラット12およびボトムレール15を降下させるときには、イコライザ25を下に少し引き緩めると、ボトムレール15が降下し、ボトムレール15の下降に伴い、複数枚のスラット12の各々も合わせて降下する。
以上のような横型ブラインド10は、以下のように列挙する効果を得ることができる。
(1)横型ブラインド10は、スラット12をチルトさせるラダー部材にラダーテープ13とラダーコード14とを用いているので、ラダー部材を全てラダーテープにした場合と比べてスラット12の全開状態における開口率を高めることができる。すなわち、スラット12が全開状態にあるとき、縦テープ13aによって、光の入射する部分が遮られることを抑えることができる。また、ラダーテープ13の縦テープ13aとラダーコード14の縦糸14aとの組み合わせで、横型ブラインド10のデザイン設計の自由度を高めることができる。
(2)スラット12の前後において、第1昇降コード16および第2昇降コード17の本数を3本以上とすることで、スラット12を安定して昇降させることができる。
(3)スラット12の両端部を、縦部材を縦糸14aに比べて幅広の縦テープ13aで支持することによって、スラット12を確実にチルトさせることができる。
(4)ラダーテープ13の横糸群13bは、スラット12の長手方向の両端部に位置し外れやすい場所に位置している。この点、横糸群13bは、ラダーコード14の横糸14bより横糸本数が多く、摩擦が大きくなるように設けられている。したがって、横糸群13bのスラットに対する摩擦が大きくなり、スラット12に対して横糸群13bが長手方向にずれにくくなる。したがって、横糸群13bがスラット12の端部から外れることを抑えることができる。
(5)ラダーテープ13は、係止部材31をヘッドボックス11の上面11aに取り付けられることで、ヘッドボックス11の上面11aにおいて、縦テープ13aの位置を確実に固定することができる。
(6)係止部材31は、全体が逆U字形状を有し、ヘッドボックス11の上面11aに嵌合される形状をしているので、ヘッドボックス11の上面11aに、縦テープ13aを押さえ付けながら確実に取り付けることができる。
(7)ラダーテープ13は、最上段のスラット12からヘッドボックス11の前面壁11bまたは後面壁11cに亘る領域において、縦テープ13aに弛み部13fを設けているので、スラット12を確実かつ円滑にチルトすることができる。
(8)スラット12の両端部には、貫通孔18が設けられ第1昇降コード16が挿通されている。ラダーテープ13の縦テープ13aは、スラット12が全閉状態となったときに、貫通孔18を塞ぐことから、漏光を抑えることができる。
(9)ラダーテープ13は、ヘッドボックス11の上面11aにおいて転回されて、スラット12の前後において、上下方向に延在されるので、ヘッドボックス11から導出している第1昇降コード16やダミーコード13cを隠すことができ、見栄えを良くすることができる。
(10)ラダーテープ13は、一対の縦テープ13aが一連の1本のテープ材で構成されていることで、部品点数を削減することができる。
〔第2実施形態〕
図10に示すように、第2実施形態の横型ブラインドは、第1昇降コード16に沿ったラダー部材に、ラダーコード14を用い、第2昇降コード17に沿ったラダー部材に、ラダーテープ13を用いている。このような構成によっても、上記(1)、(2)、(5)、(6)、(7)、(9)、(10)と言った効果を得ることができる。すなわち、スラット12に貫通孔18が設けられていない位置にもラダーテープ13を配置するようにしてもよい。
〔第3実施形態〕
図11に示すように、ラダーテープ13の縦テープ13aは、2分割されたテープ材を結合部材を使って一連の一本のテープ材としてもよい。結合部材としては、一例として面ファスナである。一例として、前方に延在する前テープを構成するテープ材41と後方に延在する後テープを構成するテープ材42とを結合する位置は、ヘッドボックス11の上面11aであって、係止部材31によって隠れる位置である。一方のテープ材41は、端部に雄型面ファスナ41aが設けられ、他方のテープ材42は、端部に雌型面ファスナ42aが設けられている。一例として、結合部材の位置は、係止部材31に隠れる場所であれば、上面11aではなく、前面壁11bや後面壁11cに位置していてもよい。このようなラダーテープ13の構成によっても、上記第1実施形態や上記第2実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
また、面ファスナ41a,42aの少なくとも何れか一方をテープ材の長手方向に沿って長くする構成としてもよい。面ファスナ41a,42aの重ね代を長手方向に変化させることによって、ラダーテープ13の全体の長さ、すなわち横型ブラインドにおけるボトムレール15の高さを調整することができる。
なお、結合部材としては、面ファスナの他に、ステープル、ビス、接着剤などでテープ材41の端部同士を結合してもよい。
〔第4実施形態〕
ボトムレール15にラダーテープ13を保持するホルダ20は、長さ調節部を備えていてもよい。一例として、ボトムレール15に取り付けられる長さ調節部は、ボトムレール15の下面に固定されるベース部にカバーが取り付けられている。ベース部の中央部には、挿通孔が設けられており、カバーがベース部から外された状態で、挿通孔には、ラダーテープ13の縦テープ13aの端部が挿通される。挿通孔の開口端には、鋸歯状の仮止め部が設けられ、挿通孔に挿通された縦テープ13aが係止され仮止めされる。挿通孔から引っ張ることにより導出された縦テープ13aの端部は、重ねられた状態で、ベース部上面に収まるサイズに折り畳まれる。この際、縦テープ13aの挿通孔からの導出量を調整することによって縦テープ13aの長さ調節がされる。そして、折り畳まれた状態を保持された状態で、カバーがベース部に対してスライドさせるようにして取り付けられる。折り畳まれた縦テープ13aの端部は、ベース部とカバーに挟まれることによって固定されることで、縦テープ13aの長さが規定される。
なお、長さ調節部は、その一例が、特許第5409083号公報に記載されている。
〔第5実施形態〕
1本の縦テープ13aは、ボトムレール15で折り返され、端部がヘッドボックス11に位置していてもよい。ヘッドボックス11において、縦テープ13aの各端部は、係止部材31によって係止されることになる。また、縦テープ13aの各端部は、ヘッドボックス11の前面壁11bや後面壁11cに係止される。
〔第6実施形態〕
図12に示すように、操作部としては、チルトポール24の先端部にイコライザ25を設けたワンポール式の他、ポールとコードが別々に付き、スラット12の開閉はポールを回して行い、ボトムレール15の昇降は昇降コードを引いて操作するポール式であってもよい。具体的には、図12に示すように、この横型ブラインドでは、ポール51がヘッドボックス11の前面壁11bより垂下されている。また、前面壁11bにおけるポール51の垂下位置とは別の位置、一例として、ポール51よりヘッドボックス11の長手方向における中央部側には、昇降操作用の昇降コード17が垂下されている。昇降コード17は、一端部がボトムレール15の一端部に繋がれた補助コード52とイコライザ53を介して接続されている。また、補助コード52の中間部には、セイフティージョイント54が設けられている。
〔第7実施形態〕
図13に示すように、横型ブラインドは、ラダー部材に、ラダーコードとラダーテープを用いるのではなく、全てをラダーコードとしてもよい。
この場合、スラット12の長手方向の両端部に上下方向に延在する2つの第1ラダーコード71は、横型ブラインド10の高さ方向に延びる縦部材としての一対の第1縦糸71aと、一対の第1縦糸71a間に亘って配置される横部材としての第1横糸71bとを備えている。また、2つの第1ラダーコード71の間に位置するスラット12の長手方向の中央部に位置する第2ラダーコード72も、横型ブラインド10の高さ方向に延びる一対の第2縦糸72aと、一対の第2縦糸72a間に亘って配置される第2横糸72bとを備えている。ここで、スラット12の長手方向の両端部を支持する第1横糸71bと、スラット12の中央部を支持する第2横糸72bとを比較すると、第1横糸71bの方が第2横糸72bの方が本数が多く設けられている。一例として、第2横糸72bが1本である場合に、第1横糸71bは、2から3本以上であり、一例として、5〜6本、十数本程度である。また、第2横糸72bは、複数本であってもよい。この場合、第2横糸72bが2〜3本程度である場合に、第1横糸71bは、一例として、5〜6本、十数本程度である。なお、第2ラダーコード72は、第2縦糸72aに第2昇降コード17が挿通されるピコ72cが設けられている。
第1ラダーコード71の第1横糸71bの位置は、スラット12の両端部であり、第1横糸71bは、スラット12の端部から外れやすい。この点、第1横糸71bの方が第2横糸72bの方が本数が多く設けられているので、スラット12に対する摩擦が大きくなり、スラット12対して第1横糸71bが長手方向にずれにくくなる。したがって、第1横糸71bがスラット12の端部から外れることを抑えることができる。
なお、第1横糸71bおよび第2横糸72bの少なくとも一方の横糸は、上横糸と下横糸とで環状とし、上横糸と下横糸との間にスラット12を通して、スラット12を支持するようにしてもよい。また、縦糸の間において、互いに平行な上横糸と下横糸とを上下に変位させて、2本の縦糸の間に2つの交差部を設け、2つの交差部の間に構成された1つの空間にスラット12を挿入するようにしてもよい。さらに、縦糸の間において、2本の横糸をクロスさせて1つの交差部を設け、一方の縦糸と交差部との間に第1空間を設け、交差部と他方の縦糸との間に第2空間を設け、何れかの空間にスラット12を挿入するようにしてもよい。
図14に示すように、第1横糸71bの方が第2横糸72bの方が本数が多く設けられているので、スラット12をチルトさせ全閉状態となったときには、貫通孔18に第1横糸71bが重なり、貫通孔18を透過する光量を少なくすることができる。
なお、この実施形態においても、第1横糸71bおよび第2横糸72bのうち何れかを、テープ材としてもよい。一例として、第1横糸71bをテープ材とし、第2横糸72bを、1本または2〜3本程度の糸で構成する。このような構成によっても、第1横糸71bの方が第2横糸72bより摩擦を大きくでき、同様な効果を得ることができる。また、第1横糸71bおよび第2横糸72bを共にテープ材とし、第1横糸71bの方が第2横糸72bより幅広とする。このような構成によっても、第1横糸71bの方が第2横糸72bより摩擦を大きくでき、同様な効果を得ることができる。また、第1横糸71bをテープ材とすることで、貫通孔18を透過する光量を少なくすることができる。
なお、上記第1実施形態〜第7実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・ラダーテープ13の弛み部13fは、スラット12がチルトするのであれば省略してもよい。また、一例として、弛み部13fが弾性体など伸縮テープで構成されている場合省略することができる。
・係止部材31としては、逆U字形状を有した部材でなくてもよい。係止部材31は、ヘッドボックス11の上面11aに係止するビスや縦テープ13aの係止孔にヘッドボックス11の上面11aに形成された係止部材としての突起を係止する構成であってもよい。さらに、縦テープ13aをヘッドボックス11の上面11aにビス、ピンなどの係止部材で係止するようにしてもよい。また、ヘッドボックス11の上面11aではなく、前面壁11bや後面壁11cに対してビス、ピンなどの係止部材で係止するようにして縦テープ13aを上面11aに押さえ付けるようにしてもよい。さらに、係止部材31を省略してもよい。すなわち、係止部材は、縦テープ13aが前後左右方向にずれないように位置決めできるものであれば、上面11aとの間で挟み込む部材に限定されるものではない。
・ラダーテープ13は、ヘッドボックス11の上面11aに転回されていなくてもよい。この場合、一例として、縦テープ13aの上端部は、ヘッドボックス11の前面壁11bと後面壁11cに係止される。
・ラダーテープ13において、横糸群13bは、多数本の横糸ではなく、多数本の横糸群の幅に相当する幅を有したテープ材で構成されていてもよい。横糸群13bにテープ材を用いた場合にも、スラット12との摩擦を高めることができる。
・昇降コードがスラットの前後において上下に延在する本数は、図1の例に限定されるものではない。一例として、スラット12の両端部に第1昇降コード16に位置していれば、第1昇降コード16の間では、第2昇降コード17が上下方向に2本以上延在していてもよい。すなわち、第2昇降コード17本数は、横型ブラインド10が横方向に長い製品であるほど多くなる。
・第1昇降コード16にあっても、スラット12の両端部以外の位置にさらに延在していてもよい。そして、第1昇降コード16がスラット12の両端部以外にも延在された場合は、あわせてスラット12に貫通孔18も形成されることになり、当該位置にラダーテープ13が使用されることが好ましい。
・ラダーテープ13は、スラット12の貫通孔18に挿通される第1昇降コード16の位置と無関係に配置されていてもよい。すなわち、ラダーテープ13は、第1昇降コード16に沿って設けられていなくてもよい。
・スラット12には、貫通孔18が設けられておらず、スラット12の両端部に位置する第1昇降コード16も中間部に位置する第2昇降コード17のように、スラット12の前方と後方に上下方向に延在するものであってもよい。一例として、第1昇降コード16も第2昇降コード17と同様な構成としてもよい。
・ラダーテープ13とラダーコード14の組み合わせのパターンは、図1や図10の配置例に限定されるものではない。
・第1昇降コード16および第2昇降コード17の代わりに、昇降部材として、昇降テープを用いてもよい。
・横型ブラインドは、内窓と外窓との間に配置するものであってもよい。また、透光性の間仕切りの内部に配置されるものであってもよい。
10…横型ブラインド、11…ヘッドボックス、11a…上面、11b…前面壁、11c…後面壁、12…スラット、13…ラダーテープ、13a…縦テープ、13b…横糸群、13b1,13b2…群、13c…ダミーコード、13d…連結テープ、13e…連結具、13f…弛み部、14…ラダーコード、14a…縦糸、14b…横糸、14c…ピコ、14d…環状部材、15…ボトムレール、16…第1昇降コード、17…第2昇降コード、18…貫通孔、19…転回部材、19a…案内部材、20…ホルダ、21…第1サポート部材、22…第1サポート部材、23…第2サポート部材、24…チルトポール、25…イコライザ、26…ストッパ、27…操作案内部材、28…チルト軸、29…チルト機構、29a…ドラム、31…係止部材、31a…連結部、31b…係合片、31c…係合部、31e…被係合部、41…テープ材、41a…雄型面ファスナ、41a…面ファスナ、42…テープ材、42a…雌型面ファスナ、42a…面ファスナ、51…ポール、52…補助コード、53…イコライザ、54…セイフティージョイント、71…第1ラダーコード、71a…第1縦糸、71b…第1横糸、72…第2ラダーコード、72a…第2縦糸、72b…第2横糸、72c…ピコ。

Claims (12)

  1. 昇降部材を垂下するヘッドボックスと、
    前記昇降部材の昇降によって昇降する遮蔽材と、
    前記ヘッドボックスより垂下され、前記遮蔽材を回動するラダーコードと、
    前記ヘッドボックスより垂下され、前記ラダーコードと協働して前記遮蔽材を回動するラダーテープと
    を備える日射遮蔽装置。
  2. 前記昇降部材は、3本以上である
    請求項1に記載の日射遮蔽装置。
  3. 前記ラダーテープは、前記遮蔽材の長手方向の両端部に位置し、
    前記ラダーコードは、前記ラダーテープの間に位置している
    請求項1または2に記載の日射遮蔽装置。
  4. 前記ラダーテープの横糸は、前記ラダーコードの横糸より本数が多い
    請求項3に記載の日射遮蔽装置。
  5. 前記日射遮蔽装置は、
    前記ラダーテープを前記ヘッドボックスの上面に押さえる係止部材をさらに備え、
    前記係止部材は、前記ヘッドボックスの上面に延在する前記ラダーテープを前記ヘッドボックスの上面とで挟み込んで前記ヘッドボックスに取り付けられる
    請求項1ないし4のうち、何れか1項に記載の日射遮蔽装置。
  6. 前記係止部材は、前記ヘッドボックスに対して嵌合して取り付けられる
    請求項5に記載の日射遮蔽装置。
  7. 前記ラダーテープは、最上段と前記遮蔽材と前記ヘッドボックスの間において、弛み部を備えている
    請求項1ないし6のうち何れか1項に記載の日射遮蔽装置。
  8. 前記昇降部材は、前記遮蔽材の両端部において、上下方向に延在する第1昇降部材であり、
    前記遮蔽材は、長手方向の両端部において、前後方向の中央部に貫通孔を備え、
    前記第1昇降部材は、前記貫通孔に挿通され、
    前記ラダーテープは、前記遮蔽材の長手方向の両端部において、前記第1昇降部材を覆うように上下方向に延在され、
    前記日射遮蔽装置は、
    前記第1昇降部材の間において、前記ヘッドボックスから垂下される第2昇降部材をさらに備える
    請求項1ないし7のうち何れか1項に記載の日射遮蔽装置。
  9. 前記ラダーテープは、前記ヘッドボックスの上面において転回されて、前記遮蔽材の前後において、上下方向に延在され、端部が最下段の前記遮蔽材の下に位置するボトムレールに取り付けられている
    請求項1ないし8のうち何れか1項に記載の日射遮蔽装置。
  10. 前記ラダーテープは、上下方向に延びる一対の縦テープを備え、
    前記一対の縦テープは、1本のテープ材である
    請求項9に記載の日射遮蔽装置。
  11. 前記ラダーテープは、上下方向に延びる一対の縦テープを備え、
    前記一対の縦テープは、前記遮蔽材の前方側に延在する前テープと後方に延在する後テープとを備え、
    前記前テープと前記後テープは、前記ヘッドボックスの上面において結合部材によって結合されている
    請求項9に記載の日射遮蔽装置。
  12. 昇降部材を垂下するヘッドボックスと、
    前記昇降部材の昇降によって昇降する遮蔽材と、
    前記ヘッドボックスより垂下され、前記遮蔽材の両端部を支持して前記遮蔽材を回動する第1ラダー部材であって、前記遮蔽材の昇降方向に延在する一対の第1縦部材と、前記第1縦部材の間に配置される第1横部材とを備える前記第1ラダー部材と、
    前記ヘッドボックスより垂下され、前記遮蔽材の中間部を支持して前記遮蔽材を回動する第2ラダー部材であって、前記遮蔽材の昇降方向に延在する一対の第2縦部材と、前記第2縦部材の間に配置される第2横部材とを備える前記第2ラダー部材とを備え、
    前記第1横部材を構成する横糸の本数は、前記第2横部材を構成する横糸の本数より多い
    日射遮蔽装置。
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