JP2019027039A - 建物の天井構造 - Google Patents
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Abstract
Description
建物の天井構造に関する。
すなわち、この方法は、図33に示すように、断面L字形をした天井パネル支持用レール100を建物躯体壁(図示せず)に沿って枠状に設けておき、天井パネル200の両側端部を左右の天井パネル支持用レール100の水平部110に受けさせた状態で左右の天井パネル支持用レール100の一側から他側に向かって天井パネル200を先の天井パネル200と端面同士が密着するようにスライドさせる。
以上のように、この方法によれば、天井パネル支持レール100間に掛け渡すだけで、天井パネル200を天井高さ位置に支持することができるとともに、天井パネル200をスライドさせて第1係合部材300と、第2係合部材400とを係合させることによって、天井パネル200と天井パネル200を端面同士が突き合った状態で連結保持することができ、天井を容易且つ見栄えよく施工することができる。
したがって、天井の上に、屋根が既に設けられていて、二重天井構造とするような場合には、上記のような天井構造を採用することができない。
しかしながら、1枚ずつ天井パネルの周縁部を多数のビスで留めなければならず、作業性が悪いとともに、天井面にビスの頭が露出するため、意匠性の点で問題もある。
また、蓋部材の蓋本体によってビス固定部が隠蔽されるので、天井面の意匠性にすぐれている。
すなわち、終端側天井パネルユニットの、第2枠部および第3枠部に沿う部分を見栄えよくしっかりと支持固定することができる。
すなわち、上記のような構成とすれば、天井パネルユニットと天井パネルユニットの接合部において、天井パネルがずれ動かないようにしっかりと固定できるとともに、天井パネルの下方への垂れ下がりを防止できる。
すなわち、第2枠部に直交する方向に隣接する天井パネルユニットもしっかりとした固定状態とすることができるとともに、天井パネルの下方への垂れ下がりを防止できる。
なお、上記隙間およびあそびは、天井パネルの材質や大きさ、天井パネルに装着される係合部材の材質や大きさなどに応じて適宜決定される。
すなわち、天井裏側に人間が入り込む作業空間がなくても下側からの作業で天井を完成させることができる。しかも、終端側の天井パネルユニットを固定するだけで、吹き上げなどにより、天井パネルが飛ばないしっかりとした天井を構築することができる。
図1は、本発明の天井構造を備えたカーポートの第1の実施の形態をあらわしている。
屋根部1aは、図1および図2に示すように、矩形の躯体枠部3aと、屋根本体部4aと、内天井5aを備えている。
各支柱2は、コンクリートベース21に下端部が埋設された状態で垂直に立設されている。
なお、躯体枠部3aの周壁面は、必要に応じて化粧板を張り付けたり、塗装を施したりしておいても構わない。
また、屋根面R1は、屋根材支持枠部40の前枠43側から後枠44側に向かって下り勾配となっている。
後枠44は、屋根面R1を流下した雨水を受ける横樋部44aを備えている。
すなわち、内天井5aは、図3に示す4枚の第1天井パネルユニット6aと、図4に示す1枚の第2天井パネルユニット6bと、図8〜図10に示すユニット支持部となる第1ユニット支持部材(奥行き受け材)7aと、図2、図11に示す2本の第2ユニット支持部材7bと、図12、図13に示す第1受け部材7c、図14、図15に示す2つの第2受け部材8a、2つの固定部材8b、4本の横梁材9aを備えている。
天井パネル61は、合成樹脂の芯材をアルミニウム板、ステンレス鋼板、鋼板等の金属板で挟み込んだ状態の複合板材で形成されていて、矩形をしている。
第1係合部材62、第2係合部材63および第3係合部材64は、それぞれアルミニウムあるいはアルミニウム合金製型材で形成されていて、それぞれリベット60を介して天井パネル61に固定されている。
ベース部62aは、天井パネル61の短手方向に一端に一端縁が沿うようにリベット60で天井パネル61に固定されている。
ベース部63aは、天井パネル61の短手方向に他端に一端縁が沿うようにリベット60で天井パネル61に固定されているとともに、一端縁側の平面に第1係合部材62の係合突部62dがはまり込む係合溝63fが設けられている。
固定部本体63dは、図3に示すように、その長手方向に間欠的にビス挿通孔63eが穿設されている。
図6中、64bは係合突部である。
すなわち、第4係合部材65は、図7、図12、図13に示すように、第1係合部材62とは逆方向の天井パネル61の短手方向の他端縁に沿って設けられていて、ベース部65aと、端部固定部65bを備えている。
端部固定部65bは、図12に示すように、固定部本体65cと、固定部本体65cと、ベース部65aを連結する連結部65dを備えている。
蓋部材66は、合成樹脂の押出成形品であって、蓋本体66aと、2つの弾性嵌合部66bを備えている。
2つの弾性嵌合部66bは、それぞれ側面視略くの字形をしていて、くの字の折れ曲がりの内角同士が対面するとともに、くの字の折れ曲がり部間の距離が、固定部本体65cの溝両側壁の間隔より少し幅広になっている。
枠固定部71は、係合突部係合部72の下端が、第1枠部31の下端に一致するように第1枠部31の壁面に間欠的にビス固定されている。
ユニット係止部73は、枠固定部71側から第4枠部34側に延出し、第1天井パネルユニット6aの係合突部62dが係合溝72a内に嵌り込んだ状態で、ベース部62aを固定するリベット60の頭部に下端面が当接するように設けられている。
枠固定部75は、支持部材本体74の下端が、第2枠部32の下端に一致するように第2枠部32の壁面に間欠的にビス固定されている。
梁受部74aは、上面で横梁材9aを受けるようになっているとともに、下面側で開口する凹溝74dを備えている。
枠固定部75aは、第4枠部34の壁面に間欠的にビス固定されている。
そして、第2受け部材8aは、図18(b)に示すように両第2ユニット支持部材7bと第1受け部材7cとの間の第2枠部32あるいは第3枠部33の壁面に2つずつ設けられていて、枠固定部81が第2枠部32あるいは第3枠部33の壁面にビス固定されている。
ユニット係止部82は、梁受部74aの先端から延出し、リベット60からずれた位置で第3係合部材64のベース部64aの頂部に当接するようになっている。
固定部本体84は、第2ユニット支持部材7bの支持部材本体74と同様の形状をしている。
(1)図16(a)に示すように、第1ユニット支持部材7aを第1枠部31に、第2ユニット支持部材7bを第2枠部32および第3枠部33の第1枠部31側にそれぞれ固定する。
(2)最も第1枠部31側に配置される1枚目の第1天井パネルユニット6aの第1係合部材62側を第1枠部31方向に向けるとともに、図11に示すように、天井パネル61の下端面を、第2ユニット支持部材7bのパネル受部74bに受けられるとともに、第3係合部材64の係合部本体64bがユニット係止部74cの下方に配置されるようにセットし、図8および図16(b)に示すように、第1天井パネルユニット6aを第1枠部31方向にスライドさせて、図9に示すように、係合突部62dを第1ユニット支持部材7aの係合突部係合部72にはまり込むようにする。
(3)図17(a)および図9に示すように、第2係合部材63の梁固定部63bの固定部本体63dを上方から臨むように、横梁材9aを第2ユニット支持部材7b間に掛け渡し、横梁材9aの両端を図11に示すように第2ユニット支持部材7bにビス固定する。
なお、横梁材9aは、図9に示すように、第1天井パネルユニット6aをスライドさせて所定位置にセットする前に予め第2ユニット支持部材7b間に掛け渡された状態となっていても構わない。
(4)図17(a)および図10に示すように、固定部本体63dを横梁材9aにビスで間欠的に固定する。すなわち、この固定によって、1枚目の第1天井パネルユニット6aが所定の設置位置に固定される。
(5)図9に示すように、1枚目と同様にして、2枚目の第1天井パネルユニット6aを天井パネル61の長手方向の両側が、第2ユニット支持部材7bに支持された状態で、上記のようにして固定された第1天井パネルユニット6a側にスライド移動させ、図10に示すように、2枚目の第1天井パネルユニット6aの係合突部62dを1枚目の第1天井パネルユニット6aの係合溝63fにはまり込ませたのち、図10に示すように、2枚目の第1天井パネルユニット6aの固定部本体63dを横梁材9aにビスで間欠的に固定する。この状態で、1枚目の第1天井パネルユニット6aの天井パネル61と、2枚目の第1天井パネルユニット6aの天井パネル61とが1.5mm程度と極僅かな隙間を介して端面が突き合った状態になる。
(6)図17(c)および図18(a)に示すように、(5)と同様にして3枚目および4枚目の第1天井パネルユニット6aを所定位置に固定する。
(7)図18(b)示すように、第4枠部34に第1受け部材7cをビス固定するとともに、第2受け部材8aを第2枠部32と第3枠部33の、4枚目の第1天井パネルユニット6aと第1受け部材7cの間に2つずつビス固定する。
(8)図12に示すように、第2天井パネルユニット6bの第1係合部材62の係合突部62dを4枚目の第1天井パネルユニット6aの係合溝63fに係合させた状態で、係合突部62dの先端を支点にして、第4係合部材65側を上方に持ち上げ、第4係合部材65の溝部65cの上底を第1受け部材7cのパネル固定部75bに突き当てた状態で、図13に示すように溝部65cの上底をパネル固定部75bにビス固定する。
(9)図14に示すように、固定部材8bを第2受け部材8aの下方に配置するとともに、
固定部材8bを第2枠部32あるいは第3枠部33の壁面に沿わせながら上方に持ち上げ、図15に示すように、位置決め部85を位置決めスリットSにスライド嵌合させたのち、
の下端開口を臨むように配置させた状態で、固定部本体84をユニット係止部82にビス固定する。
(10)図13に示すように、蓋部材66を蓋本体部66aが第4係合部材65の溝部63cの下端開口を塞ぐように第4係合部材65に装着する。この装着によって、第4係合部材65の溝部63cおよび固定用ビスが天井5aの下方から見えなくなる。
(11)図11および図15に示すように、蓋部材66を蓋本体部66aが凹溝72bおよび固定部本体84の凹溝の下端開口を塞ぐように、第2天井パネルユニット6bの第1枠部62側端から固定部材6bの第4枠部34側端まで装着する。この装着によって、横梁材9aの固定用ビスおよび第2受け部材8aと固定部材8bとの固定用ビスが天井5aの下方から見えなくなるとともに、第2天井パネルユニット6bと固定部材8bの継ぎ目部分も見えなくなる。
(1)天井5a形成部の下側からの作業のみで天井5aを作製することができる。
(2)終端部の第2天井パネルユニット6b以外は、すなわち、4枚の第1天井パネルユニット6aが両側の第2ユニット支持部材7bに、その長手方向の両側を支持された状態でスライド移動させるだけで、所定の位置にセットすることができる。したがって、第1天井パネルユニット6aをビス固定する間、第1天井パネルユニット6aを下側から支えなくてもよいので、作業性がよい。
(3)第1天井パネルユニット6bが横梁材9aに固定されているため、天井パネル61の垂れ下がりが防止できる。
図20に示すように、この第1天井パネルユニット6cは、天井パネル61の撓み防止のために、天井パネル61の上面にアルミニウムあるいはアルミニウム合金製の四角筒形をした型材で形成された補強バー67を接着固定した以外は、上記第1天井パネルユニット6aと同様の構成をしている。
また、この第1天井パネルユニット6cの装着部の補強バー67の直上部分に、横梁材9aを両側の第2パネル支持部材7b間に掛け渡すとともに、両端を第2パネル支持部材7bに固定しておくようにすれば、強風による吹き上がり等によって天井パネル61が吹き上げられようとしても、補強バー67が直上の横梁材9aによって押さえられるので、天井パネル61がひずむことがない。
なお、補強バー67は、木、金属、合成樹脂、無機材料、あるいはこれらの複合材料が挙げられ、中実でも構わない。
図21に示すように、この第2天井パネルユニット6dは、天井パネル61の撓み防止のために、天井パネル61の上面に上記第1天井パネルユニット6cと同様の補強バー67が接着固定されているとともに、横梁材9aが、第3係合部材64間に掛け渡されるとともに、補強バー67にビス固定されている以外は、上記第2天井パネルユニット6bと同様になっている。
図22に示すように、このカーポートBは、屋根部R2がアーチ状になっていて、天井5bが、図32に示すように、4枚の第1天井パネルユニット6e、4枚の第2天井パネルユニット6f、1枚の第3天井パネルユニット6g、1枚の第6天井ユニット6hを用いて以下のようにして形成される。
第2天井パネルユニット6fは、図24に示すように、天井パネル61の長手方向の他端に、第3係合部材64に代えて、第1係合部材62をリベット60で固定した以外は、第1天井パネルユニット6aと同様の構成になっている。
第3天井パネルユニット6hは、図26に示すように、天井パネル61の長手方向の他端に、第3係合部材64に代えて、第1係合部材62をリベット60で固定した以外は、第2天井パネルユニット6bと同様の構成になっている。
(1)図29(a)に示すように、上記カーポートAと同様に、躯体枠部3bの第1枠部31に第1ユニット支持部材7aを、第2枠部32および第3枠部33に第2ユニット支持部材7bをビス固定する。
(2)図29(b)に示すように、1枚目の第1天井パネルユニット6eを天井パネル61および第3係合部材64が第2枠部32の第2ユニット支持部材7bに支持されるとともに、図示していないが、上記第1天井パネルユニット6aと同様に、第1天井パネルユニット6eの第1係合部材62の係合突部62dが第1ユニット支持部材7aの係合突部係合溝72にはまり込むように設置する。
(3)図30(a)に示すように、横梁材9aを第2ユニット支持部材7b間に掛け渡すとともに、横梁材9aの端部を第2ユニット支持部材7bにビス固定した状態で、第1天井パネルユニット6eの天井パネル61の長辺側に設けられた第2係合部材63の固定部本体63dを図22に示すように横梁材9aにビス固定する。
(4)図30(b)に示すように、第1天井パネルユニット6eの短辺側に設けられた第2係合部材63の固定部本体63d上に縦梁材9bを配置し、図示していないが、縦梁材9bの一端を、第1ユニット支持部材7aのユニット係止部73の上面に受けさせてユニット係止部73にビス固定するとともに縦梁材9bの他端を断面L形の金具72を介して横梁材9aの側面にビス固定する。
(5)図22および図27に示すように、縦梁材9bに第1天井パネルユニット6eの短辺側に設けられた第2係合部材63の固定部本体63dをビス固定する。
(6)図22に示すように、天井パネル61および第3係合部材64が第3枠部33の第2ユニット支持部材7bに支持されるとともに、天井パネル61の短辺側に設けられた第1係合部材62の係合突部62dを第1天井パネルユニット6eの天井パネル61の短辺側の第2係合部材63の係合溝63fに係合させながら、図31(a)に示すように、1枚目の第2天井パネルユニット6fを、矢印方向にスライドさせて、第2天井パネルユニット6gの第1係合部材62の係合突部62dを第1ユニット支持部材7aの係合突部係合溝72にはまり込ませる。
(7)第2天井パネルユニット6fの第2係合部材63の固定部本体63dを図22に示すように横梁材9aにビス固定する。
(8)図31(b)に示すように、2枚目の第1天井パネルユニット6eを天井パネル61および第3係合部材64が第2枠部32の第2ユニット支持部材7bに支持されるとともに、図示していないが、上記第1天井パネルユニット6aと同様に、1枚目の第1天井パネルユニット6eの長辺側の第2係合部材63の係合溝63fに係合突部62dを係合するように設置する。
(9)横梁材9aを第2ユニット支持部材7b間に掛け渡すとともに、横梁材9aの端部を第2ユニット支持部材7bにビス固定した状態で、2枚目の第1天井パネルユニット6eの天井パネル61の長辺側に設けられた第2係合部材63の固定部本体63dを図22に示すように横梁材9aにビス固定する。
(10)2枚目の第1天井パネルユニット6eの天井パネル61の短辺側の第2係合部材63の固定部本体63d上に縦梁材9bを配置し、その両端を両側の横梁材9aにそれぞれL字金具92を介してビス固定する。
(11)図示していないが、2枚目の第2天井パネルユニット6fの天井パネル61および第3係合部材64が第3枠部33の第2ユニット支持部材7bに支持されるとともに、天井パネル61の短辺側に設けられた第1係合部材62の係合突部62dを第1天井パネルユニット6eの天井パネル61の短辺側の第2係合部材63の係合溝63fに係合させながら、1枚目の第2天井パネルユニット6f側にスライドさせて、1枚目の第2天井パネルユニット6fの長辺側の第2係合部材63の係合溝63fに、2枚目の第2天井パネルユニット6fの長辺側の第1係合部材62の係合突部62dをはめ込む。
(12)2枚目の第2天井パネルユニットの長辺側の第2係合部材63の固定部本体63dを横梁材9aにビス固定する。
(13)上記(10)〜(12)の工程を繰り返し、3枚目、4枚目の第1天井パネルユニット6e,第2天井パネルユニット6fを所定の位置に固定する。
(14)図28に示すように、第1受け部材7cを第4枠部34にビス固定するとともに、図示していないが、上記第1の実施の形態と同様にして、第2受け部材8aを第2枠部32および第3枠部33にそれぞれビス固定する。
(15)図28に示すように、第3天井パネルユニット6gの長辺側の第1係合部材62の係合突部62dを4枚目の第1天井パネルユニット6eの長辺側の第2係合部材63の係合溝63fに係合させるとともに、上記第1の実施の形態と同様に、第4係合部材65の端部固定部65bを第1受け部材7cにビス固定する。
(16)図示していないが、第1の実施の形態と同様にして第2枠部32側の固定部材8bを第2受け部材8aに固定する。
(17)縦梁材9bを第3天井パネルユニット6gの短手側の第2係合部材63の固定部本体63d上に配置し、その一端を第1受け部材7cに受けさせるとともに、L字金具92を介して他端を横梁材9aにビス固定する。
(18)縦梁材9bに第3天井パネルユニット6gの短手側の第2係合部材63の固定部本体63dをビス固定する。
(19)第4天井パネルユニット6hの長辺側の第1係合部材62の係合突部62dを4枚目の第2天井パネルユニット6fの第2係合部材63の係合溝63fにはめ込むとともに、第4係合部材65の端部固定部65bを第1受け部材7cのパネル固定部75bに当接させた状態で第4天井パネルユニット6hの短手側の第1係合部材62の係合突部62dが第3天井パネルユニット6gの短手側の第2係合部材63の係合溝63fにはまり込むまで第4天井パネルユニット6hを第3天井パネルユニット6g側にスライドさせる。
(20)第4係合部材65の端部固定部65bを第1受け部材7cのパネル固定部75bにビス固定する。
(21)第3枠部33側の固定部材8bを第2受け部材8aにビス固定する。
(22)第1の実施の形態と同様にして蓋部材66を装着する。
上記の実施の形態では、カーポートの天井構造であったが、本発明の天井構造は、他の屋外施設の天井だけでなく、既存の家屋の天井リフォームにも用いることができる。
上記の実施の形態では、各係合部材がリベットを用いて天井パネルに固定されていたが、リベットの代わりにビスや接着剤を用いても構わない。
1a 屋根部
2 支柱
3a 躯体枠部
31 第1枠部
32 第2枠部
33 第3枠部
34 第4枠部
4a 屋根本体部
40 屋根材支持枠部
41 垂木
42 屋根材
43 前枠
44 後枠
44a 横樋部
5a、5b 内天井
6a 第1天井パネルユニット
6b 第2天井パネルユニット
6c 第1天井パネルユニット
6d 第2天井パネルユニット
6e 第1天井パネルユニット
6f 第2天井パネルユニット
6g 第3天井パネルユニット
6h 第4天井パネルユニット
60 リベット
61 天井パネル
62 第1係合部材
62a ベース部
62b 係合部本体
62c 立上り部
62d 係合突部
63 第2係合部材
63a ベース部
63b 梁固定部
63c 立上り部
63d 固定部本体
63e ビス挿通孔
63f 係合溝
64 第3係合部材
65 第4係合部材
65a ベース部
65b 端部固定部
65c 固定部本体
66 蓋部材
66a 蓋本体
66b 弾性嵌合部
67 補強バー
7a 第1ユニット支持部材(奥行き受け材)
7b 第2ユニット支持部材
7c 第1受け部材
71 枠固定部
72 係合突部係合部
72a 係合溝
73 ユニット係止部
74 支持部材本体
74a 梁受部
74b パネル受部
74c ユニット係止部
74d 凹溝
75a 枠固定部
75b パネル固定部
8a 第2受け部材
8b 固定部材
81 枠固定部
81a スリット形成部
82 ユニット係止部
83 連結部
84 固定部本体
85 位置決め部
9a 横梁材
9b 縦梁材
92 L字金具
R1、R2 屋根面
S 位置決めスリット
Claims (5)
- 第1枠部、この第1枠部に直交する第2枠部および第3枠部と、前記第1枠部に平行な第4枠部からなる矩形をして、複数の支柱によって支持された躯体枠部を有し、
矩形をした天井パネルと、この天井パネルの端縁に一体化された係合部材を備えた複数の天井パネルユニットが、前記第1枠部側から第4枠部側に向かって少なくとも1列に複数枚並べられるとともに、隣接して配置された天井パネルユニットの係合部材同士が係合して天井パネルが位置決めされている建物の天井構造であって、
前記天井パネルの端縁を下方から水平に受ける天井パネル受部と、この天井パネル受部の上方に天井パネル受部に対向して設けられたユニット係止部を備えるユニット支持部が、前記天井パネル受部の上面が同一平面上に配置されるように前記第1枠部、前記第2枠部および第3枠部に沿ってそれぞれ設けられているとともに、
前記第2枠部および第3枠部の前記ユニット支持部の第4枠部側の端縁と、第4枠部との間に、前記第4枠部に沿うように配置される終端側天井パネルユニットが入り込む幅の隙間部が形成されていて、
前記終端側天井パネルユニット以外の天井パネルユニットは、天井パネルの矩形の少なくともいずれかの1つの辺が前記ユニット支持部の天井パネル受部に支持されるとともに、その辺に設けられた係合部材の少なくとも一部が、前記ユニット係止部に上方向の動きが規制された状態に支持され、
前記終端側天井パネルユニットは、天井パネルの第4枠部側端縁に沿って端部固定部を備え、
この端部固定部の天井パネルから第4枠部側に張り出して設けられた部分が前記第4枠部側に設けられた固定部に受けられた状態で固定されていることを特徴とする建物の天井構造。 - 終端側天井パネルユニットの端部固定部材が、第4枠部側端縁に沿って天井パネルから第4枠部側に張り出し、上方に凸となる固定溝部を有し、前記固定溝部の上底が、前記第4枠部から張り出すように設けられた固定部にビス止めされ、
板状をした蓋本体とこの蓋本体の一側面に設けられた1対の弾性嵌合部を備えた蓋部材が、前記弾性嵌合部が前記固定溝部内に弾性嵌合するとともに、前記蓋本体が、前記固定溝部全体を覆い、蓋本体の下面が前記天井パネルの下面と面一となるように装着されている請求項1に記載の建物の天井構造。 - 終端側天井パネルユニットは、第2枠部および第3枠部に沿う天井パネルの端縁が、前記第2枠部または第3枠部にビス固定した受け部材によって下方から支持されている請求項1または請求項2に記載の建物の天井構造。
- 横梁材が、隣接する天井パネルユニットの係合部材の係合部上方を臨むように、第2枠部に沿うユニット支持部と、第3枠部に沿うユニット支持部間に掛け渡されていて、
各天井パネルユニットの第1枠部側に係合部材に設けられた横梁固定部が、前記横梁材にビス固定されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の建物の天井構造。 - 天井パネルユニットが複数列並設されていて、縦梁材が、第2枠部に直交する方向に隣接する天井パネルユニットの係合部材の係合部上方を臨むとともに、一端が横梁材に固定され、他端が隣接する横梁材、第1枠部および第4枠部のいずれかに固定されるとともに、
前記第2枠部に直交する方向に隣接する天井パネルユニットのいずれか一方の天井パネルユニットの係合部材に設けられた縦梁固定部が前記縦梁材にビス固定されている請求項4に記載の建物の天井構造。
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