JP2019025866A - 木質内装仕上げ材 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明における面取り加工には、面取り加工によって形成される傾斜面(C面)や断面円弧状の曲面(R面)の下端が、木部2の下端より上方に位置する場合と、面取り加工によって形成される傾斜面(C面)や断面円弧状の曲面(R面)の下端が、木部2の下端に達している場合の両者が含まれる。C加工によって形成される傾斜面(C面)は、上面Uに対する傾斜角度は45度に限られず、例えば30度以上60度以下の範囲の任意の角度とすることができる。
第1層21を構成する単板は、繊維の配向方向が木質内装仕上げ材1の長手方向Xと平行であることが好ましく、第2層22を構成する単板は、繊維の配向方向が、木質内装仕上げ材1の幅方向Yと平行であることが好ましい。第3層23を構成する単板は、繊維の配向方向が、第1層21を構成する単板の繊維の配向方向と平行でも非平行であっても良いが、平行であることが好ましく、第3層23を構成する単板の繊維の配向方向も、木質内装仕上げ材1の長手方向Xと平行であることがより好ましい。
また各単板の原料木材の樹種は、針葉樹でも広葉樹でも良く、例えば、オーク、チーク、ウォルナット、ファルカタ、レッドラワン、タモ、ニレ、カバ、スギ、ヒノキ、ヒバ、ホワイトウッド、オウシュウアカマツ等を用いることができるが、木質内装仕上げ材1の表面に、比較的綺麗な木目が表れるようにして木質感を高める観点から、各単板の原料木材、特に第1層21を構成する単板の原料木材は、オーク、チーク、ウォルナット等の広葉樹であることが好ましい。
また、第1層21を形成する単板の厚みt21は、木部2の厚みT2に対して、木質内装仕上げ材1の幅方向における端部に施された面取り加工部に、比較的綺麗な木目が表れるようにして木質感を高める観点から、15%以上であることが好ましく、より好ましくは25%以上であり、更に好ましくは30%以上であり、木質内容仕上げ材1を薄くまたは軽くして床等の既存の内装仕上げ材の上から直接改修施工し易くし施工性を向上させるとともに木質内装仕上げ材1の反りを軽減する観点から、45%以下であることが好ましく、より好ましくは40%以下であり、更に好ましくは35%以下である。
同様の観点から、第3層23を形成する単板の厚みt23は、木部2の厚みT2に対して、15%以上であることが好ましく、より好ましくは25%以上であり、更に好ましくは30%以上であり、木質内容仕上げ材1を薄くまたは軽くし施工性を向上させる観点(例えば床等の既存の内装仕上げ材の上から直接改修施工し易くする観点)、及び木質内装仕上げ材1の反りを軽減する観点から、45%以下であることが好ましく、より好ましくは40%以下であり、更に好ましくは35%以下である。
接合部層4として、発泡ポリエチレンからなる軟質シートを用いる場合、接合部層4と第3層とは、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤により接合されていることが好ましい。接合部層4として軟質シートを用いることにより、木質内装仕上げ材1を施工する下地に不陸が発生している場合であっても、軟質シートからなる接合部層4が該不陸の凹凸に合わせて変形し易く、木質内装仕上げ材1を容易に下地に施工することができる。
木質内装仕上げ材1の厚みを薄くしても、反りや突き上げが発生し難いため、薄くすることによって、新設の床面及び既存の床面のいずれにも好ましく用いることができる。例えば、既存のフローリング製の床面上に、直接、木質内装仕上げ材1を並べて配置することにより、低コストで床面を改修することが可能である。また、木部2や全体の厚みを薄くできるため、木質内装仕上げ材の軽量化が可能で、施工も容易となる。
なお、本発明の木質内装仕上げ材は、既存の床面上に直接配置する使用方法に限定されず、住宅や非住宅に新設する床の床下地材上に仕上げ材として用いても良い。
また、本実施形態では、木部2の端部2eは、小曲率端部eRの曲率半径Rと大曲率端部erの曲率半径rとを有しているが、1種類の曲率半径のみを有していてもよい。また、木部2の端部2eにはC面加工が施されていてもよい。
2 木部
2e木部の端部
21 第1層
21e 第1層の端部
22 第2層
22e 第2層の端部
23 第3層
23e 第3層の端部
4 接合部層
5溝
eR 小曲率端部
R 小曲率端部の曲率半径
er 大曲率端部
r 大曲率端部の曲率半径
X 木質内装仕上げ材の長手方向
Y 木質内装仕上げ材の幅
Claims (7)
- 単板からなる第1層と、第1層の裏面側に配された単板からなる第2層と、第2層の裏面側に配された単板からなる第3層とを含む積層構造を有する木部を備える木質内装仕上げ材であって、
第2層の単板の繊維の配向方向は、第1層の単板の繊維の配向方向と異なっており、
第3層の単板の繊維の配向方向は、第2層の単板の繊維の配向方向と異なっており、
前記木質内装仕上げ材の幅方向における前記木部の端部に面取り加工が施されている、木質内装仕上げ材。 - 第1層の厚みが、前記木部の厚みの15%以上である、請求項1に記載の木質内装仕上げ材。
- 前記木部の厚みが0.5mm以上6.0mm以下である、請求項1又は2に記載の木質内装仕上げ材
- 前記木質内装仕上げ材の幅方向における第1層の端部の曲率半径が、該幅方向における第2層の端部の曲率半径よりも大きい、請求項1〜3の何れか1項に記載の木質内装仕上げ材。
- 前記木部の裏面側に接合部層を備えている、請求項1〜4の何れか1項に記載の木質内装仕上げ材。
- 接合部層は、軟質シートにより形成されている、請求項1〜5の何れか1項に記載の木質内装仕上げ材。
- 接合部層は、接着シートにより形成されている、請求項1〜5の何れか1項に記載の木質内装仕上げ材。
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2017
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