JP2019025817A - 付加製造装置用水硬性組成物、および鋳型の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、強度発現性、特に早期強度発現性が高く、鋳物の製造においてガスや黒鉛球状化不良による欠陥の発生が少ない付加製造装置用水硬性組成物等を提供する。【解決手段】本発明の付加製造装置用水硬性組成物は、カルシウムアルミネートを50〜100質量%含む結合材100質量部に対し、ポリマーを2〜12質量部含有するものである。また、本発明の鋳型の製造方法は、付加製造装置と本発明の付加製造装置用水硬性組成物を用いて鋳型を造形する方法である。【選択図】なし

Description

本発明は、付加製造装置(3Dプリンタ)を用いて造形物を製造するための付加製造装置用水硬性組成物と、該組成物を用いた鋳型の製造方法に関する。
鋳造は、溶融した金属を鋳型に注入して鋳物を製造する伝統的な金属加工法である。この鋳造に用いる自硬性鋳型は、使用する粘結材(結合材)に応じて有機系と無機系があり、このうち無機系は、主に水ガラス系とセメント系がある。ただし、セメント系自硬性鋳型は、鋳込み温度によっては、含まれる石膏が熱分解してガスが発生して、鋳物に欠陥が生じ、美観や機能が損なわれる。また、この鋳型の製造は、模型や木型の作製が前工程として必須であるが、この前工程には時間とコストがかかる。
そこで、鋳物の美観等が損なわれず、該前工程が不要な鋳型の製造手段が望まれる。
ところで、最近、付加製造装置が、迅速かつ精密な造形手段として注目されている。この付加製造装置のうち、例えば、粉末積層成形装置は、粉末を平面の上に敷き詰めた後、該粉末に水性バインダを噴射して固化した固化物を、垂直方向に順次積層して造形する装置である。この装置の特徴は、3次元CAD等で作成した立体造形のデータを多数の水平面に分割し、これらの水平面の形状を順次積層して、造形物を製造する点にある。
そこで、前記装置を用いて鋳型を製造できれば、前記の前工程は不要になり、作業時間とコストを削減できると期待される。
例えば、特許文献1は、結合材噴射法(粉末積層成形法)に適した粉末材料を提案している。該材料は、珪砂、オリビン砂、人工砂等の耐火砂に速硬性セメントを粘結材として所定の量を配合して混練したもので、これに水性バインダを加えて固化および積層して造形物を製造する。
この結合材噴射法を用いて製造した造形物は、製造直後の運搬時の破損を防止して、製造量や良品を確保するためには、早期強度発現性が高く、かつ鋳物の製造時においても高い強度が求められる。
また、特許文献2に記載の造形用材料は、骨材と、該骨材を結着させるバインダである粉状前駆体とを混合した粉末固着積層法用の造形用材料であって、前記骨材の含有率は70重量%以上であり、前記粉状前駆体はセメント等である。
しかし、石膏を比較的多く含む前記造形用材料を鋳型に用いると、高温下で硫黄酸化物等のガスが発生してブローホール等の欠陥が生じ易く、また黒鉛の球状化阻害による欠陥が生じる場合がある。一方、石膏を多く含まないセメントでは、充分な早期強度発現性が得られ難い。
このように、セメント系材料を付加製造装置用の鋳型製造用材料として用いた場合、硫黄酸化物等のガスや、黒鉛球状化不良による鋳造欠陥の発生防止と、早期強度発現性を両立することは困難であった。
特開2011−51010号公報 特開2010−110802号公報
したがって、本発明は、強度発現性、とくに早期強度発現性が高く、鋳物の製造においてガスや黒鉛球状化不良による欠陥の発生が少ない付加製造装置用水硬性組成物等を提供することを目的とする。
本発明者は、前記課題を解決するために鋭意検討した結果、カルシウムアルミネートを、特定割合含む結合材100質量部に対し、ポリマーを特定割合含有する水硬性組成物は、前記目的を達成できることを見い出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、下記の構成を有する付加製造装置用水硬性組成物等である。
[1]カルシウムアルミネートを50〜100質量%含む結合材100質量部に対し、ポリマーを2〜12質量部含有する、付加製造装置用水硬性組成物。
[2]前記カルシウムアルミネートが非晶質カルシウムアルミネートである、前記[1]に記載の付加製造装置用水硬性組成物。
[3]前記ポリマーがポリビニルアルコールである、前記[1]または[2]に記載の付加製造装置用水硬性組成物。
[4]前記ポリビニルアルコールのケン化度が80〜90モル%である、前記[3]に記載の付加製造装置用水硬性組成物。
[5]前記ポリビニルアルコールの粒度が、目開き90μmふるいの残分で10質量%以下である、前記[3]または[4]に記載の付加製造装置用水硬性組成物。
[6]前記結合材が、結合材全体を100質量%として、JIS R 5210に準拠して測定した凝結(始発)が3時間30分以内のセメントを50質量%以下含む、前記[1]〜[5]のいずれかに記載の付加製造装置用水硬性組成物。
[7]前記結合材が、結合材全体を100質量%として、石膏を無水石膏換算で50質量%以下含む、前記[1]〜[6]のいずれかに記載の付加製造装置用水硬性組成物。
[8]付加製造装置と前記[1]〜[7]のいずれかに記載の付加製造装置用水硬性組成物を用いて鋳型を造形する、鋳型の製造方法。
[9]前記鋳型の養生温度が10〜80℃である、前記[8]に記載の鋳型の製造方法。
本発明の付加製造装置用水硬性組成物は、強度発現性と耐熱性が高いため、鋳型に用いた場合、鋳造時のガスの発生が少なく、欠陥のない鋳物を製造できる。
本発明は、前記のとおり、カルシウムアルミネートを50〜100質量%含む結合材100質量部に対し、ポリマーを2〜12質量部含有する、付加製造装置用水硬性組成物(以下「水硬性組成物」と略すこともある。)等である。
以下、本発明について、結合材の必須の成分であるカルシウムアルミネートと、任意の成分であるセメント等に分けて詳細に説明する。
1.カルシウムアルミネート
該カルシウムアルミネートは、12CaO・7Al、3CaO・Al23、11CaO・7Al23・CaF2、Na2O・8CaO・3Al23、および非晶質カルシウムアルミネート等から選ばれる1種以上が挙げられる。これらの中でも、好ましくは、早期強度発現性がより高いため、非晶質カルシウムアルミネートである。また、前記非晶質カルシウムアルミネートは、CaOとAlを主成分とし、さらに、Na、K、SまたはFeから選ばれる1種以上を含むことができる。
非晶質カルシウムアルミネートは、原料を溶融した後、急冷して製造するから、実質的に結晶構造を有せず、通常、そのガラス化率は80%以上であり、ガラス化率が高い程、早期強度発現性は高いため、ガラス化率は好ましくは90%以上である。
本発明で用いるカルシウムアルミネートのCaO/Alのモル比は、好ましくは1.5〜3.0、より好ましくは1.7〜2.4である。該モル比が1.5以上で水硬性組成物の早期強度発現性が高く、3.0以下で水硬性組成物の耐熱性が高い。
また、カルシウムアルミネートと、任意の成分であるセメントおよび石膏等を含む結合材の合計を100質量%として、カルシウムアルミネートの含有率は50〜100質量%である。該値が50質量%以上であれば、水硬性組成物の早期強度発現性と耐熱性が高い。なお、該値は、好ましくは60〜100質量%、より好ましくは70〜100質量%、さらに好ましくは80〜95質量%である。
また、カルシウムアルミネートのブレーン比表面積は、充分な早期強度発現性を得るとともに粉塵の発生を抑制するために、好ましくは1000〜6000cm/g、より好ましくは1500〜5000cm/gである。なお、カルシウムアルミネートのブレーン比表面積は、付加製造装置での敷きならしが均一で、かつ、鋳型の強度が低下しないためには、さらに好ましくは1000〜2500cm/g、特に好ましくは1500〜2000cm/gである。
2.セメント
セメントは結合材の任意の成分であり、JIS R 5210に準拠して測定した凝結(始発)が3時間30分以内であれば、鋳型の製造時から3時間後の早期の強度発現性が高いため好ましく、該凝結(始発)は1時間以内がより好ましい。
結合材中のセメントの含有率は、早期強度発現性の向上のため、結合材全体を100質量%として、好ましくは50質量%以下、より好ましくは30質量%以下、さらに好ましくは20質量%以下、特に好ましくは10質量%以下である。
また、セメント中の珪酸カルシウムの含有率は、好ましくは25質量%以上である。該含有率が25質量%以上あれば、材齢1日以後の強度発現性が高く、また長期強度発現性が必要な場合、該含有率は、好ましくは45質量%以上である。
本発明で用いるセメントは、速硬セメント、超速硬セメント、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント、白色ポルトランドセメント、エコセメント、高炉セメント、フライアッシュセメント、およびセメントクリンカー粉末から選ばれる1種以上が挙げられる。なお、本発明では、セメントクリンカー粉末もセメントに含める。
これらの中でも、早期強度発現性が高いため、好ましくは、凝結(始発)が30分以内である速硬性セメント、超速硬セメント、または止水セメントである。なお、速硬性セメント等の市販品は、スーパージェットセメント(太平洋セメント社製)、ジェットセメント(住友大阪セメント社製)、ライオンシスイ(登録商標、住友大阪セメント社製)、またはデンカスーパーセメント(デンカ社製)が挙げられる。
3.石膏
石膏は結合材の任意の成分であり、無水石膏、半水石膏、および二水石膏から選ばれる1種以上が挙げられる。これらの中でも、半水石膏は早期強度発現性がより高いために好ましい。
結合材中の石膏の含有率は、強度の向上や、鋳物の製造時においてガスや黒鉛球状化不良を防止するため、結合材全体を100質量%として、好ましくは無水石膏換算で50質量%以下、より好ましくは30質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下、特に好ましくは5質量%以下である。また、結合材中の石膏の含有率は、早期強度発現性を向上させるため、結合材全体を100質量%として、好ましくは無水石膏換算で0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上である。
また、前記石膏はセメント中に含まれる石膏でもよく、セメント中の石膏の含有率が無水石膏換算で5質量%以上含むような超速硬セメント(例えば、太平洋セメント社製スーパージェットセメント)は、カルシウムアルミネートと混合して結合材として用いることで、より早期強度発現性が向上する。
4.ポリマー
本発明の水硬性組成物中のポリマーの含有割合は、水硬性組成物の強度をより高めるために、結合材100質量部に対し固形分換算で2〜12質量部である。ポリマーの含有割合が2質量部未満では、強度の向上効果は低く、また、12質量部を越えると、造形物の収縮により、形状によっては変形やひび割れが生じ、また形状が複雑な鋳型が製造できない場合がある。なお、ポリマーの含有割合は、結合材100質量部に対し、より好ましくは3〜12質量部、さらに好ましくは4〜10質量部である。
前記ポリマーは、ポリマーの形態で示せば、JIS A 6203に規定するポリマーディスパージョンや再乳化粉末樹脂等であり、また、ポリマーの種類で示せば、ポリアクリル酸エステル、エチレン・酢酸ビニル共重合体、スチレン・ブタジエン共重合体、酢酸ビニル・バーサチック酸ビニルエステル共重合体、酢酸ビニル・バーサチック酸ビニル・アクリル酸エステル3元共重合体、ポリビニルアルコール、マルトデキストリン、エポキシ樹脂、およびウレタン樹脂から選ばれる1種以上が挙げられる。
これらの中でも、早期強度発現性が得られるため、好ましくはポリビニルアルコール(ポリ酢酸ビニルの部分ケン化物または完全ケン化物)であり、さらに好ましくはケン化度が85〜90モル%のポリビニルアルコールである。
また、早期強度発現性が得られるため、好ましくポリビニルアルコールの粒度は、目開き90μmふるいの残分が10質量%以下、より好ましくは目開き75μmふるいの残分が10質量%以下である。したがって、ポリビニルアルコールは、結合材のいずれかまたは複数の結合材の原料と混合粉砕して、粒度調整すると、より細粒で均質に混合でき、早期強度発現性を高めることができる。
前記ポリマーは、粉体の状態で結合材や砂と混合して用いるか、または、後述の水に溶解して用いてもよい。
5.砂
砂は、耐火砂であれば、特に制限されず、珪砂、オリビン砂、ジルコン砂、クロマイト砂、アルミナ砂、および人工砂等から選ばれる1種以上が挙げられる。
また、砂の配合量は、前記結合材100質量部に対し、好ましくは100〜400質量部である。該値が該範囲であれば、耐火性と強度発現性を確保できる。なお、該配合量は、前記結合材100質量部に対し、より好ましくは150〜350質量部、さらに好ましくは200〜300質量部である。
6.硬化促進剤
本発明の水硬性組成物は、強度発現性を向上させるため、さらに任意成分として硬化促進剤を含むことができる。該硬化促進剤は、炭酸アルカリ金属塩、乳酸アルカリ金属塩、乳酸アルカリ土類金属塩、およびケイ酸アルカリ金属塩から選ばれる1種以上である。これらの硬化促進剤は、ポリマーの含有割合が、結合材100質量部に対し2〜6質量部である水硬性組成物において強度発現性の向上効果が高い。また、これらの硬化促進剤は、後述の養生温度が10〜40℃と低い場合において、強度発現性の向上効果が高い。
そして、(i)前記炭酸アルカリ金属塩は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、および炭酸リチウムから選ばれる1種以上が挙げられる。また、(ii)前記乳酸アルカリ金属塩は、乳酸ナトリウム、乳酸カリウム、および乳酸リチウムから選ばれる1種以上が挙げられる。(iii)前記乳酸アルカリ土類金属塩は、乳酸カルシウム、および乳酸マグネシウムから選ばれる1種以上が挙げられる。また、(vi)前記ケイ酸アルカリ金属塩は、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、およびケイ酸リチウムから選ばれる1種以上が挙げられる。
前記硬化促進剤の含有割合は、結合材100質量部に対し、好ましくは3〜10質量部である。硬化促進剤の含有割合が該範囲内であれば、迅速な造形のための早期強度発現性と取扱い可能な強度を確保できる。なお、硬化促進剤の含有割合は、結合材100質量部に対し、より好ましくは4〜9質量部、さらに好ましくは5〜8質量部である。硬化促進剤は、予め水硬性組成物に混合するほか、付加製造装置から供給される水に溶解して用いることもできる。
7.その他
造形後に残った水硬性組成物の未硬化の粉末を、造形物から除去する作業(デパウダー)を容易にするために、本発明の水硬性組成物は、さらに、結合材の合計100質量部に対し、任意の成分として疎水性フュームドシリカを0.1〜2質量部、より好ましくは0.5〜1.5質量部含むことができる。ここで、疎水性フュームドシリカとは、フュームドシリカの表面をシランまたはシロキサンで処理して、表面を疎水性にしたシリカ粉末である。
また、水硬性組成物の粉末の除去効率をより高めるため、疎水性フュームドシリカのBET比表面積は、好ましくは30〜300m/gである。疎水性フュームドシリカのBET比表面積が該範囲内であれば、粉体の流動性が向上し、付加製造装置で敷きならした面が平坦で、かつ強度が低下することなく鋳型を軽量化できる。また、造形物の透気性が向上するため鋳物の製造時にガスが発生しても欠陥が生じ難い。また、疎水性フュームドシリカは、粉体の固結の防止や混合性の向上に有効である。
なお、本発明の水硬性組成物は、さらに、強度発現性の調整材等として、高炉スラグ、フライアッシュ、シリカフューム、珪石微粉末、および石灰石粉末等の任意の成分を含んでもよい。
8.鋳型の製造方法
該製造方法は、付加製造装置と本発明の水硬性組成物を用いて、鋳型を製造する方法である。付加製造装置は特に限定されず、粉末積層型付加製造装置等の市販品が使用できる。また、水硬性組成物は、前記の成分を市販の混合機または手作業で混合して調製する。なお、結合材として複数の材料を用いる場合、結合材を予め市販の混合機や手作業で混合したり、粉砕機で混合粉砕してもよい。
また、本発明の鋳型の製造方法において、水/結合材の質量比は、鋳型の強度を確保するために、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.2以上、さらに好ましくは0.25以上である。また、鋳物の製造時に発生する水蒸気を抑制するために、好ましくは0.5以下、より好ましく0.4以下、さらに好ましくは0.35以下である。
水には、必要に応じて、増粘剤、潤滑剤、流動化剤、界面活性剤、および表面張力低減剤から選ばれる1種以上を混合してもよい。
鋳型の養生方法は、気中養生単独、気中養生した後に続けて水中養生する方法、または、表面含浸剤養生等がある。これらの中でも、早期の強度発現と鋳物の製造時に発生する水蒸気の抑制の点から、気中養生単独が好ましい。また、カルシウムアルミネート、セメント、およびポリマーによる強度増進の点から、気中養生の温度は、好ましくは10〜100℃、より好ましくは30〜60℃である。また、気中養生の湿度は、充分な強度発現と生産効率の点から、好ましくは10〜90%、より好ましくは15〜80%、さらに好ましくは20〜60%である。さらに、気中養生時間は、充分な強度発現と生産効率の点から、好ましくは0.5〜10時間、より好ましくは1〜8時間、さらに好ましくは2〜5時間である。
また、前記表面含浸剤養生は、造形物にケイ酸アルカリ水溶液を噴霧するか、または造形物をケイ酸アルカリ水溶液中に浸漬して、造形物の強度を増進させる養生である。
前記ケイ酸アルカリ水溶液中のケイ酸アルカリは、好ましくはケイ酸ナトリウムおよび/またはケイ酸カリウムである。そして、前記ケイ酸アルカリ水溶液中のケイ酸アルカリの含有率は、好ましくは10〜40質量%である。該含有率が10質量%未満ではケイ酸アルカリの浸透量が不充分で強度増進効果は低く、40質量%を超えるとケイ酸アルカリ水溶液の粘性が高くなり浸透性が低下するおそれがある。なお、該含有率は、より好ましくは20〜35質量%である。なかでも早期の強度発現と鋳物の製造時の水蒸気の発生抑制の点から、水/結合材の質量比が、好ましくは0.02以下となるように、ケイ酸アルカリ水溶液を造形物に噴霧する。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
1.使用した材料
(1)カルシウムアルミネート
非晶質のカルシウムアルミネート(略号:CA、)
試製品、CaO/Alのモル比は2.2、ガラス化率は95%以上、ブレーン比表面積は2000cm/gである。
(2)セメント
スーパージェットセメント、太平洋セメント社製、ケイ酸カルシウムの含有率は47質量%、凝結(始発)は30分、ブレーン比表面積は4700cm/gである。ただし、無水石膏を14質量%含む。
(3)石膏
半水石膏、試薬鹿1級、関東化学社製
(4)砂
(i)人工鋳物砂A(略号:砂A)
アルミナ系、商品名 エスパール♯180L、山川産業社製
(ii)人工鋳物砂B(略号:砂B)
アルミナ系、商品名 セラビーズ#1450(登録商標)、伊藤忠セラテック社製
(5)ポリマー
(a)酢酸ビニル共重合体 品番 D5100P、粒度75μm以下、日本合成社製
(b)ポリビニルアルコール 品番 22−88S1(PVA217SS)、ケン化度90%、粒度75μm以下、クラレ社製
(c)ポリビニルアルコール 品番 KP18−88S1、ケン化度85%、粒度63μm以下、クラレ社製
(6)硬化促進剤
(i)炭酸リチウム(略号:LC)
試薬1級、関東化学社製
(ii)乳酸カルシウム(略号:CL)
試薬1級、関東化学社製
(7)疎水性フュームドシリカ(略号:FS)
商品名 AEROSIL RX200(登録商標)、日本アエロジル社製
(8)水
3質量%のグリセロール水溶液(ProJet660Pro用バインダー液)、スリーディシステム社製
2.水硬性組成物、鋳型、およびモルタル供試体の作製
表1に掲載の配合に従い、前記のカルシウムアルミネート、セメント、ポリマー、および砂等を混合して水硬性組成物を作製した。なお、結合材(カルシウムアルミネート、セメント、および石膏の混合物)100質量部に対し、混合砂(砂A:砂B=1:1[質量比])は200質量部用いた。
次に、該水硬性組成物と、付加製造装置として結合材噴射式粉末積層造形装置(商品名: ProJet660Pro スリーディシステム社製)を用いて、結合材噴射法により、断面の寸法が縦10mm、横16mm、および長さ80mmのモルタル供試体を作製した。また、実施例1〜10の水硬性組成を用いて、室温(20℃)、相対湿度60%の条件下で鋳型を作製した後、該鋳型は40℃、相対湿度30%の条件下で3時間、気中養生した。
なお、前記装置による鋳型の製造方法は、水硬性組成物の所定の位置を選択して、ノズルから一定量の水を噴出し、水硬性組成物を固化する方法であり、水/結合材の質量比は0.29〜0.35であった。
3.モルタル供試体の曲げ強度の測定
次に、前記モルタル供試体を気中で、40℃、3時間養生した後、曲げ強度試験機(型番:MODEL-2257、アイコーエンジニアリング社製)を用いて3点曲げ試験を行い、前記モルタル供試体の曲げ強度を測定した。その結果を表1に示す。
表1に示すように、養生温度が40℃で養生時間が3時間の曲げ強度は、比較例2では0.64N/cmと低いのに対し、実施例1〜10では0.89〜2.30N/cmと、比較例2に比べて1.4〜3.6倍も高い。また、硬化促進剤を含む実施例2および4の曲げ強度は、2.06N/cm以上とより高い。
Figure 2019025817
4.鋳物の作製
さらに溶湯アルミニウムを、前記鋳型に流し込んで鋳物を作製したところ、いずれの実施例も表面が平滑な鋳物が製造できた。

Claims (9)

  1. カルシウムアルミネートを50〜100質量%含む結合材100質量部に対し、ポリマーを2〜12質量部含有する、付加製造装置用水硬性組成物。
  2. 前記カルシウムアルミネートが非晶質カルシウムアルミネートである、請求項1に記載の付加製造装置用水硬性組成物。
  3. 前記ポリマーがポリビニルアルコールである、請求項1または2に記載の付加製造装置用水硬性組成物。
  4. 前記ポリビニルアルコールのケン化度が80〜90モル%である、請求項3に記載の付加製造装置用水硬性組成物。
  5. 前記ポリビニルアルコールの粒度が、目開き90μmふるいの残分で10質量%以下である、請求項3または4に記載の付加製造装置用水硬性組成物。
  6. 前記結合材が、結合材全体を100質量%として、JIS R 5210に準拠して測定した凝結(始発)が3時間30分以内のセメントを50質量%以下含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の付加製造装置用水硬性組成物。
  7. 前記記結合材が、結合材全体を100質量%として、石膏を無水石膏換算で50質量%以下含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の付加製造装置用水硬性組成物。
  8. 付加製造装置と請求項1〜7のいずれか1項に記載の付加製造装置用水硬性組成物を用いて鋳型を造形する、鋳型の製造方法。
  9. 前記鋳型の養生温度が10〜80℃である、請求項8に記載の鋳型の製造方法。

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