JP2019025640A - 荷物保持用のハンド部 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物保持用のハンド部において、荷物の重量により、第1保持アーム及び第2保持アームが充分な操作力で互いに接近側に操作されるようにする。
【解決手段】支持部28、支持部28の軸芯P11,P12周りに揺動自在に支持された第1保持アーム21及び第2保持アーム22を備える。第1保持アーム21の基部から第2保持アーム22側に延出された第1操作アーム31と、第2保持アーム22の基部から第1保持アーム21側に延出された第2操作アーム32とを、吊り下げ機構に接続する。第1操作アーム31における吊り下げ機構の接続部分を、第2操作アーム32における吊り下げ機構の接続部分よりも、第2保持アーム22側に配置する。第2操作アーム32における吊り下げ機構の接続部分を、第1操作アーム31における吊り下げ機構の接続部分よりも、第1保持アーム21側に配置する。
【選択図】図4

Description

本発明は、作業者に装着されるアシスト器具や、建物の天井部に支持されたウインチ等において、吊り下げるように使用されるもので、荷物を保持する為のハンド部に関する。
前述のようなハンド部としては、特許文献1に開示されているように、横向きの軸芯周りに揺動自在に支持された第1保持アーム及び第2保持アームが備えられ、第1保持アーム及び第2保持アームにより荷物を挟むようにして、荷物を保持するハンド部がある。ハンド部にワイヤ等の吊り下げ機構が接続されており、吊り下げ機構によりハンド部が昇降駆動される。
特開2016−37362号公報
特許文献1のハンド部では、電動シリンダにより、第1保持アーム及び第2保持アームが揺動駆動される構造となっている。
これにより、構造の簡素化の面から、荷物の重量を利用して、第1保持アーム及び第2保持アームが互いに接近側に操作され、第1保持アーム及び第2保持アームにより荷物を保持するハンド部が考えられている。
本発明は、荷物保持用のハンド部において、荷物の重量により第1保持アーム及び第2保持アームが互いに接近側に操作されるように構成する場合、第1保持アーム及び第2保持アームが充分な操作力で互いに接近側に操作されるようにすることを目的としている。
本発明の荷物保持用のハンド部は、
吊り下げ機構に接続されて吊り下げられる荷物保持用のハンド部であって、
支持部と、前記支持部の横向きの軸芯周りに揺動自在に支持された第1保持アーム及び第2保持アームとが備えられ、
前記第1保持アームの基部から前記第2保持アーム側に延出された第1操作アームと、前記第2保持アームの基部から前記第1保持アーム側に延出された第2操作アームとが備えられ、前記第1操作アーム及び前記第2操作アームに、前記吊り下げ機構が接続されて、
前記第1操作アームにおける前記吊り下げ機構の接続部分が、前記第2操作アームにおける前記吊り下げ機構の接続部分よりも、前記第2保持アーム側に配置され、
前記第2操作アームにおける前記吊り下げ機構の接続部分が、前記第1操作アームにおける前記吊り下げ機構の接続部分よりも、前記第1保持アーム側に配置されて、
前記第1保持アーム及び前記第2保持アームに荷物の重量が掛かると、前記第1操作アーム及び前記第2操作アームにより、前記第1保持アーム及び前記第2保持アームが互いに接近側に操作されて、前記第1保持アーム及び前記第2保持アームの間に荷物が保持される。
本発明によれば、第1保持アーム及び第2保持アームに荷物の重量が掛かると、吊り下げ機構に対して、第1保持アーム及び第2保持アームが下側に移動しようとする。
第1保持アームの第1操作アーム及び第2保持アームの第2操作アームに、吊り下げ機構が接続されているので、第1保持アーム及び第2保持アームの下側への移動により、第1操作アーム及び第2操作アームによって、第1保持アーム及び第2保持アームが互いに接近側に操作される。
本発明によると、第1操作アームにおける吊り下げ機構の接続部分が、第2操作アームにおける吊り下げ機構の接続部分よりも、第2保持アーム側に配置され、第2操作アームにおける吊り下げ機構の接続部分が、第1操作アームにおける吊り下げ機構の接続部分よりも、第1保持アーム側に配置されている。
これにより、第1操作アーム及び第2操作アームが充分に長いものとなるので、第1操作アーム及び第2操作アームによって、テコの原理により充分な操作力で、第1保持アーム及び第2保持アームが互いに接近側に操作される。
以上のように、本発明によると、荷物の重量により第1保持アーム及び第2保持アームが充分な操作力で互いに接近側に操作されて、第1保持アーム及び第2保持アームにより荷物を適切に保持することができるハンド部を得ることができる。
本発明では、
前記支持部において、前記第1保持アームの前記軸芯と、前記第2保持アームの前記軸芯とが互いに離れて配置されていると好適である。
本発明によると、第1保持アームの軸芯と第2保持アームの軸芯とが互いに離れた状態で、前述のように、第1操作アームにおける吊り下げ機構の接続部分が、第2操作アームにおける吊り下げ機構の接続部分よりも、第2保持アーム側に配置され、第2操作アームにおける吊り下げ機構の接続部分が、第1操作アームにおける吊り下げ機構の接続部分よりも、第1保持アーム側に配置されている。
これにより、第1操作アーム及び第2操作アームが充分に長いものとなるのであり、第1操作アーム及び第2操作アームによって、テコの原理により充分な操作力で、第1保持アーム及び第2保持アームが互いに接近側に操作されるようにすることができる。
本発明では、
前記軸芯に沿った方向から視て、前記第1操作アームと前記第2操作アームとが互いに重複するように、前記第1操作アーム及び前記第2操作アームが配置されていると好適である。
本発明によると、第1操作アーム及び第2操作アームが、上下方向に離れて配置されるのではなく、上下方向で略同じ位置に配置されることになるので、第1操作アーム及び第2操作アームをコンパクトに配置することができて、ハンド部の小型化の面で有利なものとなる。
本発明では、
前記第1保持アーム及び前記第2保持アームが、前記支持部から下向きに延出され、
前記第1操作アーム及び前記第2操作アームが、前記第1保持アーム及び前記第2保持アームと交差するように横向きに延出されていると好適である。
本発明によると、第1保持アーム及び第2保持アームが支持部から下側に延出されることにより、第1保持アーム及び第2保持アームに亘る横方向での長さを抑えることができる。第1操作アーム及び第2操作アームが横向きに延出されることにより、第1保持アーム及び第2保持アームの下部から、第1操作アーム及び第2操作アームに亘る上下方向での長さを抑えることができる。このようにして、ハンド部の全体のコンパクト化を図ることができる。
本発明では、
作業者が持つ持ち手部が備えられて、
前記吊り下げ機構が前記持ち手部に接続され、前記持ち手部と前記第1操作アーム及び前記第2操作アームとが接続部材を介して接続されることにより、
前記第1操作アーム及び前記第2操作アームに、前記吊り下げ機構が接続されていると好適である。
本発明によると、作業者が持ち手部を持つことにより、ハンド部全体の移動や姿勢の変更等の操作が行い易くなる。
この場合、吊り下げ機構が持ち手部に接続され、持ち手部と第1操作アーム及び第2操作アームとが接続部材を介して接続されることにより、ハンド部の吊り下げ、並びに、第1操作アーム及び第2操作アームによる第1保持アーム及び第2保持アームの接近側への操作が、無理なく行われるようになる。
本発明では、
前記吊り下げ機構を作動させる為の手動操作部が、前記持ち手部に設けられていると好適である。
本発明によると、吊り下げ機構を作動させてハンド部を昇降させる場合、作業者が持ち手部を持ちながら手動操作部を操作して、吊り下げ機構を作動させることができるので、作業性の良いものとなる。
本発明では、
前記持ち手部に対する前記支持部の上下方向の移動を、予め設定された所定範囲に規制する規制部が 前記持ち手部と前記支持部とに亘って設けられていると好適である。
荷物の重量により第1保持アーム及び第2保持アームが互いに接近側に操作されて、第1保持アーム及び第2保持アームにより荷物を保持する場合、第1保持アーム及び第2保持アームが必要以上に接近側に操作されないように、規制を設けることがある。
本発明によると、持ち手部に対して支持部(第1保持アーム及び第2保持アーム)が下側(離間側)に移動して、第1保持アーム及び第2保持アームが互いに接近側に操作される場合、規制部により、持ち手部に対する支持部の下側への移動が所定範囲で止められることによって、第1保持アーム及び第2保持アームの接近側への操作が止められる。
同様に、持ち手部に対して支持部(第1保持アーム及び第2保持アーム)が上側(接近側)に移動する場合、規制部により、持ち手部に対する支持部の上側への移動が所定範囲で止められる。
本発明によると、持ち手部と支持部とに亘って設けられた規制部により、第1保持アーム及び第2保持アームが必要以上に接近側に操作されない状態を無理なく得ることができる。規制部を持ち手部と支持部とを接続する部材に兼用することもできるので、構造の簡素化の面で有利になる。
作業者がアシスト器具を装着した状態での右側面図である。 作業者がアシスト器具を装着した状態での背面図である。 アシスト器具の斜視図である。 右のハンド部の右側面図である。 右及び左のハンド部の平面図である。 右及び左のハンド部の正面図である。 右及び左のハンド部により荷物を保持する前の状態を示す右側面図である。 右及び左のハンド部により荷物を保持した状態を示す右側面図である。
図1〜図8には、作業者が装着して使用するアシスト器具に、本発明の荷物保持用のハンド部20が取り付けられた状態が示されている。
本発明の実施形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、以下のように記載している。作業者がアシスト器具を装着した状態において、作業者から視て前側が「前」であり、後側が「後」であり、右側が「右」であり、左側が「左」である。
(アシスト器具の全体構成及び本体部)
図1,2,3に示すように、アシスト器具には、作業者の背中部に取り付けられる本体部1、本体部1の上部から上側に延出され前側に延出された右及び左のアーム部2、本体部1の下部に設けられた右及び左の脚作用部3が備えられており、作業者への装着用の取付ベルト4、右及び左の肩ベルト5が備えられている。
本体部1は、右及び左の縦フレーム6、右及び左の縦フレーム6に亘って連結された支持板7等を備えて、枠状となっている。脚作用部3に取付ベルト4が取り付けられ、支持板7の前面の上部に肩ベルト5が取り付けられている。支持板7の後面の上下中間部に制御装置8が取り付けられており、支持板7の後面の下部にバッテリー9が取り付けられている。
図1及び図2に示すように、肩ベルト5に作業者の腕部(肩部)を入れ、取付ベルト4を作業者の腰部に巻き付けて固定することにより、作業者の背中部に本体部1が取り付けられる。
アシスト器具及び荷物B(図7及び図8参照)の重量が取付ベルト4を介して主に作業者の腰部に掛かるのであり、アシスト器具及び荷物Bの重量が作業者の腰部により安定して支持される。右及び左の肩ベルト5は、主に本体部1が作業者の背中部から後方に離れようとする状態を止める機能を発揮する。
(右及び左の脚作用部)
図1,2,3に示すように、脚作用部3は、基部10、伝動ケース11、操作アーム12及び脚ベルト13等を備えている。支持板7の下部に左右方向にスライド自在に基部10が支持されており、基部10の外端部に伝動ケース11が前向きに連結されている。
伝動ケース11の前部の左右方向の横軸芯P1周りに、操作アーム12が揺動自在に支持されており、幅広のベルト状の脚ベルト13が操作アーム12に取り付けられている。複数の平ギヤにより構成された伝動機構(図示せず)が伝動ケース11の内部に備えられて、電動モータ(図示せず)が基部10の内部に備えられており、電動モータにより伝動機構を介して操作アーム12が横軸芯P1周りに揺動駆動される。
作業者の背中部に本体部1を取り付ける場合、作業者が取付ベルト4を腰部に巻き付けて固定する際に、取付ベルト4と一緒に、右及び左の脚作用部3(基部10)が支持板7に沿って左右方向に移動可能である。
取付ベルト4の作業者の腰部への巻き付け具合によって、作業者の体格に合わせるように右及び左の脚作用部3の間隔が決まるのであり、取付ベルト4により右及び左の脚作用部3の位置が決められる。
図1及び図2に示すように、作業者は脚ベルト13を太腿部に巻き付けて、面ファスナ(図示せず)(マジックテープ(登録商標))により、脚ベルト13を太腿部に取り付ける。作業者がアシスト器具を装着した状態において、作業者の腰部の右側に右の脚作用部3(伝動ケース11)が位置し、作業者の腰部の左側に左の脚作用部3(伝動ケース11)が位置する。
(右及び左のアーム部)
図1,2,3に示すように、右及び左の縦フレーム6の上部が、作業者の右及び左の肩部を越えて斜め上側に延出され斜め前側に延出されて、右及び左のアーム部2となっている。アーム部2の上端部に右及び左の支持部材16が取り付けられており、右及び左のプーリー(図示せず)が支持部材16に回転自在に支持されている。
支持板7の後面の上部に昇降装置17が取り付けられており、昇降装置17から、右の2本のワイヤ18,19(吊り下げ機構に相当)、及び左の2本のワイヤ18,19(吊り下げ機構に相当)が延出されている。
支持板7の上部にアウター支持部15が連結され、支持部材16にアウター支持部16aが備えられている。ワイヤ18,19のアウター18b,19bの端部が、アウター支持部15及び支持部材16のアウター支持部16aに接続されて、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが昇降装置17に接続されている。
右の2本のワイヤ18,19のインナー18a,19aが右の支持部材16のプーリーに掛けられて下側に延出されており、右の2本のワイヤ18,19のインナー18a,19aの延出端に、右のハンド部20が接続されている。
左の2本のワイヤ18,19のインナー18a,19aが左の支持部材16のプーリーに掛けられて下側に延出されており、左の2本のワイヤ18,19のインナー18a,19aの延出端に、左のハンド部20が接続されている。
(昇降装置)
図1及び図2に示すように、昇降装置17は支持板7に連結されている。伝動機構(図示せず)を内装する上下向きの伝動ケース25、伝動ケース25の上部に横向きに連結された支持ケース26、伝動ケース25の下部に横向きに連結された電動モータ27、支持ケース26の内部で横向きの軸芯周りに回転自在に支持された4個の回転体(図示せず)が、昇降装置17に備えられている。
右及び左のワイヤ18,19のアウター18b,19bの端部がアウター支持部15に接続され、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが、支持ケース26の内部の4個の回転体の各々に接続されている。
制御装置8により電動モータ27が作動する。電動モータ27の動力が伝動ケース25の内部の伝動機構を介して、支持ケース26の内部の回転体に伝達されるのであり、回転体が巻き取り側及び繰り出し側に回転駆動される。
(ハンド部の全体構成)
図4,5,6に、右及び左のハンド部20の全体が示されており、右及び左のハンド部20は左右対称の形状となっている。
図4,5,6に示すように、ハンド部20は、支持部28、持ち手部29、第1保持アーム21及び第2保持アーム22、第1操作アーム31及び第2操作アーム32等を備えている。
右及び左のハンド部20の第1保持アーム21の下部に亘って、接続ロッド33が接続され、右及び左のハンド部20の第2保持アーム22の下部に亘って、接続ロッド33が接続されている。これにより、右及び左のハンド部20が接続ロッド33によって接続された状態となっており、右及び左のハンド部20が一つのハンド部20として機能する。
(ハンド部における支持部及び持ち手部の構造)
図4,5,6に示すように、持ち手部29の中間部分の外側に、握り部29aが設けられ、握り部29aの下側に開口部29bが開口されており、持ち手部29の中間部分の内側に、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが接続されている。
右のハンド部20において、持ち手部29の握り部29aに、上昇操作スイッチ23(手動操作部に相当)が設けられ、左のハンド部20において、持ち手部29の握り部29aに、下降操作スイッチ24(手動操作部に相当)が設けられている。
作業者は、手の平を持ち手部29の握り部29aに当て、人差し指から小指を持ち手部29の開口部29bに入れて、持ち手部29を握るようにして持つのであり、親指で上昇操作スイッチ23(下降操作スイッチ24)を押し操作する。
支持部28の前部及び後部に、規制部30が上向きに延出されており、上下方向に沿った長孔30aが規制部30に開口されている。持ち手部29に規制ピン29cが取り付けられて、支持部29の規制ピン29cが規制部30の長孔30aに挿入されている。
これにより、規制部30が持ち手部29と支持部28とに亘って設けられた状態となっており、規制部30の長孔30aの所定範囲において、持ち手部29に対して支持部28が上下方向に移動可能となっている。
持ち手部29の規制ピン29cが規制部30の長孔30aの下端部に位置した状態が、持ち手部29に対して支持部28が上限位置に位置した状態である。持ち手部29に対して支持部28が下側に移動して、持ち手部29の規制ピン29cが規制部30の長孔30aの上端部に位置した状態が、持ち手部29に対して支持部28が下限位置に位置した状態である。
図1,2,3に示すように、制御装置8に接続された右及び左のハーネス14が、右及び左のアーム部2の内部に入り、アーム部2の内部を通ってアーム部2の上端部に延出されている。右及び左のアーム部2の上端部の開口部から、ハーネス14が出て下側に延出されており、右のハーネス14が上昇操作スイッチ23に接続され、左のハーネス14が下降操作スイッチ24に接続されている。
図1及び図2に示すように、上昇操作スイッチ23を押し操作すると、昇降装置17において、電動モータ27により回転体が巻き取り側に回転駆動され、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが回転体に巻き取られて、ハンド部20が上昇する。
下降操作スイッチ24を押し操作すると、電動モータ27により回転体が繰り出し側に回転駆動され、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが回転体から繰り出されて、ハンド部20が下降する。
上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24の押し操作を止めると、電動モータ27が停止する。電動モータ27に電磁ブレーキ(図示せず)が備えられており、電動モータ27の作動時に電磁ブレーキは自動的に解除状態となり、電動モータ27の停止時及び非通電時に電磁ブレーキは自動的に制動状態となる。
(ハンド部における第1保持アーム及び第2保持アーム、第1操作アーム及び第2操作アームの構造)
図4,5,6に示すように、支持部28の一方の端部において、横向きの軸芯P11周りに、第1操作アーム31が揺動自在に支持されて、第1操作アーム31が支持部28の他方の端部に向けて横向きに延出されている。第1操作アーム31の基部に第1保持アーム21が連結されて、第1保持アーム21が下向きに延出されている。
支持部28の他方の端部において、横向きの軸芯P12周りに、第2操作アーム32が揺動自在に支持されて、第2操作アーム32が支持部28の一方の端部に向けて延出されている。第2操作アーム32の基部に第2保持アーム22が連結されて、第2保持アーム22が下向きに延出されている。
持ち手部29の他方の端部と第1操作アーム31とに亘って、接続ロッド34(接続部材に相当)が接続され、持ち手部29の一方の端部と第2操作アーム32とに亘って、接続ロッド35(接続部材に相当)が接続されている。
以上の構造により、支持部28の横向きの軸芯P11,P12周りに,第1保持アーム21及び第2保持アーム22が揺動自在に支持され、第1保持アーム21及び第2保持アーム22が、支持部28から下向きに延出されている。支持部28において、第1保持アーム21の軸芯P11と、第2保持アーム22の軸芯P12とが互いに離れて配置されている。
第1操作アーム31が、第1保持アーム21の基部から第1保持アーム21と交差するように、横向きに第2保持アーム22側に延出されている。第2操作アーム32が、第2保持アーム22の基部から第2保持アーム22と交差するように、横向きに第1保持アーム21側に延出されている。軸芯P11,P12に沿った方向から視て、第1操作アーム31と第2操作アーム32とが重複(交差)している。
第1操作アーム31及び第2操作アーム32と、ワイヤ18,19のインナー18a,19aとが、持ち手部29及び接続ロッド34,35を介して接続された状態となっている。
第1操作アーム31と接続ロッド34との接続部分(第1操作アームにおける吊り下げ機構の接続部分に相当)が、第2操作アーム32と接続ロッド35との接続部分(第2操作アームにおける吊り下げ機構の接続部分に相当)よりも、第2保持アーム22側に配置されている。
第2操作アーム32と接続ロッド35との接続部分が、第1操作アーム31と接続ロッド34との接続部分よりも、第1保持アーム21側に配置されている。
以上の構造により、図4に示すように、持ち手部29に対して、支持部28を上限位置に操作すると、接続ロッド33,34により、第1操作アーム31及び第2操作アーム32が下側に操作されて、第1保持アーム21及び第2保持アーム22が離間側に操作される。
図8に示すように、持ち手部29に対して、支持部28を下限位置に操作すると、接続ロッド33,34により、第1操作アーム31及び第2操作アーム32が上側に操作されて、第1保持アーム21及び第2保持アーム22が接近側に操作される。
(ハンド部による荷物の保持操作)
図7に示すように、例えば米袋やセメント袋等のように、粉粒体を入れた布製や紙製、ビニール製等の形状が変化し易い袋状の荷物Bが想定されている。複数の荷物Bが、床に並ぶように置かれていたとする。この状態において、ハンド部20により荷物Bを保持する場合、以下のような操作を行う。
図7に示すように、ハンド部20において、持ち手部29に対して支持部28を上限位置に操作して、第1保持アーム21及び第2保持アーム22を離間側に操作する。この状態において、第1保持アーム21及び第2保持アーム22が略真下を向くのであり、第1保持アーム21及び第2保持アーム22(接続ロッド33)を、上側から荷物Bの間に挿入する。
前述の状態でハンド部20を上昇させると、第1保持アーム21及び第2保持アーム22(接続ロッド33)が、荷物Bに掛かって荷物Bに残された状態で、支持部28に対して持ち手部29が上昇する。
図8に示すように、持ち手部29の上昇により、第1操作アーム31及び第2操作アーム32が上側に操作され、第1保持アーム21及び第2保持アーム22が接近側に操作されて、第1保持アーム21及び第2保持アーム22(接続ロッド33)により荷物Bの横側部が挟持されて、ハンド部20により荷物Bが保持される。
図8に示すように、持ち手部29に対して支持部28が下限位置に達すると、持ち手部29の規制ピン29cが、規制部30の長孔30aの上端部に達して、持ち手部29に対する支持部28の下降が止まるのであり、第1保持アーム21及び第2保持アーム22(接続ロッド33)の接近側への操作が止められる。
この場合、第1保持アーム21の下部及び第2保持アーム22の下部が荷物Bの横側部に押圧されることに加えて、接続ロッド33も荷物Bの横側部に押圧されるので、右及び左のハンド部20による荷物Bの保持の確実性が高いものとなる。
荷物Bが軽い場合、昇降装置17によるハンド部20の上昇を行わずに、作業者が持ち手部29の握り部29aを持って、ハンド部20を持ち上げることがある。
荷物Bが重い場合、作業者が持ち手部29の握り部29aを持ち、昇降装置17によるハンド部20の上昇に伴って、ハンド部20を持ち上げて、昇降装置17によるハンド部20の上昇を補助することがある。
ハンド部20において、持ち手部29の握り部29aが、持ち手部29の前後中央に配置されていることにより、前述のような操作を行った場合、作業者による持ち手部29の持ち上げ操作が、接続ロッド34,35を介して略均等に第1操作アーム31及び第2操作アーム32に掛かるのであり、第1保持アーム21及び第2保持アーム22により、荷物Bがバランス良く保持される。
(アシスト器具の作業形態)
例えば、パレットや床に置かれた荷物Bを高い棚やトラックの荷台に置くような場合、作業者がしゃがんでパレットや床の荷物Bを手で持ち、手を下に延ばした状態で荷物Bを持ちながら立ち上がり、手で荷物Bを持ち上げて、荷物Bを高い棚やトラックの荷台に置くような状態が想定される。
アシスト器具を装着した作業者が前述のような作業を行う状態において、上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24の押し操作に基づいて、制御装置8により右及び左の脚作用部3、昇降装置17が作動する状態について説明する。
図1及び図2に示すように、作業者がアシスト器具を装着した状態において、作業者が上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24の両方を押し操作していないと、昇降装置17の電動モータ27は停止して、右及び左の脚作用部3の電動モータは停止状態(自由回転状態)となる。
作業者が歩行する場合や、作業者が膝部を曲げて腰部を落とす場合(しゃがむ場合)、作業者の太腿部に追従するように操作アーム12が揺動するのであり、作業者の動作が妨げられることはない。
作業者がしゃがんでパレットや床の荷物Bを持つ場合、作業者が下降操作スイッチ24を押し操作すると、昇降装置17において電動モータ27が繰り出し側に作動し、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが繰り出されて、ハンド部20が下降する。
下降操作スイッチ24の押し操作を止めると、電動モータ27が停止して、ハンド部20が停止するので、作業者は、ハンド部20により荷物Bを保持する(前項の(ハンド部による荷物の保持操作)を参照)。
前項の(昇降装置)に記載のように、電動モータ27に電磁ブレーキ(図示せず)が備えられており、電動モータ27の停止時及び非通電時に、電磁ブレーキは自動的に制動状態となる。
電動モータ27が停止した状態において、昇降装置17からワイヤ18,19のインナー18a,19aが繰り出されることはなく、後述するようにハンド部20に荷物Bの重量が掛かっても、ハンド部20が下降することはない。
作業者は、ハンド部20により荷物Bを保持した状態で、立ち上がることによって荷物Bを持ち上げる。作業者が上昇操作スイッチ23を押し操作すると、脚作用部3において操作アーム12が下側に駆動され、作業者の太腿部が下側に操作されて、作業者の立ち上がりが補助される。
作業者が上昇操作スイッチ23を押し操作した状態で立ち上がった後に、脚作用部3において、操作アーム12が略真下に向く位置に達したことが検出されると、作業者が完全に立ち上がったと判断されて、脚作用部3の電動モータは停止状態(自由回転状態)となる。
次に昇降装置17において、電動モータ27が巻き取り側に作動し、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが巻き取られて、ハンド部20が上昇する。所望の位置までハンド部20が上昇すると、上昇操作スイッチ23の押し操作を止めることにより、電動モータ27が停止してハンド部20が停止する。
作業者は、荷物Bを置くべき高い棚やトラックの荷台等へ歩いて移動する。作業者が高い棚やトラックの荷台等に到着して、作業者が下降操作スイッチ24を押し操作すると、昇降装置17において、電動モータ27が繰り出し側に作動し、ワイヤ18,19のインナー18a,19aが繰り出されて、ハンド部20が下降する。
作業者は、荷物Bを高い棚やトラックの荷台等に置いて、ハンド部20を荷物Bから取り外す。荷物Bを高い棚やトラックの荷台等に置くと、最初の状態に戻るので、次の荷物Bに対して同様な操作を行う。
(発明の実施の第1別形態)
右及び左のハンド部20の第1保持アーム21の下部に亘って接続される接続ロッド33を廃止し、右及び左のハンド部20の第2保持アーム22の下部に亘って接続される接続ロッド33を廃止してもよい。
ハンド部20において、規制部30を持ち手部29に設け、規制ピン29cを支持部28に設けてもよい。
ハンド部20において、規制ピン29c及び規制部30を廃止してもよい。この構造によると、持ち手部29を支持部28に移動しないように連結して、ワイヤ18のインナー18aを第1操作アーム31に接続し、ワイヤ19のインナー19aを第2操作アーム32に接続すればよい。
ハンド部20において、支持部28の軸芯P11及び軸芯P12を同一の軸芯として、この同一の軸芯周りに第1操作アーム31及び第2操作アーム32が揺動するように構成してもよい。
(発明の実施の第2別形態)
アシスト器具において、右及び左のアーム部2を廃止して、1本のアーム部2を備えてもよい。
この構造によると、1本のアーム部2から2本のワイヤ18を延出して、2本のワイヤ18の一方に右のハンド部20を接続し、2本のワイヤ18の他方に左のハンド部20を接続する。又は、1本のアーム部2から1本のワイヤ18を延出し、1本のワイヤ18の端部を二股状に分岐させて、分岐部分の一方に右のハンド部20を接続し、分岐部分の他方に左のハンド部20を接続する。
上昇操作スイッチ23を左のハンド部20に備え、下降操作スイッチ24を右のハンド部20に備えてもよい。上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24の両方を、右又は左の一方のハンド部20に備えてもよい。
アシスト器具において、右及び左の脚作用部3を備えないように構成してもよい。
アシスト器具において、昇降装置17、上昇操作スイッチ23及び下降操作スイッチ24を廃止して、ワイヤ18,19を本体部1やアーム部2に連結し、ハンド部20の位置を固定して、ハンド部20の昇降を行わないように構成してもよい。
本発明は、作業者に装着されて作業者による荷物の保持を補助するアシスト器具に使用されるハンド部ばかりではなく、建物の天井部に支持されたウインチ等に使用されるハンド部にも適用できる。
18,19 吊り下げ機構
21 第1保持アーム
22 第2保持アーム
23,24 手動操作部
28 支持部
29 持ち手部
30 規制部
31 第1操作アーム
32 第2操作アーム
34,35 接続部材
B 荷物
P11,P12 軸芯

Claims (7)

  1. 吊り下げ機構に接続されて吊り下げられる荷物保持用のハンド部であって、
    支持部と、前記支持部の横向きの軸芯周りに揺動自在に支持された第1保持アーム及び第2保持アームとが備えられ、
    前記第1保持アームの基部から前記第2保持アーム側に延出された第1操作アームと、前記第2保持アームの基部から前記第1保持アーム側に延出された第2操作アームとが備えられ、前記第1操作アーム及び前記第2操作アームに、前記吊り下げ機構が接続されて、
    前記第1操作アームにおける前記吊り下げ機構の接続部分が、前記第2操作アームにおける前記吊り下げ機構の接続部分よりも、前記第2保持アーム側に配置され、
    前記第2操作アームにおける前記吊り下げ機構の接続部分が、前記第1操作アームにおける前記吊り下げ機構の接続部分よりも、前記第1保持アーム側に配置されて、
    前記第1保持アーム及び前記第2保持アームに荷物の重量が掛かると、前記第1操作アーム及び前記第2操作アームにより、前記第1保持アーム及び前記第2保持アームが互いに接近側に操作されて、前記第1保持アーム及び前記第2保持アームの間に荷物が保持される荷物保持用のハンド部。
  2. 前記支持部において、前記第1保持アームの前記軸芯と、前記第2保持アームの前記軸芯とが互いに離れて配置されている請求項1に記載の荷物保持用のハンド部。
  3. 前記軸芯に沿った方向から視て、前記第1操作アームと前記第2操作アームとが互いに重複するように、前記第1操作アーム及び前記第2操作アームが配置されている請求項2に記載の荷物保持用のハンド部。
  4. 前記第1保持アーム及び前記第2保持アームが、前記支持部から下向きに延出され、
    前記第1操作アーム及び前記第2操作アームが、前記第1保持アーム及び前記第2保持アームと交差するように横向きに延出されている請求項3に記載の荷物保持用のハンド部。
  5. 作業者が持つ持ち手部が備えられて、
    前記吊り下げ機構が前記持ち手部に接続され、前記持ち手部と前記第1操作アーム及び前記第2操作アームとが接続部材を介して接続されることにより、
    前記第1操作アーム及び前記第2操作アームに、前記吊り下げ機構が接続されている請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の荷物保持用のハンド部。
  6. 前記吊り下げ機構を作動させる為の手動操作部が、前記持ち手部に設けられている請求項5に記載の荷物保持用のハンド部。
  7. 前記持ち手部に対する前記支持部の上下方向の移動を、予め設定された所定範囲に規制する規制部が 前記持ち手部と前記支持部とに亘って設けられている請求項5又は6に記載の荷物保持用のハンド部。
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