JP2019025609A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルと本体との間の相回動による負荷を容易に分散することが可能な電動工具を提供する。【解決手段】右側ハンドルハウジング3Aと左側ハンドルハウジング3Bとは、本体ハウジング2の一部を収容した状態で本体ハウジング2に回動可能に接続される回動許容部34を有し、回動許容部は、右側ハンドルハウジング3Aと左側ハンドルハウジング3Bとが突合せの方向に互いに近接移動するのを阻止する柱状の阻止部341と、阻止部341の径方向外側に位置するとともに阻止部341の軸線Aを中心としたハンドルハウジング3の本体ハウジング2に対する回動をガイドする摺動面を有する摺動許容部と、を有し、本体ハウジング2のハンドルハウジング3に対する阻止部341の径方向における位置は、右側摺動面344A及び左側摺動面345Aによって位置決めされている。【選択図】図2

Description

本発明は電動工具に関する。
従来から、先端工具を着脱可能な本体及び本体に接続されたハンドルを備え、先端工具に打撃力(又は、回転力及び打撃力)を付与して被加工材を破砕する電動工具が広く知られている。このような電動工具としては、破砕作業時に本体で大きな振動が発生した際に、当該振動が本体からハンドルを把持する作業者に伝わるのを抑制するために、ハンドルと本体との間に先端工具の軸線方向の振動を吸収可能な振動低減機構が設けられた打撃工具が知られている(特許文献1参照)。
上記振動低減機構を有する打撃工具において、先端工具の軸線方向の振動が発生した場合には、ハンドルと本体とがハンドルに設けられた単一の軸(シャフト)を中心に相対回動し、振動低減機構により振動が吸収されることにより、作業者に先端工具の軸線方向の振動が伝達することが抑制される。
特開2017−13173号公報
しかしながら、ハンドルと本体とがハンドルに設けられた単一の軸を中心に相対回動することにより、当該軸に過大な負荷がかかり、ハンドルが破損してしまう可能性があった。
そこで本発明は、ハンドルと本体との間の相対回動による負荷を容易に分散することが可能な電動工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、本体ハウジングと、半割状の第1部分及び第2部分が互いに突合せ結合されることで前記本体ハウジングに接続されるハンドルと、を有し、前記第1部分と第2部分とは、前記本体ハウジングの一部を収容した状態で前記本体ハウジングに回動可能に接続される回動許容部を有し、前記回動許容部は、前記第1部分と前記第2部分とが前記突合せの方向に互いに近接移動するのを阻止する阻止部と、前記阻止部の径方向外側に位置するとともに前記本体ハウジングの一部に摺動可能であり前記阻止部の軸心を中心とした前記ハンドルの前記本体ハウジングに対する回動をガイドする摺動面を有するガイド部と、を有し、前記本体ハウジングの前記ハンドルに対する前記阻止部の径方向における位置は、前記摺動面によって位置決めされていることを特徴とする電動工具を提供している。
上記構成の電動工具では、ハンドルの第1部分と第2部分とが突合せの方向に互いに近接移動するのを阻止する阻止部とは別にハンドルの本体ハウジングに対する回動をガイドする摺動面を有するガイド部が設けられているため、阻止部に回動による負荷が直接かかる場合と比較して、阻止部にかかる負荷が低減される。また、本体ハウジングのハンドルに対する阻止部の径方向における位置が摺動面によって位置決めされているため、好適にハンドルと本体ハウジングとが相対回動することが可能となる。
上記構成において、前記回動許容部は、前記阻止部の径方向において前記摺動面と前記阻止部との間に位置する規制部をさらに有し、前記規制部は、前記本体ハウジングの一部を前記突合せの方向に挟み込んで前記回動の軸心方向における前記ハンドルと前記本体ハウジングとの相対移動を規制することが好ましい。
このような構成によれば、好適に回動の軸心方向におけるハンドルと本体ハウジングとの相対移動を規制することが可能となる。
また、前記ハンドルは、前記ガイド部に接続されるハンドル本体部を、さらに有し、前記阻止部と前記規制部とは接続され、前記規制部と前記ガイド部とは接続され、前記阻止部と前記規制部との接続箇所、前記規制部と前記ガイド部との接続箇所及び前記ガイド部と前記ハンドル本体部との接続箇所は、それぞれ、所定の曲率で構成されていることが好ましい。
このような構成によれば、接続箇所の強度を上げることができ、ハンドルが破損してしまうことを抑制することが可能となる。
また、前記ガイド部は、前記阻止部と同心の円筒状に形成され、前記摺動面は、前記ガイド部の周方向における全周に亘り前記ガイド部の外周により規定されていることが好ましい。
このような構成によれば、好適にハンドルが本体ハウジングに対して回動することが可能となる。
また、前記ガイド部は、前記阻止部の軸心と直交する仮想平面における断面形状が、互いに向かい合う一対の直線部と互いに向かい合う一対の円弧部により構成される四角形をなし、前記本体ハウジングの一部は、前記一対の円弧部と面して摺動する一対の円弧面と、前記一対の直線部と面して当接する一対の平面とで画成される空間を備え、前記一対の円弧面と前記一対の平面との接続部は前記阻止部の半径方向外方に窪んで、前記前記ハンドルと前記本体ハウジングとの相対回動を許容していることが好ましい。
このような構成によれば、ハンドルハウジング3と本体ハウジング2とが接続部の窪みにより所定量回動することが可能となる。ガイド部の直線部と本体ハウジングの平面とが当接することによりハンドルが本体ハウジングに対して所定量以上に回動することがなく、他に当該回動を規制する部材を設ける必要がなく、部品点数を削減することが可能となる。
また、前記回動許容部は、前記ハンドルの前記第1部分と第2部分に一体に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、部品点数を削減することが可能となる。
また、前記本体ハウジングに支持されたモータと、前記本体ハウジングに支持され前記モータの回転力によって駆動する出力軸部と、をさらに有し、前記ハンドルと前記本体ハウジングとは、前記出力軸部の軸方向の振動を低減する振動低減部を介して接続されていることが好ましい。
このような構成によれば、ハンドルが本体ハウジングに対して回動し、振動低減機構によって出力軸部の軸方向の振動が低減されることによって、作業者に出力軸部の軸方向の振動が伝わることが低減される。
また、前記モータは、回転軸を有し、前記出力軸部は、先端工具を着脱可能に構成され、前記回転軸の回転運動を往復動に変換し前記先端工具を所定方向に往復動させることが可能な動力伝達部をさらに有することが好ましい。
このような構成によれば、本体部に振動が発生するハンマ等の電動工具において、ハンドルが本体ハウジングに対して回動し、振動低減機構によって出力軸部の軸方向の振動が低減されることによって、作業者に出力軸部の軸方向の振動が伝わることが低減される。
本発明の電動工具によれば、ハンドルと本体との間の相対回動による負荷を容易に分散することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態にかかるハンマの断面側面図である。 図1のII−II線断面図であり、回動許容部と回動部との係合関係が示されている。 図2のIII−III線断面図であり、回動許容部と回動部との係合関係が示されている。 本発明の第2の実施の形態にかかるハンマの断面側面図である。 図4のV−V線断面図であり、回動許容部と回動部との係合関係が示されている。 図4のVI−VI線断面図であり、回動許容部と回動部との係合関係が示されている。 図6のVII−VII線断面図であり、回動許容部と回動部との係合関係が示されている。
本発明の第1の実施の形態にかかる電動工具の一例であるハンマ1について、図1乃至図3を参照しながら説明する。ハンマ1は、被加工材(例えば、コンクリート等)に打撃力を加えることによって破砕するための電動式の打撃工具である。
以下の説明においては、図1に示されている「上」を上方向、「下」を下方向、「前」を前方向、「後」を後方向と定義する。また、ハンマ1を後から見た場合の「右」を右方向、「左」を左方向と定義する。本明細書において寸法、数値等について言及した場合には、当該寸法及び数値等と完全に一致する寸法数値だけでなく、略一致する寸法及び数値等(例えば、製造誤差の範囲内である場合)を含むものとする。「同一」、「直交」、「平行」、「一致」、「面一」等についても同様に「略同一」、「略直交」、「略平行」、「略一致」、「略面一」等を含むものとする。
図1に示されているように、ハンマ1は、本体ハウジング2と、ハンドルハウジング3と、モータ4と、動力伝達部5と、出力部6とを主に有している。
本体ハウジング2は、モータハウジング21と、ギヤハウジング22とを有している。本体ハウジング2は、本発明における「本体ハウジング」の一例である。
モータハウジング21は、上下方向に延びる略円筒形状をなしており、モータ4を収容している。モータハウジング21は、接続部21Aと、回動部23とを有している。
接続部21Aは、モータハウジング21の下部の後部をなし、前後方向に延びている。
回動部23は、接続部21Aの後部から後方に延出している。回動部23の詳細については、後述する。なお、図面中回動部23は、右上から左下へのハッチングによって示されている。
モータ4は、ブラシ付きACモータであり、回転軸41を有している。
回転軸41は、本体ハウジング2に軸受を介して回転可能に支承されている。回転軸41の上部には、ファン41Aが回転軸41と一体回転可能に回転軸41に固定されている。なお、モータ4は、ブラシレスモータであっても良い。
ギヤハウジング22は、金属製であり、図1に示されているように、モータハウジング21の上部に接続され前後方向に延びている。ギヤハウジング22は、その内部に、動力伝達部5と、出力部6の一部とを収容している。ギヤハウジング22の上部の後部には、振動低減機構22Aが設けられている。振動低減機構22Aは、上下方向に延びる略円筒状に形成された複数の弾性体22Bを有している。振動低減機構22Aは、本発明における「振動低減部」の一例である。
動力伝達部5は、モータ4の回転軸41の上端部に固定されたピニオンギヤ51と、動力変換機構52とを有している。動力伝達部5は、本発明における「動力伝達部」の一例である。
動力変換機構52は、モータ4の回転力を前後方向の往復動に変換し出力部6に伝達する機構であり、クランク軸52Aと、ギヤ52Bと、クランクウェイト52Cと、クランクピン52Dと、コネクティングロッド52Eとを有している。
クランク軸52Aは、上下方向に延びるとともにピニオンギヤ51の後方に配置され、ギヤハウジング22に回転可能に支承されている。ギヤ52Bは、クランク軸52Aに同軸固定されており、ピニオンギヤ51と噛合している。クランクウェイト52Cは、クランク軸52Aの上端に固定されている。クランクピン52Dは、上下方向に延びており、クランクウェイト52Cの上面においてクランク軸52Aの回転軸心に対して偏心した位置に設けられている。コネクティングロッド52Eは、前後方向に延び、その後端部にはクランクピン52Dが挿入され、その前端部は出力部6に接続されている。
出力部6は、シリンダ61と、ピストン62と、打撃子63と、中間子64と、工具保持部65とを有している。出力部6は、本発明における「出力軸部」の一例である。
シリンダ61は、前後方向に延びる略円筒形状をなしている。ピストン62、打撃子63及び中間子64は、シリンダ61の内部に後方から当該順序で配置されており、シリンダ61の内周面に対して前後方向に摺動可能に構成されている。ピストン62は、コネクティングロッド52Eの前端と接続されており、ピストン62と打撃子63との間には空気室6aが画成されている。工具保持部65は、シリンダ61の前方に位置し、先端工具Pを着脱可能に構成されている。
ハンドルハウジング3は、本体ハウジング2の後方に位置している。図2に示されているように、ハンドルハウジング3は、把持部31と、上側接続部32と、下側接続部33と、回動許容部34とを一体に有している。ハンドルハウジング3は、左右方向の略中央を通り且つ左右方向に直交する分割面(図2に示されているI−I線に沿った断面)で分割された分割ハウジングとして構成されており、右側部分である右側ハンドルハウジング3A(図2)と、左側部分である左側ハンドルハウジング3B(図2)とから構成されている。ハンドルハウジング3は、右側ハンドルハウジング3A及び左側ハンドルハウジング3Bが互いに分割面で突合せ結合されることで本体ハウジング2に接続されている。また、図1に示されているように、ハンドルハウジング3の下部からは図示せぬ外部電源に接続される電源コード3Cが延出している。ハンドルハウジングは、本発明における「ハンドル」の一例である。右側ハンドルハウジング3Aは、本発明における「半割状の第1部分」の一例であり、左側ハンドルハウジング3Bは、本発明における「半割状の第2部分」の一例である。
把持部31は、作業時に作業者によって把持される部分であり、上下方向に延びる略円筒形状をなしている。把持部31の上部には、作業者が引操作可能なトリガ35が設けられている。本実施の形態においては、トリガ35に対して引操作が行われることで、電源コード3Cを介して図示せぬ外部電源からのモータ4への電力が供給されるように構成されている。
上側接続部32は、把持部31の上端部から前方に延びており、前方に開口する略円筒形状をなしている。上側接続部32の内部には、振動低減機構22Aの一部が収容されている。言い換えると、上側接続部32は、振動低減機構22Aを介してギヤハウジング22と接続されている。
下側接続部33は、把持部31の下端部から前方に延びており、前方に開口する略円筒形状をなしている。下側接続部33の前部には、回動許容部34が設けられている。回動許容部34の詳細については、後述する。なお、図面中下側接続部33の一部が左上から右下へのハッチングで示されている。
次に、図2及び図3を参照しながら、回動部23及び回動許容部34について、詳細に説明する。
回動部23は、図1に示されているように、接続部21Aの後部から後方に延出し、図2に示されているように、第1円筒部23Aと、接続部23Bと、第2円筒部23Cとを有している。
第1円筒部23Aは、左右方向に延びる略円筒形状をなしている。
第2円筒部23Cは、左右方向に延びる略円筒形状をなしている。第2円筒部23Cの直径は、第1円筒部23Aの直径よりも大きく構成されている。第2円筒部23Cの右部の内周面によって第1摺動面23Dが規定され、左部の内周面によって第2摺動面23Eが規定されている。第2円筒部23Cの内周面によって後述の回動許容部34の阻止部341を収容する収容空間が画成されている。
接続部23Bは、第1円筒部23Aの外周面から第1円筒部23Aの径方向外方に延びる略円環状をなしており、第2円筒部23Cの内周面と接続されている。第1円筒部23A、第2円筒部23C及び接続部23Bは一体に形成され、図2に示されているI−I線に沿った断面に関して略対称に構成されている。
回動許容部34は、図1に示されているように、ハンドルハウジング3の下側接続部33の前部に位置し、図2に示されているように、段付き形状をなしている。回動許容部34は、本体ハウジング2の一部をなす回動部23を収容した状態で本体ハウジング2に回動可能に接続されている。回動許容部34は、阻止部341、右側規制部342、左側規制部343、右側摺動許容部344、左側摺動許容部345、第1右側接続部346、第1左側接続部347、第2右側接続部348、第2左側接続部349、第3右側接続部350及び第3左側接続部351を有している。また、回動許容部34は、ハンドルハウジング3に一体に設けられている。これにより、部品点数を削減することが可能である。なお、本実施の形態において、回動許容部34は、阻止部341の軸線Aを含むいかなる断面(例えば、II−II断面)においても、図2に示されている構成と略同一の構成を有している。
図2に示されているように、阻止部341は、回動部23の第1円筒部23Aの径方向内側に位置し、第1基部341Aと、突出部341Bと、第2基部341Cと、筒部341Dとを有している。阻止部341は、本発明における「阻止部」の一例である。
第1基部341Aは、右側ハンドルハウジング3Aの一部をなし且つ阻止部341の右部をなし、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。第1基部341Aの径方向略中央には、第1基部341Aを左右方向に貫通する貫通孔が形成されている。
突出部341Bは、第1基部341Aから左方へ延出する略円筒形状をなしている。第1基部341Aと突出部341Bとは、一体に形成されている。
第2基部341Cは、左側ハンドルハウジング3Bの一部をなし且つ阻止部341の左部をなし、I−I線に沿った断面に関して第1基部341Aと略対称な位置に設けられている。
筒部341Dは、第2基部341Cから右方へ延出する略円筒形状をなしている。筒部341Dの外周の直径は、突出部341Bの内周の直径よりも僅かに小さく構成されている。筒部341Dの右端面は第1基部341Aの左端面と当接し、これにより、右側ハンドルハウジング3Aと左側ハンドルハウジング3Bとが突合せの方向(左右方向)に互いに近接移動することが阻止されている。筒部341Dの右部の外周面は突出部341Bの内周面と対向し、これにより、右側ハンドルハウジング3Aと左側ハンドルハウジング3Bとが筒部341Dの径方向に互いに相対移動することが阻止されている。また、筒部341Dの径方向略中央には、左右方向に延びる孔が形成されている。筒部341Dの孔と第1基部341Aの貫通孔とは連通し、ネジ螺合孔34aが形成されている。ネジ螺合孔34aにはネジ1Aが螺合され、右側ハンドルハウジング3A及び左側ハンドルハウジング3Bは互いに相対移動不能に固定されている。本実施の形態において、ネジ1Aはタッピンネジである。
右側規制部342及び左側規制部343は、I−I線に沿った断面に関して略対称に構成されている。右側規制部342及び左側規制部343は、それぞれ、第1基部341A及び第2基部341Cの径方向外側に位置している。右側規制部342及び左側規制部343は、本発明における「規制部」の一例である。
右側規制部342は回動部23の第1円筒部23Aの右端部と当接し、左側規制部343は第1円筒部23Aの左端部と当接している。つまり、右側規制部342及び左側規制部343は、本体ハウジング2の一部である第1円筒部23Aを右側ハンドルハウジング3A及び左側ハンドルハウジング3Bの突合せ方向(左右方向)に挟み込んで、左右方向におけるハンドルハウジング3と本体ハウジング2との相対移動を規制している。
右側摺動許容部344及び左側摺動許容部345は、I−I線に沿った断面に関して略対称に構成されている。右側摺動許容部344及び左側摺動許容部345は、左右方向に延びる略円筒形状をなしている。右側摺動許容部344及び左側摺動許容部345は、それぞれ、右側規制部342及び左側規制部343の径方向外側に位置している。また、右側摺動許容部344及び左側摺動許容部345は、阻止部341と同心の円筒状に形成されている。右側摺動許容部344の内周面によって右側摺動面344Aが規定され、左側摺動許容部345の内周面によって左側摺動面345Aが規定されている。右側摺動許容部344及び左側摺動許容部345は、本発明における「ガイド部」の一例である。右側摺動面344A及び左側摺動面345Aは、本発明における「摺動面」の一例である。
図3に示されているように、右側摺動面344Aは、右側摺動許容部344の周方向における全周に亘り右側摺動許容部344の外周により規定されている。また、図には表れていないが左側摺動面345Aについても同様に、左側摺動許容部345の周方向における全周に亘り左側摺動許容部345の外周により規定されている。図2に示されているように、右側摺動面344A及び左側摺動面345Aは、それぞれ、阻止部341の径方向において第2円筒部23Cの第1摺動面23D及び第2摺動面23Eと対向している。右側摺動面344A、左側摺動面345A、第1摺動面23D及び第2摺動面23Eの曲率は、略同一に構成されている。右側摺動面344Aと第1摺動面23Dとが摺動し、且つ、左側摺動面345Aと第2摺動面23Eとが摺動することにより、本体ハウジング2とハンドルハウジング3とは阻止部の軸線Aを中心として相対回動することが可能である。
また、図3に示されているようにそれぞれが円筒状に形成された第2円筒部23C及び右側摺動許容部344に関して第1摺動面23Dと右側摺動面344Aとが当接し、図には表れていないがそれぞれが円筒状に形成された第2円筒部及び左側摺動許容部345に関して第2摺動面23Eと左側摺動面345Aとが当接することにより、本体ハウジング2のハンドルハウジング3に対する阻止部341の径方向における位置が位置決めされている。これにより、好適に本体ハウジング2がハンドルハウジング3に対して回動することが可能となる。
図2に示されているように、第1右側接続部346及び第1左側接続部347は、図2のI−I線に沿った断面に関して略対称に構成されている。第1右側接続部346は第1基部341Aと右側規制部342とを接続し、第1左側接続部347は第2基部341Cと左側規制部343とを接続している。第1右側接続部346は、阻止部341の右部において阻止部341の径方向外方に延びるように所定の曲率で湾曲している。また、第1左側接続部347は、阻止部341の左部において阻止部341の径方向外方に延びるように所定の曲率で湾曲している。つまり、第1右側接続部346及び第1左側接続部347は、所定の曲率で構成されている。このような構成によれば、好適に作業時に発生し、接続箇所に作用する応力を分散させることができ、ハンドルハウジング3が破損してしまうことを抑制することが可能となる。
第2右側接続部348及び第2左側接続部349は、図2のI−I線に沿った断面に関して略対称に構成されている。第2右側接続部348は右側規制部342と右側摺動許容部344とを接続し、第2左側接続部349は左側規制部343と左側摺動許容部345とを接続している。第2右側接続部348は、右側規制部342の径方向外方に延びつつ右方に向かうように所定の曲率で湾曲している。また、第2左側接続部349は、左側規制部343の径方向外方に延びつつ左方に向かうように所定の曲率で湾曲している。つまり、第2右側接続部348及び第2左側接続部349は、所定の曲率で構成されている。このような構成によれば、好適に作業時に発生し、接続箇所に作用する応力を分散させることができ、ハンドルハウジング3が破損してしまうことを抑制することが可能となる。
第3右側接続部350及び第3左側接続部351は、図2のI−I線に沿った断面に関して略対称に構成されている。第3右側接続部350は右側摺動許容部344の径方向外側に位置し、第3左側接続部351は左側摺動許容部345の径方向外側に位置している。第3右側接続部350は、右方に延びつつ右側摺動許容部344の径方向外方に延びるように所定の曲率で湾曲している。また、第3左側接続部351は、左方に延びつつ左側摺動許容部345の径方向外方に延びるように所定の曲率で湾曲している。つまり、第3右側接続部350及び第3左側接続部351は、所定の曲率で構成されている。このような構成によれば、好適に作業時に発生し、接続箇所に作用する応力を分散させることができ、ハンドルハウジング3が破損してしまうことを抑制することが可能となる。
なお、本実施の形態においては、右側規制部342及び左側規制部343が、阻止部341の径方向において、右側摺動面344A及び左側摺動面345Aと阻止部341との間に位置しているため、好適にそれぞれが所定の曲率で構成された、第1右側接続部346、第1左側接続部347、第2右側接続部348、第2左側接続部349、第3右側接続部350及び第3左側接続部351を設けることが可能となる。
次に、図1乃至図3を参照しながら、ハンマ1の動作について説明する。
作業者は、把持部31を把持した状態で、工具保持部65に装着された先端工具Pを被加工材に押付ける。この状態で作業者がトリガ35を操作すると、電源コード3Cを介して図示せぬ外部電源からモータ4へ電力が供給され、回転軸41が回転する。回転軸41の回転力は、ピニオンギヤ51及びギヤ52Bを介してクランク軸52Aに伝達される。クランク軸52Aの回転力は、クランクウェイト52C、クランクピン52D及びコネクティングロッド52Eによってシリンダ61内部のピストン62の前後方向の往復動に変換される。
ピストン62の往復動によって空気室6a内部の空気の圧力が上昇及び低下を繰り返し、打撃子63に打撃力が繰り返し付与され打撃子63が前後方向に往復動を行う。これにより、打撃子63が中間子64の後端を打撃する動作が繰り返され、中間子64を介して打撃力が先端工具Pに周期的に繰り返し伝達される。この先端工具Pに周期的に付与される打撃力により、被加工材が破砕される。
上述したハンマ1を用いた破砕作業時には、主に、ピストン62、打撃子63及び中間子64の前後方向の往復動に起因する前後方向の振動が本体ハウジング2に発生する。この場合において、本実施の形態においては、右側摺動面344Aと第1摺動面23Dとが摺動し、且つ、左側摺動面345Aと第2摺動面23Eとが摺動することにより、本体ハウジング2とハンドルハウジング3とは阻止部341の軸線Aを中心として相対回動する。そして、ハンドルハウジング3と本体ハウジング2が相対回動することによって振動低減機構22Aの弾性体22Bが伸縮されることにより先端工具P具の軸線方向の振動が吸収され、把持部31を把持する作業者に先端工具Pの軸線方向の振動が伝わることが低減される。
ここで、従来においては、ハンドルと本体とがハンドルに設けられた単一の軸(シャフト)を中心に相対回動することにより、当該軸に過大な負荷がかかり、ハンドルが破損してしまう可能性があった。
しかし、本実施の形態においては、図2に示されているように回動許容部34が段付形状に構成され、ハンドルハウジング3の右側ハンドルハウジング3Aと左側ハンドルハウジング3Bとが突合せの方向に互いに近接移動するのを阻止する阻止部341の径方向外側にハンドルハウジング3と本体ハウジング2との相対回動をガイドする右側摺動面344A及び左側摺動面345Aを有する右側摺動許容部344及び左側摺動許容部345が設けられている。このため、阻止部341に回動による負荷が直接かかる場合と比較して、阻止部341にかかる負荷が低減される。つまり、阻止部341には主に右側ハンドルハウジング3Aと左側ハンドルハウジング3Bとの近接移動を阻止する左右方向の負荷がかかり、ハンドルハウジング3と本体ハウジング2との相対回動による負荷は主に右側摺動許容部344及び左側摺動許容部345にかかるため、好適に負荷が分散され、ハンドルが破損してしまうことを抑制することが可能となる。尚、第1右側接続部346、第1左側接続部347、第2右側接続部348、第2左側接続部349、第3右側接続部350、第3左側接続部351の曲率については、いずれも湾曲を有する形状であればよく、また、曲率は小さいほうが望ましい。
次に、図4乃至図7を参照しながら、本発明の第2の実施の形態にかかる電動工具の一例であるハンマ100について説明する。ハンマ100は、基本的に、第2の実施の形態にかかるハンマ1と同一の構成を有しており、ハンマ1の構成と同一の構成については説明を適宜省略し、相違する構成について主に説明する。
図4に示されているように、第2の実施の形態にかかるハンマ100においては、回動部23に替えて回動部123が設けられ、回動許容部34に替えて回動許容部134が設けられている。
図5に示されているように、回動部123及び回動許容部134の図4のV−V線に沿った断面に関する構成は、第2の実施の形態にかかるハンマ100は第1の実施の形態にかかるハンマ1と同一の効果を奏する。なお、本実施の形態において、回動部123及び回動許容部134は、阻止部1341の軸線Aを含み右側摺動面1344Aと交差するいかなる断面(例えば、V−V断面)においても、図5に示されている構成と略同一の構成を有している。
回動部123は、図6に示されているように、当接部123Iと、図7に示されているように、凹部123Gとを有している。また、図7に示されているように、第2円筒部123Cは、第1の実施の形態における第2円筒部23Cが左右方向に延びる円筒形状に構成されていたのと異なり、前後方向に対向する一対の円弧部として構成されている。図には表れていないが、第1円筒部123Aも前後方向に対向する一対の円弧部として構成されている。なお、第1摺動面123D及び第2摺動面123Eのそれぞれは、前後方向において対向している(図7参照)。第1摺動面123D及び第2摺動面123Eは、本発明における「一対の円弧面」の一例である。
図7に示されているように、当接部123Iは、前後方向に延びる略平板状に形成され、上下方向において対向する一対の平板部として構成されている。互いに向かい合う当接部123Iのそれぞれの前後方向の端部は、互いに向かい合う円弧状の第2円筒部123Cのそれぞれの上下方向の端部と接続されている。当接部123I及び第2円筒部123Cの内周面によって、回動許容部134の阻止部1341を収容する収容空間が画成されている。また、当接部123Iの内周面によって上下方向において対向する一対の当接面123Fが規定されている。一対の当接面123Fは、本発明における「一対の平面」の一例である。
凹部123Gは、阻止部1341の軸線Aに関して回転対称な位置に位置している。凹部123Gは、阻止部1341の径方向外方に窪み、凹部123Gの内周面によって凹面123Hが規定されている。凹部123Gは、本発明における「接続部」の一例である。
図5に示されているように、右側摺動許容部1344は右側円弧部1358を有し、左側摺動許容部1345は左側円弧部1359を有している。図7に示されているように、右側円弧部1358は、図6のVII−VII線に沿った断面において、前後方向に対向する一対の円弧状をなしている。図には表れていないが、左側円弧部1359も同様に、前後方向に対向する円弧状をなしている。右側摺動許容部1344及び左側摺動許容部1345は、本発明における「ガイド部」の一例である。右側円弧部1358及び左側円弧部1359は、本発明における「円弧部」の一例である。
図5に示されているように、右側円弧部1358及び左側円弧部1359のそれぞれの外周面によって右側摺動面1358A及び左側摺動面1359Aが規定されている。右側摺動面1358A及び左側摺動面1359Aのそれぞれは、阻止部1341の径方向において第2円筒部123Cの第1摺動面123D及び第2摺動面123Eと対向している。右側摺動面1358A、左側摺動面1359A、第1摺動面123D及び第2摺動面123Eの曲率は、略同一に構成されている。
また、図6に示されているように、右側摺動許容部1344は右側平板部1352を有し、左側摺動許容部1345は左側平板部1353を有している。右側平板部1352及び左側平板部1353は、本発明における「直線部」の一例である。
右側平板部1352及び左側平板部1353は、IV−IV線に沿った断面に関して略対称に構成されている。右側平板部1352及び左側平板部1353は、それぞれ、阻止部1341の第1基部1341A及び第2基部1341Cの径方向外側に位置している。右側平板部1352及び左側平板部1353は、前後方向に延びる平板状をなしている。また、図7に示されているように、右側平板部1352は、阻止部1341の軸線Aと直交する仮想平面における断面形状(図6のVII−VII線に沿った断面形状)が、上下方向において互いに向かい合う一対の直線部として構成されている。当該断面において、右側平板部1352と右側円弧部1358とによって、右側摺動許容部1344は、四角形状をなしている。
図6に示されているように、右側平板部1352及び左側平板部1353のそれぞれの外周面によって右側当接面1352A及び左側当接面1353Aが規定されている。右側当接面1352A及び左側当接面1353Aのそれぞれは、上下方向において当接部123I及び凹部123Gと対向している(図7参照)。
図7に示されているように、凹部123Gが阻止部1341の径方向外方に窪んでいるため、ハンドルハウジング3と本体ハウジング2とは、阻止部1341の軸線Aを中心として相対回動することが可能である。また、本体ハウジング2に振動が発生した場合において、本体ハウジング2がハンドルハウジング3に対して軸線Aを中心に図7の反時計回り方向に回動する場合には、所定量回動後、右側当接面1352A及び左側当接面1353Aが凹面123Hと当接する。本体ハウジング2がハンドルハウジング3に対して軸線Aを中心に図7の時計回り方向に回動する場合には、所定量回動後、右側当接面1352A及び左側当接面1353Aが当接面123Fと当接する。これにより、本体ハウジング2がハンドルハウジング3に対して必要以上に回動することがなく、他に当該回動を規制する部材を設ける必要がなく、部品点数を削減することが可能となる。
また、図6に示されているように、回動許容部134は、第4右側接続部1354、第4左側接続部1355、第5右側接続部1356及び第5左側接続部1357を有している。
第4右側接続部1354及び第4左側接続部1355は、図6のIV−IV線に沿った断面に関して略対称に構成されている。第4右側接続部1354は第1基部1341Aと右側平板部1352とを接続し、第4左側接続部1355は、第2基部1341Cと左側平板部1353とを接続している。第4右側接続部1354は、阻止部1341の右部において阻止部1341の径方向外方に延びるように所定の曲率で湾曲している。また、第4左側接続部1355は、阻止部1341の左部において阻止部1341の径方向外方に延びるように所定の曲率で湾曲している。つまり、第4右側接続部1354及び第4左側接続部1355は、所定の曲率で構成されている。このような構成によれば、好適に作業時に発生し、接続箇所に作用する応力を分散させることができ、ハンドルハウジング3が破損してしまうことを抑制することが可能となる。
第5右側接続部1356及び第5左側接続部1357は、図6のIV−IV線に沿った断面に関して略対称に構成されている。第5右側接続部1356は、右側平板部1352の径方向外側に位置し、第5左側接続部1357は、左側平板部1353の径方向外側に位置している。第5右側接続部1356は、右方に延びつつ右側平板部1352の径方向外方に延びるように所定の曲率で湾曲している。また、第5左側接続部1357は、左方に延びつつ左側平板部1353の径方向外方に延びるように所定の曲率で湾曲している。つまり、第5右側接続部1356及び第5左側接続部1357は、所定の曲率で構成されている。このような構成によれば、好適に作業時に発生し、接続箇所に発生する応力を分散させることができ、ハンドルハウジング3が破損してしまうことを抑制することが可能となる。尚、第4右側接続部1354、第4左側接続部1355、第5右側接続部1356、第5左側接続部1357の曲率については、いずれも湾曲を有する形状であればよく、また、曲率は小さいほうが望ましい。
本明細書においては、ハンマ1、100を例に説明したが、本発明はハンマ以外のモータで駆動される電動工具においても適用可能であり、特にセーバソー、振動ドリル等、出力軸部の軸方向に先端工具を往復動させて作業を行う電動工具において特に好適である。
1…ハンマ 2…本体ハウジング 3…ハンドルハウジング 4…モータ 5…動力伝達部 6…出力部

Claims (8)

  1. 本体ハウジングと、
    半割状の第1部分及び第2部分が互いに突合せ結合されることで前記本体ハウジングに接続されるハンドルと、を有し、
    前記第1部分と第2部分とは、前記本体ハウジングの一部を収容した状態で前記本体ハウジングに回動可能に接続される回動許容部を有し、
    前記回動許容部は、前記第1部分と前記第2部分とが前記突合せの方向に互いに当接することで近接移動するのを阻止する柱状の阻止部と、前記阻止部の径方向外側に位置するとともに前記阻止部の軸心を中心とした前記ハンドルの前記本体ハウジングに対する回動をガイドする摺動面を有するガイド部と、を有し、
    前記本体ハウジングの前記ハンドルに対する前記阻止部の径方向における位置は、前記摺動面によって位置決めされていることを特徴とする電動工具。
  2. 前記回動許容部は、前記阻止部の径方向において前記摺動面と前記阻止部との間に位置する規制部をさらに有し、前記規制部は、前記本体ハウジングの一部を前記突合せの方向に挟み込んで前記回動の軸心方向における前記ハンドルと前記本体ハウジングとの相対移動を規制することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記ハンドルは、前記ガイド部に接続されるハンドル本体部を、さらに有し、
    前記阻止部と前記規制部とは接続され、
    前記規制部と前記ガイド部とは接続され、
    前記阻止部と前記規制部との接続箇所、前記規制部と前記ガイド部との接続箇所及び前記ガイド部と前記ハンドル本体部との接続箇所は、それぞれ、所定の曲率で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記ガイド部は、前記阻止部と同心の円筒状に形成され、
    前記摺動面は、前記ガイド部の周方向における全周に亘り前記ガイド部の外周により規定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電動工具。
  5. 前記ガイド部は、前記阻止部の軸心と直交する仮想平面における断面形状が、互いに向かい合う一対の直線部と互いに向かい合う一対の円弧部により構成される四角形をなし、前記本体ハウジングの一部は、前記一対の円弧部と面して摺動する一対の円弧面と、前記一対の直線部と面して当接する一対の平面とで画成される空間を備え、前記一対の円弧面と前記一対の平面との接続部は前記阻止部の半径方向外方に窪んで、前記前記ハンドルと前記本体ハウジングとの相対回動を許容していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電動工具。
  6. 前記回動許容部は、前記ハンドルの前記第1部分と第2部分に一体に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電動工具。
  7. 前記本体ハウジングに支持されたモータと、
    前記本体ハウジングに支持され前記モータの回転力によって駆動する出力軸部と、をさらに有し、
    前記ハンドルは、前記出力軸部の軸方向の振動を低減可能な状態で前記本体ハウジングに接続される振動低減部をさらに有し、前記本体ハウジングに対し、前記回動許容部と前記振動低減部との2箇所で接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電動工具。
  8. 前記モータは、回転軸を有し、
    前記出力軸部は、先端工具を着脱可能に構成され、
    前記回転軸の回転運動を往復動に変換し前記先端工具を前記軸方向に往復動させることが可能な動力伝達部をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
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