JP2014024171A - 往復動工具 - Google Patents

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貴啓 大久保
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Abstract

【課題】振動低減機構への負担を軽減し、長寿命化を図った往復動工具を提供する。
【解決手段】往復動工具1は、モータハウジング20と、ウェイトハウジング30と、ギヤハウジング40と、モータハウジング20内に配置されたモータ21と、モータ21の回転力を往復運動に変換し、打撃子63を往復運動させる往復運動変換部60とを備え、往復動工具1は、更にウェイトハウジング30に支持され往復運動の方向に対し交差する方向に延びる板バネ52と、板バネ52に支持され打撃子63が往復運動することにより発生する振動に起因して振動するカウンタウェイト53と、ウェイトハウジング30とカウンタウェイト53との間に設けられカウンタウェイト53の振動により圧縮又は変形されるコイルバネ54、55とを有するカウンタウェイト機構50を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、往復動工具に関し、特に、振動低減機構を有する往復動工具に関する。
従来から振動低減機構(動吸振器)を有する往復動工具が提案されている。例えば、板バネと板バネに取り付けられたウェイトとからなる振動低減機構をハウジング内に設け、当該振動低減機構により打撃時に工具本体に発生する振動を低減している(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−237301号公報
動吸振器によって振動を低減する往復動工具においては、振動が発生する周期、即ち穿孔作業中のピストンの往復動の周期と、動吸振器の振動数が概ね一致するようにバネ定数などを設定することが望ましい。上記の往復動工具では、板バネによって使用する打撃工具に適したバネ定数を得るため、板バネの形状や配置が工夫されている。しかし、電源のバラツキ等により一時的に高い電圧で動作した場合、往復動工具の打撃周波数が高くなり、これに伴いウェイトは高振幅域で振動する。このウェイトの高振幅領域での振動により、板バネに大きな負荷がかかり、板バネの低寿命化を招く恐れがあった。
そこで、本発明は、振動低減機構への負担を軽減し、長寿命化を図った往復動工具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ハウジングと、該ハウジング内に配置されたモータと、該モータの回転力を往復運動に変換し、往復運動部材を往復運動させる往復運動変換部と、を備える往復動工具であって、該ハウジングに支持され該往復運動の方向に対し交差する方向に延びる板バネと、該板バネに支持され該往復運動部材が往復運動することにより発生する振動に起因して振動するウェイトと、該ハウジングと該ウェイトの間に設けられ該ウェイトの振動により圧縮又は変形されるバネとを有する振動低減機構を備える往復動工具を提供している。
かかる構成によれば、複数のバネを組み合わせることにより、各々のバネにかかる負荷を軽減しつつ、全体として所定のバネ定数を得ることを容易にしている。また、電源のばらつきにより一時的に電圧が高くなり、往復動工具の打撃周波数が高くなったとしても、コイルバネにより振動低減機構の振幅が大きくなるのを抑えることができる。従って、板バネの負荷を軽減することができるので、往復動工具の長寿命化を図ることができる。また、コイルバネの軸心が往復運動の方向と平行に配置され、ウェイトは往復運動の方向に沿って往復動するので、コイルバネはウェイトが衝突したときの衝撃を吸収することができる。
ここで、該バネは、振動時の該ウェイトの振幅が所定の振幅より大きい時に、該ウェイトの振動により圧縮又は変形されることが好ましい。
かかる構成によれば、電源のばらつきにより一時的に電圧が高くなり、往復動工具の打撃周波数が高くなったとしても、バネにより振動低減機構の振幅が大きくなるのを抑えることができる。従って、板バネの負荷を軽減することができるので、往復動工具の長寿命化を図ることができる。
更に、該振動低減機構の該ウェイトの振幅と該往復動工具の打撃周波数との関係を表し、該振幅を縦軸、該打撃周波数を横軸とする周波数特性は、所定の打撃周波数において振幅のピークを有し、該往復動工具は標準の使用電圧を有し、該往復動工具を該標準の使用電圧で使用したときの打撃周波数は、該所定の打撃周波数よりも低いことが好ましい。
かかる構成によれば、電源のばらつきにより一時的に電圧が高くなり往復動工具の打撃周波数が高くなったときに、複数のバネの力でウェイトを移動させることができる。よって、往復運動部材の往復動に起因する往復動工具の振動を確実に低減することができる。
また、該バネは該板バネの長手方向に対して直交する方向に延びる軸を有するコイルバネであることが好ましい。
かかる構成によれば、板バネとコイルバネの組み合わせることで、容易に所定のバネ定数を得ることができる。
また、該ウェイトは該板バネの長手方向の中央に支持され、該板バネの両端が該ハウジングに支持されることが好ましい。
また、該モータの回転を受けて駆動する回転軸を更に備え、該ウェイトには、該回転軸を挿通するための挿通孔が形成されていることが好ましい。
かかる構成によれば、ハウジング内の空間を有効に活用して、往復動工具の回転軸の軸方向の寸法の大型化を抑制しつつ、ウェイトに要求される質量を確保することができる。
また、該コイルバネには、該回転軸が挿通されていることが好ましい。
また、該コイルバネは、該往復運動の方向における該ウェイトの一端側及び他端側にそれぞれ設けられていることが好ましい。
かかる構成によれば、ウェイトの振動を該往復運動の方向における両側において抑制することができる。
また、該コイルバネの一部は該ウェイトに設けられた凹部に収容されていることが好ましい。
また、該ウェイトが最もハウジングに近接した位置にあるときの該コイルバネの軸方向長さは、該コイルバネを全圧縮させたときの軸方向の長さよりも長いことが好ましい。
また、該コイルバネは、該ウェイトの該一端側及び該他端側にそれぞれ複数設けられていることが好ましい。
かかる構成によれば、各コイルバネのバネ定数が比較的小さくても全体としてバネ定数を大きくすることができる。よって、各コイルバネの寿命を長くすることができ、往復動工具の長寿命化を図ることができる。
また、該複数のコイルバネは、該一端側又は該他端側においてそれぞれ該回転軸を中心として対称に設けられていることが好ましい。
かかる構成によれば、カウンタがコイルバネ当接したときに、ウェイトに対し往復運動の方向において均一に付勢力を付与することができる。よって、ウェイトを安定して振動させることができる。
本発明によれば、振動低減機構への負担を軽減し、長寿命化を図った往復動工具を提供することができる。
本発明の往復動工具を打撃工具に適用した第1の実施の形態の断面図。 図1に示した打撃工具のカウンタウェイト機構の拡大図。 図2のIII−III線に沿った断面図。 第1の実施の形態におけるカウンタウェイト機構(カウンタウェイト)の振幅と、打撃工具の打撃周波数との関係を表した周波数特性を示す図。 本発明の往復動工具を打撃工具に適用した第2の実施の形態の断面図。 図5に示した打撃工具のカウンタウェイト機構の拡大図。 図6のVII−VII線に沿った断面図。 本発明の往復動工具を打撃工具に適用した第3の実施の形態の断面図。 図8に示した打撃工具のカウンタウェイト機構の拡大図。 図9のX−X線に沿った断面図。
本発明の往復動工具を打撃工具に適用した第1の実施の形態の打撃工具1について、図1から図3に基づき説明する。図1における右側を打撃工具1の前側、左側を打撃工具1の後側として以下説明する。本実施の形態における打撃工具1は、携帯用の電動ハンマドリルであって図示せぬ先端工具のビット径は10mmであり、押し付け力は約10kgで使用される。また、本実施の形態における打撃工具1の標準の使用電圧は100Vである。標準の使用電圧は、打撃工具1が使用される標準的な電圧であり、具体的には、打撃工具1の使用について推奨される電源電圧、打撃工具1の使用が予定される電源が通常供給する電圧、又は、打撃工具1の使用について推奨される電源電圧の幅の中央値等である。
打撃工具1は、互いに接続されたハンドル部10とモータハウジング20と、ウェイトハウジング30と、ギヤハウジング40とによりハウジングが構成される。ハンドル部10には電源ケーブル11が取付けられると共に、スイッチ機構12が内蔵されている。スイッチ機構12には使用者により操作可能なトリガ13が機械的に接続されている。電源ケーブル11はスイッチ機構12を外部電源(図示せず)に接続し、トリガ13を操作することにより、スイッチ機構12と電源との接続と断続とが切換えられる。
モータハウジング20は、ハンドル部10の上部に設けられている。ハンドル部10とモータハウジング20とは、プラスチックで一体成型されている。モータハウジング20内には電動モータ21が収納されている。電動モータ21は出力軸22を備え、回転駆動力を出力する。出力軸22には、ファン23が装着されている。
ウェイトハウジング30は、モータハウジング20の前方に設けられた樹脂成型品である。ウェイトハウジング30の上下方向両端には、それぞれ板バネ取付け部30Aが設けられている。また、ウェイトハウジング30には、前面視略環状をなす第1挿入溝30bが、後方向が深さ方向となるように形成されている。ウェイトハウジング30には、軸受31Aが設けられている。また、ウェイトハウジング30内には、第1中間シャフト32が、出力軸22と同軸上に配置され、軸受31A及び後述する軸受31Bにより回転可能に支承されている。第1中間シャフト32の後端部32Aは出力軸22と係合し、後端部32Aを介して、出力軸22の回転が第1中間シャフト32に伝達される。第1中間シャフト32の先端部には、ギヤハウジング40内に位置する第1ギヤ32Bが設けられている。また、出力軸22は、後端部32Aを介して軸受31Aに回転支持される。
また、ウェイトハウジング30内には、カウンタウェイト機構(振動低減機構)50が配置されている。図2、図3に示すように、カウンタウェイト機構50は、一対の接続部材51と、一対の板バネ52と、カウンタウェイト53と、第1コイルバネ54と、第2コイルバネ55とを備えている。一対の接続部材51は、ウェイトハウジング30の上下方向の両端にそれぞれ設けられている。即ち、一対の接続部材51は、カウンタウェイト53の重心を中心とする対称位置にそれぞれ設けられている。
各板バネ52は、上下方向を長手方向とし、それぞれの上端部は、接続部材51と板バネ取付け部30Aとに挟持され、かつ板バネ52の上端に形成されたボルト挿通孔にボルト51Aが挿通されることにより、ウェイトハウジング30に固定されている。一方、各板バネ52の下端部は、当該下端部を樹脂51Bにより挟み込み、樹脂51Bを接続板51Cと板バネ取付け部30Aとにより挟持しボルト51Dにより固定することにより、ウェイトハウジング30に固定されている。また、各板バネ52は上下方向、即ち前後方向と交差する方向に延びている。
図3に示すように、カウンタウェイト53は、略十字状をなし、その中心部には、シャフト挿通穴53aが形成されている。また、カウンタウェイト53は、図3におけるカウンタウェイト53の左右方向両端部においてボルト53Aにより、各板バネ52の長手方向の中央に固定されている。また、シャフト挿通穴53aには、第1中間シャフト32が挿通されている。よって、シャフト挿通穴53aは、出力軸22と対向している。また、打撃工具1の重心Gは、ウェイトハウジング30内に位置する。
また、カウンタウェイト53の後側部には、後面視略環状をなす第2挿入溝53bが、前方向が深さ方向となるように形成され、カウンタウェイト53の前側部には、前面視略環状をなす第3挿入溝53cが、後方向が深さ方向となるように形成されている。凹部に相当する第2挿入溝53b及び第3挿入溝53cは、前後方向において互いに対向する位置に形成され、第2挿入溝53bは前後方向において第1挿入溝30bに対し対向する位置に形成されている。
第1、第2コイルバネ54、55は、それぞれカウンタウェイト53の前後方向の一端側及び他端側に設けられ、板バネ52の長手方向に対して直交する方向(前後方向)に延びる軸を有している。第1コイルバネ54は、その後端部が第1挿入溝30bに挿入され、前端部は第2挿入溝53bに挿入されている。そして、第1コイルバネ54は、後端が第1挿入溝30bの後端面に当接し、前端が第2挿入溝53bの前端面に対し距離(隙間)を有するように配置されている。
第2コイルバネ55は、その後端部が第3挿入溝53cに挿入され、前端部は後述の第4挿入溝40cに挿入されている。そして、第2コイルバネ55は、後端が第3挿入溝53bの後端面に対し距離(隙間)を有し、前端が第4挿入溝40cの前端面に当接するように配置されている。また、第1、第2コイルバネ54、55には、第1中間シャフト32が挿通されている。本実施の形態において、第1コイルバネ54の前端と第2挿入溝53bの前端面との距離、及び第2コイルバネ55の後端と第3挿入溝53cの後端面との距離はほぼ等しく構成され、以下の説明において当該距離を距離Dとする。
ギヤハウジング40はウェイトハウジング30の前方に設けられた樹脂成型品である。ギヤハウジング40は、ウェイトハウジング30と接続され筒状をなす第1ギヤハウジング40Aと、第1ギヤハウジング40Aの内部空間とウェイトハウジング30の内部空間とを仕切る第2ギヤハウジング40Bが設けられている。上記の軸受31Bは、第2ギヤハウジング40Bに設けられている。また、上記の第4挿入溝40cは、第2ギヤハウジング40Bに形成され、後面視略環状をなし、前方向が深さ方向となるように形成されている。なお、略環状の第1〜第4挿入溝30b、53b、53c、40cは、ほぼ同じ直径を有し、それらの中心軸は、第1中間シャフト32の軸と同軸上に位置する。
図1に示すように、第1ギヤハウジング40Aと第2ギヤハウジング40Bとによって、後述の回転伝達機構を収容する機構室である減速室40cを画成する。第1ギヤハウジング40A内には、出力軸21と平行に第2中間シャフト42が、軸受42Bを介して第1ギヤハウジング40Aと第2ギヤハウジング40Bとに、その軸心を中心に回転可能に支承されている。また、第1ギヤハウジング40Aの後述する工具保持部15近傍には、サイドハンドル16が設けられている。
第2中間シャフト42の後端部には、第1ギヤ32Bと噛合する第2ギヤ41が同軸固定されている。第2中間シャフト42の先端側にはギヤ部42Aが形成され、後述する第3ギヤ43と選択的に噛合可能である。第1ギヤハウジング40A内であって第2中間シャフト42の上方の位置には、シリンダ44が設けられている。シリンダ44は第2中間シャフト42と平行に延び、第1ギヤハウジング40A及び第2ギヤハウジング40Bに回転可能に支承されている。第3ギヤ43はシリンダ44の外周に固定され、上述したギヤ部42Aとの噛合により、シリンダ44はその軸心を中心として回転可能である。
シリンダ44の先端側には上述した工具保持部15が設けられ、図示せぬ先端工具が着脱自在に取付けられる。第2中間シャフト42の後部には、回転運動を往復運動に変換する往復運動変換部60が第2中間シャフト42に対し選択的に供回り可能に外装されている。往復運動変換部60の腕部60Aは、第2中間シャフト42の回転により前後方向に往復動作可能に設けられている。
腕部60Aには、ピストンピン61が接続されている。シリンダ44内には、ピストン62が前後方向に往復運動可能且つシリンダ44内で摺動可能に設けられている。ピストンピン61とピストン62とは互いに接続されている。ピストン62内には打撃子63が内装されており、シリンダ44内であってピストン62と打撃子63の間には空気室64が形成される。打撃子63の前側には、中間子65がシリンダ44内にピストン62の往復動方向に摺動可能に支承されている。中間子65の前側には、図示せぬ先端工具が位置している。
第2中間シャフト42の前側には第2中間シャフト42と供回りし、かつ第2中間シャフト42の軸方向に摺動可能な第1クラッチ46及び第2クラッチ47が配置されている。第1ギヤハウジング40Aの下部には、チェンジレバ48が設けられ、チェンジレバ48を使用者が操作することにより、第1クラッチ46及び第2クラッチ47をそれぞれ前後に摺動させることができる。
より詳しくは、第1クラッチ46をチェンジレバ48で後側に摺動させることにより、第1クラッチ46と往復運動変換部60とが連結され、往復運動変換部60が第1クラッチ46と供回りする。また第2クラッチ47をチェンジレバ48で前側に摺動させることにより、ギヤ部42Aと第3ギヤ43とが噛合し、シリンダ44が回転する。第1クラッチ46と第2クラッチ47とは第2中間シャフト42と常に供回りするため、チェンジレバ48により、第2中間シャフト42と往復運動変換部60及びシリンダ44との接続・非接続を制御することができる。
上記構成の打撃工具1において使用者が作業をする場合には、先ずチェンジレバ48により、先端工具を回転駆動(ドリルモード)するか、打撃駆動(ハンマモード)するか、若しくは両方(ハンマドリル・モード)を行うか選択する。
次に、打撃工具1の動作について説明する。作業者がハンドル部10及びサイドハンドル16を手で把持して、図示せぬ先端工具を図示せぬ被削材に押し当てる。そして、トリガ13を引き、電動モータ21に電力を供給し回転駆動させる。この回転駆動力は、出力軸22、第1中間シャフト32、第1ギヤ32B、及び第2ギヤ41を介して第2中間シャフト42に伝わる。
ハンマドリル・モードに設定されている場合には、第1クラッチ46が往復運動変換部60と結合しているので、第2中間シャフト42の回転駆動力が往復運動変換部60に伝わる。往復運動変換部60では回転駆動力がピストンピン61を介してピストン62の往復運動に変換される。ピストン62の往復運動により打撃子63とピストン62との間に画成された空気室64中の空気の圧力は上昇及び低下を繰り返し、打撃子63に打撃力を付与する。打撃子63が前進して中間子65の後端面に衝突し、中間子65を介して打撃力が図示せぬ先端工具に伝達される。
また、第2クラッチ47によりギヤ部42Aと第3ギヤ43とが噛合しているので、第2中間シャフト42の回転は、シリンダ44を介して図示せぬ先端工具に回転力が伝えられる。このようにしてハンマドリル・モードでは図示せぬ先端工具に回転力と打撃力が同時に付与される。
ドリルモードに設定されている場合には、第1クラッチ46は第2中間シャフト42と往復運動変換部60との接続を断ち、第2クラッチ47によりギヤ部42Aと第3ギヤ43とが噛合しているので、第2中間シャフト42の回転駆動力のみがギヤ部42A、第3ギヤ43を介してシリンダ44に伝達される。よって、図示せぬ先端工具には回転力のみが付与される。
また、ハンマモードに設定されている場合には、第2クラッチ47はギヤ部42Aと第3ギヤ43との噛合を絶ち、第1クラッチ46により第2中間シャフト42と往復運動変換部60とが接続されているので、往復運動変換部60により第2中間シャフト42の回転駆動力がピストン62の往復運動に変換される。よって、図示せぬ先端工具には打撃力のみが付与される。
本実施の形態の打撃工具1の動作において、打撃子63の往復動に起因した振動が発生する。この振動がウェイトハウジング30を介して、接続部材51に伝達される。接続部材51に伝達された振動は、板バネ52及びカウンタウェイト53に伝達され、カウンタウェイト53は、ピストン62の往復運動方向と同じ方向に振動する。この振動により、打撃子63の往復動に起因する打撃工具1の振動は低減される。
打撃工具1が標準の使用電圧で動作している場合には、カウンタウェイト53が振動しても、第1コイルバネ54の前端及び第2コイルバネ55の後端は、カウンタウェイト53に当接しないように構成されている。即ち、振動時のカウンタウェイト53の振幅が、距離Dよりも小さくなるように構成されている。
一方、電源のバラツキ等により一時的に標準の使用電圧以上の電圧(例えば110V)で打撃工具1を動作させた場合には、打撃工具1の振動が、標準の使用電圧で動作させた時の振動(打撃周波数)よりも高くなる。これに伴いカウンタウェイト53も大きく振動するので、その振幅は距離Dよりも大きくなる。カウンタウェイト53の振幅が距離Dよりも大きくなると、カウンタウェイト53は、前後方向において第1コイルバネ54及び第2コイルバネ55に当接する。よって、第1コイルバネ54及び第2コイルバネ55により、カウンタウェイト53の振動が抑制される。
次に、カウンタウェイト機構50(カウンタウェイト53)の振幅と、打撃工具1の打撃周波数との関係について説明する。図4に示すように、カウンタウェイト機構50の振幅と、打撃工具1の打撃周波数との関係を表した周波数特性は、所定の打撃周波数Aにおける振幅をピークとする略山状をなしている。そして、図4におけるB1からB2までがカウンタウェイト機構50の共振領域であり、振幅X以上が高振幅領域であり、C1とC2との間が高振幅領域に対応する打撃周波数の範囲である。振幅Xが所定の振幅に対応し、振幅Xは距離Dと同じ長さである。また、高振幅領域(C1とC2との間)において、実線は第1、第2コイルバネ54、55がある場合のカウンタウェイト53の振幅を示し、一点鎖線は第1、第2コイルバネ54、55がない場合のカウンタウェイト53の振幅を示している。
本実施の形態における打撃工具1が標準の使用電圧で動作しているときは、B1とC1との間の打撃周波数(所定の打撃周波数Aよりも低い打撃周波数)で打撃動作するように構成されている。即ち、カウンタウェイト53は、振幅X(距離D)よりも低い振幅で振動し、前後方向において第1、第2コイルバネ54、55に当接せず、板バネ52のみによりカウンタウェイト53の振動が制御される。
一方、標準の使用電圧以上の電圧(例えば110V)で打撃工具1を動作させた場合には、打撃周波数はC1よりも高くなり、カウンタウェイト機構50の振幅はX(距離D)よりも大きくなる。これにより、カウンタウェイト53は、第1コイルバネ54及び第2コイルバネ55に当接するように振動し、第1コイルバネ54及び第2コイルバネ55は圧縮(変形)される。よって、第1コイルバネ54及び第2コイルバネ55により、カウンタウェイト53の振動が抑制される。従って、図4に示すように、C1とC2との間の打撃周波数の範囲において、第1、第2コイルバネ54、55がない場合(一点鎖線部分)よりも、振幅を低くすることができる。以上のように、C1とC2との間の打撃周波数の範囲では、板バネ52及び第1、第2コイルバネ54、55によりカウンタウェイト53の振動が制御される。また、カウンタウェイト53が最もウェイトハウジング30又は第2ギヤハウジング40Bに近接した位置にあるときの第1、第2コイルバネ54、55の軸方向の長さは、第1、第2コイルバネ54、55を全圧縮させたときの軸方向の長さよりも長く構成されている。
上記のように、カウンタウェイト機構50は、一対の板バネ52と、板バネ52支持されたカウンタウェイト53と、ウェイトハウジング30又は第2ギヤハウジング40Bとカウンタウェイト53との間に設けられた第1、第2コイルバネ54、55とを備えている。そして、板バネ52及びカウンタウェイト53は、打撃子53の往復動に起因した振動を低減するように振動するように構成され、第1、第2コイルバネ54、55は、カウンタウェイト53の振幅が振幅Xよりも大きい場合に、カウンタウェイト53の振動により圧縮又は変形されるように構成されている。
よって、複数のバネを組み合わせることにより、各々のバネにかかる負荷を軽減しつつ、全体として所定のバネ定数を得ることを容易にしている。また、電源のばらつきにより電圧が一時的に標準の使用電圧以上になり、打撃工具1の打撃周波数が高くなったとしても、カウンタウェイト機構50(カウンタウェイト53)の振幅が大きくなるのを抑えることができる。従って、板バネ52の負荷を軽減することができるので、打撃工具1の長寿命化を図ることができる。また、第1、第2コイルバネ54、55の軸が前後方向に沿って延び、カウンタウェイト53は前後方向に沿って往復動するので、第1、第2コイルバネ54、55は、カウンタウェイト53が衝突したときの衝撃を吸収することができる。
また、打撃工具1を標準の使用電圧で使用したときの打撃周波数は、所定の打撃周波数Aよりも低打撃周波数側に設定されているので、電源のばらつきにより一時的に電圧が標準の使用電圧以上になり打撃工具1の打撃周波数が高くなったとしても、これに追従してカウンタウェイト機構50の振幅を大きくすることができる。よって、打撃子53の往復動に起因した振動を確実に低減することができる。
また、カウンタウェイト53の挿通孔53a、及び第1、第2コイルバネ54、55には、第1中間シャフト31が挿通されている。よって、ウェイトハウジング30内の空間を有効に活用して、打撃工具1の回転シャフトの軸方向の寸法の大型化を抑制しつつ、カウンタウェイト53に要求される質量を確保することができる。
また、第1、第2コイルバネ54、55は、カウンタウェイト53の前後方向における両側に設けられているので、カウンタウェイト53の振動を前後方向における両側において抑制することができる。また、第1、第2コイルバネ54、55は、板バネ52の長手方向に対して直交する方向(前後方向)に延びる軸を有しているので、長手方向に延びる板バネ52と組み合わせることで、振動低減機構50全体としての所定のバネ定数を容易に得ることができる。
次に、本発明の往復動工具を打撃工具に適用した第2の実施の形態の打撃工具101ついて、図5から図7に基づき説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材については同一の番号を付し説明を省略し、異なる部分についてのみ説明をする。
図5に示すように、本実施の形態の打撃工具101は、第1の実施の形態におけるカウンタウェイト機構50と異なるカウンタウェイト機構150を備えている。そして、図6に示すように、第2の実施の形態におけるウェイトハウジング130には、前面視略環状をなす第1挿入溝130bが、後方向が深さ方向となるように形成されている。第1挿入溝130bの後端面は段差を有し、外周側後端面の方が内周側後端面よりも深さが浅く構成されている。
図6、7に示すように、カウンタウェイト機構150は、一対の接続部材51と、一対の板バネ52と、カウンタウェイト153、第1−1コイルバネ154A、第1−2コイルバネ154B、第2−1コイルバネ155A、及び第2−2コイルバネ155Bを備えている。シャフト挿通穴153aが形成されたカウンタウェイト153の後側部には、後面視略環状をなす第2挿入溝153bが、前方向が深さ方向となるように形成され、カウンタウェイト153の前側部には、前面視略環状をなす第3挿入溝153cが、後方向が深さ方向となるように形成されている。
第2挿入溝153bの前端面は段差を有し、外周側前端面の方が内周側前端面よりも深さが浅く構成されている。また、第3挿入溝153cの後端面は段差を有し、外周側後端面の方が内周側後端面よりも深さが浅く構成されている。凹部に相当する第2挿入溝153b及び第3挿入溝153cは、前後方向において互いに対向する位置に形成され、第2挿入溝153bは前後方向において第1挿入溝130bに対し対向する位置に形成されている。
第1−1コイルバネ154A、第1−2コイルバネ154Bは、カウンタウェイト153の後側に設けられ、それらの軸が同軸かつ板バネ52の長手方向に対して直交する方向(前後方向)に延びている。第1−1コイルバネ154Aは、第1−2コイルバネ154Bよりも直径が大きくかつ軸に沿った長さが短く構成されている。第1−1コイルバネ154A及び第1−2コイルバネ154Bは、それぞれ後端部が第1挿入溝130bに挿入され、前端部は第2挿入溝153bに挿入されている。そして、第1−1コイルバネ154A及び第1−2コイルバネ154Bは、それぞれ後端が第1挿入溝130bの後端面に当接し、前端が第2挿入溝153bの前端面に対し距離(隙間)を有するように配置されている。
また、第1−1、第1−2コイルバネ154A、154Bには、第1中間シャフト32が挿通されている。本実施の形態において、第1−1コイルバネ154Aの前端と第2挿入溝153bの外周側前端面との距離、及び第1−2コイルバネ154Bの前端と第2挿入溝153bの内周側前端面との距離はほぼ等しく構成され、当該距離は距離Dと同じである。
第2−1コイルバネ155A、第2−2コイルバネ155Bは、カウンタウェイト153の前側に設けられ、それらの軸が同軸かつ板バネ52の長手方向に対して直交する方向(前後方向)に延びている。第2−1コイルバネ155Aは、第2−2コイルバネ155Bよりも直径が大きくかつ軸に沿った長さが短く構成されている。第2−1コイルバネ155A及び第2−2コイルバネ155Bは、それぞれ後端部が第3挿入溝153cに挿入され、前端部は後述の第4挿入溝140cに挿入されている。そして、第2−1コイルバネ155A及び第2−2コイルバネ155Bは、それぞれ後端が第3挿入溝153cの後端面に対し距離(隙間)を有し、前端が第4挿入溝140cの前端面に当接するように配置されている。
また、第2−1、第2−2コイルバネ155A、155Bには、第1中間シャフト32が挿通されている。本実施の形態において、第2−1コイルバネ155Aの後端と第3挿入溝153cの外周側後端面との距離、及び第2−2コイルバネ155Bの後端と第3挿入溝153cの内周側後端面との距離はほぼ等しく構成され、当該距離は距離Dと同じである。
上記の第4挿入溝140cは、第2ギヤハウジング140Bに形成され、後面視略環状をなし、前方向が深さ方向となるように形成されている。第4挿入溝140cの前端面は段差を有し、外周側前端面の方が内周側前端面よりも深さが浅く構成されている。なお、略環状の第1〜第4挿入溝130b、153b、153c、140cは、ほぼ同じ直径を有し、それらの中心軸は、第1中間シャフト32の軸と同軸上に位置する。
本実施の形態の打撃工具101では、カウンタウェイト153の前後方向の両側にコイルバネが複数設けられているので、それぞれのコイルバネのバネ定数が比較的小さくても全体としてバネ定数を大きくすることができる。よって、各コイルバネの寿命を長くすることができ、打撃工具101の長寿命化を図ることができる。また、本実施の形態の打撃工具101の他の効果は、第1の実施の形態の打撃工具1の効果と同様である。
次に、本発明の往復動工具を打撃工具に適用した第3の実施の形態の打撃工具201について、図8から図10に基づき説明する。尚、第1の実施の形態と同一の部材については同一の番号を付し説明を省略し、異なる部分についてのみ説明をする。
図8に示すように、本実施の形態の打撃工具201は、第1の実施の形態におけるカウンタウェイト機構50と異なるカウンタウェイト機構250を備えている。そして、図9に示すように、第2の実施の形態におけるウェイトハウジング230には、8個の第1挿入溝230bが、後方向が深さ方向となるように形成されている。8個の第1挿入溝230bは、第1中間シャフト32を中心として、上下左右にそれぞれ2個ずつ形成されている。
図9、10に示すように、カウンタウェイト機構250は、一対の接続部材51と、一対の板バネ52と、カウンタウェイト253、8個の第1コイルバネ254、及び8個の第2コイルバネ255を備えている。シャフト挿通穴253aが形成されたカウンタウェイト253の後側部には、8個の第2挿入穴253bが、前方向が深さ方向となるように形成され、カウンタウェイト53の前側部には、8個の第3挿入穴253cが、後方向が深さ方向となるように形成されている。
8個の第2挿入穴253bは、第1中間シャフト32を中心として、上下左右にそれぞれ2個ずつ形成され、8個の第2挿入穴253cは、第1中間シャフト32を中心として、上下左右にそれぞれ2個ずつ形成されている。また、凹部に相当する各第2挿入穴253b及び各第3挿入穴253cは、前後方向において互いに対向する位置に形成され、各第2挿入穴253bは前後方向において各第1挿入穴230bに対し対向する位置に形成されている。
8個の第1コイルバネ254は、カウンタウェイト253の後側に設けられ、それらの軸が板バネ52の長手方向に対して直交する方向(前後方向)に延びている。各第1コイルバネ254は、後端部が対応する第1挿入穴230bに挿入され、前端部は対応する第2挿入穴253bに挿入されている。よって、8個の第1コイルバネ254は、第1中間シャフト32を中心として、上下左右にそれぞれ2個ずつ対称に配置されている。そして、各第1コイルバネ254は、後端が対応する第1挿入穴230bの後端面に当接し、前端が対応する第2挿入穴253bの前端面に対し距離(隙間)を有するように配置されている。各第1コイルバネ254の前端と対応する第2挿入穴253bの前端面との距離はほぼ等しく構成され、当該距離は距離Dと同じである。
8個の第2コイルバネ255は、カウンタウェイト253の後側に設けられ、それらの軸が板バネ52の長手方向に対して直交する方向(前後方向)に延びている。各第3コイルバネ255は、後端部が対応する第3挿入穴230cに挿入され、前端部は対応する第4挿入穴240cに挿入されている。よって、8個の第2コイルバネ255は、第1中間シャフト32を中心として、上下左右にそれぞれ2個ずつ対称に配置されている。そして、各第1コイルバネ255は、後端が対応する第3挿入穴230cの後端面に対し距離(隙間)を有し、前端が対応する第4挿入穴240cの前端面に当接するように配置されている。各第2コイルバネ255の後端と対応する第3挿入穴253cの後端面との距離はほぼ等しく構成され、当該距離は距離Dと同じである。
上記の第4挿入穴240cは、第2ギヤハウジング240Bに8個形成され、前方向が深さ方向となるように形成されている。各第4挿入穴240cは前後方向において各第3挿入穴253cに対し対向する位置に形成されている。
本実施の形態の打撃工具201では、カウンタウェイト253の前後方向の両側にコイルバネが複数設けられているので、それぞれのコイルバネのバネ定数が比較的小さくても全体としてバネ定数を大きくすることができる。よって、各コイルバネの寿命を長くすることができ、打撃工具201の長寿命化を図ることができる。
また、8個の第1コイルバネ254及び8個の第2コイルバネ255は、それぞれ第1中間シャフト32を中心として、上下左右にそれぞれ2個ずつ対称に配置されているので、カウンタウェイト253が当接したときに、カウンタウェイト253に対し前後方向において均一に付勢力を付与することができる。よって、カウンタウェイト253を安定して振動させることができる。また、本実施の形態の打撃工具201の他の効果は、第1の実施の形態の打撃工具1の効果と同様である。
尚、本発明の打撃工具は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。上記の実施の形態では、バネの一例としてコイルバネを用いたが、第2の板バネを用いる構成や皿バネを用いる構成であっても良い。また、上記の実施の形態では、本発明の往復動工具を打撃工具に適用したが、セーバソーに適用しても良い。
1、101、201 往復動工具、 20 モータハウジング、 21 電動モータ、 30 ウェイトハウジング、 32 第1中間シャフト、 50、150、250 カウンタウェイト機構、 52 板バネ、 53、153、253 カウンタウェイト、 54、254 第1コイルバネ、 55、255 第2コイルバネ、 154A 第1−1コイルバネ、 154B 第1−2コイルバネ、155A 第2−1コイルバネ、 155B 第2−2コイルバネ 60 往復運動変換部

Claims (12)

  1. ハウジングと、
    該ハウジング内に配置されたモータと、
    該モータの回転力を往復運動に変換し、往復運動部材を往復運動させる往復運動変換部と、を備える往復動工具であって、
    該ハウジングに支持され該往復運動の方向に対し交差する方向に延びる板バネと、該板バネに支持され該往復運動部材が往復運動することにより発生する振動に起因して振動するウェイトと、該ハウジングと該ウェイトの間に設けられ該ウェイトの振動により圧縮又は変形されるバネとを有する振動低減機構を備えることを特徴とする往復動工具。
  2. 該バネは、振動時の該ウェイトの振幅が所定の振幅より大きい時に、該ウェイトの振動により圧縮又は変形されることを特徴とする請求項1に記載の往復動工具。
  3. 該振動低減機構の該ウェイトの振幅と該往復動工具の打撃周波数との関係を表し、該振幅を縦軸、該打撃周波数を横軸とする周波数特性は、所定の打撃周波数において振幅のピークを有し、
    該往復動工具は標準の使用電圧を有し、
    該往復動工具を該標準の使用電圧で使用したときの打撃周波数は、該所定の打撃周波数よりも低いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の往復動工具。
  4. 該バネは該板バネの長手方向に対して直交する方向に延びる軸を有するコイルバネであることを特徴とする請求項1に記載の往復動工具。
  5. 該ウェイトは該板バネの長手方向の中央に支持され、該板バネの両端が該ハウジングに支持されることを特徴とする請求項1に記載の往復動工具。
  6. 該モータの回転を受けて駆動する回転軸を更に備え、
    該ウェイトには、該回転軸を挿通するための挿通孔が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の往復動工具。
  7. 該コイルバネには、該回転軸が挿通されていることを特徴とする請求項4に記載の往復動工具。
  8. 該バネは、該往復運動の方向における該ウェイトの一端側及び他端側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項6に記載の往復動工具。
  9. 該コイルバネの一部は該ウェイトに設けられた凹部に収容されていることを特徴とする請求項4に記載の往復動工具。
  10. 該ウェイトが最もハウジングに近接した位置にあるときの該コイルバネの軸方向長さは、該コイルバネを全圧縮させたときの軸方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項10に記載の往復動工具。
  11. 該コイルバネは、該ウェイトの該一端側及び該他端側にそれぞれ複数設けられていることを特徴とする請求項4に記載の往復動工具。
  12. 該複数のコイルバネは、該一端側又は該他端側においてそれぞれ該回転軸を中心として対称に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の往復動工具。
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