JP2019024427A - 制限壁 - Google Patents

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JP2019024427A
JP2019024427A JP2017148703A JP2017148703A JP2019024427A JP 2019024427 A JP2019024427 A JP 2019024427A JP 2017148703 A JP2017148703 A JP 2017148703A JP 2017148703 A JP2017148703 A JP 2017148703A JP 2019024427 A JP2019024427 A JP 2019024427A
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朋司 鈴木
Tomoji Suzuki
朋司 鈴木
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SUZUKI TEKKOSHO KK
IS Precision Machinery Inc
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SUZUKI TEKKOSHO KK
Suzuki Iron Works Co Ltd
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Abstract

【課題】前側から後側への風の通過を制限可能な構成を簡単にできる制限壁を提供する。【解決手段】制限壁10では、複数の制限板16がそれぞれ前側から後側への風及び砂の通過を制限する。ここで、設置枠14の上板14Cと下板14Dとの間における内側に複数の制限板16が上下方向及び左右方向に並べられている。このため、構成を簡単にできる。【選択図】図1

Description

本発明は、前側から後側への風の通過を制限可能にされる制限壁に関する。
下記特許文献1では、砂嚢が防風壁としての役割を有しており、砂嚢には砂が充填されている。
ここで、防風壁では、構成を簡単にできるのが好ましい。
特開2010−227093号公報
本発明は、上記事実を考慮し、構成を簡単にできる制限壁を得ることが目的である。
請求項1に記載の制限壁は、前後方向に垂直な方向に並べられ、それぞれ前側から後側への風の通過を制限可能にされる複数の制限板を備える。
請求項2に記載の制限壁は、請求項1に記載の制限壁において、前記制限板が弾性を有する。
請求項3に記載の制限壁は、請求項1又は請求項2に記載の制限壁において、前後方向に垂直な一方向において隣設される前記制限板が連結されると共に、前後方向に垂直な他方向において隣設される前記制限板が連結されない。
請求項4に記載の制限壁は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の制限壁において、前記制限板の連結部分の移動が規制される。
請求項5に記載の制限壁は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の制限壁において、連結される前記制限板の一方が前側に凸状に湾曲されると共に、当該連結される前記制限板の他方が後側に凸状に湾曲される。
請求項6に記載の制限壁は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の制限壁において、前記制限板が廃棄タイヤによって構成される。
請求項1に記載の制限壁では、複数の制限板が前後方向に垂直な方向に並べられており、複数の制限板がそれぞれ前側から後側への風の通過を制限可能にされる。このため、構成を簡単にできる。
請求項2に記載の制限壁では、制限板が弾性を有する。このため、制限板同士の衝突音の発生を抑制できる。
請求項3に記載の制限壁では、前後方向に垂直な一方向において隣設される制限板が連結される。
ここで、前後方向に垂直な他方向において隣設される制限板が連結されない。このため、例えば前側から強風が到来した場合には、他方向において隣設される制限板間から風を後側に効果的に逃がすことができる。
請求項4に記載の制限壁では、制限板の連結部分の移動が規制される。風による制限板の揺動を抑制できる。
請求項5に記載の制限壁では、連結される制限板の一方が前側に凸状に湾曲されると共に、当該連結される制限板の他方が後側に凸状に湾曲される。このため、連結される制限板の両方が前側又は後側に凸状に湾曲される場合とは異なり、連結される制限板の連結部分が前側又は後側に大きく突出されることを抑制でき、前後方向寸法を小さくできる。
請求項6に記載の制限壁では、制限板が廃棄タイヤによって構成される。このため、コストを低減できる。
本発明の実施形態に係る制限壁を示す前方から見た正面図である。 本発明の実施形態に係る制限壁を示す左斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る制限壁の主要部を示す左斜め前方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る制限壁を示す左方から見た断面図である。
図1には、本発明の実施形態に係る制限壁10が前方から見た正面図にて示されており、図2には、制限壁10が左斜め前方から見た斜視図にて示されている。さらに、図4には、制限壁10が左方から見た断面図にて示されている。なお、図面では、制限壁10の前側を矢印FRで示し、制限壁10の右側を矢印RHで示し、制限壁10の上側を矢印UPで示している。
図1、図2及び図4に示す如く、本実施形態に係る制限壁10は、砂地12(例えば砂丘)に設置されており、制限壁10の後側では、例えば植物が栽培される。
制限壁10には、設置体としての設置枠14が設けられている。設置枠14の左端及び右端には、それぞれ断面L字形長尺板状の左板14A及び右板14Bが設けられており、左板14A及び右板14Bは、上下方向に延伸されている。設置枠14の上端及び上下方向中間部には、それぞれ断面L字形長尺板状の上板14C及び下板14Dが設けられており、上板14C及び下板14Dは、左右方向に延伸されて、左右方向両端部が左板14A及び右板14Bにそれぞれ連結されている。上板14Cは、内部が後側に開放される向きに配置されており、上板14Cの下側部は、上方へ向かうに従い前方へ向かう方向に傾斜されている。下板14Dは、内部が下側に開放される向きに配置されており、下板14Dの後側部は、下方へ向かうに従い後方へ向かう方向に傾斜されている。
左板14A及び右板14Bは、下板14Dより下側の部分において、下端側から砂地12に上下方向に平行に挿入されており、これにより、設置枠14が下板14Dより上側を砂地12上に起立された状態で砂地12に設置されて、制限壁10が砂地12に設置されている。
設置枠14には、上板14Cと下板14Dとの間の上下方向中央位置において、規制部としての略長尺平板状の上規制板14Eが設けられており、上規制板14Eは、左右方向に延伸されて、左右方向両端部が左板14A及び右板14Bにそれぞれ連結されると共に、上方へ向かうに従い前方へ向かう方向に傾斜されている。設置枠14には、上規制板14Eと下板14Dとの間の上下方向中央位置において、規制部としての略長尺平板状の下規制板14Fが設けられており、下規制板14Fは、左右方向に延伸されて、左右方向両端部が左板14A及び右板14Bにそれぞれ連結されると共に、下方へ向かうに従い後方へ向かう方向に傾斜されている。
設置枠14の内側には、上板14Cと下板14Dとの間において、制限板16が複数設置されている。制限板16は、廃棄タイヤの外周部が長尺矩形状に切断されて形成されており、制限板16の長手方向は、廃棄タイヤの周方向にされている。このため、制限板16は、ゴム製にされて弾性を有すると共に、長手方向及び幅方向において湾曲されている。
制限板16は、上下方向及び左右方向において、それぞれ複数(本実施形態ではそれぞれ16個及び4個)並べられており、制限板16の長手方向は、上下方向に向けられると共に、制限板16の幅方向は、左右方向に向けられている。これにより、設置枠14の上板14Cと下板14Dとの間における内側が複数の制限板16によって略隙間なく閉鎖されている。
最上の制限板16及び上から3番目の制限板16は、上下方向及び左右方向において、後側に凸状に湾曲されており、上から2番目の制限板16及び最下(上から4番目)の制限板16は、上下方向及び左右方向において、前側に凸状に湾曲されている。
最上の制限板16の上端部は、設置枠14の上板14Cの下側部にボルト及びナットによって締結(結合)されており(図3参照)、最下の制限板16の下端部は、設置枠14の下板14Dの後側部にボルト及びナットによって締結されている。最上及び最下以外の制限板16の上端部は、上側の制限板16の下端部にボルト及びナットによって締結されると共に、最上及び最下以外の制限板16の下端部は、下側の制限板16の上端部にボルト及びナットによって締結されており(図3参照)、上下方向において並べられた複数の制限板16は、連結されている。
上から2番目の制限板16の下端部と上から3番目の制限板16の上端部との間には、設置枠14の上規制板14Eが配置されており、上から2番目の制限板16の下端部と上から3番目の制限板16の上端部とは、上規制板14Eを挟んだ状態で締結されている。上から3番目の制限板16の下端部と最下の制限板16の上端部との間には、設置枠14の下規制板14Fが配置されており、上から3番目の制限板16の下端部と最下の制限板16の上端部とは、下規制板14Fを挟んだ状態で締結されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成の制限壁10では、設置枠14が下板14Dより上側を砂地12上に起立されており、設置枠14の上板14Cと下板14Dとの間における内側に複数の制限板16が上下方向及び左右方向に並べられている。このため、複数の制限板16がそれぞれ前側から後側への風及び砂の通過を制限することで、例えば制限壁10の後側で栽培される植物が保護される。
ここで、上述の如く、制限壁10では、設置枠14の上板14Cと下板14Dとの間における内側に複数の制限板16が上下方向及び左右方向に並べられている。このため、制限壁10の構成を簡単にできる。しかも、制限壁10に代えて例えば生垣を使用する場合とは異なり、制限壁10に対し手入れをする必要をなくすことができる。さらに、設置枠14の大きさを変更して、制限板16の数を変更することで、制限壁10の大きさを容易に変更できる。
また、制限板16が弾性を有している。このため、制限壁10が風及び砂の通過を制限する際に、制限板16同士の衝突音が発生することを抑制できる。
さらに、制限板16が廃棄タイヤによって構成されている。このため、制限壁10のコストを低減できる。
また、左右方向において隣設される制限板16が連結されていない。このため、例えば制限壁10に前側から強風が到来した場合には、左右方向において隣設される制限板16間から風を後側に効果的に逃がすことができ、制限壁10の損傷を抑制できる。
さらに、上から2番目の制限板16の下端部と上から3番目の制限板16の上端部と締結部分が設置枠14の上規制板14Eによって移動を規制されると共に、上から3番目の制限板16の下端部と最下の制限板16の上端部との締結部分が設置枠14の下規制板14Fによって移動を規制されている。このため、例えば制限壁10に前側から強風が到来した場合に、上下方向において連結された複数の制限板16が前後方向に大きく揺動されることを抑制でき、制限壁10の損傷を抑制できる。
また、上側の制限板16が前側及び後側の一方に凸状に湾曲されると共に、下側の制限板16が前側及び後側の他方に凸状に湾曲されている。このため、上側の制限板16と下側の制限板16との両方が前側又は後側に凸状に湾曲される場合とは異なり、上側の制限板16の下端部と下側の制限板16の上端部との連結部分が前側又は後側に大きく突出されることを抑制でき、制限壁10の前後方向寸法を小さくできる。
なお、本実施形態における制限壁10を横方向(例えば左右方向)に複数連続して設置してもよい。
10 制限壁
16 制限板

Claims (6)

  1. 前後方向に垂直な方向に並べられ、それぞれ前側から後側への風の通過を制限可能にされる複数の制限板を備える制限壁。
  2. 前記制限板が弾性を有する請求項1記載の制限壁。
  3. 前後方向に垂直な一方向において隣設される前記制限板が連結されると共に、前後方向に垂直な他方向において隣設される前記制限板が連結されない請求項1又は請求項2記載の制限壁。
  4. 前記制限板の連結部分の移動が規制される請求項1〜請求項3の何れか1項記載の制限壁。
  5. 連結される前記制限板の一方が前側に凸状に湾曲されると共に、当該連結される前記制限板の他方が後側に凸状に湾曲される請求項1〜請求項4の何れか1項記載の制限壁。
  6. 前記制限板が廃棄タイヤによって構成される請求項1〜請求項5の何れか1項記載の制限壁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020166687A1 (ja) 2019-02-14 2020-08-20 日本精工株式会社 複列スラスト玉軸受

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