JP6130250B2 - 机 - Google Patents

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Description

本発明は、天板と、一対の脚部と、を備えた机に関する。
パイプ状の部材からなる左右一対の脚部で天板を支持する机の中には、少なくとも脚部における前後一方の脚それぞれを天板よりも外側に位置させることで、複数の机を積み重ねて収容できるように構成されたものがある。近年では、この種の机において、脚部の部材をより細くして軽量化すべく、脚部における前後の脚をそれぞれ下端側で連結して強度を確保することが行われている(特許文献1参照)。
特開2010−240207号
ただ、この机では、前後一方の脚それぞれが天板よりも外側に位置し、かつ、前後の脚が下端側で連結されている構造上、複数の机を隣接して配置するような場合に、これら机の脚部同士が接触してしまい、隣接する机同士の間に不必要な隙間が形成される、という問題がある。
上記特許文献1では、天板を左右方向に延長させるための回動可能な補助天板を天板端部に取り付け、複数の机を隣接して配置させた後、この補助天板を回動させて天板を左右方向に延長させることで、天板同士の隙間を狭めようという対策も提案されているものの、そのためだけに専用の部材を設ける必要があり、無用なコスト負担が発生する。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、専用の部材を設けることなく、隣接する机同士の隙間を狭められるようにするための技術を提供することである。
上記課題を解決するため第1の構成(請求項1)は、天板と、左右それぞれにて前記天板を支持する一対の脚部と、を備えた机である。
この机において、前記脚部は、前後に間隔を空けて配置された一組の脚と、前記脚それぞれの上端側から少なくとも前後方向および左右方向いずれかの内側に延出し、該延出した領域で前記天板を支持する上辺と、前後一方の脚の下端側から前後方向の内側に延出し、前後他方の脚へとつながる下辺と、からなる枠体として構成されている。
また、一対の前記脚部において、前後一方の前記脚それぞれは、前記天板および前後他方の前記脚よりも左右方向の外側に位置している。
また、前記脚部において、前後他方の前記脚と前記下辺とをつなぐ第1領域は、該脚から左右方向の外側にて前記下辺とつながり、前記脚部における前後一方の前記脚と前記上辺とをつなぐ第2領域は、該上辺から左右方向の外側にて前記脚とつながっている。
そして、前記一対の脚部は、該一対の脚部を前後方向および上下方向に拡がる平面(側方平面)へ投影した場合に、左右一方の前記脚部における前記第1領域が、左右他方の前記脚部における前記第1領域よりも前後方向および上下方向の内側を通過する位置関係で、前後他方の前記脚と前記下辺とをつないでおり、また、左右一方の前記脚部における前記第2領域または該第2領域につながれた前記脚の上端側が、左右他方の前記脚部における前記第2領域よりも、少なくとも前後方向の内側を通過する位置関係で前記脚と前記上辺とをつないでいる。
ここで、左右一方の前記脚部は、第2の構成(請求項2)のように、前記側方平面へ一対の前記脚部を投影した場合に、前記第1領域が、左右他方の前記脚部における第1領域よりも上方を通過することで、左右他方の前記脚部における前記第1領域よりも前後方向および上下方向の内側を通過する位置関係とされており、また、前記第2領域が、左右他方の前記脚部における第2領域よりも下方を通過することで、左右他方の前記脚部における前記第2領域よりも、前後方向および上下方向の内側を通過する位置関係とされている、ものとしてもよい。
このような構成の机であれば、脚部における前後一方の脚が天板よりも外側に位置していることにより、複数の机を積み重ねて収容することはもちろん、以下に示すように、隣接する机同士の隙間を狭めての配置も可能である。
まず、上記構成の机では、脚部における前後一方の脚だけでなく、下辺についても天板より左右方向の外側に位置しており、その結果、前後一方の脚および下辺からなる枠部分と、前後他方の脚および上辺からなる枠部分とは、左右方向にズレて上下方向に重なっていない。
そのため、同じ構成の机に隣接して配置する際、片方の机において一方の脚部を持ち上げながら、隣接する机における他方の脚部の下辺を乗り越えさせ、脚部の下端側を、隣接する机の脚部における左右方向の内側に位置させることができる。
このとき、左右一方の脚部は、第1領域が他方の脚部における第1領域よりも前後方向および上下方向の内側(第2の構成では上方)を通過しており、下端側において他方の脚部より前後方向に狭いため、隣接する机の脚部における第1領域と干渉することもない。
さらに、上記構成では、左右一方の脚部において、第1領域が他方の脚部における第1領域の前後方向および上下方向の内側(第2の構成では上方)を通過しているだけでなく、第2領域が他方の脚部における第2領域の少なくとも前後方向の内側(第2の構成では下方)を通過しているため、少なくとも、これらの領域で規定される距離にわたって、隣接する机における脚部と干渉することなく、机同士を接近させることができる。
このように、上記構成であれば、専用の部材を設けることなく、隣接する机同士の隙間を狭めて配置することができる。このとき、各脚部における第1領域、第2領域の長さや外側への延出量および角度を調整することにより、隣接する机それぞれの天板が接触するまで机同士を接近させることができる。
また、この構成においては、以下に示す第3の構成(請求項3)、第4の構成(請求項4)のようにしてもよい。
第3の構成において、一対の前記脚部は、前記下辺それぞれが、前記脚の下端から延出しており、また、前記上辺それぞれが、前記脚の上端から左右方向の内側へ延出し、前後一方の前記脚同士および前後他方の前記脚同士をつなぐことにより、一対の前記脚部全体が環状の構造体として形成されている。
この構成であれば、環状の部材または棒状の部材を加工するだけで、一対の脚部としての構造体を効率的に成形することができる。
第4の構成において、前記脚部は、前記下辺それぞれが前記脚の下端から延出しており、また、前記上辺それぞれが前記脚の上端から前後方向の内側に延出し、前後の前記脚同士をつなぐことにより、当該脚部における前記脚、前記上辺および前記下辺からなる枠体が環状に形成されている。
この構成であれば、環状の部材または棒状の部材を加工するだけで、それぞれの脚部からなる枠体を効率的に成形することができる。
ところで、複数の机を積み重ねる際には、積み重ねられる側の机(被積重ね側机)における左右方向に狭い前後他方の脚側から、積み重ねる側の机(積重ね側机)における左右方向に広い前後一方の脚側を重ねていくことになるが、このとき、積重ね側机には、左右方向に広い前後一方の脚間をとおって、被積重ね側机が収められる状態となるため、この脚間に部材を設けることはできない。しかし、左右方向に狭い前後他方の脚間に被積重ね側机が通過することはないため、机としての強度を確保すべく、この脚間に何らかの部材を設けてもよい。
このための構成としては、例えば、上記各構成を、以下に示す第5の構成(請求項5)のようにすることが考えられる。
第5の構成の前記脚部において、一対の前記脚部は、前後他方の前記脚それぞれが、下端側において脚連結杆により連結されている。
この構成であれば、複数の机を積み重ねて収容する機能を確保しつつ、脚連結杆により机としての強度を高めることができる。
特に、この構成を上記第4の構成に採用し、さらに、脚部として、第1領域、その下辺、前後一方の脚、第2領域、上辺、前後他方の脚とつないだ枠体それぞれを、前後他方の脚それぞれの下端において脚連結杆で連結したものとすることにより、これらを一本の棒状部材からなる構造体として成形することもできるようになる。
第1実施形態における机の全体構成を示す斜視図 第1実施形態における机の脚部を示す斜視図 第1実施形態における机の脚部を示す三面図 第1実施形態において複数の机が積み重ねられる様子を示す斜視図 第1実施形態において複数の机が隣接して配置される様子を示す斜視図 第2実施形態における机の全体構成を示す斜視図 第2実施形態における机の脚部を示す斜視図 第2実施形態における机の脚部を示す三面図 第2実施形態において複数の机が積み重ねられる様子を示す斜視図(a)および複数の机が隣接して配置される様子を示す斜視図(b) その他の実施形態その1(1)における机の全体構成を示す斜視図 その他の実施形態その1(1)における机の脚部を示す三面図 その他の実施形態その1(2)における机の全体構成を示す斜視図 その他の実施形態その1(2)における机の脚部を示す三面図 その他の実施形態その1(3)における机の全体構成を示す斜視図 その他の実施形態その1(3)における机の脚部を示す三面図 その他の実施形態その2における机の全体構成を示す斜視図 その他の実施形態その2における机の脚部を示す三面図 その他の実施形態その2において複数の机が積み重ねられる様子を示す斜視図(a)および複数の机が隣接して配置される様子を示す斜視図(b) その他の実施形態その3における机の全体構成を示す斜視図 その他の実施形態その3における机の脚部を示す三面図 その他の実施形態その3において複数の机が積み重ねられる様子を示す斜視図(a)および複数の机が隣接して配置される様子を示す斜視図(b)
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(1)第1実施形態
(1−1)全体構成
第1実施形態における机1は、図1に示すように、天板10と、左右それぞれにて天板10を支持する一対の脚部20と、を備えている。
天板10は、その裏面(下側)に設けられた収納棚11と、天板10の前端から下方に延びる板状の幕板13と、からなる。
脚部20は、図2に示すように、前後に間隔を空けて配置された一組の脚21と、脚21それぞれの上端側から左右方向の内側に延出し、この延出した領域で天板10を支持する上辺23と、前後一方(本実施形態では後方;以降便宜的に「後方」という)の脚21の下端側から前後方向の内側に延出し、前後他方(本実施形態では前方:以降便宜的に「前方」という)の脚21へとつながる下辺25と、からなる枠体として構成されている。
本実施形態において、下辺25それぞれは、後方の脚21の下端から延出して前方の脚21の下端へとつながっており、また、上辺23それぞれは、前方の脚21の上端から左右方向の内側へ延出し、前方の脚21同士および後方の脚21同士をつないでいる。こうして、一対の脚部20全体が環状の構造体として形成されている。
なお、後方の脚21から延出する上辺23と、前方の脚21から延出する上辺23とは、左右それぞれの端部側領域において上辺連結杆41により連結されている。
また、前方の脚21それぞれは、その左右方向の外周面が、天板10における左右方向の端部面を越えない(本実施形態では端部面と一致する)位置関係、つまり、脚部20における前方の脚21が、天板10より左右方向の外側に露出しない構成とされている。
また、一対の脚部20は、前方の脚21それぞれが、下端側において脚連結杆51により連結されている。この脚連結杆51は、脚21との連結部分から下方に延出して接地する補助脚部53と共に、一本の棒状部材(本実施形態ではパイプ)により成形されている。
また、一対の脚部20において、後方の脚21それぞれは、図3に示すように、天板10および一方の脚21より左右方向の外側に位置している。
また、脚部20において、前方の脚21と下辺25とをつなぐ第1領域31,33は、この脚21から左右方向の外側にて下辺25とつながり、脚部20における後方の脚21と上辺23とをつなぐ第2領域35,37は、この上辺23から左右方向の外側にて脚21とつながっている。本実施形態において、第1領域31,33、第2領域35,37は、左右方向の外側に延出した位置で下辺25、脚21とそれぞれつながるように構成されている。
また、一対の脚部20は、この一対の脚部20を前後方向および上下方向に拡がる平面(側方平面)へ投影した場合に、左右一方(本実施形態では右;以降便宜的に「右」という)の脚部20における第1領域31が、左右他方(本実施形態では左;以降便宜的に「左」という)の脚部20における第1領域31よりも前後方向および上下方向の内側を通過する位置関係で、前後他方の脚21と下辺25とをつないでおり、また、右の脚部20における第2領域35が、左の脚部20における第2領域35よりも、前後方向および上下方向の内側を通過する位置関係で脚21と上辺23とをつないでいる。
ここで、右の脚部20において、第1領域31は、側方平面へ一対の脚部20を投影した場合に、左の脚部20における第1領域31よりも上方を通過することで、左右他方の脚部20における第1領域31よりも前後方向および上下方向の内側を通過する位置関係とされている。この位置関係は、右の脚部20における第1領域31が、左の脚部20よりも脚21の上方から下辺25に向けて延び始め、左の脚部20よりも後方において下辺25につながるような構成とすることにより実現されている。
また、右の脚部20において、第2領域35は、側方平面へ一対の脚部20を投影した場合に、左の脚部20における第2領域37よりも下方を通過することで、左右他方の脚部20における第2領域35よりも、前後方向および上下方向の内側を通過する位置関係とされている。この位置関係は、右の脚部20における第2領域35が、左の脚部20よりも脚21の下方から上辺23に向けて延び始め、左の脚部20よりも左右方向の外側において上辺23につながることにより、実現されている。
(1−2)作用効果
このような実施形態の机1であれば、少なくとも、脚部20における後方の脚21が天板10よりも外側に位置していることにより、図4に示すように、他の机2を積み重ねて収容することはもちろん(同図(a)の矢印参照)、以下に示すように、隣接する机同士の隙間を狭めての配置も可能である。
まず、上記実施形態では、脚部20における後方の脚21だけでなく、下辺25についても天板10より左右方向の外側に位置しており、その結果、後方の脚21および下辺25からなる枠部分と、前方の脚21および上辺23からなる枠部分とは、左右方向にズレて上下方向に重なっていない。
そのため、図5に示すように、机1を同じ構成の机3と隣接して配置する際、右の脚部20側を持ち上げながら、隣接する机3における左の脚部20の下辺25を乗り越えさせようとしても(同図(a)の矢印(1)参照)、隣接する机3において前方の脚21および上辺23からなる枠部分との干渉を避けられ(同図(b)参照)、こうして脚部20の下端側を、隣接する机3の脚部20における左右方向の内側に位置させることができる。
このとき、右の脚部20は、第1領域31が左の脚部20における第1領域33より上方を通過しており、下端側において左の脚部20より前後方向に狭いため、隣接する机2の脚部20における第1領域33と干渉することもない。
ただ、この状態では、脚部20の下端側のみが、隣接する机2の脚部20における左右方向の内側に位置し、上端側は左右方向の外側に位置しているため、ここが、隣接する机2における前方の脚21および上辺23からなる枠部分と干渉してしまうと、机同士をこれ以上接近させることはできない。
ところが、上記実施形態の机1では、右の脚部20において、第1領域31が左の脚部20における第1領域33の上方を通過しているだけでなく、第2領域35が左の脚部20における第2領域37の下方を通過しているため、この机1を同じ構成の机3と隣接して配置する際(図5参照)、少なくとも、これら領域で規定される距離にわたって、隣接する机3における脚部20と干渉することなく、前後の端部を揃えた状態で机1,3同士を接近させることができる。
このように、上記実施形態であれば、専用の部材を設けることなく、隣接する机同士の隙間を狭めて配置することができる。特に、本実施形態では、各脚部20における第1領域31,33、第2領域35,37の長さや外側への延出量および角度を調整することにより、隣接する机1それぞれの天板10が接触するまで机同士を接近させることができる。
また、上記実施形態では、一対の脚部20全体が環状の構造体として形成されているため、環状の部材または棒状の部材を加工するだけで、一対の脚部20からなる構造体を効率的に成形することができる。
また、上記実施形態では、机1を同じ構成の机2に積み重ねる際、図4に示すように、机2における左右方向に狭い前方の脚21側から、机1における左右方向に広い後方の脚21側を重ねていくことになるが、このとき、机1には、後方の脚21間をとおって、その内部に第1の机2が収められる状態となる一方、前方の脚21間に机2が通過することはないため、机1としての強度を確保すべく、この脚21間に何らかの部材を設けてもよい。
この点、上記実施形態では、一対の脚部20が、前方の脚21それぞれが、下端側において脚連結杆51により連結されているため、複数の机1を積み重ねて収容する機能を確保しつつ、脚連結杆51により机としての強度を高めることができる。
(1−3)変形例
本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、脚部20における前方の脚21を、天板10より左右方向の外側に露出させない構成としているが、この脚21は、天板10より左右方向の外側に露出させた構成としてもよい。
(2)第2実施形態
(2−1)全体構成
第2実施形態の机1は、以下の点で第1実施形態における机1と相違している。
まず、本実施形態では、図6〜図8に示すように、上辺23それぞれが脚21の上端から前後方向の内側に延出し、前後の脚21同士をつなぐことにより、脚部20における脚21、上辺23および下辺25からなる枠体が環状に形成されている。
また、本実施形態では、一対の脚部20において、前後他方(本実施形態では前方;以降便宜上「前方」という)の脚21それぞれを連結する脚連結杆51が脚21それぞれの下端から延出する部材として形成され、第1実施形態のように、下方に延出する補助脚部53を有していない。
また、本実施形態においては、図7に示すように、脚部20それぞれを前方の上端側(本実施形態では脚21の上端側)にて連結する第1連結杆61と、脚部20それぞれを前後一方(本実施形態では後方;以降便宜上「後方」という)の上端側(本実施形態では上辺23)にて連結する第2連結杆63と、を備えている点が、第1実施形態と相違する。そして、幕板13は、前方からみて、第1連結杆61が隠れる高さ(本実施形態では第1連結杆61の下端)まで下方に延出している。
また、左右一方(本実施形態では右)の脚部20において、第1領域31は、第1実施形態と同様、側方平面へ一対の脚部20を投影した場合に、左右他方(本実施形態では左)の脚部20における第1領域33よりも上方を通過する位置関係とされている。
また、右の脚部20において、第2領域35は、第2実施形態と同様、側方平面へ一対の脚部20を投影した場合に、左の脚部20における第2領域37よりも下方を通過する位置関係とされている。
ただ、この位置関係は、右の脚部20における第2領域35が、左の脚部20よりも脚21の下方から上辺23に向けて延び始め、左の脚部20よりも前後方向の内側において上辺23につながるような構成とすることにより実現されている。
(2−2)作用効果
このように構成された机1であれば、第1実施形態と同様に、複数の机1を積み重ねて収容することができることはもちろん(図9(a)参照)、隣接する机同士の隙間を狭めて配置することもできる(同図(b)の矢印(1),(2)参照)。
また、本実施形態において、脚部20は、上辺23それぞれが脚21の上端から前後方向の内側に延出し、前後の脚21同士をつなぐことにより、脚部20が環状に形成されている。そのため、環状の部材または棒状の部材を加工するだけで、それぞれの脚部20からなる枠体を効率的に成形することができる。
また、脚部20それぞれは、前方の脚21それぞれの下端が脚連結杆51により連結されているため、一対の脚部20全体を一本の棒状部材によって成形することもできる。
(2−3)変形例
本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、一対の脚部20において、脚連結杆51が脚21それぞれの下端から延出する部材として形成され、第1実施形態のように下方に延出する補助脚部53を有していない。しかし、脚連結杆51は、脚21それぞれの下端よりも上方に配置してもよい。
具体的には、図10〜図11のように、下辺25から延びる第1領域31,33の端部をつなぐように脚連結杆51を形成した構成とすることが考えられる。この脚連結杆51は、第1実施形態と同様に、補助脚部53と共に一本の棒状部材により形成されたものとしてもよい。
また、脚連結杆51は、机1における左右一方(右)の脚部20に、この机1と隣接する机1における左右他方(左)の脚部20(の下辺25)を乗り越えさせることができる程度、脚部20下方の前後幅を確保できれば、図12〜図13のように、より上方に設けてもよい。この場合、脚連結杆51を第1連結杆61として機能させる一方、前後他方(前方)の脚21それぞれの下端を第3連結杆65により連結して強度を確保することも考えられる。
なお、図10〜図13の実施形態について、左右一方(本実施形態では右)の脚部20における第1領域31は、第1実施形態と同様、側方平面へ一対の脚部20を投影した場合に、左右他方(本実施形態では左)の脚部20における第1領域33よりも上方を通過する位置関係とされている。ただ、この位置関係は、右の脚部20における第1領域31が、左の脚部20よりも後方において下辺25につながることによってのみ実現されている。
(3)その他の実施形態
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
(3−1)その1
例えば、上記実施形態においては、脚部20における脚21それぞれが上方から下方に向けて真っ直ぐに配置されているものを例示したが、この脚21それぞれは、その一部または全部が斜めに配置された構成としてもよい。具体的な例としては、図14〜図15に示すように、一対の脚部20における前後一方(後方)の脚21それぞれが前後方向に傾けられた構成とすることが考えられる。
この実施形態において、左右一方(本実施形態では右)の脚部20における第1領域31は、第2実施形態と同様に、側方平面へ一対の脚部20を投影した場合に、左右他方(本実施形態では左)の脚部20における第1領域33よりも上方を通過する位置関係とされている。
一方、右の脚部20における第2領域35は、第2実施形態と同様、側方平面へ一対の脚部20を投影した場合に、左右他方(左)の脚部20における第2領域37よりも下方を通過する位置関係とされている。ただ、この位置関係は、右の脚部20における第2領域35が、左の脚部20よりも脚21の下方から上辺23に向けて延び始め、左右他方(左)の脚部20よりも前後方向の前方において上辺23につながることにより、実現されている。
(3−2)その2
また、上記実施形態では、左右一方の脚部20における第2領域35が、左右他方の脚部20における第2領域37よりも下方を通過する位置関係とされたものを例示した。しかし、脚部20における第2領域35,37は、左右一方の脚部20における第2領域35が、左右他方の脚部20における第2領域37よりも、少なくとも前後方向の内側を通過するような位置関係とすればよい。
この位置関係は、第2実施形態と同様に、脚部20における脚21、上辺23および下辺25からなる枠体が環状に形成された構成を前提とすると、次のような構成により実現するとよい。
具体的には、図16,図17に示すように、脚部20それぞれにおける第2領域35,37が左右方向に沿ってその内側へと延びた位置で上辺23とつながり、左右の脚部20における第2領域35,37それぞれが前後方向にズレた位置から延び始める、といった構成により実現することが考えられる。
このような構成においては、一対の脚部20を側方平面へ投影した場合に、脚部20における第2領域35,37それぞれが同じ高さに位置しているものの(図17の側面図など参照)、上記各実施形態と同様、机1を同じ構成の机2に積重ねたり(図18(a)参照)、同じ机3と隣接して配置したりすることが可能である(図18(b);矢印(1)〜矢印(2)参照)。
こうして、机1を同じ構成の机3と隣接して配置するに際しては、左右一方(本実施形態では「右」)の脚部20における第2領域35が、左右他方(本実施形態では「左」)の脚部20における第2領域37の前後方向の内側を通過しているため、ここのように第2領域35,37が前後方向にズレている距離にわたって、隣接する机3における脚部20と干渉することなく、前後の端部を揃えた状態で机1,3同士を接近させることができる。
(3−3)その3
また、第2領域35,37における別の位置関係としては、一対の脚部20を側方平面へ投影した場合に、左右一方の脚部20において第2領域35につながれた脚21の上端側が、左右他方の脚部20における第2領域37よりも前後方向および上下方向の内側を通過するような位置関係とすることが考えられる。
この位置関係は、第1実施形態と同様に、上辺23それぞれが前方の脚21同士および後方の脚21同士をつなぐことで、一対の脚部20全体が環状の構造体として形成された構成を前提とすると、次のような構成により実現するとよい。
具体的には、図19,図20に示すように、左右一方(本実施形態では「右」)の脚部20における第2領域35が、前後他方(本実施形態では「後」)の上辺23において左右外側まで延出する右端を、その位置において、前方方向に傾斜する後の脚21における上端とつなぎ、左右他方(本実施形態では「左」)の脚部20における第2領域37が、後の上辺23の左端から左後方へと斜めに延出したうえで後の脚21とつながる、といった構成である。
このような構成においては、一対の脚部20を側方平面へ投影した場合に、脚部20における第2領域35,37が上下方向に重なっているものの(図20参照)、上記各実施形態と同様、机1を同じ構成の机2に積重ねたり(図21(a)参照)、同じ机3と隣接して配置したりすることが可能である(図21(b);矢印(1)〜矢印(2)参照)。
こうして、机1を同じ構成の机3と隣接して配置するに際しては、右の脚部20において第2領域35につながれた脚21の上端側が、左の脚部20における第2領域37の前後方向の内側を通過しているため、このような位置関係にある距離にわたって、隣接する机3における脚部20と干渉することなく、前後の端部を揃えた状態で机1,3同士を接近させることができる。
1…机、2…机、3…机、10…天板、11…収納棚、13…幕板、20…脚部、21…脚、23…上辺、25…下辺、31…第1領域、33…第1領域、35…第2領域、37…第2領域、41…上辺連結杆、51…脚連結杆、53…補助脚部、61…第1連結杆、63…第2連結杆、65…第3連結杆。

Claims (5)

  1. 天板と、左右それぞれにて前記天板を支持する一対の脚部と、を備えた机であって、
    前記脚部は、前後に間隔を空けて配置された一組の脚と、前記脚それぞれの上端側から少なくとも前後方向および左右方向いずれかの内側に延出し、該延出した領域で前記天板を支持する上辺と、前後一方の脚の下端側から前後方向の内側に延出し、前後他方の脚へとつながる下辺と、からなる枠体として構成されており、
    一対の前記脚部において、前後一方の前記脚それぞれは、前記天板および前後他方の前記脚よりも左右方向の外側に位置しており、
    前記脚部において、前後他方の前記脚と前記下辺とをつなぐ第1領域は、該脚から左右方向の外側にて前記下辺とつながり、前記脚部における前後一方の前記脚と前記上辺とをつなぐ第2領域は、該上辺から左右方向の外側にて前記脚とつながっており、
    前記一対の脚部は、該一対の脚部を前後方向および上下方向に拡がる平面(側方平面)へ投影した場合に、左右一方の前記脚部における前記第1領域が、左右他方の前記脚部における前記第1領域よりも前後方向および上下方向の内側を通過する位置関係で、前後他方の前記脚と前記下辺とをつないでおり、また、左右一方の前記脚部における前記第2領域または該第2領域につながれた前記脚の上端側が、左右他方の前記脚部における前記第2領域よりも、少なくとも前後方向の内側を通過する位置関係で前記脚と前記上辺とをつないでいる
    ことを特徴とする机。
  2. 左右一方の前記脚部は、前記側方平面へ一対の前記脚部を投影した場合に、前記第1領域が、左右他方の前記脚部における第1領域よりも上方を通過することで、左右他方の前記脚部における前記第1領域よりも前後方向および上下方向の内側を通過する位置関係とされており、また、前記第2領域が、左右他方の前記脚部における第2領域よりも下方を通過することで、左右他方の前記脚部における前記第2領域よりも、前後方向および上下方向の内側を通過する位置関係とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の机。
  3. 一対の前記脚部は、前記下辺それぞれが、前記脚の下端から延出しており、また、前記上辺それぞれが、前記脚の上端から左右方向の内側へ延出し、前後一方の前記脚同士および前後他方の前記脚同士をつなぐことにより、一対の前記脚部全体が環状につながる構造体として形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の机。
  4. 前記脚部は、前記下辺それぞれが前記脚の下端から延出しており、また、前記上辺それぞれが前記脚の上端から前後方向の内側に延出し、前後の前記脚同士をつなぐことにより、当該脚部における前記脚、前記上辺および前記下辺からなる枠体が環状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の机。
  5. 一対の前記脚部は、前後他方の前記脚それぞれが、下端側において脚連結杆により連結されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の机。
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