JP6673233B2 - バンパリインフォースメントメント - Google Patents

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Description

本発明は、バンパリインフォースメントに関する。
従来から、自動車等の車両においては、衝突体の荷重を受けるため、車両前端部にバンパリインフォースメントが配置されている(例えば、特許文献1を参照)。
このバンパリインフォースメントは、ラジエータよりも車両前方側に配置されていることが多い。このため、車両前方側から熱交換器へ導入される外気の一部が、バンパリインフォースメントによって遮られ、ラジエータの冷却性能が低下する虞がある。
特開2013−177062号公報
本発明は、上記事実を考慮して成されたものであり、ラジエータの冷却性能の低下を抑制することができるバンパリインフォースメントを提供することが目的である。
第一態様は、車両前面に設けられ外気が導入されるラジエータグリルと、前記ラジエータグリルの車両後方側に設けられたラジエータと、の間に車両幅方向を長手方向として設けられ、前記ラジエータグリルから導入された外気の少なくとも一部が車両前後方向前側から後側に向かって通風する通風部を備えたバンパリインフォースメントである。
第一態様のバンパリインフォースメントでは、ラジエータグリルから導入された外気の少なくとも一部が車両前後方向前側から後側に向かって通風する通風部を備えている。よって、ラジエータグリルとラジエータとの間にバンパリインフォースメントを設けても、ラジエータグリルから導入された外気の少なくとも一部が、通風部を通風してラジエータに当たる。したがって、通風部が設けられていない場合と比較し、ラジエータグリルとラジエータとの間にバンパリインフォースメントを設けることによるラジエータの冷却効率の低下が抑制される。
第二態様は、前記通風部は、車両前後方向に沿った断面形状が翼型の横材が車両上下方向に複数並んでいる、第一態様に記載のバンパリインフォースメントである。
第二態様のバンパリインフォースメントでは、バンパリインフォースメントの通風部は、車両前後方向に沿った断面形状が翼型の横材が車両上下方向に複数並んでいるので、通風部の後方側に発生する乱流が抑制される。よって、外気が通風部をスムーズに流れるので、ラジエータグリルとラジエータとの間にバンパリインフォースメントを設けることによるラジエータの冷却効率の低下が更に抑制される。
第三態様は、前記通風部は、車両前後方向前側から見た正面視において、隔壁によって区画された正六角形の筒部が複数並んだハニカム構造を成している、第一態様に記載のバンパリインフォースメントである。
第三態様のバンパリインフォースメントでは、バンパリインフォースメントの通風部は、車両前後方向前側から見た正面視において、隔壁によって区画された正六角形の筒部が複数並んだハニカム構造を成しているので、通風部を設けることによる剛性の低下を抑制することができる。
第一態様のバンパリインフォースメントによれば、ラジエータの冷却効率の低下を抑制することができる。
第二態様のバンパリインフォースメントによれば、ラジエータの冷却効率の低下を更に抑制することができる。
第三態様のバンパリインフォースメントによれば、ラジエータの冷却効率の低下を抑制しつつ、通風部を設けることによる剛性の低下を抑えることができる。
第一実施形態のバンパリインフォースメントが設けられた車両前部の車両前後方向に沿った断面図である。 第二実施形態のバンパリインフォースメントが設けられた車両前部の車両前後方向に沿った断面図である。 第二実施形態のバンパリインフォースメントの前後方向前側から見た正面図である。 本発明が適用されていない比較例のバンパリインフォースメントが設けられた車両前部の車両前後方向に沿った断面図である。
<第一実施形態>
図1を用いて、本発明の第一実施形態のバンパリインフォースメントについて説明する。なお、図中の矢印FRは車両前後方向前側を示し、矢印UPは車両上下方向上側を示している。
[構造]
第一実施形態のバンパリインフォースメント100及びこのバンパリインフォースメント100が設けられた車両10の車両前部12の構造について説明する。
図1に示すように、車両10の車両前部12における下部には、フロントバンパー20が車両幅方向に沿って設けられている。フロントバンパー20は、バンパーカバー22とバンパリインフォースメント100とを含んで構成されている。
バンパーカバー22は、車両前部12の下部の車両前面12Aを構成する。また、バンパーカバー22の車両幅方向中間部には、ラジエータグリル24が形成されている。ラジエータグリル24には、車両幅方向を長手方向として配置された複数のフィン26が、車両上下方向に間隔をあけて配設されている。よって、ラジエータグリル24から、外気Sが導入される。
バンパリインフォースメント100は、バンパーカバー22のラジエータグリル24の車両後方側に車両幅方向に沿って配置されている。バンパリインフォースメント100車両後方側には、ラジエータ30が配設されている。
なお、本実施形態では、バンパーカバー22のラジエータグリル24の下側には、ロアグリル28が形成されている。また、バンパリインフォースメント100の車両上下方向下側でロアグリル28の車両後方側には、ロアリインフォースメント40が設けられている。ロアリインフォースメント40及びバンパーカバー22のロアグリル28の下側には、アンダーカバー42が設けられている。
前述した車両前面12Aに設けられ外気Sが導入されるラジエータグリル24と、ラジエータグリル24の車両後方側のラジエータ30と、の間に設けられたバンパリインフォースメント100には、ラジエータグリル24から導入された外気Sが車両前後方向前側から後側に向かって通風する通風部110が設けられている。
バンパリインフォースメント100に設けられた通風部110は、車両幅方向を長手方向とする複数の横材112が、車両上下方向に間隔をあけて配設されている。よって、横材112間を外気Sが通風する。
各横材112の車両前後方向に沿った断面形状は、前縁が丸く後縁に行くほど上下方向に幅狭となり尖った形状、すなわち翼型を成している。
なお、本実施形態においては、通風部110は、バンパリインフォースメント100の車両幅方向の略全域に亘って設けられている。しかし、通風部110は、バンパリインフォースメント100の車両幅方向の一部、例えば、車両前後方向中間部にのみ設けられていてもよい。要は、ラジエータグリル24から導入された外気Sの少なくとも一部が車両前後方向前側から後側に向かって通風し、ラジエータ30に当たるように通風部110が設けられていればよい。
[作用及び効果]
本実施形態の作用及び効果について説明する。
バンパリインフォースメント100には、ラジエータグリル24から導入された外気Sが車両前後方向前側から後側に向かって通風する通風部110が、形成されている。よって、ラジエータグリル24とラジエータ30との間にバンパリインフォースメント100を設けても、ラジエータグリル24から導入された外気Sが、通風部110を通風して、ラジエータ30に当たるので、通風部110が設けられていない場合(例えば、後述する図4の比較例のバンパリインフォースメント800)と比較し、ラジエータ30に当たる風量が増加する。したがって、ラジエータグリル24とラジエータ30との間にバンパリインフォースメント100を設けることによるラジエータ30の冷却効率の低下が抑制される。
また、バンパリインフォースメント100の通風部110は、車両前後方向に沿った断面形状が翼型の横材112が車両上下方向に複数並んでいる。よって、翼型の横材112の上下面に沿ってスムーズに外気Sが流れるので、通風部110の後方側に乱流R(図4を参照)が発生しにくい(乱流Rの発生が抑制される)。したがって、例えば、横材の断面形状が長方形状である場合と比較し、通風抵抗が低下し、風量が増加するので、ラジエータ30の冷却効率の低下が更に抑制される。
ここで、図4に示す通風部110(図1参照)が形成されていない車両幅方向全域に亘って閉じ断面の比較例のバンパリインフォースメント800の場合について説明する。
ラジエータグリル24から導入された外気Sは、バンパリインフォースメント800に当たり遮られるので、迂回するように流れ、更に、後方側に乱流Rが多く発生する。
これ対して、図1に示す本実施形態のバンパリインフォースメント100は、前述したように、通風部110を外気Sが通風し、また後方側に乱流R(図4参照)が発生しにくい。
このように本実施形態のバンパリインフォースメント100は、比較例のバンパリインフォースメント800よりも、ラジエータ30に外気Sが多く当たり外気Sを有効に利用している。したがって、本実施形態のバンパリインフォースメント100は、比較例のバンパリインフォースメント800と比較し、ラジエータ30の冷却効率を向上させることができる。
<第二実施形態>
図2及び図3を用いて、本発明の第二実施形態のバンパリインフォースメントについて説明する。なお、図中の矢印FRは車両前後方向前側を示し、矢印UPは車両上下方向上側を示し、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。また、第一実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化する。
[構造]
第二実施形態のバンパリインフォースメント200及びこのバンパリインフォースメント200が設けられた車両11の車両前部13の構造について説明する。
図2に示すように、車両11の車両前部13における下部には、フロントバンパー20が車両幅方向に沿って設けられている。フロントバンパー20は、バンパーカバー22とバンパリインフォースメント200とを含んで構成されている。バンパーカバー22は、車両前部13の下部の車両前面13Aを構成する。
バンパリインフォースメント200は、バンパーカバー22のラジエータグリル24の車両後方側に車両幅方向に沿って配置されている。バンパリインフォースメント200車両後方側には、ラジエータ30が配設されている。
前述した車両前面13Aに設けられ外気Sが導入されるラジエータグリル24と、ラジエータグリル24の車両後方側のラジエータ30と、の間に設けられたバンパリインフォースメント200には、ラジエータグリル24から導入された外気Sが車両前後方向前側から後側に向かって通風する通風部210が設けられている。
図3に示すように、バンパリインフォースメント200に設けられた通風部210は、隔壁212によって区画された正六角形の筒部214が複数並んだハニカム構造を成している。よって、図2に示すように、各筒部214(図3も参照)内を外気Sが通風する。
なお、本実施形態においては、通風部210は、バンパリインフォースメント200の車両幅方向の略全域に亘って設けられている。しかし、通風部210は、バンパリインフォースメント200の車両幅方向の一部、例えば、車両前後方向中間部にのみ設けられていてもよい。要は、ラジエータグリル24から導入された外気Sの少なくとも一部が車両前後方向前側から後側に向かって通風し、ラジエータ30に当たるように通風部210が設けられていればよい。
[作用及び効果]
本実施形態の作用及び効果について説明する。
バンパリインフォースメント200には、ラジエータグリル24から導入された外気Sが車両前後方向前側から後側に向かって通風する通風部210が、形成されている。よって、ラジエータグリル24とラジエータ30との間にバンパリインフォースメント200を設けても、ラジエータグリル24から導入された外気Sが、通風部210を通風して、ラジエータ30に当たるので、通風部210が設けられていない場合(例えば、前述した図4の比較例のバンパリインフォースメント800)と比較し、ラジエータ30に当たる風量が増加する。したがって、ラジエータグリル24とラジエータ30との間にバンパリインフォースメント200を設けることによるラジエータ30の冷却効率の低下が抑制される。
また、バンパリインフォースメント200に設けられた通風部210は、隔壁212によって区画された正六角形の筒部214が複数並んだハニカム構造を成している。よって、例えば、矩形状の筒部が並んだ構成と比較し、通風部210を設けることによる剛性の低下を抑制することができる。つまり、通風部210を設けることによる車両前面衝突時の衝撃エネルギーの吸収性能の低下が抑制される。
したがって、通風部210を設けることでラジエータ30の冷却効率の低下を抑制しつつ、通風部210を設けることによる衝撃エネルギーの吸収性能の低下が抑制される。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、通風部は、第一実施形態の車両前後方向に沿った断面形状が翼型の横材112が車両上下方向に複数並んでいる構造や第二実施形態の隔壁212によって区画された正六角形の筒部214が複数並んだハニカム構造に限定されない。通風部は、ラジエータグリル24から導入された外気Sの少なくとも一部が車両前後方向前側から後側に向かって通風する構造であればよい
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
10 車両
11 車両
12 車両前部
12A 車両前面
13 車両前部
13A 車両前面
24 ラジエータグリル
30 ラジエータ
100 バンパリインフォースメント
110 通風部
112 横材
200 バンパリインフォースメント
210 通風部
212 隔壁
214 筒部
S 外気

Claims (2)

  1. 車両前面に設けられ外気が導入されるラジエータグリルと、前記ラジエータグリルの車両後方側に設けられたラジエータと、の間に車両幅方向を長手方向として設けられ、前記ラジエータグリルから導入された外気の少なくとも一部が車両前後方向前側から後側に向かって通風する通風部を備え
    前記通風部は、車両前後方向に沿った断面形状が翼型の横材が車両上下方向に複数並んでいる、バンパリインフォースメント。
  2. 車両前面に設けられ外気が導入されるラジエータグリルと、前記ラジエータグリルの車両後方側に設けられたラジエータと、の間に車両幅方向を長手方向として設けられ、前記ラジエータグリルから導入された外気の少なくとも一部が車両前後方向前側から後側に向かって通風する通風部を備え、
    前記通風部は、車両前後方向前側から見た正面視において、隔壁によって区画された正六角形の筒部が複数並んだハニカム構造を成している、バンパリインフォースメント。
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