JP2019023043A - シャッタ - Google Patents

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JP2019023043A JP2017143017A JP2017143017A JP2019023043A JP 2019023043 A JP2019023043 A JP 2019023043A JP 2017143017 A JP2017143017 A JP 2017143017A JP 2017143017 A JP2017143017 A JP 2017143017A JP 2019023043 A JP2019023043 A JP 2019023043A
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匡史 山口
Tadashi Yamaguchi
匡史 山口
浩 茶木田
Hiroshi Chakita
浩 茶木田
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Abstract

【課題】シャッタ10の開閉に関わる部位に異物が入ることを抑制する。【解決手段】シャッタ10は、フレーム20の開口部20a内に配置されて天地方向に延びるように形成されているブレード30a〜30eとを備える。リンク50aは、フレーム20のうち下側フレーム部23に対して空気流れ方向下流側に配置されて、ブレード30a〜30eのそれぞれを回転させる。リンク50aは、ブレード30a〜30eを回転させることにより、ブレード30a〜30eのうち隣り合う2つのブレードの間を開けて開口部20aを開けた開状態と隣り合う2つのブレードを接触させて開口部20aを閉じた閉状態とを切り替え可能に構成されている。リンク50aが閉状態であるとき、隣り合う2つのブレードが互いに接触する接触部100を構成し、接触部100が下側フレーム部23およびリンク50aの間に形成される隙間90よりも空気流の上流側に位置する。【選択図】図6

Description

本発明は、シャッタに関するものである。
従来、車両用シャッタでは、車両前方グリルから導入される外気流が流れる開口部を有するフレームと、フレームの開口部内において天地方向に延びるように形成され、かつ車両幅方向に間隔を開けて並べられている複数のブレードを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、複数のブレードのそれぞれの下側端部には、下側に延びるブレード軸が設けられている。フレームのうち下側フレームには、複数の孔が車両幅方向に間隔を開けて並べられている。複数のブレードのブレード軸は、それぞれ、複数の孔のうち対応する孔に入っている。
複数のブレードのブレード軸がそれぞれ孔内を車両幅方向一方側或いは他方側にスライド移動可能に構成されている。これにより、外部の動力によって複数のブレードが車両幅方向一方側或いは他方側にスライド移動することができる。このことにより、シャッタが開口部を開けた開状態と開口部を閉じた閉状態とに切り替えることができる。
特開2016−080250号公報
上記車両用シャッタでは、開状態と閉状態とを切り替えるために、複数のブレードのブレード軸が孔内を車両幅方向一方側或いは他方側にスライド移動可能に構成されている。
しかし、孔内にゴミ等の異物が入ったとき、複数のブレードのブレード軸が孔内を車両幅方向にスライド移動することができなくなる。このため、シャッタにおける開状態と閉状態とを切り替えることができなくなる。つまり、シャッタの開閉に関わる部位に異物が詰まることにより、シャッタにおける開閉を切り替えることが不能になる。
本発明は上記点に鑑みて、シャッタの開閉に関わる部位に異物が入ることを抑制すること第1目的とし、シャッタの開閉に関わる部位に入った異物を容易に排出することを第2目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、空気流が流れる開口部(20a)を形成するフレーム(20)と、
開口部内に配置されて所定方向に延びるように形成されて、所定方向に対する交差方向に並べられて、所定方向に延びる軸線(S)を中心として回転する複数のブレード(30a〜30e)と、
フレームに対して空気流の流れ方向下流側に配置されて、変位によって複数のブレードのそれぞれを回転させるリンク(50a、50b)と、を備え、
リンクは、複数のブレードを回転させることにより、複数のブレードのうち隣り合う2つのブレードの間を開けて開口部を開けた開状態と隣り合う2つのブレードを接触させて開口部を閉じた閉状態とを切り替え可能に構成されており、
開口部が閉状態であるとき、隣り合う2つのブレードが互いに接触する接触部(100)を構成し、接触部がフレームおよびリンクの間に形成される隙間(90)よりも空気流の上流側に位置するように構成されている。
これにより、シャッタの開閉に関わる部位としての隙間に異物が入ることを抑制することができる。
請求項5に記載の発明では、空気流が流れる開口部(20a)を形成するフレーム(20)と、
開口部内に配置されて所定方向に延びるように形成されて、所定方向に対する交差方向に並べられて、所定方向に延びる軸線(S)を中心として回転する複数のブレード(30a〜30e)と、を備え、
フレームは、複数のブレードに対して所定方向一方側に配置されている一方側フレーム部(23)を備え、
一方側フレーム部に対して空気流の空気流れ方向下流側に配置されて、変位によって複数のブレードのそれぞれを回転させるリンク(50a、50b)を備え、
リンクは、複数のブレードを回転させることにより、複数のブレードのうち隣り合う2つのブレードの間を開けて開口部を開けた開状態と隣り合う2つのブレードを接触させて開口部を閉じた閉状態とを切り替え可能に構成されており、
一方側フレーム部およびリンクの間に形成される隙間(90)は、一方側フレーム部およびリンクに対して所定方向一方側に開口する開口部を構成する。
これにより、シャッタの開閉に関わる部位としての隙間から異物を容易に排出することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
図1の本発明のシャッタを自動車に搭載した車両搭載図である。 本発明の一実施形態におけるシャッタを車両進行方向後側から視た斜視図である。 図1のシャッタが閉じた状態におけるブレード単体を示す図である。 図1のシャッタが開けた状態におけるブレード単体を示す図である。 図10中V−V断面図である。 図9中VI−VI断面図である。 図2のシャッタが閉状態であるときに、上側からブレードおよびブレード傘部を通してリンクおよび下側フレーム部を示す透視図である。 図2のシャッタが開状態であるときに、上側からブレードおよびブレード傘部を通してリンクおよび下側フレーム部を示す透視図である。 図2のシャッタが閉状態であるときにシャッタを車両進行方向後側から視た図である。 図2のシャッタが開状態であるときにシャッタを車両進行方向後側から視た図である。 図2のシャッタが閉状態であるときのリンクおよびシャフトを車両進行方向前側から視た斜視図である。 図2のシャッタが開状態であるときのリンクおよびシャフトを車両進行方向前側から視た斜視図である。 図2のシャッタが開状態であるときにシャッタを下側から視た図である。 図2のシャッタが閉状態であるときにシャッタを下側から視た図である。 図2のシャッタが閉状態→開状態→閉状態に移行する際に、ブレードおよびブレード傘部の変位を示す図である。
以下、本発明のシャッタ10の一実施形態について図に基づいて説明する。
シャッタ10は、図1に示すように、自動車2に適用されて、自動車2の走行に伴って前側開口部5からエンジンコンパートメント3内に導入される車両走行風の風量を制御するものである。
前側開口部5は、自動車2のフロントグリルにおいてエンジンコンパートメント3から車両進行方向前側に開口されている。エンジンコンパートメント3は、自動車2のうち走行用エンジン3aを収納する空間であって、車両のうち車室4に対して車両進行方向前側に位置する収納部である。走行用エンジン3aは、車両の駆動輪に回転力を与える駆動源である。
エンジンコンパートメント3のうち前側開口部5と走行用エンジン3aとの間には、車両進行方向前側から前側開口部5に流入した空気流を走行用エンジン3a側に導く空気流路3bがファンシュラウドによって形成されている。
ファンシュラウドは、後述するシャッタ10、コンデンサ7、ラジエータ6、および電動ファン8を車両幅方向右側および左側、並びに上下方向から覆うように形成されている。
自動車2のエンジンコンパートメント3の天地方向上側には、エンジンコンパートメント3の天地方向上側を覆うように形成されているエンジンフード9が配置されている。
シャッタ10は、空気流路3bを流れる空気流量を調整する。エンジンコンパートメント3内の空気流路3bのうちシャッタ10と走行用エンジン3aとの間には、コンデンサ7、ラジエータ6、および電動ファン8が配置されている。
コンデンサ7は、圧縮機、減圧器、エバポレータ等とともに、冷媒を循環させる空調装置用の蒸気圧縮式冷凍サイクルを構成する熱交換器である。コンデンサ7は、圧縮機から吐出される高圧冷媒とシャッタ10を通過した空気流との間の熱交換により高圧冷媒を冷却する。
ラジエータ6は、コンデンサ7および走行用エンジン3aの間に配置されて、シャッタ10を通過した空気流とエンジン冷却水との間の熱交換によりエンジン冷却水を冷却する熱交換器である。エンジン冷却水は、被冷却対象としての走行用エンジン3aを冷却するための熱媒体である。
電動ファン8は、ラジエータ6および走行用エンジン3aの間に配置されて、車両進行方向前側からシャッタ10、コンデンサ7、およびラジエータ6を通過した空気流を吸い込んで走行用エンジン3aに吹き出す送風機である。
次に、本実施形態のシャッタ10の構造の詳細について図2、図3、図4等を参照して説明する。
シャッタ10は、図2に示すように、フレーム20、ブレード30a、30b、30c、30d、30e、ブレード傘部40a、40b、40c、40d、40e、41a、41b、41c、41d、41e、リンク50a、50b、シャフト60a、60b、およびシャフトカバー70a、70b、70c、70dを備える。
フレーム20は、上側フレーム部21、右側フレーム部22、下側フレーム部23、および左側フレーム部24によって矩形状に構成されて、開口部20aを構成する。開口部20aは、車両進行方向に開口されて、空気流路3bを構成する。
上側フレーム部21は、フレーム20のうち天地方向上側に配置されている。右側フレーム部22は、フレーム20のうち車両幅方向右側に配置されている。下側フレーム部23は、フレーム20のうち天地方向下側に配置されている。左側フレーム部24は、フレーム20のうち車両幅方向左側に配置されている。
ブレード30a、30b、30c、30d、30eは、それぞれ、天地方向(すなわち、所定方向)に延びる長板状に形成されている。
ブレード30a、30b、30c、30d、30eは、それぞれ、車両幅方向に間隔を開けて並べられている。ブレード30a〜30eの並ぶ方向(すなわち、車両幅方向)は、天地方向に交差(具体的には、直交)する方向である。
ブレード30a〜30eは、それぞれ、後述するように、上側フレーム部21および下側フレーム部23によって軸線S(図3参照)を中心とする回転自在に支持されている。軸線Sは、天地方向に延びる仮想線である。
本実施形態では、ブレード30a〜30eは、隣り合う2つのブレードの間を開けることにより、開口部20aを開けた開状態となる。ブレード30a〜30eのうち隣り合う2つのブレードは、互いに回転方向にオフセットした状態で接触することにより、開口部20aを閉じる閉状態になる。
ブレード傘部40aは、ブレード30aの天地方向下側に設けられて、ブレード30aを天地方向下側から支えている。ブレード傘部40bは、ブレード30bの天地方向下側に設けられて、ブレード30bを天地方向下側から支えている。
ブレード傘部40cは、ブレード30cの天地方向下側に設けられて、ブレード30cを天地方向下側から支えている。ブレード傘部40dは、ブレード30dの天地方向下側に設けられて、ブレード30dを天地方向下側から支えている。ブレード傘部40eは、ブレード30cの天地方向下側に設けられて、ブレード30cを天地方向下側から支えている。
ブレード傘部41aは、ブレード30aの天地方向上側に設けられている。ブレード傘部41bは、ブレード30bの天地方向上側に設けられている。ブレード傘部41cは、ブレード30cの天地方向上側に設けられている。ブレード傘部41dは、ブレード30dの天地方向上側に設けられている。ブレード傘部41eは、ブレード30cの天地方向上側に設けられている。
ブレード傘部40a、40b、40c、40d、40eは、それぞれ、天地方向に直交する方向に拡がる板状に形成されている。ブレード傘部40a、40b、40c、40d、40eは、それぞれ、固定軸42aおよび稼働軸43aを備えるブレード支持部である(図3参照)。
固定軸42aは、ブレード30a〜30eの天地方向下側(すなわち、軸線方向一方側)に延びるように形成されている。軸線方向は、ブレード30a〜30eの軸線Sが延びる方向である。稼働軸43aは、ブレード30a〜30eの天地方向下側に延びるように形成されている。稼働軸43aは、固定軸42aに対して軸線Sを中心とする径方向にオフセットしている。
ブレード傘部40a〜40eのそれぞれの固定軸42aは、下側フレーム部23の5つの軸孔(図示省略)に入っている。5つの軸孔は、下側フレーム部23において車両幅方向に並べられて、天地方向上側に開口されている。
このことにより、ブレード30aは、ブレード傘部40aを介して下側フレーム部23に対して軸線Sを中心として回転自在に支持されている。ブレード30bは、ブレード傘部40bを介して下側フレーム部23に対して軸線Sを中心として回転自在に支持されている。ブレード30cは、ブレード傘部40cを介して下側フレーム部23に対して軸線Sを中心として回転自在に支持されている。
ブレード30dは、ブレード傘部40dを介して下側フレーム部23に対して軸線Sを中心として回転自在に支持されている。ブレード30eは、ブレード傘部40eを介して下側フレーム部23に対して軸線Sを中心として回転自在に支持されている。
ブレード傘部40aの稼働軸43aは、リンク50aのリンク溝51aに入っている。稼働軸43aは、リンク溝51a内を摺動する。ブレード傘部40bの稼働軸43bは、リンク50aのリンク溝51bに入っている。稼働軸43bは、リンク溝51b内を摺動する。ブレード傘部40cの稼働軸43cは、リンク50aのリンク溝51cに入っている。稼働軸43cは、リンク溝51c内を摺動する。
ブレード傘部40dの稼働軸43dは、リンク50aのリンク溝51dに入っている。稼働軸43dは、リンク溝51d内を摺動する。ブレード傘部40eの稼働軸43eは、リンク50aのリンク溝51eに入っている。稼働軸43eは、リンク溝51e内を摺動する。
リンク50aは、下側フレーム部23に対して車両進行方向後側(すなわち、空気流れ下流側)に配置されている(図7、図8参照)。リンク50aは、車両幅方向に延びる柱状に形成されている。リンク50aは、変位によってリンク溝51a〜51eおよび稼働軸43a〜42eを介してブレード傘部40a〜40eに回転力を与える。
本実施形態では、リンク50aは、ブレード傘部40a〜40e(41a〜41e)を介してブレード30a、30b、30c、30d、30eを回転させることにより、開口部20aを閉じた閉状態と開口部20aを開けた開状態とを切り替えるようになっている。
ブレード傘部41a、41b、41c、41d、41eは、それぞれ、固定軸42bおよび稼働軸43bを備える(図3参照)。
固定軸42bは、ブレード30a〜30eの天地方向上側(すなわち、軸線方向他方側)に延びるように形成されている。稼働軸43bは、ブレード30a〜30eの天地方向上側に延びるように形成されている。稼働軸43bは、固定軸42aに対して軸線Sを中心とする径方向にオフセットしている。
ブレード傘部40a〜40eのそれぞれの固定軸42bは、上側フレーム部21の5つの軸孔(図示省略)のうち対応する軸孔に入っている。5つの軸孔は、上側フレーム部21において車両幅方向に並べられて、天地方向下側に開口されている。
このことにより、ブレード30aは、ブレード傘部41aを介して上側フレーム部21に対して軸線Sを中心として回転自在に支持されている。ブレード30bは、ブレード傘部41bを介して上側フレーム部21に対して軸線Sを中心として回転自在に支持されている。ブレード30cは、ブレード傘部41cを介して上側フレーム部21に対して軸線Sを中心として回転自在に支持されている。
ブレード30dは、ブレード傘部41dを介して上側フレーム部21に対して軸線Sを中心として回転自在に支持されている。ブレード30eは、ブレード傘部41eを介して上側フレーム部21に対して軸線Sを中心として回転自在に支持されている。
ブレード傘部41aの稼働軸43bは、リンク50bのリンク溝52aに入っている。稼働軸43bは、リンク溝52b内を摺動する。ブレード傘部40bの稼働軸43bは、リンク50bのリンク溝52bに入っている。稼働軸43bは、リンク溝52b内を摺動する。
ブレード傘部40cの稼働軸43cは、リンク50bのリンク溝52cに入っている。稼働軸43cは、リンク溝52c内を摺動する。ブレード傘部40dの稼働軸43dは、リンク50bのリンク溝52dに入っている。稼働軸43dは、リンク溝52d内を摺動する。ブレード傘部40eの稼働軸43eは、リンク50bのリンク溝52eに入っている。稼働軸43eは、リンク溝52e内を摺動する。
リンク50bは、上側フレーム部21に対して車両進行方向後側(すなわち、空気流れ下流側)に配置されている。リンク50bは、車両幅方向に延びる柱状に形成されている。リンク50bは、変位によってリンク溝52a〜52eおよび稼働軸43a〜42eを介してブレード傘部41a〜41eに回転力を与える。
シャフト60aは、上側フレーム部21、右側フレーム部22、および下側フレーム部23に対して車両進行方向後側(すなわち、空気流れ下流側)に配置されている。シャフト60aは、右側フレーム部22およびシャフトカバー70a、70bの間に挟まれている。シャフト60aは、右側フレーム部22およびシャフトカバー70a、70bによって軸線を中心とする回転自在に支持されている。
シャフト60aは、固定軸61a、および稼働軸62a、63aを備える。固定軸61aは、天地方向(すなわち、軸線方向)に延びる回転軸である。固定軸61aの軸線方向は、固定軸61aの軸線(図示省略)が延びる方向である。
稼働軸62aは、天地方向下側に延びるように形成されている。稼働軸62aは、固定軸62aに対して軸線を中心とする径方向にオフセットしている。稼働軸62aは、固定軸62aのうち下側に配置されている。
稼働軸62aは、シャフト本体61aに対して固定部64aによって固定されている。シャフト60aの稼働軸62aは、リンク50aの軸孔53aに入っている(図11、図12参照)。稼働軸62aは、リンク50aの軸孔53aにて回転自在に支持されている。
稼働軸63aは、天地方向上側に延びるように形成されている。稼働軸63aは、固定軸62aに対して軸線を中心とする径方向にオフセットしている。稼働軸63aは、固定軸62aのうち上側に配置されている。
稼働軸63aは、シャフト本体61aに対して固定部65aによって固定されている。シャフト60aの稼働軸63aは、リンク50aの軸孔54aに入っている。稼働軸63aは、リンク50aの軸孔54aにて回転自在に支持されている。本実施形態のシャフト60aは、電動モータ200によって回転駆動される。
シャフト60bは、シャフト60aと同様、固定軸61b、および稼働軸62b、63bを備える。固定軸61bは、天地方向(すなわち、軸線方向)に延びる回転軸である。固定軸61bの軸線方向は、固定軸61bの軸線Bb(図示省略)が延びる方向である。
稼働軸62bは、天地方向下側に延びるように形成されている。稼働軸62bは、固定軸61bに対して軸線Bbを中心とする径方向にオフセットしている。稼働軸62bは、固定軸62bのうち下側に配置されている。
稼働軸62bは、シャフト本体61bに対して固定部64bによって固定されている。シャフト60bの稼働軸62aは、リンク50aの軸孔53bに入っている(図11、図12参照)。稼働軸63aは、リンク50aの軸孔53bにて回転自在に支持されている。
稼働軸63bは、天地方向下側に延びるように形成されている。稼働軸63bは、固定軸62bに対して軸線Bbを中心とする径方向にオフセットしている。稼働軸63bは、固定軸61bのうち下側に配置されている。
稼働軸63bは、シャフト本体61bに対して固定部64bによって固定されている。シャフト60bの稼働軸63aは、リンク50aの軸孔54bに入っている。稼働軸63aは、リンク50aの軸孔54bにて回転自在に支持されている。
シャフトカバー部70a、70b、70c、70dは、フレーム20に対して車両進行方向後側(すなわち、空気流れ下流側)に配置されている。
シャフトカバー部70aは、フレーム20のうち左上側に配置されている。シャフトカバー部70bは、フレーム20のうち左下側に配置されている。シャフトカバー部70cは、フレーム20のうち右上側に配置されている。シャフトカバー部70dは、フレーム20のうち右下側に配置されている。
シャフトカバー部70aは、上側フレーム部21および右側フレーム部22によって支持されている。シャフトカバー部70bは、下側フレーム部23および右側フレーム部22によって支持されている。シャフトカバー部70a、70bは、フレーム20とともにシャフト60aを保持する。
シャフトカバー部70cは、上側フレーム部21および左側フレーム部24によって支持されている。シャフトカバー部70dは、下側フレーム部23および左側フレーム部24によって支持されている。シャフトカバー部70c、70dは、フレーム20とともにシャフト60bを保持する。
次に、本実施形態の下側フレーム部23の構造について説明する。
まず、下側フレーム部23は、図7、図8に示すように、フレーム本体23a、および支持部23b、23cを備える。フレーム本体23aは、車両幅方向に延びる角柱状に形成されている。支持部23bは、フレーム本体23aのうち車両幅方向右側から車両進行方向後側に突起するように形成されている。支持部23bは、リンク50aを車両幅方向右側から支持する。
支持部23cは、フレーム本体23aのうち車両幅方向左側から車両進行方向後側に突起するように形成されている。支持部23cは、リンク50aを車両幅方向左側から支持する。
下側フレーム部23は、ブレード支持部80a、80bを備える。ブレード支持部80aは、ブレード30aに対して車両幅方向左側に配置されている。ブレード支持部80aは、シャッタ10が閉状態であるときに、ブレード30aを支える。
ブレード支持部80bは、ブレード30eに対して車両幅方向右側に配置されている。ブレード支持部80bは、シャッタ10が閉状態であるときに、ブレード30bを支える。
また、上側フレーム部21は、図示を省略するが、下側フレーム部23と同様、フレーム本体、および2つの支持部を備える。
本実施形態では、下側フレーム部23およびリンク50aの隙間90は、下側フレーム部23の天地方向下側に開口されて開口部を構成している。
同様に、上側フレーム部21およびリンク50bの隙間90bは、上側フレーム部21の天地方向上側に開口されて開口部を構成している。
次に、本実施形態のシャッタ10の作動について説明する。
まず、電動モータ200がシャフト60aを駆動してシャフト60aがその軸線を中心として反時計回りに回転すると、シャフト60aの回転力が稼働軸62aを通してリンク50aに伝わる。これに伴い、シャフト60aの回転力が稼働軸62bを通してリンク50bに伝わる。
すると、リンク50a、50bは、それぞれ、シャフト60aの回転力によって軸線Sを中心として揺動する。このとき、リンク50aおよび下側フレーム部23の間の隙間が小さくなる。
これに伴い、ブレード傘部40aの稼働軸43aは、リンク溝51a内を摺動する。このため、リンク50aからブレード傘部40aに回転力が伝わる。これに伴い、ブレード傘部40aは、固定軸42aを中心として反時計回りに回転する。
このため、ブレード傘部40aは、図15(a)→図15(b)→図15(c)→図15(d)の順に回転する。
同様に、ブレード傘部40b、40c、40d、40eのそれぞれの稼働軸43aは、リンク溝51b、51c、51d、51e内を摺動する。このため、リンク50aからブレード傘部40b、40c、40d、40eに回転力が伝わる。これに伴い、ブレード傘部40b、40c、40d、40eは、それぞれ、固定軸42aを中心として反時計回りに回転する。
この際に、ブレード傘部40b、40c、40d、40eは、リンク50aおよび下側フレーム部23の間の隙間を天地方向上側から覆う。
その後、ブレード30a、30b、30c、30d、30eのうち隣り合う2つのブレードの間が開口される。このことにより、シャッタ10(すなわち、開口部20a)が開状態になる(図9参照)。
シャッタ10が開状態である場合には、ブレード30a、30b、30c、30d、30eが車両進行方向(すなわち、空気流れ方向)に平行になる。このため、ブレード30a、30b、30c、30d、30eのうち隣り合う2つのブレードの間が開口される。例えば、ブレード30b、30cの間が開口される。
このとき、リンク50aおよび下側フレーム部23の間の隙間は小さくなる。リンク50aおよび上側フレーム部21の間の隙間は小さくなる。
その後、電動モータ200がシャフト60aを駆動してシャフト60aがその軸線を中心として時計回りに回転すると、シャフト60aの回転力が稼働軸62aを通してリンク50aに伝わる。これに伴い、シャフト60aの回転力が稼働軸62bを通してリンク50bに伝わる。
すると、リンク50a、50bは、それぞれ、シャフト60aの回転力によって軸線Sを中心として揺動する。この際に、シャフト60bは、リンク50a、50bの間で回転力の伝達を行う。
このとき、リンク50aは、下側フレーム部23から車両進行方向後側(車両進行方向後)に変位してリンク50aおよび下側フレーム部23の隙間が大きくなる。
これに伴い、ブレード傘部40aの稼働軸43aは、リンク溝51a内を摺動する。このため、リンク50aからブレード傘部40aに回転力が伝わる。これに伴い、ブレード傘部40aは、固定軸42aを中心として時計回りに回転する。
このため、ブレード傘部40aは、図15(e)→図15(f)→図15(g)→図15(h)の順に回転する。
同様に、ブレード傘部40b、40c、40d、40eのそれぞれの稼働軸43aは、リンク溝51b、51c、51d、51e内を摺動する。このため、リンク50aからブレード傘部40b、40c、40d、40eに回転力が伝わる。これに伴い、ブレード傘部40b、40c、40d、40eは、それぞれ、固定軸42aを中心として時計回りに回転する。
その後、ブレード30a、30b、30c、30d、30eのうち隣り合う2つのブレードは、互いに回転方向にオフセットした状態で、接触して接触部100を構成する。例えば、ブレード30b、30cは、互いに回転方向にオフセットした状態で、接触して接触部100を構成する。
このとき、ブレード30aは、ブレード支持部80aに接触した状態でブレード支持部80aによって支持されている。ブレード30eは、ブレード支持部80bに接触した状態でブレード支持部80bによって支持されている。
このようにブレード30a、30b、30c、30d、30eのうち隣り合う2つのブレードが接触して、ブレード30a、30eがブレード支持部80a、80bに接触することにより、シャッタ10(すなわち、開口部20a)が閉状態になる(図10参照)。
このように作動するシャッタ10において、ブレード30a、30b、30c、30d、30eのうち隣り合う2つのブレードの接触部100は、隙間90よりも車両進行方向前側(すなわち、空気流れ上流側)に位置する。
これに加えて、ブレード30aは、ブレード支持部80aに対して軸線Sを中心とする回転方向にオフセットした状態でブレード支持部80aに接触している。ブレード30aとブレード支持部80aとの接触部は、隙間90よりも車両進行方向前側(すなわち、空気流れ上流側)に位置する。
ブレード30eは、ブレード支持部80bに対して軸線Sを中心とする回転方向にオフセットした状態でブレード支持部80bに接触している。ブレード30eとブレード支持部80aとの接触部は、隙間90よりも車両進行方向前側(すなわち、空気流れ上流側)に位置する。
ここで、シャッタ10が開状態→閉状態→開状態に移行する際に、シャッタ10が閉状態であるときに、リンク50aおよび下側フレーム部23の間の距離が最も大きくなる。
シャッタ10が開状態→閉状態→開状態に移行する際に、リンク50aおよび下側フレーム部23の間で最も大きくなる距離を最大距離Lr(図7参照)とする。
シャッタ10が開状態→閉状態→開状態に移行する際に、ブレード傘部40a、40b、40c、40d、40eのうち隣り合う2つのブレード傘部の間で最も大きくなる距離を最大距離Lb(図5参照)とする。
最大距離Lrが最大距離Lbよりも大きくなるようにリンク50a、下側フレーム部23、およびブレード傘部40a〜40eが構成されている(最大距離Lr>最大距離Lb)。
例えば、シャッタ10が閉状態であるとき、車両前側から前側開口部5を通して空気流が異物とともにシャッタ10側に流れ込む。すると、空気流と異物がラジエータ6側に進入することがブレード30a〜30eによって防止される。
ここで、シャッタ10が閉状態になる前に、ブレード30a〜30eのうち隣り合う2つのブレードの間を通過した異物が隙間90を通してフレーム20の下側に落ちる。
ブレード30a、30b、30c、30d、30eのうち隣り合う2つのブレードの接触部100は、隙間90よりも車両進行方向前側(すなわち、空気流れ上流側)に位置する。このため、車両前側から前側開口部5を通して流れ込む空気流が隙間90に流れることはない。
車両前側から前側開口部5を通して侵入する異物は、「ブレード30a〜30eのうち隣り合う2つのブレードの間」→「ブレード傘部40a〜40eのうち隣り合う2つのブレード傘部の間」→「隙間90」の順に侵入する。
ブレード傘部40a〜40eのうち隣り合う2つのブレード傘部の間は、異物の侵入を抑制するフィルタの機能を果たす。
本実施形態では、下側フレーム部23およびリンク50aの隙間90は、下側フレーム部23に対して天地方向下側に開口される開口部を構成する(図14参照)。最大距離Lrが最大距離Lbよりも大きい。このため、ブレード傘部40a〜40eのうち隣り合う2つのブレード傘部の間を通過した異物がスムーズに隙間90を通してフレーム20の下側に落ちる。
以上説明した本実施形態によれば、シャッタ10は、開口部20aを形成するフレーム20と、開口部20a内に配置されて天地方向に延びるように形成されて、天地方向に対して直交する車両幅方向に並べられて、天地方向に延びる軸線Sを中心として回転するブレード30a〜30eとを備える。
リンク50aは、フレーム20のうち下側フレーム部23に対して空気流れ方向下流側に配置されて、ブレード30a〜30eのそれぞれを回転させる。
リンク50aは、ブレード30a〜30eを回転させることにより、ブレード30a〜30eのうち隣り合う2つのブレードの間を開けて開口部20aを開けた開状態と隣り合う2つのブレードを接触させて開口部20aを閉じた閉状態とを切り替え可能に構成されている。
リンク50aが閉状態であるとき、隣り合う2つのブレードが互いに接触する接触部100を構成し、接触部100が下側フレーム部23およびリンク50aの間に形成される隙間90よりも空気流の上流側に位置する。
以上により、シャッタ10が閉状態であるとき、ブレード30a〜30eのうち隣り合う2つのブレードを異物が通過することをブレード30a〜30eが防ぐことができる。このため、シャッタの開閉に関わる部位としての隙間90に異物が侵入することを防ぐことができる。隙間90は、下側フレーム部23およびリンク50aの間に形成される隙間である。
本実施形態では、シャッタ10が開状態であるとき、ブレード傘部40a〜40eが隙間90を天地方向上側から覆うように構成されている。このため、隙間90に異物が侵入されることがより一層防止される。
本実施形態では、隙間90は、下側フレーム部23に対して天地方向下側に開口される開口部を構成する(図14参照)。このため、隙間90に異物が入っても、隙間90からその下側に容易に排出することができる。これにより、シャッタ10の開閉に関わる部位としての隙間90に入った異物を容易に排出することができる。
本実施形態では、ブレード30a〜30eのうち隣り合う2つのブレードが互いに軸線を中心とする回転方向にオフセットした状態で、隣り合う2つのブレードが接触して接触部100を構成する。これにより、2つのブレードの間に異物が侵入することを、より一層確実に抑制することができる。
本実施形態では、シャッタ10において、開口部20aが開状態であるとき、ブレード傘部40a〜40eが隙間90を天地方向上側から覆うように構成されている。これにより、開口部20aが開状態であるとき、隙間90を異物が侵入することをより一層抑制することができる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、本発明のシャッタ10を自動車に適用した例について説明したが、これに代えて、自動車以外の機器にシャッタ10を適用してもよい。
(2)上記実施形態では、本発明のシャッタ10において、ブレード30a〜30eのそれぞれ天地方向に延びるように配置した例について説明したが、これに代えて、ブレード30a〜30eのそれぞれが延びる方向(すなわち、所定方向)が天地方向に交差する方向となるように構成してもよい。
(3)上記実施形態では、電動モータ200によってシャフト60aを回転させる例について説明したが、これに代えて、手動によってシャフト60aを回転させるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、ブレード30a〜30eの下側にブレード傘部40a〜40eを設け、ブレード30a〜30eの上側にブレード傘部41a〜41eを設けた例について説明したが、これに代えて、次のようにしてもよい。
ブレード30a〜30eの上側のブレード傘部41a〜41eを削除し、かつブレード30a〜30eの下側にブレード傘部40a〜40eを設ける。
(5)なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記実施形態および他の実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記一実施形態、および他の実施形態の一部または全部に記載された第1の観点によれば、シャッタは、空気流が流れる開口部を形成するフレームと、開口部内に配置されて所定方向に延びるように形成されて、所定方向に対する交差方向に並べられて、所定方向に延びる軸線を中心として回転する複数のブレードと、フレームに対して空気流の流れ方向下流側に配置されて、変位によって複数のブレードのそれぞれを回転させるリンクとを備える。
リンクは、複数のブレードを回転させることにより、複数のブレードのうち隣り合う2つのブレードの間を開けて開口部を開けた開状態と隣り合う2つのブレードを接触させて開口部を閉じた閉状態とを切り替え可能に構成されている。
開口部が閉状態であるとき、隣り合う2つのブレードが互いに接触する接触部を構成し、接触部がフレームおよびリンクの間に形成される隙間よりも空気流の上流側に位置するように構成されている。
第2の観点によれば、隣り合う2つのブレードが互いに軸線を中心とする回転方向にオフセットした状態で、隣り合う2つのブレードが接触する。
これにより、2つのブレードの間に異物が侵入することを、より一層確実に抑制することができる。
第3の観点によれば、シャッタは、ブレード毎に設けられて、軸線を中心として回転自在に支持されて、かつ複数のブレードを所定方向一方側から支持する複数のブレード支持部を備える。開口部が開状態であるとき、複数のブレード支持部が隙間を所定方向他方側から覆うように構成されている。
これにより、開口部が開状態であるとき、隙間を異物が侵入することをより一層抑制することができる。
第4の観点によれば、複数のブレードは、所定方向としての天地方向に延びるように形成されており、フレームは、複数のブレードに対して天地方向下側に配置されている下側フレーム部を備え、リンクは、下側フレーム部に対して空気流の流れ方向下流側に配置されており、下側フレーム部およびリンクの間に、隙間が形成されている。
第5の観点によれば、シャッタは、空気流が流れる開口部を形成するフレームと、開口部内に配置されて所定方向に延びるように形成されて、所定方向に対する交差方向に並べられて、所定方向に延びる軸線を中心として回転する複数のブレードとを備える。
フレームは、複数のブレードに対して所定方向一方側に配置されている一方側フレーム部を備え、一方側フレーム部に対して空気流の空気流れ方向下流側に配置されて、複数のブレードのそれぞれを回転させるリンクを備える。リンクは、変位によって複数のブレードを回転させることにより、複数のブレードのうち隣り合う2つのブレードの間を開けて開口部を開けた開状態と隣り合う2つのブレードを接触させて開口部を閉じた閉状態とを切り替え可能に構成されている。一方側フレーム部およびリンクの間に形成される隙間は、一方側フレーム部およびリンクに対して所定方向一方側に開口する開口部を構成する。
第6の観点によれば、複数のブレードは、所定方向としての天地方向に延びるように形成されており、フレームは、複数のブレードに対して天地方向下側に配置されている一方側フレーム部としての下側フレーム部を備える。リンクは、下側フレーム部に対して空気流の流れ方向下流側に配置されており、隙間は、下側フレーム部およびリンクの間に形成されている。
10 シャッタ
20 フレーム
21 上側フレーム部
23 下側フレーム部
20a 開口部
30a〜30e ブレード
50a、50b リンク
60a、60b シャフト
40a〜40e ブレード傘部
41a〜41e ブレード傘部
70a、70b、70c、70d シャフトカバー

Claims (6)

  1. 空気流が流れる開口部(20a)を形成するフレーム(20)と、
    前記開口部内に配置されて所定方向に延びるように形成されて、前記所定方向に対する交差方向に並べられて、前記所定方向に延びる軸線(S)を中心として回転する複数のブレード(30a〜30e)と、
    前記フレームに対して前記空気流の流れ方向下流側に配置されて、変位によって前記複数のブレードのそれぞれを回転させるリンク(50a、50b)と、を備え、
    前記リンクは、前記複数のブレードを回転させることにより、前記複数のブレードのうち隣り合う2つのブレードの間を開けて前記開口部を開けた開状態と前記隣り合う2つのブレードを接触させて前記開口部を閉じた閉状態とを切り替え可能に構成されており、
    前記開口部が前記閉状態であるとき、前記隣り合う2つのブレードが互いに接触する接触部(100)を構成し、前記接触部が前記フレームおよび前記リンクの間に形成される隙間(90)よりも前記空気流の上流側に位置するように構成されているシャッタ。
  2. 前記隣り合う2つのブレードが互いに前記軸線を中心とする回転方向にオフセットした状態で、前記隣り合う2つのブレードが接触する請求項1に記載のシャッタ。
  3. 前記ブレード毎に設けられて、前記軸線を中心として回転自在に支持されて、かつ前記複数のブレードを前記所定方向一方側から支持する複数のブレード支持部(40a〜40e、41a〜41e)を備え、
    前記開口部が前記開状態であるとき、前記複数のブレード支持部が前記隙間を前記所定方向他方側から覆うように構成されている請求項1または2に記載のシャッタ。
  4. 前記複数のブレードは、前記所定方向としての天地方向に延びるように形成されており、
    前記フレームは、前記複数のブレードに対して天地方向下側に配置されている下側フレーム部(23)を備え、
    前記リンクは、前記下側フレーム部に対して前記空気流の流れ方向下流側に配置されており、
    前記下側フレーム部および前記リンクの間に、前記隙間が形成されている請求項1ないし3のいずれか1つに記載のシャッタ。
  5. 空気流が流れる開口部(20a)を形成するフレーム(20)と、
    前記開口部内に配置されて所定方向に延びるように形成されて、前記所定方向に対する交差方向に並べられて、前記所定方向に延びる軸線(S)を中心として回転する複数のブレード(30a〜30e)と、を備え、
    前記フレームは、前記複数のブレードに対して前記所定方向一方側に配置されている一方側フレーム部(23)を備え、
    前記一方側フレーム部に対して前記空気流の空気流れ方向下流側に配置されて、変位によって前記複数のブレードのそれぞれを回転させるリンク(50a、50b)を備え、
    前記リンクは、前記複数のブレードを回転させることにより、前記複数のブレードのうち隣り合う2つのブレードの間を開けて前記開口部を開けた開状態と前記隣り合う2つのブレードを接触させて前記開口部を閉じた閉状態とを切り替え可能に構成されており、
    前記一方側フレーム部および前記リンクの間に形成される隙間(90)は、前記一方側フレーム部および前記リンクに対して前記所定方向一方側に開口する開口部を構成するシャッタ。
  6. 前記複数のブレードは、前記所定方向としての天地方向に延びるように形成されており、
    前記フレームは、前記複数のブレードに対して天地方向下側に配置されている前記一方側フレーム部としての下側フレーム部(23)を備え、
    前記リンクは、前記下側フレーム部に対して前記空気流の流れ方向下流側に配置されており、
    前記隙間は、前記下側フレーム部および前記リンクの間に形成されている請求項5に記載のシャッタ。
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