JP2019022051A - 無線通信システム、受信装置および通信方法 - Google Patents
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Abstract
Description
x=W(z)H(z)y−V(z)y …(6)
そして、DFE等化部270が判定帰還型の等化処理を実行することによりx=yとなるため、FFフィルタの伝達関数W(z)およびFBフィルタの伝達関数V(z)と、通信路応答H(z)とは、式(7)のように関係付けられる。
H(z)=(1+V(z))/W(z) …(7)
なお、通信路応答H(z)が時変動する場合、FFフィルタの伝達関数W(z)およびFBフィルタの伝達関数V(z)も時変動する。このため、通信路応答H(z)の時変動に応じて、FFフィルタの伝達関数W(z)およびFBフィルタの伝達関数V(z)を更新する必要がある。従来は、RLSアルゴリズムを用いてFBフィルタの伝達関数W(z)のタップ係数wnおよびFBフィルタの伝達関数V(z)のタップ係数vmを更新するために、N1+N2+1個の成分を有するタップ係数wn、vmのベクトル(w−N1,…,w0,v1,…,vN2)の計算を実行する(例えば、古谷之綱 他8名,“ディジタル移動通信のための波形等化技術,” トリケップス叢書(1),1996年の56ページ参照)。この場合、トレーニングの収束時間は、学習対象のベクトルサイズと同等のN1+N2+1(≧2L+1)となる(例えば、A. Goldsmith, "Wireless Communications," Cambridge University Press, 2005のTable11.1参照)。
ΔV(z)=ΔH(z)W(z) …(9)
一方、伝達関数W(z)の時変動成分をΔW(z)とする場合、式(7)は、式(10)のように表される。なお、式(10)は、式(7)の逆数を示す。
ΔW(z)=−H(z)−1W(z)ΔH(z) …(13)
更新部260は、式(9)および式(13)を用いて、FFフィルタの伝達関数W(z)の時変動成分ΔW(z)およびFBフィルタの伝達関数V(z)の時変動成分ΔV(z)を算出する。そして、更新部260は、伝達関数W(z)、V(z)を伝達関数W(z)+ΔW(z)、V(z)+ΔV(z)に更新し、更新した伝達関数W(z)+ΔW(z)、V(z)+ΔV(z)をDFE等化部270に出力する。これにより、トレーニング信号を2L+1以上のシンボル長に設定することが困難な長遅延波環境等の環境でも、更新部260は、FFフィルタの伝達関数W(z)およびFBフィルタの伝達関数V(z)を更新できる。そして、無線通信システムSYSは、通信品質を低下させることなく、従来と比べて伝送速度効率を向上させることができる。
Claims (6)
- トレーニング信号とデータ信号とを送信する送信装置と、送信された前記トレーニング信号とデータ信号とを受信する受信装置とを有する無線通信システムにおいて、
前記受信装置は、
受信した前記データ信号に対して実行する判定帰還型の等化処理におけるフィードフォワードフィルタの複数の第1タップ係数と、フィードバックフィルタの複数の第2タップ係数とを、受信した前記トレーニング信号を用いて推定する第1推定部と、
受信した前記トレーニング信号を用いて、前記送信装置との間の第1通信路応答を推定する第2推定部と、
前記第2推定部により推定された前記第1通信路応答と、前記第1通信路応答が推定される前に前記第2推定部により推定された通信路応答との差分から前記第1通信路応答の時間変化を示す時変動成分を算出する算出部と、
前記第1通信路応答の逆応答を算出する適応等化部と、
算出された前記時変動成分が所定値より小さい場合、前記第1通信路応答の前記時変動成分と、前記第1通信路応答の逆応答と、前記第1通信路応答とを用いて、前記複数の第1タップ係数を複数の第3タップ係数に、前記複数の第2タップ係数を複数の第4タップ係数に更新する更新部と、
前記複数の第1タップ係数と前記複数の第2タップ係数、または前記複数の第3タップ係数と前記複数の第4タップ係数とを用いて、受信した前記データ信号に対して前記判定帰還型の等化処理を実行する等化部と
を備えることを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記等化部は、前記算出部により算出された前記時変動成分が所定値より小さい場合、前記複数の第3タップ係数と前記複数の第4タップ係数とを用い、前記時変動成分が所定値以上の場合、前記複数の第1タップ係数と前記複数の第2タップ係数とを用いることを特徴とする無線通信システム。 - 請求項2に記載の無線通信システムにおいて、
前記等化部は、前記複数の第3タップ係数と前記複数の第4タップ係数とを用いる場合、前記更新部より出力される数の前記複数の第3タップ係数と前記複数の第4タップ係数とを用いることを特徴とする無線通信システム。 - 請求項2に記載の無線通信システムにおいて、
前記等化部は、前記複数の第3タップ係数と前記複数の第4タップ係数とを用いる場合、前記複数の第3タップ係数のうち前記第1推定部により出力される前記複数の第1タップ係数と同じ数の前記第3タップ係数を用い、前記複数の第4タップ係数のうち前記第1推定部により出力される前記複数の第2タップ係数と同じ数の前記第4タップ係数を用いることを特徴とする無線通信システム。 - 送信装置により送信されたトレーニング信号とデータ信号とを受信する受信部と、
受信した前記データ信号に対して実行する判定帰還型の等化処理におけるフィードフォワードフィルタの複数の第1タップ係数と、フィードバックフィルタの複数の第2タップ係数とを、受信した前記トレーニング信号を用いて推定する第1推定部と、
受信した前記トレーニング信号を用いて、前記送信装置との間の第1通信路応答を推定する第2推定部と、
前記第2推定部により推定された前記第1通信路応答と、前記第1通信路応答が推定される前に前記第2推定部により推定された通信路応答との差分から前記第1通信路応答の時間変化を示す時変動成分を算出する算出部と、
前記第1通信路応答の逆応答を算出する適応等化部と、
算出された前記時変動成分が所定値より小さい場合、前記第1通信路応答の前記時変動成分と、前記第1通信路応答の逆応答と、前記第1通信路応答とを用いて、前記複数の第1タップ係数を複数の第3タップ係数に、前記複数の第2タップ係数を複数の第4タップ係数に更新する更新部と、
前記複数の第1タップ係数と前記複数の第2タップ係数、または前記複数の第3タップ係数と前記複数の第4タップ係数とを用いて、受信した前記データ信号に対して前記判定帰還型の等化処理を実行する等化部と
を備えることを特徴とする受信装置。 - 送信装置により送信されたトレーニング信号とデータ信号とを受信する受信装置の通信方法において、
受信した前記データ信号に対して実行する判定帰還型の等化処理におけるフィードフォワードフィルタの複数の第1タップ係数と、フィードバックフィルタの複数の第2タップ係数とを、受信した前記トレーニング信号を用いて推定し、
受信した前記トレーニング信号を用いて、前記送信装置との間の第1通信路応答を推定し、
推定した前記第1通信路応答と、前記第1通信路応答が推定される前に推定した通信路応答との差分から前記第1通信路応答の時間変化を示す時変動成分を算出し、
前記第1通信路応答の逆応答を算出し、
算出された前記時変動成分が所定値より小さい場合、前記第1通信路応答の前記時変動成分と、前記第1通信路応答の逆応答と、前記第1通信路応答とを用いて、前記複数の第1タップ係数を複数の第3タップ係数に、前記複数の第2タップ係数を複数の第4タップ係数に更新し、
前記複数の第1タップ係数と前記複数の第2タップ係数、または前記複数の第3タップ係数と前記複数の第4タップ係数とを用いて、受信した前記データ信号に対して前記判定帰還型の等化処理を実行する
ことを特徴とする通信方法。
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---|---|---|---|
JP2017138103A JP6619397B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 無線通信システム、受信装置および通信方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020235013A1 (ja) * | 2019-05-21 | 2020-11-26 | 日本電信電話株式会社 | 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法 |
US12081642B2 (en) | 2019-10-29 | 2024-09-03 | International Business Machines Corporation | Time dependent line equalizer for data transmission systems |
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2017
- 2017-07-14 JP JP2017138103A patent/JP6619397B2/ja active Active
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