JP6097609B2 - 受信機および受信方法 - Google Patents

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本発明は、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA:Single-Carrier Frequency-Division Multiple Access)方式の無線通信システムにおける受信機および受信方法に関する。
従来、SC−FDMA方式の無線通信システムにおける受信機に適用される周波数領域等化技術の検討が行われている。一般的に、受信機で周波数領域等化が行われることを前提とするフレームフォーマットでは、周波数領域等化の処理対象となるデータブロックの直前に、サイクリックプレフィクス(CP:Cyclic Prefix)が付与される。CPの利用は、受信機の演算量を削減できる一方で、周波数利用効率の低下を招く問題がある。
例えば、非特許文献1には、CPの代わりに既知信号(例えば、トレーニング信号)を伝送する技術が開示されている。非特許文献1に記載される従来技術1では、図9に示されるように、送信信号は、データ信号ブロックDataとトレーニング信号ブロックTSが連続する構成である。受信機は、送信信号がマルチパスの影響を受けた無線信号を受信する。受信機では、受信信号に対して、データ信号ブロックDataとトレーニング信号ブロックTSを合計したシンボル長で離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Ttransform)を行う。これにより、1つ前のブロックが現在のブロックに対するCPの役割を果たし、CPを用いる場合と同様に周波数領域等化を行うことができる。この従来技術1では、トレーニング信号ブロックTSの長さを、マルチパスの最大遅延時間の2倍以上の長さに設定することにより、データ信号ブロックDataからの干渉を生じることなく、チャネル推定を行うことが可能である。
また、特許文献1には、CPを伝送しないことにより、電力効率および周波数利用効率の低下を防止するための技術が開示されている。特許文献1に記載される従来技術2では、CPを有さない受信信号に対してJ行列を乗算することにより受信信号に擬似的な巡回性を持たせて周波数領域等化を行う。また、従来技術2では、CPを伝送しないことにより生じるブロック間干渉(IBI:Inter-Block Interference)を、周波数領域ターボ等化を行うことにより効率的に除去している。
特開2012−70196号公報
L. Deneire, "Training Sequence versus Cyclic Prefix-A New Look on Single Carrier Communication," IEEE Communications Letters, vol. 5, no. 7, July 2001.
しかし、上述した従来技術1では、IBIの影響を受けることなくチャネル推定を行うためには、トレーニング信号ブロックTSの直後にガードインターバル(GI:Guard Interval)を挿入したり、又は、トレーニング信号ブロックTSの長さをマルチパスの最大遅延時間の2倍以上に設定したりする必要がある。周波数利用効率の観点からは、GIを挿入せず、またトレーニング信号ブロックTSの長さは短い方が好ましい。但し、トレーニング信号ブロックTSの長さをマルチパスの最大遅延時間の2倍未満に設定すると、チャネル推定の精度が劣化する。
また、従来技術1では、IBIの影響を除去するために、データ信号ブロックDataとトレーニング信号ブロックTSから構成されるフレームが連続する送信信号において、全てのフレームで同じトレーニング信号が必要である。これは、図10においてIBI成分aとIBI成分bとが同じである場合にのみ、歪なくDFTを行うことができるからである。そのため、ある一定の間隔で同期信号を送信する場合や、プリコーディングを用いるMIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)伝送においてトレーニング信号にもプリコーディング処理を施す場合などでは、ブロック毎に異なるトレーニング信号を使用するので適用困難である。
上述した従来技術2では、受信信号に対してJ行列を乗算する際に乗算後の受信信号の雑音電力を増幅させてしまうため、CPを付加する場合に比して、周波数領域等化後の信号の信号対雑音比(SNR)が劣化してしまう。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、チャネル推定の精度を良好に保ちつつ、トレーニング信号ブロックの長さをマルチパスの最大遅延時間まで短縮可能であり、また、各フレームで任意のトレーニング信号を使用できる受信機および受信方法を提供することを課題とする。
本発明は、受信信号に対してJ行列を乗算する際に増幅される受信信号の雑音電力を抑制できる受信機および受信方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る受信機は、データ信号と既知信号が連続する構成である送信信号が送信機から送信されるSC−FDMA方式の無線通信システムにおける、前記送信機から送信された無線信号を受信する受信機において、前記無線信号の受信信号から復号された復号化信号と当該受信信号から推定されたチャネル推定結果に基づいて、前記データ信号と前記既知信号の受信信号に対応するレプリカ信号を生成するレプリカ信号生成部と、前記受信信号の既知信号部分と隣接する前または後のデータ信号部分に対応する前記レプリカ信号を当該既知信号部分から除去した干渉除去既知信号、又は、前記干渉除去既知信号と同一の電波伝搬特性を持つチャネルの影響を受けた受信信号に対応する前記レプリカ信号を用いてチャネル推定を行うチャネル推定部と、前記チャネル推定の結果に基づいて、前記受信信号に対する周波数領域等化を行う周波数領域等化部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る受信機において、前記干渉除去既知信号と同一の電波伝搬特性を持つチャネルの影響を受けた受信信号に対応する前記レプリカ信号は、当該干渉除去既知信号の元の既知信号部分と隣接する前または後のデータ信号部分に対応する前記レプリカ信号であることを特徴とする。
本発明に係る受信機においては、前記受信信号からデータ信号部分を分離する分離部と、J行列を用いて前記データ信号部分に巡回性を持たせる変換を行う変換部と、を備え、前記周波数領域等化部は、前記変換された信号に対して前記周波数領域等化を行う、ことを特徴とする。
本発明に係る受信機においては、前記復号の過程における外部値を用いて、前記データ信号の送信信号に対応するレプリカ信号である送信信号レプリカを生成する送信信号レプリカ生成部を備え、前記チャネル推定部は、前記送信信号レプリカに基づいて前記チャネル推定の結果をアップデートする処理を行い、前記周波数領域等化部は、前記送信信号レプリカと前記アップデートされたチャネル推定の結果に基づいて周波数領域ターボ等化を行う、ことを特徴とする。
本発明に係る受信機は、連続するデータ信号から構成される送信信号が送信機から送信されるSC−FDMA方式の無線通信システムにおける、前記送信機から送信された無線信号を受信する受信機において、前記受信信号の復号の過程における外部値を用いて、前記データ信号の受信信号に対応するソフトレプリカ信号を生成するソフトレプリカ信号生成部と、J行列を用いて前記無線信号の受信信号に巡回性を持たせる変換を行う変換部と、前記ソフトレプリカ信号に基づいてチャネル推定の結果をアップデートするチャネル推定部と、前記変換された信号に対して、前記ソフトレプリカ信号と前記アップデートされたチャネル推定の結果に基づいて周波数領域ターボ等化を行う周波数領域等化部と、を備え、前記変換部は、前記データ信号の受信信号に足す信号として当該受信信号および前記ソフトレプリカ信号を用い、前記データ信号の受信信号と前記ソフトレプリカ信号との差が小さいほど前記ソフトレプリカ信号を足す割合を増やす、ことを特徴とする。
本発明に係る受信方法は、データ信号と既知信号が連続する構成である送信信号が送信機から送信されるSC−FDMA方式の無線通信システムにおける、前記送信機から送信された無線信号を受信する受信方法であって、前記無線信号の受信信号から復号された復号化信号と当該受信信号から推定されたチャネル推定結果に基づいて、前記データ信号と前記既知信号の受信信号に対応するレプリカ信号を生成するレプリカ信号生成ステップと、前記受信信号の既知信号部分と隣接する前または後のデータ信号部分に対応する前記レプリカ信号を当該既知信号部分から除去した干渉除去既知信号、又は、前記干渉除去既知信号と同一の電波伝搬特性を持つチャネルの影響を受けた受信信号に対応する前記レプリカ信号を用いてチャネル推定を行うチャネル推定ステップと、前記チャネル推定の結果に基づいて、前記受信信号に対する周波数領域等化を行う周波数領域等化ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る受信方法は、連続するデータ信号から構成される送信信号が送信機から送信されるSC−FDMA方式の無線通信システムにおける、前記送信機から送信された無線信号を受信する受信方法であって、前記受信信号の復号の過程における外部値を用いて、前記データ信号の受信信号に対応するソフトレプリカ信号を生成するソフトレプリカ信号生成ステップと、J行列を用いて前記無線信号の受信信号に巡回性を持たせる変換を行う変換ステップと、前記ソフトレプリカ信号に基づいてチャネル推定の結果をアップデートするチャネル推定ステップと、前記変換された信号に対して、前記ソフトレプリカ信号と前記アップデートされたチャネル推定の結果に基づいて周波数領域ターボ等化を行う周波数領域等化ステップと、含み、前記変換ステップは、前記データ信号の受信信号に足す信号として当該受信信号および前記ソフトレプリカ信号を用い、前記データ信号の受信信号と前記ソフトレプリカ信号との差が小さいほど前記ソフトレプリカ信号を足す割合を増やす、ことを特徴とする。
本発明によれば、チャネル推定の精度を良好に保ちつつ、トレーニング信号ブロックの長さをマルチパスの最大遅延時間まで短縮可能であり、また、各フレームで任意のトレーニング信号を使用できるという効果が得られる。
本発明によれば、受信信号に対してJ行列を乗算する際に増幅される受信信号の雑音電力を抑制できるという効果が得られる。
本発明の第1実施形態に係るSC−FDMA方式の無線通信システムにおける送信機100の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るSC−FDMA方式の無線通信システムにおける受信機1の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る離散フーリエ変換(DFT)区間を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態に係るSC−FDMA方式の無線通信システムにおける受信機2の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るSC−FDMA方式の無線通信システムにおける送信機400の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るSC−FDMA方式の無線通信システムにおける受信機3の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る送信信号の構成を説明するための説明図である。 本発明の第3実施形態に係る受信信号の構成を説明するための説明図である。 本発明の第1、2実施形態に係る送信信号の構成を説明するための説明図である。 従来技術1に係る離散フーリエ変換(DFT)区間を説明するための説明図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るSC−FDMA方式の無線通信システムにおける送信機100の構成を示すブロック図である。図2は、本発明の第1実施形態に係るSC−FDMA方式の無線通信システムにおける受信機1の構成を示すブロック図である。
図1の送信機100において、誤り訂正符号化部101はデータ信号b(i)を誤り訂正符号化し、誤り訂正符号化結果である符号化信号c(i)を出力する。インタリーバ102は、符号化信号c(i)をインタリーブし、インタリーブ結果であるインタリーブ信号c(k)を出力する(k=Π(i)、Π(i)はiをkに変換するインタリーブ関数、i及びkはビット位置を表す)。変調部103は、インタリーブ信号c(k)を変調し、変調結果であるデータ信号ブロックDataを出力する。データ信号ブロックDataは、Nd個の変調シンボルをまとめたブロックとして構成される。
トレーニング信号生成部104は、トレーニング信号ブロックTSを出力する。トレーニング信号ブロックTSの長さはNtである。Ntは、マルチパスの最大遅延時間L以上に設定される。合成部105は、データ信号ブロックDataに対してトレーニング信号ブロックTSを付加し、付加後の信号である送信信号を出力する。この送信信号は図9の構成と同様である。送信信号はアンテナ106から無線送信される。時刻lの要素x(k;l)から成る送信信号X(l)は「y(l)=X(l)h(l)+z」として受信機に到達する。h(l)はチャネル応答行列、zは雑音成分である。
図2の受信機1は、送信機100から送信された無線信号をアンテナ10により受信する。分離部11は、アンテナ10で受信された受信信号yから、データ信号部分201とトレーニング信号部分202とを分離する。データ信号部分201は変換部12に入力される。トレーニング信号部分202はチャネル推定部20に入力される。
変換部12は、J行列を用いてデータ信号部分201に巡回性を持たせる変換を行い、変換結果である変換信号203を出力する。J行列は式(1)で表される。
Figure 0006097609
但し、Ndは、一データ信号ブロックDataに含まれる変調シンボルの個数である。Lは、マルチパスの最大遅延時間である。IはN行N列の単位行列である。OはM行M列の零行列である。
変換部12は、データ信号部分201の先頭サンプルから「Nd+L」の長さまでのサンプルに対して、J行列を乗算する。これにより、データ信号部分201に対して擬似的な巡回性を持たせることができる。
高速フーリエ変換部(FFT)13は、変換信号203に対して高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換結果である高速フーリエ変換信号204を出力する。この高速フーリエ変換のポイント数はNdである。
周波数領域等化部(FDE)14は、高速フーリエ変換信号204とチャネル推定信号211の高速フーリエ変換結果である高速フーリエ変換信号212とを用いて周波数領域等化を行い、周波数領域等化結果である周波数領域等化信号205を出力する。周波数領域等化部14は、高速フーリエ変換信号204を高速フーリエ変換信号212で除算することにより、周波数領域等化を行う。
逆高速フーリエ変換部(IFFT)15は、周波数領域等化信号205に対して逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換結果である逆高速フーリエ変換信号206を出力する。これにより、周波数領域等化信号205は時間領域信号に変換される。
復調部16は、逆高速フーリエ変換信号206を用いて復調を行い、復調結果である復調信号207を出力する。デインタリーバ17は、復調信号207をデインタリーブし、デインタリーブ結果であるデインタリーブ信号208を出力する。復号化部18は、デインタリーブ信号208を用いて復号化を行い、復号化結果である復号化信号209を出力する。復号化信号209は、データ信号b(i)に対応する。
レプリカ信号生成部19は、復号化信号209およびトレーニング信号とチャネル推定信号211を用いてレプリカ信号210を生成する。トレーニング信号は、送信機1と共通の既知信号であり、予め受信機1に設定される。チャネル推定信号211は、復号化信号209を得る段階で用いられたものである。レプリカ信号の生成では、復号化信号209およびトレーニング信号に対して、送信機1と同じ誤り訂正符号化、インタリーブおよび変調を行う。次いで、変調結果であるデータ信号ブロックおよびトレーニング信号ブロックに対してチャネル推定信号211を乗算し、乗算結果であるレプリカ信号210を出力する。
チャネル推定部20は、トレーニング信号部分202を用いてチャネル推定を行い、チャネル推定結果であるチャネル推定信号211を出力する。このとき、一つ前のデータ信号部分201に対応するレプリカ信号210が有る場合には、チャネル推定部20は、今回のトレーニング信号部分202から当該レプリカ信号210を除去した信号を用いてチャネル推定を行う。これにより、今回のトレーニング信号部分202は一つ前のデータ信号部分201からのIBIの影響を受けているが、このIBIの影響を除去してからチャネル推定を行うことができる。これにより、第1実施形態によれば、チャネル推定の精度を良好に保ちつつ、トレーニング信号ブロックTSの長さNtをマルチパスの最大遅延時間Lまで短縮できる。
なお、時間領域でのチャネル推定アルゴリズムとしては、LS(Least Square)技法や、MMSE(Minimum Mean Square Error)技法などが利用可能である。
チャネル推定部20は、時間領域で推定された長さLのチャネルインパルス応答に対してゼロパディング(Zero Padding)を行うことにより、長さNdのチャネル推定信号211を生成する。
高速フーリエ変換部21は、チャネル推定信号211に対して高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換結果である高速フーリエ変換信号212を出力する。この高速フーリエ変換のポイント数はNdである。
上述した第1実施形態によれば、トレーニング信号部分202から、一つ前のデータ信号部分201からのIBIの影響を除去して、チャネル推定を行うことにより、チャネル推定の精度を良好に保ちつつ、トレーニング信号ブロックTSの長さNtをマルチパスの最大遅延時間Lまで短縮できる。
また、上述した第1実施形態によれば、各フレームで任意のトレーニング信号を使用できる。この理由は以下の2点である。
(1)周波数領域等化部14による周波数領域等化によって、トレーニング信号がデータ信号に与える干渉を除去することができるからである。
(2)図3に示されるように、本実施形態では、FFT対象区間は、データ信号部分201のみであり、トレーニング信号部分202を含まないためである。また、これにより、従来技術1に比して周波数領域等化とFFTおよびIFFTの演算量を削減できる。
なお、トレーニング信号は、既知信号の一例であり、予め受信機1に設定される。また、既知信号は、トレーニング信号に限定されず、送信機100と受信機1の両方に共通の信号であればよい。
また、上述した実施形態では時間領域でチャネル推定を行うが、周波数領域でチャネル推定を行ってもよい。周波数領域でチャネル推定を行う場合には、トレーニング信号部分202の先頭サンプルから「Nt+L」の長さまでのサンプルに対して、式(2)で表されるJ行列を乗算する。これにより、トレーニング信号部分202に対して擬似的な巡回性を持たせた上でFFTを行って周波数領域に変換してから、チャネル推定を行う。
Figure 0006097609
また、上述した第1実施形態によれば、トレーニング信号ブロックTSの長さNtは、マルチパスの最大遅延時間L以上に任意に設定可能である。これにより、トレーニング信号ブロックTSの長さNtを、無線伝搬路の環境に応じて変化させることができる。例えば、マルチパス遅延の大きい環境ではNtを長く設定し、マルチパス遅延の小さい環境ではNtを短く設定することにより、不要なオーバーヘッドを除去することができる。マルチパス遅延長は、時間領域におけるチャネル推定結果を用いて、遅延が所定の閾値を越えるパスに関する最大遅延長として求めることができる。なお、トレーニング信号ブロックTSの長さNtを動的に変化させる場合には、Ntを送信機100と受信機1の両方に共通に設定するように構成する。
また、上述した第1実施形態に係る受信機1(CPなしでもよい)と、CPが必要な受信機とを混在させる場合には、送信機と受信機の間でCPを付加するか否かを事前に取り決めるようにすればよい。
また、受信側で要求される通信速度が高くない場合には、送信機がCPまたはGIを付加して送信するようにしてもよい。この場合、本実施形態に係る受信機1に対して、CPまたはGIの付加に応じてCPまたはGIを利用する従来構成に切り替える機能を設ける。これにより、CPまたはGIが付加される場合には、IBIの除去を行う必要がなくなるので、該IBIの除去にかかる演算量を削減できる。
[第2実施形態]
第2実施形態は第1実施形態の変形例である。第2実施形態では周波数領域ターボ等化を行う。図4は、本発明の第2実施形態に係るSC−FDMA方式の無線通信システムにおける受信機2の構成を示すブロック図である。図4において図2の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。第2実施形態に係る送信機は、図1に示す第1実施形態の送信機100と同じである。
図4において、復号化部18は、デインタリーブ信号208を用いた復号化における外部値信号301を出力する。加減算部33は外部値信号301からデインタリーブ信号208を減算し、減算結果である減算信号302を出力する。インタリーバ34は、減算信号302をインタリーブし、インタリーブ結果であるインタリーブ信号303を出力する。
変調部35は、インタリーブ信号303に対して、送信機1と同じ変調を行い、変調結果である「送信信号に対応するレプリカ信号(送信信号レプリカ)304」を出力する。
チャネル推定部32は、トレーニング信号部分202を用いてチャネル推定を行い、チャネル推定結果であるチャネル推定信号211を出力する。このとき、レプリカ信号210を用いて一つ前のデータ信号部分201からのIBIの影響を除去する動作は、上述した第1実施形態と同じである。さらに、チャネル推定部32は、送信信号レプリカ304およびデータ信号部分201を用いて、チャネル推定信号211をアップデートする処理を行う。チャネル推定部32は、送信信号レプリカ304が入力される度に、チャネル推定信号211をアップデートする処理を行う。送信信号レプリカ304を用いたアップデート処理によって、一つ後のデータ信号部分201からのIBIの影響を除去することができる。これにより、本実施形態によれば、チャネル推定の精度をさらに向上させることができる。
高速フーリエ変換部36は、送信信号レプリカ304に対して高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換結果である高速フーリエ変換信号305を出力する。
ターボ等化部(TEQ)31は、高速フーリエ変換信号204と高速フーリエ変換信号212を用いて周波数領域等化を行う。この周波数領域等化の動作は上述した第1実施形態と同じである。さらに、ターボ等化部31は、高速フーリエ変換信号305を用いて「Inter-Symbol Interference(ISI)」の干渉キャンセルを行う。周波数領域ターボ等化では、一つの高速フーリエ変換信号204に対して、周波数領域等化および干渉キャンセルに係る一連の動作を、所定の条件を満たすまで繰り返す。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、チャネル推定の精度を良好に保ちつつ、トレーニング信号ブロックTSの長さNtをマルチパスの最大遅延時間Lまで短縮でき、且つ、各フレームで任意のトレーニング信号を使用できる。
[第3実施形態]
図5は、本発明の第3実施形態に係るSC−FDMA方式の無線通信システムにおける送信機400の構成を示すブロック図である。図6は、本発明の第3実施形態に係るSC−FDMA方式の無線通信システムにおける受信機3の構成を示すブロック図である。
図5の送信機400において、誤り訂正符号化部401はデータ信号410を誤り訂正符号化し、誤り訂正符号化結果である符号化信号411を出力する。インタリーバ402は、符号化信号411をインタリーブし、インタリーブ結果であるインタリーブ信号412を出力する。変調部403は、インタリーブ信号412を変調し、変調結果であるデータ信号ブロック413を出力する。データ信号ブロック413は、Nd個の変調シンボルをまとめたブロックとして構成される。データ信号ブロック413は、送信信号としてアンテナ404から無線送信される。図7に示されるように、送信信号は、データ信号ブロック413(Data)が連続する構成である。
図6の受信機3は、送信機400から送信された無線信号をアンテナ50により受信する。アンテナ50で受信された受信信号は、変換部51とチャネル推定部61に入力される。
アンテナ50で受信された受信信号(図8参照)におけるデータ信号ブロック(Data)の先頭サンプルから「Nd+L」の長さまでのサンプルを受信信号yと定義する。変換部51は、J行列を用いて受信信号yに巡回性を持たせる変換を行い、変換結果である変換信号rを出力する。変換信号rは、式(3)により算出される。式(3)中の重み係数βは、式(4)により算出される。
Figure 0006097609
Figure 0006097609
但し、Ndは、一データ信号ブロック413に含まれる変調シンボルの個数である。Lは、マルチパスの最大遅延時間である。IはN行N列の単位行列である。OはM行M列の零行列である。σ は雑音電力である。雑音電力σ は、既知のリファレンスシグナルを用いて推定される。本実施形態では、チャネル推定部61が雑音電力σ を推定した結果である雑音電力信号512を利用する。y^はソフトレプリカ信号である。
重み係数βの算出の式(4)の分母は、受信信号yとソフトレプリカ信号y^との差分の電力値を表す。重み係数βは0から1までの範囲の値である。ソフトレプリカ信号y^はソフトレプリカ信号生成部60により算出される。ソフトレプリカ信号y^が未だ算出されていない段階での初回の変換信号rの算出では、ソフトレプリカ信号y^を0に設定する、又は、重み係数βの初期値として0を設定する。
変換部51は、ソフトレプリカ信号y^が入力される度に、重み係数βを更新して変換信号rを算出する。この変換信号算出に係る一連の動作は、所定の条件を満たすまで繰り返される。
なお、重み係数βは上記式(4)に限定されない。重み係数βは、受信信号yとソフトレプリカ信号y^との差が小さいほど大きい値になるように設定されればよい。つまり、変換信号rは、受信信号yとソフトレプリカ信号y^との差が小さいほどソフトレプリカ信号y^が多く足されるように変換される。これにより、周波数領域ターボ等化における繰り返し動作が進むにつれて受信信号yとソフトレプリカ信号y^との差が小さくなると、変換信号rには受信信号yが足されなくなるので、変換信号rに対して受信信号yの雑音電力が増幅されることを抑制できる。
高速フーリエ変換部(FFT)52は、変換信号rに対して高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換結果である高速フーリエ変換信号501を出力する。この高速フーリエ変換のポイント数はNdである。
ターボ等化部(TEQ)53は、高速フーリエ変換信号501とチャネル推定信号509の高速フーリエ変換結果である高速フーリエ変換信号510とソフトレプリカ信号y^の高速フーリエ変換結果である高速フーリエ変換信号511とを用いて、周波数領域ターボ等化を行い、周波数領域ターボ等化結果である周波数領域等化信号502を出力する。
逆高速フーリエ変換部(IFFT)54は、周波数領域等化信号502に対して逆高速フーリエ変換を行い、逆高速フーリエ変換結果である逆高速フーリエ変換信号503を出力する。これにより、周波数領域等化信号502は時間領域信号に変換される。
復調部55は、逆高速フーリエ変換信号503を用いて復調を行い、復調結果である復調信号504を出力する。デインタリーバ56は、復調信号504をデインタリーブし、デインタリーブ結果であるデインタリーブ信号505を出力する。復号化部57は、デインタリーブ信号505を用いて復号化を行う。復号化部57は、デインタリーブ信号505を用いた復号化における外部値信号506を出力する。加減算部58は外部値信号506からデインタリーブ信号505を減算し、減算結果である減算信号507を出力する。インタリーバ59は、減算信号507をインタリーブし、インタリーブ結果であるインタリーブ信号508を出力する。
ソフトレプリカ信号生成部60は、インタリーブ信号508とチャネル推定信号509を用いてソフトレプリカ信号y^を生成する。ソフトレプリカ信号の生成では、インタリーブ信号508に対して、送信機1と同じ変調を行う。次いで、変調結果であるデータ信号ブロックに対してチャネル推定信号509を乗算し、乗算結果であるソフトレプリカ信号y^を出力する。
チャネル推定部61は、アンテナ50で受信された受信信号に含まれるトレーニング信号およびソフトレプリカ信号y^を用いてチャネル推定を行い、チャネル推定結果であるチャネル推定信号509を出力する。ソフトレプリカ信号y^はチャネル推定信号509のアップデートのために用いられる。チャネル推定部61は、ソフトレプリカ信号y^が入力される度に、チャネル推定信号509をアップデートする処理を行う。
チャネル推定部61は、時間領域で推定された長さLのチャネルインパルス応答に対してゼロパディングを行うことにより、チャネル推定信号509を生成する。
高速フーリエ変換部62は、チャネル推定信号509に対して高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換結果である高速フーリエ変換信号510を出力する。この高速フーリエ変換のポイント数はNdである。
高速フーリエ変換部63は、ソフトレプリカ信号y^に対して高速フーリエ変換を行い、高速フーリエ変換結果である高速フーリエ変換信号511を出力する。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1,2,3…受信機、11…分離部、12,51…変換部、13,21,36,62…高速フーリエ変換部、14…周波数領域等化部、15,54…逆高速フーリエ変換部、16,55…復調部、17,56…デインタリーバ、18,57…復号化部、19…レプリカ信号生成部、20,32,61…チャネル推定部、31,53…ターボ等化部、33…加減算部(送信信号レプリカ生成部)、34…インタリーバ(送信信号レプリカ生成部)、35…変調部(送信信号レプリカ生成部)、58…加減算部、59…インタリーバ、60…ソフトレプリカ信号生成部

Claims (4)

  1. データ信号と既知信号が連続する構成である送信信号が送信機から送信されるSC−FDMA方式の無線通信システムにおける、前記送信機から送信された無線信号を受信する受信機において、
    前記無線信号の受信信号から復号された復号化信号と当該受信信号から推定されたチャネル推定結果に基づいて、前記データ信号と前記既知信号の受信信号に対応するレプリカ信号を生成するレプリカ信号生成部と、
    前記受信信号の既知信号部分と隣接する前または後のデータ信号部分に対応する前記復号化信号を使用して前記レプリカ信号生成部が生成した前記レプリカ信号を当該既知信号部分から除去した干渉除去既知信号、又は、前記干渉除去既知信号と同一の電波伝搬特性を持つチャネルの影響を受けた受信信号に対応する前記レプリカ信号を用いてチャネル推定を行うチャネル推定部と、
    前記チャネル推定の結果に基づいて、前記受信信号に対する周波数領域等化を行う周波数領域等化部と、
    を備えたことを特徴とする受信機。
  2. 前記干渉除去既知信号と同一の電波伝搬特性を持つチャネルの影響を受けた受信信号に対応する前記レプリカ信号は、当該干渉除去既知信号の元の既知信号部分と隣接する前または後のデータ信号部分に対応する前記復号化信号を使用して前記レプリカ信号生成部が生成した前記レプリカ信号であることを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  3. 前記復号の過程における外部値を用いて、前記データ信号の送信信号に対応するレプリカ信号である送信信号レプリカを生成する送信信号レプリカ生成部を備え、
    前記チャネル推定部は、前記送信信号レプリカに基づいて前記チャネル推定の結果をアップデートする処理を行い、
    前記周波数領域等化部は、前記送信信号レプリカと前記アップデートされたチャネル推定の結果に基づいて周波数領域ターボ等化を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の受信機。
  4. データ信号と既知信号が連続する構成である送信信号が送信機から送信されるSC−FDMA方式の無線通信システムにおける、前記送信機から送信された無線信号を受信する受信方法であって、
    前記無線信号の受信信号から復号された復号化信号と当該受信信号から推定されたチャネル推定結果に基づいて、前記データ信号と前記既知信号の受信信号に対応するレプリカ信号を生成するレプリカ信号生成ステップと、
    前記受信信号の既知信号部分と隣接する前または後のデータ信号部分に対応する前記復号化信号を使用して前記レプリカ信号生成ステップで生成された前記レプリカ信号を当該既知信号部分から除去した干渉除去既知信号、又は、前記干渉除去既知信号と同一の電波伝搬特性を持つチャネルの影響を受けた受信信号に対応する前記レプリカ信号を用いてチャネル推定を行うチャネル推定ステップと、
    前記チャネル推定の結果に基づいて、前記受信信号に対する周波数領域等化を行う周波数領域等化ステップと、
    を含むことを特徴とする受信方法。
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