JP2019019352A - 製造装置、製造方法、およびプログラム - Google Patents

製造装置、製造方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】一部が異なる材料で形成された造形物を簡便に形成する。【解決手段】第1材料の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を溶融結合して3次元造形物における第1の高さまでの部分を造形する第1造形段階と、第1材料の少なくとも一部を第1材料の粉末床の上方に積層する第2材料から分離するためのセパレータを設けるセパレーション段階と、第1材料の粉末床の上方に第2材料の粉末床を積層する積層段階と、第2材料の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を溶融結合して3次元造形物を第1の高さより高い第2の高さまでの部分を造形する第2造形段階と、を備える製造方法および製造装置を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、製造装置、製造方法、およびプログラムに関する。
従来、数十から数百ミクロン程度の厚さで粉末材料を積層させることと、積層した粉末材料の少なくとも一部を溶融結合させることとを繰り返して、3次元造形物を形成する装置および方法が知られている(例えば、特許文献1から4参照)。
特許文献1 特開2009−1900号公報
特許文献2 特開2015−196265号公報
特許文献3 特開2003−305777号公報
特許文献4 特開2015−183288号公報
しかしながら、このような3次元造形物を形成する装置および方法は、一部が異なる材料で形成された造形物を形成することが困難であった。また、造形の途中から材料等を変更することも考えられるが、溶融されなかった粉末材料が混合してしまうので、粉末材料を再利用することができず、手間とコストがかかっていた。
本発明の第1の態様においては、第1材料の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を溶融結合して3次元造形物における第1の高さまでの部分を造形する第1造形段階と、第1材料の少なくとも一部を第1材料の粉末床の上方に積層する第2材料から分離するためのセパレータを設けるセパレーション段階と、第1材料の粉末床の上方に第2材料の粉末床を積層する積層段階と、第2材料の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を溶融結合して3次元造形物を第1の高さより高い第2の高さまでの部分を造形する第2造形段階と、を備える製造方法および製造装置を提供する。
本発明の第2の態様においては、コンピュータに、第1の態様の製造装置が備える制御部として機能させるプログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る製造装置100の構成例を示す。 本実施形態に係る製造装置100の製造フローの一例を示す。 本実施形態に係る移動ステージ130の上面に第1材料の粉末床が形成された例を示す。 本実施形態に係る移動ステージ130の上方の面に次の第1材料210の粉末床が形成された例を示す。 本実施形態に係る移動ステージ130の上方の面に更に次の第1材料の粉末床が形成された例を示す。 本実施形態に係る製造装置100が第1材料の粉末床にセパレータを形成する領域の例を示す。 本実施形態に係る移動ステージ130の上方の面に第2材料の粉末床が形成された例を示す。 本実施形態に係る移動ステージ130の上方の面に次の第2材料240の粉末床が形成された例を示す。 本実施形態に係る製造装置100が3次元造形物の製造を完了した例を示す。 本実施形態に係る製造装置100が製造した3次元造形物300の一例を示す。 本実施形態に係る製造装置100の変形例を示す。 本実施形態に係る製造装置100が3種類の材料を用いて3次元造形物300を製造した例を示す。 図12が示す製造装置100が製造した3次元造形物300の一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る製造装置100の構成例を示す。製造装置100は、一部が異なる材料で形成される3次元造形物を製造する。製造装置100は、溶融されずに積層される材料のうち、異なる材料の境界においてセパレータを形成して分離することで、異種材料接合を有する造形物を形成しつつ、残った材料が混合することを防止する。製造装置100は、筐体110と、固定ステージ120と、移動ステージ130と、第1材料供給部140と、第2材料供給部150と、平坦化部160と、ビーム照射部170と、検出部180と、シーケンス生成部190と、制御部200と、を備える。
筐体110は、固定ステージ120、移動ステージ130、第1材料供給部140、第2材料供給部150、平坦化部160、ビーム照射部170、および検出部180等のそれぞれの少なくとも一部を収容する。筐体110は、内部を密閉して収容できることが望ましい。筐体110は、例えば、真空ポンプ等で内部の気体を排出することで、電子ビームを照射できる程度の高真空状態を保持する。
固定ステージ120は、筐体110内で固定され、基準面となる面を有する。図1は、固定ステージ120が+Z方向を向くXY面と略平行な上面を有し、当該上面が製造装置100の基準面となる例を示す。固定ステージ120は、開口を有し、当該開口に粉末状の材料が基準面まで充填される。また、固定ステージ120は、材料を回収する材料回収部122を有してよい。材料回収部122は、固定ステージ120の上面に形成された穴部等を有してよい。また、固定ステージ120は、用いる材料の数に応じた数の材料回収部を有してよい。図1は、固定ステージ120が、材料回収部122および材料回収部124を有する例を示す。
移動ステージ130は、第1方向を向く面を有し、第1方向に移動する。図1は、第1方向をZ軸と略平行な方向とし、第1方向を向く面をXY面とした例を示す。即ち、移動ステージ130は、固定ステージ120の基準面と略平行な上面を有する。移動ステージ130は、固定ステージ120の開口の内部に配置され、上面が固定ステージ120の基準面と略平行であることを保ったまま±Z方向に移動する。移動ステージ130は、外部から供給される制御信号等に応じて、第1方向に移動してよい。
第1材料供給部140は、移動ステージ130の上面に第1材料を供給して、移動ステージ130の上面に第1材料の粉末床を形成させる。第1材料供給部140は、固定ステージ120の上面および/または移動ステージ130の上面に第1材料を供給してよい。第1材料供給部140は、外部から供給される制御信号等に応じて、第1材料を供給してよい。なお、第1材料は、加熱によって溶融する材料である。第1材料は、例えば、光および電子ビーム等が照射することによって溶融する材料である。本実施形態において、第1材料が金属材料である例を説明する。
第2材料供給部150は、移動ステージ130の上面に第2材料を供給して、移動ステージ130の上面に第2材料の粉末床を形成させる。第2材料供給部150は、固定ステージ120の上面および/または移動ステージ130の上面に第2材料を供給してよい。第2材料供給部150は、外部から供給される制御信号等に応じて、第2材料を供給してよい。なお、第2材料は、第1材料と同様に、加熱によって溶融する材料である。また、第2材料は、第1材料と異なる材料でよい。本実施形態において、第2材料が第1材料とは異なる種類の金属材料である例を説明する。
平坦化部160は、固定ステージ120の上面および/または移動ステージ130の上面に供給された材料を平坦化する。平坦化部160は、例えば、先端部がブレード形状を有し、固定ステージ120の基準面上を、当該基準面と略平行に移動する。これにより、平坦化部160は、固定ステージ120の上面に供給された材料を、固定ステージ120の開口部内に移動させる。また、平坦化部160は、移動ステージ130の上方に供給された材料を移動させて、当該材料によって平面が形成されるように平坦化する。
平坦化部160は、当該材料を平坦化させた面が、固定ステージ120の基準面と略同一の面となるように、先端部の形状および移動範囲が予め定められることが望ましい。平坦化部160により、第1材料および第2材料は、固定ステージ120の基準面および移動ステージ130の上面の間の空間に充填される。また、平坦化部160が移動することにより、余剰の材料が固定ステージ120および移動ステージ130の上面から平坦化部160と共に移動する。固定ステージ120が材料回収部122を有する場合、平坦化部160は、当該材料回収部122まで移動し、余った材料を材料回収部122の内部まで移動させて回収してよい。
ここで、平坦化部160は、固定ステージ120が複数の材料回収部を有する場合、材料毎に異なる材料回収部へと移動させてよい。この場合、平坦化部160は、材料毎に異なる方向へと移動してよい。例えば、図1の場合、平坦化部160は、+X方向に移動して、第1材料供給部140が供給した第1材料を平坦化させ、また、余った第1材料を材料回収部122まで移動させて回収する。また、平坦化部160は、−X方向に移動して、第2材料供給部150が供給した第2材料を平坦化させ、余った第2材料を材料回収部124まで移動させて回収してよい。
ビーム照射部170は、第1材料および第2材料を溶融結合させる荷電粒子ビームを当該材料に照射する。ビーム照射部170は、一例として、電子ビームを照射する電子カラムである。ビーム照射部170は、電子銃172、アパーチャプレート174、および電子レンズ176を有する。
電子銃172は、電子を電界または熱によって放出させ、当該放出した電子に予め定められた電界を印加して、図1の−Z方向となる移動ステージ130の方向に加速して電子ビームとして出力する。電子銃172は、予め定められた加速電圧(一例として、50keV)を印加して、電子ビームを出力してよい。電子銃172は、XY平面と略平行な移動ステージ130の上面からZ軸と略平行な垂線上に設けられてよい。
アパーチャプレート174は、電子銃172および移動ステージ130の間に設けられ、電子銃172が放出する電子ビームの一部を遮蔽する。アパーチャプレート174は、一例として、円形の開口を有し、当該開口で電子ビームの一部を遮蔽し、残りを通過させる。開口の中心は、電子銃172と移動ステージ130を結ぶ垂線と交わるように形成されてよい。即ち、アパーチャプレート174は、電子銃172から放出された電子ビームのうち、予め定められた放出角度以内の電子ビームを通過させる。
電子レンズ176は、アパーチャプレート174および移動ステージ130の間に設けられ、電子ビームの断面形状および照射位置を調節する。電子レンズ176は、電子ビームの集光位置を調節してよい。また、電子レンズ176は、電子ビームの照射位置を調節する偏向器178を含む。
偏向器178は、荷電粒子ビームを偏向させ、移動ステージ130上の材料に照射する荷電粒子ビームの照射位置を調整する。偏向器178は、駆動信号に応じた電界を通過する電子ビームに印加して、当該電子ビームを偏向してよい。また、偏向器178は、1または複数の電磁コイルを有し、電子ビームの照射位置を調整してもよい。偏向器178は、移動ステージ130上において平坦化された材料の表面上の範囲であれば、指定された位置に電子ビームを照射できるように、当該荷電粒子ビームの照射位置を調整可能でよい。また、偏向器178は、当該荷電粒子ビームの照射時間を調整してもよい。
検出部180は、移動ステージ130の位置を検出する。検出部180は、例えば、固定ステージ120に対する移動ステージ130の、Z方向と略平行な方向における相対的な位置を検出する。検出部180は、例えば、移動ステージ130上に平坦化される材料の厚みに対応する、移動ステージ130の位置を検出してよい。検出部180は、一例として、移動ステージ130が−Z方向に移動を開始してから予め定められた第1距離だけ移動したか否かを検出してよい。移動ステージ130は、検出部180が第1距離の移動を検出したことに応じて移動を停止することにより、移動ステージ130上に平坦化される材料の厚みを予め定められた厚さに調節できる。ここで、第1距離は、数十から数百ミクロン程度でよい。
また、検出部180は、移動ステージ130が−Z方向に移動を開始してから予め定められた位置まで移動したか否かを検出してよい。なお、予め定められた位置は、当該製造装置100が造形物を第1材料で形成する高さに対応する位置でよい。また、予め定められた位置は、複数設定されてよく、当該製造装置100が造形物を第2材料で形成する高さに対応する位置を含んでよい。検出部180は、光、磁気、画像等を用いた位置センサでよく、また、リニアエンコーダ等でもよい。
シーケンス生成部190は、3次元造形物を形成する材料の情報に基づき、移動ステージ130、第1材料供給部140、第2材料供給部150、およびビーム照射部170の動作を制御する制御シーケンスを生成する。シーケンス生成部190は、例えば、粉末材料の供給タイミングおよび移動ステージ130の移動タイミングの制御シーケンスを生成してよい。また、シーケンス生成部190は、3次元造形物の形状の情報に基づき、移動ステージ130の移動タイミングに応じたビーム照射部170の照射位置および照射タイミング等の制御シーケンスを生成してよい。なお、シーケンス生成部190は、制御部200の一部であってもよい。
また、シーケンス生成部190は、例えば、3次元造形物を異なる複数の材料で形成する情報に基づき、対応する材料を切り換えて当該3次元造形物を形成する制御シーケンスを生成してよい。この場合、シーケンス生成部190は、異なる材料の境界となる領域に、セパレータを形成する制御シーケンスを生成してよい。
シーケンス生成部190は、3次元造形物の形状および材料の情報を、外部から取得してよい。シーケンス生成部190は、例えば、ユーザの入力によって材料の情報を取得する。また、シーケンス生成部190は、外部の記憶装置等に記憶されたデータを読み出して材料の情報を取得してもよい。シーケンス生成部190は、ネットワーク等を介して材料の情報を取得してよい。シーケンス生成部190は、生成した制御シーケンスを制御部200に供給して、制御部200に移動ステージ130、第1材料供給部140、第2材料供給部150、およびビーム照射部170等を制御させる。
制御部200は、検出部180の検出結果に基づき、移動ステージ130の移動と、第1材料供給部140の第1材料の供給タイミングと、第2材料供給部150の第2材料の供給タイミングと、ビーム照射部170の照射位置および照射タイミングと、を制御する。また、制御部200は、平坦化部160の動作を制御してよい。なお、平坦化部160は、第1材料供給部140および第2材料供給部150の動作と連動して動作してもよい。
制御部200は、予め定められた厚さ毎に、3次元造形物を形成するように各部を制御してよい。また、制御部200は、シーケンス生成部190が生成した制御シーケンスに応じて、各部を制御する。即ち、制御部200は、制御シーケンスに応じた材料を用いて、3次元造形物を形成する。制御部200は、過去に生成された制御シーケンスに応じて、各部を制御してもよい。この場合、制御部200は、外部または内部に記憶された制御シーケンスを読み出してもよい。また、制御部200は、検出部の検出結果に基づき、異なる材料の境界にセパレータを形成するように各部を制御する。なお、制御部200がコンピュータ等によって機能する場合、制御部200は、シーケンス生成部190を含んでよい。
以上の本実施形態に係る製造装置100は、3次元造形物を形成する複数の材料の情報に基づき、複数の材料を切り換えて当該3次元造形物を製造する。そして、製造装置100は、異なる材料の境界にセパレータを形成して、粉末状態の材料が混合することを防止する。このような製造装置100の動作について、次に説明する。
図2は、本実施形態に係る製造装置100の製造フローの一例を示す。また、図3から図9は、本実施形態に係る製造装置100が3次元造形物を造形する過程の例を示す。製造装置100は、図2に示す製造フローを実行して、3次元造形物を製造する。本実施例において、製造装置100は、Z軸方向の予め定められた位置までの一部が第1材料で形成され、残りの一部が第2材料で形成される3次元造形物を製造する。製造装置100は、3次元造形物を+Z軸方向と略平行な方向に沿って、即ち、高さ方向に造形する。
ここで、Z軸において3次元造形物の造形を開始する位置を原点とする。また、Z軸において第1材料および第2材料の境界となる、予め定められた位置を第1の高さとする。また、Z軸において3次元造形物の高さに相当する位置を第2の高さとする。即ち、本実施形態において、3次元造形物は、Z軸において、原点から第1の高さまでが第1材料形成され、第1の高さから第2の高さまでが第2材料で形成される。
まず、シーケンス生成部190は、3次元造形物を形成する材料の情報を取得する(S300)。即ち、シーケンス生成部190は、第1の高さおよび第2の高さの情報を取得し、第1の高さまでは第1材料で3次元造形物を造形し、第1の高さから第2の高さまでは第2材料で造形するシーケンスを生成して制御部200に供給する。シーケンス生成部190は、3次元造形物の形状の情報を取得してよい。シーケンス生成部190は、例えば、3次元造形物の形状を、原点から第1の高さまで第1距離毎の複数の部分形状に切り出す。そして、シーケンス生成部190は、切り出した部分形状と粉末床をそれぞれ対応づけて、荷電粒子ビームを照射すべき対象領域をそれぞれ決定する。シーケンス生成部190は、複数の粉末床の形成と、それぞれの粉末床の対象領域に荷電粒子ビームを照射する順序をシーケンスとして生成してよい。シーケンス生成部190は、生成したシーケンスを制御部200に供給する。
次に、制御部200は、第1材料の粉末床を形成する(S310)。制御部200は、移動ステージ130の上面が基準面から第1距離だけ離間するように移動ステージ130を−Z方向に移動させる。そして、制御部200は、第1材料供給部140に第1材料を供給させる。第1材料供給部140は、移動ステージ130に第1材料を供給してよく、これに代えてまたはこれに加えて、固定ステージ120の上面に第1材料を供給してもよい。そして、平坦化部160は、供給された第1材料を平坦化して、移動ステージ130の上面に第1材料の粉末床を形成する。
図3は、本実施形態に係る移動ステージ130の上面に第1材料の粉末床が形成された例を示す。図3は、固定ステージ120の基準面および移動ステージ130の上面の間が、第1距離だけ離間した例を示す。また、移動ステージ130の上面に第1材料210が供給され、当該第1材料210が固定ステージ120の基準面と略同一面に平坦化された例を示す。
次に、第1材料の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を溶融結合する(S320)。制御部200は、第1材料の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域に荷電粒子ビームを照射させることにより、当該対象領域を溶融結合する。対象領域は、第1材料の粉末床のうち少なくとも3次元造形物として造形する部分を含む。ここで、セパレータを補強する支持部を形成すべく、第1材料の粉末床の一部を更に対象領域としてよい。即ち、制御部200は、第1材料の粉末床における3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末を対象領域に含める。
図3は、第1材料210の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を、第1対象領域212とした。また、図3は、第1材料210の粉末床における3次元造形物に含まれない領域の一部を、第2対象領域213とした。制御部200は、このような対象領域にビーム照射部170から電子ビームを照射させて、当該対象領域を溶融結合させる。以上により、製造装置100は、3次元造形物における第1距離までの部分を造形する。
次に、検出部180は、移動ステージ130が第1の高さまで移動したか否かを判断する(S330)。制御部200は、移動ステージ130が第1の高さまで移動していない場合(S330:No)、S310に戻って、次の第1材料の粉末床を形成して対象領域を溶融結合させる。
図4は、本実施形態に係る移動ステージ130の上方の面に次の第1材料210の粉末床が形成された例を示す。図4は、固定ステージ120の基準面および移動ステージ130の上面の間が、更に第1距離だけ離間した例を示す。また、移動ステージ130の上方の面に更に第1材料210が供給され、当該第1材料210が固定ステージ120の基準面と略同一面に平坦化された例を示す。
なお、更に形成された第1材料210の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を、第1対象領域214とした。また、第1材料210の粉末床における3次元造形物に含まれない領域の一部を、第2対象領域215とした。また、前回の対象領域を溶融結合させて3次元造形物の一部となった領域を、造形領域222とした。
図5は、本実施形態に係る移動ステージ130の上方の面に更に次の第1材料の粉末床が形成された例を示す。図5は、固定ステージ120の基準面および移動ステージ130の上面の間が、前回よりも更に第1距離だけ離間した例を示す。また、移動ステージ130の上方の面に更に第1材料210が供給され、当該第1材料210が固定ステージ120の基準面と略同一面に平坦化された例を示す。
なお、今回形成された第1材料210の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を、第1対象領域216とした。また、今回形成された第1材料210の粉末床における3次元造形物に含まれない領域の一部を、第2対象領域217とした。また、前回までに溶融結合して3次元造形物の一部となった領域を、造形領域222とした。制御部200は、移動ステージ130が第1の高さに移動するまで、このような第1材料の粉末床の形成および対象領域の溶融結合を繰り返す。
以上のように、制御部200は、第1材料の粉末床の複数層にわたって、少なくとも3次元造形物に含まれる領域の粉末を溶融結合させて、当該3次元造形物の一部となる造形領域222を層毎に造形する。これにより、制御部200は、3次元造形物における第1の高さまでの部分を造形することができる。
制御部200は、移動ステージ130が第1の高さまで移動した場合(S330:Yes)、セパレータを形成させる(S340)。制御部200は、第1材料の少なくとも一部に荷電粒子ビームを照射させることにより、第1材料の粉末床の上方に積層する第2材料から分離するためのセパレータを形成させる。当該セパレータは、3次元造形物の周囲を囲む板状に形成されてよい。
この場合、制御部200は、第1材料の粉末床における3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末に荷電粒子ビームを照射させ、当該少なくとも一部の粉末を結合させる。これにより、制御部200は、当該一部の粉末を結合させて、当該セパレータの少なくとも一部として第1材料の板部を形成させることができる。図6は、本実施形態に係る製造装置100が第1材料の粉末床にセパレータを形成する領域の例を示す。図6において、セパレータを形成する領域をセパレータ領域232とした。
制御部200は、3次元造形物の一部を造形する条件とは異なる条件で、セパレータ領域232に電子ビームを照射させる。即ち、制御部200は、対象領域に荷電粒子ビームを照射して対象領域を加熱する温度よりも、セパレータを形成させるセパレータ領域に荷電粒子ビームを照射して加熱する温度を低くする。制御部200は、例えば、第1材料の粉末が完全に溶融合体する直前の状態となるように、電子ビームの強度を低下させるか、またはフォーカスをデフォーカスさせる。
即ち、制御部200は、3次元造形物に含まれる領域は溶融合体させて焼結させ、3次元造形物に含まれない領域は仮焼結させてよい。当該仮焼結の条件は、第1材料の融点の0.3から0.9倍程度の範囲の温度に加熱する条件でよい。また、仮焼結の条件は、第1材料の融点の0.5から0.7倍程度の範囲の温度に加熱する条件であることが望ましい。これにより、製造装置100は、3次元造形物の製造過程において当該3次元造形物の周囲に形成されて第1材料および第2材料を分離し、3次元造形物の製造後に、当該3次元造形物から容易に切り離すことができるセパレータを形成することができる。
また、図6は、3次元造形物における第1材料で形成された部分を第1造形領域220として示す。また、図6は、第1材料で形成され、セパレータを支える支持部を、支持部224および支持部226として示す。このように、制御部200は、第1材料の粉末床における3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末に荷電粒子ビームを照射させることにより、セパレータよりも第1材料の粉末床側に、セパレータの支持部を形成させることができる。即ち、製造装置100は、3次元造形物の一部を形成しつつ、更に支持部を形成することができる。
支持部224および支持部226は、柱状または板状に形成されてよい。支持部224および支持部226の少なくとも一部は、3次元造形物の高さ方向に延伸する。なお、支持部224および支持部226は、第1材料の粉末床の一部の粉末を結合させることによって形成されてよい。即ち、制御部200は、支持部に含まれる対象領域には、セパレータと略同一の条件で荷電粒子ビームを照射することが望ましい。
制御部200は、第1距離に相当する厚さのセパレータを形成してよく、これに代えて、第1距離に相当する厚さよりも厚いセパレータを形成してもよい。この場合、制御部200は、第1材料210の粉末床の複数層にわたって3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末を結合させて、セパレータを形成してよい。
セパレータを形成した後、制御部200は、第2材料の粉末床を形成する(S350)。制御部200は、第1材料の粉末床の上方に第2材料の粉末床を積層させてよい。制御部200は、移動ステージ130を第1距離だけ−Z方向に移動させる。そして、制御部200は、第2材料供給部150に第2材料を供給させる。第2材料供給部150は、移動ステージ130に第2材料を供給してよく、これに代えてまたはこれに加えて、固定ステージ120の上面に第2材料を供給してもよい。そして、平坦化部160は、供給された第2材料を平坦化して、移動ステージ130の上面に第2材料の粉末床を形成する。
図7は、本実施形態に係る移動ステージ130の上方の面に第2材料の粉末床が形成された例を示す。図7は、移動ステージ130の上面に第1材料で形成された第1造形領域220およびセパレータ230が形成された後、移動ステージ130が−Z方向に第1距離だけ移動した例を示す。また、移動ステージ130の上方の面に第2材料240が供給され、当該第2材料240が固定ステージ120の基準面と略同一面に平坦化された例を示す。
次に、第2材料の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を溶融結合する(S360)。制御部200は、第2材料の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域に荷電粒子ビームを照射させることにより、当該対象領域を溶融結合する。図7は、第2材料240の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を、第3対象領域242とした。制御部200は、このような第3対象領域242にビーム照射部170から電子ビームを照射して、当該第3対象領域242を溶融結合させる。以上により、製造装置100は、3次元造形物におけるセパレータ230から+Z方向側の第1距離までの部分を造形する。
次に、検出部180は、移動ステージ130が第2の高さまで移動したか否かを判断する(S370)。制御部200は、移動ステージ130が第2の高さまで移動していない場合(S370:No)、S350に戻って、次の第2材料の粉末床を形成して対象領域を溶融結合させる。
図8は、本実施形態に係る移動ステージ130の上方の面に次の第2材料240の粉末床が形成された例を示す。図8は、固定ステージ120の基準面および移動ステージ130の上方の面の間が、更に第1距離だけ離間した例を示す。また、移動ステージ130の上方の面に更に第2材料240が供給され、当該第2材料240が固定ステージ120の基準面と略同一面に平坦化された例を示す。
なお、更に形成された第2材料240の粉末床における3次元造形物に含まれるべき対象領域を、第3対象領域244とした。また、前回までの対象領域を溶融結合させて3次元造形物の一部となった領域を、造形領域252とした。制御部200は、移動ステージ130が第2の高さに移動するまで、第2材料の粉末床の形成および対象領域の溶融結合を繰り返す。
このようにして、制御部200は、第2材料の粉末床の複数層にわたって、3次元造形物に含まれる領域の粉末を結合させて、当該3次元造形物の一部となる造形領域252を層毎に造形する。これにより、制御部200は、3次元造形物を第1の高さより高い第2の高さまでの部分を造形することができる。制御部200は、移動ステージ130が第2の高さまで移動した場合(S370:Yes)、3次元造形物の製造を終了する。
図9は、本実施形態に係る製造装置100が3次元造形物の製造を完了した例を示す。図9は、3次元造形物における第2材料で形成された部分を第2造形領域250として示す。以上のように、本実施形態に係る製造装置100は、3次元造形物の製造過程において、セパレータ230を形成する。これにより、製造装置100は、3次元造形物の製造過程において、セパレータ230を挟んで第1材料210の粉末および第2材料240の粉末を分離させることができる。
したがって、製造装置100は、セパレータ230の上側および下側からそれぞれ材料の粉末を回収することができ、材料が混合して無駄になってしまうことを防止できる。また、製造装置100は、セパレータ230を支持する支持部224および支持部226を更に形成することができるので、セパレータ230の強度を保ち、確実に材料を分離することができる。また、セパレータ230、支持部224、および支持部226は、仮焼結によって形成されるので、材料を回収した後に、容易に3次元造形物から切り離すことができる。
図10は、本実施形態に係る製造装置100が製造した3次元造形物300の一例を示す。図10に示す3次元造形物300は、製造装置100が図2に示す製造フローを実行した後、セパレータ230、支持部224、および支持部226を除去した結果の一例である。製造装置100は、このような一部が異なる材料で形成された3次元造形物300を、低コストで簡便に製造することができる。
以上の本実施形態に係る製造装置100は、第1材料210を用いてセパレータ230を形成する例を説明したが、これに限定されることはない。製造装置100は、第2材料240を用いてセパレータ230を形成してもよい。この場合、制御部200は、移動ステージ130が第1の高さを超えて移動したことを検出部180が検出したことに応じて、第2材料240の粉末床を形成させる。そして、制御部200は、第2材料の粉末床における3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末に荷電粒子ビームを照射させることにより、当該一部の粉末を結合させて、セパレータ230の少なくとも一部として第2材料の板部を形成させてよい。
これに代えて、製造装置100は、第1材料210および第2材料240を用いて、セパレータ230を形成してもよい。即ち、制御部200は、第1材料210によるセパレータを形成させた後、第2材料のセパレータを形成させてもよい。このように、制御部200は、検出部180の検出結果に基づき、第1の高さの情報に応じた位置に、セパレータ230を形成させることができる。
以上の本実施形態の製造装置100において、ビーム照射部170が、荷電粒子ビームを照射する例を説明したが、これに限定されることはない。製造装置100は、粉末材料の対象領域を加熱できればよく、ビーム照射部170は、レーザ等を照射してもよい。
以上の本実施形態の製造装置100において、第1材料210および第2材料240をそれぞれ回収することを説明した。ここで、製造装置100は、3次元造形物300を最上部まで造形する前に、第1材料210を回収してよい。例えば、第2材料240の粉末床を第1材料210の粉末床の上方に積層する前に、第1材料210を回収できると、第1材料210に第2材料240が混合する可能性をより低減できるので、より好ましい。このような製造装置100の例について、次に説明する。
図11は、本実施形態に係る製造装置100の変形例を示す。本変形例の製造装置100において、図1に示された本実施形態に係る製造装置100の動作と略同一のものには同一の符号を付け、説明を省略する。本変形例の製造装置100は、第1回収部310を備える。
第1回収部310は、第1材料210を回収する。第1回収部310は、セパレータ230が形成された後に、第1材料210を回収する。第1回収部310は、移動ステージ130のセパレータ230とは反対側、即ち、移動ステージ130の下方に設けられる。第1回収部310が第1材料210を回収する場合、移動ステージ130の少なくとも一部に開口132が形成される。例えば、移動ステージ130は、開閉可能な蓋、およびシャッター等の開閉装置を有し、制御部200からの制御信号等によって開口132が形成される。これにより、移動ステージ130の上面に積層された第1材料210の粉末は、下方の第1回収部310に落下して回収される。
また、第1回収部310は、第1材料210の回収に用いる治具320を有してよい。治具320は、移動ステージ130の開口132を貫通して第1材料210を掻き出すように動作して、第1材料210を第1回収部310へと落下させる。
また、第1回収部310は、真空ポンプ312を更に有してよい。製造装置100が荷電粒子ビームを用いる場合、筐体110内は真空状態を保つ。そして、3次元造形物300を製造した後は、筐体110内を大気圧に戻して当該3次元造形物300を取り出すことになる。そこで、筐体110内を大気圧に戻す場合に、真空ポンプ312を動作させることで、第1材料210を第1回収部310に回収させてよい。
また、製造装置100は、荷電粒子ビームに代えて、レーザ等を用いる場合、または、低真空で荷電粒子ビームを用いる場合もある。この場合、真空ポンプ312を動作させて排気することにより、3次元造形物300を製造中に、第1材料210を第1回収部310に回収させることができる。なお、第1回収部310は、開閉可能な蓋部等を有し、第1材料210を回収した後に他の材料等が混入することを防止してよい。
また、製造装置100は、第1材料210の回収を考慮して、セパレータ230、支持部224、支持部226、および3次元造形物300に、斜面を有する壁部340を設けてよい。即ち、制御部200は、第1材料210の粉末床における3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末に荷電粒子ビームを照射させて、当該一部の粉末を結合させる。この場合、制御部200は、セパレータ230を形成する条件と同様の条件で荷電粒子ビームを照射することにより、セパレータ230よりも第1材料210の粉末床側に、セパレータ230、支持部224、支持部226、および/または3次元造形物300に接続される壁部340を設ける。
壁部340は、セパレータ230に対して角度を有する斜面を有し、粉末の第1材料210が下方に落下しやすく形成される。また、3次元造形物300が複雑な凹凸部を有する場合、壁部340は、当該凹凸部を覆う斜面を形成して、第1材料210を回収しやすくしてよい。これにより、本変形例の製造装置100は、第1材料210の回収効率を向上させることができ、第1材料210および第2材料240を再利用してコストを低減させることができる。
また、製造装置100は、セパレータ230によって第1材料210から分離された第2材料240を回収する、第2回収部330を更に備えてよい。第2回収部330は、3次元造形物300が製造された後に、第2材料240を回収する。第2回収部330は、真空ポンプ332を有し、筐体110内を大気圧に戻す場合、または大気圧に戻した後に、第2材料240を回収してよい。また、製造装置100がレーザ等を用いる場合、第2回収部330は、3次元造形物300の製造後に第2材料240を回収してよい。
また、第2回収部330は、ハケ、およびブラシ等を有し、3次元造形物300を製造した後に、粉末の第2材料240を材料回収部124へと移動させてもよい。この場合、制御部200は、3次元造形物300を製造した後に、移動ステージ130を+Z方向に移動させてよい。第2回収部330は、移動ステージ130を移動させた距離に対応する、セパレータから予め定められた距離以上離れた部分の第2材料を回収してもよい。このようにして、本変形例の製造装置100は、第2材料240の回収効率を向上させることができ、第1材料210および第2材料240を再利用してコストを低減させることができる。
以上の本実施形態に係る製造装置100は、2種類の材料を用いて3次元造形物300を製造する例を説明したが、これに限定されることはない。製造装置100は、3種類以上の材料を用いて3次元造形物300を製造してよく、この場合、異なる材料の境界にそれぞれセパレータを形成してよい。製造装置100が3種類の材料を用いて3次元造形物300を製造する例を次に説明する。
図12は、本実施形態に係る製造装置100が3種類の材料を用いて3次元造形物300を製造した例を示す。図12に示す製造装置100において、図1および図9に示された本実施形態に係る製造装置100の動作と略同一のものには同一の符号を付け、説明を省略する。本変形例の製造装置100は、第2造形領域250が造形された後に、第3材料270を用いて第3造形領域280が造形された例を示す。即ち、製造装置100は、移動ステージ130の上方の面に第3材料270の粉末床を形成し、対象領域を層毎に溶融結合して第3造形領域280を造形する。
この場合、シーケンス生成部190は、第2の高さから第3の高さまでを第3材料270で造形するシーケンスを生成して制御部200に供給してよい。そして、制御部200は、検出部180の検出結果に基づき、第2の高さの情報に応じた位置に、セパレータ260を形成させてよい。これにより、製造装置100は、第1材料210、第2材料240、および第3材料270を分離することができ、それぞれの材料を別個に回収することができる。
以上の本実施形態に係る製造装置100は、粉末材料を結合して板状のセパレータを形成することを説明したが、これに限定されることはない。製造装置100は、別個に形成した板状の部材を、セパレータの一部として用いてもよい。例えば、製造装置100は、第1材料210の粉末床における3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の上面に、セパレータの少なくとも一部としてセパレート板を載せる。セパレート板は、板状の部材である。セパレート板は、1または複数用いられてよく、また、3次元造形物を貫通する貫通孔が形成されてもよい。製造装置100は、セパレート板および3次元造形物の間に荷電粒子ビームを照射して、仮焼結し、セパレータを形成してよい。
また、製造装置100は、柱状の支持部を形成することを説明したが、これに限定されることはない。支持部は、セパレータを支持する形状であればよく、例えば、3次元造形物の高さ方向とは異なる方向に延伸する支持部を更に設けられてもよい。支持部は、柱状の支持部と、当該柱を支持する梁のように形成されてよい。図12は、柱状の支持部224および支持部226と、梁の形状の支持部228が形成された例を示す。
また、支持部は、粉末材料を囲う壁状に形成されてもよい。例えば、支持部は、粉末床の側壁および上面を囲うように形成される。また、支持部は、粉末床の下面を更に囲うように形成されてよい。図12は、第1材料210の粉末床の側壁を囲うように支持部234が形成された例を示す。また、図12は、第1材料210の粉末床の下面を更に囲うように支持部236が形成された例を示す。同様に、図12は、第2材料240の粉末床の側面および下面を覆う支持部262が形成された例を示す。
なお、本実施形態に係る支持部は、3次元造形物の造形と共に形成される例を説明したが、これに限定されることはない。例えば、柱状の支持部が、セパレータよりも第1材料210の粉末床側に予め設置されてもよい。この場合、支持部は、固定ステージ120に固定されてよい。この場合、移動ステージ130に溝部または貫通孔等が形成され、当該溝部または貫通孔等に支持部が配置されてよい。
図13は、図12が示す製造装置100が製造した3次元造形物300の一例を示す。図13に示す3次元造形物300は、製造装置100の製造が終了してから、セパレータ230、セパレータ260、支持部224、支持部226、支持部228、支持部234、支持部236、および支持部262を除去した結果の一例である。製造装置100は、このような3以上の複数の材料で形成された3次元造形物300を、低コストで簡便に製造することができる。
以上の本発明の様々な実施形態は、フローチャート及びブロック図を参照して記載されてよい。フローチャート及びブロック図におけるブロックは、(1)オペレーションが実行されるプロセスの段階又は(2)オペレーションを実行する役割を持つ装置の「部」として表現されてよい。特定の段階及び「部」が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。
特定の段階及び「部」が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。なお、専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)等のような、論理積、論理和、排他的論理和、否定論理積、否定論理和、及び他の論理演算、フリップフロップ、レジスタ、並びにメモリエレメントを含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよい。これにより、当該有形なデバイスに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。
コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ等を含んでよい。また、コンピュータ可読命令は、Smalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路に提供されてよい。これにより、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路は、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を生成するために、当該コンピュータ可読命令を実行できる。なお、プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 製造装置、110 筐体、120 固定ステージ、122 材料回収部、124 材料回収部、130 移動ステージ、132 開口、140 第1材料供給部、150 第2材料供給部、160 平坦化部、170 ビーム照射部、172 電子銃、174 アパーチャプレート、176 電子レンズ、178 偏向器、180 検出部、190 シーケンス生成部、200 制御部、210 第1材料、212 第1対象領域、213 第2対象領域、214 第1対象領域、215 第2対象領域、216 第1対象領域、217 第2対象領域、220 第1造形領域、222 造形領域、224 支持部、226 支持部、228 支持部、230 セパレータ、232 セパレータ領域、234 支持部、236 支持部、240 第2材料、242 第3対象領域、244 第3対象領域、250 第2造形領域、252 造形領域、260 セパレータ、262 支持部、270 第3材料、280 第3造形領域、300 3次元造形物、310 第1回収部、312 真空ポンプ、320 治具、330 第2回収部、332 真空ポンプ、340 壁部

Claims (30)

  1. 3次元造形物の製造方法であって、
    第1材料の粉末床における前記3次元造形物に含まれるべき対象領域を溶融結合して前記3次元造形物における第1の高さまでの部分を造形する第1造形段階と、
    前記第1材料の少なくとも一部を前記第1材料の粉末床の上方に積層する第2材料から分離するためのセパレータを設けるセパレーション段階と、
    前記第1材料の粉末床の上方に前記第2材料の粉末床を積層する積層段階と、
    前記第2材料の粉末床における前記3次元造形物に含まれるべき対象領域を溶融結合して前記3次元造形物を前記第1の高さより高い第2の高さまでの部分を造形する第2造形段階と
    を備える製造方法。
  2. 前記第1材料を回収する第1回収段階を更に備える、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記セパレーション段階は、前記第1材料の粉末床における前記3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末を結合させて、前記セパレータの少なくとも一部として前記第1材料の板部を形成する第1板部形成段階を含む、請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記セパレーション段階は、前記第1材料の粉末床の複数層にわたって前記3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末を結合させる、請求項3に記載の製造方法。
  5. 前記セパレーション段階は、前記第2材料の粉末床における前記3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末を結合させて、前記セパレータの少なくとも一部として前記第2材料の板部を形成する第2板部形成段階を含む、請求項2から4のいずれか一項に記載の製造方法。
  6. 前記セパレーション段階は、前記第1材料の粉末床における前記3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の上面に、前記セパレータの少なくとも一部としてセパレート板を載せるセパレート板載置段階を含む、請求項2に記載の製造方法。
  7. 前記セパレータよりも前記第1材料の粉末床側に、前記セパレータの支持部を設ける支持段階を更に備える、請求項2から6のいずれか一項に記載の製造方法。
  8. 前記支持部は、柱状に形成される、請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記支持段階は、前記3次元造形物の高さ方向に延伸する支持部と、前記3次元造形物の高さ方向とは異なる方向に延伸する支持部とをそれぞれ設ける、請求項8に記載の製造方法。
  10. 前記支持部は、前記第1材料の粉末床の側壁および上面を囲うように形成される、請求項7に記載の製造方法。
  11. 前記支持部は、前記第1材料の粉末床の下面を更に囲うように形成される、請求項10に記載の製造方法。
  12. 前記支持部は、前記第1材料の粉末床の一部の粉末を結合させることによって形成される、請求項7から11のいずれか一項に記載の製造方法。
  13. 前記支持段階は、前記セパレータよりも前記第1材料の粉末床側に、柱状の支持部を予め設置する、請求項7に記載の製造方法。
  14. 前記第1回収段階は、前記3次元造形物を最上部まで造形する前に前記第1材料を回収する、請求項2から13のいずれか一項に記載の製造方法。
  15. 第1回収段階は、前記第2材料の粉末床を前記第1材料の粉末床の上方に積層する前に前記第1材料を回収する、請求項14に記載の製造方法。
  16. 前記セパレータによって前記第1材料から分離された前記第2材料を回収する、第2回収段階を更に備える、請求項1から15のいずれか一項に記載の製造方法。
  17. 前記第2回収段階において、前記セパレータから予め定められた深さ以上離れた部分の前記第2材料を回収する、請求項16に記載の製造方法。
  18. 前記セパレータよりも前記第1材料の粉末床側に、前記セパレータに接続される壁部を設ける壁部形成段階を更に備える、請求項1から17のいずれか一項に記載の製造方法。
  19. 3次元造形物を製造する製造装置であって、
    第1方向に移動する移動ステージと、
    前記移動ステージの上面に第1材料を供給して、前記移動ステージの上面に前記第1材料の粉末床を形成させる第1材料供給部と、
    前記移動ステージの上面に第2材料を供給して、前記移動ステージの上面に前記第2材料の粉末床を形成させる第2材料供給部と、
    前記第1材料および前記第2材料を溶融結合させる荷電粒子ビームを照射するビーム照射部と、
    前記移動ステージの移動と、前記第1材料供給部の前記第1材料の供給タイミングと、前記第2材料供給部の前記第2材料の供給タイミングと、前記ビーム照射部の照射位置および照射タイミングと、を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1材料の粉末床における前記3次元造形物に含まれるべき対象領域に前記荷電粒子ビームを照射させることにより、前記対象領域を溶融結合して前記3次元造形物における第1の高さまでの部分を造形させ、
    前記第1材料の少なくとも一部に前記荷電粒子ビームを照射させることにより、前記第1材料の粉末床の上方に積層する前記第2材料から分離するためのセパレータを形成させ、
    前記第1材料の粉末床の上方に前記第2材料の粉末床を積層させる、製造装置。
  20. 前記制御部は、前記対象領域に前記荷電粒子ビームを照射して前記対象領域を加熱する温度よりも、前記セパレータを形成させる領域に前記荷電粒子ビームを照射して加熱する温度を低くする、請求項19に記載の製造装置。
  21. 前記第1材料を回収する第1回収部を更に備える、請求項19または20に記載の製造装置。
  22. 前記制御部は、前記第1材料の粉末床における前記3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末に前記荷電粒子ビームを照射させることにより、当該一部の粉末を結合させて、前記セパレータの少なくとも一部として前記第1材料の板部を形成させる、請求項19から21のいずれか一項に記載の製造装置。
  23. 前記制御部は、前記第2材料の粉末床における前記3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末に前記荷電粒子ビームを照射させることにより、当該一部の粉末を結合させて、前記セパレータの少なくとも一部として前記第2材料の板部を形成させる、請求項19から22のいずれか一項に記載の製造装置。
  24. 前記制御部は、前記第1材料の粉末床における前記3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末に前記荷電粒子ビームを照射させることにより、前記セパレータよりも前記第1材料の粉末床側に、前記セパレータの支持部を形成させる、請求項19から23のいずれか一項に記載の製造装置。
  25. 前記セパレータによって前記第1材料から分離された前記第2材料を回収する、第2回収部を更に備える、請求項19から24のいずれか一項に記載の製造装置。
  26. 前記制御部は、前記第2材料の粉末床における前記3次元造形物に含まれない領域の少なくとも一部の粉末に前記荷電粒子ビームを照射させることにより、前記セパレータよりも前記第1材料の粉末床側に、前記セパレータに接続される壁部を形成させる、請求項19から25のいずれか一項に記載の製造装置。
  27. 前記ビーム照射部は、前記荷電粒子ビームを偏向させる偏向器を有する、請求項19から26のいずれか一項に記載の製造装置。
  28. 前記移動ステージの位置を検出する検出部を備え、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づき、前記第1の高さの情報に応じた位置に、前記セパレータを形成させる、請求項19から27のいずれか一項に記載の製造装置。
  29. 前記3次元造形物を形成する材料の情報に基づき、前記制御部に前記移動ステージ、前記第1材料供給部、前記第2材料供給部、および前記ビーム照射部を制御させる制御シーケンスを生成するシーケンス生成部を更に備え、
    前記制御部は、前記シーケンス生成部が生成した前記制御シーケンスに応じて、前記移動ステージ、前記第1材料供給部、前記第2材料供給部、および前記ビーム照射部を制御する、請求項28に記載の製造装置。
  30. コンピュータに、請求項19から29のいずれか一項に記載の製造装置が備える前記制御部として機能させるプログラム。
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