JP2019018267A - 弾性ロールの製造方法、切断装置 - Google Patents
弾性ロールの製造方法、切断装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019018267A JP2019018267A JP2017137404A JP2017137404A JP2019018267A JP 2019018267 A JP2019018267 A JP 2019018267A JP 2017137404 A JP2017137404 A JP 2017137404A JP 2017137404 A JP2017137404 A JP 2017137404A JP 2019018267 A JP2019018267 A JP 2019018267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- elastic material
- end surface
- blade
- elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
Description
本発明の第1実施形態に係る弾性ロールの製造方法、及び切断装置の一例を図1〜図20に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向であって鉛直方向を示し、矢印Wは装置幅方向であって水平方向を示し、矢印Dは装置奥行方向であって水平方向を示す。また、各図面においてゴムの断面を示す際に、加硫前のゴムはドッドで示し、加硫後のゴムは斜線で示す。
被覆装置10は、図9に示されるように、いわゆるクロスヘッドダイから構成される押出機構12と、押出機構12の下方に配置されている分離機構14と、分離機構14の下方に配置されている持出機構16とを備えている。
ゴム材供給機構18は、装置幅方向に延びる円筒状の本体部24と、本体部24の内部に配置されたスクリュー26と、ゴム材を投入する投入口28とを備えている。
押出機構12は、ゴム材供給機構18に接続された装置上下方向に延びる円筒状で、上下方向に延びる円柱状の芯金200が上方から供給される供給孔32と、ゴム材供給機構18からのゴム材を芯金200に被覆しながら下方へ排出する排出孔34とを備えている。
芯金供給機構20は、押出機構12の上方に配置されている複数のローラ38を備えている。
分離機構14は、押出機構12の下方に配置されており、一対の分離部材42を備えている。一対の分離部材42は、ゴム材が被覆され、排出孔34から排出された芯金200を挟むように配置されている。
持出機構16は、分離機構14の下方に配置されており、一対の把持部材48を備えている。一対の把持部材48は、ゴム部材202が被覆され、分離機構14によって分離されたゴムロール部204を挟むように配置されている。
切断装置50は、図1、図4(A)(B)に示されるように、ゴムロール部204の端部を下方から支持する支持台52を備えている。さらに、切断装置50は、支持台52に支持されているゴムロール部204において、芯金200の端面200Aを被覆している部分のゴム部材202を切断する板状の刃物54を備えている。
露出装置80は、図15(A)に示されるように、装置幅方向に延びるゴムロール体206を把持する一対の把持部材82と、把持部材82を回転させる駆動部84と、把持部材82に対して夫々相対移動するスリーブ86とを備えている。さらに、露出装置80は、スリーブ86を夫々移動させるエアシリンダー88と、ゴム部材202を切断する一対のカッタ90と、カッタ90を夫々移動させるソレノイド92とを備えている。
次に、弾性ロールの製造方法について説明する。
次に、切断装置50について説明する。
台座56は、床F上に置かれており、装置幅方向に延びている。さらに、台座56の装置幅方向の長さは、ゴムロール部204の長さと比して短くされている。また、台座56は、装置幅方向に延びるように載せられたゴムロール部204の位置を決める図示せぬ位置決め部を有している。
一対の支持台52は、互いに同様の構成とされており、装置奥行方向から見て、装置幅方向から台座56を挟んで配置されている。そして、支持台52は、装置幅方向に延びる図示せぬレールに支持されており、装置幅方向に移動可能とされている。具体的には、一対の支持台52は、装置幅方向において、台座56に載せられているゴムロール部204に対して離間する離間位置(図2参照)と、ゴムロール部204の端部を下方から支持する支持位置(図3参照)とに移動可能とされている。
一対の刃物54は、互いに同様の構成とされており、図2に示されるように、装置奥行方向から見て、支持台52の上方に夫々配置されている。そして、一対の刃物54は、図示せぬ装置幅方向に延びるレール、及び装置上下方向に延びるレールに支持されており、装置幅方向、及び装置上下方向に移動可能となっている。具体的には、一対の刃物54は、装置幅方向において、台座56に載せられているゴムロール部204に対して離間する離間位置(図2参照)と、ゴムロール部204の端部の上方でゴムロール部204に接近する接近位置(図3参照)とに移動可能となっている。さらに、接近位置に配置された一対の刃物54は、装置下方に移動して、芯金200の端面200Aを覆う部分のゴム部材202を切断する切断位置(図5(B)参照)に移動可能となっている。
移動機構62(図8参照)は、既知のボールねじやベルトなどの機械要素を用いて支持台52及び刃物54を装置幅方向に移動するようになっている。
移動機構64(図8参照)は、既知のボールねじやベルトなどの機械要素を用いて刃物54を装置上下方向に移動するようになっている。
センサ60は、所謂レーザセンサであって、図2に示されるように、台座56に載せられたゴムロール部204の装置幅方向の一方側(図中左側)に配置されている。そして、センサ60の図示せぬ発光部及び受光部は、芯金200の一方の端面200Aと装置幅方向で対向している。
制御部68は、図8に示されるように、センサ60による検出結果に基づき、移動機構62、64を稼動させるようになっている。なお、制御部68による各部の制御については、後述する要部構成の作用と共に説明する。
次に、弾性ロールの製造方法で説明した第一工程、及び第二工程について、比較形態に係る弾性ロールの製造方法と比較しつつ説明する。なお、第一工程が実行される前の状態では、支持台52及び刃物54は、離間位置に配置されている。また、図4(A)(B)、図5(A)(B)、図19(A)(B)、図20(A)(B)については、ゴムロール部204の装置幅方向の一方側の部分を示す。
切断装置550は、台座56と、センサ60と、一対の刃物54と、一対の板状の下刃物552とを備えている(図18参照)。さらに、切断装置550は、下刃物552及び刃物54を装置幅方向に移動させる移動機構62と、刃物54を装置上下方向に移動させる移動機構64と、各部を制御する制御部68とを備えている。
次に、第一工程、及び第二工程について、図7に示すフロー図を用いて説明する。なお、比較形態に係る弾性ロールの製造方法については、本実施形態の弾性ロールの製造方法と異なる部分を主に説明する。
以上説明したように、本実施形態の弾性ロールの製造方法では、第一工程で、芯金200の端面200Aとゴム部材202とが離間して空隙208が形成される。そして、第二工程で、刃物54の刃54Aが空隙208を通過することで、ゴム部材202が切断される。これにより、比較形態に係る弾性ロールの製造方法と比して、芯金200の端面200Aにゴム部材202が残ってしまうのが抑制される。
次に、本発明の第2実施形態に係る弾性ロールの製造方法、及び切断装置の一例を図21〜図25に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。また、図22(A)(B)、図23(A)(B)については、ゴムロール部204の装置幅方向の一方側の部分を示す。
第2実施形態の切断装置350は、台座56と、一対の支持台52と、一対の刃物54と、一対の押付部352と、ゴムロール部204の位置を検出するセンサ60とを備えている。さらに、切断装置350は、支持台52、刃物54及び押付部352を装置幅方向に移動させる移動機構362と、刃物54を装置上下方向に移動させる移動機構64と、押付部352を装置上下方向に移動させる移動機構366と、各部を制御する制御部368とを備えている(図25参照)。つまり、第2実施形態の切断装置350は、第1実施形態の切断装置50と異なり、一対の押付部352と、支持台52、刃物54及び押付部352を装置幅方向に移動させる移動機構362と、押付部352を装置上下方向に移動させる移動機構366とを備えている。
次に、第2実施形態に係る弾性ロールの製造方法について、図24に示すフロー図を用いて説明する。
以上説明したように、第2実施形態の弾性ロールの製造方法では、押付部352が、芯金200の外周面の端部を覆う部分のゴム部材202を上方から押すことで、ゴム部材202が変形して空隙218が形成される。このため、例えば、ゴム部材202の長手方向の端部を吸引して、ゴム部材202を芯金の軸方向に引っ張る場合と比して、吸引ポンプを用いることなく空隙218が形成される。
54A 刃(離間部材の一例)
86A 円筒部(円筒部材の一例)
200 芯金
200A 端面
202 ゴム部材(弾性材の一例)
204 ゴムロール部(被覆部材)
208 空隙
210 ゴムロール(弾性ロールの一例)
218 空隙
350 切断装置
352 押付部(離間部材の一例)
Claims (7)
- 芯金がその端面も含んで弾性材で覆われている被覆部材に対して、該端面と該弾性材とを離間させて空隙を形成する第一工程と、
該芯金の径方向から該空隙を覆う部分の該弾性材を切断する第二工程と、
該端面側から該芯金と該弾性材との間に円筒部材を挿入し、該芯金と該弾性材とを離間させて、離間した部位で該弾性材を切断する第三工程と、
を備える弾性ロールの製造方法。 - 前記第一工程では、前記端面を覆う部分の前記弾性材を前記径方向の一方から刃で押して前記弾性材を変形させることで、前記端面と前記弾性材とを離間させて空隙を形成し、
前記第二工程では、前記刃で前記空隙を覆う部分の前記弾性材を前記径方向から切断する請求項1に記載の弾性ロールの製造方法。 - 前記第一工程では、前記径方向の一方から前記刃で押されている部分の前記弾性材を、前記径方向の他方から支持している請求項2に記載の弾性ロールの製造方法。
- 前記第一工程では、前記芯金の軸方向の端部を覆う部分の前記弾性材を前記径方向の一方から前記芯金に向けて押して前記弾性材を変形させることで、前記端面と前記弾性材とを離間させて空隙を形成する請求項1に記載の弾性ロールの製造方法。
- 前記第一工程では、前記径方向の一方から押されている部分の前記弾性材を、前記径方向の他方から支持している請求項4に記載の弾性ロールの製造方法。
- 前記第二工程では、前記弾性材を押す部材、及び前記弾性材を支持する部材とは別部材の刃を前記径方向から前記弾性材に挿入し、前記空隙を通過させることで前記弾性材を切断する請求項5項に記載の弾性ロールの製造方法。
- 芯金がその端面も含んで弾性材で覆われた被覆部材における前記端面と、前記弾性材とを離間させて空隙を形成する離間部材と、
前記空隙を通過させることで、前記端面を被覆している部分の前記弾性材を切断する刃と、
を備える切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017137404A JP6992297B2 (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | 弾性ロールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017137404A JP6992297B2 (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | 弾性ロールの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019018267A true JP2019018267A (ja) | 2019-02-07 |
JP6992297B2 JP6992297B2 (ja) | 2022-02-03 |
Family
ID=65354791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017137404A Active JP6992297B2 (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | 弾性ロールの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6992297B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5298985A (en) * | 1976-02-13 | 1977-08-19 | Thomson Csf | Method and tool for stripping cable cover |
JPH02269629A (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-05 | Dainippon Printing Co Ltd | ロール梱包物の端面部除去方法および装置 |
JP2010058278A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Canon Chemicals Inc | 押し出し機およびゴムローラの製造方法 |
JP2013103473A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Fuji Xerox Co Ltd | ゴムロール製造装置およびゴムロール製造方法 |
JP2015057300A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-03-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 端部切断装置、ゴムロール製造装置、端部切断方法、ゴムロール製造方法 |
-
2017
- 2017-07-13 JP JP2017137404A patent/JP6992297B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5298985A (en) * | 1976-02-13 | 1977-08-19 | Thomson Csf | Method and tool for stripping cable cover |
JPH02269629A (ja) * | 1989-04-07 | 1990-11-05 | Dainippon Printing Co Ltd | ロール梱包物の端面部除去方法および装置 |
JP2010058278A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Canon Chemicals Inc | 押し出し機およびゴムローラの製造方法 |
JP2013103473A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Fuji Xerox Co Ltd | ゴムロール製造装置およびゴムロール製造方法 |
JP2015057300A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-03-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 端部切断装置、ゴムロール製造装置、端部切断方法、ゴムロール製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6992297B2 (ja) | 2022-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4941610B1 (ja) | ゴムロール製造装置およびゴムロール製造方法 | |
JP5916293B2 (ja) | 板状ワークの成形方法 | |
RU2689708C1 (ru) | Перемоточный станок и способ производства логов из рулонного материала | |
US11292688B2 (en) | Sheet body cutting method and sheet body cutting device | |
JP2019018267A (ja) | 弾性ロールの製造方法、切断装置 | |
EP1712344B1 (en) | Rubber member conveying device and rubber member supplying system with the same | |
JP6560031B2 (ja) | ゴムシートの製造装置及び製造方法 | |
JP5915788B1 (ja) | ゴムロールの製造方法、ゴムロールの製造装置 | |
JP2008037511A (ja) | ウエブ巻取機 | |
EP3835024B1 (en) | Rubber material supplying method and rubber material supplying device | |
US20210060884A1 (en) | Transfer tooling for varying tire belt sizes | |
JP5720742B2 (ja) | ゴムロール製造装置、ゴムロール製造方法 | |
JPH068301A (ja) | 樹脂被覆管の製造方法 | |
JP6834386B2 (ja) | 切断装置、ゴムロールの製造装置、ゴムロールの製造方法 | |
KR20220052973A (ko) | 금속 필름을 절단하기 위한 시스템 및 방법 | |
US10124431B2 (en) | Wire saw | |
JP4731864B2 (ja) | エンボス模様付押出成形セメント板の製造方法及びその装置 | |
JP5765377B2 (ja) | ゴムロール製造方法及びゴムロール製造装置 | |
JP7166571B2 (ja) | フィルム状部材の分離方法 | |
JP2018153869A (ja) | シート切断装置及びシート製造方法 | |
JP2009291969A (ja) | ゴム材料の圧延ローラ装置 | |
JP5720739B2 (ja) | ゴムロール製造装置およびゴムロール製造方法 | |
JP5928622B1 (ja) | ゴムロールの製造装置、ゴムロールの製造方法 | |
JP2018027598A (ja) | 端部切断装置 ゴムロール製造装置 | |
JP5943100B1 (ja) | ゴムロールの製造装置、ゴムロールの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210323 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210706 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210716 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6992297 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |