JP6834386B2 - 切断装置、ゴムロールの製造装置、ゴムロールの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の請求項2の切断装置によれば、円筒部材の外周面が無処理の場合と比して、切断面がよれてしまうのを抑制することができる。
ゴムロールの製造装置100は、図12に示されるように、円柱状の芯金22に円筒状のゴム部材で形成されたゴム部材72を被覆させる被覆装置の一例としての被覆装置10と、芯金22の両端側に被覆されたゴム部材72を切断する切断装置80(図5(A)参照)とを備えている。ゴム部材72は、弾性層の一例である。
被覆装置10は、図12に示されるように、いわゆるクロスヘッドダイから構成される押出機構12と、押出機構12の装置上下方向の下方に配置されている分離機構14と、分離機構14の装置上下方向の下方に配置されている持出機構16と、を備えている。
ゴム材供給機構18は、装置幅方向に延びる円筒状の本体部26の内部に、スクリュー28を有している。スクリュー28は駆動モータ30によって回転駆動される。本体部26の駆動モータ30側にはゴム材を投入する投入口32が設けられている。また、投入口32から本体部26内に投入されたゴム材を加熱するヒータ20が本体部26に取り付けられている。
押出機構12は、ゴム材供給機構18に接続された装置上下方向に延びる円筒状のケース34と、ケース34の内部中心に配置される円柱状のマンドレル36と、マンドレル36の下方に配置される排出ヘッド38と、を備えている。
芯金供給機構24は、マンドレル36の上方に配置されるローラ対50を備えている。ローラ対50は複数対(例えば、3対)設けられ、各ローラ対50の片側のローラはベルト52を介して駆動ローラ54に接続されている。駆動ローラ54が駆動されると、各ローラ対50によって挟持される芯金22はマンドレル36の供給孔46に供給されるようになっている。
分離機構14は、排出ヘッド38の下方に配置される1対の分離部材60を備えている。1対の分離部材60は、芯金22にゴム部材72が被覆され、押出機構12から排出されるゴムロール部56を挟むようにして対向配置されている。各分離部材60には、ゴムロール部56に向けて突出して先端が鋭利な形状とされた切断部60Aが形成されている。そして、各分離部材60は、駆動機構(図示省略)によって互いの切断部60Aの先端が接触又は離間するように図中左右方向に移動可動とされている。
持出機構16は、分離機構14の下方に配置される1対の把持部材64を備えている。1対の把持部材64は、押出機構12から排出されるゴムロール部56を挟むように対向配置されている。各把持部材64には、ゴムロール部56の外周面形状に対応した形状の把持部64Aが形成されている。そして、各把持部材64は駆動機構(図示省略)によって図中上下方向、及び図中左右方向に移動可能とされている。
切断装置80は、図5(A)に示されるように、ゴムロール体74の芯金22を両端部から押圧してゴムロール体74を把持する一対の把持部材82を備えており、芯金22の両端側の部分に被覆されたゴム部材72を切断するようになっている。なお、切断装置80の詳細については後述する。
次に、ゴムロールの製造装置100を用いて、ゴムロールを製造するゴムロールの製造方法について説明する。ゴムロールの製造工程は、芯金22の外周面に、ゴム部材72を被覆する被覆工程と、ゴム部材72の端部を切断する切断工程とがある。
次に、切断装置80について説明する。
把持部材82は、一対設けられ、図5(A)に示されるように、装置幅方向に延びるゴムロール体74の両端部を、装置幅方向から挟むように配置されている。夫々の把持部材82は、ゴムロール体74を把持する円柱状とされている。具体的には、把持部材82の外径は、芯金22の外径と同様とされ、8〔mm〕である。さらに、夫々の把持部材82には、図2(A)に示されるように、芯金22の角部に形成されたテーパ面22Bと全周で接触する接触面82Aが形成されている。
スリーブ84は、一対設けられ、図5(A)に示されるように、装置幅方向に延びるゴムロール体74の両端側に夫々配置されている。
カッタ90は、一対設けられ、図5(A)に示されるように、装置幅方向に延びるゴムロール体74の端部と対向するように夫々配置されている。具体的には、カッタ90は、図2(C)に示されるように、スリーブ84が挿入位置に配置されることで、ゴム部材72が芯金22から離間した部分に、対向するように夫々配置されている。
この構成において、このソレノイド102を稼動させることで、カッタ90は、ゴムロール体74の径方向に移動するようになっている。そして、カッタ90は、ゴムロール体74と対向する対向位置(図2(A)参照)と、ゴムロール体74のゴム部材72に差し込まれる差込位置(図3(A)参照)とに移動するようになっている。
離脱部材106は、一対設けられ、図5(A)に示されるように、装置幅方向に延びるゴムロール体74の両端側に夫々配置されている。この離脱部材106は、板面が装置幅方向を向く板状の部材であって、離脱部材106には、スリーブ84が貫通する貫通孔106Aが形成されている。そして、図2(A)に示されるように、ゴムロール体74の端と、離脱部材106との距離L3は、円筒部84Aの挿入量L2(図2(C)参照)と比して、長くなっている。
制御部104は、図8のブロック図に示すように、各部を制御するようになっている。なお、制御部104による各部の制御については、後述する作用と共に説明する。
次に、切断装置80を用いて、ゴム部材72の端部を切断する切断工程について、図7に示すフロー図を用いて説明する。なお、図1、図2、図3、図4、図13には、一方に配置されているスリーブ84、把持部材82、及びカッタ90が示されているが、特に記載している場合を除き、他方に配置されている各部材も、一方に配置されている部材と同様に動作している。
本実施形態では、挿入抵抗力が閾値以上の場合は、ステップS400で、スリーブ84を往復移動させる。これにより、ゴム部材72の巻き込みが解消される(図1(A)(B)参照)。このため、芯金22とゴム部材72との間にスリーブ84を挿入する途中で、スリーブ84を、挿入方向に往復移動させることなく挿入させる場合と比して、切断面がよれてしまうのが抑制される。
22 芯金
72 ゴム部材(弾性層の一例)
72A 端材
76 ゴムロール
80 切断装置
84A 円筒部(円筒部材の一例)
88 シリンダ(駆動部材の一例)
90 カッタ(切断刃の一例)
100 製造装置
104 制御部
106 離脱部材
Claims (6)
- 外周面に弾性層が形成された断面円状の芯金の端から、駆動部材によって該芯金と該弾性層との間の挿入位置まで挿入される円筒部材と、
該円筒部材が該挿入位置に挿入された状態で、該芯金から離間した部分で該弾性層を切断する切断刃と、
該駆動部材を制御し、該円筒部材の一部を該間に挿入した状態で、該円筒部材を、挿入方向に往復移動させた後に該挿入位置まで挿入させる制御部と、
を備える切断装置。 - 前記円筒部材の外周面には、ブラスト処理、及び無機有機の複合コーティングが施されている請求項1に記載の切断装置。
- 前記円筒部材の一部を前記間に挿入したときの挿入抵抗力が、予め定められた閾値以上の場合は、前記制御部は、前記円筒部材を、挿入方向に往復移動させた後に前記挿入位置まで挿入させ、前記挿入抵抗力が、前記閾値未満の場合は、前記制御部は、前記円筒部材を、挿入方向に往復移動させることなく前記挿入位置まで挿入させる請求項1又は2に記載の切断装置。
- 前記切断刃によって、前記弾性層から切除された部分は、端材であって、
前記円筒部材が前記挿入位置に配置され、前記切断刃によって前記弾性層が切断された状態から、前記円筒部材を後退させると、前記円筒部材と一緒に後退する前記端材と接触し、後退する前記円筒部材に対して前記端材の後退を規制することで、前記端材を前記円筒部材から離脱させる離脱部材を備える請求項1〜3の何れか1項に記載の切断装置。 - 断面円状の芯金の外周面に、弾性層を被覆する被覆装置と、
請求項1〜4の何れか1項に記載の切断装置と、
を備えるゴムロールの製造装置。 - 断面円状の芯金の外周面に、弾性層を被覆する工程と、
請求項1〜4の何れか1項に記載の切断装置を用いて、前記弾性層の端部を切断する工程と、
を備えるゴムロールの製造方法。
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JP2016222677A JP6834386B2 (ja) | 2016-11-15 | 2016-11-15 | 切断装置、ゴムロールの製造装置、ゴムロールの製造方法 |
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