JP2019018233A - レーザ加工機 - Google Patents
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Abstract
Description
図1において、レーザ加工機100は、レーザ光を生成して射出するレーザ発振器10と、レーザ加工ユニット20と、レーザ発振器10より射出されたレーザ光をレーザ加工ユニット20へと伝送するプロセスファイバ12とを備える。また、レーザ加工機100は、操作部40と、レーザ発振器10及びレーザ加工ユニット20を制御するNC装置50とを備える。NC装置50は、制御装置の一例である。
第2実施形態のレーザ加工機100は、図1におけるレンズ31を図4に示すレンズ31Bに置換した構成を有する。レンズ31Bは、レンズ領域31a及び31bと、レンズ領域31aとレンズ領域31bとの間に設けられ、第1の焦点距離よりも短く、第2の焦点距離より長い正の焦点距離を有するレンズ領域31cとを有する。レンズ領域31cは、第3のレンズ領域である。図4に示すように、レンズ領域31cの焦点距離をF1.5とする。
第3実施形態のレーザ加工機100は、第1実施形態のレーザ加工機100と同様の構成であるが、レンズ31を移動させず、レンズ32を移動させる構成を有する。従って、第3実施形態のレーザ加工機100においては、移動機構311及び駆動部312は省略可能である。
第4実施形態のレーザ加工機100は、第1実施形態のレーザ加工機100におけるレンズ32を削除し、レンズ31を移動させる構成を有する。従って、第4実施形態のレーザ加工機100においては、移動機構321及び駆動部322が不要となる。
第5実施形態のレーザ加工機100は、図1におけるレンズ31を図7に示すレンズ31Cに置換し、レンズ32を図7に示すレンズ32Cに置換した構成を有する。レンズ31Cは、レンズ31とは異なり、外周側のレンズ領域31eの焦点距離F2が内周側のレンズ領域31dの焦点距離F1よりも長い。
第6実施形態のレーザ加工機100は、図1におけるレンズ32を図8に示すレンズ32Dに置換した構成を有する。レンズ32Dは、内周側に入射面及び射出面双方が平面となっている平面領域32cと、外周側に正の焦点距離を有するレンズ領域32dとを有する。レンズ領域32dの焦点距離はF5である。レンズ31のレンズ領域31a及び31bをそれぞれ第1及び第2のレンズ領域とすれば、レンズ領域32dは第3のレンズ領域である。
第7実施形態のレーザ加工機100は、図1におけるレンズ31を図9に示すレンズ31Cに置換し、レンズ32を図9に示すレンズ32Eに置換した構成を有する。図9に示すレンズ31Cは図7に示すレンズ32Cと同様に、外周側のレンズ領域31eの焦点距離F2が内周側のレンズ領域31dの焦点距離F1よりも長い。但し、図9に示すレンズ31Cのレンズ領域31d及び31eの焦点距離F1及びF2は、図7に示すレンズ32Cのレンズ領域31d及び31eの焦点距離F1及びF2と同じとは限らない。
12 プロセスファイバ
12e 射出端
20 レーザ加工ユニット
30 コリメータユニット
31,31B,31C レンズ(第1のレンズ)
31a,31d レンズ領域(第1のレンズ領域)
31b,31e レンズ領域(第2のレンズ領域)
31c,32a,32d,32e レンズ領域(第3のレンズ領域)
32,32C,32D,32E レンズ(第2のレンズ)
32b,32c,32f 平面領域
33 ベンドミラー
34 集束レンズ
40 操作部
50 NC装置(制御装置)
100 レーザ加工機
311,321,341 移動機構
312,322,342 駆動部
W 板金
Claims (8)
- 内周側に正の第1の焦点距離を有する第1のレンズ領域と、外周側に前記第1の焦点距離よりも短い正の第2の焦点距離を有する第2のレンズ領域とを有し、発散光のレーザ光を透過させる第1のレンズと、
前記第1のレンズを光軸方向に移動させるための第1の移動機構と、
前記第1の移動機構によって前記第1のレンズを光軸方向に移動させるよう駆動する第1の駆動部と、
前記第1のレンズ領域より射出されたレーザ光を、加工対象の板金の板厚方向の第1の焦点位置に集束させ、前記第2のレンズ領域より射出されたレーザ光を、前記板金の板厚方向の前記第1の焦点位置よりも手前側の第2の焦点位置に集束させる集束レンズと、
前記第1の駆動部を制御して前記第1のレンズを所定の位置に位置させることにより、前記第1の焦点位置と前記第2の焦点位置との距離を所定の距離に設定する制御装置と、
を備えることを特徴とするレーザ加工機。 - 前記第1のレンズと前記集束レンズとの間に配置され、負の焦点距離を有する第2のレンズと、
前記第2のレンズを光軸方向に移動させるための第2の移動機構と、
前記第2の移動機構によって前記第2のレンズを光軸方向に移動させるよう駆動する第2の駆動部と、
をさらに備え、
前記制御装置は、前記第1及び第2の駆動部を制御して前記第1及び第2のレンズを所定の位置に位置させることにより、前記第1の焦点位置と前記第2の焦点位置との距離を所定の距離に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。 - 前記第1のレンズは、前記第1のレンズ領域と前記第2のレンズ領域との間に、前記第1の焦点距離よりも短く、前記第2の焦点距離より長い正の焦点距離を有する第3のレンズ領域をさらに有し、
前記集束レンズは、前記第3のレンズ領域より射出されたレーザ光を、前記板金の板厚方向の前記第1の焦点位置よりも手前側で前記第2の焦点位置よりも奥側の第3の焦点位置に集束させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ加工機。 - 内周側に正の第1の焦点距離を有する第1のレンズ領域と、外周側に前記第1の焦点距離よりも短い正の第2の焦点距離を有する第2のレンズ領域とを有し、発散光のレーザ光を透過させる第1のレンズと、
前記第1及び第2のレンズ領域より射出されたレーザ光が入射され、負の焦点距離を有する第2のレンズと、
前記第2のレンズを光軸方向に移動させるための移動機構と、
前記移動機構によって前記第2のレンズを光軸方向に移動させるよう駆動する駆動部と、
前記第1のレンズ領域より射出され、前記第2のレンズを透過したレーザ光を、加工対象の板金の板厚方向の第1の焦点位置に集束させ、前記第2のレンズ領域より射出され、前記第2のレンズを透過したレーザ光を、前記板金の板厚方向の前記第1の焦点位置よりも手前側の第2の焦点位置に集束させる集束レンズと、
前記駆動部を制御して前記第2のレンズを所定の位置に位置させることにより、前記第1の焦点位置と前記第2の焦点位置との距離を所定の距離に設定する制御装置と、
を備えることを特徴とするレーザ加工機。 - 前記第1のレンズは、前記第1のレンズ領域と前記第2のレンズ領域との間に、前記第1の焦点距離よりも短く、前記第2の焦点距離より長い正の焦点距離を有する第3のレンズ領域をさらに有し、
前記集束レンズは、前記第3のレンズ領域より射出されたレーザ光を、前記板金の板厚方向の前記第1の焦点位置よりも手前側で前記第2の焦点位置よりも奥側の第3の焦点位置に集束させる
ことを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工機。 - 内周側に正の第1の焦点距離を有する第1のレンズ領域と、外周側に前記第1の焦点距離よりも長い正の第2の焦点距離を有する第2のレンズ領域とを有し、発散光のレーザ光を透過させる第1のレンズと、
内周側に負の焦点距離を有する第3のレンズ領域と、外周側に入射面及び射出面双方が平面となっている平面領域とを有し、前記第3のレンズ領域は前記第1のレンズ領域より射出されたレーザ光を透過させ、前記平面領域は前記第2のレンズ領域より射出されたレーザ光を透過させる第2のレンズと、
前記第2のレンズを光軸方向に移動させるための移動機構と、
前記移動機構によって前記第2のレンズを光軸方向に移動させるよう駆動する駆動部と、
前記第1のレンズ領域より射出され、前記第3のレンズ領域を透過したレーザ光を、加工対象の板金の板厚方向の第1の焦点位置に集束させ、前記第2のレンズ領域より射出され、前記平面領域を透過したレーザ光を、前記板金の板厚方向の前記第1の焦点位置と同じ位置または前記第1の焦点位置よりも手前側である第2の焦点位置に集束させる集束レンズと、
前記駆動部を制御して前記第2のレンズを所定の位置に位置させることにより、前記第1の焦点位置と前記第2の焦点位置との距離を、0を含む所定の距離に設定する制御装置と、
を備えることを特徴とするレーザ加工機。 - 内周側に正の第1の焦点距離を有する第1のレンズ領域と、外周側に前記第1の焦点距離よりも短い正の第2の焦点距離を有する第2のレンズ領域とを有し、発散光のレーザ光を透過させる第1のレンズと、
内周側に入射面及び射出面双方が平面となっている平面領域と、外周側に正の焦点距離を有する第3のレンズ領域とを有し、前記平面領域は前記第1のレンズ領域より射出されたレーザ光を透過させ、前記第3のレンズ領域は前記第2のレンズ領域より射出されたレーザ光を透過させる第2のレンズと、
前記第2のレンズを光軸方向に移動させるための移動機構と、
前記移動機構によって前記第2のレンズを光軸方向に移動させるよう駆動する駆動部と、
前記第1のレンズ領域より射出され、前記平面領域を透過したレーザ光を、加工対象の板金の板厚方向の第1の焦点位置に集束させ、前記第2のレンズ領域より射出され、前記第3のレンズ領域を透過したレーザ光を、前記板金の板厚方向の前記第1の焦点位置と同じ位置または前記第1の焦点位置よりも手前側である第2の焦点位置に集束させる集束レンズと、
前記駆動部を制御して前記第2のレンズを所定の位置に位置させることにより、前記第1の焦点位置と前記第2の焦点位置との距離を、0を含む所定の距離に設定する制御装置と、
を備えることを特徴とするレーザ加工機。 - 内周側に正の第1の焦点距離を有する第1のレンズ領域と、外周側に前記第1の焦点距離よりも長い正の第2の焦点距離を有する第2のレンズ領域とを有し、発散光のレーザ光を透過させる第1のレンズと、
内周側に正の焦点距離を有する第3のレンズ領域と、外周側に入射面及び射出面双方が平面となっている平面領域とを有し、前記第3のレンズ領域は前記第1のレンズ領域より射出されたレーザ光を透過させ、前記平面領域は前記第2のレンズ領域より射出されたレーザ光を透過させる第2のレンズと、
前記第2のレンズを光軸方向に移動させるための移動機構と、
前記移動機構によって前記第2のレンズを光軸方向に移動させるよう駆動する駆動部と、
前記第1のレンズ領域より射出され、前記第3のレンズ領域を透過したレーザ光を、加工対象の板金の板厚方向の第1の焦点位置に集束させ、前記第2のレンズ領域より射出され、前記平面領域を透過したレーザ光を、前記板金の板厚方向の前記第1の焦点位置と同じ位置または前記第1の焦点位置よりも手前側である第2の焦点位置に集束させる集束レンズと、
前記駆動部を制御して前記第2のレンズを所定の位置に位置させることにより、前記第1の焦点位置と前記第2の焦点位置との距離を、0を含む所定の距離に設定する制御装置と、
を備えることを特徴とするレーザ加工機。
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2017
- 2017-07-19 JP JP2017139859A patent/JP6861117B2/ja active Active
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