JP6114431B1 - レーザ加工機 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成部品を交換することなく、所定の範囲の板厚の板材を切断加工することができるレーザ加工機を提供する。【解決手段】レーザ加工機は、レーザ光のビームパラメータ積を可変させるビームパラメータ積可変装置31と、ビームパラメータ積可変装置31より射出されたレーザ光のビーム径を可変させるビーム径可変装置32とを備える。ビームパラメータ積可変装置31はビームパラメータ積を所定の値に設定している。ビーム径可変装置32は、光軸方向に移動自在とされ、正の焦点距離を有して、レーザ光の射出端より射出されたレーザ光の拡散光を収束光に変換する第1のレンズ28と、光軸方向に移動自在とされ、負の焦点距離を有して、収束光が入射される第2のレンズ30とを有する。第3のレンズ27は、正の焦点距離を有し、ビーム径可変装置32より射出されたレーザ光を集光して板材に照射させる。【選択図】図8

Description

本発明は、レーザ光によって金属の板材を切断加工するレーザ加工機に関する。
レーザ発振器より射出されたレーザ光によって金属の板材を切断加工するレーザ加工機が普及している。レーザ加工機には、種々のレーザ発振器が用いられる。比較的板厚の薄い板材を高速に切断加工するためには、例えばファイバレーザ発振器がよく用いられる。ファイバレーザ発振器は、板材の高速切断加工に適しているという利点に加え、COレーザ発振器と比較して小型及び低コストであるという利点を有する。
独国特許出願公開第10 2011 117 607 A1号明細書 特表2015−500571号公報
比較的板厚の薄い板材のうち、板厚が例えば6mm〜30mmの板材を厚板、板厚が例えば0.1mm〜6mmの板材を薄板と称することとする。なお、当業界では板厚が例えば2mm〜12mmの板材を中厚板と称す場合もある。同じレーザ加工機で加工条件のみを変更することによって厚板と薄板とを切断加工することは困難である。ここでの加工条件とは、例えば、レーザ光のパワー、レーザ光をパルス発振させるときのパルスのデューティ、焦点位置、アシストガスの種類またはガス圧である。
そこで、従来のレーザ加工機においては、厚板と薄板との双方を切断加工するために、レンズ等の光学系要素または加工ノズルのようなレーザ加工機の構成部品を交換しなければならない。構成部品の交換は煩雑であり、コストの上昇を招くことから、構成部品を交換することなく、厚板と薄板との双方を切断加工することができるレーザ加工機が望まれる。
本発明は、構成部品を交換することなく、所定の範囲の板厚の板材を切断加工することができるレーザ加工機を提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、レーザ発振器より射出されたレーザ光のビームパラメータ積を可変させるビームパラメータ積可変装置と、前記ビームパラメータ積可変装置より射出されたレーザ光のビーム径を可変させるビーム径可変装置とを備え、前記ビームパラメータ積可変装置は、レーザ光のビームパラメータ積を所定の値に設定しており、前記ビーム径可変装置は、光軸方向に移動自在とされ、正の焦点距離を有して、レーザ光の射出端より射出されたレーザ光の拡散光を収束光に変換する第1のレンズと、光軸方向に移動自在とされ、負の焦点距離を有して、前記収束光が入射される第2のレンズとを有し、前記第2のレンズは、前記第1のレンズの光軸方向の位置に対応して、前記収束光が集光する位置から前記第1のレンズ側に、前記第2のレンズの焦点距離と同じ距離だけずらした位置に配置されて、前記収束光を平行光に変換するように構成されており、正の焦点距離を有し、前記ビーム径可変装置より射出されたレーザ光を集光して板材に照射させる第3のレンズをさらに備えることを特徴とするレーザ加工機を提供する。
上記のレーザ加工機において、前記第1のレンズを移動させるための第1の移動機構と、前記第2のレンズを移動させるための第2の移動機構と、前記第1の移動機構を駆動する第1の駆動部と、前記第2の移動機構を駆動する第2の駆動部と、前記第1及び第2のレンズを前記板材の加工条件に応じて移動させるよう、前記第1及び第2の駆動部を制御する制御部とをさらに備えることが好ましい。
上記のレーザ加工機において、前記制御部は、レーザ光のビームパラメータ積を可変させるよう前記ビームパラメータ積可変装置を制御することが好ましい。
このとき、前記制御部は、前記板材の板厚が薄いほど集光径を小さくするよう、前記第3のレンズに入射されるレーザ光のビーム径を大きくし、前記板材の板厚が厚いほど集光径を大きくするよう、前記第3のレンズに入射されるレーザ光のビーム径を小さくするよう前記第1及び第2の駆動部を制御する。前記第1及び第2の駆動部が前記第1及び第2のレンズを移動させても、前記第3のレンズより射出されて前記板材に集光するレーザ光の焦点位置は一定である。
上記のレーザ加工機において、前記第3のレンズは光軸方向に移動自在とされ、レーザ光の焦点位置を変化させるように構成されていることが好ましい。
この場合、前記第1のレンズを移動させるための第1の移動機構と、前記第2のレンズを移動させるための第2の移動機構と、前記第3のレンズを移動させるための第3の移動機構と、前記第1の移動機構を駆動する第1の駆動部と、前記第2の移動機構を駆動する第2の駆動部と、前記第3の移動機構を駆動する第3の駆動部と、前記第1のレンズ、前記第2のレンズ、及び、前記第3のレンズを前記板材の加工条件に応じて移動させるよう、前記第1の駆動部、前記第2の駆動部、及び、前記第3の駆動部を制御する制御部とをさらに備えることが好ましい。
上記のレーザ加工機において、前記制御部は、レーザ光のビームパラメータ積を可変させるよう前記ビームパラメータ積可変装置を制御することが好ましい。
本発明のレーザ加工機によれば、構成部品を交換することなく、所定の範囲の板厚の板材を切断加工することができる。
一実施形態のレーザ加工機の全体的な構成例を示す斜視図である。 図1中のレーザ発振器11をファイバレーザ発振器11Fで構成した場合の概略的な構成を示す図である。 図1中のレーザ発振器11をダイレクトダイオードレーザ発振器11Dで構成した場合の概略的な構成を示す図である。 図1中のビームパラメータ積可変装置31の構成例を示す図である。 図1中の凸レンズ28と凹レンズ30と集光レンズ27を移動自在にする概略的な構成例を示す図である。 凸レンズ28と凹レンズ30と集光レンズ27の移動のさせ方を説明するための図である。 レーザ光の集光径及び発散角を説明するための図である。 ビームパラメータ積可変装置31の作用を説明するための図である。
以下、一実施形態のレーザ加工機について、添付図面を参照して説明する。図1において、レーザ加工機100は、レーザ光を生成して射出するレーザ発振器11と、レーザ発振器11より射出されたレーザ光のビームパラメータ積(Beam Parameter Products)を可変させるビームパラメータ積可変装置31と、レーザ加工ユニット15とを備える。以下、ビームパラメータ積をBPP、ビームパラメータ積可変装置31をBPP積可変装置31と称することとする。
レーザ発振器11とBPP積可変装置31とはフィーディングファイバ121で接続されており、フィーディングファイバ121はレーザ発振器11より射出されたレーザ光をBPP積可変装置31へと伝送する。
BPP積可変装置31とレーザ加工ユニット15とはプロセスファイバ122で接続されており、プロセスファイバ122はBPP積可変装置31より射出されたレーザ光をレーザ加工ユニット15へと伝送する。プロセスファイバ122は、レーザ加工ユニット15に配置されたX軸及びY軸のケーブルダクト(図示せず)に沿って装着されている。
レーザ加工機100は、レーザ発振器11より射出されたレーザ光によって、金属の板材W1を切断加工する。
レーザ発振器11としては、レーザダイオードより発せられる励起光を増幅して所定の波長のレーザ光を射出するレーザ発振器、またはレーザダイオードより発せられるレーザ光を直接利用するレーザ発振器が好適である。レーザ発振器11は、例えば、固体レーザ発振器、ファイバレーザ発振器、ディスクレーザ発振器、ダイレクトダイオードレーザ発振器(DDL発振器)である。
レーザ加工ユニット15は、板材W1を載せる加工テーブル21と、加工テーブル21上でX軸方向に移動自在である門型のX軸キャリッジ22と、X軸キャリッジ22上でX軸に垂直なY軸方向に移動自在であるY軸キャリッジ23とを有する。また、レーザ加工ユニット15は、Y軸キャリッジ23に固定されたコリメータユニット29を有する。
コリメータユニット29は、プロセスファイバ122の射出端より射出したレーザ光が入射される凸レンズ28と、凸レンズ28より射出したレーザ光が入射される凹レンズ30とを有する。また、コリメータユニット29は、凹レンズ30より射出したレーザ光をX軸及びY軸に垂直なZ軸方向下方に向けて反射させるベンドミラー25と、ベンドミラー25で反射したレーザ光を集光させる集光レンズ27と、加工ヘッド26とを有する。
凸レンズ28は正の焦点距離を有するレンズ、凹レンズ30は負の焦点距離を有するレンズ、集光レンズ27は正の焦点距離を有するレンズである。集光レンズ27は凸レンズである。凸レンズ28と凹レンズ30とは、入射されたレーザ光の個々のビームを平行光化するコリメートレンズの機能を有する。
後述するように、凸レンズ28と凹レンズ30と集光レンズ27とは光軸方向に移動自在に構成されている。凸レンズ28及び凹レンズ30は、ビーム径を可変させるビーム径可変装置32(図5または図6参照)を構成する。
凸レンズ28及び凹レンズ30、ベンドミラー25、集光レンズ27、加工ヘッド26は、予め光軸が調整された状態でコリメータユニット29内に配置されている。
コリメータユニット29は、Y軸方向に移動自在のY軸キャリッジ23に固定され、Y軸キャリッジ23は、X軸方向に移動自在のX軸キャリッジ22に設けられている。よって、レーザ加工ユニット15は、加工ヘッド26から射出されるレーザ光を板材W1に照射する位置を、X軸方向及びY軸方向に移動させることができる。
以上の構成によって、レーザ加工機100は、レーザ発振器11より射出されたレーザ光を、BPP積可変装置31を介してレーザ加工ユニット15へと伝送させ、集光レンズ27によって集光されたレーザ光を板材W1に照射して板材W1を切断加工することができる。図1においては、BPP積可変装置31をレーザ発振器11の外部に設けているが、BPP積可変装置31をレーザ発振器11の筐体の内部に設けてもよい。
なお、板材W1を切断加工するとき、板材W1には溶融物を除去するためのアシストガスが噴射される。図1では、アシストガスを噴射する構成については図示を省略している。
図2は、レーザ発振器11をファイバレーザ発振器11Fで構成した場合の概略的な構成を示している。図2において、複数のレーザダイオード110はそれぞれ波長λのレーザ光を射出する。励起コンバイナ111は、複数のレーザダイオード110より射出されたレーザ光を空間ビーム結合させる。
励起コンバイナ111より射出されたレーザ光は、2つのファイバブラッググレーティング(FBG)112及び114間のYbドープファイバ113に入射される。Ybドープファイバ113とは、コアに希土類のYb(イッテルビウム)元素が添加されたファイバである。
Ybドープファイバ113に入射されたレーザ光は、FBG112及び114間で往復を繰り返し、FBG114からは、波長λとは異なる概ね1060nm〜1080nmの波長λ’(1μm帯)のレーザ光が射出される。FBG114から射出されたレーザ光は、フィーディングファイバ115及びビームカップラ116を介してフィーディングファイバ121に入射される。ビームカップラ116は、レンズ1161及び1162を有する。
図3は、レーザ発振器11をDDL発振器11Dで構成した場合の概略的な構成を示している。図3において、複数のレーザダイオード117はそれぞれ互いに異なる波長λ1〜λnのレーザ光を射出する。波長λ1〜λn(1μm帯より短い波長帯)は、例えば910nm〜950nmである。
オプティカルボックス118は、複数のレーザダイオード117より射出された波長λ1〜λnのレーザ光を空間ビーム結合させる。オプティカルボックス118は、コリメートレンズ1181と、グレーティング1182と、集光レンズ1183とを有する。
コリメートレンズ1181は、波長λ1〜λnのレーザ光を平行光化する。グレーティング1182は、平行光化されたレーザ光の方向を90度曲げ、集光レンズ1183に入射させる。集光レンズ1183は、入射されたレーザ光を集光してフィーディングファイバ121に入射される。
図4を用いて、BPP積可変装置31の構成例を説明する。BPP積可変装置31は、フィーディングファイバ121の射出端とプロセスファイバ122の入射端との間に配置された集光レンズ311と、フィーディングファイバ121の端部の位置を移動させる移動機構312とを有する。
図4に示すように、プロセスファイバ122は、コア1221の周囲をクラッド1222が覆う構成である。コア1221の屈折率はクラッド1222の屈折率よりも高い。フィーディングファイバ121も同様の構成である。
移動機構312によって集光レンズ311に対するフィーディングファイバ121の端部の位置を変化させると、集光レンズ311に入射するレーザ光の入射位置が変化し、集光レンズ311がプロセスファイバ122のコア1221に入射するレーザ光の入射角度を変化させる。
フィーディングファイバ121が実線で示す位置にあるときレーザ光は実線で示すように進行し、フィーディングファイバ121が一点鎖線で示す位置にあるときレーザ光は一点鎖線で示すように進行する。その結果、プロセスファイバ122より射出されるレーザ光のBPPは変化する。
BPP積可変装置31は図4に示す構成に限定されることはなく、BPPを変化させることができる構成であれば任意の構成でよい。フィーディングファイバ121の位置を固定させて、レンズを移動させることによってプロセスファイバ122に入射するレーザ光の入射角度を変化させる構成であってもよい。プロセスファイバ122の入射端にさらにレンズを備えていてもよい。
図5を用いて、凸レンズ28と凹レンズ30と集光レンズ27を移動自在する概略的な構成例を説明する。図5において、ビーム径可変装置32を構成する凸レンズ28及び凹レンズ30は、それぞれ、凸レンズ28及び凹レンズ30を光軸方向(図1のX軸方向)に移動自在とするための移動機構281及び301に取り付けられている。集光レンズ27は、集光レンズ27を光軸方向(図1のZ軸方向)に移動自在とするための移動機構271に取り付けられている。
移動機構281,301及び271は、例えば、ギア、ベルト、ラック・ピニオン、ウォームギア、ボールねじ等のいずれか(またはこれらの任意の組み合わせ)を用いて、凸レンズ28と凹レンズ30と集光レンズ27とのそれぞれを移動自在にする機構でればよい。
凸レンズ28と凹レンズ30と集光レンズ27は、それぞれ、駆動部282,302及び272が移動機構281,301及び271を駆動することによって、矢印で示すように光軸方向に移動する。駆動部282,302及び272は、例えばモータである。
制御部50は、駆動部282,302及び272を制御する。制御部50は、マイクロプロセッサで構成することができる。制御部50は、レーザ加工機100の全体を制御するNC装置であってもよい。
オペレータは、操作部51を操作して、板材W1の材料の種別、板材W1の板厚、レーザ光の集光径、焦点位置等の各種の加工条件を設定することができる。板材W1の材料は、例えば、鉄、ステンレス、アルミニウム、銅、真鍮である。板材W1の板厚は、例えば、0.1mm〜30mmを所定の範囲として、所定の範囲内のいずれかの板厚である。
制御部50は、操作部51によって入力された板材W1の加工条件に応じて凸レンズ28及び凹レンズ30の位置を調整するよう、駆動部282及び302による移動機構281及び301の駆動を制御する。
操作部51によってレーザ光の集光径が入力された場合には、制御部50は、入力された集光径に応じて凸レンズ28及び凹レンズ30の位置を調整するよう駆動部282及び302を制御する。
レーザ光の集光径が入力されなくても、板材W1の材料の種別及び板厚が入力されれば、最適な集光径はほぼ決まる。操作部51によって板材W1の材料の種別及び板厚が入力された場合には、制御部50は、入力された材料の種別及び板厚に対応する集光径に応じて、凸レンズ28及び凹レンズ30の位置を調整するよう駆動部282及び302を制御することができる。
制御部50は、加工条件に基づいて必要な集光径を計算によって求めてもよいし、予め保持されたそれぞれの加工条件に対応する集光径を読み出してもよい。
操作部51によって焦点位置が入力された場合には、制御部50は、入力された焦点位置に応じて集光レンズ27の位置を調整するよう、駆動部272による移動機構271の駆動を制御する。
図5において、プロセスファイバ122の射出端122eから、一点鎖線で示すようにレーザ光が発散光として射出する。
凸レンズ28は、射出端122eから凸レンズ28までの距離が凸レンズ28の焦点距離以下となるように配置されている。よって、凸レンズ28は、レーザ光の拡散光を収束光に変換する。制御部50は、凸レンズ28を、射出端122eから凸レンズ28までの距離が凸レンズ28の焦点距離以下となる範囲で光軸方向に移動させることができる。
凹レンズ30が後述する最適な位置に配置されていると、凹レンズ30は収束光を平行光に変換する。ここでの平行光とは、レーザ光の光束が平行光であるということである。凹レンズ30から射出した平行光はベンドミラー25で反射して光路が曲げられ、集光レンズ27に入射する。集光レンズ27は、焦点位置が板材W1の表面またはその近傍となるよう平行光を集光して、レーザ光を板材W1に照射させる。
制御部50は、BPPを変化させるよう、BPP積可変装置31を制御することがある。
図6(a)〜(c)を用いて、ビーム径可変装置32による作用を説明する。図6(a)〜(c)は、図5におけるベンドミラー25を省略して、光軸が一直線となるように凸レンズ28と凹レンズ30と集光レンズ27とを配置した状態を概念的に示している。
図6(a)〜(c)において、仮に凹レンズ30が存在せず、凸レンズ28からの収束光が集光する位置を点Pf28とする。凹レンズ30を、点Pf28より凸レンズ28側に、凹レンズ30の焦点距離と同じ距離Lだけずらした位置に配置すると、凹レンズ30は収束光を平行光に変換する。
図6(a)及び(b)に示すように、凹レンズ30から射出する平行光のビーム径Dは、凸レンズ28から射出する収束光の収束角に応じて変化する。
図7は、板材W1の表面またはその近傍に集光するレーザ光のビームウェイスト周辺を拡大して概念的に示している。図7の左側が板材W1の上方側、右側が板材W1の下方側である。
集光径dは式(1)で表される。レイリー長Zrは式(2)で表される。式(1)及び(2)において、fは集光レンズ27の焦点距離である。なお、BPPは、ビームウェイストの半径d/2とビームの発散角の半値半幅θとの積で表される。
Figure 0006114431
Figure 0006114431
BPPは、凸レンズ28及び凹レンズ30、または、集光レンズ27を移動させても変化しない。BPP積可変装置31によってBPPを変化させないとすると、式(1)及び(2)より、集光径d及びレイリー長Zrはビーム径Dに応じて決まり、ビーム径Dが変化すると集光径d及びレイリー長Zrは変化する。
ビーム径Dが大きくなると集光径d及びレイリー長Zrが小さくなり、パワー密度が高くなって薄板に適したビームプロファイルとなる。ビーム径Dが小さくなると集光径d及びレイリー長Zrが大きくなり、パワー密度が低くなって厚板に適したビームプロファイルとなる。
制御部50は、式(1)に基づいて、目標とする集光径dとなるビーム径Dを算出し、凸レンズ28及び凹レンズ30の位置が算出したビーム径Dを実現する位置となるよう、駆動部282及び302を制御して、凸レンズ28及び凹レンズ30を移動させる。
詳細には、制御部50は、凸レンズ28から射出されるレーザ光の収束角が目標とするビーム径Dが得られる収束角となるように凸レンズ28を移動させる。これに加えて、制御部50は、凸レンズ28の光軸方向の位置に対応して、収束光を平行光に変換するよう、凹レンズ30を点Pf28より凸レンズ28側に距離Lだけずらした位置に移動させる。
制御部50は、目標とするビーム径D及び集光径dとするための凸レンズ28及び凹レンズ30の位置を算出して、凸レンズ28及び凹レンズ30を移動させる。
図6(a)及び(b)より分かるように、集光レンズ27は平行光を集光するため、凹レンズ30の位置が変化してもレーザ光の焦点位置は変化しない。
以上のように、制御部50は、板材W1の板厚が薄いほど集光径を小さくするよう、集光レンズ27入射されるレーザ光のビーム径を大きくし、板材W1の板厚が厚いほど集光径を大きくするよう、集光レンズ27入射されるレーザ光のビーム径を小さくするよう駆動部282及び302を制御する。駆動部282及び302が凸レンズ28及び凹レンズ30を移動させても、集光レンズ27より射出されて板材W1に集光するレーザ光の焦点位置は一定であり変化しない。
なお、ビーム径D内の光強度分布は、プロセスファイバ122のコアとクラッドに伝達されるレーザ光の反射合成によって形成される。図6(a)及び(b)のようにビーム径Dが変化しても、ビーム径D内の光強度分布はほとんど変化せず、変化したとしても極めてわずかである。
制御部50が集光レンズ27を移動させると、図6(c)に示すように、焦点位置を変化させることができる。板材W1の表面を焦点位置とするのではなく、板材W1の表面または裏面からわずかにずらした位置を焦点位置として切断加工する場合がある。
操作部51によって焦点位置が入力された場合には、制御部50は、入力された焦点位置となるよう、駆動部272を制御して、集光レンズ27を移動させる。集光レンズ27を移動させて焦点位置を変更しても、集光径dは変化しない。
次に、図8(a)〜(d)を用いて、BPP積可変装置31の作用を説明する。式(1)及び(2)より、集光径d及びレイリー長ZrはBPPによって変化する。図8(a)及び図8(b)に示すビーム径D1は、集光レンズ27で許容可能な最大径であるとする。制御部50が図8(a)におけるBPPを図8(b)におけるBPPよりも小さくなるようにBPP積可変装置31を制御したとする。
BPP積可変装置31によってBPPを変化させると、ビームの発散角が大きくなるため、ビーム径Dをビーム径D1で共通とするためには、凸レンズ28及び凹レンズ30の位置を異ならせる必要がある。図8(a)と図8(b)とで凸レンズ28及び凹レンズ30の位置が異なっているのは、BPPを変化させながら、ビーム径Dをビーム径D1で共通としているためである。
BPP積可変装置31によって図8(a)におけるBPPを図8(b)におけるBPPよりも小さくすることにより、図8(a)における集光径dを図8(b)における集光径dよりも小さくすることができる。図8(a)における集光径dをd1、図8(b)における集光径dをd2とすると、d1<d2となる。
図8(c)及び図8(d)に示すビーム径D2は、集光レンズ27で許容可能な最小径であるとする。最小径は、熱レンズの影響や集光レンズ27のコーティングの耐光強度で決まる。制御部50が図8(d)におけるBPPを図8(c)におけるBPPよりも大きくなるようにBPP積可変装置31を制御したとする。
同様に、図8(c)と図8(d)とで凸レンズ28及び凹レンズ30の位置が異なっているのは、BPPを変化させながら、ビーム径Dをビーム径D2で共通としているためである。
BPP積可変装置31によって図8(d)におけるBPPを図8(c)におけるBPPよりも大きくすることにより、図8(d)における集光径dを図8(c)における集光径dよりも大きくすることができる。図8(c)における集光径dをd3、図8(d)における集光径dをd4とすると、d3<d4となる。
制御部50は、BPPが所定の値となるようにBPP積可変装置31を制御し、かつ、
所望のビーム径Dとなるように凸レンズ28及び凹レンズ30の位置を決定するよう駆動部282及び302を制御すればよい。
本実施形態のレーザ加工機100においては、BPP積可変装置31及びビーム径可変装置32を備えるから、BPP積可変装置31のみで集光径dを異ならせることができ、ビーム径可変装置32のみで集光径dを異ならせることができる。また、BPP積可変装置31とビーム径可変装置32との双方で集光径dを異ならせることもできる。
図8(a)〜(d)に示すように、ビーム径Dが最大値のビーム径D1から最小値のビーム径D2までの範囲で変化するとする。BPP積可変装置31によってBPPの値がBPP1からBPP2までの範囲で変化するとする。図8(a)及び図8(c)ではBPPの値はBPP1、図8(b)及び図8(d)ではBPPの値はBPP2である。
この場合、BPPの値がBPP1で固定であれば、集光径dはd1からd3までの範囲で変化し、BPPの値がBPP2で固定であれば、集光径dはd2からd4までの範囲で変化する。本実施形態のレーザ加工機100においては、BPPを可変させることによって、集光径dをd1からd4までの範囲で変化させることができる。
BPPとビーム径Dとの少なくとも一方を変化させることによって、集光径dを変化させることができる。BPPとビーム径Dとの双方を変化させれば、集光径dを広範囲に変化させることができる。
本実施形態のレーザ加工機100によれば、BPP積可変装置31とビーム径可変装置32とを備えて集光径dを広範囲に調整できるから、適切に切断加工することができる板厚の範囲を広げることができる。
BPP積可変装置31によるBPPの可変範囲を1.5〜5mm・mrad(即ち、1〜3.33倍)とし、ビーム径可変装置32によるビーム径Dの可変範囲を1〜3倍とすると、式(1)より集光径dを1〜10倍に可変させることができる。BPPの可変範囲をさらに大きくすれば、集光径dをさらに広範囲に可変させることができる。
本実施形態のレーザ加工機100によれば、ビーム形状としてガウシアン形状とリング形状とのうちのいずれかを適宜に選択することができる。
本実施形態のレーザ加工機100によれば、板材W1の板厚及び材質に応じてビームウェイストを調整し、もってBPPを調整して、板材W1に照射されるレーザ光のパワー密度の分布を適切に制御することができる。本実施形態のレーザ加工機100によれば、ビームウェイスト及びパワー密度の分布を適切に制御して板材W1の融解時間及び切断速度を適切に調整することによって、板材W1の切断面粗さを良好にすることができる。
本実施形態のレーザ加工機100によれば、集光径dと焦点位置とを互いに独立して調整することができる。焦点位置を変更させる必要がない場合には、集光レンズ27の位置を固定として、凸レンズ28及び凹レンズ30のみを移動自在に構成してもよい。
制御部50は、板材W1の板厚に応じて連続的に集光径dを調整してもよいし、例えば、板厚を6mm〜30mmの厚板と、0.1mm〜6mmの板材を薄板とに分けて、集光径dを2段階で調整してもよい。さらに、板厚を12mm〜30mmの厚板と、2mm〜12mmの中厚板と、0.1mm〜2mmの板材を薄板と分けて、集光径dを3段階で調整してもよい。制御部50は、板材W1の板厚を4つ以上のグループに分けて、集光径dを4段階以上で調整してもよい。
本実施形態のレーザ加工機100は、集光径dを調整することができるため、レンズ等の構成部品を交換することなく、所定の範囲の板厚の板材W1をそれぞれの板厚に合わせて適切に切断加工することができる。
本実施形態のレーザ加工機100によれば、正の焦点距離を有する第1のレンズ(凸レンズ28)と、負の焦点距離を有する第2のレンズ(凹レンズ30)と、正の焦点距離を有する第3のレンズ(集光レンズ27)との3枚のレンズを用いればよい。よって、特許文献1に記載の構成よりも構成を簡略化でき、構成部品を交換することなく所定の範囲の板厚の板材を切断加工することができるレーザ加工機を低コストで実現することができる。
本実施形態のレーザ加工機100によれば、少なくとも第1及び第2のレンズのみを移動自在に構成することによって、板厚に合わせた適切な切断加工を実現することができる。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
11 レーザ発振器
15 レーザ加工ユニット
27 集光レンズ(第3のレンズ)
28 凸レンズ(第1のレンズ)
30 凹レンズ(第2のレンズ)
31 ビームパラメータ積可変装置(BPP積可変装置)
32 ビーム径可変装置
100 レーザ加工機
122e 射出端
W1 板材

Claims (7)

  1. レーザ発振器より射出されたレーザ光のビームパラメータ積を可変させるビームパラメータ積可変装置と、
    前記ビームパラメータ積可変装置より射出されたレーザ光のビーム径を可変させるビーム径可変装置と、
    を備え、
    前記ビームパラメータ積可変装置は、レーザ光のビームパラメータ積を所定の値に設定しており、
    前記ビーム径可変装置は、
    光軸方向に移動自在とされ、正の焦点距離を有して、レーザ光の射出端より射出されたレーザ光の拡散光を収束光に変換する第1のレンズと、
    光軸方向に移動自在とされ、負の焦点距離を有して、前記収束光が入射される第2のレンズと、
    を有し、
    前記第2のレンズは、前記第1のレンズの光軸方向の位置に対応して、前記収束光が集光する位置から前記第1のレンズ側に、前記第2のレンズの焦点距離と同じ距離だけずらした位置に配置されて、前記収束光を平行光に変換するように構成されており、
    正の焦点距離を有し、前記ビーム径可変装置より射出されたレーザ光を集光して板材に照射させる第3のレンズをさらに備える
    ことを特徴とするレーザ加工機。
  2. 前記第1のレンズを移動させるための第1の移動機構と、
    前記第2のレンズを移動させるための第2の移動機構と、
    前記第1の移動機構を駆動する第1の駆動部と、
    前記第2の移動機構を駆動する第2の駆動部と、
    前記第1及び第2のレンズを前記板材の加工条件に応じて移動させるよう、前記第1及び第2の駆動部を制御する制御部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
  3. 前記制御部は、レーザ光のビームパラメータ積を可変させるよう前記ビームパラメータ積可変装置を制御することを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工機。
  4. 前記制御部は、前記板材の板厚が薄いほど集光径を小さくするよう、前記第3のレンズに入射されるレーザ光のビーム径を大きくし、前記板材の板厚が厚いほど集光径を大きくするよう、前記第3のレンズに入射されるレーザ光のビーム径を小さくするよう前記第1及び第2の駆動部を制御し、
    前記第1及び第2の駆動部が前記第1及び第2のレンズを移動させても、前記第3のレンズより射出されて前記板材に集光するレーザ光の焦点位置は一定である
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のレーザ加工機。
  5. 前記第3のレンズは光軸方向に移動自在とされ、レーザ光の焦点位置を変化させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
  6. 前記第1のレンズを移動させるための第1の移動機構と、
    前記第2のレンズを移動させるための第2の移動機構と、
    前記第3のレンズを移動させるための第3の移動機構と、
    前記第1の移動機構を駆動する第1の駆動部と、
    前記第2の移動機構を駆動する第2の駆動部と、
    前記第3の移動機構を駆動する第3の駆動部と、
    前記第1のレンズ、前記第2のレンズ、及び、前記第3のレンズを前記板材の加工条件に応じて移動させるよう、前記第1の駆動部、前記第2の駆動部、及び、前記第3の駆動部を制御する制御部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載のレーザ加工機。
  7. 前記制御部は、レーザ光のビームパラメータ積を可変させるよう前記ビームパラメータ積可変装置を制御することを特徴とする請求項6に記載のレーザ加工機。
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