JP6833117B1 - レーザ加工機 - Google Patents

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Abstract

レーザ加工機(1)は、レーザビームを出射する光源であるレーザ発振器(3)と、レーザビームの横断面における強度分布を切り替える切替えユニット(12)と、を備える。切替えユニット(12)は、複数の光学素子である第1の光学素子(13)および第2の光学素子(14)と、レーザビームの光軸上の位置と光軸から外れた位置とへ第1の光学素子(13)および第2の光学素子(14)の各々を個別に移動させる移動機構と、を有する。

Description

本開示は、レーザビームを照射することによって被加工物を加工するレーザ加工機に関する。
レーザビームの横断面における強度分布であるビームモードを切り替え可能なレーザ加工機が知られている。レーザ加工機は、被加工物の材質、被加工物の厚さ、または加工の種別などに適したビームモードを選択することによって、加工速度を向上し得る。特許文献1には、2つの円錐形レンズと、各円錐形レンズを光軸方向へ移動させる移動機構とを備え、各円錐形レンズの間の距離を変化させることによってビームモードを切り替えるレーザ加工機が開示されている。
特開2019−42793号公報
特許文献1に開示される従来のレーザ加工機は、移動機構において各円錐形レンズの光軸方向への移動距離を確保するために、光軸方向における長さが長い移動機構が必要であった。さらに、ビーム径を大きく変化させる場合ほど、各円錐形レンズの移動距離が長くなることによって移動機構は大型になる。そのため、従来の技術によると、レーザ加工機は、小型な構成によってビームモードの切り替えを実現することが難しいという問題があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、小型な構成によってレーザビームの横断面における強度分布を切り替え可能とするレーザ加工機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかるレーザ加工機は、レーザビームを照射することによって被加工物を加工する。本開示にかかるレーザ加工機は、レーザビームを出射する光源と、レーザビームの横断面における強度分布を切り替える切替えユニットと、を備える。切替えユニットは、複数の光学素子と、レーザビームの光軸上の位置と光軸から外れた位置とへ複数の光学素子の各々を個別に移動させる移動機構と、を有する。本開示にかかるレーザ加工機は、複数の光学素子の各々を単独で光軸上に配置する場合と、複数の光学素子の各々を互いに組み合わせて光軸上に配置する場合と、複数の光学素子の全てを光軸から外した場合との各々において、互いに異なる強度分布のレーザビームを照射する。
本開示にかかるレーザ加工機は、小型な構成によってレーザビームの横断面における強度分布を切り替えることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかるレーザ加工機の概略構成を示す図 実施の形態1にかかるレーザ加工機の切替えユニットが有する第1の光学素子の光学特性について説明するための図 実施の形態1にかかるレーザ加工機のうち切替えユニットの構成を示す図 実施の形態1にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第1のビームモードについて説明するための図 実施の形態1にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第2のビームモードについて説明するための図 実施の形態1にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第3のビームモードについて説明するための図 実施の形態1にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第4のビームモードについて説明するための図 実施の形態2にかかるレーザ加工機のうち切替えユニットの構成を示す図 実施の形態2にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第2のビームモードについて説明するための図 実施の形態2にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第3のビームモードについて説明するための図 実施の形態2にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第4のビームモードについて説明するための図 実施の形態3にかかるレーザ加工機のうち切替えユニットの構成を示す図
以下に、実施の形態にかかるレーザ加工機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本開示が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるレーザ加工機の概略構成を示す図である。実施の形態1にかかるレーザ加工機1は、レーザビームを照射することによって被加工物2を加工する。レーザ加工機1は、レーザビームを出射する光源であるレーザ発振器3と、被加工物2へ向けてレーザビームを出射する加工ヘッド4と、レーザ発振器3から加工ヘッド4へのレーザビームの伝送路である伝送ケーブル5と、被加工物2が載せられる加工テーブル10と、レーザ加工機1を制御する制御装置11とを備える。
加工ヘッド4の内部には、コリメート光学系6、ズーム光学系7および集光光学系8を含む光学系が収納されている。コリメート光学系6は、伝送ケーブル5から出射したレーザビームを平行化させる。ズーム光学系7は、複数のレンズ9を有する。各レンズ9を移動させるレンズ駆動部により各レンズ9の間隔が調整されることによって、ズーム光学系7は、ビーム径を調整する。レンズ駆動部の図示は省略する。集光光学系8は、レーザビームを収束させる。加工テーブル10は、2次元方向において移動する。レーザ加工機1は、加工テーブル10を移動させることによって、被加工物2におけるレーザビームの照射位置を変化させる。
レーザ加工機1は、ビームモード、すなわちレーザビームの横断面における強度分布を切り替える切替えユニット12を備える。切替えユニット12は、加工ヘッド4の内部に配置されている。切替えユニット12は、複数の光学素子である第1の光学素子13と第2の光学素子14とを有する。
第1の光学素子13と第2の光学素子14との各々は、コリメート光学系6とズーム光学系7との間において、レーザビームの光軸AX上の位置と光軸AXから外れた位置とにおいて個別に移動が可能とされている。図1には、第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AX上に配置されている様子を示している。
第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AX上に配置されているとき、コリメート光学系6から出射したレーザビームは、第1の光学素子13へ入射する。第1の光学素子13から出射したレーザビームは、第2の光学素子14へ入射する。第2の光学素子14から出射したレーザビームは、ズーム光学系7へ入射する。第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AXから外れた位置に配置されているとき、コリメート光学系6から出射したレーザビームは、ズーム光学系7へ入射する。第1の光学素子13が光軸AX上に配置され、かつ第2の光学素子14が光軸AXから外れた位置に配置されているとき、コリメート光学系6から出射したレーザビームは、第1の光学素子13へ入射する。第1の光学素子13から出射したレーザビームは、ズーム光学系7へ入射する。第1の光学素子13が光軸AXから外れた位置に配置され、かつ第2の光学素子14が光軸AX上に配置されているとき、コリメート光学系6から出射したレーザビームは、第2の光学素子14へ入射する。第2の光学素子14から出射したレーザビームは、ズーム光学系7へ入射する。
制御装置11は、ピーク出力、パルス幅、パルス数およびパルス周波数などの各指令値に応じた発振制御信号をレーザ発振器3へ出力する。レーザ発振器3は、発振制御信号に従ってレーザビームを出射する。制御装置11は、ビーム径の指令値に応じたズーム制御信号をレンズ駆動部へ出力する。レンズ駆動部は、ズーム制御信号に従って各レンズ9を移動させる。制御装置11は、位置指令値に応じた位置制御信号を加工テーブル10へ出力する。加工テーブル10は、位置制御信号に従って移動する。制御装置11は、切替え指令を切替えユニット12へ出力する。切替え指令は、ビームモードを切り替えるための指令である。切替えユニット12は、切替え指令に従って第1の光学素子13と第2の光学素子14とを移動させることによってビームモードを切り替える。
次に、第1の光学素子13と第2の光学素子14とについて説明する。第1の光学素子13と第2の光学素子14とは、円錐形の凸面を有する円錐形レンズである。第1の光学素子13と第2の光学素子14との各々は、円錐形の凸面である円錐面と、円錐面とは逆側の平面とを有する。なお、以下の説明にて、円錐形の頂点を、単に頂点と称することがある。
第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AX上に配置されているとき、第1の光学素子13の平面は、レーザビームの入射側に向けられる。第2の光学素子14の平面は、レーザビームの出射側に向けられる。第1の光学素子13の円錐面と第2の光学素子14の円錐面とは、互いに向かい合わせられる。なお、第1の光学素子13と第2の光学素子14とは、互いにぶつかることが無いように、光軸方向において互いに離されている。
第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AX上に配置されているとき、第1の光学素子13の中心軸と第2の光学素子14の中心軸とは、光軸AXと一致する。第1の光学素子13と第2の光学素子14との少なくとも一方を光軸AXから外れた位置から光軸AX上へ移動させても、コリメート光学系6、ズーム光学系7および集光光学系8の各中心からのレーザビームの中心軸のずれは生じない。なお、レーザ加工機1が有する光学系は、実施の形態1にて説明するものに限られない。光軸AX上における第1の光学素子13および第2の光学素子14の位置は、ズーム光学系7の入射側の位置に限られず、ズーム光学系7の出射側の位置でも良い。光学系には、コリメート光学系6、ズーム光学系7および集光光学系8以外の光学部品が含まれても良い。
次に、第1の光学素子13および第2の光学素子14の光学特性について説明する。図2は、実施の形態1にかかるレーザ加工機の切替えユニットが有する第1の光学素子の光学特性について説明するための図である。
第1の光学素子13の平面16へガウシアンビームが入射した場合に、第1の光学素子13は、リング状のビームを形成する。第1の光学素子13の頂点から像面Sまでの光学距離をL、像面Sにおけるビームのスポットであるリングの直径をR、円錐形の中心軸に垂直な面と円錐面15とがなす角度をα、第1の光学素子13の屈折率をnとして、次の式(1)が成り立つ。なお、LおよびRの単位はmm、αの単位は度である。
=2L×tan{(n−1)×α} ・・・(1)
第1の光学素子13から出射するビームと光軸AXとがなす角度をθとして、θは、次の式(2)により表される。また、リング状のビームの幅をd、第1の光学素子13へ入射するビームの直径をRとして、次の式(3)が成り立つ。なお、dおよびRの単位はmm、θおよびαの単位は度である。
θ=sin−1(n×sinα)−α ・・・(2)
d=R/2 ・・・(3)
第2の光学素子14の円錐面15へガウシアンビームが入射した場合に、第2の光学素子14は、リング状のビームを形成する。第2の光学素子14によって形成されるリングの直径は、第1の光学素子13によって形成されるリングの直径とは異なる。第1の光学素子13と第2の光学素子14とは、被加工物2において互いに異なる強度分布を得るための光学特性を備える。
図1に示すように第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AX上に配置されている状態において第1の光学素子13の平面16へガウシアンビームが入射した場合に、第1の光学素子13および第2の光学素子14は、リング状のビームを形成する。第1の光学素子13と第2の光学素子14との組み合わせによって形成されるリングの直径は、第1の光学素子13が単独である場合に形成されるリングの直径とは異なる。第1の光学素子13と第2の光学素子14との組み合わせによって形成されるリングの直径は、第2の光学素子14が単独である場合に形成されるリングの直径とも異なる。これにより、レーザ加工機1は、第1の光学素子13と第2の光学素子14とが互いに組み合わせられて使用されることによって、第1の光学素子13と第2の光学素子14との各々が単独で使用される場合における各強度分布とは異なる強度分布のレーザビームを照射する。
次に、第1の光学素子13と第2の光学素子14とを移動させる移動機構について説明する。図3は、実施の形態1にかかるレーザ加工機のうち切替えユニットの構成を示す図である。第1の光学素子13は、レンズホルダ17に取り付けられている。第2の光学素子14は、レンズホルダ18に取り付けられている。切替えユニット12は、レンズホルダ17とともに第1の光学素子13を移動させるスライド部19と、レンズホルダ18とともに第2の光学素子14を移動させるスライド部20とを有する。図3には、第1の光学素子13、第2の光学素子14およびレンズホルダ17,18の各断面と、スライド部19,20の各側面とを示している。
スライド部19とスライド部20とは、光軸AX上の位置と光軸AXから外れた位置とへ第1の光学素子13と第2の光学素子14との各々を個別に移動させる移動機構を構成する。スライド部19は、光軸AX上の第1の位置と光軸AXから外れた第2の位置との間において第1の光学素子13を直線方向へ移動させる。スライド部20は、光軸AX上の第3の位置と光軸AXから外れた第4の位置との間において第2の光学素子14を直線方向へ移動させる。直線方向は、光軸AXに垂直な2次元方向に含まれる方向である。図3には、第1の光学素子13が第1の位置に配置され、かつ第2の光学素子14が第3の位置に配置されているときの様子と、第1の光学素子13が第2の位置に配置され、かつ第2の光学素子14が第4の位置に配置されているときの様子とを示している。
スライド部19は、直線方向において第1の光学素子13を往復移動させることによって、第1の位置と第2の位置とへ第1の光学素子13を移動させる。スライド部20は、直線方向において第2の光学素子14を往復移動させることによって、第3の位置と第4の位置とへ第2の光学素子14を移動させる。各スライド部19,20は、例えばリニアスライドシリンダである。各スライド部19,20は、直線方向への移動が可能な機構であれば良く、リニアスライドシリンダ以外の機構であっても良い。
次に、レーザ加工機1によるビームモードの切り替えについて説明する。切替えユニット12は、切替え指令にしたがって第1の光学素子13と第2の光学素子14とを個別に移動させることによって、光学的な設計位置である結像位置におけるビームモードを4つのビームモードにおいて切り替える。レーザ加工機1は、4つのビームモードの中から選択されたビームモードのレーザビームを照射する。
4つのビームモードのうち第1のビームモードは、第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AX上に配置される場合のビームモードである。4つのビームモードのうち第2のビームモードは、第1の光学素子13が光軸AXから外れた位置に配置され、かつ第2の光学素子14が光軸AX上に配置される場合のビームモードである。4つのビームモードのうち第3のビームモードは、第1の光学素子13が光軸AX上に配置され、かつ第2の光学素子14が光軸AXから外れた位置に配置される場合のビームモードである。4つのビームモードのうち第4のビームモードは、第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AXから外れた位置に配置される場合のビームモードである。レーザ加工機1は、指定された加工条件に従って4つのビームモードの中からビームモードを選択する。
図4は、実施の形態1にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第1のビームモードについて説明するための図である。第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AX上に配置されているとき、第1の光学素子13と第2の光学素子14との間隔は、長さΔLである。長さΔLは、切替えユニット12の設計においてあらかじめ決定されている。
伝送ケーブル5を通過したレーザビームは、伝送ケーブル5の出射端から拡散して、コリメート光学系6へ入射する。コリメート光学系6から出射したレーザビームは、第1の光学素子13へ入射する。第1の光学素子13から出射したレーザビームは、第2の光学素子14へ入射する。
第1の光学素子13へ入射するレーザビームは、ビーム径がD0、かつピーク強度がP0であるガウシアンビームである。図4には、第1の光学素子13へ入射するレーザビームの強度分布M0を表すグラフを示している。グラフにおいて、縦軸は強度、横軸はビーム径の方向における位置を表す。
強度分布M0のレーザビームが第1の光学素子13と第2の光学素子14とを伝播すると、第2の光学素子14からは、発散角がθ1であるレーザビームが出射する。発散角は、レーザビームと光軸AXとがなす角である。L2は、第2の光学素子14から像面Sまでの光学的な設計距離であって、第2の光学素子14の頂点と像面Sとの間の光学距離である。像面Sにおけるレーザビームの強度分布は、ビーム径がD1、かつピーク強度がP1である強度分布M1となる。図4には、強度分布M1を表すグラフを示している。
図5は、実施の形態1にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第2のビームモードについて説明するための図である。第1の光学素子13が光軸AXから外れた位置に配置され、かつ第2の光学素子14が光軸AX上に配置されているとき、コリメート光学系6から出射したレーザビームは、第1の光学素子13の外を伝播して、第2の光学素子14へ入射する。図5には、第2の光学素子14へ入射するレーザビームの強度分布M0を表すグラフを示している。
強度分布M0のレーザビームが第2の光学素子14を伝播すると、第2の光学素子14からは、発散角がθ2であるレーザビームが出射する。θ1>θ2が成り立つ。像面Sにおけるレーザビームの強度分布は、ビーム径がD2、かつピーク強度がP2である強度分布M2となる。D1>D2、かつP1<P2が成り立つ。図5には、強度分布M2を表すグラフを示している。
図6は、実施の形態1にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第3のビームモードについて説明するための図である。第1の光学素子13が光軸AX上に配置され、かつ第2の光学素子14が光軸AXから外れた位置に配置されているとき、コリメート光学系6から出射したレーザビームは、第1の光学素子13へ入射する。図6には、第1の光学素子13へ入射するレーザビームの強度分布M0を表すグラフを示している。第1の光学素子13から出射したレーザビームは、第2の光学素子14の外を伝播する。
強度分布M0のレーザビームが第1の光学素子13を伝播すると、第1の光学素子13からは、発散角がθ3であるレーザビームが出射する。θ1>θ2>θ3が成り立つ。L1は、第1の光学素子13から像面Sまでの光学的な設計距離であって、第1の光学素子13の頂点と像面Sとの間の光学距離である。像面Sにおけるレーザビームの強度分布は、ビーム径がD3、かつピーク強度がP3である強度分布M3となる。D1>D2>D3、かつP1<P2<P3が成り立つ。図6には、かかる位置におけるレーザビームの強度分布M3を表すグラフを示している。
図7は、実施の形態1にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第4のビームモードについて説明するための図である。第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AXから外れた位置に配置されているとき、コリメート光学系6から出射したレーザビームは、切替えユニット12において第1の光学素子13および第2の光学素子14の外を伝播する。切替えユニット12から出射したレーザビームは、ビーム径がD4、かつピーク強度がP4であるガウシアンビームである。D4≒D0、かつP4≒P0が成り立つ。図7には、切替えユニット12から出射したレーザビームの強度分布M4を表すグラフを示している。
いずれのビームモードが選択された場合も、レーザ加工機1は、切替えユニット12を伝播したレーザビームのビーム径をズーム光学系7によって調整する。また、レーザ加工機1は、ズーム光学系7でのビーム径の調整を経たレーザビームを集光光学系8によって適切に収束させて、被加工物2へ照射する。
このように、レーザ加工機1は、第1の光学素子13と第2の光学素子14とが光軸AX上に配置された状態にて、第1のビームモードのレーザビームを照射する。第1のビームモードは、第1の光学素子13と第2の光学素子14との組み合わせに備わる光学特性に応じた第1の強度分布である。レーザ加工機1は、第1の光学素子13が光軸AXから外れた位置に配置され、かつ第2の光学素子14が光軸AX上に配置された状態にて、第2のビームモードのレーザビームを照射する。第2のビームモードは、第2の光学素子14に備わる光学特性に応じた第2の強度分布である。レーザ加工機1は、第1の光学素子13が光軸AX上に配置され、かつ第2の光学素子14が光軸AX上から外れた位置に配置された状態にて、第3のビームモードのレーザビームを照射する。第3のビームモードは、第1の光学素子13に備わる光学特性に応じた第3の強度分布である。
レーザ加工機1が第1のビームモード、第2のビームモードまたは第3のビームモードのレーザビームを照射することによって、被加工物2においてリング状のスポットが形成される。第1のビームモード、第2のビームモードおよび第3のビームモードの各レーザビームは、厚い板金を切断する加工に適している。
第1のビームモード、第2のビームモードおよび第3のビームモードの各々におけるビーム径、ピーク強度または発散角は、第1の光学素子13または第2の光学素子14へ入射するレーザビームのビーム径、第1の光学素子13における円錐形の頂角、第2の光学素子14における円錐形の頂角、第1の光学素子13と像面Sとの間の光学距離、第2の光学素子14と像面Sとの間の光学距離、第1の光学素子13の屈折率、および第2の光学素子14の屈折率などに対応して任意に設計可能である。また、第1のビームモード、第2のビームモードおよび第3のビームモードの各々におけるビーム径、ピーク強度または発散角は、被加工物2の材質、被加工物2の厚さ、レーザ発振器3の出力条件、加工速度、アシストガス、焦点位置、要求される加工品質といった各種条件の組み合わせによって任意に変更可能である。アシストガスの条件には、ガスの種類、またはガス圧といった条件が含まれる。
切替えユニット12が有する光学素子の数は2つに限られない。切替えユニット12は各々を個別に移動可能な複数の光学素子を有していれば良く、光学素子の数は任意である。複数の光学素子の各々は、被加工物2において互いに異なる強度分布を得るための光学特性を備える。また、レーザ加工機1は、複数の光学素子の各々が互いに組み合わせられて使用されることによって、複数の光学素子の各々が単独で使用される場合における各強度分布とは異なる強度分布のレーザビームを照射する。複数の光学素子の各々は、円錐形レンズに限られない。複数の光学素子の各々は、円錐形レンズと同様の光学特性を備える非球面レンズであっても良い。
実施の形態1によると、切替えユニット12は、複数の光学素子の各々を直線方向へ個別に移動させることによって、光軸AX上の位置と光軸AXから外れた位置とへ複数の光学素子の各々を個別に移動させる。切替えユニット12は、光軸AX上の位置と光軸AXから外れた位置とへ複数の光学素子の各々を個別に移動させることによって、レーザビームのビームモードを切り替える。光軸方向における切替えユニット12の長さは、光軸方向へ各光学素子を移動させる場合よりも短くすることができる。レーザ加工機1は、切替えユニット12が小型であっても、複数の光学素子の各々を移動させることによってビーム径を大きく変化させることができる。レーザ加工機1は、切替えユニット12と光学系とを含むシステムを小型にすることができる。
レーザ加工機1は、切替えユニット12と光学系とを含むシステムを小型にできることにより、かかるシステムに搭載される光学部品の清浄度を簡易な構造によって維持することができる。また、レーザ加工機1は、光学部品の清浄度を維持することによって、光学部品の長寿命化が可能となる。レーザ加工機1は、システムが大型である場合に比べて、光学部品同士の高精度な位置決めを簡易な制御によって行うことができる。また、レーザ加工機1は、システムが大型である場合に比べて、製造コストの低減が可能となる。
以上により、実施の形態1にかかるレーザ加工機1は、小型な構成によってレーザビームの横断面における強度分布を切り替えることができるという効果を奏する。
実施の形態2.
図8は、実施の形態2にかかるレーザ加工機のうち切替えユニットの構成を示す図である。実施の形態2にかかるレーザ加工機1が有する切替えユニット30は、複数の光学素子の各々を回転させる移動機構を有する。実施の形態2では、上記の実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1とは異なる構成について主に説明する。
切替えユニット30は、レンズホルダ17とともに第1の光学素子13を回転させる回転部31と、レンズホルダ18とともに第2の光学素子14を回転させる回転部32とを有する。回転部31と回転部32とは、光軸AX上の位置と光軸AXから外れた位置とへ第1の光学素子13と第2の光学素子14との各々を個別に移動させる移動機構を構成する。
回転部31は、レンズホルダ17の端部に取り付けられている。第1の光学素子13が光軸AX上の第1の位置に配置されている状態において、回転部31が回転軸33を中心に90度回転することによって、第1の光学素子13は、第1の位置から、光軸AXから外れた第2の位置へ移動する。第1の光学素子13が第2の位置に配置されている状態において、第1の位置から第2の位置への移動のときとは逆の方向へ回転部31が90度回転することによって、第1の光学素子13は、第2の位置から第1の位置へ移動する。回転部31は、第1の位置と第2の位置との間において第1の光学素子13を回転させる。
回転部32は、レンズホルダ18の端部に取り付けられている。第2の光学素子14が光軸AX上の第3の位置に配置されている状態において、回転部32が回転軸34を中心に90度回転することによって、第2の光学素子14は、第3の位置から、光軸AXから外れた第4の位置へ移動する。第2の光学素子14が第4の位置に配置されている状態において、第3の位置から第4の位置への移動のときとは逆の方向へ回転部32が90度回転することによって、第2の光学素子14は、第4の位置から第3の位置へ移動する。回転部32は、第3の位置と第4の位置との間において第2の光学素子14を回転させる。図8には、第1の光学素子13が第1の位置に配置され、かつ第2の光学素子14が第3の位置に配置されているときの様子と、第1の光学素子13が第2の位置に配置され、かつ第2の光学素子14が第4の位置に配置されているときの様子とを示している。
各回転部31,32は、例えばモータである。各回転部31,32は、回転可能な機構であれば良く、モータ以外の機構であっても良い。
次に、レーザ加工機1によるビームモードの切り替えについて説明する。切替えユニット30は、切替え指令にしたがって第1の光学素子13と第2の光学素子14とを個別に移動させることによって、結像位置におけるビームモードを4つのビームモードにおいて切り替える。実施の形態1と同様に、レーザ加工機1は、4つのビームモードの中から選択されたビームモードのレーザビームを照射する。
レーザ加工機1が第1のビームモードのレーザビームを照射する場合、第1の光学素子13と第2の光学素子14とは、図4に示す場合と同様に、光軸AX上に配置される。図4に示すように、像面Sにおけるレーザビームの強度分布は、ビーム径がD1、かつピーク強度がP1である強度分布M1となる。
図9は、実施の形態2にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第2のビームモードについて説明するための図である。図9に示すように、第1の光学素子13は光軸AXから外れた位置に配置され、かつ第2の光学素子14は光軸AX上に配置される。図5に示す場合と同様に、像面Sにおけるレーザビームの強度分布は、ビーム径がD2、かつピーク強度がP2である強度分布M2となる。
図10は、実施の形態2にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第3のビームモードについて説明するための図である。図10に示すように、第1の光学素子13は光軸AX上に配置され、かつ第2の光学素子14は光軸AXから外れた位置に配置される。図6に示す場合と同様に、像面Sにおけるレーザビームの強度分布は、ビーム径がD3、かつピーク強度がP3である強度分布M3となる。
図11は、実施の形態2にかかるレーザ加工機が照射するレーザビームのビームモードのうち第4のビームモードについて説明するための図である。図11に示すように、第1の光学素子13と第2の光学素子14とは、光軸AXから外れた位置に配置される。切替えユニット30から出射したレーザビームは、図7に示す場合と同様に、ビーム径がD4、かつピーク強度がP4であるガウシアンビームである。
切替えユニット30が有する光学素子の数は2つに限られない。実施の形態1の切替えユニット12と同様に、切替えユニット30は各々を個別に移動可能な複数の光学素子を有していれば良く、光学素子の数は任意である。
実施の形態2によると、切替えユニット30は、複数の光学素子の各々を個別に回転させることによって、光軸AX上の位置と光軸AXから外れた位置とへ複数の光学素子の各々を個別に移動させる。切替えユニット30は、光軸AX上と光軸AXから外れた位置とへ複数の光学素子の各々を個別に移動させることによって、レーザビームのビームモードを切り替える。実施の形態1と同様に、レーザ加工機1は、切替えユニット30と光学系とを含むシステムを小型にすることができる。以上により、実施の形態2にかかるレーザ加工機1は、小型な構成によってレーザビームの横断面における強度分布を切り替えることができるという効果を奏する。
実施の形態3.
図12は、実施の形態3にかかるレーザ加工機のうち切替えユニットの構成を示す図である。実施の形態3では、複数の光学素子の各々の形状が、実施の形態1または2における複数の光学素子の各々の形状とは異なる。実施の形態3では、上記の実施の形態1または2と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1または2とは異なる構成について主に説明する。
実施の形態3にかかるレーザ加工機1の切替えユニット40は、複数の光学素子である第1の光学素子41と第2の光学素子42とを有する。第1の光学素子41と第2の光学素子42との各々は、円錐形の頂部が丸められた形状の凸面を有する非球面レンズである。頂部は、円錐形のうち頂点を含む部分である。第1の光学素子41は、円錐形の頂部が丸められたような形状の先端部43を有する。第2の光学素子42は、円錐形の頂部が丸められたような形状の先端部44を有する。第1の光学素子41の先端部43と第2の光学素子42の先端部44とは、互いに向かい合わせられている。
第1の光学素子41は、図3または図8に示す第1の光学素子13と同様に、レンズホルダ17に取り付けられている。第2の光学素子42は、図3または図8に示す第2の光学素子14と同様に、レンズホルダ18に取り付けられている。切替えユニット40は、光軸AX上の位置と光軸AXから外れた位置とへ第1の光学素子41と第2の光学素子42との各々を個別に移動させる移動機構を有する。移動機構は、図3に示すスライド部19,20、または図8に示す回転部31,32である。図12では、レンズホルダ17,18と移動機構の図示を省略する。
第1の光学素子41と第2の光学素子42とは、被加工物2において互いに異なる強度分布を得るための光学特性を備える。レーザ加工機1は、第1の光学素子41と第2の光学素子42とが互いに組み合わせられて使用されることによって、第1の光学素子41と第2の光学素子42との各々が単独で使用される場合における各強度分布とは異なる強度分布のレーザビームを照射する。
切替えユニット40が有する光学素子の数は2つに限られない。実施の形態1または2の切替えユニット12,30と同様に、切替えユニット40は各々を個別に移動可能な複数の光学素子を有していれば良く、光学素子の数は任意である。複数の光学素子の各々は、円錐形の頂部が丸められた形状の凸面を有する。
実施の形態3によると、切替えユニット40は、複数の光学素子の各々が、円錐形の頂部が丸められた形状の凸面を有する。複数の光学素子の各々が円錐形であって各円錐形の頂点を光軸AX上に合わせる場合に比べて、切替えユニット40は、複数の光学素子の各々の位置精度を緩和できる。これにより、レーザ加工機1は、複数の光学素子の各々の位置精度を高めなくても、レーザビームの安定した照射が可能となる。
以上の実施の形態に示した構成は、本開示の内容の一例を示すものである。各実施の形態の構成は、別の公知の技術と組み合わせることが可能である。各実施の形態の構成同士が適宜組み合わせられても良い。本開示の要旨を逸脱しない範囲で、各実施の形態の構成の一部を省略、変更することが可能である。
1 レーザ加工機、2 被加工物、3 レーザ発振器、4 加工ヘッド、5 伝送ケーブル、6 コリメート光学系、7 ズーム光学系、8 集光光学系、9 レンズ、10 加工テーブル、11 制御装置、12,30,40 切替えユニット、13,41 第1の光学素子、14,42 第2の光学素子、15 円錐面、16 平面、17,18 レンズホルダ、19,20 スライド部、31,32 回転部、33,34 回転軸、43,44 先端部、AX 光軸。

Claims (7)

  1. レーザビームを照射することによって被加工物を加工するレーザ加工機であって、
    前記レーザビームを出射する光源と、
    前記レーザビームの横断面における強度分布を切り替える切替えユニットと、を備え、
    前記切替えユニットは、
    複数の光学素子と、
    前記レーザビームの光軸上の位置と前記光軸から外れた位置とへ前記複数の光学素子の各々を個別に移動させる移動機構と、を有し、
    複数の光学素子の各々を単独で前記光軸上に配置する場合と、前記複数の光学素子の各々を互いに組み合わせて前記光軸上に配置する場合と、前記複数の光学素子の全てを前記光軸から外した場合との各々において、互いに異なる強度分布の前記レーザビームを照射することを特徴とするレーザ加工機。
  2. 前記複数の光学素子の各々は、前記被加工物において互いに異なる強度分布を得るための光学特性を備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
  3. 前記複数の光学素子である第1の光学素子と第2の光学素子とが前記光軸上に配置された状態にて、前記第1の光学素子と前記第2の光学素子との組み合わせに備わる光学特性に応じた第1の強度分布の前記レーザビームを照射し、
    前記第1の光学素子が前記光軸から外れた位置に配置され、かつ前記第2の光学素子が前記光軸上に配置された状態にて、前記第2の光学素子に備わる光学特性に応じた第2の強度分布の前記レーザビームを照射し、
    前記第1の光学素子が前記光軸上に配置され、かつ前記第2の光学素子が前記光軸から外れた位置に配置された状態にて、前記第1の光学素子に備わる光学特性に応じた第3の強度分布の前記レーザビームを照射し、
    前記第1の光学素子と前記第2の光学素子とが前記光軸から外れた位置に配置された状態にて、第4の強度分布の前記レーザビームを照射することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工機。
  4. 前記移動機構は、前記光軸上の位置と前記光軸から外れた位置との間において前記複数の光学素子の各々を直線方向へ移動させることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載のレーザ加工機。
  5. 前記移動機構は、前記光軸上の位置と前記光軸から外れた位置との間において前記複数の光学素子の各々を回転させることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載のレーザ加工機。
  6. 前記複数の光学素子の各々は、円錐形の凸面を有する円錐形レンズであることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載のレーザ加工機。
  7. 前記複数の光学素子の各々は、円錐形の頂部が丸められた形状の凸面を有するレンズであることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載のレーザ加工機。
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