JP2019015249A - 絞り弁装置 - Google Patents

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彰 樋口
Akira Higuchi
彰 樋口
正 小宮山
Tadashi Komiyama
正 小宮山
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Abstract

【課題】摩耗を抑制する絞り弁装置の提供。【解決手段】駆動力の消失により、絞り弁と一体回転する回転体525がデフォルト位置Ldに定位するとき、コイルばね53の第1フック部531と第2フック部532とはそれぞれ、弁ボディの固定係合部及び回転体525の可動係合部528のうち少なくとも1つずつに係合する。駆動力の発生により回転体525がデフォルト位置Ldから回転するとき、第1フック部531と第2フック部532とはそれぞれ、固定係合部及び可動係合部528のうち一方と他方とに係合する。コイルばね53のコイル部533を径方向内側からガイドするガイド体526は、コイル部533における第1フック部531側の1巻目部分535の径方向内側にて、コイル部533を逃がす逃がし部524を、有する。【選択図】図1

Description

本発明は、絞り弁装置に関する。
従来、弁ボディに形成された流体通路の開度を絞り弁体により増減する絞り弁装置は、広く知られている。例えば特許文献1に開示の絞り弁装置では、駆動力の発生により絞り弁体と一体回転する回転体を、捩じりコイルばねとしてのデフォルトスプリングが付勢している。その結果、駆動力の消失時に回転体は、絞り弁と共にデフォルト位置にて定位することが可能となっている。
こうした特許文献1に開示の絞り弁装置によるデフォルトスプリングは、第1フック部及び第2フック部の間にコイル部を有し、ガイド体により径方向内側からガイドされている。デフォルトスプリングでは、駆動力の発生により回転体がデフォルト位置から回転するときには、第1フック部と第2フック部とがそれぞれ、弁ボディの固定係合部及び回転体の可動係合部のうち一方と他方とに係合する。またデフォルトスプリングでは、駆動力の消失により回転体がデフォルト位置に定位するときには、第1フック部と第2フック部とがそれぞれ、少なくとも可動係合部に係合することとなる。
さて、特許文献1に開示の絞り弁装置によるデフォルトスプリングでは、コイル部の中心線が組み付け時の変形方向とは反対側に予め偏心させられることで、組み付け後の回転体回転時にコイル部がガイド体と摺動し難くなるとされている。
特開2004−301118号公報
しかし、特許文献1に開示の絞り弁装置では、組み付け時に製造公差によってデフォルトスプリングの姿勢(換言すれば、偏心角度及び偏心量等の偏心状態)が狙い通りとならないことで、組み付け後の回転体回転時にコイル部がガイド体と摺動して、摩耗を生じさせるおそれがあった。これは、デフォルト位置にて各フック部が係合対象と係合して反力を受けることで、係合箇所を中心として回転することになるコイル部によりガイド体の押圧される方向が、第1フック部側と第2フック部側とで異なるためであることを、本発明者らは知見した。
本発明は、以上説明した知見に基づき創作されたものであって、その目的は、摩耗を抑制する絞り弁装置の提供にある。
以下、課題を達成するための発明の技術的手段について、説明する。尚、発明の技術的手段を開示する特許請求の範囲及び本欄に記載された括弧内の符号は、後に詳述する実施形態に記載された具体的手段との対応関係を示すものであり、発明の技術的範囲を限定するものではない。
上述の課題を解決するために開示された第1発明は、
固定係合部(330)を有し、流体通路(2)を形成する弁ボディ(30)と、
流体通路の開度を増減する絞り弁体(10)と、
可動係合部(528)を有し、絞り弁体と一体回転する回転体(525,6525)と、
第1フック部(531)及び第2フック部(532)の間にコイル部(533)を有する捩じりコイルばね(53)と、
コイル部を径方向内側からガイドするガイド体(526,2526,3526,4526,5526,6526,7526)とを、備え、
駆動力の消失により回転体がデフォルト位置(Ld)に定位するとき、第1フック部と第2フック部とはそれぞれ、固定係合部及び可動係合部のうち少なくとも1つずつに係合し、駆動力の発生により回転体がデフォルト位置から回転するとき、第1フック部と第2フック部とはそれぞれ、固定係合部及び可動係合部のうち一方と他方とに係合し、
ガイド体は、コイル部における第1フック部側の1巻目部分(535)及び第2フック部側の1巻目部分(536)のうち少なくとも一方の径方向内側にて、コイル部を逃がす逃がし部(524,2524,3524,4524,5524,7524)を、有する。
このような第1発明によると、コイル部における第1フック部側の1巻目部分及び第2フック部側の1巻目部分のうち少なくとも一方の径方向内側にてガイド体に形成されている逃がし部は、ガイド体に当接しようとするコイル部を逃がし得る。これによれば、デフォルト位置にて第1フック部及び第2フック部が係合対象と係合して反力を受けることで、係合箇所を中心として回転することになるコイル部であっても、ガイド体には押圧され難くなる。故に、デフォルト位置からの回転体回転時にコイル部がガイド体と摺動して摩耗を生じさせる事態につき、抑制することが可能となる。
また、上述の課題を解決するために開示された第2発明は、
固定係合部(330)を有し、流体通路(2)を形成する弁ボディ(30)と、
流体通路の開度を増減する絞り弁体(10)と、
可動係合部(528)を有し、絞り弁体と一体回転する回転体(525,6525)と、
第1フック部(531)及び第2フック部(532)の間にコイル部(533)を有する捩じりコイルばね(53)と、
コイル部を径方向内側からガイドするガイド体(526,2526,3526,4526,5526,6526,7526)とを、備え、
駆動力の消失により回転体がデフォルト位置(Ld)に定位するとき、第1フック部と第2フック部とはそれぞれ、固定係合部及び可動係合部のうち少なくとも1つずつに係合し、駆動力の発生により回転体がデフォルト位置から回転するとき、第1フック部と第2フック部とはそれぞれ、固定係合部及び可動係合部のうち一方と他方とに係合し、
コイル部における第1フック部側の1巻目部分(535)及び第2フック部側の1巻目部分(536)のうち少なくとも一方の径方向内側にて、ガイド体が縮径されている。
このような第2発明によると、コイル部における第1フック部側の1巻目部分及び第2フック部側の1巻目部分のうち少なくとも一方の径方向内側にて縮径されているガイド体には、コイル部の当接が緩和され得る。これによれば、デフォルト位置にて第1フック部及び第2フック部が係合対象と係合して反力を受けることで、係合箇所を中心として回転することになるコイル部であっても、ガイド体には押圧され難くなる。故に、デフォルト位置からの回転体回転時にコイル部がガイド体と摺動して摩耗を生じさせる事態につき、抑制することが可能となる。
第1実施形態による絞り弁装置を示す断面図である。 第1実施形態による絞り弁装置の一作動状態を示す図であって、図1のII−II線断面図である。 図2とは異なる作動状態を示す図であって、図2に対応する断面図である。 図2,3とは異なる作動状態を示す図であって、図2に対応する断面図である。 第1実施形態による駆動ユニットを模式的に示す正面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 図5のVII−VII線断面図である。 第2実施形態による駆動ユニットを模式的に示す正面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 第3実施形態による駆動ユニットを模式的に示す正面図である。 第4実施形態による駆動ユニットを模式的に示す正面図である。 第5実施形態による駆動ユニットを模式的に示す正面図である。 図12のXIII−XIII線断面図である。 第6実施形態による駆動ユニットを模式的に示す正面図である。 第7実施形態による駆動ユニットを模式的に示す正面図である。 図15のXVI−XVI線断面図である。 図6の変形例を示す断面図である。 図6の変形例を示す断面図である。 図6の変形例を示す断面図である。 図10の変形例を示す正面図である。 図11の変形例を示す正面図である。 図5の変形例を示す正面図である。 図15の変形例を示す正面図である。 図15の変形例を示す正面図である。 図8の変形例を示す正面図である。 図15の変形例を示す正面図である。 図14の変形例を示す正面図である。 図14の変形例を示す正面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合わせることができる。
(第1実施形態)
図1に示すように第1実施形態による絞り弁装置1は、車両の内燃機関に搭載される電気スロットル装置に、適用される。絞り弁装置1は、内燃機関において吸気通路の一部分を構成する流体通路2を、開閉する。流体通路2には、流体としての内燃機関に吸入される吸入空気が、流通する。絞り弁装置1は、流体通路2を流通する吸入空気の流量を調整する。絞り弁装置1は、絞り弁体10、弁軸20、弁ボディ30、駆動ユニット50及びセンサユニット70を備えている。
絞り弁体10は、バタフライ式の回動弁である。絞り弁体10は、金属により円板状に形成されている。絞り弁体10には、流体通路2の通路軸線Aaに対して実質垂直に、回転中心線Crが設定されている。絞り弁体10は、回転中心線Crまわりの両側へ回転可能に、流体通路2内に収容配置されている。絞り弁体10は、回転中心線Crまわりの回転により流体通路2の開度を増減することで、流体通路2における吸入空気の流量を調整する。
弁軸20は、絞り弁体10を回転駆動するためのシャフトである。弁軸20は、金属により細長の丸棒状に形成されている。弁軸20は、絞り弁体10の回転中心線Cr上を延伸する姿勢に配置されることで、流体通路2を横切っている。弁軸20は、絞り弁体10に対して一体回転可能に締結されている。
弁ボディ30は、内燃機関において吸気通路を形成する吸気管に対して固定される固定節である。弁ボディ30は、ボディ本体31とボディカバー32とボディフック33とを組み合わせて構成されている。ボディ本体31は、金属によりブロック状に形成されている。ボディ本体31は、ボア部310及び収容部311,312を有している。ボア部310には、円板状の絞り弁体10によって開閉可能な円筒孔状に、流体通路2が貫通している。収容部311,312は、回転中心線Cr上にてボア部310を挟む両側に、それぞれ中空状に設けられている。
第1収容部311内には、ラジアル滑り軸受34が収容固定されている。ラジアル滑り軸受34は、弁軸20において一端部の外周面をラジアル支持する。第2収容部312内には、ラジアル転がり軸受36が収容固定されている。ラジアル転がり軸受36は、弁軸20において両端部間となる中間部の外周面を、ラジアル支持する。
ボディカバー32は、樹脂により扁平皿状に形成されている。ボディカバー32は、ボディ本体31に締結されることで、第2収容部312を覆っている。ボディカバー32が第2収容部312と共同形成している主収容空間37内には、駆動ユニット50及びセンサユニット70が収容配置されている。
図1,2に示すようにボディフック33は、金属により屈曲状に形成されている。ボディフック33は、第2収容部312に設けられることで、主収容空間37内に突入している。ボディフック33は、主収容空間37内への突入部分に、固定係合部330を有している。固定係合部330は、主収容空間37内にて回転中心線Crまわりの一部分に広がる略円弧片状に、形成されている。
駆動ユニット50は、弁軸20を介して絞り弁体10を回転駆動するための電動アクチュエータである。駆動ユニット50は、駆動モータ51と減速機構52と捩じりコイルばね53とを組み合わせて構成されている。
図1に示す駆動モータ51は、外部制御回路からの通電によりモータ軸線Amまわりの両側へと回転する、電動機である。駆動モータ51は、回転により駆動力を発生する金属製モータ軸510を、有している。
図1,2に示す減速機構52は、複数の樹脂製ギア520,521,522,523を歯車連繋させてなる。減速機構52は、初段ギア520と最終段ギア523との間にて回転減速機能を発揮する。初段ギア520は、同軸上のモータ軸510に対してモータ軸線Amまわりに一体回転可能に装着されている。最終段ギア523は、同軸上の弁軸20に対して回転中心線Crまわりに一体回転可能に固定されることで、絞り弁体10とも一体回転可能となっている。駆動モータ51から初段ギア520へ入力される駆動力(以下、単に「駆動力」という)は、回転減速機能により増幅されて最終段ギア523から弁軸20へと伝達される。こうした伝達駆動力を弁軸20から受けることで絞り弁体10は、回転中心線Crまわりの両側のうち駆動力に応じた側へと回転する。
最終段ギア523は、回転体525及びガイド体526を有している。全体として円筒状の回転体525には、噛合部527と可動係合部528とが一体に設けられている。噛合部527は、主収容空間37内にて回転中心線Crまわりの一部分に広がる部分平歯車状に、形成されている。噛合部527は、最終段ギア523よりも前段側のギア522と噛合する。
可動係合部528は、主収容空間37内にて回転中心線Crまわりの一部分に広がる略円弧片状に、形成されている。可動係合部528は、本実施形態では固定係合部330よりも回転中心線Crに近接して、即ち固定係合部330よりも径方向の内側にずれて配置されている。
ここで、図1,2に示す回転体525の回転位置は、絞り弁体10により流体通路2を全閉状態から僅かに開くデフォルト位置Ldに、予め設定されている。このデフォルト位置Ldでは、駆動力の消失により回転体525が定位する。
一方、図3に示す回転体525の回転位置は、絞り弁体10により流体通路2を全開する、即ち製品仕様上での最大開度に開放する全開位置Loに、予めされている。この全開位置Loでは、第2収容部312により噛合部527がデフォルト位置Ldとは反対側から係止されることで、回転方向のうち流体通路2を開放する開放(以下、単に「開放側」という)への回転が回転体525に対して規制される。そこでデフォルト位置Ldよりも開放側には、全開位置Loまでの間にて駆動力の発生により回転体525の回転駆動される回転領域が、大回転領域Rlとして定義されている。
また一方、図4に示す回転体525の回転位置は、絞り弁体10により流体通路2を全閉する全閉位置Lcに、予め設定されている。この全閉位置Lcでは、第2収容部312により噛合部527が全開位置Lo及びデフォルト位置Ldの双方とは反対側から係止されることで、回転方向のうち流体通路2を閉塞する閉塞側(以下、単に「閉塞側」という)への回転が回転体525に対して規制される。そこでデフォルト位置Ldよりも閉塞側には、全閉位置Lcまでの間にて駆動力の発生により回転体525の回転駆動される回転領域が、小回転領域Rsとして大回転領域Rlよりも許容される回転角度の小さな領域に、定義されている。
図1に示すようにガイド体526は、主収容空間37内にて回転中心線Crまわりに連続する円筒状に、形成されている。ガイド体526は、回転体525の噛合部527と同軸上に一体形成されている。弁軸20に対してガイド体526は、同軸上に装着されて一体可能となっている。
図1,2に示す捩じりコイルばね53は、捩じりにより弾性変形して復原力を発生するトーションスプリングである。捩じりコイルばね53は、金属素線の巻回により形成されている。捩じりコイルばね53は、ガイド体526の周囲に配置されている。捩じりコイルばね53は、両端のフック部531,532間にコイル部533を有している。
フック部531,532は、コイル部533からそれぞれ径方向外側に屈曲又は湾曲されたフック状(即ち鉤状)に、形成されている。フック部531,532はいずれも、可動係合部528及び固定係合部330よりも径方向の外側まで、延出している。ガイド体526の周囲において第1フック部531は、回転中心線Crに沿う軸方向の第2フック部532よりも噛合部527側に、配置されている。
図1,2のデフォルト位置Ldにおいて第1フック部531は、係合部330,528のうち少なくとも1つとなる可動係合部528に、開放側から係合する。それと共に、デフォルト位置Ldにおいて第2フック部532は、係合部330,528のうち少なくとも1つとなる可動係合部528に、閉塞側から係合する。これらの係合状態では、各フック部531,532が同一の係合対象に対して復原力を相反側へと与えることで、デフォルト位置Ldにて駆動力の消失した回転体525が定位状態を維持する。
一方で第1フック部531は、デフォルト位置Ldから開放側にずれた回転領域として図3の全開位置Loを含む大回転領域Rlでは、係合部330,528のうち一方となる可動係合部528に、開放側から係合する。それと共に、大回転領域Rlにおいて第2フック部532は、係合部330,528のうち他方となる固定係合部330に、閉塞側から係合する。これらの係合状態では、第1フック部531が係合対象の可動係合部528に閉塞側への復原力を与えることで、大回転領域Rlのうち当該復原力と駆動力とが釣り合う位置まで回転体525が回転する。
また一方で第1フック部531は、デフォルト位置Ldから閉塞側にずれた回転領域として図4の全閉位置Lcを含む小回転領域Rsでは、係合部330,528のうち一方となる固定係合部330に、開放側から係合する。それと共に、小回転領域Rsにおいて第2フック部532は、係合部330,528のうち他方となる可動係合部528に、閉塞側から係合する。これらの係合状態では、第2フック部532が係合対象の可動係合部528に開放側への復原力を与えることで、小回転領域Rsのうち当該復原力と駆動力とが釣り合う位置まで回転体525が回転する。
図1,2に示すようにコイル部533は、金属素線間に隙間を空けるコイル状(即ち螺旋状)に、形成されている。コイル部533は、ガイド体526により径方向内側からガイドされている。コイル部533におけるコイル中心線Ccからのコイル径は、両端間にて実質一定である。デフォルト位置Ldにおいてコイル部533のコイル中心線Ccは、模式的な図5に示すように回転中心線Crに対して傾斜している。これは、模式的な図6,7に示すようにデフォルト位置Ldでは、コイル部533のうち各フック部531,532側の1巻目部分535,536が回転することに依拠する。
具体的に、図6に示すようにデフォルト位置Ldでは、第1フック部531が係合対象の可動係合部528と係合して反力を受けることで、第1フック部531側の1巻目部分535は、当該係合の箇所Pe1(図5,6参照)を中心として回転する。また、図7に示すようにデフォルト位置Ldでは、第2フック部532が係合対象の可動係合部528と係合して反力を受けることで、第2フック部532側の1巻目部分536は、当該係合の箇所Pe2(図5,7参照)を中心として回転する。これら両端側での異なる回転によりデフォルト位置Ldでのコイル部533は、図5に示すようにコイル中心線Ccを傾斜させた状態に、保持される。
図1に示すようにセンサユニット70は、ロータ磁石71とセンサ素子72とを組み合わせて構成されている。ロータ磁石71は、磁界を恒常的に形成する永久磁石である。ロータ磁石71は、回転体525に一体回転可能に埋設されている。センサ素子72は、磁界を検出して検出信号を出力する磁電変換素子、例えばホール素子等である。センサ素子72は、ボディカバー32に埋設されている。センサ素子72は、主収容空間37内のうち回転体525及びガイド体526の径方向内側に、配置されている。これにより、センサ素子72から出力される検出信号は、絞り弁体10により開閉される流体通路2の開度に応じた回転体525の回転位置を、表すことになる。そこで外部制御回路では、センサ素子72から出力される検出信号に基づくこととで、回転体525の回転位置に応じた流体通路2の開度を取得することが可能となっている。
(摩耗抑制構造)
次に、ガイド体526へのコイル部533の押圧による摩耗を抑制するための摩耗抑制構造につき、詳細に説明する。図5,6に示すようにガイド体526は、コイル部533を逃がす逃がし部524を、有している。
具体的に逃がし部524は、回転中心線Crに沿う軸方向の回転体525側に偏って、ガイド体526のうち当該回転体525側の端部に設けられている。これにより逃がし部524は、コイル部533における第1フック531部側の1巻目部分535に対しては、径方向内側に位置している。それと共に逃がし部524は、コイル部533における両側1巻目部分535,536以外のコイル残部分537と、第2フック532部側の1巻目部分536とに対しては、径方向内側から外れている。
逃がし部524は、ガイド体526において回転中心線Crまわりに1/4周未満の範囲となる一部分に広がって、形成されている。この逃がし部524が形成される一部分とは、図6に示す接平面Sc1上の接点Pc1を含む箇所に、予め設定されている。ここで、デフォルト位置Ldにおいて係合対象としての可動係合部528に第1フック部531が係合する箇所Pe1を通る仮想平面として、接平面Sc1が定義される。また、ガイド体526においてコイル残部分537の径方向内側に位置する外周面529(図5〜7参照)を、回転中心線Crに沿って投影してなる円筒状の仮想周面Spに、デフォルト位置Ldでの接平面Sc1が第1フック部531よりも係合対象側にて接する仮想点として、接点Pc1が定義される。
こうして接平面Sc1上の接点Pc1に設けられている逃がし部524は、ガイド体526において、コイル残部分537の径方向内側における外周面529よりも、凹んでいる。特に第1実施形態の逃がし部524は、ガイド体526において径方向外側に開口し且つ回転中心線Crに対して径方向内側の凹底面524aを沿わせた凹溝状を、呈している。これらにより、第1フック531部側の1巻目部分535に対する径方向内側では、コイル残部分537に対する径方向内側よりも縮径された逃がし部524として、ガイド体526における回転中心線Crまわりの一部分により逃がし機能を発揮することが可能となっている。尚、図6,7に示す凹底面524aは、平面状に広がっているが、回転中心線Crまわりにて円弧面状(例えば後述する図19参照)に広がっていてもよい。
(作用効果)
以下、第1実施形態の作用効果を説明する。
第1実施形態によると、コイル部533における第1フック部531側の1巻目部分535の径方向内側にてガイド体526に形成されている逃がし部524は、ガイド体526に当接しようとするコイル部533を逃がし得る。これによれば、デフォルト位置Ldにて第1フック部531及び第2フック部532が係合対象の可動係合部528と係合して反力を受けることで、係合箇所Pe1を中心として回転することになるコイル部533であっても、ガイド体526には押圧され難くなる。故に、デフォルト位置Ldからの回転体525の回転時にコイル部533がガイド体526と摺動して摩耗を生じさせる事態につき、抑制することが可能となる。
また第1実施形態によると、第1フック部531と係合対象との係合箇所Pe1を通る接平面Sc1が、ガイド体526における逃がし部524以外の外周面529を投影してなる仮想周面Spに、第1フック部531よりも係合対象側の接点Pc1にて接するデフォルト位置Ldでは、当該接点Pc1を含む箇所に逃がし部524が位置する。これによれば、デフォルト位置Ldにて第1フック部531が係合対象と係合して反力を受けることで、コイル部533における第1フック部531側の1巻目部分535は、係合箇所Pe1を中心として接点Pc1の逃がし部524へ向かって回転する。故に、コイル部533における第1フック部531側の1巻目部分535は、係合箇所Pe1を中心とした回転側に位置する逃がし部524により逃がされてガイド体526への押圧を規制され得るので、摩耗抑制効果の信頼度を向上させることが可能となる。
さらに第1実施形態によると、デフォルト位置Ldからずれた小回転領域Rsのコイル部533にて固定係合部330と係合する第1フック部531側の1巻目部分535では、デフォルト位置Ldでの回転が小回転領域Rsでのガイド体526への押圧に影響し易い。しかし、小回転領域Rsにおいて第1フック部531側の1巻目部分535は、径方向内側に位置する逃がし部524により逃がされてガイド体526への押圧を規制され得るので、摩耗抑制効果を高めることが可能となる。
またさらに第1実施形態によると、デフォルト位置Ldを挟む両側の回転領域Rs,Rlのうち、回転体525に許容される回転角度が小さい側の小回転領域Rsでは、第1フック部531が固定係合部330と係合することになる。このとき、デフォルト位置Ldにて回転した第1フック部531側の1巻目部分535がガイド体526に押圧されてしまう場合、小回転領域Rsでは摩耗だけでなく、捩じりコイルばね53の発生する復原力に摩擦抵抗起因のヒステリシスが生じる。こうした場合、捩じりコイルばね53の復原力不足が懸念されることになる。しかし、第1実施形態による第1フック部531側の1巻目部分535は、デフォルト位置Ldにて径方向内側に位置する逃がし部524により逃がされてガイド体526への押圧を規制され得る。故に、摩耗抑制効果を高めるだけでなく、ヒステリシスによる捩じりコイルばね53の復原力不足を回避することをも可能となる。
加えて第1実施形態によると、デフォルト位置Ldからずれた大回転領域Rlのコイル部533にて可動係合部528と係合する第1フック部531側の1巻目部分535では、デフォルト位置Ldでの回転が大回転領域Rlでのガイド体526への押圧に影響するおそれはある。しかし、大回転領域Rlにおいて第1フック部531側の1巻目部分535は、径方向内側に位置する逃がし部524により逃がさてガイド体526への押圧を規制され得るので、摩耗抑制効果を発揮することが可能となる。
さて第1実施形態によると、コイル部533における第1フック部531側の1巻目部分535の径方向内側にて縮径されているガイド体526には、コイル部533の当接が緩和され得る。これによれば、デフォルト位置Ldにて第1フック部531及び第2フック部532が係合対象の可動係合部528と係合して反力を受けることで、係合箇所Pe1を中心として回転することになるコイル部533であっても、ガイド体526には押圧され難くなる。故に、デフォルト位置Ldからの回転体525の回転時にコイル部533がガイド体526と摺動して摩耗を生じさせる事態につき、抑制することが可能となる。
また第1実施形態によると、小回転領域Rsのコイル部533にて固定係合部330と係合する第1フック部531側の1巻目部分535では、上述の如くデフォルト位置Ldでの回転が小回転領域Rsでのガイド体526への押圧に影響し易い。しかし、小回転領域Rsにおいて第1フック部531側の1巻目部分535では、径方向内側にて縮径されたガイド体526との当接が緩和されてガイド体526への押圧が規制され得るので、摩耗抑制効果を高めることが可能となる。
さらに第1実施形態によると、小回転領域Rsにて第1フック部531が固定係合部330と係合するときには、上述の如くデフォルト位置Ldにて回転し易い第1フック部531側の1巻目部分535がガイド体526に押圧されてしまう場合、復原力不足が懸念される。しかし、第1実施形態による第1フック部531側の1巻目部分535では、径方向内側にて縮径されたガイド体526との当接が緩和されてガイド体526への押圧が規制され得る。故に、摩耗抑制効果を高めるだけでなく、ヒステリシスによる捩じりコイルばね53の復原力不足を回避することをも可能となる。
またさらに第1実施形態によると、大回転領域Rlのコイル部533にて可動係合部528と係合する第1フック部531側の1巻目部分535では、上述の如くデフォルト位置Ldでの回転が大回転領域Rlでのガイド体526への押圧に影響するおそれはある。しかし、大回転領域Rlにおいて第1フック部531側の1巻目部分535では、径方向内側にて縮径されたガイド体526との当接が緩和されてガイド体526への押圧が規制され得るので、摩耗抑制効果を発揮することが可能となる。
(第2実施形態)
図8,9に示すように本発明の第2実施形態は、第1実施形態の変形例である。第2実施形態によるガイド体2526は、コイル部533を逃がす逃がし部2524を、第1実施形態と実質同一の逃がし部524と共に、有している。尚、逃がし部524については、第1実施形態で説明のものと実質同一である。
具体的に逃がし部2524は、回転中心線Crに沿う軸方向の回転体525とは反対側に偏って、ガイド体2526のうち当該反対側の端部に設けられている。これにより逃がし部2524は、コイル部533における第2フック532部側の1巻目部分536に対しては、径方向内側に位置している。それと共に逃がし部2524は、コイル部533における両側1巻目部分535,536以外のコイル残部分537と、第1フック532部側の1巻目部分535とに対しては、径方向内側から外れている。
逃がし部2524は、ガイド体2526において回転中心線Crまわりに1/4周未満の範囲となる一部分であって、逃がし部524とは回転中心線Crまわりにずれた一部分に広がって、形成されている。この逃がし部2524が形成される一部分とは、図9に示す接平面Sc2上の接点Pc2を含む箇所に、予め設定されている。ここで、デフォルト位置Ldにおいて係合対象としての可動係合部528に第2フック部532が係合する箇所Pe2を通る仮想平面として、接平面Sc2が定義される。また、ガイド体2526においてコイル残部分537の径方向内側に位置する外周面529(図8,9参照)を投影してなる円筒状の仮想周面Spに、デフォルト位置Ldでの接平面Sc2が第2フック部532よりも係合対象側にて接する仮想点として、接点Pc2が定義される。
こうして接平面Sc2上の接点Pc2に設けられている逃がし部2524は、ガイド体2526において、コイル残部分537の径方向内側における外周面529よりも、凹んでいる。特に第2実施形態の逃がし部2524は、ガイド体2526において径方向外側に開口し且つ回転中心線Crに対して径方向内側の凹底面2524aを沿わせた凹溝状を、呈している。これらにより、第2フック532部側の1巻目部分536に対する径方向内側では、コイル残部分537に対する径方向内側よりも縮径された逃がし部2524として、ガイド体2526における回転中心線Crまわりの一部分により逃がし機能を発揮することが可能となっている。尚、図8,9に示す凹底面2524aは、平面状に広がっているが、回転中心線Crまわりにて円弧面状に広がっていてもよい。
(作用効果)
以下、第2実施形態に特有の作用効果を説明する。
第2実施形態によると、コイル部533における第2フック部532側の1巻目部分536の径方向内側にてガイド体2526に形成されている逃がし部2524は、ガイド体2526に当接しようとするコイル部533を逃がし得る。これによれば、デフォルト位置Ldにて第1フック部531及び第2フック部532が係合対象の可動係合部528と係合して反力を受けることで、係合箇所Pe2を中心として回転することになるコイル部533であっても、ガイド体2526には押圧され難くなる。故に、デフォルト位置Ldからの回転体525の回転時にコイル部533がガイド体2526と摺動して摩耗を生じさせる事態につき、抑制することが可能となる。
また第2実施形態によると、第2フック部532と係合対象との係合箇所Pe2を通る接平面Sc2が、ガイド体2526における逃がし部524,2524以外の外周面529を投影してなる仮想周面Spに、第2フック部532よりも係合対象側の接点Pc2にて接するデフォルト位置Ldでは、当該接点Pc2を含む箇所に逃がし部2524が位置する。これによれば、デフォルト位置Ldにて第2フック部532が係合対象と係合して反力を受けることで、コイル部533における第2フック部532側の1巻目部分536は、係合箇所Pe2を中心として接点Pc2の逃がし部2524へ向かって回転する。故に、コイル部533における第2フック部532側の1巻目部分536は、係合箇所Pe2を中心とした回転側に位置する逃がし部2524により逃がされてガイド体2526への押圧を規制され得るので、摩耗抑制効果の信頼度を向上させることが可能となる。
さらに第2実施形態によると、デフォルト位置Ldからずれた大回転領域Rlのコイル部533にて固定係合部330と係合する第2フック部532側の1巻目部分536では、デフォルト位置Ldでの回転が大回転領域Rlでのガイド体2526への押圧に影響し易い。しかし、大回転領域Rlにおいて第2フック部532側の1巻目部分536は、径方向内側に位置する逃がし部2524により逃がされてガイド体2526への押圧を規制され得るので、摩耗抑制効果を高めることが可能となる。
加えて第2実施形態によると、デフォルト位置Ldからずれた小回転領域Rsのコイル部533にて可動係合部528と係合する第2フック部532側の1巻目部分536では、デフォルト位置Ldでの回転が小回転領域Rsでのガイド体2526への押圧に影響するおそれはある。しかし、小回転領域Rsにおいて第2フック部532側の1巻目部分536は、径方向内側に位置する逃がし部2524により逃がさてガイド体2526への押圧を規制され得るので、摩耗抑制効果を発揮することが可能となる。
さて第2実施形態によると、コイル部533における第2フック部532側の1巻目部分536に対し径方向内側にて縮径されているガイド体2526には、コイル部533の当接が緩和され得る。これによれば、デフォルト位置Ldにて第1フック部531及び第2フック部532が係合対象の可動係合部528と係合して反力を受けることで、係合箇所Pe2を中心として回転することになるコイル部533であっても、ガイド体2526には押圧され難くなる。故に、デフォルト位置Ldからの回転体525の回転時にコイル部533がガイド体2526と摺動して摩耗を生じさせる事態につき、抑制することが可能となる。
また第2実施形態によると、大回転領域Rlのコイル部533にて固定係合部330と係合する第2フック部532側の1巻目部分536では、上述の如くデフォルト位置Ldでの回転が大回転領域Rlでのガイド体2526への押圧に影響し易い。しかし、大回転領域Rlにおいて第2フック部532側の1巻目部分536では、径方向内側にて縮径されたガイド体2526との当接が緩和されてガイド体2526への押圧が規制され得るので、摩耗抑制効果を高めることが可能となる。
さらに第2実施形態によると、小回転領域Rsのコイル部533にて可動係合部528と係合する第2フック部532側の1巻目部分536では、上述の如くデフォルト位置Ldでの回転が小回転領域Rsでのガイド体2526への押圧に影響するおそれはある。しかし、小回転領域Rsにおいて第2フック部532側の1巻目部分536では、径方向内側にて縮径されたガイド体2526との当接が緩和されてガイド体2526への押圧が規制され得るので、摩耗抑制効果を発揮することが可能となる。
(第3実施形態)
図10に示すように本発明の第3実施形態は、第1実施形態の変形例である。第3実施形態のガイド体3526は、第1フック531部側の1巻目部分535に対して径方向内側に位置する逃がし部3524に、第1実施形態の逃がし部524とは異なる形状を与えている。
具体的に逃がし部3524は、ガイド体526において径方向外側に開口し且つ回転中心線Crに対して径方向内側の凹底面3524aを傾斜させた凹溝状を、呈している。特に第3実施形態の逃がし部3524では、ガイド体3526の回転中心線Crに沿う軸方向にて、コイル部533のうち回転体525側におけるコイル端面3533aに近づくほど、回転中心線Cr側へ凹底面3524aが傾斜している。また特に第3実施形態の逃がし部3524では、ガイド体3526の軸方向における凹底面3524aの傾斜範囲が、第1フック531部側の1巻目部分535に対する径方向内側に実質限定されている。尚、逃がし部3524の凹底面3524aは、図10に示すように、回転中心線Crまわりにてテーパ面状に広がっているが、平面状に広がっていてもよい。また、逃がし部3524について以上説明した以外の構成は、第1実施形態で説明の逃がし部524と実質同一である。
(作用効果)
以下、第3実施形態に特有の作用効果を説明する。
第3実施形態によると、組み付け時のデフォルト位置Ldにて第1フック部531側の1巻目部分535は、コイル端面3533aに近づくほどガイド体3526の回転中心線Cr側へと傾斜した逃がし部3524にガイドされることで、傾斜し難くなる。これによれば、特に1巻目部分535がガイド体3526に押圧され難くなるので、摩耗抑制効果を高めることが可能となる。
(第4実施形態)
図11に示すように本発明の第4実施形態は、第3実施形態の変形例である。
第4実施形態のガイド体4526は、第1フック531部側の1巻目部分535に対して径方向内側に位置する逃がし部4524に、第3実施形態の逃がし部3524とは異なる傾斜態様を与えている。
具体的に逃がし部4524では、コイル端面3533aに近づくほど回転中心線Cr側へと傾斜する凹底面4524aの傾斜範囲が、第1フック531部側の1巻目部分535に対する径方向内側から、第2フック532部側の1巻目部分536に対する径方向内側まで連続して広がっている。これによりデフォルト位置Ldでは、第1実施形態と実質同一の原理により傾斜したコイル部533のコイル中心線Ccに沿って、凹底面4524aも傾斜した状態となるように、逃がし部4524が形成されている。尚、逃がし部4524の凹底面4524aは、図11に示すように、回転中心線Crまわりにてテーパ面状に広がっている。また逃がし部4524は、ガイド体4526の回転体525とは反対側端部にて逃がし部4524以外となる外周面4529に対し、デフォルト位置Ldでの接平面Sc1(図示しない)が第1フック部531よりも係合対象側にて接する接点Pc1を含んだ箇所に、設けられる。さらに、逃がし部4524について以上説明した以外の構成は、第3実施形態で説明の逃がし部3524と実質同一である。
(作用効果)
以下、第4実施形態に特有の作用効果を説明する。
第4実施形態のデフォルト位置Ldでは、逃がし部4524がコイル部533のコイル中心線Ccに沿って傾斜していることで、回転するコイル部533が第1フック部531側の1巻目部分535以外にてガイド体4526に押圧される力が分散され得る。これによれば、コイル部533において1巻目部分535以外の部分がガイド体4526に押圧されることでコイル部533の姿勢が崩れて、1巻目部分535での摩耗を招き易くなる事態につき、抑制することが可能となる。
(第5実施形態)
図12,13に示すように本発明の第5実施形態は、第1実施形態の変形例である。第5実施形態のガイド体5526は、第1フック531部側の1巻目部分535に対して径方向内側に位置する逃がし部5524の形成範囲を、第1実施形態の逃がし部524とは異ならせている。
具体的に逃がし部5524は、ガイド体5526において回転中心線Crまわりの全域となる全周部分に広がって、形成されている。これにより逃がし部5524は、図13に示すように接平面Sc1上の接点Pc1を含む箇所に、設けられている。尚、逃がし部5524の凹底面5524aは、図12,13に示すように、回転中心線Crまわりにて円筒面状に広がっている。また、逃がし部5524について以上説明した以外の構成は、第1実施形態で説明の逃がし部524と実質同一であるので、第5実施形態では第1実施形態と同様な作用効果の発揮が可能となる。
(第6実施形態)
図14に示すように本発明の第6実施形態は、第5実施形態の変形例である。第6実施形態のガイド体6526は、回転体6525を有する最終段ギア6523とは別体に、形成されている。
具体的に最終段ギア6523の回転体6525は、噛合部527と可動係合部528とに加えて、軸受部6527を有している。軸受部6527は、主収容空間37(図示しない)内にて回転中心線Crまわりに連続する円筒状に、形成されている。軸受部6527は、噛合部527と同軸上に一体形成されている。弁軸20(図示しない)に対して軸受部6527は、同軸上に固定されて一体可能となっている。尚、回転体6525及びそれを含む最終段ギア6523について以上説明した以外の構成は、第1実施形態で説明の回転体525及びそれを含む最終段ギア523と実質同一である。
ガイド体6526は、弁軸20には装着されない代わりに、軸受部6527に対して径方向外側から摺動嵌合することで、軸受部6527の外周面によりラジアル支持されている。尚、ガイド体6526について以上説明した以外の構成は、第5実施形態で説明のガイド体5526と実質同一である。
(作用効果)
以下、第6実施形態に特有の作用効果を説明する。
第6実施形態によると、製品仕様によらず共通化した回転体6525とはガイド体6526を別体に形成して、ガイド体6526の縮径構造を製品仕様毎に異ならせることができる。これによれば、製品部品の汎用度を高めることが可能となる。
(第7実施形態)
図15,16に示すように本発明の第7実施形態は、第2実施形態の変形例である。第6実施形態のガイド体7526は、第2フック532部側の1巻目部分536に対して径方向内側に位置する逃がし部7524の形成範囲を、第2実施形態の逃がし部2524とは異ならせている。
具体的に逃がし部7524は、ガイド体7526において回転中心線Crまわりの全域となる全周部分に、形成されている。これにより逃がし部7524は、図16に示すように接平面Sc2上の接点Pc2を含む箇所に、設けられている。尚、逃がし部7524の凹底面7524aは、図15,16に示すように、回転中心線Crまわりにて円筒面状に広がっている。また、逃がし部7524について以上説明した以外の構成は、第2実施形態で説明の逃がし部2524と実質同一であるので、第6実施形態では第2実施形態と同様な作用効果の発揮が可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
具体的に、第1〜第4実施形態に関する変形例1では、接点Pc1,Pc2を含む箇所に加えて、接点Pc1,Pc2を含まない少なくとも1箇所に、逃がし部524,2524,3524,4524が設けられていてもよい。ここで図17は、第1実施形態に関して回転中心線Crまわりにて実質等間隔となる2箇所に、逃がし部524の設けられた変形例1を、示している。また図18は、第1実施形態に関して回転中心線Crまわりの4箇所に、逃がし部524の設けられた変形例1を、示している。
第1〜第4実施形態に関する変形例2では、回転中心線Crまわりの1/4周以上且つ全周未満の範囲に広がって、逃がし部524,2524,3524,4524が形成されていてもよい。ここで図19は、第1実施形態に関して例えばガイド体526の樹脂成形後における成形型の抜き方向等を考慮して、回転中心線Crまわりの1/2周(即ち180°)の範囲に、逃がし部524の形成された変形例2を、示している。尚、この図19の変形例1や先の第1〜第4実施形態のように、逃がし部524,2524,3524,4524の形成範囲が回転中心線Crまわりの1/2周以下の範囲に制限されることによれば、コイル部533のガイド性という点では有利となる。
第2実施形態に関する変形例3では、第3又は第4実施形態に準じて、逃がし部524,2524の少なくとも一方が傾斜していてもよい。ここで図20,21は、第3又は第4実施形態と実質同一構成の逃がし部524に加えて、コイル部533のうち回転体525とは反対側のコイル端面2533aに近づくほど、ガイド体2526の回転中心線Cr側へ傾斜する逃がし部2524の設けられた変形例3を、示している。さらに図21は、第4実施形態と実質同一構成の逃がし部524に加えて、デフォルト位置Ldにてコイル部533のコイル中心線Ccに沿って傾斜する状態となる逃がし部2524の設けられた変形例3を、示している。
第1〜第4実施形態に関する変形例4では、第6実施形態に準じて、ガイド体526,2526,3526,4526が回転体525とは別体に形成されていてもよい。ここで図22は、第1実施形態に関してガイド体526が回転体525とは別体に形成された変形例4を、示している。
第1〜第7実施形態に関する変形例5では、コイル部533における両側1巻目部分535,536以外のコイル残部分537に対して径方向内側の一部分に、逃がし部524,2524,3524,4524,5524,7524が位置していてもよい。ここで図23は、第7実施形態に関して逃がし部7524がコイル残部分537に対する径方向内側の一部分に位置する変形例5を、示している。
第1〜7実施形態に関する変形例6のコイル部533では、1巻目部分535,536のうち逃がし部524,2524,3524,4524,5524,7524が設けられた側となる少なくとも一方は、それら1巻目部分以外のコイル残部分537よりも拡径されていてもよい。ここで図24は、第7実施形態に関して少なくとも1巻目部分535,536が拡径された変形例6を、示している。
第2実施形態に関する変形例7では、図25に示すように、コイル部533における第1フック部531側の1巻目部分535に対して、径方向内側に位置する逃がし部524が設けられていなくてもよい。ここで図示はしないが、変形例7ではさらに第3又は第4実施形態に準じて(即ち変形例3に準じて)、逃がし部2524が傾斜していてもよい。また図示はしないが、変形例7ではさらに第6実施形態に準じて(即ち変形例4に準じて)、ガイド体2526が回転体525とは別体に形成されていてもよい。
第7実施形態に関する変形例8では、図26に示すように、コイル部533における第1フック部531側の1巻目部分535に対して、径方向内側に位置する逃がし部524が設けられていなくてもよい。ここで図示はしないが、変形例8ではさらに第6実施形態に準じて(即ち変形例4に準じて)、ガイド体7526が回転体525とは別体に形成されていてもよい。
第6実施形態に関する変形例9では、図27に示すように、回転中心線Crに沿う軸方向の回転体6525側から反対側へと離間するに従って、ガイド体6526が段階的に拡径されていてもよい。第6実施形態に関する変形例10では、図28に示すように、コイル部533における両側1巻目部分535,536以外のコイル残部分537の径方向内側にて、ガイド体6526の一部が外周面529よりも縮径されていてもよい。
第1〜第7実施形態に関する変形例11では、固定係合部330が可動係合部528よりも径方向内側に配置されていてもよい。第1〜第7実施形態に関する変形例12のデフォルト位置Ldでは、コイル部533における1巻目部分535,536のうち少なくとも一方が可動係合部528に係合するのに加えて又は代えて、固定係合部330に係合してもよい。
第1〜第7実施形態に関する変形例13では、回転領域Rl,Rsのうち一方が設定されなくてもよい。ここで、小回転領域Rsが設定されない変形例13のデフォルト位置Ldではさらに、第1実施形態又は変形例12で説明の係合態様に代えて、第1フック部531が可動係合部528に係合し且つ第2フック部532が固定係合部330に係合してもよい。また、大回転領域Rlが設定されない変形例13のデフォルト位置Ldではさらに、第1実施形態又は変形例12で説明の係合態様に代えて、第1フック部531が固定係合部330に係合し且つ第2フック部532が可動係合部528に係合してもよい。
第1〜第7実施形態に関する変形例14では、例えば内燃機関の排気ガスが流通する流体通路2を有した絞り弁装置等に、本発明が適用されてもよい。ここで排気再循環装置(EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置)は、変形例14として排気ガスが流通する流体通路2を有した絞り弁装置、又は変形例14として排気ガスが流通し且つ吸入空気も流通する流体通路2を有した絞り弁装置の例である。
1 絞り弁装置、2 流体通路、10 絞り弁体、20 弁軸、30 弁ボディ、53 コイルばね、330 固定係合部、523,6523 最終段ギア、524,2524,3524,4524,5524,7524 逃がし部、524a,2524a,3524a,4524a 凹底面、525,6525 回転体、526,2526,3526,4526,5526,6526,7526 ガイド体、528 可動係合部、529,4529 外周面、531 第1フック部、532 第2フック部、533 コイル部、535,536 1巻目部分、537 コイル残部分、2533a,3533a コイル端面、Cc コイル中心線、Cr 回転中心線、Ld デフォルト位置、Pc1,Pc2 接点、Pe1,Pe2 係合箇所、Rl 大回転領域、Rs 小回転領域、Sc1,Sc2 接平面、Sp 仮想周面

Claims (13)

  1. 固定係合部(330)を有し、流体通路(2)を形成する弁ボディ(30)と、
    前記流体通路の開度を増減する絞り弁体(10)と、
    可動係合部(528)を有し、前記絞り弁体と一体回転する回転体(525,6525)と、
    第1フック部(531)及び第2フック部(532)の間にコイル部(533)を有する捩じりコイルばね(53)と、
    前記コイル部を径方向内側からガイドするガイド体(526,2526,3526,4526,5526,6526,7526)とを、備え、
    駆動力の消失により前記回転体がデフォルト位置(Ld)に定位するとき、前記第1フック部と前記第2フック部とはそれぞれ、前記固定係合部及び前記可動係合部のうち少なくとも1つずつに係合し、前記駆動力の発生により前記回転体が前記デフォルト位置から回転するとき、前記第1フック部と前記第2フック部とはそれぞれ、前記固定係合部及び前記可動係合部のうち一方と他方とに係合し、
    前記ガイド体は、前記コイル部における前記第1フック部側の1巻目部分(535)及び前記第2フック部側の1巻目部分(536)のうち少なくとも一方の径方向内側にて、前記コイル部を逃がす逃がし部(524,2524,3524,4524,5524,7524)を、有する絞り弁装置。
  2. 前記デフォルト位置において前記固定係合部及び前記可動係合部のうち少なくとも1つである係合対象に前記第1フック部が係合する係合箇所を通る接平面(Sc1)は、前記ガイド体(526,2526,3526,4526,5526,6526,7526)における前記逃がし部(524,3524,4524,5524)以外の外周面(529,4529)を、前記ガイド体の中心線(Cr)に沿って投影してなる仮想周面(Sp)に、前記第1フック部よりも前記係合対象側の接点(Pc1)にて接し、
    前記コイル部における前記第1フック部側の1巻目部分(535)に対して径方向内側に位置する前記逃がし部は、前記接点を含む箇所に設けられている請求項1に記載の絞り弁装置。
  3. 前記デフォルト位置において前記固定係合部及び前記可動係合部のうち少なくとも1つである係合対象に前記第2フック部が係合する係合箇所を通る接平面(Sc2)は、前記ガイド体(2526,7526)における前記逃がし部(2524,7524)以外の外周面(529)を、前記ガイド体の中心線(Cr)に沿って投影してなる仮想周面(Sp)に、前記第2フック部よりも前記係合対象側の接点(Pc2)にて接し、
    前記コイル部における前記第2フック部側の1巻目部分(536)に対して径方向内側に位置する前記逃がし部は、前記接点を含む箇所に設けられている請求項1に記載の絞り弁装置。
  4. 前記逃がし部(3524,4524)は、前記コイル部のコイル端面(533a,3533a)に近づくほど前記ガイド体(3526,4526)の中心線(Cr)側へ傾斜している請求項1〜3のいずれか1項に記載の絞り弁装置。
  5. 前記デフォルト位置では、前記逃がし部(4524)が前記コイル部の中心線(Cc)に沿って傾斜した状態となる請求項4に記載の絞り弁装置。
  6. 前記デフォルト位置からずれた回転領域(Ps)にて、前記第1フック部と前記第2フック部とはそれぞれ、前記固定係合部と前記可動係合部とに係合し、
    前記逃がし部(524,3524,4524,5524)は、前記コイル部における前記第1フック部側の1巻目部分(535)に対して径方向内側に位置する請求項1〜5のいずれか1項に記載の絞り弁装置。
  7. 前記デフォルト位置を挟む両側の回転領域(Ps,Pl)のうち、前記回転体に許容される回転角度が小さい側の回転領域(Ps)にて、前記第1フック部と前記第2フック部とはそれぞれ、前記固定係合部と前記可動係合部とに係合する請求項6に記載の絞り弁装置。
  8. 前記デフォルト位置からずれた回転領域(Pl)にて、前記第1フック部と前記第2フック部とはそれぞれ、前記可動係合部と前記固定係合部とに係合し、
    前記逃がし部(524,3524,4524,5524)は、前記コイル部における前記第1フック部側の1巻目部分(535)に対して径方向内側に位置する請求項1〜5のいずれか1項に記載の絞り弁装置。
  9. 固定係合部(330)を有し、流体通路(2)を形成する弁ボディ(30)と、
    前記流体通路の開度を増減する絞り弁体(10)と、
    可動係合部(528)を有し、前記絞り弁体と一体回転する回転体(525,6525)と、
    第1フック部(531)及び第2フック部(532)の間にコイル部(533)を有する捩じりコイルばね(53)と、
    前記コイル部を径方向内側からガイドするガイド体(526,2526,3526,4526,5526,6526,7526)とを、備え、
    駆動力の消失により前記回転体がデフォルト位置(Ld)に定位するとき、前記第1フック部と前記第2フック部とはそれぞれ、前記固定係合部及び前記可動係合部のうち少なくとも1つずつに係合し、前記駆動力の発生により前記回転体が前記デフォルト位置から回転するとき、前記第1フック部と前記第2フック部とはそれぞれ、前記固定係合部及び前記可動係合部のうち一方と他方とに係合し、
    前記コイル部における前記第1フック部側の1巻目部分(535)及び前記第2フック部側の1巻目部分(536)のうち少なくとも一方の径方向内側にて、前記ガイド体が縮径されている絞り弁装置。
  10. 前記デフォルト位置からずれた回転領域(Ps)にて、前記第1フック部と前記第2フック部とはそれぞれ、前記固定係合部と前記可動係合部とに係合し、
    前記ガイド体(526,2526,3526,4526,5526,6526,7526)は、前記コイル部における前記第1フック部側の1巻目部分(535)の径方向内側にて縮径されている請求項9に記載の絞り弁装置。
  11. 前記デフォルト位置を挟む両側の回転領域(Ps,Pl)のうち、前記回転体に許容される回転角度が小さい側の回転領域(Ps)にて、前記第1フック部と前記第2フック部とはそれぞれ、前記固定係合部と前記可動係合部とに係合する請求項10に記載の絞り弁装置。
  12. 前記デフォルト位置からずれた回転領域(Pl)にて、前記第1フック部と前記第2フック部とはそれぞれ、前記可動係合部と前記固定係合部とに係合し、
    前記ガイド体(526,2526,3526,4526,5526,6526,7526)は、前記コイル部における前記第1フック部側の1巻目部分(535)の径方向内側にて縮径されている請求項9に記載の絞り弁装置。
  13. 前記ガイド体(6526)は、前記回転体とは別体に形成されている請求項1〜12のいずれか1項に記載の絞り弁装置。
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