JPH06117281A - 内燃機関用スロットル弁開閉装置 - Google Patents
内燃機関用スロットル弁開閉装置Info
- Publication number
- JPH06117281A JPH06117281A JP26189392A JP26189392A JPH06117281A JP H06117281 A JPH06117281 A JP H06117281A JP 26189392 A JP26189392 A JP 26189392A JP 26189392 A JP26189392 A JP 26189392A JP H06117281 A JPH06117281 A JP H06117281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torsion spring
- sleeve
- throttle valve
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、操作中におけるスリーブの摩耗
を低減すると共に騒音を抑制した内燃機関用スロットル
弁開閉装置を得る。 【構成】 内側捩りスプリング8A及び外側捩りスプリ
ング9Aの各両端のうちの少なくとも1つの端部に近接
したスプリング巻回径を中央部の巻回径よりも大きく設
定し、スリーブ外周面に対する各捩りスプリングの傾斜
による局部的な接触を避けてその接触力を分散させる。
を低減すると共に騒音を抑制した内燃機関用スロットル
弁開閉装置を得る。 【構成】 内側捩りスプリング8A及び外側捩りスプリ
ング9Aの各両端のうちの少なくとも1つの端部に近接
したスプリング巻回径を中央部の巻回径よりも大きく設
定し、スリーブ外周面に対する各捩りスプリングの傾斜
による局部的な接触を避けてその接触力を分散させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スリーブに巻かれた
捩りスプリングを有する内燃機関用スロットル弁開閉装
置に関し、特に捩りスプリングとスリーブとの摩擦によ
るスリーブの摩耗及び騒音の発生を防止した内燃機関用
スロットル弁開閉装置に関するものである。
捩りスプリングを有する内燃機関用スロットル弁開閉装
置に関し、特に捩りスプリングとスリーブとの摩擦によ
るスリーブの摩耗及び騒音の発生を防止した内燃機関用
スロットル弁開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特願平2-336194号明細書に
記載された一般的な内燃機関用スロットル弁開閉装置を
示す断面図である。図において、1は内燃機関の吸気管
となるスロットルボディ、1aはスロットルボディ1に突
設されたフック部、2はスロットルボディ1内に回動自
在に配置されて吸気管を開閉するスロットル弁、3はス
ロットルボディ1に枢着されてスロットル弁2を固定す
る弁軸、3aは弁軸3の一端に形成された面取り部、3bは
弁軸3の中間部に形成された円柱部、4はナット5によ
り面取り部3aに固定されたスロットルレバー、6はスロ
ットルレバー4と共に面取り部3aに固定されたストッパ
レバーである。
記載された一般的な内燃機関用スロットル弁開閉装置を
示す断面図である。図において、1は内燃機関の吸気管
となるスロットルボディ、1aはスロットルボディ1に突
設されたフック部、2はスロットルボディ1内に回動自
在に配置されて吸気管を開閉するスロットル弁、3はス
ロットルボディ1に枢着されてスロットル弁2を固定す
る弁軸、3aは弁軸3の一端に形成された面取り部、3bは
弁軸3の中間部に形成された円柱部、4はナット5によ
り面取り部3aに固定されたスロットルレバー、6はスロ
ットルレバー4と共に面取り部3aに固定されたストッパ
レバーである。
【0003】7は円柱部3bの外周に同心的に配設された
スリーブであり、一端に形成されたフランジ部7aと、フ
ランジ部7aを介して一体結合された内側スリーブ7b及び
外側スリーブ7cを有し、二重構造をなしている。8は内
側スリーブ7bの外周に巻かれた内側捩りスプリング、9
は外側スリーブ7cの外周に巻かれた外側捩りスプリング
であり、各捩りスプリング8及び9の一端はストッパレ
バー6に係止され、他端はフック部1aに係止されてい
る。
スリーブであり、一端に形成されたフランジ部7aと、フ
ランジ部7aを介して一体結合された内側スリーブ7b及び
外側スリーブ7cを有し、二重構造をなしている。8は内
側スリーブ7bの外周に巻かれた内側捩りスプリング、9
は外側スリーブ7cの外周に巻かれた外側捩りスプリング
であり、各捩りスプリング8及び9の一端はストッパレ
バー6に係止され、他端はフック部1aに係止されてい
る。
【0004】尚、外側スリーブ7cの一部には、内側捩り
スプリング8の端部を導出し且つ内側捩りスプリング8
と外側スリーブ7cとの干渉を防止するために、軸方向に
伸びた切欠溝(図示せず)が形成されている。又、フラン
ジ部7aとは反対側の外側スリーブ7cの端部には、部分的
なフランジ部7dが形成されている。フランジ部7dの外径
は、フランジ部7aの外径と同様に、外側捩りスプリング
9の内径よりも大きいが、フランジ部7dが部分的にしか
設けられていないので、設けられていない部分から外側
捩りスプリング9を装着することができる。
スプリング8の端部を導出し且つ内側捩りスプリング8
と外側スリーブ7cとの干渉を防止するために、軸方向に
伸びた切欠溝(図示せず)が形成されている。又、フラン
ジ部7aとは反対側の外側スリーブ7cの端部には、部分的
なフランジ部7dが形成されている。フランジ部7dの外径
は、フランジ部7aの外径と同様に、外側捩りスプリング
9の内径よりも大きいが、フランジ部7dが部分的にしか
設けられていないので、設けられていない部分から外側
捩りスプリング9を装着することができる。
【0005】次に、図4に示した従来の内燃機関用スロ
ットル弁開閉装置の動作について説明する。図4はアク
セルペダル(図示せず)が操作されていない状態を示し、
スロットル弁2はスロットルボディ1に対し垂直となっ
て吸気管を閉じているものとする。このとき、各捩りス
プリング8及び9は、スロットル弁2の閉成状態を保持
するように弁軸3を付勢している。
ットル弁開閉装置の動作について説明する。図4はアク
セルペダル(図示せず)が操作されていない状態を示し、
スロットル弁2はスロットルボディ1に対し垂直となっ
て吸気管を閉じているものとする。このとき、各捩りス
プリング8及び9は、スロットル弁2の閉成状態を保持
するように弁軸3を付勢している。
【0006】ここで、アクセルペダルが操作されると、
スロットルレバー4は、各捩りスプリング8及び9の付
勢力に抗して面取り部3aを中心に90°以内で回動する。
これにより、スロットルレバー4に連結された弁軸3が
回転し、スロットル弁2は、スロットルボディ1に対し
ほぼ平行となって吸気管を開放する。アクセルペダルを
元に戻した場合には、スロットルレバー4及び弁軸3は
各捩りスプリング8及び9の復帰力により逆方向に回転
し、スロットル弁2は吸気管を閉じる。
スロットルレバー4は、各捩りスプリング8及び9の付
勢力に抗して面取り部3aを中心に90°以内で回動する。
これにより、スロットルレバー4に連結された弁軸3が
回転し、スロットル弁2は、スロットルボディ1に対し
ほぼ平行となって吸気管を開放する。アクセルペダルを
元に戻した場合には、スロットルレバー4及び弁軸3は
各捩りスプリング8及び9の復帰力により逆方向に回転
し、スロットル弁2は吸気管を閉じる。
【0007】このように、弁軸3の円柱部3bの外周に一
体構造の内側スリーブ7b及び外側スリーブ7cからなるス
リーブ7を配設し、各スリーブ7b及び7cに捩りスプリン
グ8及び9をそれぞれ巻回すると共に、各捩りスプリン
グ8及び9の各一端をスロットルボディ1のフック部1a
に係止し、各捩りスプリング8及び9の各他端を弁軸3
と一体のストッパレバー6に係止した構造により、スロ
ットルレバー4の回動に伴ってスロットル弁2を回転さ
せることができる。
体構造の内側スリーブ7b及び外側スリーブ7cからなるス
リーブ7を配設し、各スリーブ7b及び7cに捩りスプリン
グ8及び9をそれぞれ巻回すると共に、各捩りスプリン
グ8及び9の各一端をスロットルボディ1のフック部1a
に係止し、各捩りスプリング8及び9の各他端を弁軸3
と一体のストッパレバー6に係止した構造により、スロ
ットルレバー4の回動に伴ってスロットル弁2を回転さ
せることができる。
【0008】このとき、スロットルレバー4の操作に伴
い、ストッパレバー6側の各捩りスプリング8及び9の
一端が回転するので、外側スリーブ7cの切欠溝を介した
外側捩りスプリング9の回転力により、スリーブ7も弁
軸3と共に回転する。
い、ストッパレバー6側の各捩りスプリング8及び9の
一端が回転するので、外側スリーブ7cの切欠溝を介した
外側捩りスプリング9の回転力により、スリーブ7も弁
軸3と共に回転する。
【0009】これに対し、フック部1a側の各捩りスプリ
ング8及び9の他端は、スロットルボディ1に固定され
ているので回転せず、スリーブ7との間で摺動すること
になる。特に、各捩りスプリング8及び9は、装着時の
付勢力により、図示したように、スリーブ7の外周面に
対して傾斜した状態で巻回されるので、各捩りスプリン
グ8及び9の端部の1巻分のみがスリーブ7と接触する
ことになり、フック部1a側の端部における摩擦力は無視
できない程度に大きくなり得る。
ング8及び9の他端は、スロットルボディ1に固定され
ているので回転せず、スリーブ7との間で摺動すること
になる。特に、各捩りスプリング8及び9は、装着時の
付勢力により、図示したように、スリーブ7の外周面に
対して傾斜した状態で巻回されるので、各捩りスプリン
グ8及び9の端部の1巻分のみがスリーブ7と接触する
ことになり、フック部1a側の端部における摩擦力は無視
できない程度に大きくなり得る。
【0010】従って、アクセルペダルの操作中におい
て、各捩りスプリング8及び9の端部との接触部でスリ
ーブ7の摩耗が生じたり、両者の摩擦力により騒音が生
じることになる。特に、スリーブ7は一般に熱硬化性樹
脂で釣鐘状に一体成形されているので、摩擦音(キーキ
ー音)が共鳴し易く、騒音が増幅されてしまう。
て、各捩りスプリング8及び9の端部との接触部でスリ
ーブ7の摩耗が生じたり、両者の摩擦力により騒音が生
じることになる。特に、スリーブ7は一般に熱硬化性樹
脂で釣鐘状に一体成形されているので、摩擦音(キーキ
ー音)が共鳴し易く、騒音が増幅されてしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関用スロ
ットル弁開閉装置は以上のように、各捩りスプリング8
及び9が同心的で且つ同一巻回径であるため、スリーブ
7に対して1巻分のみが局部的に接触して摩擦力が集中
してしまう。従って、スロットル弁2の操作中にスリー
ブ7が摩耗損傷を受けたり、大きな騒音を発生して不快
感を与えるという問題点があった。
ットル弁開閉装置は以上のように、各捩りスプリング8
及び9が同心的で且つ同一巻回径であるため、スリーブ
7に対して1巻分のみが局部的に接触して摩擦力が集中
してしまう。従って、スロットル弁2の操作中にスリー
ブ7が摩耗損傷を受けたり、大きな騒音を発生して不快
感を与えるという問題点があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、操作中におけるスリーブの摩耗
を低減すると共に騒音を抑制した内燃機関用スロットル
弁開閉装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、操作中におけるスリーブの摩耗
を低減すると共に騒音を抑制した内燃機関用スロットル
弁開閉装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る内燃機関用スロットル弁開閉装置は、内側捩りスプリ
ング及び外側捩りスプリングの各両端のうちの少なくと
も1つの端部に近接したスプリング巻回径を中央部の巻
回径よりも大きく設定したものである。
る内燃機関用スロットル弁開閉装置は、内側捩りスプリ
ング及び外側捩りスプリングの各両端のうちの少なくと
も1つの端部に近接したスプリング巻回径を中央部の巻
回径よりも大きく設定したものである。
【0014】又、この発明の請求項2に係る内燃機関用
スロットル弁開閉装置は、内側捩りスプリング及び外側
捩りスプリングのうちの少なくとも一方を、熱可塑性ポ
リエステル又は熱可塑性ポリアミド樹脂を基本材料とす
る低硬度材で形成したものである。
スロットル弁開閉装置は、内側捩りスプリング及び外側
捩りスプリングのうちの少なくとも一方を、熱可塑性ポ
リエステル又は熱可塑性ポリアミド樹脂を基本材料とす
る低硬度材で形成したものである。
【0015】
【作用】この発明の請求項1においては、内側捩りスプ
リング又は外側捩りスプリングの端部の巻回径を大きく
することにより、スリーブとの接触面積を増大させ、ス
リーブ外周面に対する各捩りスプリングの傾斜による接
触力を分散させる。
リング又は外側捩りスプリングの端部の巻回径を大きく
することにより、スリーブとの接触面積を増大させ、ス
リーブ外周面に対する各捩りスプリングの傾斜による接
触力を分散させる。
【0016】又、この発明の請求項2においては、捩り
スプリングを低硬度材で形成することにより、スリーブ
との摩擦力を低減する。
スプリングを低硬度材で形成することにより、スリーブ
との摩擦力を低減する。
【0017】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1を示す断面図であり、
1〜7は前述と同様のものである。又、8A及び9Aは、内
側捩りスプリング8及び外側捩りスプリング9にそれぞ
れ対応している。
する。図1はこの発明の実施例1を示す断面図であり、
1〜7は前述と同様のものである。又、8A及び9Aは、内
側捩りスプリング8及び外側捩りスプリング9にそれぞ
れ対応している。
【0018】図2は内側捩りスプリング8Aの具体的形状
を示す(a)正面図及び(b)側面図、図3は外側捩りスプ
リング9Aの具体的形状を示す(a)正面図及び(b)側面図
であり、各捩りスプリング8A及び9Aは、それぞれ、図2
及び図3に示すように形成されている。
を示す(a)正面図及び(b)側面図、図3は外側捩りスプ
リング9Aの具体的形状を示す(a)正面図及び(b)側面図
であり、各捩りスプリング8A及び9Aは、それぞれ、図2
及び図3に示すように形成されている。
【0019】即ち、内側捩りスプリング8Aの巻初め部8a
及び巻終り部8bに近接した約2巻分の巻回径D1は中央部
8cの巻回径D2よりも大きく、同様に、外側捩りスプリン
グ9Aの巻初め部9a及び巻終り部9bに近接した約2巻分の
巻回径D3は、中央部9cの巻回径D4よりも大きく設定され
ている。ここでは、各捩りスプリング8A及び9Aの両端部
の約2巻分の巻回径を大きくした場合を示したが、少な
くとも1巻分を大きくすればよい。
及び巻終り部8bに近接した約2巻分の巻回径D1は中央部
8cの巻回径D2よりも大きく、同様に、外側捩りスプリン
グ9Aの巻初め部9a及び巻終り部9bに近接した約2巻分の
巻回径D3は、中央部9cの巻回径D4よりも大きく設定され
ている。ここでは、各捩りスプリング8A及び9Aの両端部
の約2巻分の巻回径を大きくした場合を示したが、少な
くとも1巻分を大きくすればよい。
【0020】図2及び図3に示した形状の内側捩りスプ
リング8A及び外側捩りスプリング9Aを用いることによ
り、図1のように、各捩りスプリング8A及び9Aが傾斜し
ても、スリーブ7の外周面に対して複数の巻数分だけ接
触するので、各捩りスプリング8A及び9Aとスリーブ7の
外周面との接触部の面積が実質的に大きくなる。
リング8A及び外側捩りスプリング9Aを用いることによ
り、図1のように、各捩りスプリング8A及び9Aが傾斜し
ても、スリーブ7の外周面に対して複数の巻数分だけ接
触するので、各捩りスプリング8A及び9Aとスリーブ7の
外周面との接触部の面積が実質的に大きくなる。
【0021】この結果、各捩りスプリング8A及び9Aとス
リーブ7との接触力が分散してスリーブ7の摩耗や騒音
が抑制され、スロットル弁開閉装置としての信頼性が向
上する。又、摩擦力の低下により、スリーブ7の材料と
して硬度及び強度を低減した低グレード材を使用するこ
とが可能となり、コストダウンを図ることができる。
リーブ7との接触力が分散してスリーブ7の摩耗や騒音
が抑制され、スロットル弁開閉装置としての信頼性が向
上する。又、摩擦力の低下により、スリーブ7の材料と
して硬度及び強度を低減した低グレード材を使用するこ
とが可能となり、コストダウンを図ることができる。
【0022】実施例2.尚、上記実施例では、内側捩り
スプリング8A及び外側捩りスプリング9Aの各両端部の巻
回径D1及びD3を大きくしたが、少なくとも一方の捩りス
プリングの一端に近接したスプリング巻回径を大きくす
れば摩耗及び騒音の抑制効果を奏することは言うまでも
ない。
スプリング8A及び外側捩りスプリング9Aの各両端部の巻
回径D1及びD3を大きくしたが、少なくとも一方の捩りス
プリングの一端に近接したスプリング巻回径を大きくす
れば摩耗及び騒音の抑制効果を奏することは言うまでも
ない。
【0023】実施例3.又、各捩りスプリング8A及び9A
を同心的に形成した場合を示したが、スプリング中央部
に対して端部(例えばフック部1aの近傍)を偏心させたう
えで、巻回径を大きくしてもよい。
を同心的に形成した場合を示したが、スプリング中央部
に対して端部(例えばフック部1aの近傍)を偏心させたう
えで、巻回径を大きくしてもよい。
【0024】実施例4.更に、各捩りスプリング8A及び
9Aのうちの少なくとも一方を、熱可塑性ポリエステル又
は熱可塑性ポリアミド樹脂を基本材料とする低硬度材で
形成すれば、スリーブ7との摩擦力が更に低減し、摩耗
及び騒音の発生を更に抑制することができる。
9Aのうちの少なくとも一方を、熱可塑性ポリエステル又
は熱可塑性ポリアミド樹脂を基本材料とする低硬度材で
形成すれば、スリーブ7との摩擦力が更に低減し、摩耗
及び騒音の発生を更に抑制することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、内側捩りスプリング及び外側捩りスプリングの各両
端のうちの少なくとも1つの端部に近接したスプリング
巻回径を中央部の巻回径よりも大きく設定し、スリーブ
との接触面積を増大させて、スリーブ外周面に対する各
捩りスプリングの傾斜による接触力を分散させるように
したので、操作中におけるスリーブの摩耗を低減すると
共に騒音を抑制した内燃機関用スロットル弁開閉装置が
得られる効果がある。
ば、内側捩りスプリング及び外側捩りスプリングの各両
端のうちの少なくとも1つの端部に近接したスプリング
巻回径を中央部の巻回径よりも大きく設定し、スリーブ
との接触面積を増大させて、スリーブ外周面に対する各
捩りスプリングの傾斜による接触力を分散させるように
したので、操作中におけるスリーブの摩耗を低減すると
共に騒音を抑制した内燃機関用スロットル弁開閉装置が
得られる効果がある。
【0026】又、この発明の請求項2によれば、更に、
内側捩りスプリング及び外側捩りスプリングのうちの少
なくとも一方を、熱可塑性ポリエステル又は熱可塑性ポ
リアミド樹脂を基本材料とする低硬度材で形成し、スリ
ーブとの摩擦力を低減するようにしたので、操作中にお
けるスリーブの摩耗を低減すると共に騒音を抑制した内
燃機関用スロットル弁開閉装置が得られる効果がある。
内側捩りスプリング及び外側捩りスプリングのうちの少
なくとも一方を、熱可塑性ポリエステル又は熱可塑性ポ
リアミド樹脂を基本材料とする低硬度材で形成し、スリ
ーブとの摩擦力を低減するようにしたので、操作中にお
けるスリーブの摩耗を低減すると共に騒音を抑制した内
燃機関用スロットル弁開閉装置が得られる効果がある。
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例1による内側捩りスプリング
の形状を示す正面図及び側面図である。
の形状を示す正面図及び側面図である。
【図3】この発明の実施例1による外側捩りスプリング
の形状を示す正面図及び側面図である。
の形状を示す正面図及び側面図である。
【図4】従来の内燃機関用スロットル弁開閉装置を示す
断面図である。
断面図である。
1 スロットルボディ 2 スロットル弁 3 弁軸 6 ストッパレバー 7 スリーブ 7b 内側スリーブ 7c 外側スリーブ 8A 内側捩りスプリング 9A 外側捩りスプリング D1、D3 端部の巻回径 D2、D4 中央部の巻回径
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一体構成の内側スリ
ーブ及び外側スリーブにそれぞれ巻かれた内側捩りスプ
リング及び外側捩りスプリングを有する内燃機関用スロ
ットル弁開閉装置に関するものである。
ーブ及び外側スリーブにそれぞれ巻かれた内側捩りスプ
リング及び外側捩りスプリングを有する内燃機関用スロ
ットル弁開閉装置に関するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特願平2-336194号明細書に
記載された従来の内燃機関用スロットル弁開閉装置を示
す断面図である。図において、1は内燃機関の吸気管と
なるスロットルボディ、1aはスロットルボディ1に突設
されたフック部、2はスロットルボディ1内に回動自在
に配置されて吸気管を開閉するスロットル弁、3はスロ
ットルボディ1に枢着されてスロットル弁2を固定する
弁軸、3aは弁軸3の一端に形成された面取り部、3bは弁
軸3の中間部に形成された円柱部、4はナット5により
面取り部3aに固定されたスロットルレバー、6はスロッ
トルレバー4と共に面取り部3aに固定されたストッパレ
バーである。
記載された従来の内燃機関用スロットル弁開閉装置を示
す断面図である。図において、1は内燃機関の吸気管と
なるスロットルボディ、1aはスロットルボディ1に突設
されたフック部、2はスロットルボディ1内に回動自在
に配置されて吸気管を開閉するスロットル弁、3はスロ
ットルボディ1に枢着されてスロットル弁2を固定する
弁軸、3aは弁軸3の一端に形成された面取り部、3bは弁
軸3の中間部に形成された円柱部、4はナット5により
面取り部3aに固定されたスロットルレバー、6はスロッ
トルレバー4と共に面取り部3aに固定されたストッパレ
バーである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】尚、外側スリーブ7cの一部には、内側捩り
スプリング8の端部を導出し且つ内側捩りスプリング8
と外側スリーブ7cとの干渉を防止するために、軸方向に
伸びた切欠溝(図示せず)が形成されている。又、フラン
ジ部7aとは反対側の外側スリーブ7cの端部には、スリー
ブ7の軸心に対して偏心してフランジ部7dが形成されて
いる。フランジ部7dの外径は、外側捩りスプリング9の
内径以下であるので、外側捩りスプリング9を装着する
ことができる。又、各捩りスプリング8及び9は、図示
したように傾斜しており、各両端部の内側が各スリーブ
7b及び7cの外周面に接触し、内側捩りスプリング8の外
側は外側スリーブ7cの内周面からわずかに離れている。
スプリング8の端部を導出し且つ内側捩りスプリング8
と外側スリーブ7cとの干渉を防止するために、軸方向に
伸びた切欠溝(図示せず)が形成されている。又、フラン
ジ部7aとは反対側の外側スリーブ7cの端部には、スリー
ブ7の軸心に対して偏心してフランジ部7dが形成されて
いる。フランジ部7dの外径は、外側捩りスプリング9の
内径以下であるので、外側捩りスプリング9を装着する
ことができる。又、各捩りスプリング8及び9は、図示
したように傾斜しており、各両端部の内側が各スリーブ
7b及び7cの外周面に接触し、内側捩りスプリング8の外
側は外側スリーブ7cの内周面からわずかに離れている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】次に、図4に示した従来の内燃機関用スロ
ットル弁開閉装置の動作について説明する。図4はアク
セルペダル(図示せず)が操作されていない状態を示し、
スロットル弁2は、吸気管を閉じているものとする。こ
のとき、各捩りスプリング8及び9は、スロットル弁2
の閉成状態を保持するように弁軸3を付勢している。
ットル弁開閉装置の動作について説明する。図4はアク
セルペダル(図示せず)が操作されていない状態を示し、
スロットル弁2は、吸気管を閉じているものとする。こ
のとき、各捩りスプリング8及び9は、スロットル弁2
の閉成状態を保持するように弁軸3を付勢している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】ここで、アクセルペダルが操作されると、
スロットルレバー4は、各捩りスプリング8及び9の付
勢力に抗して面取り部3aを中心に90°以内で回動する。
これにより、スロットルレバー4に連結された弁軸3が
回転し、スロットル弁2は、吸気管を開放する。アクセ
ルペダルを元に戻した場合には、スロットルレバー4及
び弁軸3は各捩りスプリング8及び9の復帰力により逆
方向に回転し、スロットル弁2は吸気管を閉じる。
スロットルレバー4は、各捩りスプリング8及び9の付
勢力に抗して面取り部3aを中心に90°以内で回動する。
これにより、スロットルレバー4に連結された弁軸3が
回転し、スロットル弁2は、吸気管を開放する。アクセ
ルペダルを元に戻した場合には、スロットルレバー4及
び弁軸3は各捩りスプリング8及び9の復帰力により逆
方向に回転し、スロットル弁2は吸気管を閉じる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】このように、弁軸3の円柱部3bの外周に一
体構造の内側スリーブ7b及び外側スリーブ7cからなるス
リーブ7を配設し、各スリーブ7b及び7cに捩りスプリン
グ8及び9をそれぞれ巻回すると共に、各捩りスプリン
グ8及び9の各一端をスロットルボディ1のフック部1a
に係止し、各捩りスプリング8及び9の各他端を弁軸3
に固定されたストッパレバー6に係止した構造により、
スロットルレバー4の回動に伴ってスロットル弁2を回
転させることができる。
体構造の内側スリーブ7b及び外側スリーブ7cからなるス
リーブ7を配設し、各スリーブ7b及び7cに捩りスプリン
グ8及び9をそれぞれ巻回すると共に、各捩りスプリン
グ8及び9の各一端をスロットルボディ1のフック部1a
に係止し、各捩りスプリング8及び9の各他端を弁軸3
に固定されたストッパレバー6に係止した構造により、
スロットルレバー4の回動に伴ってスロットル弁2を回
転させることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】このとき、スロットルレバー4の操作に伴
い、ストッパレバー6側の各捩りスプリング8及び9の
一端が回転するので、外側スリーブ7cの切欠溝を介した
内側捩りスプリング8の回転力により、スリーブ7も弁
軸3と共に回転する。
い、ストッパレバー6側の各捩りスプリング8及び9の
一端が回転するので、外側スリーブ7cの切欠溝を介した
内側捩りスプリング8の回転力により、スリーブ7も弁
軸3と共に回転する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、操作中におけるスリーブの摩耗
を低減すると共に騒音を抑制した内燃機関用スロットル
弁開閉装置を得ることを目的とする。又、この発明は、
騒音を更に抑制すると共にコストダウンを実現した内燃
機関用スロットル弁開閉装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、操作中におけるスリーブの摩耗
を低減すると共に騒音を抑制した内燃機関用スロットル
弁開閉装置を得ることを目的とする。又、この発明は、
騒音を更に抑制すると共にコストダウンを実現した内燃
機関用スロットル弁開閉装置を得ることを目的とする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】又、この発明の請求項2に係る内燃機関用
スロットル弁開閉装置は、請求項1の構成において、ス
リーブを、熱可塑性ポリエステル又は熱可塑性ポリアミ
ド樹脂を基本材料とする低硬度材で形成したものであ
る。
スロットル弁開閉装置は、請求項1の構成において、ス
リーブを、熱可塑性ポリエステル又は熱可塑性ポリアミ
ド樹脂を基本材料とする低硬度材で形成したものであ
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【作用】この発明の請求項1においては、内側捩りスプ
リング又は外側捩りスプリングの端部の巻回径を大きく
することにより、スリーブ外周面に対する各捩りスプリ
ングの傾斜による接触力を分散させる。
リング又は外側捩りスプリングの端部の巻回径を大きく
することにより、スリーブ外周面に対する各捩りスプリ
ングの傾斜による接触力を分散させる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】又、この発明の請求項2においては、スリ
ーブを低硬度材で形成することにより、スプリングとの
摩擦音の共鳴を抑制する。
ーブを低硬度材で形成することにより、スプリングとの
摩擦音の共鳴を抑制する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図2及び図3に示した形状の内側捩りスプ
リング8A及び外側捩りスプリング9Aを用いることによ
り、図1のように、各捩りスプリング8A及び9Aが傾斜し
ても、スリーブ7の外周面に対して複数の巻数分だけ接
触するので、各捩りスプリング8A及び9Aとスリーブ7の
外周面との局部的な接触を避けることができる。
リング8A及び外側捩りスプリング9Aを用いることによ
り、図1のように、各捩りスプリング8A及び9Aが傾斜し
ても、スリーブ7の外周面に対して複数の巻数分だけ接
触するので、各捩りスプリング8A及び9Aとスリーブ7の
外周面との局部的な接触を避けることができる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この結果、各捩りスプリング8A及び9Aとス
リーブ7との接触力が分散してスリーブ7の摩耗が低減
され、スロットル弁開閉装置としての信頼性が向上す
る。
リーブ7との接触力が分散してスリーブ7の摩耗が低減
され、スロットル弁開閉装置としての信頼性が向上す
る。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】実施例2.尚、上記実施例では、内側捩り
スプリング8A及び外側捩りスプリング9Aの各両端部の巻
回径D1及びD3を大きくしたが、少なくとも一方の捩りス
プリングのフック部1a側の端部のみの巻回径を大きくし
てもよい。又、スリーブ7が弁軸3と共に回転するよう
に構成したが、スリーブ7がフック部1a側に固定されて
回転しない構成のものにおいては、各捩りスプリング8A
及 び9Aの少なくとも一方のストップレバー6側の端部の
みの巻半径を大きくすればよいことは言うまでもない。
スプリング8A及び外側捩りスプリング9Aの各両端部の巻
回径D1及びD3を大きくしたが、少なくとも一方の捩りス
プリングのフック部1a側の端部のみの巻回径を大きくし
てもよい。又、スリーブ7が弁軸3と共に回転するよう
に構成したが、スリーブ7がフック部1a側に固定されて
回転しない構成のものにおいては、各捩りスプリング8A
及 び9Aの少なくとも一方のストップレバー6側の端部の
みの巻半径を大きくすればよいことは言うまでもない。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】実施例4.更に、一体構成の内側スリーブ
7b及び外側スリーブ7cからなるスリーブ7を、熱可塑性
ポリエステル又は熱可塑性ポリアミド樹脂を基本材料と
する低硬度材で形成すれば、摩擦音の共鳴を抑制するこ
とができ、摩耗及び騒音の発生を更に抑制することがで
きる。このような低硬度材の使用は、実施例1〜3の捩
りスプリング構成により摩擦力が低下したことによって
可能となり、これによりコストダウンも実現する。
7b及び外側スリーブ7cからなるスリーブ7を、熱可塑性
ポリエステル又は熱可塑性ポリアミド樹脂を基本材料と
する低硬度材で形成すれば、摩擦音の共鳴を抑制するこ
とができ、摩耗及び騒音の発生を更に抑制することがで
きる。このような低硬度材の使用は、実施例1〜3の捩
りスプリング構成により摩擦力が低下したことによって
可能となり、これによりコストダウンも実現する。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、内側捩りスプリング及び外側捩りスプリングの各両
端のうちの少なくとも1つの端部に近接したスプリング
巻回径を中央部の巻回径よりも大きく設定し、スリーブ
外周面に対する各捩りスプリングの傾斜による局部的な
接触を避けてその接触力を分散させるようにしたので、
操作中におけるスリーブの摩耗を低減して信頼性を向上
させると共に、スリーブの摩耗増大に伴う各捩りスプリ
ングとの摩擦音の増大を防止して不快な騒音の発生を阻
止することのできる内燃機関用スロットル弁開閉装置が
得られる効果がある。
ば、内側捩りスプリング及び外側捩りスプリングの各両
端のうちの少なくとも1つの端部に近接したスプリング
巻回径を中央部の巻回径よりも大きく設定し、スリーブ
外周面に対する各捩りスプリングの傾斜による局部的な
接触を避けてその接触力を分散させるようにしたので、
操作中におけるスリーブの摩耗を低減して信頼性を向上
させると共に、スリーブの摩耗増大に伴う各捩りスプリ
ングとの摩擦音の増大を防止して不快な騒音の発生を阻
止することのできる内燃機関用スロットル弁開閉装置が
得られる効果がある。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1の構成において、スリーブを、熱可塑性ポリエステル
又は熱可塑性ポリアミド樹脂を基本材料とする低硬度材
で形成したので、捩りスプリングとの摩擦力を更に低減
して摩擦音を抑制することができると共に、硬度及び強
度の低減させた低グレード材の使用によりコストダウン
を実現した内燃機関用スロットル弁開閉装置が得られる
効果がある。
1の構成において、スリーブを、熱可塑性ポリエステル
又は熱可塑性ポリアミド樹脂を基本材料とする低硬度材
で形成したので、捩りスプリングとの摩擦力を更に低減
して摩擦音を抑制することができると共に、硬度及び強
度の低減させた低グレード材の使用によりコストダウン
を実現した内燃機関用スロットル弁開閉装置が得られる
効果がある。
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (2)
- 【請求項1】 吸気管を形成するスロットルボディに枢
着された弁軸と、 前記弁軸に固定されて前記弁軸の回転により前記吸気管
を開閉するスロットル弁と、 前記弁軸の外周に配置された一体構成の内側スリーブ及
び外側スリーブからなるスリーブと、 前記内側スリーブ及び外側スリーブに巻回されて前記ス
ロットル弁の閉成方向に前記弁軸を付勢する内側捩りス
プリング及び外側捩りスプリングとを備え、 前記内側捩りスプリング及び前記外側捩りスプリングの
各一端が前記弁軸の一端に固定されたストッパレバーに
係止され、前記内側捩りスプリング及び前記外側捩りス
プリングの各他端が前記スロットルボディに係止された
内燃機関用スロットル弁開閉装置において、 前記内側捩りスプリング及び前記外側捩りスプリングの
各両端のうちの少なくとも1つの端部に近接したスプリ
ング巻回径を中央部の巻回径よりも大きく設定したこと
を特徴とする内燃機関用スロットル弁開閉装置。 - 【請求項2】 前記内側捩りスプリング及び前記外側捩
りスプリングのうちの少なくとも一方を、熱可塑性ポリ
エステル又は熱可塑性ポリアミド樹脂を基本材料とする
低硬度材で形成したことを特徴とする請求項1の内燃機
関用スロットル弁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26189392A JPH06117281A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 内燃機関用スロットル弁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26189392A JPH06117281A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 内燃機関用スロットル弁開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06117281A true JPH06117281A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17368231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26189392A Pending JPH06117281A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 内燃機関用スロットル弁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06117281A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004301118A (ja) * | 2003-03-18 | 2004-10-28 | Denso Corp | 電子制御式スロットル制御装置 |
JP2006291912A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Hitachi Ltd | 内燃機関のモータ駆動式絞り弁制御装置 |
JP2011058408A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Aisan Industry Co Ltd | 電子制御式スロットル制御装置 |
CN106050437A (zh) * | 2016-08-01 | 2016-10-26 | 无锡隆盛科技股份有限公司 | 柴油电子节气门 |
WO2019009134A1 (ja) * | 2017-07-07 | 2019-01-10 | 株式会社デンソー | 絞り弁装置 |
JP2021055709A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動弁及び冷凍サイクルシステム |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26189392A patent/JPH06117281A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004301118A (ja) * | 2003-03-18 | 2004-10-28 | Denso Corp | 電子制御式スロットル制御装置 |
JP2006291912A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Hitachi Ltd | 内燃機関のモータ駆動式絞り弁制御装置 |
JP2011058408A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Aisan Industry Co Ltd | 電子制御式スロットル制御装置 |
US8448627B2 (en) | 2009-09-09 | 2013-05-28 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Throttle valve control device |
CN106050437A (zh) * | 2016-08-01 | 2016-10-26 | 无锡隆盛科技股份有限公司 | 柴油电子节气门 |
WO2019009134A1 (ja) * | 2017-07-07 | 2019-01-10 | 株式会社デンソー | 絞り弁装置 |
JP2021055709A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動弁及び冷凍サイクルシステム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0684728B2 (ja) | 内燃機関のスロットル弁開閉装置 | |
CN115163313B (zh) | 节气装置 | |
JPS5851139B2 (ja) | エンジンの絞り弁装置 | |
JPH06117281A (ja) | 内燃機関用スロットル弁開閉装置 | |
US12065983B2 (en) | Throttle device | |
JP3323356B2 (ja) | 絞り弁制御装置 | |
JPH0311383Y2 (ja) | ||
JPH07224691A (ja) | スロットルバルブ装置 | |
JP2008303730A (ja) | 内燃機関のスロットル制御装置 | |
JPS6037464A (ja) | 弁組立体 | |
JP3759307B2 (ja) | 内燃機関用スロットル弁制御装置 | |
US20240209803A1 (en) | Throttle Device | |
JPH04187833A (ja) | スロットル弁戻し装置 | |
JPH05125951A (ja) | 排気ガスタービン過給機 | |
KR19980011541U (ko) | 자동차용 드로틀바디의 드로틀밸브 | |
JPH07217457A (ja) | スロットルバルブ装置 | |
JPH03233146A (ja) | スロットルボディの絞り弁戻し装置 | |
EP0831215A1 (en) | Throttle valve control device | |
JPH06299872A (ja) | 内燃機関のスロットルバルブ戻し装置 | |
JPS5946345A (ja) | 絞弁作動リンク部 | |
JPH05187274A (ja) | 内燃機関のスロツトル弁開閉装置 | |
JPH07103822B2 (ja) | 内燃機関の絞り弁制御装置 | |
JP2001116037A (ja) | ボールジョイント | |
JP2002317660A (ja) | 絞り弁制御装置 | |
JPS63212731A (ja) | 機関の吸気絞弁戻し装置 |